JPH06146550A - フリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構造 - Google Patents
フリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構造Info
- Publication number
- JPH06146550A JPH06146550A JP29486792A JP29486792A JPH06146550A JP H06146550 A JPH06146550 A JP H06146550A JP 29486792 A JP29486792 A JP 29486792A JP 29486792 A JP29486792 A JP 29486792A JP H06146550 A JPH06146550 A JP H06146550A
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- JP
- Japan
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- floor
- free access
- section
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場での切断加工を一切不要にし経済的で
あると共に施工時間を大幅に短縮することが出来、しか
もボーダー材をボーダー部内に隙間なく簡便に敷設する
ことが出来るフリーアクセスフロアにおけるボーダー部
の構築構造を提供すること。 【構成】 フリーアクセスフロア部Aを構成する支持
脚1とボーダー部Bに設置したボーダー用調整平脚3と
に渡りボーダー受け部材4を架設せしめ、該ボーダー受
け部材4上に伸縮自在な蛇腹形状に形成したボーダー材
5を前記フロア部A端面と壁側面Cとに亘って敷設せし
めた。
あると共に施工時間を大幅に短縮することが出来、しか
もボーダー材をボーダー部内に隙間なく簡便に敷設する
ことが出来るフリーアクセスフロアにおけるボーダー部
の構築構造を提供すること。 【構成】 フリーアクセスフロア部Aを構成する支持
脚1とボーダー部Bに設置したボーダー用調整平脚3と
に渡りボーダー受け部材4を架設せしめ、該ボーダー受
け部材4上に伸縮自在な蛇腹形状に形成したボーダー材
5を前記フロア部A端面と壁側面Cとに亘って敷設せし
めた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎床面上に支持脚を
介して床パネルを敷設してなるフリーアクセスフロアに
おけるボーダー部(不定寸法部)の構築構造に関するも
のである。
介して床パネルを敷設してなるフリーアクセスフロアに
おけるボーダー部(不定寸法部)の構築構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フリーアクセスフロアを構築する場合、
柱や壁際近く等に不定寸法のボーダー部が生じる。
柱や壁際近く等に不定寸法のボーダー部が生じる。
【0003】従来、このボーダー部を構築する場合、フ
リーアクセスフロア部端面から壁側面までの寸法を測
り、その寸法にほぼ適合する大きさにフロア用床パネル
をその都度現場で切断してボーダー材となし、そのボー
ダー材をボーダー部に敷設すると共に、壁側面との間に
巾木を設置してボーダー材と壁側面との間に生じる隙間
を埋めていた。その為に、施工に手間がかかりコスト高
になると共に、床パネルを切断した後の残り材が出て不
経済となる不具合があった。
リーアクセスフロア部端面から壁側面までの寸法を測
り、その寸法にほぼ適合する大きさにフロア用床パネル
をその都度現場で切断してボーダー材となし、そのボー
ダー材をボーダー部に敷設すると共に、壁側面との間に
巾木を設置してボーダー材と壁側面との間に生じる隙間
を埋めていた。その為に、施工に手間がかかりコスト高
になると共に、床パネルを切断した後の残り材が出て不
経済となる不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、現場での切断加
工を一切不要にし、従って残り材を一切出さず経済的で
あると共に施工時間を大幅に短縮することが出来、しか
もボーダー材をボーダー部内に隙間なく簡便に敷設する
ことが出来るフリーアクセスフロアにおけるボーダー部
の構築構造を提供せんとするものである。
の不具合に鑑みてなされたものであり、現場での切断加
工を一切不要にし、従って残り材を一切出さず経済的で
あると共に施工時間を大幅に短縮することが出来、しか
もボーダー材をボーダー部内に隙間なく簡便に敷設する
ことが出来るフリーアクセスフロアにおけるボーダー部
の構築構造を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明のフリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構
造は、フリーアクセスフロア部を構成する支持脚とボー
ダー部に設置したボーダー用調整平脚とに渡りボーダー
受け部材を架設せしめ、該ボーダー受け部材上に伸縮自
在な蛇腹形状に形成したボーダー材を前記フロア部端面
と壁側面とに亘って敷設せしめた事を特徴としたもので
ある。
明のフリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構
造は、フリーアクセスフロア部を構成する支持脚とボー
ダー部に設置したボーダー用調整平脚とに渡りボーダー
受け部材を架設せしめ、該ボーダー受け部材上に伸縮自
在な蛇腹形状に形成したボーダー材を前記フロア部端面
と壁側面とに亘って敷設せしめた事を特徴としたもので
ある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施の一例を図面に基づいて
説明する。図中、Aはフリーアクセスフロア部を示し、
Bはフリーアクセスフロア部Aと柱や壁の側面(以下、
壁側面と称する。)Cとの間に形成されるボーダー部を
示す。
説明する。図中、Aはフリーアクセスフロア部を示し、
Bはフリーアクセスフロア部Aと柱や壁の側面(以下、
壁側面と称する。)Cとの間に形成されるボーダー部を
示す。
【0007】フリーアクセスフロア部Aは従来と同様
に、基礎床面D上に碁盤目状に配置された支持脚1上に
床パネル2を載置敷設して構成される。
に、基礎床面D上に碁盤目状に配置された支持脚1上に
床パネル2を載置敷設して構成される。
【0008】そしてボーダー部Bは、フロア部Aを構成
する支持脚1とボーダー部Bに設置したボーダー用調整
平脚3とに渡り架設せしめたボーダー受け部材4上に、
伸縮自在な蛇腹形状に形成したボーダー材5をフロア部
Aの端面と壁側面Cとに亘って載置敷設せしめて構築さ
れる。
する支持脚1とボーダー部Bに設置したボーダー用調整
平脚3とに渡り架設せしめたボーダー受け部材4上に、
伸縮自在な蛇腹形状に形成したボーダー材5をフロア部
Aの端面と壁側面Cとに亘って載置敷設せしめて構築さ
れる。
【0009】ボーダー用調整平脚3は、フロア部用支持
脚1と同様に、その支持台3a の高さを自由に調節し得
るように形成すると共に、ボーダー受け部材4を載置し
やすいようにその支持台3a を平板形状に形成してな
り、ボーダー部Bにおける基礎床面D上、詳しくはフロ
ア部Aを構成する支持脚1の延長線上に位置する基礎床
面D上に配置せしめる。
脚1と同様に、その支持台3a の高さを自由に調節し得
るように形成すると共に、ボーダー受け部材4を載置し
やすいようにその支持台3a を平板形状に形成してな
り、ボーダー部Bにおける基礎床面D上、詳しくはフロ
ア部Aを構成する支持脚1の延長線上に位置する基礎床
面D上に配置せしめる。
【0010】ボーダー受け部材4は、フロア部Aの端に
位置するフロア部用支持脚1と上記ボーダー用調整平脚
3とに渡って架設し得る十分な長さに形成すると共に、
断面略下向きコ字形状に形成するか、左右にフランジ4
a を有する断面略下向きコ字形状に形成してなり、フロ
ア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3とに渡って水平
状に架設せしめる。
位置するフロア部用支持脚1と上記ボーダー用調整平脚
3とに渡って架設し得る十分な長さに形成すると共に、
断面略下向きコ字形状に形成するか、左右にフランジ4
a を有する断面略下向きコ字形状に形成してなり、フロ
ア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3とに渡って水平
状に架設せしめる。
【0011】即ち、図1〜図3に示した第1実施例のボ
ーダー受け材4は、ボーダー用調整平脚3の支持台3a
上部を覆えるような断面略下向きコ字形状に形成して、
フロア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3とに渡って
水平状に架設せしめ、ボーダー受け材4の上面に直接ボ
ーダー材5を載置するようにしたものである。また、図
5〜図7に示した第2実施例のボーダー受け材4は、左
右にフランジ4a,4a を有する断面略下向きコ字形状に
形成し、フロア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3と
に渡って水平状に架設せしめた際に、図7に示す如く左
右のフランジ4a,4a が床パネル2の下面に位置しコ字
形部分4b が相隣接する床パネル2,2のフランジ2a,
2a で形成される空間部2b 内に挿入されるように形成
し、ボーダー受け材4の左右のフランジ4a,4a 上面に
ボーダー材5を載置するようにしたものである。
ーダー受け材4は、ボーダー用調整平脚3の支持台3a
上部を覆えるような断面略下向きコ字形状に形成して、
フロア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3とに渡って
水平状に架設せしめ、ボーダー受け材4の上面に直接ボ
ーダー材5を載置するようにしたものである。また、図
5〜図7に示した第2実施例のボーダー受け材4は、左
右にフランジ4a,4a を有する断面略下向きコ字形状に
形成し、フロア部用支持脚1とボーダー用調整平脚3と
に渡って水平状に架設せしめた際に、図7に示す如く左
右のフランジ4a,4a が床パネル2の下面に位置しコ字
形部分4b が相隣接する床パネル2,2のフランジ2a,
2a で形成される空間部2b 内に挿入されるように形成
し、ボーダー受け材4の左右のフランジ4a,4a 上面に
ボーダー材5を載置するようにしたものである。
【0012】また、ボーダー材5は、アルミ材や鉄材を
用いて、図4に示す如く伸縮自在な蛇腹形状をした板状
に形成してなり、現場施工時に、フロア部Aの端面すな
わちフロア部Aの端に位置する床パネル2の端面から壁
側面Cまでの寸法にピッタリと適合するように伸長また
は収縮させて、ボーダー受け部材4の上面またはそのフ
ランジ4a 上面に載置架設せしめる。尚、このボーダー
材5の巾は、図示実施例の如く、床パネル2の一辺の長
さと同じに形成しておくことが好ましい。
用いて、図4に示す如く伸縮自在な蛇腹形状をした板状
に形成してなり、現場施工時に、フロア部Aの端面すな
わちフロア部Aの端に位置する床パネル2の端面から壁
側面Cまでの寸法にピッタリと適合するように伸長また
は収縮させて、ボーダー受け部材4の上面またはそのフ
ランジ4a 上面に載置架設せしめる。尚、このボーダー
材5の巾は、図示実施例の如く、床パネル2の一辺の長
さと同じに形成しておくことが好ましい。
【0013】而して、ボーダー部を構築する場合には、
フリーアクセスフロア部Aを構築した後、ボーダー部B
にボーダー用調整平脚3を設置せしめ、そのボーダー用
調整平脚3とフロア部Aの端に位置するフロア部用支持
脚1とに渡ってボーダー受け材4を架設し、隣接する2
つのボーダー受け材4に渡ってボーダー材5を架設する
と共に、そのボーダー材5をフロア部Aの端面すなわち
フロア部Aの端に位置する床パネル2の端面から壁側面
Cまでの寸法にピッタリと適合するように伸長または収
縮させて敷設する。そして最後に、ボーダー材5の上面
にカーペット6等を敷き込み、作業を完了する。
フリーアクセスフロア部Aを構築した後、ボーダー部B
にボーダー用調整平脚3を設置せしめ、そのボーダー用
調整平脚3とフロア部Aの端に位置するフロア部用支持
脚1とに渡ってボーダー受け材4を架設し、隣接する2
つのボーダー受け材4に渡ってボーダー材5を架設する
と共に、そのボーダー材5をフロア部Aの端面すなわち
フロア部Aの端に位置する床パネル2の端面から壁側面
Cまでの寸法にピッタリと適合するように伸長または収
縮させて敷設する。そして最後に、ボーダー材5の上面
にカーペット6等を敷き込み、作業を完了する。
【0014】
【発明の効果】本発明のフリーアクセスフロアにおける
ボーダー部の構築構造は斯様に構成したので、現場での
切断加工を一切不要にし、従って、残り材を一切出さず
ともすみ経済的であると共に、施工時間を大幅に短縮す
ることが出来る。
ボーダー部の構築構造は斯様に構成したので、現場での
切断加工を一切不要にし、従って、残り材を一切出さず
ともすみ経済的であると共に、施工時間を大幅に短縮す
ることが出来る。
【0015】しかも、ボーダー材をフロア部の端面から
壁側面までの寸法に適合するように伸長または収縮させ
るだけであるから、フロア部端面から壁側面までの寸法
をいちいち測らずとも、ボーダー材をボーダー部内に隙
間なく簡便に敷設することが出来る。
壁側面までの寸法に適合するように伸長または収縮させ
るだけであるから、フロア部端面から壁側面までの寸法
をいちいち測らずとも、ボーダー材をボーダー部内に隙
間なく簡便に敷設することが出来る。
【図1】 本発明の第1実施例を示す一部切欠平面
図。
図。
【図2】 図1の(2)−(2)線に沿う拡大断面
図。
図。
【図3】 図1の(3)−(3)線に沿う拡大断面
図。
図。
【図4】 本発明に係るボーダー材の実施の一例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図5】 本発明の第2実施例を示す一部切欠平面
図。
図。
【図6】 図5の(6)−(6)線に沿う拡大断面
図。
図。
【図7】 図5の(7)−(7)線に沿う拡大断面
図。
図。
A:フリーアクセスフロア部 B:ボーダー部 C:壁側面 D:基礎床面 1:支持脚 2:床パネル 3:ボーダー用調整平脚 4:ボーダー受け
材 5:ボーダー材
材 5:ボーダー材
Claims (1)
- 【請求項1】 フリーアクセスフロア部を構成する支
持脚とボーダー部に設置したボーダー用調整平脚とに渡
りボーダー受け部材を架設せしめ、該ボーダー受け部材
上に伸縮自在な蛇腹形状に形成したボーダー材を前記フ
ロア部端面と壁側面とに亘って敷設せしめた事を特徴と
するフリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29486792A JPH06146550A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | フリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29486792A JPH06146550A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | フリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06146550A true JPH06146550A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17813279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29486792A Pending JPH06146550A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | フリーアクセスフロアにおけるボーダー部の構築構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06146550A (ja) |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP29486792A patent/JPH06146550A/ja active Pending
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