JPH06139477A - プラントデータ処理装置 - Google Patents

プラントデータ処理装置

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JPH06139477A
JPH06139477A JP4291863A JP29186392A JPH06139477A JP H06139477 A JPH06139477 A JP H06139477A JP 4291863 A JP4291863 A JP 4291863A JP 29186392 A JP29186392 A JP 29186392A JP H06139477 A JPH06139477 A JP H06139477A
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浩史 野口
Nobuyuki Sato
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プラントデータベースとこれに関連するデー
タベースとを関連づけ、プラントデータベースを変更し
た時関連データベースも自動的に変更される。 【構成】 プラントデータベース5と、自動化ロジック
データベース7と、系統図表示データベース11と、プ
ラントデータベース5の対話装置17と、プラントデー
タベース変更手段31と、自動化ロジックデータベース
変更手段33と、系統図表示データベース変更手段35
と、各入力点のプラントデータの用途情報を格納する入
力点用途データベース37と、プラントデータベース
5、自動化ロジックデータベース7および系統図表示デ
ータベース11の変更により入力点用途データベース3
7の入力点用途情報を更新する入力点用途データベース
更新手段39と、入力点用途データベース37の入力点
用途情報を画面表示する入力点用途データベース表示制
御手段41とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラント等の各種
のプラントの監視に用いられる計算機システムのデータ
ベースシステムにおけるプラントデータ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の計算機システムのプラ
ントデータ処理装置を示すものである。この図におい
て、プラント信号入力手段1は、プラント3の各入力点
からのプラント量を入力しプラントデータに変換してプ
ラントデータベース5に保存処理する。プラントデータ
ベース5は、プラント信号入力手段1によって採集され
た常に最新のプラントデータを格納する。自動化ロジッ
クデータベース7は、プラント機器の自動化操作量を演
算するための自動化ロジック情報が予め格納するもので
あり、自動化操作手段9は、自動化ロジックデータベー
ス7より自動化ロジック情報を読み込み解析し、自動化
ロジック情報に記述されている入力点のプラントデータ
をプラントデータベース5より読み込んで自動化ロジッ
クに従って自動化操作量を決定し、プラント3へ出力す
る。系統図表示データベース11は、プラント系統図画
面を表示するための系統図表示情報を格納するものであ
り、系統図表示制御手段13は、系統図表示データベー
ス11より系統図表示情報を読み込み解析し、系統図表
示情報に記述されている入力点のプラントデータをプラ
ントデータベース5より読み込んで系統図画面データを
作成し、系統図表示装置15へ出力する。
【0003】上記プラントデータベース5を変更する必
要が発生したとき、オペレータはCRT等の表示装置1
7aおよびキーボード等の入力装置17bからなる対話
装置17を使用してプラントデータベース変更手段19
へプラントデータベース5の変更要求を行う。プラント
データベース変更手段19は、対話装置17からプラン
トデータベース変更要求信号を受け取りプラントデータ
ベース5を変更する。
【0004】このようにプラントデータベース5に変更
があった場合は、自動化ロジックデータベース7に記憶
している自動化ロジック情報と系統図表示データベース
11に記憶している系統図表示情報にそれぞれ記述され
ているプラント入力情報も変更する必要があるので、オ
ペレータはさらに、対話装置17を使って自動化ロジッ
クデータベース7の変更要求を行うとともに、系統図表
示データベース11の変更要求をそれぞれ行う。自動化
ロジックデータベース変更手段21は、対話装置17か
ら送られる自動化ロジックデータベース変更要求信号に
より自動化ロジックデータベース7を変更する。また、
系統図表示データベース変更手段23は、対話装置17
からの系統図表示データベース変更要求信号を受け取っ
て系統図表示データベース11を変更する。
【0005】上記計算機システムにおいては、自動化操
作手段9は、自動化ロジックデータベース7より読み込
んだ自動化ロジック情報をもとに必要なプラントデータ
をプラントデータベース5より読み込み、自動化操作を
判定してプラントに自動化操作量を出力する。系統図表
示制御手段11は、系統図表示データベース11より読
み込んだ系統図表示情報をもとに必要なプラントデータ
をプラントデータベース5より読み込み、系統図画面デ
ータを編集し、系統図表示装置15へ出力する。
【0006】このように、自動化操作手段9、系統図表
示制御手段13等の各手段は、操作および表示を行う前
にプラントデータベース5より必要なプラントデータを
読み込むようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプラントデータ処理装置では、プラントデータベー
ス5と他の自動化ロジックデータベース7や系統図表示
データベース11とは密接な関係にあるが、データベー
ス間にはほとんどつながりがないため、プラントデータ
ベース5に変更(追加、削除等)があった場合、その入
力点がどういった機能のデータベースに使われているの
か人間系が全てチェックしなければならなかった。その
ため、多大な時間を費やしてしまうばかりか、人間系の
ためチェック洩れが生じ、自動化操作手段9、系統図表
示制御手段11等の処理が正しく動作できず、計算機シ
ステム停止に至る恐れがあった。
【0008】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、プラントデータベースを変更したとき、これに関
連するデータベースも自動的に変更され、かつプラント
データベースの変更が及ぼす影響を事前に確認すること
ができるプラントデータ処理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のプラ
ントデータ処理装置は、プラントから入力される各入力
点の最新のプラントデータを記憶するプラントデータベ
ースと、表示もしくは演算に使用され、プラントデータ
に関連するデータを格納する少なくとも1つのプラント
データ関連データベースと、プラントデータベースおよ
びプラントデータ関連データベースをもとに作成され各
入力点のプラントデータの用途情報を格納する入力点用
途データベースと、プラントデータベースに対して入力
点に関する変更指令を入力するための表示装置および入
力装置からなる対話装置と、この対話装置を介して入力
されるプラントデータベース変更指令によりプラントデ
ータベースを変更するとともに、プラントデータベース
変更発生信号を出力するプラントデータベース変更手段
と、プラントデータベース変更発生信号によりプラント
データ関連データベースを変更するプラントデータ関連
データベース変更手段と、プラントデータベース変更発
生信号により変更されたプラントデータベースおよびプ
ラントデータ関連データベースを参照して入力点用途デ
ータベースを更新する入力点用途データベース更新手段
と、入力点用途データベースの内容を表示装置に表示す
る入力点用途データベース表示制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成において、入力点用途データベース
は、計算機システムの立上がり時点に、プラントデータ
ベースおよびこれに関連するすべてのプラントデータ関
連データベースを読み込んでこれらをもとに作成され
る。プラントデータベース変更手段は、対話装置よりの
プラントデータベース変更指令を受け取り、プラントデ
ータベースの入力点情報を変更するとともに、入力点用
途データベース更新手段へプラントデータベース変更発
生信号を出力する。入力点用途データベース更新手段
は、受け取ったプラントデータベース変更発生信号に基
づいて各プラントデータ関連データベース変更要求信号
を作り、プラントデータ関連データベース変更手段へ送
る。プラントデータ関連データベース変更手段は、受け
取った各プラントデータ関連データベース変更要求信号
によりそれぞれのプラントデータ関連データベースを変
更する。入力点用途データベース更新手段は、プラント
データベースおよびすべてのプラントデータ関連データ
ベースの変更が終わるのを待ち、変更終了後、プラント
データベースおよびすべてのプラントデータ関連データ
ベースを参照し、入力点用途データベースの入力点用途
情報を更新する。入力点用途データベース表示制御手段
は、対話装置を介して入力されるオペレータからの入力
点用途表示要求により、入力点用途データベースより入
力点用途情報を読み込み、編集して対話装置の表示装置
へ表示する。
【0011】以上のように、上記構成のプラントデータ
処理装置においては、プラントデータベースの入力点情
報を変更する変更要求を行うだけで、関連するすべての
データベースも自動的に変更することができる。また、
プラントデータベースとプラントデータ関連データベー
スとの相互関連を示す入力点用途データべースが作成さ
れ、この入力点用途データべースもプラントデータベー
スが変更されると自動的に更新されるため、その内容を
画面に表示することによって各データベースの相互関連
を確認することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、従来例と同一部分には同一符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0013】図1は、本発明のプラントデータ処理装置
の一実施例を示すもので、プラント3からプラント信号
入力手段1を介して入力される各入力点の最新のプラン
トデータを記憶するプラントデータベース5と、自動化
操作手段9がプラント3の自動化操作量を算出するため
の自動化ロジック情報を予め記憶する自動化ロジックデ
ータベース7と、系統図表示制御手段13が系統図表示
装置15に表示するための系統図表示情報を予め記憶す
る系統図表示データベース11と、プラントデータベー
ス5の変更要求および所定情報の表示要求等を行うため
の表示装置17aおよび入力装置17bからなる対話装
置17と、プラントデータベース5の入力点情報の変更
を行うプラントデータベース変更手段31と、自動化ロ
ジックデータベース7の自動化ロジック情報を変更する
自動化ロジックデータベース変更手段33と、系統図表
示データベース11の系統図表示情報を変更する系統図
表示データベース変更手段35と、プラントデータベー
ス5の各入力点のプラントデータの用途情報を格納する
入力点用途データベース37と、プラントデータベース
5、自動化ロジックデータベース7および系統図表示デ
ータベース11が更新されるたびにこれらを読み込んで
入力点用途データベース37の入力点用途情報を更新す
る入力点用途データベース更新手段39と、オペレータ
からの表示要求により入力点用途データベース37の入
力点用途情報を表示装置17aに表示する入力点用途デ
ータベース表示制御手段41とによって構成されてい
る。
【0014】次に、上記構成のプラントデータ処理装置
の作用を説明する。
【0015】プラントデータベース5は、図2にそのデ
ータ構成を示すように、プラント3内に付けられた複数
のセンサ(以下、入力点と呼ぶ)からの温度、圧力、流
量等のアナログ入力データおよびモータの運転中/停止
中やバルブの開/閉等を表すディジタル入力データ等の
プラントデータの現在値53をアナログ入力/ディジタ
ル入力等の入力種別52とともに入力点番号順に記憶し
ている。なお、入力点が使用されているか否かはポイン
ト使用指標51に設定される。
【0016】ここで、ある入力点からのデータ入力が不
要になった場合、オペレータは対話装置17を使用して
プラントデータベース変更要求を行うことにより、図3
に示すような変更対象の入力点番号61と「削除」等の
変更種別62の情報を有するプラントデータベース変更
要求信号60がプラントデータベース変更手段31へ送
られる。
【0017】プラントデータベース変更手段31は、プ
ラントデータベース変更要求信号60を受け取ると、入
力点番号61と変更種別62により、プラントデータベ
ース変更信号70として、図4に示すような当該入力点
のポイント使用指標51(削除の場合、「ポイント不使
用」状態に設定)、アナログ入力/ディジタル入力等の
入力種別52および初期状態53からなる入力点情報を
作成し、プラントデータベース5内の当該入力点の入力
情報と差し替える。
【0018】また、プラントデータベース変更手段31
は、プラントデータベース5を変更すると、プラントデ
ータベース変更要求信号60と同様な入力点番号および
変更種別の情報を持つプラントデータベース変更発生信
号を入力点用途データベース更新手段39へ出力する。
【0019】入力点用途データベース更新手段39は、
プラントデータベース変更発生信号を受け取ると、プラ
ントデータベース変更要求信号60と同様な入力点番号
および変更種別の情報を持つ自動化ロジックデータベー
ス変更要求信号および系統図表示データベース変更要求
信号をそれぞれ自動化ロジックデータベース変更手段3
3および系統図表示データベース変更手段35へ出力す
る。
【0020】図5は、自動化ロジックデータベース7の
データ構成例を示すもので、自動化ロジックデータベー
ス7には自動化ロジック番号順に、その自動化ロジック
が使用されているか否かを示す自動化操作使用指標71
と、プラント3に対しての自動化操作量を出力するタイ
ミングを判断するための論理和、論理積等のロジックを
示す自動化操作種別72と、ロジックの入力となる条件
判定用の入力点番号73が記憶されている。
【0021】自動化ロジックデータベース変更手段33
は、自動化ロジックデータベース変更要求信号を受け取
ると、自動化ロジックデータベース変更要求信号が持つ
変更種別の情報が「削除」の場合には、自動化ロジック
データベース7のすべての自動化ロジック番号のすべて
の条件判定用入力点番号73を検索し、自動化ロジック
データベース変更要求信号によって通知される変更対象
の条件判定用入力点番号を削除する。
【0022】また、系統図表示データベース11には、
図6に示すように、系統図番号順に系統図表示データ1
10が格納されている。各系統図表示データ110は、
図7に示すようなデータ構成を有する。すなわち、系統
図表示データベース11は、図8に示すようなプラント
系統図画面においてプラントよりの入力値を表示するた
め、各系統図画面別に所定の表示番号順に、該当するデ
ータが表示に使用されるか否かを示すポイント状態表示
指標111と、対象となる入力点番号112と、入力値
を表示する表示座標113と、アナログ量を数値、表、
グラフ等で表示する、またはバルブの開/閉等のディジ
タル量を色別、マーカー等で表示するなどの入力値の表
示形態を決定する表示種別114とを記憶している。
【0023】系統図表示データベース変更手段9は、系
統図表示データベース変更要求信号を受け取ると、当該
要求信号が持つ変更種別の情報より入力点を削除する等
を判断し、削除する場合は、系統図表示データベース1
1のすべての系統図表示データ110について、系統図
表示データベース変更要求信号により通知される入力点
番号が記憶されているポイント状態表示番号情報を検索
し、そのポイント状態表示番号のポイン状態表示指標を
削除状態、例えば「不使用」に変更する。
【0024】プラントデータベース5、自動化ロジック
データベース7、系統図表示データベース11の変更が
終ると、入力点用途データベース更新手段39は、これ
らのデータベースを参照し、図9に示すような入力点番
号順に入力点用途データ370が格納されている入力点
用途データベース37の変更対象の入力点番号の入力点
用途データ370を更新する。
【0025】入力点用途データベース37には、プラン
トデータベース5をもとに、自動化ロジックデータベー
ス7、系統図表示データベース11を参照して作成され
る各入力点の入力点用途データ370が記憶されてい
る。
【0026】図10は、入力点番号i(i=0〜n)の
入力点用途データ370のデータ構成例を示すもので、
プラントデータベース5の入力点番号iのポイント使用
指標が「ポイント不使用」状態を表していたら、その入
力点番号iの入力点用途データ370の先頭にある用途
番号0のデータが初期状態で設定される。初期状態とは
前インデックス番号371が0、次インデックス番号3
72が0、入力点用途種別373が「不使用」状態、入
力点用途種別内番号374が0である。
【0027】プラントデータベース5の入力点番号iの
ポイント使用指標が「ポイント使用」状態の場合は、自
動化ロジックデータベース7の自動化ロジックデータに
入力点番号iが使用されているとき、入力点番号iの入
力点用途データの入力点用途種別373に「自動化ロジ
ック」と設定され、入力点用途種別内番号374に自動
化ロジック番号が設定される。また、系統図表示データ
ベース11の系統図表示データ110に入力点番号iが
使用されているとき、入力点用途種別373に「系統
図」と設定され、入力点用途種別内番号374に系統図
番号が設定される。自動化ロジックデータベース7と系
統図表示データベース11に入力点番号iが使用されて
いる数だけ入力点番号iの入力点用途番号データが作成
され、各入力点用途番号データの前インデックス番号3
71には1番前の用途番号が設定され、次インデックス
番号372には次の用途番号が設定される。ただし、用
途番号0のデータの前インデックス番号371には最終
の用途番号が設定され、最終番号の入力点用途番号デー
タの次インデックス番号372には用途番号0が設定さ
れる。
【0028】このような入力点用途データベース37
は、計算機システムの始動時に入力点用途データベース
更新手段39によって次ぎのようにして作成される。
【0029】図11〜図13のフローチャートに示すよ
うに、入力点用途データベース更新手段39は、まずプ
ラントデータベース5より入力点番号0のポイント使用
指標51を読み込み(ステップ1)、入力点番号0の入
力点用途データ370の番号0のデータを初期状態で設
定する(ステップ2)。ついで、読み込んだポイント使
用指標が「使用」状態か否かを判断し(ステップ3)、
ポイント使用指標が「不使用」状態ならば、プラントデ
ータベース5より次の入力点番号1のポイント使用指標
を読み込み、入力点番号1の入力点用途データ370の
番号0のデータを初期状態に設定する。ポイント使用指
標が「使用」状態となるまで同様の処理を繰り返す。
【0030】ステップ3でポイント使用指標が「使用」
状態ならば、自動化ロジックデータベース7より自動化
ロジック番号0の自動化ロジックデータを読み込み(ス
テップ4)、その自動化操作使用指標が「使用」状態か
否かを判断する(ステップ5)。「不使用」状態なら
ば、次の自動化ロジック番号1の自動化ロジックデータ
を読み込む。「使用」状態ならば、その自動化ロジック
データに対象の入力点番号iと同じ番号の条件判定用入
力点番号iがないかどうかを検索し(ステップ6)、条
件判定用入力点番号iがなければ、次の自動化ロジック
番号の自動化ロジックデータを読み込む。
【0031】条件判定用入力点番号iがあれば、入力点
用途データベース37の入力点番号iの入力点用途デー
タ370より次インデックス番号372が0番のデータ
(用途番号k)を読み込み(ステップ7)、入力点用途
種別373が「不使用」状態かどうか調べ(ステップ
8)、「不使用」状態の場合はこれを「自動化ロジッ
ク」に書替え、入力点用途種別内番号374に現在検索
している自動化ロジック番号jを設定する(ステップ
9)。
【0032】一方、次インデックス番号372が0番で
あるが、入力点用途種別373が「不使用」状態でない
場合は、その次インデックス番号372を現在の用途番
号+1番、つまりk+1に設定する(ステップ10)。
ついで、(k+1)番のデータの前インデックス番号3
71に現在のデータ番号kを、次インデックス番号37
2に先頭の用途番号である0番を設定し、入力点用途種
別373と入力点用途種別内番号374に「自動化ロジ
ック」と自動化ロジック番号jを設定する(ステップ1
1)とともに、先頭の用途番号である0番の前インデッ
クス番号371に今回最後のデータとなった(k+1)
番を設定する(ステップ12)。
【0033】以上操作で、図14に示すように、入力点
用途データ370の番号k(k=0、1、………、n)
の前インデックス番号371にk−1(ただしk=0の
ときはn)、次インデックス番号372にk+1(ただ
しk=nのときは0)が設定でき、各用途番号データ間
がリング状に関連付けられる。
【0034】同様操作を自動化ロジックデータベース7
の自動化ロジック番号jが最終となるまで繰り返す。
【0035】自動化ロジックデータベース7の検索がす
べて終ると、次に系統図表示データベース11より系統
図番号0の表示データ110を読み込む(ステップ1
3)。この表示データ110にポイント状態表示指標1
11が「ポイント表示使用」状態であり、かつ入力点番
号がiであるポイント状態表示番号情報があるかどうか
調べ(ステップ14)、なければ次の系統図番号1の表
示データを読み込む。
【0036】入力点番号iが使用されていれば、自動化
ロジックデータベース7を検索したときと同様に、入力
点用途データベース37の入力点番号iの入力点用途デ
ータ370より次インデックス番号372が0番のデー
タ(用途番号k)を読み込み(ステップ15)、入力点
用途種別373が「不使用」状態かどうか判断する(ス
テップ16)。「不使用」状態の場合はこれを「系統
図」に書替え、入力点用途種別内番号374に現在検索
している系統図番号lを設定する(ステップ17)。入
力点用途種別373が「不使用」状態でなければ、その
次インデックス番号372を現在の用途番号+1番、つ
まりk+1に設定する(ステップ18)。ついで、(k
+1)番のデータの前インデックス番号371に現在の
データ番号kを、次インデックス番号372に先頭の用
途番号である0番を設定し、入力点用途種別373と入
力点用途種別内番号374にそれぞれ「系統図」と系統
図番号lを設定する(ステップ19)。そして、先頭の
用途番号である0番の前インデックス番号371に今回
最後のデータとなった(k+1)番を設定する(ステッ
プ20)。同様操作を系統図表示データベース11の最
終の系統図番号の表示データ110まで順に行う。
【0037】上記操作で入力点番号0の入力点用途デー
タ370が作られ、プラントデータベース5に格納され
ているすべての入力点について同様の操作を繰り返すこ
とにより、入力点用途データベース37が完成する。
【0038】入力点用途データベース更新手段39は、
プラントデータベース5の変更が発生したとき、変更後
のプラントデータベース5、自動化ロジックデータベー
ス7、系統図表示データベース11を読み込んで変更対
象となった入力点番号についてのみ上述した手順で入力
点用途データ370を作成し、入力点用途データベース
37の該当する入力点用途データを更新する。
【0039】入力点用途データベース表示手段41は、
オペレータから対話装置17を介して入力される入力点
用途表示要求信号を受け取ると、指定された入力点番号
の入力点用途データ370を入力点用途データベース3
7から読み込み、図15に示すような入力点用途表示デ
ータ410を作成して、図16に示す一覧として表示装
置17aの画面上に表示する。
【0040】以上の説明からも明らかなように、本実施
例では、プラントデータベース5が変更されると、プラ
ントデータベース5に関連する自動化ロジックデータベ
ース7および系統図表示データベース11が自動的に変
更される。また、これらのデータベース間のつながりを
示す入力点用途データベースが作成され、データベース
の変更とともに自動的に更新され、オペレータより表示
要求があった場合は、常に最新の入力点用途データが表
示される。
【0041】したがって、オペレータは最新の入力点用
途データを表示することによって、プラントデータベー
スを変更した場合どのような影響がでるかを事前に確認
することができ、データベース変更による自動化操作手
段、系統図表示制御手段等の動作不良発生等を防止する
ことができる。
【0042】なお、上記実施例では、自動化ロジックデ
ータベースおよび系統図表示データベースをプラントデ
ータ関連データベースとして用いる計算機システムを例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、異常
診断を行うための知識ベース等、プラントデータに関連
するデータベースを有するシステムすべてに本発明を適
用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラントの各入力点からの入力値についてどのように使
用しているかの情報をプラントデータベースおよびこれ
に関連するすべてのデータベースをもとに作成し表示す
ることにより、プラントデータベースを変更する必要が
生じたとき、変更が及ぼす影響を事前に確認できる。ま
た、プラントデータベースを変更したことにより、これ
に関連するデータベースも自動的に変更され、関連デー
タベースを利用する処理機能の停止等の動作不良発生を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラントデータ処理装置を
示すブロック図である。
【図2】プラントデータベースのデータ構成を例示する
図である。
【図3】プラントデータベース変更要求信号のデータ構
成を例示する図である。
【図4】プラントデータベース変更信号のデータ構成を
例示する図である。
【図5】自動化ロジックデータベースのデータ構成を例
示する図である。
【図6】系統図表示データベースの基本データ構成を例
示する図である。
【図7】系統図表示データベース内の各系統図表示デー
タの構成を例示する図である。
【図8】プラント系統図画面を例示する図である。
【図9】入力点用途データベースの基本データ構成を例
示する図である。
【図10】入力点用途データベース内の入力点用途デー
タの構成を例示する図である。
【図11】入力点用途データベースの作成手順を示すフ
ローチャートの一部である。
【図12】入力点用途データベースの作成手順を示すフ
ローチャートの一部である。
【図13】入力点用途データベースの作成手順を示すフ
ローチャートの一部である。
【図14】入力点用途データベースインデックス関連図
である。
【図15】入力点用途表示データのデータ構成を例示す
る図である。
【図16】入力点用途一覧表示画面を例示する図であ
る。
【図17】プラントデータ処理装置の従来例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1………プラント信号入力手段 3………プラント 5………プラントデータベース 7………自動化ロジックデータベース 9………自動化操作手段 11………系統図表示データベース 13………系統図表示制御手段 15………系統図表示装置 17………対話装置 31………プラントデータベース変更手段 33………自動化ロジックデータベース変更手段 35………系統図表示データベース変更手段 37………入力点用途データベース 39………入力点用途データベース更新手段 41………入力点用途データベース表示制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから入力される各入力点の最新
    のプラントデータを記憶するプラントデータベースと、 表示もしくは演算に使用され、前記プラントデータに関
    連するデータを格納する少なくとも1つのプラントデー
    タ関連データベースと、 前記プラントデータベースおよびプラントデータ関連デ
    ータベースをもとに作成され前記各入力点のプラントデ
    ータの用途情報を格納する入力点用途データベースと、 前記プラントデータベースに対して入力点に関する変更
    指令を入力するための表示装置および入力装置からなる
    対話装置と、 この対話装置を介して入力されるプラントデータベース
    変更指令により前記プラントデータベースを変更すると
    ともに、プラントデータベース変更発生信号を出力する
    プラントデータベース変更手段と、 前記プラントデータベース変更発生信号により前記プラ
    ントデータ関連データベースを変更するプラントデータ
    関連データベース変更手段と、 前記プラントデータベース変更発生信号により変更され
    た前記プラントデータベースおよびプラントデータ関連
    データベースを参照して前記入力点用途データベースを
    更新する入力点用途データベース更新手段と、 前記入力点用途データベースの内容を前記表示装置に表
    示する入力点用途データベース表示制御手段とを具備す
    ることを特徴とするプラントデータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137712A (ja) * 1994-11-10 1996-05-31 Toshiba Corp 発電プラント性能試験記録データ管理装置
JP2015106317A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社東芝 プラント制御ロジック設計支援システム、プラント制御ロジック設計支援方法、及びプログラム

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JP2015106317A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社東芝 プラント制御ロジック設計支援システム、プラント制御ロジック設計支援方法、及びプログラム

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