JPH06144125A - 自動車用内装部品の接合構造 - Google Patents

自動車用内装部品の接合構造

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JPH06144125A
JPH06144125A JP29730492A JP29730492A JPH06144125A JP H06144125 A JPH06144125 A JP H06144125A JP 29730492 A JP29730492 A JP 29730492A JP 29730492 A JP29730492 A JP 29730492A JP H06144125 A JPH06144125 A JP H06144125A
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Takaharu Matsuno
隆治 松野
Masayoshi Nanbu
正義 南部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形体からなる内装部品と貼り合わせ成
形体からなる内装部品同士を両者間にウエビング挿通孔
を設けて接合する自動車用内装部品の接合構造におい
て、貼り合わせ成形体における表皮材の端末処理作業を
容易に行なうとともに、シートベルトの作動により貼り
合わせにおける成形体の表皮材が剥がれることを確実に
防止することを目的とする。 【構成】 射出成形体からなる内装部品10側にフラン
ジ11あるいはリブ14を設け、このフランジ11,リ
ブ14にウエビング挿通孔12を形成するとともに、フ
ランジ11,リブ14の端縁部11a,14aと接合す
る貼り合わせ成形体からなる内装部品20の端縁形状を
単純化することにより、貼り合わせ成形体からなる内装
部品20の表皮材22の端末処理作業を簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用内装部品の
接合構造に関するもので、特に、一方側を合成樹脂の射
出成形体で構成し、他方側を芯材表面に表皮材を貼着し
た貼り合わせ成形体で構成するとともに、接合部にシー
トベルトのウエビング挿通孔を設けた自動車用内装部品
の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車室内には各種内装部品と
して、合成樹脂の射出成形体,芯材表面に表皮材を貼着
した貼り合わせ成形体等、種々の構成からなる内装部品
が装着されている。
【0003】そして、各種内装部品の接合部において、
体裁がよくしかも接合端末部の処理方法が簡単に行なえ
ることが要求されている。
【0004】例えば、自動車室内の後部座席側方には、
図9に示すように、センターピラーアッパーガーニッシ
ュ1とラゲージサイドロア2とが設置されており、セン
ターピラーアッパーガーニッシュ1は、合成樹脂の射出
成形体からなり、また、ラゲージサイドロア2は、プレ
ス成形,モールドプレス成形等により所要形状に成形さ
れた芯材の表面に、真空成形等により表皮材を貼着した
貼り合わせ成形体から構成されている。
【0005】そして、センターピラーアッパーガーニッ
シュ1とラゲージサイドロア2との接合部に、シートベ
ルトのウエビング3を挿通させるためのウエビング挿通
孔4が設置されており、従来では、ラゲージサイドロア
2の上面に凹部5を設け、センターピラーアッパーガー
ニッシュ1の下縁とラゲージサイドロア2の上縁とを突
き合わせた際、この凹部5によりウエビング挿通孔4を
形成するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、センターピラーアッパーガーニッシュ1とラゲージ
サイドロア2との接合部において、ウエビング挿通孔4
をラゲージサイドロア2側に形成する構成であるため、
例えば、図10に示すように、ラゲージサイドロア2
は、芯材2a表面に表皮材2bを貼着し、製品端末に沿
って表皮材2bを芯材2a側裏面側に巻き込み接着する
端末処理を施しているため、このようにウエビング挿通
孔4を形成するために凹部5を設けた場合、コーナー部
が多く形成され、コーナー部における表皮材2bの巻き
込み作業が非常に面倒であり、作業性が極めて悪いもの
となっている。
【0007】さらに、シートベルトの操作時、シートベ
ルトのウエビング3とラゲージサイドロア2における表
皮材2bの巻き込み部との間の摩擦により、表皮材2b
の剥がれが生じ、非常に体裁の悪いものとなっている。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、合成樹脂の
射出成形体からなる内装部品と、芯材表面に表皮材を貼
着して端末を巻き込み処理してなる貼り合わせ成形体か
らなる内装部品同士を、両者間にウエビング挿通孔を形
成するように接合してなる自動車用内装部品の接合構造
において、内装部品の端末処理が極めて簡単に行なえ、
作業性を著しく向上させることができるとともに、シー
トベルト操作時においても貼り合わせ成形体側の表皮材
が剥がれることがなく、長期にわたり良好な外観性能が
維持できる自動車用内装部品の接合構造を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、合成樹脂の射出成形体からなる内装部品
と、この内装部品と連接し、貼り合わせ成形体からなる
内装部品とを、両者間にシートベルトのウエビング挿通
孔を形成して接合する自動車用内装部品の接合構造にお
いて、上記射出成形体からなる内装部品の下縁には、ウ
エビング挿通孔を開設したフランジあるいはリブが形成
されているとともに、このフランジあるいはリブの端縁
と、貼り合わせ成形体からなる内装部品の表皮材巻き込
み端部とを突き合わせ接合したことを特徴とする。
【0010】さらに、射出成形体からなる内装部品に相
手側に向く差し込み用リブが設けられ、この差し込み用
リブと嵌合する挟持用リブが貼り合わせ成形体からなる
内装部品の芯材内面に設けられていることを特徴とす
る。
【0011】また、射出成形体からなる内装部品に差し
込み片が設けられ、この差し込み片を係止する係止孔が
貼り合わせ成形体からなる内装部品の芯材内面に設けら
れているとともに、表皮材の巻き込み端末が上記差し込
み片により保持されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、シートベルト
のウエビングを挿通させるウエビング挿通孔は、射出成
形体に設けられるフランジあるいはリブに開設されてい
るため、表皮材の端末処理を必要とする貼り合わせ成形
体からなる内装部品の端末部は従来のものに比べ凹凸が
少なく、表皮材の端末処理作業を簡単に行なうことがで
きる。
【0013】さらに、シートベルトのウエビングの両サ
イドには射出成形体からなる内装部品の端縁部分が位置
するため、貼り合わせ成形体からなる内装部品と接触す
る可能性があるのはウエビングの表面部分のみであり、
シートベルト作動時、ウエビングと摩擦が生じる部分を
少なく設定できる。
【0014】また、射出成形体からなる内装部品に差し
込み用リブを設け、貼り合わせ成形体からなる内装部品
の芯材内面に設けた挟持用リブに嵌合させれば、両内装
部品の上下方向のバラツキを吸収することができる。
【0015】加えて、射出成形体からなる内装部品に設
けた差し込み片を貼り合わせ成形体からなる内装部品の
芯材内面に設けた係止孔に係合して、さらにこの差し込
み片の上面で表皮材の巻き込み端末を押えれば、シート
ベルト作動に伴う表皮材の剥がれが確実に防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用内装部品の接合
構造の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0017】なお、本実施例は、合成樹脂の射出成形体
からなる内装部品としてセンターピラーアッパーガーニ
ッシュに適用し、貼り合わせ成形体からなる内装部品と
してラゲージサイドロアについて適用したものである。
【0018】図1は本発明の第1実施例を示すもので、
センターピラーアッパーガーニッシュとラゲージサイド
ロアとを接合した状態を示す外観図、図2はセンターピ
ラーアッパーガーニッシュとラゲージサイドロアとを示
す分解斜視図、図3はセンターピラーアッパーガーニッ
シュとラゲージサイドロアとの接合構造を示す断面図、
図4はセンターピラーアッパーガーニッシュの変形例を
示す斜視図、図5は図4に示すセンターピラーアッパー
ガーニッシュとラゲージサイドロアとの接合構造を示す
断面図、図6はセンターピラーアッパーガーニッシュの
さらに別実施例をラゲージサイドロアに接合した構造を
示す断面図、図7はセンターピラーアッパーガーニッシ
ュとラゲージサイドロアとのそれぞれ変形例を示す分解
斜視図、図8は図7に示すセンターピラーアッパーガー
ニッシュとラゲージサイドロアとを接合した状態を示す
断面図である。
【0019】図1ないし図3について、本発明の第1実
施例について説明する。
【0020】まず、本発明の対象となる2つの自動車用
内装部品10,20としては、ABS樹脂,ポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂の射出成形体からなるセンターピ
ラーアッパーガーニッシュ10と、芯材21表面に表皮
材22が一体貼着された貼り合わせ成形体からなるラゲ
ージサイドロア20とに適用する。
【0021】なお、ラゲージサイドロア20は、プレス
モールディング工法により所望の曲面形状に成形された
芯材(ABS樹脂,ポリプロピレン樹脂等)の表面に真
空成形等により表皮材22を被覆貼着するとともに、表
皮材22の周縁端末は芯材21裏面側に巻き込み接着さ
れている。
【0022】ところで、本発明の特徴は内装部品10,
20の接合部の構造に特徴がある。
【0023】すなわち、射出成形体からなる内装部品1
0の下縁には、外側に向くフランジ11が形成されてお
り、このフランジ11にはシートベルトのウエビング3
0を挿通させるためのウエビング挿通孔12が開設され
ているとともに、フランジ11の先端には断面L字状の
差し込み用リブ13が形成されている。
【0024】一方、貼り合わせ成形体からなるラゲージ
サイドロア20は、周縁端末に沿って、表皮材22が芯
材21裏面側に巻き込まれた巻き込み端部23が形成さ
れており、芯材21の内面には、センターピラーアッパ
ーガーニッシュ10に設けた差し込み用リブ13と嵌合
する一対の挟持用リブ24が2箇所に設けられている。
【0025】したがって、センターピラーアッパーガー
ニッシュ10およびラゲージサイドロア20を図示しな
い車体パネルに装着すれば、両内装部品10,20の接
合部において、図3に示すように、センターピラーアッ
パーガーニッシュ10のフランジ11の端縁11aとラ
ゲージサイドロア20の巻き込み端部23とが突き当た
り、図1に示すように、ウエビング挿通孔12を形成す
るとともに、両内装部品10,20が強固に突き合わせ
固定されることになる。
【0026】このとき、センターピラーアッパーガーニ
ッシュ10の差し込み用リブ13がラゲージサイドロア
20の挟持用リブ24内に嵌合することにより、フラン
ジ11の高さとラゲージサイドロア20の上面20aと
が同一高さに設定され、両者間に段差が生じることな
く、体裁よく突き合わせることができる。
【0027】このように、本発明による内装部品10,
20の接合構造によれば、ウエビング挿通孔12はセン
ターピラーアッパーガーニッシュ10に形成されるた
め、ラゲージサイドロア20は、従来のコーナー部が形
成されないため、ラゲージサイドロア20における表皮
材22の巻き込み作業が極めて簡単に行なえるととも
に、シートベルトのウエビング30の引き出し操作によ
り表皮材22の剥がれも生じることがない。
【0028】次に、図4,図5は本発明による接合構造
の別実施例を示すもので、図4に示すように、センター
ピラーアッパーガーニッシュ10の表面にリブ14を一
体に設け、このリブ14にウエビング挿通孔12を形成
してもよく、センターピラーアッパーガーニッシュ10
およびラゲージサイドロア20をそれぞれ車体パネルに
装着した際、図5に示すように、リブ14の端縁14a
とラゲージサイドロア20の巻き込み端部23とが突き
合わされることになり、この実施例によっても、前述実
施例同様、シートベルト挿通孔12はセンターピラーア
ッパーガーニッシュ10に形成されるため、ラゲージサ
イドロア20の巻き込み端部23の端末処理作業が円滑
に行なえるとともに、ウエビング20との摩擦による表
皮材22の剥がれも防止できる。
【0029】なお、図6に示すように、リブ14の先端
部分に下方向に延びるフック15を一体に設ければ、例
えば、リブ14の高さよりもラゲージサイドロア20の
上面20aの高さが取付誤差等により低い位置に来たと
きでも、このフック15により内部が見えることがな
い。
【0030】次いで、図7,図8は本発明による接合構
造のさらに別実施例を示すもので、センターピラーアッ
パーガーニッシュ10には、上述したリブ14、ウエビ
ング挿通孔12が形成されているとともに、リブ14の
下方の2箇所に断面L字状の差し込み片16が一体に形
成されている。また、ラゲージサイドロア20には、差
し込み片16を受容する係止孔25が設けられている。
【0031】そして、図8に示すように、センターピラ
ーアッパーガーニッシュ10とラゲージサイドロア20
とを接合した際、センターピラーアッパーガーニッシュ
10のリブ14の端縁14aとラゲージサイドロア20
の巻き込み端部23とが突き合わされ、良好な接合が期
待できるとともに、差し込み片16の先端フック17は
ラゲージサイドロア20の芯材21内面に形成された係
止孔25内に係合するため、センターピラーアッパーガ
ーニッシュ10とラゲージサイドロア20との正確な位
置合わせが行なえるとともに、差し込み片16の上面は
ラゲージサイドロア20における表皮材22の巻き込み
端末23aと当接するようになっている。
【0032】したがって、シートベルト作動によりウエ
ビング30が引き出される際、ラゲージサイドロア20
における表皮材22の巻込み端末23aは差し込み片1
6により保持されるため、表皮材22の剥がれをより確
実に防止できることになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による自動車
用内装部品の接合構造によれば、以下に記載する格別の
作用効果を有する。
【0034】(1)射出成形体からなる内装部品にウエ
ビング挿通孔を設け、貼り合わせ成形体からなる内装部
品側は単純形状としたため、貼り合わせ成形体における
表皮材の端末処理作業が従来に比べ簡単かつ能率よく行
なうことができるという効果を有する。
【0035】(2)シートベルト挿通孔を射出成形体か
らなる内装部品側に設け、貼り合わせ成形体からなる内
装部品の接合部は単純形状としたため、ウエビングと当
接する貼り合わせ成形体の端縁部分が少なくて済み、か
つ単純形状であるため、シートベルト作動時、ウエビン
グの摺動による表皮材の剥がれが確実に防止でき、内装
部品の接合部における外観見栄えを長期にわたり良好に
維持できるという効果を有する。
【0036】(3)射出成形体からなる内装部品に設け
たフランジあるいはリブと、貼り合わせ成形体からなる
内装部品の巻き込み端部とを接合するとともに、射出成
形体からなる内装部品側に差し込み用リブを設け、貼り
合わせ成形体からなる内装部品側にこの差し込み用リブ
を嵌合する挟持用リブを設定すれば、貼り合わせ成形体
からなる内装部品に設けたフランジあるいはリブと、貼
り合わせ成形体からなる内装部品の巻き込み端部の高さ
位置を適切に合わせることができ、接合部の見栄えが向
上するという効果を有する。
【0037】(4)射出成形体からなる内装部品側に差
し込み片を設け、この差し込み片を貼り合わせ成形体か
らなる内装部品に設けた係止孔に係合させるとともに、
貼り合わせ成形体からなる内装部品における表皮材の巻
き込み端末をこの差し込み片で保持すれば、貼り合わせ
成形体に使用する表皮材の剥がれをより確実に防止でき
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセンターピラーアッパーガー
ニッシュとラゲージサイドロアとの接合部分を示す外観
図。
【図2】図1に示すセンターピラーアッパーガーニッシ
ュとラゲージサイドロアとの接合部の構成を示す分解斜
視図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】本発明による接合構造の別実施例に使用するセ
ンターピラーアッパーガーニッシュとラゲージサイドロ
アとの接合部の構成を示す分解斜視図。
【図5】図4に示すセンターピラーアッパーガーニッシ
ュとラゲージサイドロアとの接合構造を示す断面図。
【図6】本発明による接合構造に使用するセンターピラ
ーアッパーガーニッシュのさらに別実施例を示すもの
で、センターピラーアッパーガーニッシュとラゲージサ
イドロアとの接合構造を示す断面図。
【図7】本発明のさらに別実施例を示すもので、センタ
ーピラーアッパーガーニッシュとラゲージサイドロアと
を示す分解斜視図。
【図8】図7に示すセンターピラーアッパーガーニッシ
ュとラゲージサイドロアとの接合構造を示す断面図。
【図9】センターピラーアッパーガーニッシュとラゲー
ジサイドロアとの接合部の従来構成を示す斜視図。
【図10】図9中X−X線断面図。
【符号の説明】
10 センターピラーアッパーガーニッシュ 11 フランジ 12 ウエビング挿通孔 13 差し込み用リブ 14 リブ 15 フック 16 差し込み片 17 フック 20 ラゲージサイドロア 21 芯材 22 表皮材 23 巻き込み端部 24 挟持用リブ 25 係止孔 30 ウエビング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂の射出成形体からなる内装部品
    (10)と、この内装部品(10)と連接し、貼り合わ
    せ成形体からなる内装部品(20)とを、両者間にシー
    トベルトのウエビング挿通孔(12)を形成して接合す
    る自動車用内装部品の接合構造において、 上記射出成形体からなる内装部品(10)の下縁には、
    ウエビング挿通孔(12)を開設したフランジ(11)
    あるいはリブ(14)が形成されているとともに、この
    フランジ(11)あるいはリブ(14)の端縁(11
    a,14a)と、貼り合わせ成形体からなる内装部品
    (20)の表皮材(22)巻き込み端部(23)とを突
    き合わせ接合したことを特徴とする自動車用内装部品の
    接合構造。
  2. 【請求項2】 射出成形体からなる内装部品(10)に
    差し込み用リブ(13)を相手側に向け突設形成すると
    ともに、貼り合わせ成形体からなる内装部品(20)の
    芯材(21)内面に設けた一対の挟持用リブ(24)内
    に上記差し込み用リブ(13)を嵌合したことを特徴と
    する請求項1記載の自動車用内装部品の接合構造。
  3. 【請求項3】 射出成形体からなる内装部品(10)の
    フランジ(11)あるいはリブ(14)の下方に差し込
    み片(16)を形成し、貼り合わせ成形体からなる内装
    部品(20)の芯材(21)内面に設けた係止孔(2
    5)内に上記差し込み片(16)先端のフック(17)
    を係止するとともに、差し込み片(16)の上面で内装
    部品(20)における表皮材(22)の巻込み端末(2
    3a)を保持したことを特徴とする請求項1記載の自動
    車用内装部品の接合構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040050042A (ko) * 2002-12-09 2004-06-14 현대자동차주식회사 시트벨트 웨빙 기능을 갖는 자동차용 필러 트림
KR101017476B1 (ko) * 2009-03-13 2011-02-25 김인찬 작동부 파팅라인의 회피구조
JP2016097821A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 本田技研工業株式会社 車両用内装構造
JP2017043182A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 マツダ株式会社 車両の内装構造

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