JPH06150519A - ダビング方法およびダビング装置 - Google Patents

ダビング方法およびダビング装置

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JPH06150519A
JPH06150519A JP4299789A JP29978992A JPH06150519A JP H06150519 A JPH06150519 A JP H06150519A JP 4299789 A JP4299789 A JP 4299789A JP 29978992 A JP29978992 A JP 29978992A JP H06150519 A JPH06150519 A JP H06150519A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】旧記録媒体にダビングした後の旧記録部分を自
動的に高速で確実に消去する。 【構成】CDプレーヤ2等の情報再生側からはディスク
16等の記録媒体に記録されている情報の再生が終了す
ると再生終了信号を出力し、カセットデッキ4等の情報
記録側では、この再生終了信号に応答してからはカセッ
トテープ26等の記録媒体における旧記録部分の有無を
検知し、旧記録部分が有ると検知したときには該旧記録
部分を消去し、検知されないときはカセットテープ26
等の記録媒体を早送りで駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤ、カセッ
トテープ、DAT(ディジタル・オーディオ・テープ)
等の情報再生側の第1の記録媒体に記録されている情報
例えば音声とか映像などをカセットテープデッキ等の情
報記録側の第2の記録媒体にダビング録音またはダビン
グ録画させる方法およびそれを用いたダビング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】情報再生側としてのCDプレーヤの記録
媒体としてのディスクの再生駆動と、情報記録側として
のカセットデッキの記録媒体としてのカセットテープの
記録駆動との同期をとりながらディスクの情報をカセッ
トテープに記録させるダビングにおいては、CDプレー
ヤ側でのディスク体の情報再生が終了すると、これに同
期してカセットデッキ側もカセットデッキの駆動を停止
または一時停止させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなダビングで
は、CDプレーヤ側とカセットデッキ側とが互いに同期
して動作するから、ディスクの情報をその情報が記録さ
れている状態のままでカセットテープにダビングさせる
ことができるが、図3を参照して説明するような問題が
指摘される。
【0004】図3の(a)(b)(c)において、aは
カセットデッキ側のダビング前のカセットテープを示
し、bはCDプレーヤ側のディスクの記録部分を示し、
cはカセットデッキ側のダビング後のカセットテープを
示している。そして、(a)においてダビング前のカセ
ットテープaは、その全体が白抜きで未記録テープであ
ることが示されており、それにディスクbの情報Iがダ
ビングされた状態がカセットテープcとして示されてい
るが、このダビング後のカセットテープcにはディスク
bの情報Iのみが記録されてあるのみで、それ以降は未
記録部分のみとなっており、ダビング後における再生上
の問題はない。(b)において、ダビング前のカセット
テープaには旧記録部分Rがあるが、この記録長はディ
スクbの情報Iの記録長よりも短いので、ダビング後の
カセットテープcには、(a)と同様のダビング状態と
なり、したがって、ダビング後における再生上の問題は
ない。
【0005】(c)においては、ダビング前のカセット
テープaには、旧記録部分R1,R2があり、しかも旧
記録部分R1の記録長は情報Iの記録長よりも長くなっ
ている。したがって、このダビング前のカセットテープ
aにディスクbの情報Iをダビングすると、ダビング後
のカセットテープcには情報Iの記録部分の後に、旧記
録部分R1の残りR1′と、他の旧記録部分R2が残る
ことになる。したがって、これをダビング後に再生する
と、情報Iの再生の後すぐに旧記録部分R1の残りR
1′と、他の旧記録部分R2が再生されることになる。
【0006】そこで、このような旧記録部分R1′,R
2を消去する必要があるが、従来では、ダビング後に、
その記録を停止か一時停止状態としたのち、カセットデ
ッキ側を記録モードにして消去操作をする必要かある。
しかしながら、このような消去操作は、旧記録部分とダ
ビング部分との差が大きければ大きい程、消去に要する
時間が長くかかるものとなる。
【0007】したがって、本発明においては、ダビング
の後は、何等消去操作をする必要なく自動的に、しかも
迅速に旧記録部分の消去を行うことができるようにする
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係るダビング方法におい
ては、情報再生側の第1の記録媒体の再生駆動と、情報
記録側の第2の記録媒体の記録駆動との同期をとりなが
ら第1の記録媒体の情報を第2の記録媒体に記録させる
ダビング方法において、情報再生側では第1の記録媒体
に記録されている情報の再生が終了すると再生終了信号
を出力し、情報記録側では、この再生終了信号に応答し
てからは第2の記録媒体に旧記録部分の有無を検知し、
旧記録部分が有ると検知したときには該旧記録部分を消
去し、検知されないときは第2の記録媒体を早送りで駆
動制御することを特徴としている。
【0009】本発明の請求項2に係るダビング装置にお
いては、第1の記録媒体に記録されている情報を再生す
るとともに、その情報の再生終了に応答して再生終了信
号を出力する情報再生側と、第1の記録媒体の再生に同
期してこの情報再生側からの再生出力を第2の記録媒体
に記録するとともに、この再生終了信号に応答する情報
記録側とを有し、情報記録側は、旧記録部分有無検知手
段と、記録制御手段とを備え、旧記録部分有無検知手段
は、第2の記録媒体に旧記録部分の有無を検知するもの
であり、記録制御手段は、情報再生側からの再生終了信
号に応答してからは、旧記録有無検知手段からの旧記録
部分が、有るとの検知入力に応答して第2の記録媒体を
消去モードにして旧記録部分を消去制御し、無いとの検
知入力に応答して第2の記録媒体を早送りで駆動制御す
る動作を第2の記録媒体の終端まで繰り返すように制御
するものであることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項3に係るダビング装置にお
いては、記録制御手段が、情報再生側からの再生終了信
号に応答して第2の記録媒体を所定時間消去モードで駆
動してからは、旧記録有無検知手段からの旧記録部分
が、有るとの検知入力に応答して第2の記録媒体を所定
時間巻戻してのち、この所定時間よりも長い所定時間で
第2の記録媒体を消去モードとして旧記録部分を消去
し、無いとの検知入力に応答して第2の記録媒体を早送
りで駆動制御する動作を第2の記録媒体の終端まで繰り
返すように制御するものであることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1においては、情報再生側では第1の記
録媒体に録音されている情報の再生が終了すると再生終
了信号を出力し、情報記録側では、この再生終了信号に
応答してからは第2の記録媒体に旧録音部分の有無を検
知し、旧記録部分が有ると検知したときには該旧記録部
分を消去し、検知されないときは第2の記録媒体を早送
りで駆動制御するから、第1の記録媒体に録音されてい
る情報の再生が終了すると、第2の記録媒体はダビング
が終了し、かつ、そのダビングの後は、第2の記録媒体
の旧記録部分は、その有無が検知されていくとともに、
旧記録部分が有るときは、それが消去され、旧記録部分
が無ければ早送りされるから、ダビングの後は第2の記
録媒体はその終端まで旧記録部分が消去されながら高速
で駆動されることになり、ダビングを早く終了させるこ
とができる。
【0012】請求項2においては、情報記録側の記録制
御手段によって、情報再生側からの再生終了に応答し
て、第2の記録媒体に旧記録部分が有るとときは該第2
の記録媒体が消去モードにして旧記録部分を消去制御
し、無いときは第2の記録媒体を早送りで駆動制御しつ
つの記録媒体の終端まで繰り返すことになり、ダビング
を早く終了させることができる。
【0013】請求項3においては、記録制御手段によっ
て、情報再生側からの再生が終了すると、第2の記録媒
体は所定時間消去されてから、旧記録部分が有るときは
第2の記録媒体を所定時間巻戻してのち、この所定時間
よりも長い所定時間で第2の記録媒体を消去モードとし
て旧記録部分を消去し、無いときは第2の記録媒体を早
送りで駆動制御する動作を第2の記録媒体の終端まで繰
り返すことになり、ダビングを早く終了させることがで
きるとともに、第2の記録媒体から不要な旧記録部分を
確実に消去することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るダビング装置の
全体の概略構成図であり、この図を参照して本実施例装
置を説明すると、この装置は、情報再生側としてのCD
プレーヤ2と、情報記録側としてのカセットデッキ4
と、CDプレーヤ2の第1の記録媒体としてのディスク
に記録されてある情報を、カセットデッキ4の第2の記
録媒体としてのカセットテープにダビングで記録するた
めの動作を制御する制御手段としてのコントローラ6と
を備えている。
【0015】CDプレーヤ2は、スピンドルモータ8、
光ピックアップ10、サーボ系12、および信号処理回
路14を備え、ディスク16をスピンドルモータ8によ
って回転駆動させながら、光ピックアップ10によって
ディスク16に記録されている情報を光学的に読み取
り、その読み取り信号を信号処理回路14において増
幅、復調、およびD/A変換などの適宜の信号処理を施
したうえで再生情報として出力する。この場合、コント
ローラ6は、サーボ系12に制御信号を与えて、スピン
ドルモータ8と光ピックアップ10とに対してスピンド
ルサーボ、トラッキングサーボ、フォーカスサーボの各
制御を行なう。そして、この制御のもと、CDプレーヤ
2からカセットデッキ4に対しては再生情報がダビング
記録のために転送される。この場合、CDプレーヤ2の
信号処理回路14からコントローラ6に対してはディス
ク16の再生が終了したかどうかを知らせるためのサブ
コード信号が与えられる。このサブコード信号は、ディ
スク16において再生情報と共に記録されてある信号で
あって、その再生情報が例えば複数曲からなる音楽情報
であれば、その再生情報がディスク16に何番目に記録
されてあるかを示す曲番、累積曲時間、曲内曲時間など
の情報の信号であり、最終曲の番号の音楽曲の再生のと
きは、サブコード信号がその再生曲の再生の終了に対応
した再生終了信号としてコントローラ6に出力される。
【0016】カセットデッキ4は、信号処理回路18、
記録ヘッド20、再生ヘッド22、およびカセットテー
プ駆動系24を備え、CDプレーヤ2からの再生情報を
信号処理回路18でダビングのための信号処理を施した
うえで、記録ヘッド20を介してカセットテープ26に
その再生情報をダビングさせる。カセットテープ駆動系
24には、コントローラ6からのダビング開始制御信
号、一時停止制御信号、旧記録検出命令の制御信号、お
よび停止の制御信号がそれぞれ与えられる。カセットテ
ープ駆動系24は、これら各制御信号に応答してカセッ
トテープ26の駆動を制御する。再生ヘッド22からコ
ントローラ6にはカセットテープ26の旧記録部分の検
出信号が与えられる。
【0017】コントローラ6は、前記したようにCDプ
レーヤ2とカセットデッキ4とを制御するCPU28
と、ダビングによる記録動作を制御するためのタイマ3
0とを内蔵している。
【0018】動作を図2のフローチャートを参照して説
明する。この動作の説明ではカセットデッキ4のカセッ
トテープ26には図3の(c)のaのように旧記録部分
R1,R2が存在しているものとし、CDプレーヤ2の
ディスク16にはカセットテープ26に対応させた場合
はbのようにダビングで記録すべき音楽曲Iが記録され
ており、その音楽曲Iの記録長はカセットテープ26の
最初の旧記録部分R1の記録長よりも短いものとする。
そして、このカセットテープ26にディスク16の音楽
曲Iをそのまま記録させた場合は、従来ではcのように
なるのを本実施例ではdのように、音楽曲Iがダビング
された後の部分の旧記録部分はすべて消去される。この
ようなダビングについて以下説明する。
【0019】コントローラ6は、CDプレーヤ2のサー
ボ系12にサーボ系制御信号を与えてディスク16を駆
動してディスク16の音楽曲を再生させる一方、カセッ
トデッキ4のテープ駆動系24にダビングの開始信号を
それぞれ出力する。こうして、ダビングが開始する。そ
して、ステップn1でコントローラ6は、カセットデッ
キ4から図示していないテープ終端検出手段、例えばカ
セットテープ26に作用するトルクの大小判別とか、カ
セットテープ26内の透明なリーダーテープでの光の反
射率変化の検出などを用いたテープ終端検出手段からそ
のカセットテープ終端検出信号が与えられたどうかをみ
てカセットテープ26の終端が検出されたかどうかを判
定する。
【0020】この判定でカセットテープ26の終端が検
出されたと判定すると、ステップn2でコントローラ6
はCDプレーヤ2のサーボ系12に対し再生動作を停止
させるサーボ系制御信号を出力する。CDプレーヤ2は
このサーボ系制御信号に応答してスピンドルモータ8が
回転停止されるが、このスピンドルモータ8の回転停止
をステップn3でコントローラ6は確認してステップn
4でカセットデッキ4のテープ駆動系24に対しダビン
グの停止制御信号を出力し、これによってカセットテー
プ26は駆動が停止され、ダビングによる記録が終了す
る。
【0021】一方、ステップn1でカセットテープ26
の終端でないときは、コントローラ6はステップn5で
CDプレーヤ2の信号処理回路14からのサブコード信
号から最終曲番の再生が終了したかどうかを判定する。
すなわち、この時点t1では図3の(c)で最初はaの
ような記録状態にあったカセットテープ26にはcのt
o〜t1のようにbのディスク16の音楽曲がダビング
により記録された部分Iと、同じくcのt1〜t2で旧
記録部分R1の残りR1′と、t3〜t4の旧記録部分
R2とが存在していることになる。そして、コントロー
ラ6はt1ではステップn6でCDプレーヤ2のサーボ
系12に再生動作の停止の制御信号を出力し、また、ス
テップn7でカセットデッキ4にダビングの一時停止の
制御信号を出力する。
【0022】ついで、コントローラ6はステップn8で
CDプレーヤ2のスピンドルモータ8の停止を確認し、
ステップn9でカセットデッキ4のテープ駆動系24に
対しダビングの開始の制御信号を出力する。このとき、
CDプレーヤ2の再生動作は停止しているので、カセッ
トテープ26の旧記録部分R1の残りの記録部分R1′
は消去されていくことになる。この消去時間をステップ
n9でコントローラ6はその内蔵タイマ30で例えば1
秒間カウントする。この1秒のカウントの後、コントロ
ーラ6はカセットデッキ4のテープ駆動系24に対しス
テップn10で記録の一時停止、つまり消去の制御信号
を出力し、これによって、カセットテープ26の消去は
一時停止される。ついで、ステップn11でコントロー
ラ6はカセットデッキ4のテープ駆動系24に対し旧記
録検出のためのものでカセットテープ26を早送りで駆
動する制御信号を出力し、これによって、カセットテー
プ26は早送りで駆動されながら旧記録部分が検出され
る。この検出の信号は再生ヘッド22がカセットテープ
26に当接した状態で該カセットテープ26が早送りさ
れ、そのときの再生ヘッド22がカセットテープ26か
ら検出する信号でもってコントローラ6に与えられる。
【0023】ステップn11で旧記録部分が無いと判定
するとステップn12に進むが、このステップn11で
はカセットテープ26に旧記録部分R1の残りR1′が
検出されるので、ここで、ステップn13に進み、コン
トローラ6はカセットデッキ4のテープ駆動系24に対
し、カセットテープ26を巻戻す制御信号を出力する。
この場合、コントローラ6は旧記録部分R1での検出位
置から1秒間だけ前記タイマ30でカウントしながら、
カセットテープ26を巻戻す。これは前記1秒で旧記録
部分R1の残りR1′を消去した位置よりも少し前の位
置とし、未消去の旧記録部分が無いようにしている。そ
して、この巻戻しの後は、コントローラ6はステップn
14でカセットデッキ4のテープ駆動系24に対し記録
開始の制御信号を出力し、カセットテープ26の旧記録
部分R1,R2を消去していく。この場合、コントロー
ラ6はこの旧記録部分の消去時間を前記と同様のタイマ
30で1分間カウントする。こうして、カセットテープ
26の旧記録部分を1分間消去すると、コントローラ6
は、ステップn15でカセットテープ26の終端まで達
したかどうかを判定し、カセットテープ26の終端に達
していないときはステップn10に戻り上述の各ステッ
プを繰り返し、終端に達しているときはステップn4に
進む。その結果、例えば旧記録部分R1の残りがステッ
プn14で1分間の時間でもって消去されても、依然と
して旧記録部分R1の残りR1′が存在しているような
場合は、ステップn15でカセットテープ26の終端で
ないからステップn10に戻り、少し巻戻されては消去
されていくので、旧記録部分R1の残りR1′が未消去
のまま存在することはなく、また、旧記録部分R1の残
りR1′と旧記録部分R2との間の未記録部分の間隔t
2〜t3が長いような場合は、カセットテープ26はス
テップn11で旧記録部分R2が検出されるまでは早送
りモードで高速で駆動されるから、その間を消去モード
で低速でカセットテープ26が駆動されるようなことが
なく、さらには、旧記録部分R2がt3で検出される
と、その高速駆動でカセットテープ26が旧記録部分R
2の前部分に少し行きすぎても、その検出位置から巻戻
されて消去されるので、旧記録部分R2は確実に消去さ
れ、図3の(c)のdのようにディスク16の音楽曲の
みがダビングされたカセットテープとなる。
【0024】このようにして、CDプレーヤ2のディス
ク16に記録されている音楽曲を再生させカセットテー
プ26へその音楽曲のダビングによる記録の終了後に該
カセットテープ26に旧記録部分が有れば、カセットテ
ープ26はその旧記録部分が消去され、旧記録部分が無
ければ早送りされていくことで、ダビングが終了する。
【0025】なお、上述の実施例の記録は音声のダビン
グであったが、情報再生側をCDプレーヤとする代わり
にビデオプレーヤとかビデオテープレコーダとかの映像
情報を再生する情報再生側とし、情報記録側としてのカ
セットデッキの代わりにビデオプレーヤとかビデオテー
プレコーダとかの映像情報を記録する情報記録側とし、
この情報再生側からの映像情報を情報記録側にダビング
するとか、あるいは映像情報に含まれる音声情報のみを
ダビングするものに用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
においては、情報再生側では第1の記録媒体に記録され
ている情報の再生が終了すると再生終了信号を出力し、
情報記録側では、この再生終了信号に応答してからは第
2の記録媒体に旧記録部分の有無を検知し、旧記録部分
が有ると検知したときには該旧記録部分を消去し、検知
されないときは第2の記録媒体を早送りで駆動制御する
から、第1の記録媒体に記録されている情報の再生が終
了すると、第2の記録媒体はダビング記録が終了し、か
つ、そのダビングの後は、第2の記録媒体の旧記録部分
は、その有無が検知されていくとともに、旧記録部分が
有るときは、それが消去され、旧記録部分が無ければ早
送りされるから、ダビングによる記録の後は第2の記録
媒体はその終端まで旧記録部分が消去されながら高速で
駆動されることになり、ダビングを早く終了させること
ができる。
【0027】また、本発明の請求項2においては、情報
記録側の記録制御手段によって、情報再生側からの再生
終了に応答して、第2の記録媒体に旧記録部分が有ると
ときは該第2の記録媒体が消去モードにして旧記録部分
を消去制御し、無いときは第2の記録媒体を早送りで駆
動制御しつつの記録媒体の終端まで繰り返すことにな
り、ダビングによる記録を早く終了させることができ
る。
【0028】さらに、本発明の請求項3においては、記
録制御手段によって、情報再生側からの再生が終了する
と、第2の記録媒体は所定時間消去されてから、旧記録
部分が有るときは第2の記録媒体を所定時間巻戻しての
ち、この所定時間よりも長い所定時間で第2の記録媒体
を消去モードとして旧記録部分を消去し、無いときは第
2の記録媒体を早送りで駆動制御する動作を第2の記録
媒体の終端まで繰り返すことになり、ダビングによる記
録を早く終了させることができるとともに、第2の記録
媒体から不要な旧記録部分を確実に消去することができ
るダビングの後は、何等消去操作する必要なく自動的
に、しかも迅速に旧記録部分の消去を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダビング装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1の装置の動作説明に供するフローチャート
である。
【図3】従来例の問題を説明するためのカセットテープ
とディスクとに記録されている記録部分を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 CDプレーヤ 4 カセットデッキ 6 コントローラ 16 ディスク(第1の記録媒体) 20 記録ヘッド 26 カセットテープ(第2の記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報再生側の第1の記録媒体の再生駆動
    と、情報記録側の第2の記録媒体の記録駆動との同期を
    とりながら第1の記録媒体の情報を第2の記録媒体に記
    録させるダビング方法において、 情報再生側では第1の記録媒体に記録されている情報の
    再生が終了すると再生終了信号を出力し、 情報記録側では、この再生終了信号に応答してからは第
    2の記録媒体に旧記録部分の有無を検知し、旧記録部分
    が有ると検知したときには該旧記録部分を消去し、検知
    されないときは第2の記録媒体を早送りで駆動制御する
    ことを特徴とするダビング方法。
  2. 【請求項2】 第1の記録媒体に記録されている情報を
    再生するとともに、その情報の再生終了に応答して再生
    終了信号を出力する情報再生側と、 第1の記録媒体の再生に同期してこの情報再生側からの
    再生出力を第2の記録媒体に記録するとともに、この再
    生終了信号に応答する情報記録側とを有し、 情報記録側は、旧記録部分有無検知手段と、記録制御手
    段とを備え、 旧記録部分有無検知手段は、第2の記録媒体に旧記録部
    分の有無を検知するものであり、 記録制御手段は、情報再生側からの再生終了信号に応答
    してからは、旧記録有無検知手段からの旧記録部分が、
    有るとの検知入力に応答して第2の記録媒体を消去モー
    ドにして旧記録部分を消去制御し、無いとの検知入力に
    応答して第2の記録媒体を早送りで駆動制御する動作を
    第2の記録媒体の終端まで繰り返すように制御するもの
    であることを特徴とするダビング装置。
  3. 【請求項3】 記録制御手段が、情報再生側からの再生
    終了信号に応答して第2の記録媒体を所定時間消去モー
    ドで駆動してからは、旧記録有無検知手段からの旧記録
    部分が、有るとの検知入力に応答して第2の記録媒体を
    所定時間巻戻してのち、この所定時間よりも長い所定時
    間で第2の記録媒体を消去モードとして旧記録部分を消
    去し、無いとの検知入力に応答して第2の記録媒体を早
    送りで駆動制御する動作を第2の記録媒体の終端まで繰
    り返すように制御するものであることを特徴とする請求
    項2に記載のダビング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870800B2 (en) * 2001-01-12 2005-03-22 Pioneer Corporation Method of searching for a boundary position between a recorded region and an unrecorded region of a recording disc, and information recording apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870800B2 (en) * 2001-01-12 2005-03-22 Pioneer Corporation Method of searching for a boundary position between a recorded region and an unrecorded region of a recording disc, and information recording apparatus

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