JPH06143234A - コンクリート側溝用型枠 - Google Patents

コンクリート側溝用型枠

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Publication number
JPH06143234A
JPH06143234A JP30014592A JP30014592A JPH06143234A JP H06143234 A JPH06143234 A JP H06143234A JP 30014592 A JP30014592 A JP 30014592A JP 30014592 A JP30014592 A JP 30014592A JP H06143234 A JPH06143234 A JP H06143234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closing
opening
frames
screw
formwork
Prior art date
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Pending
Application number
JP30014592A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
博 山田
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Yamada Industry Co Ltd
Original Assignee
Yamada Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Industry Co Ltd filed Critical Yamada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前後の端部枠(2,3)に設けた雌ネジ部に
螺合する互いにネジ方向の異なる雄ネジ部(6a,6
b)を両端部に形成した端部枠開閉用ネジ棒(6)を型
枠の長手方向に沿って設け、両側の側部枠(4,5)に
設けた雌ネジ部に螺合する互いにネジ方向の異なる雄ネ
ジ部(18a,18b)を両端部に形成した側部枠開閉
用ネジ棒(18)を型枠の幅方向に沿って設け、端部枠
開閉用ネジ棒(6)の途中に、同端部枠開閉用ネジ棒の
回転を側部枠開閉用ネジ棒(18)に伝達するネジ歯車
(20,21)を設けたコンクリート側溝用型枠。 【効果】 端部枠開閉用ネジ棒を回転操作するだけで、
端部枠と同時に側部枠も開放され、作業が短時間で簡単
に済む。型の開閉を一個所で操作できるので、脱型の自
動化が可能となり、従来のように作業員が動き回る必要
がなく、無人化により負担が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、U字型のコンクリート
側溝用型枠に関し、特にその型開き装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のU字型コンクリート側溝用型枠
は、外枠と内枠とからなり、外枠はさらに側部枠と端部
枠から構成され、脱型時には側部枠と端部枠とをそれぞ
れ手動で開いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような型
枠においては、枠を開閉する際、レバー式の締め具が少
なくとも枠の隅部に4か所あり、一人の作業員であれ
ば、開閉する度に複数の締め具の位置に移動しなければ
ならず、工数が多く掛かるという問題があった。
【0004】また、近年は、作業の効率化のために、1
個の型枠で多数個(例えば3個)のコンクリート製品を
同時に製造することが要請されている。このような状況
では、さらに作業員への負担が重くなる。
【0005】本発明が解決すべき課題は、無人化により
型枠の全ての開閉を行うことのできるコンクリート側溝
用型枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明は、開閉可能な両側の側部枠及び前後の端部
枠からなる外枠を備えたコンクリート側溝用型枠におい
て、前記前後の端部枠に互いにネジ方向の異なる雌ネジ
部を設けるとともに、これらの雌ネジ部に螺合する互い
にネジ方向の異なる雄ネジ部を両端部に形成した端部枠
開閉用ネジ棒を型枠の長手方向に沿って設け、前記両側
の側部枠に互いにネジ方向の異なる雌ネジ部を設けると
ともに、これらの雌ネジ部に螺合する互いにネジ方向の
異なる雄ネジ部を両端部に形成した側部枠開閉用ネジ棒
を型枠の幅方向に沿って設け、前記端部枠開閉用ネジ棒
の途中に、同端部枠開閉用ネジ棒の回転を前記側部枠開
閉用ネジ棒に伝達する回転方向変換機構を設けたもので
ある。
【0007】
【作用】脱型時に端部枠開閉用ネジ棒を枠開放方向に回
転すると、逆ネジにより前後の端部枠が開放すると同時
に、回転方向変換機構により側部枠開閉用ネジ棒も回転
し、同様に両側の側部枠も開放する。このように、端部
枠開閉用ネジ棒を回転させるだけで、端部枠と側部枠の
両方が同時に開放する。このようにして、型枠開閉の無
人化が図られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
【0009】図1は本発明に係るコンクリート側溝用型
枠の一部切欠正面図、図2は図1のA−A線における断
面図、図3は内部枠9部分の拡大図である。これらの図
において、1は基台、2,3は基台1の長手方向の前後
端部にあって前後にスライド可能に設けられた端部枠、
4,5は基台1の幅方向の両側にあって外側に開閉可能
に設けられた側部枠、6は端部枠2,3側の端部にそれ
ぞれ左雄ネジ6a,右雄ネジ6bが設けられた端部枠開
閉用ネジ棒、7,8は端部枠2,3にそれぞれ設けられ
て前記左雄ネジ6a,右雄ネジ6bに螺合する雌ネジを
形成したナットである。
【0010】端部枠2,3と側部枠4,5により構成さ
れた型枠内部は、2つの内部枠9,10によって3等分
されており、各内部枠9,10(図には9についてのみ
示す)は、下部に取り付けられた蝶番13,14を支点
として互いに内側に傾動可能な2枚の隔壁板11,12
および、これらの隔壁板11,12の上部を伸縮自在に
連結するゴムチューブ製のシール部材15より構成され
ている(図3参照)。内部枠9,10の内部には、両端
が側部枠4,5に固定したナット16,17に螺合する
左雄ネジ18a,右雄ネジ18bを形成した側部枠開閉
用ネジ棒18が自在継手19を介して支持されている。
そして、前記端部枠開閉用ネジ棒6と側部枠開閉用ネジ
棒18の交差部において、両ネジ棒6,18はネジ歯車
20,21によって連結されている。
【0011】図4は前記隔壁板11,12を型開放時に
互いに内側に傾動させる傾動機構の一部切欠側面図、図
5はその平面図である。これらの図において、側部枠5
にはボルト22の基端部が受金具23及びピン24によ
って回動自在に取り付けられている。ボルト22の先端
には位置調整可能にピン取付金具25が固定され、その
先端にピン26が取り付けられている。ピン26は、駆
動板27に設けられた長孔27a内に挿入されている。
駆動板27の先端には、隔壁板11,12にそれぞれ基
端をピン止めされたアーム28,29の先端が、ピン3
0によってピン止めされている。以上の構成の傾動機構
は、他方の側部枠4側にも設けられている。
【0012】次に、以上の構成の型枠の型枠開閉操作に
ついて説明する。図1〜図5に示す型が閉まった状態か
ら、図6に示すボルト回転装置40をレール42に沿っ
て接近させ、端部枠開閉用ネジ棒6の端部に形成された
角棒部6cにボルト回転装置40の操作ハンドル41を
装着し、操作ハンドル41を反時計方向に回転すると、
端部枠開閉用ネジ棒6が回転し、左雄ネジ6a,右雄ネ
ジ6bが螺合されているナット7,8が前後に駆動され
ることにより、端部枠2,3が前後方向にスライドす
る。端部枠開閉用ネジ棒6の回転は、ネジ歯車20,2
1を介して側部枠開閉用ネジ棒18にも伝達され、左雄
ネジ18a,右雄ネジ18bが螺合されているナット1
6,17が外側に駆動されることにより、側部枠4,5
が外側に開く。側部枠4,5がある程度、即ち駆動板2
7の長孔27aの長さ分移動すると、図4,図5を参照
すれば分かるように、ピン26が駆動板27を外側に移
動させられる。これにより、駆動板27のピン30がア
ーム28,29を引っ張るので、隔壁板11,12が内
側に傾動する。
【0013】このようにして、型枠内部の複数のコンク
リート製品のそれぞれの前後,左右に隙間が形成され、
脱型することが可能になる。
【0014】脱型後は、図6に示す真空吸引装置43を
用いてコンクリート製品を吸引し、クレーン等で吊り上
げて型枠から取り出す。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。
【0016】 端部枠開閉用ネジ棒を回転操作するだ
けで、端部枠と同時に側部枠も開放され、作業が短時間
で簡単に済む。
【0017】 型の開閉を一個所で操作できるので、
脱型の自動化が可能となり、従来のように作業員が動き
回る必要がなく、無人化により負担が軽減される。
【0018】 多数の製品を同時に製造する場合に
は、内部の隔壁も、端部枠,側部枠と同時に離型させる
ことができ、更に能率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンクリート側溝用型枠の一部
切欠正面図である。
【図2】 図1のA−A線における断面図である。
【図3】 内部枠部分の拡大図である。
【図4】 傾動機構の一部切欠側面図である。
【図5】 傾動機構の平面図である。
【図6】 本発明に係る型組及び脱型自動化システムの
概略図である。
【符号の説明】
1 基台、2,3 端部枠、4,5 側部枠、6 端部
枠開閉用ネジ棒、6a,左雄ネジ、6b 右雄ネジ、
7,8 ナット、9,10 内部枠、11,12隔壁
板、13,14 蝶番、15 シール部材、16,17
ナット、18 側部枠開閉用ネジ棒、18a 左雄ネ
ジ、18b 右雄ネジ、19 自在継手、20,21
ネジ歯車、22 ボルト、23 受金具、24 ピン、
25 ピン取付金具、26 ピン、27 駆動板、27
a 長孔、28,29 アーム、30ピン、40 ボル
ト回転装置、41 操作ハンドル、42 レール、43
真空吸引装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な両側の側部枠及び前後の端部
    枠からなる外枠を備えたコンクリート側溝用型枠におい
    て、前記前後の端部枠に互いにネジ方向の異なる雌ネジ
    部を設けるとともに、これらの雌ネジ部に螺合する互い
    にネジ方向の異なる雄ネジ部を両端部に形成した端部枠
    開閉用ネジ棒を型枠の長手方向に沿って設け、前記両側
    の側部枠に互いにネジ方向の異なる雌ネジ部を設けると
    ともに、これらの雌ネジ部に螺合する互いにネジ方向の
    異なる雄ネジ部を両端部に形成した側部枠開閉用ネジ棒
    を型枠の幅方向に沿って設け、前記端部枠開閉用ネジ棒
    の途中に、同端部枠開閉用ネジ棒の回転を前記側部枠開
    閉用ネジ棒に伝達する回転方向変換機構を設けたことを
    特徴とするコンクリート側溝用型枠。
  2. 【請求項2】 型枠の長手方向に複数のコンクリート側
    溝を製造するための隔壁を設けたコンクリート側壁用型
    枠にあっては、前記隔壁を厚み方向に圧縮可能とし、か
    つ端部枠開閉用ネジ棒の回転により同隔壁の厚みを圧縮
    させる圧縮機構を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のコンクリート側溝用型枠。
JP30014592A 1992-11-10 1992-11-10 コンクリート側溝用型枠 Pending JPH06143234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30014592A JPH06143234A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 コンクリート側溝用型枠

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JP30014592A JPH06143234A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 コンクリート側溝用型枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06143234A true JPH06143234A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17881287

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30014592A Pending JPH06143234A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 コンクリート側溝用型枠

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JP (1) JPH06143234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3810868A1 (de) * 1987-04-02 1988-10-13 Fuji Heavy Ind Ltd Steuerungssystem fuer ein betaetigungsorgan eines kfz-motors
DE3823608A1 (de) * 1987-07-13 1989-01-26 Japan Electronic Control Syst Kraftstoffeinspritzsteuersystem fuer einen motor mit innerer verbrennung mit einer kompensation des ueberschiessens bei der ueberwachung der motorlast

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3810868A1 (de) * 1987-04-02 1988-10-13 Fuji Heavy Ind Ltd Steuerungssystem fuer ein betaetigungsorgan eines kfz-motors
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