JPH036742Y2 - - Google Patents

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JPH036742Y2
JPH036742Y2 JP3607284U JP3607284U JPH036742Y2 JP H036742 Y2 JPH036742 Y2 JP H036742Y2 JP 3607284 U JP3607284 U JP 3607284U JP 3607284 U JP3607284 U JP 3607284U JP H036742 Y2 JPH036742 Y2 JP H036742Y2
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floor
mounting
free access
floor panel
fixing member
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JP3607284U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフリーアクセス型床パネルの敷設のた
めの取付調整具に関するものである。
一般に、コンピユータルーム等の床には、いわ
ゆる、フリーアクセスフロアが広く用いられてい
る。第1図に示すのはフリーアクセスフロアーの
一実施例であり、スラブ1の上に支持スタンド2
を立設し、該支持スタンド2に大引材3を嵌合固
定させ、該大引材3上に根太材4を載置固定して
格子状に組み合わせた後、該根太材4の上に板状
の床パネル固定部材5をビス等により止着し、該
床パネル固定部材5に上方に向つて突設された突
起部5aを床パネル材6の裏面の四隅部に開設さ
れた孔部6aに嵌入することにより床面を形成す
るものである。しかしながら、このようなフリー
アクセスフロアーにあつては、施工時において発
生する組付誤差のため、根太材4を大引材3上の
正確な組付位置に載置固定できない場合があり、
また、一方根太材4上に床パネル固定部材5を止
着する場合には、同様に施工時における組付誤差
により根太材4の長さ方向の正確な中心線上に床
パネル固定部材5を止着することは困難である。
従つて、結果的に床パネル固定部材5上に載置固
定される床パネル材6を互いに間隙を開けること
なく密接した状態で敷設することができなくなる
という不具合が存していた。
本考案はこのような従来の不具合に鑑みなされ
たものであつて、その目的とするところは、床パ
ネル固定部材を根太材に対して正確に位置決め固
定することができると共に施工時における根太材
の組付誤差いかんに拘らず床パネルを互いに密接
した状態で敷設することのできるフリーアクセス
フロアー取付調整具を提供することにある。
かかる目的を達成するため本考案にあつては、
スラブ上に支持スタンドを立設し、この支持スタ
ンドを介して大引材と根太材とを格子状に載置固
定すると共に該根太材上に床パネル固定部材を止
着し、該床パネル固定部材上面に設けられた突起
部を床パネル裏面に開設された孔部に嵌合させて
床面を形成するフリーアクセス型床パネルを敷設
するフリーアクセスフロアー取付調整具におい
て、根太材の上面部を跨ぐ断面略コ字状の部材か
らなり、2枚の側板間の間隔が前記根太材の上面
部の巾より大きく、該両側板の少なくとも一箇所
に螺孔が開設され、該螺孔に取付調整ボルトが螺
入される取付部と、該取付部の上面の一端部に、
上記床パネル固定部材の突起部を挿入するための
孔部が設けられている取付ガイド部と、前記取付
部及び取付ガイド部の上面中央部に、長手方向に
沿つたセンター位置決め部とを設けたものであ
る。
以下、添付図面に示す実施例に基づき本考案を
詳細に説明する。
第2図に示すように、本考案に係るフリーアク
セスフロアー取付調整具7は、断面コ字状の取付
部8と、この取付部8の上面板9に連設された取
付ガイド部10と上記取付部8の上面板9及び取
付ガイド部10の上面10aに亘り該フリーアク
セスフロアー取付調整具7の長さ方向に沿つて取
付けられた棒状のセンター位置決め部11とから
なる。上記取付部8は長方形状の上面板9とこの
上面板9の両端部9a,9bから下方へ向つて垂
下される2枚の側板12,13とからなり、これ
ら2枚の側板12,13の間の間隙lは前記根太
材4のチヤンネル状の凸部4aの巾l1よりも、大
きく形成されており、そして、これら2枚の側板
12,13の内一方の側板12には二つのネジ孔
14,14が開設されると共に他方の側板13に
は一つのネジ孔14が開設されており、これらの
3つのネジ孔には調整具としての3本の蝶ボルト
15が螺入される。なお位置決め部11はねじ1
8により、取付部8の上面板9に固定されてい
る。
さらに、上記上面板9の端部には略長方形状の
取付ガイド部10が連設されており、この取付ガ
イド部10には両端部に、夫々、孔部16,17
が開設され、これらの孔部16,17の内径l2
前記床パネル固定部材5に突設された突起部5a
の直径と略同一に形成されると共に孔部16,1
7間の間隔l3は上記した床パネル固定部材5に設
けた突起部5a間の間隔l4と同一に形成されてい
る。
また、取付部8の上面板9及び取付ガイド部1
0の上面10aの巾方向中央部にはセンター位置
決め部11がフリーアクセスフロアー取付調整具
7の長さ方向に沿つて取付固定されている。この
センター位置決め部11は断面長方形からなり、
このセンター位置決め部11の一端11aは取付
部8の端部8aに位置すると共に他端11bは取
付ガイド部10の端部10bよりも外方へ突出し
て位置するように、フリーアクセスフロアー取付
調整具7の上面に取付固定されている。さらに、
上記取付部8の上面板9の裏面には、断面長方形
状の2つの脚部19が設けられている。
以上のように構成されたフリーアクセスフロア
ー取付調整具7を用いて床面を形成する場合に
は、第2図及び第3図に示すように、先ず、スラ
ブ1上に支持スタンド2を所定箇所に立設し、該
支持スタンド2にチヤンネル状の大引材3を、嵌
合固定させ、該大引材3上に断面略ハツト状の根
太材4を格子状に載置固定して組合わせる。
そして該根太材4上の所定位置に、ゴムプレー
ト20が下面に貼着されクツシヨン部材21が上
面に装着された床パネル固定部材5を配置する。
その後、該床パネル固定部材5に上方へ向けて設
けられた4つの突起部5aのうち隣接する間隔l4
の2つの突起部5aを上記フリーアクセスフロア
ー取付調整具7の取付ガイド部10に開設された
孔部16,17に、夫々、挿通させ、該根太材4
上に上記フリーアクセスフロアー取付調整具7の
断面コ字状の取付部8を脚部19により載置し、
蝶ボルト15により仮に締め付け固定する。そし
て、床パネル固定部材5の突起部5aを床パネル
材6の裏面の四隅部に開設された孔部6aに嵌入
させると共にフリーアクセスフロアー取付調整具
7の上面に取付けられた位置決め部11によつて
床パネル6の端部を当接させ床パネルの敷設が正
確な位置になるよう、フリーアクセスフロアー取
付調整具7の両側面に設けられた蝶ボルト15,
15,15によつて位置を調整し、その後床パネ
ル固定部材5に設けられた孔5bにビスを通し
て、床パネル固定部材5を根太材4に止着し、順
次床パネル6を敷設する。この場合、施工時にお
ける支持スタンド2、大引材3及び根太材4等の
組付け誤差により床パネル固定部材5の取付位置
にズレが生じた場合であつても、本実施例に係る
フリーアクセスフロアー取付調整具によつて第4
図に示すように、フリーアクセスフロアー取付調
整具7に設けられた3本の蝶ボルト15を回動操
作することにより、根太材4の巾方向のズレはフ
リーアクセスフロアー取付調整具7と根太材4と
の間の間隙22により吸収することができ、位置
決め部11により所定の取付位置に設定すること
ができる。なおフリーアクセスフロアー取付調整
具7は、床パネル固定部材5が根太材4に完全に
止着された後に取外される。
また、本実施例にあつては、フリーアクセスフ
ロアー取付調整具7に設けられた取付ガイド部1
0の両端部に開設された2つの孔部16,17に
根太材4上に載置された床パネル固定部材5の相
隣接する2つの突起部5aを嵌入するように構成
されているため、床パネル固定部材5はフリーア
クセスフロアー取付調整具7を介して根太材4に
組立誤差を生ずることなく確実に固定されること
となるため、該床パネル固定部材5に固定される
床パネル材6も互いに間隙を生ずることなく密接
させて敷設することができる。
さらに、本実施例にあつてはフリーアクセスフ
ロアー取付調整具7の巾方向中央部には長さ方向
に沿つて断面長方形からなる棒状のセンター位置
決め部11が設けられているため、床パネル材6
を敷設する際、根太材4の縦方向の位置決めが容
易となり、かつ正確に床面形成作業を行なうこと
ができる。
尚、本実施例にあつては、フリーアクセスフロ
アー取付調整具7に棒状の位置決め部11が設け
られている場合を例に採り説明したが、何ら本実
施例に限定されず、センター位置決め部11の上
面中央に長手方向に沿つて、第5図1に示すよう
な線状のセンター位置決め部をフリーアクセスフ
ロアー取付調整具7の上面部中央に長手方向に沿
つて設けたものであつても良く、何ら本実施例に
限定されない。
またフリーアクセスフロアー取付調整具7の取
付部8の上面板9の裏面に断面長手形状の2つの
脚部19が設けられているが、第5図1に示すよ
うに脚部19は1個でもよく、これは調整具7の
取付ガイド部10の下に床パネル固定部材5が挿
入されるので、そのために調整具7が、根太材4
の縦方向に対して傾きが生ずるのを防ぐためのも
のである。こういつた不具合を防ぐためには、第
5図2のような形状にフリーアクセスフロアー取
付調整具を形成してもよく、また第5図3,4に
示すように、第2図と同様な棒状の位置決め部と
してもよい。
本考案は以上のような構成を有することから、
床パネル固定部材に根太材に対して正確に位置め
固定することができ、また、施工時における根太
材の組付誤差いかんにも拘らず、床パネルを互い
に密接した状態で敷設することが可能となる、と
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されていたフリーアクセス型
床パネルの支持構造を示す断面図、第2図は本考
案に係るフリーアクセス型床パネルの支持構造と
取付調整具を示す分解斜視図、第3図は、本考案
に係るフリーアクセス型床パネルの敷設状態を示
す斜視図、第4図は本考案に係るフリーアクセス
型床パネルの取付調整具を示す側面図、第5図
は、フリーアクセス型床パネルの取付調整具の他
の実施例である。 3…大引材、4…根太材、5…床パネル固定部
材、5a…突起、6…床パネル、6a…孔部、7
…フリーアクセスフロアー取付調整具、8…取付
部、10…取付ガイド部、11…センター位置決
め部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スラブ上に支持スタンドを立設し、この支持
    スタンドを介して大引材と根太材とを格子状に
    載置固定すると共に、該根太材上に床パネル固
    定部材を止着し、該床パネル固定部材上面に設
    けられた突起部を床パネル裏面に開設された孔
    部に嵌合させて床面となるフリーアクセス型床
    パネルを敷設するフリーアクセスフロアーにお
    いて、 前記根太材上に床パネル固定部材を止着する
    フリーアクセスフロアー取付調整具であつて、
    該フリーアクセスフロアー取付調整具は、 根太材の上面部を跨ぐ断面略コ字状の部材か
    らなり、2枚の側板間の間隔が前記根太材の上
    面部の巾より大きく、該両側板の少なくとも一
    箇所に螺孔が開設され、該螺孔に取付調整ボル
    トが螺入される取付部と、 該取付部の上面の一端部に、前記床パネル固
    定部材の突起部を挿入するための孔部が設けら
    れている取付ガイド部と、 前記取付部および取付ガイド部の上面中央部
    に、長手方向に沿つたセンタ位置決め部とを設
    けたことを特徴とするフリーアクセスフロアー
    取付調整具。 (2) 前記センタ位置決め部は棒状形であり、前記
    取付ガイド部よりも延長させて設けたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    フリーアクセスフロアー取付調整具。
JP3607284U 1984-03-15 1984-03-15 フリ−アクセスフロア−取付調整具 Granted JPS60148439U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3607284U JPS60148439U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 フリ−アクセスフロア−取付調整具

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JP3607284U JPS60148439U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 フリ−アクセスフロア−取付調整具

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Publication Number Publication Date
JPS60148439U JPS60148439U (ja) 1985-10-02
JPH036742Y2 true JPH036742Y2 (ja) 1991-02-20

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