JPH0614207Y2 - 電子制御カメラ - Google Patents

電子制御カメラ

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JPH0614207Y2
JPH0614207Y2 JP1987045012U JP4501287U JPH0614207Y2 JP H0614207 Y2 JPH0614207 Y2 JP H0614207Y2 JP 1987045012 U JP1987045012 U JP 1987045012U JP 4501287 U JP4501287 U JP 4501287U JP H0614207 Y2 JPH0614207 Y2 JP H0614207Y2
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JP
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film
switch
rewind
bit
camera
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JP1987045012U
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Inventor
勇 橋本
隆勇 西田
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旭光学工業株式会社
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 この考案は、裏ブタの開閉を電気的に検知し、これらの
検知結果からカメラに必要な各種の制御を行い得る電子
制御カメラに関するものである。 従来の技術及びその問題点 近時のレンズシャッターカメラ、一眼レフカメラ等のス
チルカメラにおける自動化、電子化の進歩には著しいも
のがある。 例えば、自動測距による焦点合せや自動測光によるフラ
ッシュ、シャッタースピード、絞りの制御等撮影時にお
ける制御から、フィルム装着時のオートローディング、
レリーズ後のオートワインド(自動巻き上げ)やオート
リワインド(自動巻き戻し)等までその機能の多様化は
漸次進歩している。 しかし、機能がいかに多様化しようともカメラそのもの
の大きさ、重さ等には自ずから制限があるため、多くの
機能をいかにコンパクトなボディ内にまとめ上げるかが
開発に当っての焦点となる。 そこで近時は、半導体技術の進歩という背景のもとで、
従来のような機械式の制御に代わり、より複雑な制御が
可能であり、しかもコンパクト化という点でも有利な電
子式の制御が多用される傾向にある。 従来から、前述したオートローディング機構、すなわ
ち、フィルムを装着して裏ブタを閉成した際に撮影可能
なフレームまで自動的にワインドを行う機構を備えたカ
メラは使用されている。そして、従来のこの種のカメラ
には、裏ブタが閉じてからローディングの終了までONし
その後OFFするローディング専用のスイッチが設けられ
ている。 また、これとは別にフィルム枚数や、フィルムのリワイ
ンド完了を液晶パネル等に電気的に表示するカメラも従
来から使用されている。このカメラには、フィルムの取
り出し時にこれらのデータをクリアする必要から、裏ブ
タの開閉を検知する裏ブタスイッチが設けられている。 しかしながら、このような各機能に応じた専用のスイッ
チを設けた場合には、機能の多様化に応じてスイッチの
数も増えることとなるため、機械的な構造が複雑とな
り、スペース的、重量的にも望ましいものではない。 考案の目的 この考案は、上述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、カメラ内の機械的に複雑な構造をプログラムで置き
換えることによって単純化することを目的とし、より具
体的には、裏ブタスイッチからの情報を各種のデータ処
理に利用して制御を行うことにより、機能と比較したス
イッチの数を減らすことができる電子制御カメラの提供
を目的とする。 問題点を解決するための手段 この考案に係る電子制御カメラは、上記の目的を達成さ
せるため、フィルム着脱用の裏ブタの開閉によってON/O
FFする裏ブタスイッチと、一定の周期で前記裏ブタスイ
ッチのスイッチデータを検知して出力する検知手段と、
該検知手段から出力されたスイッチデータを記憶する書
き換え可能なメモリーと、前記検知手段から出力される
最新の周期のスイッチデータと前記メモリーから読み出
した周期のスイッチデータとを比較する比較手段とを備
えたことを特徴としたものである。 作用 この考案は、上述したような構成としたため、1つの裏
ブタスイッチからの情報により、裏ブタの開閉状態のみ
でなく開→閉、あるいは閉→開という動作状態をも検知
することができ、これらの情報に基づいてより多種の制
御、データ処理をカメラに行わせることができる。 実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。第2図〜第
5図はこの考案の一実施例に係る一眼レフカメラの外観
図である。なお、ここで示した一眼レフカメラは、ロー
ディング、ワインド、リワインド等のフィルム操作をモ
ータによって行うことができ、しかも、これらの動作を
後述する内蔵プログラムと各スイッチからの情報とに基
づいて自動的に制御し得るものである。 図示されるようにこのカメラは、ボディ1とこのボディ
1に着脱自在にマウントされたレンズ2とから構成され
ている。 ボディ1の上面には、第2図に示したようにメインスイ
ッチ3、シャッタースイッチ4、セレクトレバー5、モ
ード/ドライブレバー6、ISO/露出補正レバー7が設け
られており、中央部のペンタプリズムハウジングの上に
はフィルムの状態、カメラに設定された条件、撮影に必
要な各種のデータを集中表示する液晶ディスプレーパネ
ル(以下、LCDパネルという)8が設けられている。 なお、このLCDパネル8には、第3図に拡大して示し
たようにフィルム走行関係の表示を行うセグメントとし
てa、b、b、b、b、cが設けられている。 ボディ背面の裏ブタ9を第4図に示すように開放する
と、パトローネ室10、巻戻軸11、スプロケット12、スプ
ール13等を視認することができる。上記の巻戻軸11はフ
ィルムのリワインド時に、スプロケット12とスプール13
とはフィルム送り時にそれぞれボディ1に内蔵された図
示せぬフィルム走行モータによって回転駆動されるもの
であり、一方が駆動される時には他方はフリーとなるよ
う構成されている。 なお、ボディ1には、裏ブタ9の自由端側に設けられた
爪片14の係脱によってON/OFFする裏ブタスイッチ15が設
けられると共に、スプロケット12と同軸に、かつスプロ
ケット12とは独立して回転可能なローラー16が設けられ
ている。このローラー16は、裏ブタ9を閉じた際に装着
されたフィルムの下端に圧接されてフィルムの走行に伴
って回転するものであり、後述するフィルムスイッチ
は、このローラー16の回転に伴ってON/OFFし、フィルム
の走行状態を検知する。 ボディ1の底面には、第5図に示したように、ロック解
除用のリワインドボタン17と、このリワインドボタン17
を押込んでいることを条件にスライド可能なリワインド
レバー18とから成るリワインドスイッチ19が設けられて
いる。このリワインドスイッチ19は、裏ブタ9が閉じて
いる状態でのみスライドによるリワインド位置を保持
し、裏ブタ9を開けることによって保持されたリワイン
ド位置から通常のOFF位置に復帰するよう機械的に構成
されている。 なお、ボディ1内には、上述した各スイッチの他にワイ
ンド完了スイッチが設けられている。このカメラは、後
述するようにレリーズ後自動的にフィルムを1フレーム
分ワインドする、いわゆるオートワインド機構を備えて
いるが、上記のワインド完了スイッチは、レリーズと共
にONし、ワインド時においてフィルム走行モータがフィ
ルムを1フレームワインドするのに相当する分回転し終
わった際にOFFするメカスイッチである。 次に、第6図に基づいてこの実施例に係る一眼レフカメ
ラが内蔵する制御回路の概略を説明する。 第6図に示した制御回路は、カメラの総合的なシーケン
ス制御を受け持つメインCPU20を中心に、DPU(Dat
a Processing Unit)21及びIPU(Indication Processi
ng Unit)22の2つのCPUと、PCU(Power Conrrol U
nit)23との各機能別LSI、そしてその周辺回路のユニ
ットから構成されている。 メインCPU20は8ビットのマイクロコンピューターで
あり、16Kバイトの容量を持つROM(Read-Only Memor
y:固定記憶装置)と、数百バイトの容量を持つRAM
(Random Access Memory:任意呼び出し記憶装置)と、
8ビットのA/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換
器)とから構成され、9−MHzのクロックで高速処理を
行っており、他の2つのCPU21、22とPCU23との間
を4〜7ビットのデータバスで結ぶと共に、これらの間
のデータのやりとりを制御している。また、このメイン
CPU20には、前述したフィルムスイッチ24とワインド
完了スイッチ25とのスイッチデータが入力される。 CPU21は、4ビットのマイクロコンピューターであ
り、主として測光、ストロボ関係のデータ処理(説明は
省略する)を行う。このCPU21には、メインスイッチ
3とレリーズスイッチ4とのスイッチデータが入力され
る。 CPU22は、4ビットのマイクロコンピューターであ
り、主としてLCDパネル8の表示を制御し、このLC
Dパネル8に表示するフィルムの状態や撮影枚数等のデ
ータをバッテリーが外される等して電源が切れない限り
記憶保持する。このIPU22には、セレクトレバー5、
モード/ドライブレバー6、ISO/露出補正レバー7、裏
ブタスイッチ15のスイッチデータが入力される。 PCU23は、EPROM(Electronically Erasable P
rogrammable Read-Only Memory)とアナログ信号及びデ
ジタル信号を同時に扱えるCMOSとから成る1チップ
LSIである。EPROMは、CPUからの電子信号
によって書き換え自在なメモリーで、いったん記録され
たデータやプログラムを電源のバックアップなしに無期
限に保持できる。このEPROMには、カメラの作動
状態、すなわちフィルムのワインド/リワインド状態、
撮影枚数等のデータが刻々メモリーされており、何らか
の理由でバッテリーが取り外された際にも、その復帰と
同時に全ての動作を続行できるようにデータを保持して
いる。また、CMOSは、主としてフォーカシングに利
用されるCCD(Charge Cupled Device:電化結合素
子)センサー26からのビデオ信号の処理や、AF(Auto
Focus)用レンズ駆動モータ27、レリーズマグネット28の
駆動(説明は省略する)、あるいは前述のフィルム走行
モータ29の駆動等を行っている。 続いて第7図〜第11図に示したフローチャートに従って
上記の制御回路及びこれに基づくカメラの作動を説明す
る。なお、以下に説明する事項は、この考案に直接関わ
るフィルム走行関係の制御、すなわち、ローディング、
ワインド、リワインドに限定されており、直接関係のな
い測光及びこの測定結果に基づくシャッタースピード、
絞り、ストロボ光量の制御、そして測距及びこの測定結
果に基づくオートフォーカス、あるいはユーザーによる
各種のモードの設定操作等についての説明は省略してい
る。また、メインスイッチがOFFしている際には、測
光、測距、レリーズ等の作動、及び各モータ27、29の動
作は原則としてロックされるが、ここでは説明の簡略化
のためメインスイッチ3がON状態での作動についてのみ
述べることとする。
【メインフロー】
まず、第7図のメインフローに従って概略を説明する。 作動がスタートすると、メインCPU20はまずステップ
(以下、単にS.とする)1においてREイニシャライズ
ビットが1かどうかを判断する。REイニシャライズビッ
トは、バッテリーが一度外されて再び装着される等して
いったん所定の電圧以下に下がった電源電圧が復帰した
とIPU22が判断した際に1となるもので、その場合に
はS.2に進んで後述するREイニシャライズサブルーチ
ン内が処理され、0の場合、すなわちバッテリーの着脱
等が行われていない状態ではそのままS.3に進む。 S.3では、U、すなわち裏ブタスイッチ15のON/OFFに
ついての最新の情報が1かどうかが判断される。裏ブタ
スイッチ15は、IPU22によって約100msの周期で逐次
その状態が検知されると共に、その検知結果が前の周期
における裏ブタスイッチ15の情報U′と異なる場合に
は、メインCPU20を介してPCU23内のEPROM
の裏ブタスイッチビットを書き換える。なお、U、U′
の0は裏ブタ閉の状態を示し、1は裏ブタ開の状態を示
す。 S.3における判断がYes、つまりU=1(裏ブタ9が
現時点で開放している)の場合には、S.4へ進み、そ
の前の周期における裏ブタスイッチ15の情報U′をE
PROMから呼び出し、1かどうかを判断する。 S.4における判断がNo、つまりU′=0(100ms)前の
状態では裏ブタ9が閉じていた)の場合には、この100m
sの間に閉→開の操作があったこととなる。この場合に
はメインCPU20の電源がIPU22からの信号によって
強制的に投入され、メインCPU20はS.5のオープン
処理、すなわちEPROMに記憶されたフィルム枚数
をクリアし、同じくEPROM内のロードOKビッ
ト、フィルムオバーエンドビット、リワインドエンドビ
ット(それぞれ後述する)を0とし、U′を1とする処
理を行う。そしてその後、S.6の処理が行われる。 S.4における判断がYes、つまりU′=1の場合に
は、裏ブタ9はより以前から開放していたこととなり、
その場合にはS.5をスキップしてS.6へ進む。 S.6では、メインCPU20がEPROMからリワイ
ンドエンドビットを呼び出し、これが1かどうかを判断
する。リワインドエンドビットは、リワインドスイッチ
19をリワインド位置に設定してフィルム走行モータを回
転させ、このモータの回転が終了してから裏ブタ9が開
けられるまで1となり、他の状態では0となるものであ
る。 ここでは裏ブタ9は開放している状態なのでリワインド
スイッチ19は常にOFF位置に復帰しており、リワインド
エンドビットはS.5による処理によって裏ブタ9を開
放した際に0となるはずである。しかしながら、何らか
の例外的な状況で、U=U′=1であってもリワインド
エンドビットが1となっている場合も考えられるので、
この場合にはリワインドエンドビットをS.7で0とし
てS.13へ移行し、このビットが0であるときにはS.
7をスキップしてS.13へ移行する。 S.3での判断が否定的であった場合、すなわち裏ブタ
9が現時点で閉じているときにはS.8へ進み、S.4
と同じくIPU22がメインCPU20を介してU′をE
PROMから呼び出し、これが1かどうかを判断する。
ここではU=0であるので、U′=0の場合にはU′を
書き換える必要がなく、U′=1の場合のみS.9で
U′=0に書き換える。 その後S.10で前記のリワインドスイッチ19がONである
かどうかを判断する。リワインドスイッチ19がOFFして
いるときにはS.11へ進み、このステップでEPRO
Mからフィルム枚数を呼び出してそれが4枚より少ない
かどうか判断する。なお、ここで述べたフィルム枚数
は、裏ブタ9を開→閉としたあとのワインド完了スイッ
チのON/OFFの回数から検知されるものであり、IPU22
はフィルム枚数から3を引いたものを撮影可能なフレー
ムカウントとしてLCDパネル8に表示する。 このカメラではフィルムをセットしてローディングを行
う際、ローディング完了の基準をフィルム4枚送りとし
ているため、S.11での判断が肯定的な場合にはS.12
においてローディングサブルーチンがコールされ、後述
するローディング処理がなされる。判断が否定的、すな
わちEPROMにメモリーされたフィルム枚数が4枚
以上である場合には、ローディングが終了しているもの
とみなし、S.12をスキップして前述したS.13へと進
む。 S.13では、ワインド完了スイッチ25がONかどうかを判
断する。 このスイッチ25がONしているときはワインドが完了して
いないことを意味しているので、S.15へ進んで後述す
るワインドサブルーチン内で処理される。ワインド完了
スイッチ25がOFFしている場合にはリターンして他のA
E処理あるいはAF処理を行う。 上述のS.10でリワインドスイッチ19がONと判断される
と、S.16において、S.6と同様にEPROMから
リワインドエンドビットが呼び出され、これが1かどう
かが判断される。S.16における判断が否定的である場
合、すなわちリワインドエンドビットが0である場合に
は、リワインドが完了していないとみなされ、S.17に
おいてリワインドサブルーチンがコールされる。 S.16における判断がTes、すなわち、リワインドエン
ドビットが1であるときには、既にリワインドが終了し
ているとみなされるため、S.17をスキップしてリター
ンし、他のAE処理あるいはAF処理を行う。 以上がメインフローとなる。
【ローディングサブルーチン】
続いて、このメインフロー内で示した各サブルーチンに
おける処理を、実際に撮影をする際の操作としては最初
に行うローディングに関するものから順次説明する。 ローディングは、カメラにフィルムを装着する際の操作
である。このカメラでは、パトローネをパトローネ室10
に収め、フィルムの先端をある程度まで引き出してスプ
ール13にかければ、裏ブタ9を閉じることによってフィ
ルムが自動的に撮影可能なフレームまでワインドされ
る。なお、このカメラでは、ローディング時にフィルム
のDxコードを読み取る構成とされているため、この作
動についても簡単に説明する。 第8図は、このローディングのフローである。このロー
ディングのフローに入るのは、既述のように裏ブタ9が
閉じていて、リワインドスイッチ19がOFFであり、しか
もEPROMに記憶されたフィルム枚数が4枚より少
ない場合である。 まず、S.100においてメインCPU20からのレリーズ
信号によってPCU23からレリーズマグネット28へ駆動
電圧が印加され、一定速レリーズが行われる。レリーズ
が行われるとワインド完了スイッチ25がONし、S.101
ではこのワインド完了スイッチ25がOFFするまでフィル
ム走行モータ29の回転によってスプロケット12及びスプ
ール13が回転し、1フレーム分のワインドが行われる。
そしてS.102でEPROMのフィルム枚数に1枚加
えられる。なお、このワインドについての詳細は、後述
のワインドサブルーチンの説明の際に述べる。 その後S103においてISO強制表示ビットを1に設定し、
メインCPU20とIPU22との間のISOデータ通信時
に、送信されたISOデータをLCDパネル8に表示させ
ることを可能にする。 続いてS.104において、セットされたパトローネにD
xコードがあるか否かを判断する。Dxコードがある場
合にはS.105へ進み、メインCPU20にそのDxコー
ドを読み込ませる。そして、S.106においてDxコー
ドのISOデータによってEPROM中のISOデータを書
き換えると共に、S.107においてこのデータをIPU2
2へ転送し、LCDパネル8に表示させる。 S.104における判断が否定的であった場合、すなわ
ち、パトローネにDxコードがない場合には、メインC
PU20がS.108において以前設定されていたISOデータ
をEPROMから呼び出してIPU22へ転送し、LC
Dパネル8に表示させる。 上記のISOデータの書き込み、表示のためのデータ転送
が終了すると、S.109においてISO強制表示ビットを0
とする。 続いてS.110では、メインCPU20内に設けられ、か
つフィルムスイッチ24のON/OFFをカウントするカウンタ
ーをクリアする。 次に、S.111とS.112においてリワインドスイッチ19
と裏ブタスイッチ15との状態を判断し、リワインドスイ
ッチ19がONしているとき、あるいはU=1であるときに
はS.113〜S.123までの処理を行わずにメインフロー
へリターンし、それ以外の条件ではS.113へ進む。 リワインドスイッチ19がONしているのは、リワインド
中、あるいはリワインド終了後裏ブタを開けるまでの期
間であり、この際にはリワインドが優先される。また、
U=1であるのは裏ブタ9が開いている状態であり、こ
のような場合にはフィルムをローディングする必要がな
いのでローディングを行わない。 S.111とS.112とにおける判断が両方とも否定的であ
る場合には、S.113へ進み、S.100と同様に一定速レ
リーズが行われ、S.114ではS.101と同様にワインド
に行われ、S.115においてEPROM中のフィルム
枚数に1を加える。 1フレーム分のワインドが終了すると、S.116へ進
み、フィルムスイッチ24のON/OFFの回数を計測していた
カウンタのカウント数が3より大きいか否かが判断され
る。フィルムスイッチ24は、フィルムが正常な状態で走
行し、しかも滑りによる誤差がない場合には、1フレー
ム分の走行で8回ON/OFFを繰り返す構成とされている
が、フィルムが装着されていなかったり、装着が不充分
であったりする等してフィルムが走行しなかった場合に
はON/OFFしない。 S.116での判断が肯定的である場合には、フィルムが
動き出したとみなされ、S.117においてローディング
中ビットが1とされる。このビットが1とされるとIP
U22からLCDパネル8へ駆動信号が発せられ、LCD
パネル8の各セグメントのうちセグメントaを点灯させ
ると共に、セグメントb、b、b、b、cをパ
トローネ側からスプール側へ順次点滅させ、ローディン
グ中であることが表示される。 反対にS.116での判断が否定的であった場合には、フ
ィルムが走行していないとみなせるので上記の表示を行
わず、S.117をスキップしてS.118へ進む。 S.118では、EPROM中のフィルム枚数が4枚以
上になったか、すなわち、ローディングに必要な4回の
レリーズ、ワインドが繰り返されたかどうかが判断さ
れ、規定の枚数に達していない場合にはS.111へ戻
り、S.118における判断がYesとなるまでこのループを
繰り返す。そして、このループを抜け出ると、S.11
9、S.120へ進み、ローディング中ビットが1とされて
いるときには、これを0とする。 次いでS.121において前記のカウンタのカウント数の
総計が6より大きいか否かが判断される。6より大きい
場合にはフィルムが正常にロードされたものとみなし、
S.122においてEPROMのロードOKのビットを
1とし、更に、S.123においてこのビットをIPU22
に送り、ロードOKの表示としてLCDパネル8の各セ
グメントa、b、cを全て点灯させる。 S.121における判断が否定的である場合には、正常な
ローディングがなされなかったものとみなされ、S.12
2、S.123をスキップしてメインフローへリターンす
る。
【ワインドサブルーチン】
次に第9図に基づきメインフローにおけるS.15、ワイ
ンドサブルーチンについて説明する。 ワインドは、レリーズ後にフィルムを1フレーム分巻き
上げる処理であり、既述のようにこのカメラではフィル
ム走行モータの作動によって自動的に行われる。 メインフローからも理解できるように、ワインドはメイ
ンスイッチ3がONしている限り、裏ブタ9の開閉に関係
なく作動可能であるが、後述するようにフィルムを使い
切りフィルムオーバエンドビットが1となっている場
合、及びフィルムのリワインドが終了してリワインドエ
ンドビットが1となっている場合には作動しない。 メインフローのS.14においてワインド完了スイッチ25
がONしていると判断された場合、すなわちワインドが完
了していないと判断された場合には、まず、S.200に
おいてワインド中ビットを1に設定する。このビットの
情報はIPU22に送られ、LCDパネル8のセグメント
a、cを点灯させると共に、セグメントb、b、b
、bをパトローネ室10側からスプール13側に向って
順次点滅させる。 次いで、S.201において1.5秒のタイマーをセット及び
スタートさせると共に、S.202においてフィルム走行
モータ29の回転をスタートさせ、スプロケット12及びス
プール13を回転させる。 モータ29の停止は、ワインド完了スイッチ25のOFF、あ
るいは1.5秒以上の通電によるタイムオーバーとの2つ
の要素のいずれか一方により規制される。 すなわち、S.203においてワインド完了スイッチ25の
状態が判断され、ここでワインド完了スイッチ25がOFF
していないと、S.204へ進んでタイマーセット時から
1.5秒経過したか否かが判断される。いずれの判断も否
定的であれば、このS.203、S.204のループを回り続
ける。そして、いずれかのステップにおける判断結果が
肯定となればそこからループを抜けるが、どちらのステ
ップから抜けたかによってその後の処理が異なる。S.
203から抜ける場合には、ワインド完了スイッチ25がOFF
しており、フィルムを1フレーム送る分だけフィルム走
行モータ29が回転したとみなせる。そこでS.205にお
いてモータをストップさせ、S.206で次のワインドに
備えてタイマーをリセットする。 次に、S.207においてEPROM中のフィルム枚数
に1を加え、S.208においてS.200で設定したワイン
ド中ビットを0とした後、メインフローへリターンす
る。 S.204からループを抜けた場合、すなわちワインド完
了スイッチ25がOFFとなる前に1.5秒経過した場合には、
S.209においてフィルム走行モータ29をストップさ
せ、S.210でワインド中ビットを0とする。この状態
は、一般的にはフィルムを使い切り、それ以上フィルム
走行モータ29の回転が許容されない場合に実現する。 S.211においてEPROMのフィルムオーバーエン
ドビットを1とし、S.212においてこのビットをIP
U22に転送する。IPU22はこの信号に基づいてLCD
パネル8を駆動し、セグメントaを点灯、b、cを同期
に点滅させる。 フィルムオーバーエンドビットが1とされているときに
は、パワーOFF処理がなされ、リワインド処理以外の動
作は行い得なくなる。 従来におけるオートワインド機能付のカメラでは、フィ
ルムが終了していてもレリーズスイッチをONするとフィ
ルムをワインドしようとしてフィルム走行モータに通電
され、スプロケット12、スプール13に回転力がかかる。
そして、モータの負荷が大きいことからフィルムの終了
を再度判断して通電をカットする。ところがこのような
動作を繰り返すと、フィルムに無理な力がかかってこれ
を傷つけてしまう虞があり、また、カメラ側にも余計な
負担をかけるためにあまり望ましいものではなかった。 このカメラでは、上述したようにパワーOFF処理がなさ
れるとリレーズスイッチ等による操作はロックされてカ
メラに無用な動作を行わせることが禁止されるため、従
来のような不具合もなく、フィルム、カメラ両者にとっ
て望ましいものとなっている。
【リワインドサブルーチン】
第10図は、メインフローのS.17で示したリワインド
サブルーチンのフローチャートである。 リワインドは、撮影終了、あるいは撮影途中のフィルム
をパトローネ内に巻き戻す処理であり、このカメラにお
いては、既述のように裏ブタ9が閉じた状態で、リワイ
ンドスイッチ19をONした際に行われるものであり、フィ
ルム走行モータ29によって自動的に行われる。 リワインドのフローに入ると、まずS.300において前
述したフィルムオーバーエンドビットをEPROMか
ら呼び出し、1かどうかを判断する。このビットが1で
あるときにはS.301においてこれを0とし、0の場合
にはS.301をスキップしてS.302へ進む。 S.302では、前述したロードOKビットが1かどうか
を判断する。このビットが1である場合には、S.303
においてリワインド中ビットを1としてIPU22に転送
し、LCDパネル8のセグメントa、cを点灯、b
、b、bをスプール13側からパトローネ室10側
に向って順次点滅させる。ロードOKビットが0である
場合には、S.303をスキップしてS.304へ進む。 S.304では、フィルム走行モータ29の回転をスタート
させて巻戻軸11を回転させる。そして、S.305で6秒
のタイマーをセット、スタートし、S.306においてフ
ィルムスイッチ24のON/OFFがあるかどうかを判断する。
フィルムスイッチ24のON/OFFがないと、S.307へ進ん
でタイムオーバーか否かを判断し、タイムオーバーでな
ければS.306へ戻る。フィルムスイッチ24のON/OFFが
なくとも、タイマーのスタートから6秒間はこのループ
を回る。 途中でフィルムスイッチ24のON/OFFがあると、S.308
へ進んでタイマーがリセットされ、S.305において新
たにセット、スタートされる。 このような2通りのループからは、フィルムスイッチ24
が最後にON/OFFした後、最短6秒経過した際に抜け出る
ことができる。この6秒は、フィルムがフィルムスイッ
チ24をON/OFFさせるローラー16から離れた後、パトロー
ネ内に完全に納まるまでの時間を考慮し、しかも多少の
余裕を持たせて設定したものである。 上記のループからタイムオーバーによって抜け出ると
S.309へ進み、ここでフィルム走行モータ29が停止さ
れる。 S.310においては、リワインドビットが0とされ、そ
れに伴って上記したLCDパネル8のリワインド中表示
が停止される。 次に、S.311でEPROMのリワインドエンドビッ
トを1とし、S.312でこのデータをIPU22へ転送
し、IPU22はLCDパネル8のセグメントaを点滅さ
せてリワインドが完了していることを表示する。 S.313では、リワインドエンドビットに1を設定した
際のバッテリーの状態の判断する。バッテリーの電圧が
所定の電圧以下であると、S.314においてEPRO
Mのバッテリーチェックビットを1とし、それ以外の場
合にはS.314をスキップしてパワーOFF処理を行う。 この状態では、通常裏ブタ9を開いてリワインドエンド
ビットを0としなければ他の処理を行うことはできな
い。 なお、S.313、S.314の処理についての詳細は次のRE
イニシャライズ処理の頃で述べる。
【REイニシャライズサブルーチン】
第11図は、メインフローのS.2に示されたREイニシャ
ライズ処理を行うサブルーチンである。 REイニシャライズは、既述のようにバッテリーを脱着し
た場合や、バッテリーの性能が低下する低温状態におい
て後温度上昇によって性能が回復した場合等、いったん
所定の電圧より低くなった電源電圧が所定の電圧以上に
復帰した際に行われる処理である。 バッテリーの電圧が所定の値以上に保たれていれば、メ
インCPU20あるいはIPU22のRAM内でデータを保
持することもできるが、電源がいったん切れてしまう
と、これらのデータは消去されてしまう。 このカメラでは、変動するデータのうち電源が切れた際
にも消去されては望ましくないデータをEPROMに
記憶させているため、電源電圧が復帰した後にこのデー
タを呼び出すことができる。 S400においては、上述のようにEPROMに記憶され
た各種のデータをメインCPUへ読み込んでおり、これ
をS.401でIPU22へ転送している。 S.402では、IPU22へデータが転送されたか否かが
判断され、設定が終了していればS.403においてREイ
ニシャライズビットを0とする。設定ができていない場
合には、S403をスキップする。 次に、S.404では、前述したリワインドエンドビット
がEPROMから呼び出され、1かどうかが判断され
る。このビットが1でない、すなわち0であると、S.
405〜S.407をスキップしてメインフローへリターン
し、1である場合にはEPROMに書き込まれたリワ
インドエンドクリアビットが1か否かが判断される。 このリワインドエンドクリアビットは、出荷時に0また
は1に設定されるものであり、1の場合には所定の条件
のものとでEPROMに記憶されたリワインドエンド
ビット1を0とする処理が許容される。 リワインドエンドビットが1となるのは、前述したよう
にフィルムが完全にパトローネ内に納められたという一
般的な場合に加え、次のようなことも考えられる。 すなわち、リワインド処理の途中でバッテリーが消耗
し、あるいは寒冷な外気によってバッテリー性能が低下
する等して電源電圧が低下する場合である。電源電圧が
低下すれば、その影響は消費電力の大きいモータ類に最
初に現れる。従って、検出系の制御回路が作動している
にも拘らず、フィルム走行モータ29が停止してしまうこ
とがあり、この場合にはフィルムがパトローネ内に納ま
らないうちにリワインドエンドビットが1となることも
考えられる。 ここで示したような電子制御カメラでは、従来の手動に
よるリワインドと異なり、モータを制御回路によって作
動させてリワインドを行っているため、上記のように実
際とは異なる状況判断がなされてリワインドビットが1
とされた場合には、カメラとしては裏ブタ9を開かない
限り他の動作を行い得ないこととなる。 撮影済のフィルムをパトローネに収納する前に裏ブタ9
を開けた場合には、その操作を暗室内等で行わない限り
撮影したフィルムを使用不能にしてしまうこととなる。
そこでこのカメラでは、リワインドの頃のS.312、31
3、314で触れたように、リワインドエンドクリアビット
が1とされていることを条件としてリワインドエンドビ
ットに1を設定する時点でのバッテリーの状態をチェッ
クし、バッテリーの電圧が所定の値に達していない場合
にはEPROMのバッテリーチェックビットに1を設
定する構成とされている。 このバッテリーチェックビットが1である時は、上述し
たような実際の状況とは異なる判断のもとに処理が進め
られたものとみなし、S.407においてリワインドエン
ドビットを0とする。 REイニシャライズサブルーチンがコールされている場合
には、バッテリーの電圧が所定の値以上に復帰している
ことが前提であるのでバッテリーチェックビットを1と
しておく必要はなく、S.408においてこのビットを0
としてメインフローへリターンする。 なお、上述したような誤判断は、リワインド時のみでな
くワインド時にも起きる可能性がある。すなわち、フィ
ルムオーバーエンドビットが1とされるのは、ワインド
の頃で説明したようにフィルムを使い切ったという一般
的な場合の他、リワインド時におけると同様バッテリー
の電圧低下によってフィルム途中で起きることも考えら
れるのである。そして、このような状況でフィルムオー
バーエンドビットが1とされてしまうと、カメラとして
はリワインドの操作しか受付なくなってしまうため、残
っているフィルムをみすみす無駄にしてしまうこととな
る。 このような不具合を回避するためには、この例では図示
を省略しているが、リワインドにおけると同様なバッテ
リーチャックをフィルムオーバーエンドビットが1とさ
れた時点でも行えばよい。このような構成としておけ
ば、REイニシャライズ処理の際に、実際とは異なる状況
判断のもとで設定されたフィルムオーバーエンドビット
を0とし残りのフィルムを使用した撮影も可能となる。 以上でフィルム走行関係の動作のフローチャートに基づ
く説明を終える。 上述した説明からも理解できるように、この例で示した
電子制御カメラでは、ユーザーによる操作の負担をでき
る限り軽減するため、従来のカメラにはない大規模な制
御回路を設けており、これによりユーザーの操作による
より正確で的確な動作を可能としている。 そして、この正確さをより確実なものとして担保してい
るのが変動データ用のメモリーとして使用されているE
PROMである。いかに多様な処理を行い得る制御回
路を備えた電子制御カメラであっても、バッテリーの脱
着等によって脱離前に設定された変動データが消去され
てしまうのではあまり使い勝手がよいものではない。 この例で示した電子制御カメラでは、変動データ用のメ
モリーとしてEPROMを使用することにより、前述
した各種の変動データをバッテリーの脱着等に拘りなく
保持させることができ、たいへん使い勝手のよいものと
なっている。 効果 以上、詳述したようにこの考案に係る電子制御カメラ
は、裏ブタスイッチの状態を一定の周期で検知してメモ
リーに記憶させ、記憶された前周期の検知結果と最新の
検知結果とを比較して裏ブタスイッチの経時的な変化を
判断すると共に、この判断結果に基づいて一定の動作あ
るいは表示を行なわせる構成としたため、1つの裏ブタ
スイッチの情報から裏ブタの静止的な開閉状態のみでな
く、開→閉、閉→開の動作状態をも判断することがで
き、これらの情報に基づいてより多種の制御をカメラに
行わせることができる。 また、上記のメモリーとしてEPROMを用いた場合
には、上記のデータを電源のバックアップなしに保持さ
せることができるため、バッテリーの脱着等に拘りなく
制御回路を確実に作動させることができ、より使い勝手
のよい電子制御カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係る電子制御カメラのクレーム対応
図、第2図〜第11図はこの電子制御カメラの一実施例を
示したものである。 第2図〜第5図はカメラの外観を示したものであり、第
2図は平面図、第3図はLCDパネルの拡大平面図、第
4図は裏ブタを開放した状態での背面図、第5図は底面
図である。 第6図は制御回路の概略を示すブロック図である。 第7図から第11図はカメラの作動を示すフローチャート
である。 9……裏ブタ 15……裏ブタスイッチ 19……リワインドスイッチ 20……メインCPU 21……DPU 22……IPU 23……PCU 24……フィルムスイッチ 25……ワインド完了スイッチ 29……フィルム走行モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.フィルム着脱用の裏ブタの開閉によっ
    てON/OFFする裏ブタスイッチと、 b.一定の周期で前記裏ブタスイッチのスイッチデータ
    を検知して出力する検知手段と、 c.該検知手段から出力されたスイッチデータを記憶す
    る書き換え可能なメモリーと、 d.前記検知手段から出力される最新の周期のスイッチ
    データと前記メモリーから読み出した前周期のスイッチ
    データとを比較する比較手段と、 を備えることを特徴とする電子制御カメラ。
  2. 【請求項2】前記メモリーは、EPROM(Electoro
    nically Erasable Programmable Read-Only Memory:電
    気的に消去、書き込み可能な固定記憶装置)であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電
    子制御カメラ。
JP1987045012U 1987-03-26 1987-03-26 電子制御カメラ Expired - Lifetime JPH0614207Y2 (ja)

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JP1987045012U JPH0614207Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26 電子制御カメラ
US07/173,560 US4855772A (en) 1987-03-26 1988-03-25 Electronically controlled camera

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JPS63153239U JPS63153239U (ja) 1988-10-07
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JPS63153239U (ja) 1988-10-07

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