JP2000291962A - グリル - Google Patents

グリル

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JP2000291962A
JP2000291962A JP11098690A JP9869099A JP2000291962A JP 2000291962 A JP2000291962 A JP 2000291962A JP 11098690 A JP11098690 A JP 11098690A JP 9869099 A JP9869099 A JP 9869099A JP 2000291962 A JP2000291962 A JP 2000291962A
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JP
Japan
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grill
pan
cooling air
burner
tray
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JP11098690A
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Hideo Chikasawa
英雄 近澤
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Paloma Kogyo KK
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Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バーナの燃焼により加熱された受皿が高温に
ならないようにする。 【解決手段】 受皿26の底面に、該受皿の材料よりも
熱伝導率の高い材料からなる板材26aを密着して設
け、上記バーナの燃焼により加熱された該受皿の熱を拡
散させる。受皿の底面の少なくとも一部は該受皿の枠体
の材料よりも熱伝導率の高い材料により形成してもよ
い。又受皿の底面と上記グリル庫の底面23との間に冷
却用空気流路29を形成し、該グリル庫の後方外部に連
通する冷却用空気排出部を設け、冷却用空気を該冷却用
空気流路の下方から取り入れて該冷却用空気排出部へ流
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚類等の被調理物
を加熱調理するグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のグリルとしては、グリル庫内の
焼網に被調理物を載せて加熱し、加熱調理中に被調理物
から落下してきた焼き脂を受皿で受けるタイプが一般的
である。その受皿には耐食性の良いステンレス材(例え
ばSUS430)が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステン
レス材は熱伝導率が低いため、加熱調理中に受皿がバー
ナにより加熱され、局部的に高温になり、その場所に溜
まっていた焼き脂も加熱されて発火する可能性があっ
た。受皿に水を張っていればこうした問題は無いが、水
の入れ忘れや蒸発といったケースでは回避できない。ま
た、最近では受皿に水を張らなくてもよいグリル構造を
した、所謂、水無しグリルが知られているが、このタイ
プであっても安全性を高めるために受皿の加熱は極力避
けたいという要求がある。
【0004】本発明のグリルは上記課題を解決し、バー
ナの燃焼により加熱された受皿が高温にならないように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載のグリルは、バーナの燃焼により被調
理物を加熱調理するためのグリル庫と、上記グリル庫内
の下部に出し入れ可能に設けられ、被調理物から落下し
てきた焼き脂を受ける受皿とを備えたグリルにおいて、
上記受皿の底面に、該受皿の材料よりも熱伝導率の高い
材料からなる板材を密着して設け、上記バーナの燃焼に
より加熱された該受皿の熱を拡散させたことを要旨とす
る。
【0006】また、本発明の請求項2記載のグリルは、
バーナの燃焼により被調理物を加熱調理するためのグリ
ル庫と、上記グリル庫内の下部に出し入れ可能に設けら
れ、被調理物から落下してきた焼き脂を受ける受皿とを
備えたグリルにおいて、上記受皿の底面の少なくとも一
部は該受皿の枠体の材料よりも熱伝導率の高い材料によ
り形成して、上記バーナの燃焼により加熱された該受皿
の熱を拡散させたことを要旨とする。
【0007】また、本発明の請求項3記載のグリルは、
上記請求項1または2記載のグリルにおいて、上記受皿
の底面と上記グリル庫の底面との間に冷却用空気流路を
形成し、該グリル庫の後方外部に連通する冷却用空気排
出部を設け、冷却用空気を該冷却用空気流路の下方から
取り入れて該冷却用空気排出部へ流すことを要旨とす
る。
【0008】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
グリルは、受皿の底面に、受皿の材料よりも熱伝導率の
高い材料からなる板材を密着して設けるため、バーナの
燃焼により受皿が加熱されても、その熱を受皿から板材
に拡散させて、受皿の底面が局部的に高温になることを
防止する。
【0009】上記構成を有する本発明の請求項2記載の
グリルは、受皿の底面の少なくとも一部は受皿の枠体の
材料よりも熱伝導率の高い材料により形成しているた
め、バーナの燃焼により受皿が加熱されても、焼き脂の
溜まる底面の熱は容易に拡散して、受皿の底面が局部的
に高温になることを防止する。
【0010】上記構成を有する本発明の請求項3記載の
グリルは、受皿の底面とグリル庫の底面との間に冷却用
空気流路を形成し、グリル庫の後方外部に連通する冷却
用空気排出部を設ける。受皿の下部に形成される冷却用
空気流路内の空気は、バーナの燃焼により加熱された高
温の受皿と熱交換し、受皿を冷却すると共に空気自身が
高温となり、グリル庫後方外部(低温)との間に生じた
温度差により、冷却用空気排出部方向にドラフト力が生
じる。このドラフト力により外気が冷却用空気流路内を
スムーズに流れ、受皿を効率良く冷却する。この結果、
受皿は、熱伝導率の高い材料により熱が十分拡散された
状態で、冷却用空気により一層効率良く均一に冷却され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明のグリルの好適
な実施形態について説明する。 《第1実施形態》本発明の第1実施形態としてのグリル
付テーブルこんろについて図1ないし図3、図6を用い
て説明する。図1は、テーブルこんろ10の外観図を示
している。このテーブルこんろ10は、トッププレート
12に2組のこんろバーナ14a、14bが設けられ、
それらの周囲に設けられたごとく16a、16b上に調
理鍋(図示しない)を載せ、テーブルこんろ10の正面
に設けられる操作ボタン18a、18bを押すことによ
り、それぞれのこんろバーナ14a、14bを点火さ
せ、調理鍋を加熱するものである。
【0012】こんろバーナ14a、14b間の器体の中
心部には、グリル20が設けられ、操作ボタン58を押
して点火し加熱調理が行われる。このグリル20は、図
2に示すように、被調理物Fを加熱調理するグリル庫2
2を備え、グリル庫22の上段左右側面に設けられ燃料
ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するバーナ59と、
グリル庫22の中段に設けられ被調理物Fを載せる焼網
24と、下段に設けられ焼網24を載せたまま手前にス
ライドさせて引き出すことができる受皿26とを備え
る。
【0013】このグリル庫22は、耐熱性の良いアルミ
ニウムメッキ鋼板によって左右の側面,底面を形成する
グリル本体23と、その上部を覆う天井面を形成するグ
リル天板25と、背部を形成する仕切壁51とで調理空
間を形成している。グリル本体23の底面には奥行方向
に平行に延びた2本の底面絞り23aが形成され、受皿
26との接触面積を小さくしている。
【0014】グリル庫22の正面中央には、図3に示す
ように、受皿26と一体的に固定され受皿26を手前に
引き出す取手28と、受皿26を引き出す時に連動して
開閉する開閉扉32とが設けられ、その開閉扉32には
ガラス製の覗き窓30が設けられる。取手28を手前に
引き出すと、取手28に固定された受皿26がグリル庫
22の底面をスライドし、受皿26に載置された焼網2
4が同時にグリル庫22より引き出される。
【0015】グリル庫22の左右側面に設けたバーナ5
9は、多孔質セラミックスの平面プレートに多数の小炎
口を貫通させた燃焼面を有し、燃焼に必要な空気のほと
んどを一次空気として吸入する全一次空気式のバーナ
で、その燃焼面はグリル庫22の奥行方向に沿って形成
され、鉛直面に対してやや上方に傾けて設けられる。被
調理物Fは、主に、バーナ59からの輻射熱と、燃焼排
気とにより加熱される。尚、バーナ59に臨んで図示し
ない点火電極が設けられる。
【0016】グリル庫22の後方には、仕切壁51を介
して排気室50を設け、この仕切壁51には、長方形に
開口されグリル庫22および後述する給気路29と排気
室50とを連通する連通口53を形成する。この連通口
53は、バーナ59から発生した燃焼排気(図中破線矢
印で示す)をグリル庫22内にこもらせた後、排気室5
0に溢れさせて、排気口52より排出されるよう排気路
を構成するため、焼網24より下位置に開口される。
【0017】また、底面絞り23aにより受皿26の底
面を持ち上げて給気路29を形成し、グリル庫22外か
ら空気を取り入れる。その空気は、図中実線矢印で示す
ように、燃焼排気が排気室50で上方に排出される際に
生じるドラフト力により、受皿26の底面を通って奥行
き方向に流れ、受皿26を冷却して、連通口53から排
気室50へ流れ、燃焼排気と共に排出される。グリル庫
22の天井面となるグリル天板25は、グリル庫22の
幅方向の中央部がやや低くなった2つの山形状に形成さ
れ、上昇してきた燃焼排気をグリル庫22の中央部へ導
いている。また、このグリル天板25には遠赤外線塗料
が塗布されている。
【0018】受皿26は、ステンレス材で形成され、そ
の表面(上側)はフッ素樹脂がコーティングされてい
る。一方、受皿26の裏面(下側)には、図6に示すよ
うに、グリル本体23の底面絞り23aの内側になるよ
うな幅で形成される拡散板26aを密着させて、2個の
リベット26bを前後中央に用いて固着する。この拡散
板26aには、熱伝導率の高いアルミニウム材が用いら
れ、受皿26が高温になりやすい中央奥側に密着され
る。
【0019】ところで、底面絞り23aはアルミニウム
メッキ鋼板で形成されるため、底面絞り23aに当接す
る受皿26の底面が同種材料のアルミニウム製である場
合には、受皿26がグリル本体23の底面上をスライド
する際にお互いに摩耗して、不快な摩擦音を生じるとい
う不具合がある。そこで、本実施形態では、底面絞り2
3aに当接するのはアルミニウム製の拡散板26aでは
なく異種材料(ステンレス)の受皿26が接触するた
め、受皿26がグリル本体23の底面上をスライドして
もお互いに摩耗しないし、また、不快な摩擦音を生じる
ことはない。しかも、底面絞り23aと受皿26とは線
接触であるため摺動抵抗が小さく、受皿26をグリル本
体23から円滑かつ軽快に出し入れできる。
【0020】以上説明したグリル20によれば、バーナ
59から発生した高温の燃焼排気は、図2の破線矢印に
示すように、上昇してグリル天板25に当たると中央部
へ流れる。こうして左右の燃焼排気は合流して、被調理
物Fに向けて下向きに対流し、被調理物Fの上面を加熱
し、連通口53と排気室50とを介して排気口52から
排出される。また、バーナ59から発生する輻射熱によ
っても焼網24に載置された被調理物Fを加熱する。グ
リル天板25の中央部がやや低くなって形成されている
ため、上昇した燃焼排気を中央部へ集めて、バーナ59
から遠いために受熱が少ない中央部分に載置された被調
理物Fの上面にも加熱が補われ、被調理物F全体が均一
に焼ける。しかも、グリル天板25に遠赤外線塗料を塗
布しているため、燃焼排気によって加熱されたグリル天
板25が遠赤外線を発し、被調理物Fを炭火焼きのよう
に内部までふっくらと焼き上げることができる。
【0021】グリル庫22の左右側面に設けたバーナ5
9は、燃焼面を鉛直面に対してやや上方に傾いているた
め、輻射熱による受皿26の加熱を軽減している。こう
した構成により受皿26への加熱を低減して焼き脂Gの
発火を防止しているが、より一層安全を図るために、受
皿26の底面に熱伝導率の高いアルミニウム製の拡散板
26aを密着して設ける。従って、受皿26の熱が拡散
板26aに伝導し拡散して、焼き脂Gを受ける受皿26
の底面が局部的に高温になることはない。しかも、給気
路29から取り入れた空気により受皿26を冷却するこ
とができる。こうした簡単な構成で、受皿26の底面の
熱を拡散し、更に冷却用空気により冷却するため、受皿
26に溜まった焼き脂Gを発火しにくくして、グリル2
0の安全性を高めることができる。この結果、受皿26
に水を張らない水無しグリルとして一層安全に使用でき
る。つまり、調理に先立ち、焼き脂Gを受ける受皿26
に水を入れたり、調理終了後に排水したりする手間が省
けるので、使い勝手が良い。しかも、水の入れ忘れによ
る発火を防止でき、安心して使うことができる。更に、
加熱調理に水を使わないので、被調理物Fをこんがりと
焼くことができる。また、受皿26にフッ素コーティン
グしても過熱により剥がれてしまうといった心配はな
く、焼き脂Gを容易に拭き取ることができ掃除がし易く
なる。
【0022】また、受皿26とグリル本体23底面との
当接部は異種材料であるため、お互いに摺動面が摩耗し
にくくなって、受皿26の出し入れは円滑かつ軽快にな
ると共に、耳障りな摩擦音も生じないので、使用者に不
快感を与えることはない。
【0023】《第2実施形態》本発明の第2実施形態と
してのグリル付テーブルこんろについて図4、図5、図
7を用いて説明する。尚、第1実施形態とは受皿の底面
の構成と給気路の構成とが異なり、その他は同様な構成
なため、重複する部分に関しては同一符号を付してその
説明を省略する。
【0024】グリル70は、グリル庫71に受皿60を
収納し、受皿60の底面とグリル庫71の底面との間に
は後述する空気流路65が形成される。受皿60は、側
面60eと外周底面60fとからなる枠体60cと、受
皿60の底面の中央部を形成する底板60aとで構成さ
れる。枠体60cにはステンレス材が用いられ、底板6
0aにはアルミニウム材が用いられる。この外周底面6
0fには、受皿60の中央奥側(受皿60の高温部)に
長方形の四角孔60gが開口され、また前後中央に2個
のリベット孔60iが開口されて形成される。一方、底
板60aは、後述するグリル本体74の底面絞り74a
の内側より狭い幅で形成され、長方形状の絞り60dが
形成され、この絞り60dの前後中央に2個のリベット
孔60hが形成される。この受皿60は、枠体60cの
四角孔60gに底板60aの絞り60dをはめ込み、リ
ベット60bを用いて、底板60aと外周底面60fと
を固着する。また、底板60aの絞りの上面と外周底面
60fの上面とは同一面で形成される。
【0025】グリル本体74の下方には、正断面がコの
字形状のダクト61を奥行方向に延設する。このダクト
61の上端は、グリル本体74の底面絞り74aの上面
と同じ高さで形成して受皿60の裏面と当接する。ま
た、ダクト61の底面には、幅方向中央でやや手前側
に、切り起こしにより流入孔62を形成する。また、グ
リル庫71の後方には、仕切壁73を介して排気室72
を設け、その排気室72の底面を受皿60の底面より高
く設ける。この仕切壁73には、連通口53とその下方
にダクト61と同じ幅の長方形状の流出孔63とが開口
される。また、器体背面19の下方には、長方形に開口
されダクト61と器体後方外部とを連通する排出孔64
を形成する。空気が流入孔62から入りダクト61内を
通り、流出孔63を介して排気室72底面の下方を通っ
て排出孔64に至るまでの流路を空気流路65として形
成する。
【0026】受皿60の下部に形成される空気流路65
内の空気は、バーナ59の燃焼により加熱された高温の
受皿60と熱交換し、受皿60を冷却すると共に空気自
身が高温となり、器体の後方外部(低温)との間に生じ
た温度差により、排出孔64方向にドラフト力が生じ
る。また、ダクト61を延設することにより、空気流路
65の通過面積を小さくしてドラフト力を大きくする。
しかも、器体の後方外部の温度は、バーナ59から発生
した燃焼排気を排出する排気室72よりも低いので、空
気流路65内のドラフト力は、排気室72内のドラフト
力よりも大きく、より効果的にグリル庫71外の冷たい
空気を、図中実線矢印で示すように、流入孔62から受
皿60の底面を通って奥方向に流し、受皿60を効率良
く冷却して、流出孔63と排出孔64とを介して器体の
後方外部へ排出する。
【0027】以上説明したグリル70によれば、受皿6
0の四角孔60gに底板60aをはめ込んで、受皿60
の枠体60cと底板60aとの重なりを少なくし、しか
も、底板60aは熱伝導率の高いアルミニウムで形成さ
れるため、受皿26の熱が底板60aでよく拡散する。
こうした簡単な構成で、受皿60の底面の熱を十分に拡
散し、更に冷却用空気により一層効率良く冷却するた
め、受皿60に溜まった焼き脂Gを発火しにくくして、
グリル70の安全性を一層高めることができる。
【0028】また、底板60aはアルミニウム製なの
で、受皿60の重量は軽くなって使い易いし、フッ素コ
ーティング加工も行い易い。また、流入孔62が切り起
こして流入孔62の上部を覆うため、グリル庫71の汚
れがダクト61の下方のグリル本体74に溜まりにくい
ので衛生的である。また、第1実施形態と同様に、受皿
60(枠体60c)とグリル本体74底面との当接部は
異種材料であるため、受皿60の出し入れは円滑かつ軽
快になる。
【0029】以上本発明の2つの実施形態について説明
したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、
空気流路65にはダクト61を設けないで製品コストを
低下してもよい。また、第1実施形態の拡散板26aを
密着させた受皿26と第2実施形態のダクト61による
空気流路65との組合わせや、第2実施形態の底板60
aにより底面の一部が形成される受皿60と第1実施形
態の給気路29との組合わせをしても構わない。また、
拡散板26aや底板60aには真鍮を用いてもよい。ま
た、流入孔62は長方形に単に開口しているだけでもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のグリルによれば、バーナの燃焼により受皿が加熱
されても、その熱を受皿から板材に拡散させて、受皿の
底面が局部的に高温になることを防止し、グリルの発火
に対する安全性を高めることができる。
【0031】更に、本発明の請求項2記載のグリルによ
れば、バーナの燃焼により受皿が加熱されても、底面の
熱は容易に拡散して、受皿の底面が局部的に高温になる
ことを防止し、グリルの発火に対する安全性を更に高め
ることができる。また、受皿の材料コストの大幅アップ
にはならずに済み経済的である。また、受皿の重量はそ
れほど重くならないので使い易い。
【0032】更に、本発明の請求項3記載のグリルによ
れば、熱伝導率の高い材料により受皿の熱を十分拡散し
た状態で、冷却用空気流路を通過する冷却用空気により
受皿を一層効率良く冷却するため、受皿の底面が局部的
に高温になることを防止し、グリルの発火に対する安全
性を更に一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グリル付テーブルこんろの外観図である。
【図2】グリルを正面からみた断面図である。
【図3】グリルを側面からみた断面図である。
【図4】グリルを正面からみた断面図である。
【図5】グリルを側面からみた断面図である。
【図6】受皿の斜視図である。
【図7】受皿の斜視図である。
【符号の説明】
22、71…グリル庫、 23、74…グリル本体、
26、60…受皿、26a…拡散板、 29…給気路、
59…バーナ、 60a…底板、65…空気流路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの燃焼により被調理物を加熱調理
    するためのグリル庫と、 上記グリル庫内の下部に出し入れ可能に設けられ、被調
    理物から落下してきた焼き脂を受ける受皿とを備えたグ
    リルにおいて、 上記受皿の底面に、該受皿の材料よりも熱伝導率の高い
    材料からなる板材を密着して設け、上記バーナの燃焼に
    より加熱された該受皿の熱を拡散させたことを特徴とす
    るグリル。
  2. 【請求項2】 バーナの燃焼により被調理物を加熱調理
    するためのグリル庫と、 上記グリル庫内の下部に出し入れ可能に設けられ、被調
    理物から落下してきた焼き脂を受ける受皿とを備えたグ
    リルにおいて、 上記受皿の底面の少なくとも一部は該受皿の枠体の材料
    よりも熱伝導率の高い材料により形成して、上記バーナ
    の燃焼により加熱された該受皿の熱を拡散させたことを
    特徴とするグリル。
  3. 【請求項3】 上記受皿の底面と上記グリル庫の底面と
    の間に冷却用空気流路を形成し、該グリル庫の後方外部
    に連通する冷却用空気排出部を設け、冷却用空気を該冷
    却用空気流路の下方から取り入れて該冷却用空気排出部
    へ流すことを特徴とする請求項1または2記載のグリ
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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