JPH06140943A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH06140943A
JPH06140943A JP28841392A JP28841392A JPH06140943A JP H06140943 A JPH06140943 A JP H06140943A JP 28841392 A JP28841392 A JP 28841392A JP 28841392 A JP28841392 A JP 28841392A JP H06140943 A JPH06140943 A JP H06140943A
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JP
Japan
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main body
body housing
metal case
metallic case
communication device
Prior art date
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Pending
Application number
JP28841392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kato
雅一 加藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06140943A publication Critical patent/JPH06140943A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信部と電源部とを内蔵した金属ケースを絶
縁性の本体ハウジング内に設けた無線通信装置におい
て、本体ハウジングと金属ケースとを絶縁した状態で送
信部と電源部との発熱を良好に放熱する。 【構成】 本体ハウジング20の外面上に配置した放熱
部材30と金属ケース16とを絶縁性を有する熱伝導部
材27で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも送信部と電
源部とを備えた無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線通信装置の従来例を図6に基づいて
説明する。まず、この無線通信装置1では、送信部2と
電源部3とをアルミニウム等で形成した金属ケース4内
に設け、この金属ケース4の上面に突設したアンテナ5
を前記送信部2に接続している。さらに、この無線通信
装置1では、プラスチック製の前部ハウジング6と後部
ハウジング7とを一体に接合することで絶縁性を有する
本体ハウジング8を形成し、この本体ハウジング8に前
記金属ケース4と回路基板9とを内蔵している。なお、
前記金属ケース4の上面に突出した前記アンテナ5は、
前記ハウジング6,7の上部に形成した円筒部10,1
1から前記本体ハウジング8の上方に突出している。
【0003】ここで、この無線通信装置1は、実際には
POS(Point Of Sales)端末(図示せず)の出力情報を
無線送信するようになっており、このPOS端末の本体
ハウジング(図示せず)に連結する金属製の連結ステー
12を前記本体ハウジング8の後面に装着している。さ
らに、この無線通信装置1は、前記POS端末のインタ
ーフェイスにコネクタケーブル(共に図示せず)で前記
電源部3と前記回路基板9とを接続することで、これら
電源部3と回路基板9とは前記POS端末から電力と情
報とを各々受容するようになっている。
【0004】なお、前記送信部2は発熱素子として電力
増幅用の半導体等の回路部品(図示せず)を内蔵し、前
記電源部3は発熱素子としてレギュレータIC(Integra
tedCircuit)等の回路部品(図示せず)を内蔵してい
る。
【0005】このような構成において、この無線通信装
置1では、店舗の売場に配置したPOS端末の出力情報
を、店舗の天井裏に配置した無線受信装置(図示せず)
などに無線送信する。この時、この無線通信装置1で
は、POS端末が出力したデジタル情報を回路基板9の
処理回路で編集処理してからアナログ情報に変換し、こ
のアナログ情報を送信部2でアンテナ5から無線送信す
る。
【0006】ここで、この無線通信装置1では、送信部
2と電源部3とが発生する高周波ノイズを遮蔽すると共
に、送信部2と電源部3との発熱を良好に放熱するた
め、これらの送信部2と電源部3とをアルミニウム製の
金属ケース4内に設けている。
【0007】さらに、この無線通信装置1では、外部の
静電気が金属ケース4から送信部2と電源部3とに悪影
響を及ぼすことと、アンテナ5の放射特性が金属ケース
4と共に外部の影響を受けることとを防止するため、こ
の金属ケース4をプラスチック製の本体ハウジング8内
に設けて外部から絶縁している。つまり、この本体ハウ
ジング8によって金属ケース4を外部と絶縁していない
場合は、例えば、この金属ケース4とPOS端末の本体
ハウジングとが導通すると、この本体ハウジングに金属
ケース4を介して導通することでアンテナ5の放射特性
が変化することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した無線通信装置
1では、静電気による悪影響や外部との導通によるアン
テナ5の放射特性の変動を防止するために金属ケース4
をプラスチック製の本体ハウジング8内に設け、高周波
ノイズの遮蔽や放熱を実現するために送信部2と電源部
3とを金属ケース4内に設けている。
【0009】しかし、実際には送信部2と電源部3との
発熱を放熱する金属ケース4を本体ハウジング8内に設
けているので、送信部2と電源部3との発熱を外部に良
好に放熱することが困難となっている。
【0010】このような課題を解決するため、実開昭62
-71929号公報に開示された無線通信装置では、アンテナ
をヒートパイプ構造として送信部の発熱を外部に放熱す
るようになっているが、これではアンテナの構造や材料
が限定することになるため、生産性や無線性能を阻害す
ることになる。
【0011】本発明は、本体ハウジングと金属ケースと
を絶縁した状態で送信部と電源部との発熱を良好に放熱
する無線通信装置を得るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】少なくとも送信部と電源
部とを金属ケース内に設け、この金属ケースを絶縁性を
有する本体ハウジング内に設けた無線通信装置におい
て、前記本体ハウジングの外面上に放熱部材を配置し、
この放熱部材と前記金属ケースとを絶縁性を有する熱伝
導部材で接続した。
【0013】
【作用】本体ハウジングの外面上に配置した放熱部材
と、本体ハウジング内に設けた金属ケースとを、絶縁性
を有する熱伝導部材で接続したことにより、本体ハウジ
ングと金属ケースとを絶縁した状態で、金属ケース内の
送信部と電源部との発熱を本体ハウジングの外部に良好
に放熱することができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、この無線通信装置13では、図1及び
図2に例示するように、送信部14と電源部15とをア
ルミニウム等で形成した金属ケース16内に設け、この
金属ケース16の上面に突設したアンテナ17を前記送
信部14に接続している。さらに、この無線通信装置1
3では、プラスチック製の前部ハウジング18と後部ハ
ウジング19とを一体に接合することで絶縁性を有する
本体ハウジング20を形成し、この本体ハウジング20
に前記金属ケース16と回路基板21とを内蔵してい
る。なお、前記金属ケース16の上面に突出した前記ア
ンテナ17は、前記ハウジング18,19の上部に形成
した円筒部22,23から前記本体ハウジング20の上
方に突出している。
【0015】ここで、この無線通信装置13では、前記
本体ハウジング20の後面に矩形の凹部24を形成し、
この凹部24内に矩形の開口孔25とネジ孔26とを形
成している。そして、前記金属ケース16の後面には、
絶縁性を有する熱伝導部材であるシリコンゴム製のシー
ト材27を介して扁平なアルミニウムブロック28を接
着等で接合し、このアルミニウムブロック28の後面に
は、金属製の連結ステー29を接着等で接合している。
そこで、ここでは前記アルミニウムブロック28と前記
連結ステー29とで放熱部材30を形成している。
【0016】なお、前記連結ステー29は、ネジ孔31
を形成した金属板をL字形に曲折した構造となってお
り、ここでは前記本体ハウジング20の凹部24内に嵌
合してネジ止めするようになっている。また、前記アル
ミニウムブロック28は、前記本体ハウジング20の開
口孔25内に嵌合することで、前記本体ハウジング20
の凹部24内の前記連結ステー29に接合している。
【0017】そして、図3に例示するように、ここでは
POS端末32の本体ハウジング33の後面に突設した
連結ステー34上に、無線通信装置13を前記連結ステ
ー29で一体にボルト止めし、この無線通信装置13の
前記電源部15と前記回路基板21とを、前記POS端
末32のインターフェイス35にコネクタケーブル36
で接続する。
【0018】このような構成において、この無線通信装
置13では、店舗の売場に配置したPOS端末32の出
力情報を、店舗の天井裏に配置した無線受信装置(図示
せず)などに無線送信する。この時、この無線通信装置
13では、POS端末32が出力したデジタル情報を回
路基板21の処理回路で編集処理してからアナログ情報
に変換し、このアナログ情報を送信部14でアンテナ1
7から無線送信する。
【0019】ここで、この無線通信装置13では、送信
部14と電源部15とが発生する高周波ノイズを遮蔽す
るため、これらの送信部14と電源部15とをアルミニ
ウム製の金属ケース16内に設けている。さらに、この
無線通信装置13では、外部の静電気が金属ケース16
から送信部14と電源部15とに悪影響を及ぼすこと
と、アンテナ17の放射特性が金属ケース16と共にP
OS端末32の本体ハウジング33などの影響を受ける
こととを防止するため、この金属ケース16をプラスチ
ック製の本体ハウジング20内に設けて外部から絶縁し
ている。
【0020】そして、この無線通信装置13は、送信部
14と電源部15との発熱を放熱する金属ケース16と
放熱部材30とをシリコンゴム製のシート材27を介し
て接合しているので、金属ケース16と放熱部材30と
を電気的に絶縁した状態で熱伝導が良好になっている。
つまり、この無線通信装置13では、本体ハウジング2
0内に設けた金属ケース16内の送信部14と電源部1
5との発熱を外部に良好に放熱することができ、性能や
信頼性の向上に寄与することができる。さらに、この無
線通信装置13は、上述のような状態でも金属ケース1
6と放熱部材30とを電気的に絶縁しているので、放熱
部材30に導通するPOS端末32の本体ハウジング3
3などの影響によってアンテナ17の放射特性が変動す
ることも防止できる。
【0021】また、この無線通信装置13は、その本体
ハウジング20をPOS端末32に装着するための連結
ステー29と放熱部材30とを兼用しているので、部品
数を低減して生産性を向上させることができ、POS端
末32の本体ハウジング33を放熱部材30の一部とし
て利用することも可能となっている。
【0022】なお、金属ケース16と放熱部材30との
間に位置するシート材27は、厚いと熱伝導性が低下し
て薄いと絶縁性が低下するので、そのシート厚は各種条
件に基づいて設定する必要があり、例えば、電源部15
の出力が12(V)-750(mA)ならばシリコンゴム製のシ
ート材27のシート厚は0.5(mm)程度となる。
【0023】さらに、本実施例の無線通信装置13で
は、アルミニウムブロック28と平板状の連結ステー2
9とで放熱部材30を形成することを例示したが、本発
明は上記構造に限定するものではなく、図4及び図5に
例示するように、アルミニウムブロック28と平板状の
連結ステー29と放熱フィン37とで放熱部材38を形
成した無線通信装置39なども実施可能である。このよ
うにすることで、放熱部材38の放熱性能が向上するの
で、より性能や信頼性が良好な無線通信装置39を得る
ことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、本体ハウジング
の外面上に配置した放熱部材と、本体ハウジング内に設
けた金属ケースとを、絶縁性を有する熱伝導部材で接続
したことにより、本体ハウジングと金属ケースとを絶縁
した状態で、金属ケース内の送信部と電源部との発熱を
本体ハウジングの外部に良好に放熱することができる等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の無線通信装置を示す縦断側面
図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】POS端末に無線通信装置を装着した状態を示
す側面図である。
【図4】変形例の無線通信装置を示す縦断側面図であ
る。
【図5】放熱部材の一部である放熱フィンを示す斜視図
である。
【図6】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
13,39 無線通信装置 14 送信部 15 電源部 16 金属ケース 20 本体ハウジング 27 熱伝導部材 30,38 放熱部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも送信部と電源部とを金属ケー
    ス内に設け、この金属ケースを絶縁性を有する本体ハウ
    ジング内に設けた無線通信装置において、前記本体ハウ
    ジングの外面上に放熱部材を配置し、この放熱部材と前
    記金属ケースとを絶縁性を有する熱伝導部材で接続した
    ことを特徴とする無線通信装置。
JP28841392A 1992-10-27 1992-10-27 無線通信装置 Pending JPH06140943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28841392A JPH06140943A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 無線通信装置

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JP28841392A JPH06140943A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 無線通信装置

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Publication Number Publication Date
JPH06140943A true JPH06140943A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17729892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28841392A Pending JPH06140943A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 無線通信装置

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JP (1) JPH06140943A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017200A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fujitsu Component Ltd トランシーバモジュール
JP2011077805A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Enegate:Kk 架空支持線への屋外用機器取付構体
JP2014224952A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 キヤノン株式会社 電子機器

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