JPH06141575A - フロッピーディスク装置 - Google Patents
フロッピーディスク装置Info
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- JPH06141575A JPH06141575A JP4281466A JP28146692A JPH06141575A JP H06141575 A JPH06141575 A JP H06141575A JP 4281466 A JP4281466 A JP 4281466A JP 28146692 A JP28146692 A JP 28146692A JP H06141575 A JPH06141575 A JP H06141575A
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- Japan
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- winding coil
- spindle motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピンドルモータの起動時には高い起動トル
クが得られ、かつ、スピンドルモータでの情報記録媒体
から記録情報を読み出し又は情報の書き込み時には高い
効率が得られるとともに、消費電流が低減し、さらに、
多巻線コイルを配置できて大起動トルクが得られるよう
にする。 【構成】 スピンドルモータ5の起動時を検出した場合
に第1巻線コイルU1、V1 、W1 と第2巻線コイルU
2 、V2 、W2 のそれぞれを並列接続し、情報記録媒体
1からの記録情報の読み出し又は情報の書き込み時を検
出した場合に第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻
線コイルU2 、V2 、W2 のそれぞれを直列接続する切
替えを切替えスイッチSU1〜SW4で行う。並列接続によ
ってスピンドルモータ5の起動時は高い起動トルクを得
る。情報記録媒体から記録情報を読み出し又は情報の書
き込み時は直列接続によってスピンドルモータ5での高
い効率を得る。
クが得られ、かつ、スピンドルモータでの情報記録媒体
から記録情報を読み出し又は情報の書き込み時には高い
効率が得られるとともに、消費電流が低減し、さらに、
多巻線コイルを配置できて大起動トルクが得られるよう
にする。 【構成】 スピンドルモータ5の起動時を検出した場合
に第1巻線コイルU1、V1 、W1 と第2巻線コイルU
2 、V2 、W2 のそれぞれを並列接続し、情報記録媒体
1からの記録情報の読み出し又は情報の書き込み時を検
出した場合に第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻
線コイルU2 、V2 、W2 のそれぞれを直列接続する切
替えを切替えスイッチSU1〜SW4で行う。並列接続によ
ってスピンドルモータ5の起動時は高い起動トルクを得
る。情報記録媒体から記録情報を読み出し又は情報の書
き込み時は直列接続によってスピンドルモータ5での高
い効率を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ等に利用し、スピンドルモータの
起動時にスピンドルモータ内の第1の巻線コイルと第2
の巻線コイルとを並列接続し、情報記録媒体からの記録
情報の読み出し又は情報の書き込み時直列接続するフロ
ッピーディスク装置に関する。
タ、ワードプロセッサ等に利用し、スピンドルモータの
起動時にスピンドルモータ内の第1の巻線コイルと第2
の巻線コイルとを並列接続し、情報記録媒体からの記録
情報の読み出し又は情報の書き込み時直列接続するフロ
ッピーディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフロッピーディスク装置
では磁気ヘッドが磁気情報記録媒体(メディア)の記録
情報を読み取るために磁気情報記録媒体の情報記録面に
接触した状態から磁気情報記録媒体を回転させる起動を
行っている。この場合の起動時には磁気情報記録媒体の
回転時以上の起動トルクが必要になる。したがって、こ
の起動トルクが得られるスピンドルモータが採用されて
いる。
では磁気ヘッドが磁気情報記録媒体(メディア)の記録
情報を読み取るために磁気情報記録媒体の情報記録面に
接触した状態から磁気情報記録媒体を回転させる起動を
行っている。この場合の起動時には磁気情報記録媒体の
回転時以上の起動トルクが必要になる。したがって、こ
の起動トルクが得られるスピンドルモータが採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例のフ
ロッピーディスク装置では、磁気情報記録媒体の回転時
以上の起動トルクを有するスピンドルモータが採用され
ている。したがって、スピンドルモータでは起動特性の
み最重視され、磁気情報記録媒体の記録情報を磁気ヘッ
ドが読み出し又は書き込みを行う場合の起動トルクの特
性を考慮しないため、スピンドルモータとしての利用効
率が低いものとなっていた。
ロッピーディスク装置では、磁気情報記録媒体の回転時
以上の起動トルクを有するスピンドルモータが採用され
ている。したがって、スピンドルモータでは起動特性の
み最重視され、磁気情報記録媒体の記録情報を磁気ヘッ
ドが読み出し又は書き込みを行う場合の起動トルクの特
性を考慮しないため、スピンドルモータとしての利用効
率が低いものとなっていた。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、スピンドルモータの起動時には高い起動
トルクが得られ、かつ、情報記録媒体からの記録情報の
読み出し又は情報の書き込み時に高い効率が得られると
ともに、消費電流が低減し、さらに、多巻線コイルを配
置できて大起動トルクが得られるフロッピーディスク装
置の提供を目的とする。
るものであり、スピンドルモータの起動時には高い起動
トルクが得られ、かつ、情報記録媒体からの記録情報の
読み出し又は情報の書き込み時に高い効率が得られると
ともに、消費電流が低減し、さらに、多巻線コイルを配
置できて大起動トルクが得られるフロッピーディスク装
置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフロッピーディスク装置は、情報記録媒体
を回転させるスピンドルモータ内に配置される少なくと
も第1の巻線コイル及び第2の巻線コイルと、スピンド
ルモータの起動時又は情報記録媒体から記録情報を読み
出し又は情報の書き込み時を検出する検出手段と、検出
手段でスピンドルモータの起動時を検出した場合に第1
の巻線コイルと第2の巻線コイルとを並列接続し、検出
手段でスピンドルモータでの情報記録媒体からの記録情
報の読み出し又は情報の書き込み時を検出した場合に第
1の巻線コイルと第2の巻線コイルとを直列接続する切
替を行う切替え手段とを備える構成としている。
に、本発明のフロッピーディスク装置は、情報記録媒体
を回転させるスピンドルモータ内に配置される少なくと
も第1の巻線コイル及び第2の巻線コイルと、スピンド
ルモータの起動時又は情報記録媒体から記録情報を読み
出し又は情報の書き込み時を検出する検出手段と、検出
手段でスピンドルモータの起動時を検出した場合に第1
の巻線コイルと第2の巻線コイルとを並列接続し、検出
手段でスピンドルモータでの情報記録媒体からの記録情
報の読み出し又は情報の書き込み時を検出した場合に第
1の巻線コイルと第2の巻線コイルとを直列接続する切
替を行う切替え手段とを備える構成としている。
【0006】
【作用】このような構成によって、本発明のフロッピー
ディスク装置は、スピンドルモータの起動時を検出した
場合に第1の巻線コイルと第2の巻線コイルとを並列接
続し、情報記録媒体から記録情報を読み出し又は情報の
書き込み時を検出した場合に第1の巻線コイルと第2の
巻線コイルとを直列接続するようにしているので、スピ
ンドルモータの起動時には高い起動トルクが得られ、か
つ、スピンドルモータでの情報記録媒体から記録情報を
読み出し又は情報の書き込み時には、高い効率が得られ
るとともに、消費電流が低減し、さらに、多巻線コイル
を配置できて大起動トルクが得られる。
ディスク装置は、スピンドルモータの起動時を検出した
場合に第1の巻線コイルと第2の巻線コイルとを並列接
続し、情報記録媒体から記録情報を読み出し又は情報の
書き込み時を検出した場合に第1の巻線コイルと第2の
巻線コイルとを直列接続するようにしているので、スピ
ンドルモータの起動時には高い起動トルクが得られ、か
つ、スピンドルモータでの情報記録媒体から記録情報を
読み出し又は情報の書き込み時には、高い効率が得られ
るとともに、消費電流が低減し、さらに、多巻線コイル
を配置できて大起動トルクが得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のフロッピーディスク装置の実
施例を図面を参照して詳細に説明する。
施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1は本発明のフロッピーディスク装置の
要部断面図である。図1において、この例は情報記録媒
体1と、金属製ハブ2と、スピンドルシャフト3と、駆
動ピン4と、スピンドルモータ5とを有している。
要部断面図である。図1において、この例は情報記録媒
体1と、金属製ハブ2と、スピンドルシャフト3と、駆
動ピン4と、スピンドルモータ5とを有している。
【0009】さらに、下側磁気ヘッド6と、上側磁気ヘ
ッド7と、キャリッジ8と、アーム9と、ステップモー
タ10と、リードスクリュー11と、ベースプレート1
2とを有している。
ッド7と、キャリッジ8と、アーム9と、ステップモー
タ10と、リードスクリュー11と、ベースプレート1
2とを有している。
【0010】次に、スピンドルモータ5の詳細な構成を
説明する。図2は、スピンドルモータ5の構成を示す断
面図である。このスピンドルモータ5は、ラジアルギャ
ップ周対向型である。図2において、この例は、ブッシ
ュ21と、マグネット22と、ロータヨーク23と、基
板24と、メタルベアリング25と、ボールベアリング
26とを有している。
説明する。図2は、スピンドルモータ5の構成を示す断
面図である。このスピンドルモータ5は、ラジアルギャ
ップ周対向型である。図2において、この例は、ブッシ
ュ21と、マグネット22と、ロータヨーク23と、基
板24と、メタルベアリング25と、ボールベアリング
26とを有している。
【0011】さらに、ベアリングハウジング27と、ボ
ールベアリング26と、ステータ28と、巻線コイル2
9とを有している。
ールベアリング26と、ステータ28と、巻線コイル2
9とを有している。
【0012】図3は、ステータ28と巻線コイル29の
一部の断面図であり、図4は図3中の点線で囲んだ部分
を拡大した断面図である。図3、図4においては、第1
巻線コイルU1 、V1 、W1 と、その隙間に第2巻線コ
イルU2 、V2 、W2 が設けられている。
一部の断面図であり、図4は図3中の点線で囲んだ部分
を拡大した断面図である。図3、図4においては、第1
巻線コイルU1 、V1 、W1 と、その隙間に第2巻線コ
イルU2 、V2 、W2 が設けられている。
【0013】次に、巻線コイル29の構成について説明
する。図5は巻線コイル29の構成を示す接続図であ
る。図5において、この例は3相のスター結線であり、
それぞれU、V、W相である。このU、V、W相におけ
る第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU
2 、V2 、W2 を有している。
する。図5は巻線コイル29の構成を示す接続図であ
る。図5において、この例は3相のスター結線であり、
それぞれU、V、W相である。このU、V、W相におけ
る第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU
2 、V2 、W2 を有している。
【0014】さらに第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とを以降で説明するよ
うに並列又は直列に切替える切替えスイッチSU1、
SU2、S U3、SU4、切替えスイッチSV1、SV2、SV3、
SV4、切替えスイッチSW1、SW2、SW3、SW4とを有し
ている。
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とを以降で説明するよ
うに並列又は直列に切替える切替えスイッチSU1、
SU2、S U3、SU4、切替えスイッチSV1、SV2、SV3、
SV4、切替えスイッチSW1、SW2、SW3、SW4とを有し
ている。
【0015】次に切替えスイッチSU1〜SW4を切替える
ための構成を説明する。図6は切替えスイッチSU1〜S
W4の切替えの制御を行うためのブロック図である。図6
において、この例は特性切替え信号Saが供給される巻
線コイル切替え回路51を有し、この巻線コイル切替え
回路51に切替えスイッチSU1〜SW4が接続されてい
る。
ための構成を説明する。図6は切替えスイッチSU1〜S
W4の切替えの制御を行うためのブロック図である。図6
において、この例は特性切替え信号Saが供給される巻
線コイル切替え回路51を有し、この巻線コイル切替え
回路51に切替えスイッチSU1〜SW4が接続されてい
る。
【0016】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。まず、図1に示すフロッピーディスク装
置の全体動作を説明する。
いて説明する。まず、図1に示すフロッピーディスク装
置の全体動作を説明する。
【0017】情報記録媒体1はスピンドルモータ5に設
けられたスピンドルシャフト3を中心に駆動ピン4が情
報記録媒体1の金属製ハブ2の駆動穴(図示せず)に係
合して回転する。
けられたスピンドルシャフト3を中心に駆動ピン4が情
報記録媒体1の金属製ハブ2の駆動穴(図示せず)に係
合して回転する。
【0018】下側磁気ヘッド6と上側磁気ヘッド7はそ
れぞれ対向し、情報記録媒体1を挟んで情報記録又は記
録情報の再生を行なう。下側磁気ヘッド6と上側磁気ヘ
ッド7はそれぞれキャリッジ8、アーム9に取り付けら
れており、情報記録媒体1の同芯円状トラックに対し
て、ステップモータ10、リードスクリュー11とスク
リューピン(図示せず)によって所要トラックへ移動す
る。
れぞれ対向し、情報記録媒体1を挟んで情報記録又は記
録情報の再生を行なう。下側磁気ヘッド6と上側磁気ヘ
ッド7はそれぞれキャリッジ8、アーム9に取り付けら
れており、情報記録媒体1の同芯円状トラックに対し
て、ステップモータ10、リードスクリュー11とスク
リューピン(図示せず)によって所要トラックへ移動す
る。
【0019】次に、図2に示すスピンドルモータ5の動
作について説明する。図2おいて、マグネット22は、
ロータヨーク23の内面に取り付けられており、ブッシ
ュ21によってスピンドルシャフト3に固定されてい
る。スピンドルシャフト3はベースプレート12に設け
られたベアリングハウジング27の内に固定されるボー
ルベアリング26をメタルベアリング25によって回転
自在に配置されている。
作について説明する。図2おいて、マグネット22は、
ロータヨーク23の内面に取り付けられており、ブッシ
ュ21によってスピンドルシャフト3に固定されてい
る。スピンドルシャフト3はベースプレート12に設け
られたベアリングハウジング27の内に固定されるボー
ルベアリング26をメタルベアリング25によって回転
自在に配置されている。
【0020】マグネット22からの磁束は、ステータ2
8を通り磁気回路を形成している。ステータ28はベア
リングハウジング27の外周に固定されている。巻線コ
イル29には、基板24上に設けられたスピンドルモー
タ駆動回路(図示せず)からの駆動電流が供給され回転
トルクを発生させてロータヨーク23を回転させる。
8を通り磁気回路を形成している。ステータ28はベア
リングハウジング27の外周に固定されている。巻線コ
イル29には、基板24上に設けられたスピンドルモー
タ駆動回路(図示せず)からの駆動電流が供給され回転
トルクを発生させてロータヨーク23を回転させる。
【0021】次に、スピンドルモータ5(図1)内の巻
線コイル29(図2)おけるU、V、W相の第1巻線コ
イルU1 、V1 、W1 と、第2巻線コイルU2 、V2 、
W2(図5)とを並列又は直列に切替える際の動作につ
いて説明する。
線コイル29(図2)おけるU、V、W相の第1巻線コ
イルU1 、V1 、W1 と、第2巻線コイルU2 、V2 、
W2(図5)とを並列又は直列に切替える際の動作につ
いて説明する。
【0022】起動時には、図6中の特性切替え信号Sa
がH(ハイ)となり、巻線コイル切替え回路51から切
替えスイッチSU1〜SW4に対して、並列接続を行うスイ
ッチ切替え信号Sbを出力する。このスイッチ切替え信
号Sbの出力によって図1中のスピンドルモータ5内の
図中2に示す巻線コイル29におけるU、V、W相の第
1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、
V2 、W2 とをそれぞれ並列接続する。
がH(ハイ)となり、巻線コイル切替え回路51から切
替えスイッチSU1〜SW4に対して、並列接続を行うスイ
ッチ切替え信号Sbを出力する。このスイッチ切替え信
号Sbの出力によって図1中のスピンドルモータ5内の
図中2に示す巻線コイル29におけるU、V、W相の第
1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、
V2 、W2 とをそれぞれ並列接続する。
【0023】また、図6中の特性切替え信号SaがL
(ロー)となり、巻線コイル切替え回路51から切替え
スイッチSU1〜SW4に対して直列接続を行うスイッチ切
替え信号Sbを出力し、U、V、W相の第1巻線コイル
U1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 と
をそれぞれ直列接続する。
(ロー)となり、巻線コイル切替え回路51から切替え
スイッチSU1〜SW4に対して直列接続を行うスイッチ切
替え信号Sbを出力し、U、V、W相の第1巻線コイル
U1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 と
をそれぞれ直列接続する。
【0024】この場合、第1巻線コイルU1 、V1 、W
1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W 2 とを並列に接続す
るには、U相では切替えスイッチSU1、SU2、SU3を閉
じる。すなわち、オン(ON)にする。同時に切替えス
イッチSU4を開く、すなわち、オフ(OFF)にする。
同様にV相でも切替えスイッチSV1、SV2、Sv3を閉
じ、同時に切替えスイッチSv4を開く。W相でも切替え
スイッチSW1、SW2、S W3を閉じ、同時に切替えスイッ
チSW4を開く。
1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W 2 とを並列に接続す
るには、U相では切替えスイッチSU1、SU2、SU3を閉
じる。すなわち、オン(ON)にする。同時に切替えス
イッチSU4を開く、すなわち、オフ(OFF)にする。
同様にV相でも切替えスイッチSV1、SV2、Sv3を閉
じ、同時に切替えスイッチSv4を開く。W相でも切替え
スイッチSW1、SW2、S W3を閉じ、同時に切替えスイッ
チSW4を開く。
【0025】図7は、この第1巻線コイルU1 、V1 、
W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが並列接続さ
れた状態を示している。図7では、第1巻線コイルU1
と第2巻線コイルU2 、第1巻線コイルのV1 と第2巻
線コイルV2 、第1巻線コイルW1 と第2巻線コイルW
2 がそれぞれ並列接続されている。
W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが並列接続さ
れた状態を示している。図7では、第1巻線コイルU1
と第2巻線コイルU2 、第1巻線コイルのV1 と第2巻
線コイルV2 、第1巻線コイルW1 と第2巻線コイルW
2 がそれぞれ並列接続されている。
【0026】次に、第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とを直列接続するに
は、U相では切替えスイッチSU2、SU4を閉じる。すな
わち、オン(ON)にする。同時に切替えスイッチ
SU1、SU3を開く、すなわち、オフ(OFF)にする。
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とを直列接続するに
は、U相では切替えスイッチSU2、SU4を閉じる。すな
わち、オン(ON)にする。同時に切替えスイッチ
SU1、SU3を開く、すなわち、オフ(OFF)にする。
【0027】同様にV相でも切替えスイッチSV2、Sv4
を閉じ、同時に切替えスイッチSV1、Sv3を開く。W相
でも切替えスイッチSW2、SW4を閉じ、同時に切替えス
イッチSW1、SW3を開く。
を閉じ、同時に切替えスイッチSV1、Sv3を開く。W相
でも切替えスイッチSW2、SW4を閉じ、同時に切替えス
イッチSW1、SW3を開く。
【0028】図8は、この第1巻線コイルU1 、V1 、
W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが直列接続さ
れた状態を示している。図8では、第1巻線コイルU1
と第2巻線コイルU2 、第1巻線コイルのV1 と第2巻
線コイルV2 、第1巻線コイルW1 と第2巻線コイルW
2 がそれぞれ直列接続されている。
W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが直列接続さ
れた状態を示している。図8では、第1巻線コイルU1
と第2巻線コイルU2 、第1巻線コイルのV1 と第2巻
線コイルV2 、第1巻線コイルW1 と第2巻線コイルW
2 がそれぞれ直列接続されている。
【0029】図9は第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが並列接続又は直列
接続された場合のトルク(Φ)対スピード(S)及び効
率(η)特性を示している。図9において、起動時の必
要トルク範囲を65、読み出し又は書き込み時の必要ト
ルク範囲を66に示す。必要トルクの差異は下側磁気ヘ
ッド6と上側磁気ヘッド7と情報記録媒体1との間の摩
擦係数が、静止摩擦係数又は動摩擦係数によるためであ
り、通常2倍程の差となっている。
第2巻線コイルU2 、V2 、W2 とが並列接続又は直列
接続された場合のトルク(Φ)対スピード(S)及び効
率(η)特性を示している。図9において、起動時の必
要トルク範囲を65、読み出し又は書き込み時の必要ト
ルク範囲を66に示す。必要トルクの差異は下側磁気ヘ
ッド6と上側磁気ヘッド7と情報記録媒体1との間の摩
擦係数が、静止摩擦係数又は動摩擦係数によるためであ
り、通常2倍程の差となっている。
【0030】第1巻線コイルU1 、V1 、W1 と第2巻
線コイルU2 、V2 、W2 との並列接続によって、スピ
ンドルモータ5(図1)で十分な起動トルクを発生して
情報記録媒体1を回転させる。すなわち、特性61に示
すトルク対スピード・効率特性が得られ、スピンドルモ
ータ5が十分な起動トルクを発生する。起動時に必要な
トルク範囲65では、高い起動トルクが得られる。
線コイルU2 、V2 、W2 との並列接続によって、スピ
ンドルモータ5(図1)で十分な起動トルクを発生して
情報記録媒体1を回転させる。すなわち、特性61に示
すトルク対スピード・効率特性が得られ、スピンドルモ
ータ5が十分な起動トルクを発生する。起動時に必要な
トルク範囲65では、高い起動トルクが得られる。
【0031】この後1回転ごとに出力されるインデック
ス信号(図示せず)の周期監視や、タイマーなどによっ
て、特性切替え信号SaをL(ロー)に設定する。この
特性切替え信号SaのL(ロー)によって第1巻線コイ
ルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2
とが直列接続となる。
ス信号(図示せず)の周期監視や、タイマーなどによっ
て、特性切替え信号SaをL(ロー)に設定する。この
特性切替え信号SaのL(ロー)によって第1巻線コイ
ルU1 、V1 、W1 と第2巻線コイルU2 、V2 、W2
とが直列接続となる。
【0032】この場合、スピンドルモータ5のトルクス
ピード特性は、特性62となり、読み出し又は書き込み
時に必要なトルク範囲66では、起動時の並列接続時と
比較して効率を高くできる。
ピード特性は、特性62となり、読み出し又は書き込み
時に必要なトルク範囲66では、起動時の並列接続時と
比較して効率を高くできる。
【0033】以上のようにして、起動時には、高い起動
トルクが得られ、読み出し又は書き込み時には、高い効
率が得られる。
トルクが得られ、読み出し又は書き込み時には、高い効
率が得られる。
【0034】本実施例においては、周対向型のスピンド
ルモータを示したが、平面対向型のスピンドルモータに
ついても同様の構成で同様の作用、効果が得られる。
ルモータを示したが、平面対向型のスピンドルモータに
ついても同様の構成で同様の作用、効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のフロッピーディスク装置は、スピンドルモータの起動
時を検出した場合に第1の巻線コイルと第2の巻線コイ
ルとを並列接続し、情報記録媒体から記録情報を読み出
し又は情報の書き込み時を検出した場合に第1の巻線コ
イルと第2の巻線コイルとを直列接続するようにしてい
るため、スピンドルモータの起動時には高い起動トルク
が得られ、かつ、スピンドルモータでの情報記録媒体か
ら記録情報を読み出し又は情報の書き込み時には、高い
効率が得られるとともに、消費電流が低減し、さらに、
多巻線コイルを配置できて大起動トルクが得られるとい
う効果を有する。
のフロッピーディスク装置は、スピンドルモータの起動
時を検出した場合に第1の巻線コイルと第2の巻線コイ
ルとを並列接続し、情報記録媒体から記録情報を読み出
し又は情報の書き込み時を検出した場合に第1の巻線コ
イルと第2の巻線コイルとを直列接続するようにしてい
るため、スピンドルモータの起動時には高い起動トルク
が得られ、かつ、スピンドルモータでの情報記録媒体か
ら記録情報を読み出し又は情報の書き込み時には、高い
効率が得られるとともに、消費電流が低減し、さらに、
多巻線コイルを配置できて大起動トルクが得られるとい
う効果を有する。
【図1】本発明のフロッピーディスク装置の要部断面図
【図2】図1中のスピンドルモータの構成を示す断面図
【図3】実施例におけるステータと巻線コイルの一部断
面図
面図
【図4】図3中の要部を拡大した断面図
【図5】実施例における巻線コイルの構成を示す接続図
【図6】実施例における切替えスイッチの切替えを行う
ためのブロック図
ためのブロック図
【図7】実施例における第1巻線コイルと第2巻線コイ
ルとが並列接続された状態を示す接続図
ルとが並列接続された状態を示す接続図
【図8】実施例における第1巻線コイルと第2巻線コイ
ルとが直列接続された状態を示す接続図
ルとが直列接続された状態を示す接続図
【図9】実施例における第1巻線コイルと第2巻線コイ
ルとが並列接続又は直列接続された場合のトルク対スピ
ード・効率特性図
ルとが並列接続又は直列接続された場合のトルク対スピ
ード・効率特性図
1 情報記録媒体 5 スピンドルモータ 6 下側磁気ヘッド 7 上側磁気ヘッド 29 巻線コイル U1 、V1 、W1 第1巻線コイル U2 、V2 、W2 第2巻線コイル SU1〜SW4 切替えスイッチ 51 巻線コイル切替え回路
Claims (1)
- 【請求項1】 情報記録媒体を回転させるスピンドルモ
ータ内に配置される少なくとも第1の巻線コイル及び第
2の巻線コイルと、上記スピンドルモータの起動時又は
上記情報記録媒体から記録情報を読み出し又は情報の書
き込み時を検出する検出手段と、上記検出手段で上記ス
ピンドルモータの起動時を検出した場合に第1の巻線コ
イルと第2の巻線コイルとを並列接続し、上記検出手段
で上記スピンドルモータでの上記情報記録媒体からの記
録情報の読み出し又は情報の書き込み時を検出した場合
に第1の巻線コイルと第2の巻線コイルとを直列接続す
る切替を行う切替え手段とを備えるフロッピーディスク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281466A JPH06141575A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | フロッピーディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281466A JPH06141575A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | フロッピーディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141575A true JPH06141575A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17639579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4281466A Pending JPH06141575A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | フロッピーディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141575A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312297A (ja) * | 2004-04-24 | 2005-11-04 | Lg Electronics Inc | 速度可変型モータ |
JP2013036388A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型電動圧縮機 |
CN104393792A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-04 | 陕西航空电气有限责任公司 | 一种低压起动/发电机的绕组及变换方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281466A patent/JPH06141575A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312297A (ja) * | 2004-04-24 | 2005-11-04 | Lg Electronics Inc | 速度可変型モータ |
JP2013036388A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型電動圧縮機 |
CN104393792A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-04 | 陕西航空电气有限责任公司 | 一种低压起动/发电机的绕组及变换方法 |
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