JP2001275849A - グリル - Google Patents

グリル

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JP2001275849A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0623Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity
    • A47J37/0664Accessories
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0694Broiling racks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリル使用時にグリル皿が均等に空気で冷却
され、また、例えば、調理者がグリル皿をグリル庫から
出し入れする際に誤ってグリル皿内の水を溢した場合で
も、その水がコンロ器体内部に漏れ出すことが防止でき
るように、ガスコンロ用のグリルを構成する。 【解決手段】 グリル庫から下方に突出しかつ所定の面
積を有する突出部37を設ける。そして、該突出部の平
坦面37aに、上方に向かって隆起させた複数の隆起部
37bを形成すると共に、各隆起部の頂部に空気孔37
cを開設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロや厨房
家具等の開口に吊持させて設置するビルトインコンロに
一体的に組み込まれるグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のグリルは、例えばガスバーナー
や該ガスバーナー制御用電子部品等を収容したガスコン
ロの略箱状のコンロ器体の中央部に組み込まれる。該グ
リルは、コンロ器体を覆うように載置された天板の排気
口に連通する排気筒を有するグリル庫と、該グリル庫の
天井部に取付けられたグリルバーナーとを備える。ま
た、魚等の被調理物を加熱調理した場合に生じる脂、水
等の焼汁を収容するため、グリル庫の底部にはグリル皿
が焼き網の下方に位置して収納される。ところで、グリ
ルでの被調理物の調理中に被調理物から生じた焼汁は直
接或いは焼き網を介して該グリル皿に落下し、溜められ
る。そして、この状態でさらに調理を進めると、その焼
汁へのバーナーの火炎の輻射によってバーナーの火炎が
その焼汁に引火する場合がある。そのため、調理時にグ
リル皿を冷却する必要があり、ある種のグリルでは調理
時にグリル皿に水を注入して使用されるが、例えば、水
が全部蒸発した後にグリル皿に溜められた焼汁へのバー
ナーの火炎の輻射でバーナーの火炎がその焼汁に引火し
ないように考慮する必要がある。
【0003】グリル皿の冷却方法として、特願2000
−1579号明細書から、グリル庫の底部に、該グリル
庫から下方に突出した突出部を設けると共に、該突出部
の側壁の外周面全体に渡って略長方形の複数個の空気孔
を開設したものが知られている。このものでは、グリル
使用時に排気筒を介して排出される熱排気流に伴う庫内
ドラフト作用で誘引される上昇気流に伴って突出部内に
生じるグリル庫前方から後側への空気の流れでグリル皿
が冷却される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記グ
リルでは、グリル皿の冷却がグリル庫前面から後方への
空気流で行われるためグリル皿全体を均等に冷却するこ
とができず、特にグリルバーナーの配置形態等に伴っ
て、グリル皿のうち温度が高くなる個所の冷却が不十分
となる。
【0005】また、上記グリルを、ビルトインコンロ等
の略箱状のコンロ器体を備えたガスコンロに組み込んだ
場合、例えば、調理者がグリル皿をグリル庫から出し入
れする際に誤ってグリル皿内の水を溢すと突出部に流れ
込んだ水が突出部側壁の空気孔からコンロ器体内部に漏
れ出すという不都合があった。この場合、漏れ出た水は
コンロ器体の底板に溜まり、コンロ器体底板に配置され
たガスバーナーへの燃料ガス供給管や電子部品等が水に
浸る。その結果、電子部品の動作不良を誘発すると共
に、コンロ器体の底部や燃料ガス供給管等に錆を生じさ
せ、ガスコンロの耐久性を損なうという不具合があっ
た。
【0006】そこで、本発明の課題は、グリル使用時に
グリル皿が均等に空気で冷却でき、また、例えば、調理
者がグリル皿をグリル庫から出し入れする際に誤ってグ
リル皿内の水を溢した場合でも、その水がコンロ器体内
部に漏れ出すことが防止でき、ガスコンロの耐久性を向
上できるグリルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、グリル庫の底板に、該グリル庫から下方に
突出しかつ所定の面積を有する突出部を設けたグリルに
おいて、前記突出部の平坦面に、上方に向かって隆起さ
せた複数の隆起部を形成すると共に、各隆起部の頂部に
空気孔を開設したことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、たとえ調理者がグリル
皿をグリル庫から出し入れする際に誤ってグリル皿内の
水を溢し、突出部に水が流れ込んだとして、グリル皿を
空冷する空気孔は隆起部の頂部に開設されているので、
該突出部に水が溜まるだけで、コンロ器体内部にその水
が流出しない。その結果、コンロ器体底板に配置したガ
スバーナー構成部品やガスバーナー制御用電子部品等に
水に浸ることが防止されてそれらの動作不良を誘発する
ことなく、ガスコンロの耐久性を向上できる。また、グ
リル使用時に庫内ドラフト作用で誘引される上昇気流に
伴って隆起部の各空気孔を介してコンロ器体内部の空気
がグリル庫の底板の突出部に吸い込まれる。この場合、
本発明では、空気孔が突出部の平坦面に上方に向かって
隆起させた複数の隆起部の頂部に開設したものであるた
め、グリル皿の前後方向の空気流によりグリル皿を冷却
するのではなく、グリル皿に直角な方向から吸込まれた
空気を直接グリル皿の底面に衝突させて、グリル皿を冷
却する。その結果、十分なグリル皿の冷却が可能にな
る。
【0009】また、本発明の構成では、突出部の平坦面
への隆起部の形成位置は設定自在である。そこで、本発
明では、グリル使用時にグリル皿の温度が高くなる個所
が集中的に冷却されるように前記隆起部を設けたことを
特徴とする。これにより、グリル皿全体を均等に冷却で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、厨房家具1の開
口に吊持させて設置されたビルトインコンロ2は、略箱
状のコンロ器体2aに設けられたコンロバーナー21を
備え、各コンロバーナー21は、両端の正面パネル22
に取付けられた操作ボタン23や火力調節レバー24に
より操作される。また、コンロ器体2aの中央部、即
ち、両端の正面パネル22の間には、魚等の被調理物を
調理するグリル3が組み込まれている。
【0011】図2を参照して、グリル3は、略直方体形
状であって、スチール製のグリル庫31を備えている。
グリル庫31の後側には、コンロ器体2aの上面を覆う
天板25に設けられた排気口に連通する排気筒32が備
えられている。また、グリル庫31の天井部には、被調
理物を調理するグリルバーナー33が取付けられてい
る。該グリルバーナー33は、ガス混合室の上面に、貫
通する複数個のガス噴出口を備えた複数のセラミック製
プレートを、排気筒32側を避けて略コ字状に装着して
なるシュバンク式バーナーであり、正面パネル22の操
作ボタン23や火力調節レバー24により操作される。
【0012】該グリル庫31の開口した前面には、耐熱
性ガラスが組み込まれたグリル扉34が装着される。該
グリル扉34は、枠材34aを備えかつグリル庫31の
前後方向に摺動自在であって、グリル庫31に着脱自在
である。グリル扉34に着脱自在な枠材34aは後述す
るグリル皿35を支持し、グリル扉34の開閉に伴って
グリル皿35をグリル庫31から出し入れする役割を果
たす。
【0013】グリル皿35は、スチール製薄板を略長方
形の皿状でかつその周囲に水平なつば部35aが形成さ
れるようにプレス成形した後、ホーロー等の仕上塗装を
施したものである。それと同時に、グリル皿35の底板
の四隅には、焼き網36を支持するため、その底板から
突出した略長方形の焼き網支持部35bが形成されてい
る。グリル庫31内で魚等の被調理物を保持する焼き網
36の前後の端部には、網面に対して直角に延びる支持
部材36aが設けられ、その端部を、グリル皿35の底
板の焼き網支持部35bに載置した後、焼き網36はグ
リル皿35とともにグリル庫31に収納される。
【0014】図3(a)及び図3(b)を参照して、グ
リル庫31の底板31aのほぼ中央部には、略長方形で
かつグリル庫31の下方向に見て凸状の突出部37が一
体的に形成されている。該突出部37の面積はグリル皿
の底板の面積より小さく形成されている。また、突出部
の平坦部37aには複数個の隆起部37bが形成され、
その頂部には空気孔37cが開設されている。該隆起部
37bの高さは、例えば、調理者がグリル皿35をグリ
ル庫31から出し入れする際に誤ってグリル皿内の水を
溢した場合、突出部に流れ込んだ水が空気孔37cを介
してコンロ器体内部に漏れ出すことが防止できかつグリ
ル扉を介してグリル皿をグリル庫から出し入れする際に
グリル皿と接触しない範囲であれば定寸自在である。ま
た、本発明の実施の形態では、グリルバーナー33が、
複数のセラミック製プレートを排気筒32側を避けて略
コ字状に装着してなるものだから、グリル使用時、グリ
ル皿の前側がグリルバーナー33からの輻射熱を受けて
温度が高くなる。そのため、隆起部37bは、グリル皿
35の前側に集中させて配置されている。これにより、
グリル皿35全体の均等な冷却が可能になる。
【0015】次に、本発明のグリル3での被調理部の調
理時におけるグリル皿35の冷却作用について説明す
る。
【0016】先ず、焼き網36上に魚等の被調理物を載
置し、該焼き網36を支持するグリル皿35とともにグ
リル庫31に収納する。そして、グリルバーナー33を
点火、着火して調理を開始する。この状態で調理が進む
と、排気筒32を介して排出される熱排気流により排気
筒32の領域に負圧が発生する。この負圧に伴う庫内ド
ラフト作用により上昇気流が誘引される。そのため、グ
リル庫31の突出部37の平坦部37aに形成した隆起
部37bの各空気孔37cからコンロ器体2a内部の空
気が吸込まれる。この場合、空気は、グリル皿35に垂
直な方向から吸込まれ、直接グリル皿35の底面に衝突
するため、十分かつ均等なグリル皿の冷却が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のグリルが一体的に組み込まれた
ビルトインコンロの正面図。
【図2】図2は、図1のビルトインコンロの概略断面
図。
【図3】図3(a)はグリル庫の底板の上面図。図3
(b)はグリル庫の底板の断面図。
【符号の説明】
1 ビルトインコンロ 3 グリル 31 グリル庫 31a グリル庫の底板 37 突出部 37a 平坦部 37b 隆起部 37c 空気孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル庫の底板に、該グリル庫から下方
    に突出しかつ所定の面積を有する突出部を設けたグリル
    において、前記突出部の平坦面に、上方に向かって隆起
    させた複数の隆起部を形成すると共に、各隆起部の頂部
    に空気孔を開設したことを特徴とするグリル。
  2. 【請求項2】 グリル使用時にグリル皿の温度が高くな
    る個所が集中的に冷却されるように、前記隆起部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のグリル。
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