JPH0614813U - 加熱庫の把手構造 - Google Patents

加熱庫の把手構造

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Publication number
JPH0614813U
JPH0614813U JP5770092U JP5770092U JPH0614813U JP H0614813 U JPH0614813 U JP H0614813U JP 5770092 U JP5770092 U JP 5770092U JP 5770092 U JP5770092 U JP 5770092U JP H0614813 U JPH0614813 U JP H0614813U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
grill
heating cabinet
fingertip
door
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Pending
Application number
JP5770092U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 近藤
久雄 小島
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
Priority to JP5770092U priority Critical patent/JPH0614813U/ja
Publication of JPH0614813U publication Critical patent/JPH0614813U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手を冷却して使用上安全とする。 【構成】 把手1の下面後部に凹陥部2を設け、該凹陥
部2の上部には通気孔3を穿って、凹陥部2を流過する
空気層で把手1を冷却し、把手1の指先で掴む部分の温
度を降下する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガステーブルに組込まれたグリル、ガスオーブン等の加熱庫の把 手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱庫の把手は、たとえば、図3に示されているように、被調理物の受 皿5′と加熱庫の扉9′とが一体的にスライドして受皿5′の引出し及び収納と 扉の開放及び閉止とを行う、いわゆる、スライドグリル等において、把手1′と 受皿5′は取付け金具6′及びロックバネ板7′を介して脱着自由に取付けられ 、また、把手1′と扉9′は把手裏板12′を介して一体に取付け固定されてい る、にも拘らず、把手1′への扉9′及び受皿5′等からの伝熱防止対策及び把 手1′の冷却等による安全対策は全く施されていない。
【0003】 したがって、把手1′は扉9′及び受皿5′等からの伝熱で相当高温に加熱さ れ、しかも、その使用に際し指先が扉に触れるなどの危険があるために、火傷防 止等の安全対策が要望されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は従来の技術の有する問題点に鑑み、空気層により把手を冷 却し、かつ、指先が扉に触れるのをも防止してユーザが安心して使用できる加熱 庫の把手構造の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の加熱庫の把手構造は、たとえば、実施 例に対応する図1〜2に示されているように、ガステーブルに組込まれたグリル 等の加熱庫において、把手1の下面に把手冷却用の凹陥部2を設け、該凹陥部2 の上部に加熱庫に通ずる通気孔3を設けたことを特徴としている。
【0006】 また、把手1の上面に指先防護用の凸部4を設けたことをも特徴としている。
【0007】
【作用】
この考案の加熱庫の把手構造は、上記のように構成したから、空気が把手下面 の凹陥部2から通気孔3を通って加熱庫内へ流れるため、把手1は凹陥部2を流 過する空気層で冷却され、指先で掴む部分、すなわち、指先が触る部分の温度を 降下せしめる。
【0008】 また、指先が不慮に飛び出すのを把手上面の凸部4で阻止するため、受皿引出 し時等において指先が誤って扉に触ることもない。
【0009】
【実施例】
以下この考案による加熱庫の把手構造の実施例について図面を参照して説明す る。
【0010】 実施例はガステーブルに組込まれたグリルに適用したものであって、図1はグ リル庫8へのグリル皿5の出し入れにともないグリル扉9が上下方向へ片開き状 に回動して自動的に開閉される自動開閉式グリルで、1は把手であって、グリル 皿5の前部に取付け金具6及びロックバネ板7を介して脱着自由に取付けられて いる。
【0011】 2は前記把手1の下面後部に設けた凹陥部で、該凹陥部2を流過する空気層で 把手1を冷却してその指先で掴む部分の温度を下げるものである。
【0012】 3は前記凹陥部2の上部に穿った通気孔で、グリル庫内に通じ、把手冷却用の 空気が凹陥部2から通気孔3を通ってグリル庫内へ流れるものである。
【0013】 4は把手1の上面後部に設けた凸部で、グリル皿引出し時等において指先10 が誤ってグリル扉9に触るのを防ぐものである。
【0014】 実施例は前記凸部4に前方へ僅かに突出した指当て4aを設けているが、指の 当たる土手だけの凸部4でもよい。
【0015】 なお、図中11は把手1とグリル扉9との接合部に把手1への伝熱を防ぐため の隙間を形成する突起で、把手1の凸部4の上面に設けられている。また、12 は把手裏板である。
【0016】 図2は、いわゆる、スライドグリルの把手に適用した実施例であって、把手1 とグリル皿5は取付け金具6及びロックバネ板7を介して脱着自由に取付けられ 、また、把手1とグリル扉9は把手裏板12を介して一体に取付け固定されてい る。
【0017】 図2の実施例において、把手1の構造は、図1の実施例と同一につき同一部分 に同一符号を付してその説明は省略する。
【0018】 前記構成において、空気が矢印aで示されているように、把手下面の凹陥部2 から通気孔3を通ってグリル庫8内へ流れるために、グリル扉9及びグリル皿5 等からの伝熱で加熱される把手1は凹陥部2を流過する空気層で冷却され、把手 1の指先で掴む部分、すなわち、指先が触る部分の温度を降下せしめる。
【0019】 また、グリル皿引出し時等において、把手上面の凸部4で指先が不慮に飛び出 すのを阻止するから、指先が誤ってグリル扉9に触れることもない。
【0020】
【考案の効果】
この考案の加熱庫の把手構造によれば、把手は凹陥部を流過する空気層で冷却 され、しかも、凸部で指先が扉に触れるのをも防いだから、グリル等の使用に際 し火傷するなどの危険は解消され、常時安全に使用できる効果がある。
【0021】 また、構造は至って簡単であり、コスト的にも低廉であるなど実施上有益なも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による加熱庫の把手構造の一実施例を
示した断面図である。
【図2】異なる実施例の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 把手 2 凹陥部 3 通気孔 4 凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガステーブルに組込まれたグリル等の加
    熱庫において、把手(1)の下面に把手冷却用の凹陥部
    (2)を設け、該凹陥部(2)の上部に加熱庫に通ずる
    通気孔(3)を設けたことを特徴とする加熱庫の把手構
    造。
  2. 【請求項2】 把手(1)の上面に指先防護用の凸部
    (4)を設けた請求項1記載の加熱庫の把手構造。
JP5770092U 1992-07-24 1992-07-24 加熱庫の把手構造 Pending JPH0614813U (ja)

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JP5770092U JPH0614813U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 加熱庫の把手構造

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JPH0614813U true JPH0614813U (ja) 1994-02-25

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ID=13063215

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JP5770092U Pending JPH0614813U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 加熱庫の把手構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041279Y1 (ja) * 1969-07-08 1975-11-22
JPS50155655A (ja) * 1974-06-06 1975-12-16
JP2011217786A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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