JPH06147909A - 車両走行案内装置 - Google Patents
車両走行案内装置Info
- Publication number
- JPH06147909A JPH06147909A JP33653092A JP33653092A JPH06147909A JP H06147909 A JPH06147909 A JP H06147909A JP 33653092 A JP33653092 A JP 33653092A JP 33653092 A JP33653092 A JP 33653092A JP H06147909 A JPH06147909 A JP H06147909A
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Abstract
(57)【要約】
［目的］ 車両の走行にともない道路地図上に更新表示
されていく現在位置が道路地図上に設定された走行予定
経路上における通過の目標となる交差点の一定距離手前
にさしかかったことを検知して、その交差点での進行方
向を報知するようにした車両走行案内装置において、そ
の報知に際して、運転者に目標となる交差点までの距離
感を的確に把握させて、その交差点での右，左折などの
タイミングを適切にとることができるようにする。 ［構成］ 車両の現在位置と走行予定経路上における通
過の目標となる交差点との間の距離に応じて進行方向の
報知の形態を変化させる手段をとるようにする。
されていく現在位置が道路地図上に設定された走行予定
経路上における通過の目標となる交差点の一定距離手前
にさしかかったことを検知して、その交差点での進行方
向を報知するようにした車両走行案内装置において、そ
の報知に際して、運転者に目標となる交差点までの距離
感を的確に把握させて、その交差点での右，左折などの
タイミングを適切にとることができるようにする。 ［構成］ 車両の現在位置と走行予定経路上における通
過の目標となる交差点との間の距離に応じて進行方向の
報知の形態を変化させる手段をとるようにする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両走行にしたがって
道路地図上に車両の現在位置を更新表示しながら、その
道路地図上に予め設定された走行予定経路にしたがう車
両の走行案内を行わせる車両走行案内装置に関する。
道路地図上に車両の現在位置を更新表示しながら、その
道路地図上に予め設定された走行予定経路にしたがう車
両の走行案内を行わせる車両走行案内装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の車両走行案内装置として
は、画面に写し出された道路地図上における出発点，目
的地およびその出発点から目的地に到るまでの途中の通
過点の目標となる各交差点を入力指定して道路地図上に
車両の走行予定経路を予め設定したうえで、その道路地
図上に車両の現在位置を更新表示させながら、その走行
予定経路にしたがって車両の走行案内を行わせるように
したものにあって、道路地図上に表示される車両の現在
位置が走行予定経路上における交差点を中心として予め
設定されたエリア内に入ったときに、その交差点での車
両の進むべき方向を画面の隅に矢印によって点滅表示さ
せるとともに、さらにそのエリア内における車両の走行
が進んで現在位置がその交差点の一定距離手前にさしか
かったときに、断続音を生じさせて運転者に走行予定経
路上における交差点に近づいたことを報知するようにし
ている（特開昭５８−７０１１７号公参照）。
は、画面に写し出された道路地図上における出発点，目
的地およびその出発点から目的地に到るまでの途中の通
過点の目標となる各交差点を入力指定して道路地図上に
車両の走行予定経路を予め設定したうえで、その道路地
図上に車両の現在位置を更新表示させながら、その走行
予定経路にしたがって車両の走行案内を行わせるように
したものにあって、道路地図上に表示される車両の現在
位置が走行予定経路上における交差点を中心として予め
設定されたエリア内に入ったときに、その交差点での車
両の進むべき方向を画面の隅に矢印によって点滅表示さ
せるとともに、さらにそのエリア内における車両の走行
が進んで現在位置がその交差点の一定距離手前にさしか
かったときに、断続音を生じさせて運転者に走行予定経
路上における交差点に近づいたことを報知するようにし
ている（特開昭５８−７０１１７号公参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のように、車両の現在位置が走行予定経路上
における通過の目標となる交差点を中心とした所定のエ
リアに入ったときにその交差点での進行方向を表示し、
さらに車両の走行が進んでその交差点の一定距離手前に
さしかかったときにその交差点に近づいたことを運転者
に報知するようにするのでは、車両の走行が進むにした
がって刻々変化する目標の交差点までの距離を運転者に
的確に把握させることができず、例えば、現在走行中の
道路における前後にわたって目標となる交差点に近接し
て他の交差点があるような場合に目標となる交差点を見
失なってしまい、その目標となる交差点での右，左折な
どのタイミングを失してしまうことである。
点は、従来のように、車両の現在位置が走行予定経路上
における通過の目標となる交差点を中心とした所定のエ
リアに入ったときにその交差点での進行方向を表示し、
さらに車両の走行が進んでその交差点の一定距離手前に
さしかかったときにその交差点に近づいたことを運転者
に報知するようにするのでは、車両の走行が進むにした
がって刻々変化する目標の交差点までの距離を運転者に
的確に把握させることができず、例えば、現在走行中の
道路における前後にわたって目標となる交差点に近接し
て他の交差点があるような場合に目標となる交差点を見
失なってしまい、その目標となる交差点での右，左折な
どのタイミングを失してしまうことである。
【０００４】
【発明を解決するための手段】本発明は、車両の走行に
ともない道路地図上に更新表示されていく現在位置が道
路地図上に設定された走行予定経路上における通過の目
標となる交差点の一定距離手前にさしかかったことを検
知してその交差点での進行方向を報知するようにした車
両走行案内装置において、車両の現在位置とその先方に
ある走行予定経路上における通過の目標となる交差点と
の間の距離に応じて進行方向の報知の形態を変化させる
ようにして、その報知の形態によって運転者に目標とな
る交差点までの距離感を的確に把握させて、その交差点
での右，左折などのタイミングを適切にとることができ
るようにしている。
ともない道路地図上に更新表示されていく現在位置が道
路地図上に設定された走行予定経路上における通過の目
標となる交差点の一定距離手前にさしかかったことを検
知してその交差点での進行方向を報知するようにした車
両走行案内装置において、車両の現在位置とその先方に
ある走行予定経路上における通過の目標となる交差点と
の間の距離に応じて進行方向の報知の形態を変化させる
ようにして、その報知の形態によって運転者に目標とな
る交差点までの距離感を的確に把握させて、その交差点
での右，左折などのタイミングを適切にとることができ
るようにしている。
【０００５】
【実施例】図１は本発明による車両走行案内装置の基本
的な構成例を示すもので、例えば車両のタイヤの回転に
応じて単位走行距離ごとのパルス信号を出力する距離セ
ンサ１と、例えばヨー方向の角速度の変化を検出する車
両の走行にともなう方向変化量に比例した信号を出力す
る方向センサ２と、距離センサ１からのパルス信号数を
カウントして車両の走行距離を計測するとともに、方向
センサ２の出力信号にしたがってその進行方向の変化を
わり出すことにより車両の一定走行距離ごとにおけるＸ
−Ｙ座標上の現在位置を逐次演算によって求め、かつこ
の車両走行案内装置全体の制御を行わせるマイクロコン
ピュータからなる信号処理装置３と、その信号処理装置
３によって求められた刻々変化するＸ−Ｙ座標上の位置
の現在位置のデータを順次格納し、車両の有限の連続位
置情報としてそれを記憶保持する走行軌跡記憶装置４
と、予めデジタル地図データによる道路地図情報が記憶
されている地図情報記憶媒体５と、その記憶媒体５から
必要なエリアの道路地図情報を選択的に読み出す記憶媒
体再生装置６と、その読み出された道路地図情報にもと
づいて所定の道路地図を画面に写し出すとともに、その
画面に写し出された道路地図上に、車両の現在位置を、
必要に応じて走行軌跡および現在位置における車両の進
行方向などとともに、車両の走行にしたがって更新的に
表示させる表示装置７と、信号処理装置３へ動作指令を
与えるとともに、表示装置７に表示させる地図の選択指
定およびその表示された地図上における車両の出発点，
通過の目標点，目的地などの設定を行わせ、また走行軌
跡などの表示指令を選択的に与え、表示縮尺率の選択な
どの表示形態の設定変更などを適宜行わせることのでき
る操作装置８とによって構成されている。
的な構成例を示すもので、例えば車両のタイヤの回転に
応じて単位走行距離ごとのパルス信号を出力する距離セ
ンサ１と、例えばヨー方向の角速度の変化を検出する車
両の走行にともなう方向変化量に比例した信号を出力す
る方向センサ２と、距離センサ１からのパルス信号数を
カウントして車両の走行距離を計測するとともに、方向
センサ２の出力信号にしたがってその進行方向の変化を
わり出すことにより車両の一定走行距離ごとにおけるＸ
−Ｙ座標上の現在位置を逐次演算によって求め、かつこ
の車両走行案内装置全体の制御を行わせるマイクロコン
ピュータからなる信号処理装置３と、その信号処理装置
３によって求められた刻々変化するＸ−Ｙ座標上の位置
の現在位置のデータを順次格納し、車両の有限の連続位
置情報としてそれを記憶保持する走行軌跡記憶装置４
と、予めデジタル地図データによる道路地図情報が記憶
されている地図情報記憶媒体５と、その記憶媒体５から
必要なエリアの道路地図情報を選択的に読み出す記憶媒
体再生装置６と、その読み出された道路地図情報にもと
づいて所定の道路地図を画面に写し出すとともに、その
画面に写し出された道路地図上に、車両の現在位置を、
必要に応じて走行軌跡および現在位置における車両の進
行方向などとともに、車両の走行にしたがって更新的に
表示させる表示装置７と、信号処理装置３へ動作指令を
与えるとともに、表示装置７に表示させる地図の選択指
定およびその表示された地図上における車両の出発点，
通過の目標点，目的地などの設定を行わせ、また走行軌
跡などの表示指令を選択的に与え、表示縮尺率の選択な
どの表示形態の設定変更などを適宜行わせることのでき
る操作装置８とによって構成されている。
【０００６】このように構成されたものでは、選択的に
読み出された道路地図が表示装置７の画面に映し出され
るとともに、その地図上において設定された出発点から
の車両の走行にしたがって信号処理装置３により予め設
定された地図の縮尺率に応じてＸ−Ｙ座標上における現
在位置が刻々と演算によって求められ、その演算結果が
走行軌跡記憶装置４に逐次送られてその記憶内容が更新
されていくとともに、その記憶内容が読み出されて表示
装置７に送られる。
読み出された道路地図が表示装置７の画面に映し出され
るとともに、その地図上において設定された出発点から
の車両の走行にしたがって信号処理装置３により予め設
定された地図の縮尺率に応じてＸ−Ｙ座標上における現
在位置が刻々と演算によって求められ、その演算結果が
走行軌跡記憶装置４に逐次送られてその記憶内容が更新
されていくとともに、その記憶内容が読み出されて表示
装置７に送られる。
【０００７】それにより表示装置７には、例えば、図２
に示すように、その画面に表示された地図上に車両の現
在位置を示す表示マークＭ１，その現在位置における車
両の進行方向を示す表示マークＭ２および出発点Ｓから
現在位置に至るまでの走行軌跡表示マークＭ３が車両の
走行状態に追従して模擬的に表示される。
に示すように、その画面に表示された地図上に車両の現
在位置を示す表示マークＭ１，その現在位置における車
両の進行方向を示す表示マークＭ２および出発点Ｓから
現在位置に至るまでの走行軌跡表示マークＭ３が車両の
走行状態に追従して模擬的に表示される。
【０００８】本発明では、このような車両走行案内装置
にあって、予め、操作装置８からの入力操作によって、
例えば図３に示すように、表示装置７の画面に写し出さ
れている道路地図上に出発点Ｓおよび目的地Ｏが指定さ
れ、さらにその出発点Ｓと目的地Ｏとの間における通過
の目標となる各交差点Ｉ１〜Ｉ６が指定されることによ
って出発点Ｓから目的地Ｏに到るまでの走行予定経路Ｃ
が設定されると、信号処理装置３がその内部メモリに走
行予定経路における出発点Ｓ、各交差点Ｉ１〜Ｉ６およ
び目的地Ｏの各位置のデータを記憶したうえで、その制
御下においてその道路地図上における走行予定経路Ｃを
輝度変調をかけたり特別な色で表示するなどして、それ
により道路地図上に更新表示される現在位置Ｐがその走
行予定経路Ｃ上をならうように車両の走行案内を行わせ
ることができるようにしている。
にあって、予め、操作装置８からの入力操作によって、
例えば図３に示すように、表示装置７の画面に写し出さ
れている道路地図上に出発点Ｓおよび目的地Ｏが指定さ
れ、さらにその出発点Ｓと目的地Ｏとの間における通過
の目標となる各交差点Ｉ１〜Ｉ６が指定されることによ
って出発点Ｓから目的地Ｏに到るまでの走行予定経路Ｃ
が設定されると、信号処理装置３がその内部メモリに走
行予定経路における出発点Ｓ、各交差点Ｉ１〜Ｉ６およ
び目的地Ｏの各位置のデータを記憶したうえで、その制
御下においてその道路地図上における走行予定経路Ｃを
輝度変調をかけたり特別な色で表示するなどして、それ
により道路地図上に更新表示される現在位置Ｐがその走
行予定経路Ｃ上をならうように車両の走行案内を行わせ
ることができるようにしている。
【０００９】そして、信号処理装置３において、図４に
示すように、道路地図上に表示される車両の現在位置Ｐ
とその走行予定経路Ｃ上における通過の目標となる先方
の交差点Ｉｎとの間の距離を、Ｘ−Ｙ座標上における現
在位置Ｐのデータとその交差点Ｉｎの位置データとにも
とづく所定の演算処理によって逐次わり出しながら、車
両の現在位置Ｐとその交差点Ｉｎとの間の距離が予定の
例えば１００ｍになったこと、すなわち車両がその交差
点の一定距離手前にさしかかったことを検知して、走行
予定経路Ｃにしたがうその交差点Ｉｎにおける進行方向
を示す左折の矢印Ａを画面上に表示するようにしてい
る。
示すように、道路地図上に表示される車両の現在位置Ｐ
とその走行予定経路Ｃ上における通過の目標となる先方
の交差点Ｉｎとの間の距離を、Ｘ−Ｙ座標上における現
在位置Ｐのデータとその交差点Ｉｎの位置データとにも
とづく所定の演算処理によって逐次わり出しながら、車
両の現在位置Ｐとその交差点Ｉｎとの間の距離が予定の
例えば１００ｍになったこと、すなわち車両がその交差
点の一定距離手前にさしかかったことを検知して、走行
予定経路Ｃにしたがうその交差点Ｉｎにおける進行方向
を示す左折の矢印Ａを画面上に表示するようにしてい
る。
【００１０】その際、信号処理装置３の内部メモリに
は、図５に示すように、直進の矢印，右折の矢印，
左折の矢印，右斜め前方の矢印，左斜め前方の矢印
，右斜め後方の矢印および左斜め後方の矢印の各
パターンデータが予め書き込まれており、信号処理装置
３が走行予定経路Ｃにしたがうその交差点Ｉｎにおける
進行方向を判断して左折の矢印のパターンデータを読
み出して、画面上の所定箇所に左折の矢印Ａを表示す
る。
は、図５に示すように、直進の矢印，右折の矢印，
左折の矢印，右斜め前方の矢印，左斜め前方の矢印
，右斜め後方の矢印および左斜め後方の矢印の各
パターンデータが予め書き込まれており、信号処理装置
３が走行予定経路Ｃにしたがうその交差点Ｉｎにおける
進行方向を判断して左折の矢印のパターンデータを読
み出して、画面上の所定箇所に左折の矢印Ａを表示す
る。
【００１１】このようなものにあって、特に本発明で
は、信号処理装置３の制御下において、車両の現在位置
Ｐが交差点Ｉｎの一定距離手前にさしかかったことが検
知されてその交差点Ｉｎでの進行方向を示す左折などの
矢印Ａが表示されたのち、車両の走行が進んで現在位置
Ｐとその交差点Ｉｎとの間の距離が縮まるにしたがい、
その矢印Ａの長さを次第に短くしていくようにしてい
る。
は、信号処理装置３の制御下において、車両の現在位置
Ｐが交差点Ｉｎの一定距離手前にさしかかったことが検
知されてその交差点Ｉｎでの進行方向を示す左折などの
矢印Ａが表示されたのち、車両の走行が進んで現在位置
Ｐとその交差点Ｉｎとの間の距離が縮まるにしたがい、
その矢印Ａの長さを次第に短くしていくようにしてい
る。
【００１２】しかして、本発明によれば、車両の走行に
ともない画面に表示される左折などの矢印Ａの長さが短
くなっていくことによって、運転者は走行予定経路Ｃ上
における先方の交差点Ｉｎまでの距離感を容易につかむ
ことができ、その交差点Ｉｎの前後に近接して他の交差
点があったとしても、その目標となる交差点Ｉｎを見失
うことなく、その交差点Ｉｎでの左折などを的確に行わ
せることができるようになる。
ともない画面に表示される左折などの矢印Ａの長さが短
くなっていくことによって、運転者は走行予定経路Ｃ上
における先方の交差点Ｉｎまでの距離感を容易につかむ
ことができ、その交差点Ｉｎの前後に近接して他の交差
点があったとしても、その目標となる交差点Ｉｎを見失
うことなく、その交差点Ｉｎでの左折などを的確に行わ
せることができるようになる。
【００１３】なお、その際、距離感は運転者によって個
人差があるので、例えば、左折などのウインカー操作が
なされてから車両が実際に左折などするまでの時間をみ
ることなどによって運転者個々の距離感に対する特性を
学習し、その学習によって得られた特性による個人情報
をメモリに記憶しておき、キーエントリー時などに所定
の個人情報を読み出して、その個人情報にしたがって該
当する運転者にとって最適な距離感が得られるようにす
るべく、車両の走行が進むにしたがって左折などの矢印
Ａの長さを次第に短くしていく割合を適宜調整するよう
にすることが考えられる。
人差があるので、例えば、左折などのウインカー操作が
なされてから車両が実際に左折などするまでの時間をみ
ることなどによって運転者個々の距離感に対する特性を
学習し、その学習によって得られた特性による個人情報
をメモリに記憶しておき、キーエントリー時などに所定
の個人情報を読み出して、その個人情報にしたがって該
当する運転者にとって最適な距離感が得られるようにす
るべく、車両の走行が進むにしたがって左折などの矢印
Ａの長さを次第に短くしていく割合を適宜調整するよう
にすることが考えられる。
【００１４】矢印Ａなどの進行方向の報知の形態を変化
させることによって距離感をもたせるための他の手段と
して、信号処理装置３の制御下において、車両の現在位
置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮まっていくにしたが
って矢印Ａの色を、例えば、青→黄→赤と変化させてい
くようにする。
させることによって距離感をもたせるための他の手段と
して、信号処理装置３の制御下において、車両の現在位
置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮まっていくにしたが
って矢印Ａの色を、例えば、青→黄→赤と変化させてい
くようにする。
【００１５】また、その他の手段として、信号処理装置
３の制御下において、矢印Ａを点滅表示させるように
し、車両の現在位置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮ま
っていくにしたがって矢印Ａの点滅の間隔を次第に短く
していくようにする。
３の制御下において、矢印Ａを点滅表示させるように
し、車両の現在位置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮ま
っていくにしたがって矢印Ａの点滅の間隔を次第に短く
していくようにする。
【００１６】また、その他の手段として、信号処理装置
３の制御下において、前述のように左折などの矢印Ａが
表示されたときに、報知器（図示せず）から車両が目標
となる交差点Ｉｎの一定距離手前にさしかかったことを
報知するブザー音を発生させ、車両の現在位置Ｐと交差
点Ｉｎとの間の距離が縮まっていくにしたがってそのブ
ザー音の発生間隔を次第に短くしていくか、またはブザ
ー音の強度を次第に強くしていくようにする。
３の制御下において、前述のように左折などの矢印Ａが
表示されたときに、報知器（図示せず）から車両が目標
となる交差点Ｉｎの一定距離手前にさしかかったことを
報知するブザー音を発生させ、車両の現在位置Ｐと交差
点Ｉｎとの間の距離が縮まっていくにしたがってそのブ
ザー音の発生間隔を次第に短くしていくか、またはブザ
ー音の強度を次第に強くしていくようにする。
【００１７】さらに、その他の手段として、信号処理装
置３の制御下において、スピーカ（図示せず）から車両
の現在位置Ｐが目標となる交差点Ｉｎの一定距離手前に
さしかかったときにその交差点Ｉｎにおける左折などの
進行方向を報知する旨の音声合成による出力を生じさ
せ、車両の現在位置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮ま
っていくにしたがってその出力の発生間隔を次第に短く
していくようにするか、または、「左へ曲がって下さ
い」から「そろそろ左へ曲がって下さい」などというよ
うにその音声出力の内容を変更していくようにする。
置３の制御下において、スピーカ（図示せず）から車両
の現在位置Ｐが目標となる交差点Ｉｎの一定距離手前に
さしかかったときにその交差点Ｉｎにおける左折などの
進行方向を報知する旨の音声合成による出力を生じさ
せ、車両の現在位置Ｐと交差点Ｉｎとの間の距離が縮ま
っていくにしたがってその出力の発生間隔を次第に短く
していくようにするか、または、「左へ曲がって下さ
い」から「そろそろ左へ曲がって下さい」などというよ
うにその音声出力の内容を変更していくようにする。
【００１８】
【効果】以上、本発明による車両走行案内装置にあって
は、車両の走行にともない道路地図上に更新表示されて
いく現在位置が道路地図上に設定された走行予定経路上
における通過の目標となる交差点の一定距離手前にさし
かかったときにその交差点での進行方向を矢印表示や音
声出力などによって報知するに際して、車両の現在位置
とその通過の目標となる交差点との間の距離に応じて変
化していく進行方向の報知の形態によって、運転者に
右，左折をするべき目標となる交差点までの距離感を的
確に把握させることができ、所定の交差点に対する右，
左折のタイミングを適切にとりながら右，左折などを行
わせることができるという利点を有している。
は、車両の走行にともない道路地図上に更新表示されて
いく現在位置が道路地図上に設定された走行予定経路上
における通過の目標となる交差点の一定距離手前にさし
かかったときにその交差点での進行方向を矢印表示や音
声出力などによって報知するに際して、車両の現在位置
とその通過の目標となる交差点との間の距離に応じて変
化していく進行方向の報知の形態によって、運転者に
右，左折をするべき目標となる交差点までの距離感を的
確に把握させることができ、所定の交差点に対する右，
左折のタイミングを適切にとりながら右，左折などを行
わせることができるという利点を有している。
【図１】本発明による車両走行案内装置の一構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】道路地図上に車両の現在位置および走行軌跡が
表示されたときの表示画面の一例を示す図である。
表示されたときの表示画面の一例を示す図である。
【図３】道路地図上に走行予定経路が設定されたときの
表示画面の一例を示す図である。
表示画面の一例を示す図である。
【図４】車両の現在位置が走行予定経路上の目標となる
交差点の一定距離手前にさしかかって左折の矢印が表示
されたとき表示画面の一例を示す図である。
交差点の一定距離手前にさしかかって左折の矢印が表示
されたとき表示画面の一例を示す図である。
【図５】画面に表示される各種矢印のパターンを示す図
である。
である。
１ 距離センサ ２ 方向センサ ３ 信号処理装置 ４ 走行軌跡記憶装置 ５ 地図情報記憶媒体 ６ 記憶媒体再生装置 ７ 表示装置 ８ 操作装置 Ｐ 車両の現在位置 Ｓ 出発点 Ｏ 目的地 Ｉｎ 目標となる交差点 Ｃ 走行予定経路 Ａ 矢印
Claims (6)
- 【請求項１】 車両の走行にともない刻々変化する２次
元座標上における現在位置を逐次求めて、同一座標によ
る道路地図上に車両の現在位置を更新表示しながら、そ
の道路地図上に予め設定された出発点から目的地に到る
までの走行予定経路にしたがって、その道路地図上に表
示される車両の現在位置とその先方にある走行予定経路
上における通過の目標となる交差点との間の距離を、２
次元座標上における各位置のデータにもとづく所定の演
算処理によって逐次わり出しながら、車両の現在位置が
その交差点の一定距離手前にさしかかったことを検知し
てその交差点での進行方向を報知するようにした車両走
行案内装置において、車両の現在位置と走行予定経路上
における通過の目標となる交差点との間の距離に応じて
進行方向の報知の形態を変化させるようにしたことを特
徴とする車両走行案内装置。 - 【請求項２】 走行予定経路上における通過の目標とな
る交差点での進行方向を報知するべくその進行方向を矢
印で表示する手段をとり、車両の現在位置とその交差点
との間の距離に応じてその矢印の長さを変化させる手段
をとるようにしたことを特徴とする前記第１項の記載に
よる車両走行案内装置。 - 【請求項３】 走行予定経路上における通過の目標とな
る交差点での進行方向を報知するべくその進行方向を矢
印で表示する手段をとり、車両の現在位置とその交差点
との間の距離に応じてその矢印の色を変化させる手段を
とるようにしたことを特徴とする前記第１項の記載によ
る車両走行案内装置。 - 【請求項４】 走行予定経路上における通過の目標とな
る交差点での進行方向を報知するべくその進行方向を矢
印で点滅表示する手段をとり、車両の現在位置とその交
差点との間の距離に応じてその矢印の点滅間隔を変化さ
せる手段をとるようにしたことを特徴とする前記第１項
の記載による車両走行案内装置。 - 【請求項５】 走行予定経路上における通過の目標とな
る交差点での進行方向を報知するべくその進行方向を矢
印で表示する手段および車両がその交差点の手前にさし
かかったことを報知するブザー音を発生する手段をと
り、車両の現在位置とその交差点との間の距離に応じて
そのブザー音の発生間隔、ブザー音の発生強度またはブ
ザー音の音の高さを変化させる手段をとるようにしたこ
とを特徴とする前記第１項の記載による車両走行案内装
置。 - 【請求項６】 走行予定経路上における通過の目標とな
る交差点での進行方向を報知する旨の音声出力を生じさ
せる手段をとり、車両の現在位置とその交差点との間の
距離に応じてその音声出力の発生間隔または音声出力の
内容を変化させる手段をとるようにしたことを特徴とす
る前記第１項の記載による車両走行案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33653092A JPH06147909A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 車両走行案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33653092A JPH06147909A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 車両走行案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147909A true JPH06147909A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18300090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33653092A Pending JPH06147909A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 車両走行案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06147909A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH08190696A (ja) * | 1994-11-07 | 1996-07-23 | Nippondenso Co Ltd | 経路誘導データ表示装置 |
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