JP3003762U - 三点支持脚付二重浮床材 - Google Patents

三点支持脚付二重浮床材

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JP3003762U
JP3003762U JP1994006565U JP656594U JP3003762U JP 3003762 U JP3003762 U JP 3003762U JP 1994006565 U JP1994006565 U JP 1994006565U JP 656594 U JP656594 U JP 656594U JP 3003762 U JP3003762 U JP 3003762U
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legs
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JP1994006565U
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Inventor
雅義 土屋
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雅義 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は二重浮床単体床材を、三角形状とし
三点支持脚を三隅に取り付け敷設時の脚部のがたつきを
なくし、支持脚レベル調整の手間を省き、労働生産性を
向上する。支持脚の組立は、一穴型の脚受台を使用して
組立敷設作業を単純化する。尚又、支持脚と脚受台の高
さを低位の構造設計が可能で床下空間スペースの節減化
と空間の有効利用をもたらすものである。 【構成】 本考案は二重浮床単体床材1に支持脚2を3
ケ所に取り付け、その支持脚2を脚受台3の挿入穴3−
1にまとめたばねて挿入して、床材1を組立て下地床面
に敷設するのであるが、支持脚2を脚受台3に挿入した
場合、互いの挿入摺り合わせ面には、所定のクリアラン
スをつけてあり、挿入穴3−1の底部3aに支持脚2の
下端面2aは安定した接触をなし、がたつきなく床材1
の組立敷設が行われるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、OAフロアー等の二重浮床工法工事に適用する二重浮床材の改良に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
OAフロアー等の二重浮床工法工事で使用される二重浮床材の単体は、従来四 角形(正方形、矩形等)をして居り、支持脚は、四点支持であるため下地床面の 不陸に対してがたつきを生じ易く、がたつきの調整をするのにその都度支持脚の 高さを、付属調整ねじなどによって調整したり、下地不陸手直しなどを行ってい た。且つ単体床材面は、相対する下地床面に対して、必ずしも平行面関係を得ら れず最低支持脚高さは、一定の限度があって、それ以下では、配線不可能の場所 を生じた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
四角形をした二重浮床材の単体では、四点支持脚のために生じるがたつきの調 整に手間を要して労働的負担が大であった。従って二重浮床材を三角形状にして 三点支持脚とすることによって、敷設時のがたつきを生じないようにし、がたつ き調整の手間を省き、労働的負担を解消しようとするものである。 且つ、三点支持脚とすることによって、四点支持脚の場合とことなり単体床材 の単位で、下地床面に対しては、総ての単体床材毎に下地床面と互いに平行面関 係が得られ、限りなく支持脚高さを低くしても浮床間隙は総ての箇所で同一間隔 が得られ、OA機器等の配線配置空間は総ての場所で保持される。 配線配置に必要な最小限の空間まで限りなく支持脚高さの低位化、浮床間隙の 減少化が可能で居住空開のより節減化が図れることになる。 がたつきの解消と空間スペースの節減化を図り、居住環境の向上もしくは、高 層ビルの場合は、居室の増設化が図れるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、OAフロアー等の二重浮床工法の浮床の単体床材を三角形状となし 、三点支持脚を設け、これをまとめ束ねて支持脚脚受台により、単体床材同士が 互いに簡便に組立固定され下地床面に脚受台を介して三脚同士ががたつきを生ぜ ずに総て接地されるものである。従ってがたつき調整手間は省略される。 尚、脚受台内筒面はテーパー状になって居り、まとめ束ねられた支持脚の脚受 台接触面もテーパー状になって居り、スムーズに挿入可能で且つ脚と脚受台の摺 り合わせ接触部は、若干のクリアランスを有して居り、床材が不陸に応じて傾き を生じて脚足がやや、ぶれてもなじみ余裕を持たせてあるため、組立敷設は能率 的に行えるものである。 尚又、極端な下床面不陸部は、脚受台の高さを標準高さに対して高め又は低め のものを適用して、がた調整も局所的には行えるようにするものである。
【0005】
【作用】
本二重浮床材体単の裏側三隅の支持脚を、予め下地床面の所定の位置に配置さ れた脚受台の内筒に挿入せしめる。一個の脚受台には合計6脚が挿入され、脚受 台毎に、二重浮床単体床材本体が逐次組立てられて、二重床面が敷設完成されて 行く。 尚、壁面部に接する脚受台は、半円筒形をなし、2〜4脚がその脚受台に挿入 組立てられる。又壁面に接する余尺切断浮床材の支持は、別途支持脚を現場合わ せ取付けするかまたは石膏ボンドとスペーサーにて固定化する。そのようにして 、下地床面全体に三点支持脚付き二重浮床材を敷設完了せしめる。 浮床の間隙高さは、従来のものと比較して、その簡単な構造のため、支持脚高 さは、例えば最低20mm迄可能であり、脚受台高さ30mmを最低とし、脚受 台挿入孔の深さ20mmとして、二重浮床の間隙高さは30mmとすることが出 来る。この空間は総ての床面に於いて保証され、OA機器配線は、自由に支持脚 の間をさけて配線が可能である。
【0006】
【実施例】 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1,2は耐火性プラスチック等 適宜素材にて一体形成された正三角形状の浮床単体床材本体と支持脚である。3 は耐火性プラスチック、金属等適宜素材にて一体形成されたコップ様の脚受台で 、この脚受台3の内筒部に支持脚2を挿入して、浮床材本体1を互いに連結組み 立て、二重浮床敷設を進めて行く。 尚、床面と周囲の壁面柱等が交わる入部や出部は、半載の浮床材1a及び半載 の脚受台3aを適用する。床下配線は支持脚をまとめ束ねた脚受台をさけた部位 に配置されるよう、予め割付計画図により実施する。
【0007】
【考案の効果】
上述のように、本考案の三角形状二重浮床材は三点支持脚であるため下地床面 に据付設置するとき、三点が同時に接地してがたつきを生じないため、がたつき 修正手間はなくなり作業能率は著しく向上するものである。
【0008】 本床材は、一枚の単体では同一高さの三つの支持脚が常に同時に下地床面に接 地するため、床材面と下地床面間隙は、どの単一床材に於いても面間平行間隙を 保持するため、支持脚を限りなく短くしても均等に面間間隙は保たれ、二重床の 機能を維持しつつ、間隙低減化をより一層可能に建物の居住空間を犠牲にするこ とが少なくなり、高層住宅の場合は、階層の増加を可能にするものである。
【0009】 床材支持脚をまとめたばねて挿入せしめる脚受台は、労せずして支持脚を総て (6本若しくはそれ以下)一つの脚受台穴に挿入する方式を採用しているので組 み立て作業も簡単に的確に能率よく行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の三点支持脚付二重浮床材の組立敷設中
の実施例を示す斜視図
【図2】本床材の平面図である
【図3】本床材の底面斜視図である
【図4】脚受台斜視図
【図5】支持脚と脚受台組立部一部切欠縦断面図
【図6】支持脚と脚受台組立部一部切欠水平断面図
【図7】壁面部用支持脚脚受台組立部一部切欠水平断面
【符号の説明】
1 床材本体 2 支持脚 3 脚受台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OAフロアーなどの二重浮床材の単体の
    形状が 三角形(正三角形、直角三角形、その他の三角
    形)をしている主体の裏側の三頂点隅部にそれぞれ支持
    脚を有し、下地床面に敷設の際支持脚によってがたつか
    ない二重浮床材
  2. 【請求項2】 支持脚をまとめ束ねて挿入固定し、床材
    単体同士を組立敷設せしめる脚受台
JP1994006565U 1994-05-02 1994-05-02 三点支持脚付二重浮床材 Expired - Lifetime JP3003762U (ja)

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