JPH06150444A - テープ機器における結露検出装置 - Google Patents

テープ機器における結露検出装置

Info

Publication number
JPH06150444A
JPH06150444A JP4302119A JP30211992A JPH06150444A JP H06150444 A JPH06150444 A JP H06150444A JP 4302119 A JP4302119 A JP 4302119A JP 30211992 A JP30211992 A JP 30211992A JP H06150444 A JPH06150444 A JP H06150444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
dew condensation
rotary drum
magnetic tape
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4302119A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nishihara
啓一 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4302119A priority Critical patent/JPH06150444A/ja
Publication of JPH06150444A publication Critical patent/JPH06150444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラム、磁気テープを問わず、結露状態
を確実に検出できるものを提供する。 【構成】 テープローディングの完了に伴い、テープリ
ール2,3をフリーにした状態で回転ドラム8を回転さ
せ、この時センサー13,14の出力によりテープリー
ル2,3が回転するか否かをみて結露の有無を検出す
る。回転ドラム8あるいは磁気テープ1の何れかに結露
があれば、磁気テープ1が回転ドラム8に張り付き、該
回転ドラム8の回転に伴い巻き込まれる。このとき、磁
気テープ1がテープリール2,3より引き出されるた
め、テープリール2,3が回転する。テープリール2,
3の回転を検出したセンサー13,14からの出力信号
により制御回路15にて結露有りを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッド式磁気記録
再生装置等のテープ機器に係り、特に回転ドラムや磁気
テープにおける結露を検出する結露検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ヘッドを有する回転ドラム
の外周に、テープカセットより引き出した磁気テープを
所定角度で巻付けた状態で、回転ドラムを回転し磁気テ
ープを走行させて記録・再生を行う回転ヘッド式磁気記
録再生装置等のテープ機器にあっては、結露により磁気
テープが回転ドラムに張付いて巻込まれ、磁気テープや
回転ドラム等を傷付けることを未然に防止するため、回
転ドラム付近に結露状態を検出するセンサーを設け、結
露状態を検出したときに機器を動作できないようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来における
センサーは専ら回転ドラムでの結露を検出するように設
けられていたため、万一磁気テープに結露が生じた場合
にはセンサーにより結露を検出することができず、その
結果、結露により磁気テープが回転ドラムに張付き巻込
まれるという事態を招き、磁気テープや回転ドラムの傷
付きを確実に解消し切れないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたもので、特に請求項1記載の結
露検出装置は、磁気ヘッドを有する回転ドラムの外周
に、テープカセットより引き出した磁気テープを所定角
度で巻付けた状態で、回転ドラムを回転し磁気テープを
走行させて記録・再生を行うテープ機器において、上記
テープカセット内のテープリールの回転を検出する回転
検出手段と、テープローディングの完了に伴いテープリ
ールをフリーにした状態で上記回転ドラムをごく短時間
回転させる制御手段とを備え、上記回転ドラムのごく短
時間の回転時、上記回転検出手段の出力に基づいて結露
の有無を検出するものである。
【0005】又、請求項2記載の結露検出装置は、上記
請求項1記載の構成に加え、結露状態を検出した時にテ
ープリールを回転させて磁気テープの弛みを除去するリ
ール駆動手段を備えるものである。
【0006】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、結露が発生
し磁気テープが回転ドラムに張り付いている場合には、
回転ドラムの回転に伴って磁気テープがテープリールか
ら引き出され、この時のテープリールの回転を検出する
ことにより回転ドラム、磁気テープを問わず、結露の発
生を確実に検出することができる。尚、結露がない場
合、回転ドラムと磁気テープとの間で滑りを生じ、磁気
テープはテープリールから引き出されることはない。
【0007】さらに、請求項2記載の構成によれば、回
転ドラムに張り付き引き出された磁気テープを、テープ
リールに巻取り、正常な状態に戻し停止することができ
る。
【0008】
【実施例】以下図面に示した本発明の実施例について詳
細に説明する。1は図示しないテープカセット内に内蔵
される一対のテープリール2,3に巻き付けられた磁気
テープ、4は磁気テープ1をテープカセットから引き出
すためのテープローディング機構の駆動源となるモー
タ、5はモータ4を制御するテープローディング駆動回
路、6,7は磁気テープ1のローディング状態を検出す
るためのスイッチ、8は磁気ヘッドを有する回転ドラ
ム、9は回転ドラム8の駆動源となるモータ、10はモ
ータ9を制御するドラムモータ駆動回路、11はテープ
リール2,3の駆動源となるモータ、12はモータ11
を制御するリールモータ駆動回路、13,14はテープ
リール2,3の回転を検出するためのセンサー(回転検
出手段)、15は上記各部を制御するための制御回路で
あり、この制御回路15は図2のフローチャートに示す
ように、テープローディング完了後に結露検出動作を実
行すべく各部を制御する。
【0009】次に、テープ巻込み検出装置の動作を説明
する。今、テープカセットが所定位置に装填されたこと
をスイッチ6により検出すると、制御回路15は、テー
プローディング駆動回路5に指令信号を出力してモータ
4を駆動させ、このモータ4によりテープローディング
機構を動作させてテープカセットより磁気テープ1を引
き出し該磁気テープ1を所定角度で回転ドラム8の外周
に巻き付ける。而して、テープローディングの完了をス
イッチ7により検出すると、制御回路15は、テープリ
ール2,3をフリーにした状態で、ドラムモータ駆動回
路10に指令信号を出力してモータ9をごく短時間(例
えば、100msec.)駆動し、回転ドラム8を回転
させ、この間、センサー13,14から回転検出信号が
出力されるか否かをみる。
【0010】結露がないときには、テープリール2,3
がフリーの状態にあっても、磁気テープ1と回転ドラム
8との間で滑りを生じるため、磁気テープ1は引き出さ
れることがなく、テープリール2,3は何れも回転する
ことはない。従って、このときには、磁気テープの巻込
みがなく、結露無しと判断し、次の動作に移行する。
又、結露が発生している場合は、結露により磁気テープ
1が回転ドラム8に張り付き、回転ドラム8が回転する
と、図3の(a)の状態から磁気テープ1がテープリー
ル2から引き出され、図3の(b)に示すような状態に
なる。このとき、テープリール2の回転をセンサー13
が検出して回転検出信号を出力すると、制御回路15は
上記信号に基づき、磁気テープの巻込み即ち結露有りを
判定し、次に、リールモータ駆動回路12に指令信号を
出力しモータ11によりテープリール2,3を適宜回転
させ、磁気テープ1を巻取り、その弛みを解除し、図3
の(a)の状態で停止する。
【0011】上記実施例において、制御手段15はモー
タ9、ドラムモータ駆動回路10とともに本発明に係る
制御手段を構成し、又モータ11、リールモータ駆動回
路12とともに本発明に係るリール駆動手段を構成して
いる。
【0012】尚、上記回転ドラム8を回転させる時間
は、上記時間に限られるものではなく、磁気テープや回
転ドラムを傷付けない程度に磁気テープの引き出しが行
われるようなごく短い時間に設定されておればよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、テープ
リールをフリーにした状態で回転ドラムをごく短時間回
転させ、その間にテープリールが回転するか否かにより
結露の有無を判定するようにしているため、回転ドラ
ム、磁気テープを問わず結露の発生を確実に検出するこ
とができ、磁気テープの巻込みによる磁気テープや回転
ドラムの傷付きを確実に防止することができる。
【0014】又、結露状態を検出したときにはテープリ
ールを回転させてその弛みを除去するため、磁気テープ
は回転ドラムに張り付き巻き込まれた状態で放置される
ことがなく、磁気テープを正常な状態に戻すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における結露検出装置を説明す
るためのブロック図。
【図2】同装置における結露検出動作を示すフローチャ
ート。
【図3】(a)(b)は同装置における磁気テープの異
なる状態を示す図。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 ,3 テープリール 4 モータ 5 テープローディング駆動回路 6,7 スイッチ 8 回転ドラム 9 モータ 10 ドラムモータ駆動回路 11 モータ 12 リールモータ駆動回路 13,14 センサー(回転検出手段) 15 制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを有する回転ドラムの外周に、
    テープカセットより引き出した磁気テープを所定角度で
    巻付けた状態で、回転ドラムを回転し磁気テープを走行
    させて記録・再生を行うテープ機器において、 上記テープカセット内のテープリールの回転を検出する
    回転検出手段と、 テープローディングの完了に伴いテープリールをフリー
    にした状態で上記回転ドラムをごく短時間回転させる制
    御手段とを備え、 上記回転ドラムのごく短時間の回転時、上記回転検出手
    段の出力に基づいて結露の有無を検出することを特徴と
    するテープ機器における結露検出装置。
  2. 【請求項2】結露状態を検出した時にテープリールを回
    転させて磁気テープの弛みを除去するリール駆動手段を
    備えたことを特徴とするテープ機器におけるテープ巻込
    み検出装置。
JP4302119A 1992-11-12 1992-11-12 テープ機器における結露検出装置 Pending JPH06150444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4302119A JPH06150444A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 テープ機器における結露検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4302119A JPH06150444A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 テープ機器における結露検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06150444A true JPH06150444A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17905165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4302119A Pending JPH06150444A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 テープ機器における結露検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06150444A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4636887A (en) Tape loading and tensioning device for a recording and/or reproducing apparatus
JPH06150444A (ja) テープ機器における結露検出装置
JPH05174445A (ja) 磁気記録再生装置
US5384672A (en) Recording or reproducing apparatus
JPH0627007Y2 (ja) ロ−デイング制御装置
JP2530924B2 (ja) 磁気テ―プ装置における磁気テ―プの巻ゆるみ検出方法、及び磁気テ―プ装置
JPH0337166Y2 (ja)
JP3048756U (ja) 磁気記録再生装置
JP3072523B2 (ja) 記録または再生装置
KR970008627B1 (ko) Vcr 테이프의 언로딩 방법
JP2658033B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3036655B2 (ja) カセツト装着装置
JP2943228B2 (ja) テープ記録再生装置
JPS6037701Y2 (ja) たるみ取り装置
JPH02244447A (ja) 回転ヘッド式磁気記録再生装置
JP2870110B2 (ja) テープ記録再生装置
JPH07272348A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03273554A (ja) 異常検出方法
JPH0627008Y2 (ja) テ−プロ−デイング装置
JPS63144448A (ja) 記録または再生装置
JPH0528580A (ja) 磁気テープ装置のテープ巻込み防止装置
JPH033140A (ja) テープ移送装置
JPH11250529A (ja) 磁気テープ装置
JPH0479052A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04177645A (ja) 磁気記録再生装置