JP2589361B2 - 免震床と固定床若しくは壁とのジョイント部分の床構造 - Google Patents
免震床と固定床若しくは壁とのジョイント部分の床構造Info
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- JP2589361B2 JP2589361B2 JP1004517A JP451789A JP2589361B2 JP 2589361 B2 JP2589361 B2 JP 2589361B2 JP 1004517 A JP1004517 A JP 1004517A JP 451789 A JP451789 A JP 451789A JP 2589361 B2 JP2589361 B2 JP 2589361B2
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- Japan
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- base
- isolated
- wall
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、往復動できるように構成された免震床
と、この免震床に近接して構成された固定床若しくは壁
とのジョイント部分の床構造に関する。
と、この免震床に近接して構成された固定床若しくは壁
とのジョイント部分の床構造に関する。
最近の建物では、計測器等の精密機器を設置するため
の床は、僅かな揺れをも回避して精密な測定ができるよ
うに免震構造の床(以下、「免震床」という)とする場
合が多い。
の床は、僅かな揺れをも回避して精密な測定ができるよ
うに免震構造の床(以下、「免震床」という)とする場
合が多い。
このような建物では、建物自体の揺れが免震床に伝わ
らないように、また、地震時に免震床が揺れないように
周囲の一般構造の床(以下「固定床」という)若しくは
壁とのジョイント部をエキスパンションジョイント構造
にする必要がある。
らないように、また、地震時に免震床が揺れないように
周囲の一般構造の床(以下「固定床」という)若しくは
壁とのジョイント部をエキスパンションジョイント構造
にする必要がある。
また、固定床と接する部分の免震床は、歩行や台車の
走行に支障をきたさないように固定床と同じレベルにす
る必要があり、しかも、歩行及び台車の走行に充分耐え
られる構造とする必要があり、更に、地震時には建物の
揺れに抵抗しない構造とする必要がある。
走行に支障をきたさないように固定床と同じレベルにす
る必要があり、しかも、歩行及び台車の走行に充分耐え
られる構造とする必要があり、更に、地震時には建物の
揺れに抵抗しない構造とする必要がある。
この発明は、以上の課題を解決するためになされたも
ので、走行や台車の走行に支障をきたさず、かつ、これ
らの荷重・振動等に充分耐えることができ、更に、地震
時等の揺れを完全に遮断できるようにした免震床と固定
床若しくは壁とのジョイント部分の床構造を提供するこ
とを目的とする。
ので、走行や台車の走行に支障をきたさず、かつ、これ
らの荷重・振動等に充分耐えることができ、更に、地震
時等の揺れを完全に遮断できるようにした免震床と固定
床若しくは壁とのジョイント部分の床構造を提供するこ
とを目的とする。
この発明に係る免震床と固定床若しくは壁とのジョイ
ント部分の床構造は、支持床上を移動できるように構成
された免震床と、この免震床に近接して構成された固定
床若しくは壁との間の支持床上に所定間隔おきに建て付
けて設置され、前記免震床の移動に追従して前記支持体
上に移動する複数枚の硬質帯状プレートと、この硬質帯
状プレートと硬質帯状プレートとの間に硬質帯状プレー
トに沿って取付けられており、硬質帯状プレートの移動
に追従して変形する複数枚の弾性波形プレートとを備え
て構成されている。
ント部分の床構造は、支持床上を移動できるように構成
された免震床と、この免震床に近接して構成された固定
床若しくは壁との間の支持床上に所定間隔おきに建て付
けて設置され、前記免震床の移動に追従して前記支持体
上に移動する複数枚の硬質帯状プレートと、この硬質帯
状プレートと硬質帯状プレートとの間に硬質帯状プレー
トに沿って取付けられており、硬質帯状プレートの移動
に追従して変形する複数枚の弾性波形プレートとを備え
て構成されている。
以下、この発明を図示する一実施例に基いて説明する
と、支持床Aの上を水平方向に移動できるように構成さ
れた免震床1と、この免震床1に近接して構成された固
定床2との間に複数枚の硬質帯状プレート3が所定間隔
置きに設置され、この硬質帯状プレート3と3との間に
弾性波形プレート4が硬質帯状プレート3,3に沿って取
付けられている。(第1図参照)。
と、支持床Aの上を水平方向に移動できるように構成さ
れた免震床1と、この免震床1に近接して構成された固
定床2との間に複数枚の硬質帯状プレート3が所定間隔
置きに設置され、この硬質帯状プレート3と3との間に
弾性波形プレート4が硬質帯状プレート3,3に沿って取
付けられている。(第1図参照)。
硬質帯状プレート3は歩行者や台車等の鉛直荷重を確
実に支持でき、かつ、免震床1の移動に追従して支持床
Aの上を自由に移動できるように支持床Aの上に垂直に
建て付けて設置されている。
実に支持でき、かつ、免震床1の移動に追従して支持床
Aの上を自由に移動できるように支持床Aの上に垂直に
建て付けて設置されている。
また、弾性波形プレート4は硬質帯状プレート3,3に
沿って取付けられており、鉛直荷重を確実に支持できる
ように支持床Aの上に垂直に建てて設置され、かつ、硬
質帯状プレート3の横倒れを阻止できるように硬質帯状
プレート3,3と互いに連結されている(第1図参照)。
沿って取付けられており、鉛直荷重を確実に支持できる
ように支持床Aの上に垂直に建てて設置され、かつ、硬
質帯状プレート3の横倒れを阻止できるように硬質帯状
プレート3,3と互いに連結されている(第1図参照)。
さらに、弾性波形プレート4は板ばね的な働きを有
し、このため、硬質帯状プレート3が免震床1に追従し
て支持床Aの上を移動しても元の位置に復帰することが
でき、地震力等の水平力は全てこのジョイント部分の床
構造で吸収され、免震床1に伝達されないようになって
いる。
し、このため、硬質帯状プレート3が免震床1に追従し
て支持床Aの上を移動しても元の位置に復帰することが
でき、地震力等の水平力は全てこのジョイント部分の床
構造で吸収され、免震床1に伝達されないようになって
いる。
なお、硬質帯状プレート3として第2図及び第3図に
図示するような小さな凹凸のある帯状プレートを使用
し、これに弾性波形プレート4を取付けて使用すること
もできる。
図示するような小さな凹凸のある帯状プレートを使用
し、これに弾性波形プレート4を取付けて使用すること
もできる。
この発明は以上説明した構成からなり、免震床と固定
床若しくは壁とのジョイント部分の床構造において、固
定床及び壁が受ける地震力等の水平力が吸収されるの
で、建物の揺れがそのまま免震床に伝わるのを回避でき
る効果がある。
床若しくは壁とのジョイント部分の床構造において、固
定床及び壁が受ける地震力等の水平力が吸収されるの
で、建物の揺れがそのまま免震床に伝わるのを回避でき
る効果がある。
また、ジョイント部分の床構造に複数枚の硬質帯状プ
レートと、弾性波形プレートとが取付けて設置されてい
るので、歩行者や台車等の鉛直荷重を確実に支持できる
効果がある。
レートと、弾性波形プレートとが取付けて設置されてい
るので、歩行者や台車等の鉛直荷重を確実に支持できる
効果がある。
更に、ジョイント部分の床構造の構造がきわめて簡単
なので、施工、補修等が容易にできる効果がある。
なので、施工、補修等が容易にできる効果がある。
第1図は、この発明に係る免震床と固定床若しくは壁と
のジョイント部分の床構造の一実施例を示す斜視図、第
2図及び第3図は他の実施例の平面図である。 1……免震床、2……固定床、3……硬質帯状プレー
ト、4……弾性波形プレート、A……支持床。
のジョイント部分の床構造の一実施例を示す斜視図、第
2図及び第3図は他の実施例の平面図である。 1……免震床、2……固定床、3……硬質帯状プレー
ト、4……弾性波形プレート、A……支持床。
Claims (1)
- 【請求項1】支持床上を移動できるように構成された免
震床と、この免震床に近接して構成された固定床若しく
は壁との間の支持床上に所定間隔おきに建て付けて設置
され、前記免震床の移動に追従して前記支持体上に移動
する複数枚の硬質帯状プレートと、この硬質帯状プレー
トと硬質帯状プレートとの間に硬質帯状プレートに沿っ
て取付けられており、硬質帯状プレートの移動に追従し
て変形する複数枚の弾性波形プレートとを備えてなるこ
とを特徴とする免震床と固定床若しくは壁とのジョイン
ト部分の床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004517A JP2589361B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 免震床と固定床若しくは壁とのジョイント部分の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004517A JP2589361B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 免震床と固定床若しくは壁とのジョイント部分の床構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02186061A JPH02186061A (ja) | 1990-07-20 |
JP2589361B2 true JP2589361B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=11586246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1004517A Expired - Fee Related JP2589361B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 免震床と固定床若しくは壁とのジョイント部分の床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589361B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743347Y2 (ja) * | 1991-02-22 | 1995-10-09 | 鹿島建設株式会社 | 免震床と固定床とのジョイント部の構造 |
JP4673154B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-04-20 | 株式会社中部コーポレーション | 免震構造物用可動床 |
JP2015068161A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社金澤製作所 | 免震揺動フロア |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6358991A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | ジューキ株式会社 | 回路形成装置 |
JPH0526191Y2 (ja) * | 1987-04-30 | 1993-07-01 | ||
JPH01198963A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-10 | Toyo Linoleum Co Ltd | 免震床材料 |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP1004517A patent/JP2589361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02186061A (ja) | 1990-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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