JPH0614359B2 - パタ−ン判別装置 - Google Patents

パタ−ン判別装置

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JPH0614359B2
JPH0614359B2 JP59157375A JP15737584A JPH0614359B2 JP H0614359 B2 JPH0614359 B2 JP H0614359B2 JP 59157375 A JP59157375 A JP 59157375A JP 15737584 A JP15737584 A JP 15737584A JP H0614359 B2 JPH0614359 B2 JP H0614359B2
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道明 宮川
忠幸 山田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、未知パターンの標準パターン(テンプレー
ト)との整合の度合からパターン判別を行なうテンプレ
ートマツチング方式を拡張したマルチウインドウ式パタ
ーン判別装置、特にその改良に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
マルチウインドウ方式のパターン判別装置は種々の提案
がなされていて明らかなように、1つの画面視野内に対
象パターンの観測領域、すなわちウインドウ(窓)領域
を設定し、このウインドウ内で所定の画像特徴を計測し
てウインドウ毎にその特徴量を所定のしきい値(判定基
準)と比較することによりパターンの良否を判定し、さ
らに、所定のウインドウ間の組合せについては特徴量の
相関演算を行ない、この相関演算値に対して別の所定し
きい値(判定基準)と比較することによりパターンの良
否を決定するものである。このためには、対象パターン
を撮像する撮像装置(例えば、工業用テレビジヨン(I
TV)カメラ)からの信号を2値化し、この2値化情報
から画像の特徴量を抽出するとともに、画像視野内での
対象パターン像の位置を検出し、この位置情報にもとづ
いてウインドウをかける領域の補正(位置の正規化)を
行なつた後、設定されたウインドウ内で所定の画像特徴
を計測することが行なわれる。なお、マルチウインドウ
方式のパターン判別装置について、必要ならば、特開昭
58−189780号公報,特開昭58−189781号公報等を参照さ
れたい。
ところで、対象パターンが複雑な形状、例えば立体形状
でこれを見る角度によつてはその形状が全く異なる場合
には、特定の1方向からだけでなく多くの視野方位(視
野角度)から観測して、その観測結果を総合して判断し
た方が判定精度の向上を図る点からも望ましい。このた
めには、上記の如きマルチウインドウ方式のパターン判
別装置を複数系列設けることが考えられるが、このよう
にすると装置構成がぼう大なものとなるばかりでなく、
経費が掛かりすぎるという難点がある。また、対象パタ
ーンの形状がその視野角度や検査対象位置(領域)によ
つて全く異なる場合は、その良否判定のための判定基準
も形状や位置に応じて変える必要があるが、上述の如き
1パターンを対象とする判別装置では対処することがで
きない。という問題がある。
〔発明の目的〕
この発明はかかる諸点に鑑みてなされたもので、検査対
象パターンの形状や検査位置に関係なくその画像情報を
高分解能をもつて高精度に抽出することができ、かつ個
々の画像情報毎に適切な判定基準をもつてその判定を行
なうことが可能な、小型でしかも安価なパターン判別装
置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は、マルチウインドウ方式のパターン判別装置
において、対象パターンを互いに異なる視野角度から撮
像する撮像手段と、これを順次選択する選択手段と、パ
ターン判別を行なうための2値化しきい値,撮像画面内
のパターン位置,ウインドウおよび判定基準の各種判別
情報を記憶するメモリと、該メモリの内容を指示,選択
する指示・選択手段とを設け、撮像手段と各種情報との
組み合わせを適宜に指示,選択することにより、検査対
象パターンの形状や検査位置に応じて適切な判定基準を
与えて画像情報を高分解能をもつて高精度に抽出するこ
とができるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示す構成図である。同図に
おいて、11,12は判別対象物パターン、21〜2N
は工業用テレビジヨン(ITV)カメラの如き撮像装
置、3はTVカメラ選択回路、4はパターン判別回路、
5はパネル設定部、6は情報選択制御回路、7(71〜
74)は情報選択回路、8(81〜84)はメモリであ
る。また、パターン判別回路4は2値化回路41、画面
分割回路42、画像メモリ43、画像位置検出・補正回
路44、ウインドウ発生回路45、アンドゲート46、
特徴抽出回路47、特徴データメモリ回路48および判
別回路49等から構成されている。
以下、第1図を参照してその動作を説明する。
対象物パターン11,12はこゝでは互いに異なる搬送
ライン上を流れて来るものであり、図示されない搬送装
置によつてそれぞれ独立にTVカメラ21〜2Nの撮像
視野内に運ばれる。TVカメラはこゝでは一方のライン
については21,22の2個、他方のラインについては
2L,2M,2Nの3個であるが、一般的にはそれぞれ
N個ずつ設けられ、対象パターンの光学的画像を逐次走
査して電気信号に変換する。各TVカメラからの撮像信
号はカメラ選択回路3に導びかれ、こゝでその1つだけ
が選択されてパターン判別回路4に与えられる。この選
択は情報選択制御回路6からの指令にもとづいて行なわ
れるが、該指令は各TVカメラ21〜2Nと対応する個
々のセンサより与えられる信号S1によつて形成され
る。すなわち、各TVカメラには所定の番号を予め付け
ておくとともに、その視野内に対象パターンが到達した
ことを検出して信号S1を発する如く構成しておくこと
により、情報選択制御回路6は、該信号S1から選択す
べきTVカメラ番号を指示することができる。また、回
路6に導かれている信号S2は図示されない他の装置か
ら与えられ、複数個ある対象パターンが何であるかを表
わす信号である。パネル設定部5は例えばキーボードを
備えていて、これら信号S1,S2と後述する判別情報
との対応関係を設定するもので、選択されたTVカメラ
からの撮像信号をどのように処理,判別するかを決定す
る。撮像信号をどのように処理,判別するかを表わす情
報(以下、パターン判別情報または単に判別情報ともい
う。)は、例えばA1〜An,B1〜Bn,C1〜Cn,D1
〜Dnの如くメモリ8に記憶されており、このうちの所
望のものが情報選択回路7を介して読み出され、パター
ン判別回路4の所定部分に与えられる。なお、A(A1
〜An)は撮像信号を2値化するためのしきい値レベル
情報、B(B1〜Bn)は撮像画面内のパターン基準位置
情報、C(C1〜Cn)はウインドウ情報、D(D1
n)は判定基準情報である。
一方、パターン判別回路4では、カメラ選択回路3を介
して選択された撮像信号を2値化回路41にて適当なレ
ベルに増幅し2値化することにより2値化画像を作成す
るが、このときの2値化しきい値情報Aが情報選択回路
71を介して2値化回路41に与えられる。この2値化
画像は画面分割回路42により所定数の画素に分割され
て画像メモリ43に記憶されるとともに、撮像画面内に
おけるパターンの2次元座標位置が画像位置検出回路4
4により検出される。この位置データはウインドウ発生
回路45に与えられ、これによりウインドウの発生タイ
ミングが補正される。つまり、対象パターンの観測領域
を表わすウインドウ情報Cが情報選択回路73を介して
ウインドウ発生回路45に与えられるが、この情報は撮
像画面の所定の点を基準にして与えられる。しかるに、
画像位置検出回路44を介して検出されるパターン位置
は一般に変動するので、これにもとづいてウインドウの
発生位置を補正(位置の正規化)しなければならない。
このため、位置検出・補正回路44に対して基準となる
位置情報Bを与え、この情報と検出回路44との比較か
ら補正量を求めてウインドウ情報を補正するようにす
る。なお、上述したパターン判別情報のうち、パターン
基準位置情報B(B1〜Bn)は、例えば、X座標,Y座
標の二次元座標で表されるカメラ視野領域内において、
パターンが所定の位置にあるときの該パターン画像のX
座標方向の最小値,Y座標方向の最小値という形で、パ
ターンの基準位置を代表するものとしてメモリ82に記
憶されている。
したがって、予め設定したパターンの基準位置の座標値
が(A,B)、このパターンを撮像して求めた実際の基
準位置の座標値が(a,b)であったとすると、位置ず
れ量(α,β)は、 α=A−a β=B−b として求めることができ、この位置ずれ量を上記検出回
路44(本願発明でいう位置補正・検出手段に相当)か
らウインドウ発生回路45へ補正量として与えれば、実
際のパターンの位置ずれ量に従ってウインドウの設定位
置を補正することができる。ウインドウ発生回路45か
らの出力と、画像メモリ43からの出力とはアンドゲー
ト46にて論理積がとられ、これによつて特徴抽出回路
47では所定形状のウインドウ領域内における面積値等
の特徴量データが計測される。なお、この特徴抽出回路
47は公知の如く二次元局部メモリ,二次元局部演算回
路およびカウンタ等により構成することができる。こう
して得られる部分的な特徴データは、メモリ48に記憶
される。判別回路49は、メモリ48からのデータを、
情報選択回路74を介して与えられる判定基準データと
比較し、その判別結果を出力する。
TVカメラとパターン判別情報との組み合わせについて
は、次表の如く種々の場合が考えられる。
表のケースIはTVカメラ番号iと、判別情報Ai〜Di
とをまとめて対応させる例であり、同じくケースIIは同
じテレビカメラで互いにその判別情報を変えてパターン
判別を行なう例であり、またケースIII〜VIIはテレビカ
メラ番号nと、判別情報Ai,Bj,Ck,Dlとを個別に
対応させる例である。例えば、表のケースIVとVの如く
1つの対象パターンについて、少なくともその2値化レ
ベルを変えて数回その処理を繰り返すことにより、最適
値でパターン判別することが可能となり、また、ケース
VとVIの場合のように位置情報Bを変えたり、前回の補
正値を流用したりすることが可能となる。
また、表のケースIの如くTVカメラと判別情報とを組
み合わせるとともに、前述の如き選択信号の1つ(S)
を用いて次のようにすることができる。
例えば、第1図の如くカメラ2L〜2Nが或る搬送ライ
ンに対応して設けられている場合に、カメラ2L〜2N
のいずれかの視野に対象パターンが入つた時点からパタ
ーン判別を開始し、以後は所定の順序でパターン判別を
行なうとともに、各判別結果を記憶しておくようにすれ
ば、1つの対象物パターンについて各種の判別結果が得
られるので、これらを総合してその判定を行なうことが
可能となる。つまら、1つの対象パターンを複数の領域
に分割して判別することができるので、1つの撮像装置
からの信号にもとづいて判別を行なう場合に比べてその
画像分解能が向上し、これによつて高精度のパターン判
別が可能となるものである。なお、この場合の選択信号
Sとしては、例えば搬送ラインの所定位置に設けられた
センサからの出力を用いることができる。このとき、セ
ンサとしては1つ設けておき、その出力により順次TV
カメラを切り換えるようにするか、またはセンサをTV
カメラと対応させて所定個数設けておき、センサ出力毎
にTVカメラを切り換えるようにすることができる。
さらに、表のケースIIIとIVの場合の如く、ウインドウ
情報Cと判定基準情報Dとを変えることにより、1つの
対象パターンに対してウインドウを連続して発生させ、
その特徴抽出をより効果的に行なうことも可能である。
以下、第2図を参照してもう少し詳しく説明する。な
お、第2図はウインドウの発生態様を説明するための説
明図である。
まず、表のケースIIIに示す如く、対象パターン画像P5
を2値化しきい値A5により2値化し、その2値化画像
について基準位置情報B5を用いて位置補正を行なう。
さらに、ウインドウ情報C5を用いて特徴抽出を行な
い、この特徴抽出データ毎に判別基準情報D5と比較し
てパターン判別を行なう。このとき、ウインドウ情報に
よつて、例えば第2図(イ)の如きウインドウW1,W
2が形成されるものとすれば、このウインドウを介して
得られる画像データについてのみパターン判別が行なわ
れることになる。また、2値化しきい値A5を設定して
取り出された画像データは、画像メモリ(第1図の符号
43参照)に格納されているので、これに対して第2図
(ロ)の如きウインドウW3を設定して画像の特徴を抽
出し、そのパターン判別を行なうことのできる。このと
きの判別情報としては、表のケースIVに示されるように
ウインドウ情報はC6であり、判定基準情報はD6であ
る。これらの処理を外部から与えられる所定の信号を用
いて連続的に行なうことにより、第2図(ハ)の合成画
面のようにウインドウW1,W2,W3を連続的に形成
してパターン判別ができることになる。なお、判別結果
は2つの結果を合わせたものとなることは云う迄もな
く、また、組み合わせるウインドウの数も2つに限定さ
れないのは勿論である。
こうすることにより、1つの画像パターンについて複数
のウインドウを設定することが可能となり、判別の多様
化および精度の向上に寄与するものである。また、かか
る機能を実現するに当たつてウインドウ発生回路45,
アンドゲート46,特徴抽出回路47および特徴データ
メモリ48はそれぞれ1回路であり、したがつて、装置
が大型となつて高価格となる弊害も避けられることにな
る。
ところで、TVカメラからの撮像信号は、対象物の表面
状態または照明条件等により部分毎にそのレベルが異な
るのが普通である。しかるに、従来は1つの2値化しき
い値により対象パターンを2値化するようにしているた
め、画面視野内における撮像信号の部分的変化に対応で
きず、このため、その後段にて行なわれる特徴抽出処理
に少なからず影響を及ぼしている。つまり、1つの対象
パターンについて、1つの2値化レベルを設定するだけ
では必ずしも安定した画像情報を得ることができない、
という問題がある。
第3図はかかる観点にもとづいてなされた、この発明の
他の実施例を示す構成図である。同図において、401
は2値化回路41および2値レベルデータラツチ回路L
1からなる2値化部、402は画像の分割および記憶回
路40,2値化信号選択回路SEおよび2値化チヤネル
データラツチ回路L2からなるチヤネルデータ選択部、
403は座標データ発生回路G1,ウインドウ発生部G
2およびウインドウデータラツチ回路L3からなるウイ
ンドウ形成部、404はウインドウ領域メモリ回路M3
および2値化チヤネルメモリ回路M2からなるメモリ
部、M1は2値化レベルメモリ回路、MCはメモリ制御
回路であり、21〜2Nはテレビカメラ、3はカメラ選
択回路、46はアンドゲートである。すなわち、この実
施例は、端的には複数チヤネルの2値化回路を設け、こ
れらのうちの所望のものを少なくともウインドウ毎に選
択することにより、安定した画像情報を得ることができ
るようにしたものである。
以下、第3図の動作について第4図および第5図も参照
して説明する。ここに、第4図はウインドウの発生態様
を説明するための説明図、第5図はウインドウ情報を説
明するための説明図である。
カメラ選択回路3を介して選択されるTVカメラ21〜
2Nからの各撮像信号は、2値化部401に与えられ
る。2値化部401は複数の2値化回路41を有し、各
チヤネル毎に2値化しきい値が2値化レベルメモリ回路
M1および2値化レベルデータラツチ回路L1を介して
設定される。したがつて、TVカメラ21〜2Nからの
各撮像信号は各チヤネル毎に2値化され、この2値化画
像情報が各チヤネル対応に設けられた画面の分割および
記憶回路40にそれぞれ記憶される。
ここで、例えば第4図の如き形状のウインドウW4〜W
7を形成するためには、ウインドウ領域メモリM3に対
して第5図(ロ),(ハ)の如く、画面上でウインドウ
を開くべき水平方向の座標位置データxu1〜xuiと、同
じく閉じるべき座標位置データxd1〜xdiとをテレビ信
号のラスタR1,R2……毎に格納しておくことが必要
である。なお、第4図のPMはモニタ画面であり、画面
PM内の「〇」印はウインドウを開くべき点OPを、同
じく「×」印はウインドウを閉じるべき点CLをそれぞ
れ示している。そして、これらのウインドウ情報に対し
て、第5図(イ)の如くメモリ回路M2の2値化チヤネ
ル情報y1〜yiを与えることにより、ウインドウW4〜
W7毎またはラスタR1,R2毎に2値化しきい値レベ
ルを指定することができる。なお、第5図に示されるデ
ータz1〜ziは、垂直方向の切り換えを行なうためのデ
ータである。ウインドウ情報はテレビスキヤンの水平,
垂直信号と同期して発生されるが、このときメモリ制御
回路MCでは、ウインドウ情報(ウインドウ開座標デー
タxu1〜xui,ウインドウ閉座標データxd1〜xdi)を
順次ウインドウデータラツチ回路L3に送り、この座標
データと、位置補正信号PDにより正規化された座標デ
ータ発生回路G1からのデータとにより、ウインドウ発
生部G2を介してウインドウの発生を行なう。これと同
時に、メモリ制御回路MCは2値化チヤネル情報y1
iもウインドウ情報と同様にして2値化チヤネルデー
タラツチ回路L2に送り、2値化信号選択回路SEを介
して所定の2値化画像データの1つを選択する。以後
は、アンドゲート46にてこれらの信号の論理積をとる
ことにより、第1図と同様にウインドウ毎の特徴抽出が
行なわれる。こうすることにより、対象物の表面状態ま
たは照明条件の如何にかゝわらず、安定した特徴抽出を
行なうことができる。
なお、上記では1つの対象パターンについて考えたが、
このような操作を各対象パターンについて行なうことに
より、複数の対象パターンに対しても適用することが可
能となる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、以下の如き効果を期待することがで
きる。
1)従来のパターン判別回路に対し、各種判別情報用メ
モリおよびその情報選択回路と、複数台のテレビカメラ
およびその切換回路とを付加してこれらを任意に切換え
る方式としたことにより、複数パターンの異なる基準に
もとづく判別を小型の装置で、しかも高速に行なうこと
ができる。
2)複数台のテレビカメラを接続して撮像信号の切換選
択を可能としたことにより、複数の検査ステーシヨン
(検査ライン)に適用することができるばかりでなく、
立体的な対象物を様々の視野角度から検査することが可
能となる。
3)複数台のTVカメラを接続するとともに、各種のパ
ターン判別情報を記憶しておき、これらを適宜に選択可
能としたことにより、所定の選択指令を与えて多品種,
多種パターンの判別処理を行なうことができる。また、
品種の変更やラインの切換による設定値の変更が容易と
なり、したがつて、FA(Factory Automation)化
および多品種混在ラインへの適応が可能となる。さら
に、1つの対象物について複数のTVカメラを介して画
像パターンを得、そのそれぞれでパターン判別情報を選
択してパターン判別処理を行ない、個々の結果を総合し
て総合判定が可能となるので、分解能および判別精度の
向上を図ることができる。
4)多種類のパターン判別情報をそれぞれ複数個用いる
ようにしたので、1つの対象パターンについてウインド
ウを連続的に形成させたり、あるいは1つの対象パター
ンについて2値化しきい値を変えたり、さらには位置補
正について前回のデータを流用する等の個々の判別情報
毎の選択や、画面毎に前回と今回のパターン判別結果を
組み合わせてパターン判別することができるので、複数
の対象パターンについて安定で精度の高いパターン判別
処理が可能となる。
5)2値化回路を複数チヤネル設け、1つの対象パター
ンに対して少なくともウインドウ毎に2値化レベルを選
択し得るようにしたので、対象物の形状や同一対象物の
照明による撮像信号レベルの部分的変動に対応すること
が可能となり、その結果、パターン判別の精度および安
定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図はウイ
ンドウの形成方法を説明するための説明図、第3図はこ
の発明の他の実施例を示す構成図、第4図はウインドウ
の発生態様を説明するための説明図、第5図はウインド
ウ情報を説明するための説明図である。 符号説明 11,12……対象パターン、21〜2N……テレビカ
メラ、3……カメラ選択回路、4……パターン判別回
路、5……パネル設定部、6……情報選択制御回路、7
(71〜74)……情報選択回路、8(81〜84)…
…情報メモリ、41……2値化回路、42……画面分割
回路、43……画像メモリ、44……画像位置検出・補
正回路、45……ウインドウ発生回路、46……アンド
ゲート、47……特徴抽出回路、48……特徴データメ
モリ回路、49……判別回路、40……画像の分割およ
び記憶回路、401……2値化部、402……チヤネル
データ選択部、403……ウインドウ形成部、404…
…メモリ部、L1〜L3……ラツチ回路、M1〜M3…
…メモリ回路、MC……メモリ制御回路、G1……座標
データ発生回路、G2……ウインドウ発生部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−189781(JP,A) 特開 昭56−68880(JP,A) 特開 昭55−57975(JP,A) 特開 昭58−189783(JP,A) 特開 昭59−60571(JP,A) 特開 昭59−37410(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる角度から対象パターンを撮像
    する複数の撮像手段と、所定の指示にもとづいて該撮像
    手段を順次選択する選択手段と、選択された撮像信号を
    所定のしきい値レベルで2値化する2値化手段と、撮像
    画面における対象パターンの相対的位置を検出しこれの
    所定基準位置からの補正量を求める位置検出・補正手段
    と、該補正量にもとづいて所定のウインドウ情報を修正
    して2値化画像の観測領域(ウインドウ)を形成するウ
    インドウ形成手段と、該ウインドウ内で対象パターンの
    画像特徴量を抽出しこれを所定の判定基準と比較してそ
    の判別を行なう判別手段と、前記2値化しきい値,基準
    位置,ウインドウおよび判定基準の各情報をそれぞれ複
    数種類ずつ記憶する記憶手段と、該記憶された個々の情
    報を所定の指示にもとづいて読み出し対応する前記各手
    段に与える情報分配手段と、該情報分配手段および前記
    選択手段に対してそれぞれ所定の指示を与える指示手段
    とを備え、前記撮像手段と判定のための各種情報とを適
    宜に組み合わせて対象パターンの判別を行なうことを特
    徴とするパターン判別装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段を介して撮像手段の選択順序
    を指示することにより、所定の順序で対象パターンの判
    別を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のパターン判別装置。
  3. 【請求項3】前記ウインドウ情報を適宜に組み合わせる
    ことにより1つの対象パターンに対して複数の異なるウ
    インドウ領域を連続して形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項のいずれかに記載のパタ
    ーン判別装置。
  4. 【請求項4】前記2値化手段を複数チャンネル設けるこ
    とにより、1つの対象パターンについて少なくともウイ
    ンドウ毎に異なる2値化レベルを設定して2値化画像の
    抽出を可能にすることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第3項のいずれかに記載のパターン判別装置。
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