JPH07121599A - 設計情報提示装置 - Google Patents

設計情報提示装置

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JPH07121599A
JPH07121599A JP5285954A JP28595493A JPH07121599A JP H07121599 A JPH07121599 A JP H07121599A JP 5285954 A JP5285954 A JP 5285954A JP 28595493 A JP28595493 A JP 28595493A JP H07121599 A JPH07121599 A JP H07121599A
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JP
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design
data
database
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operator
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JP5285954A
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Wataru Kitaura
渉 北浦
Toshihiko Nakamura
俊彦 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オペレータの指定した設計図面のデータと最
新の設計データベースとの整合性を自動的にチェックし
て、不整合データがある場合には、そのデータの設計変
更に関する情報を提示し、設計不良などの不具合を防止
する。 【構成】 機器、配管等のプラント構成要素の形状、配
置情報、各プラント構成要素間の接続情報等の第1のデ
ータベース、計画図、配置図、製作図等の各種設計図面
の第2のデータベース、及び設計変更に関する情報を格
納した第3のデータベースを備え、第1のデータベース
と第2のデータベースの整合性をチェックし、不整合デ
ータがあった場合には、第3のデータベースから設計変
更情報を検索し提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの設計時にお
ける最新設計データと最新の設計図面との整合性を自動
的にチェックし、図面と設計変更情報を表示する設計情
報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力、火力プラントなどの大規模プラ
ントの設計では、現在、CADシステムが導入され、従
来のプラスチックモデルを利用した設計手法に比べ、設
計効率が大幅に向上している。CADシステムでは、設
計データは共通のデータベースで一元管理されており、
データの整合性を維持しながら、各設計部署が同時に並
行して設計を進めている。また、設計においては仕様変
更などが発生する度に、設計データの修正が生じるが、
それらのデータも同じデータベースに反映される。 ま
た、設計変更時は変更の影響のある部署に対して、変更
内容を文書や図面の形で知らせている。一方、計画設
計、詳細設計、製作設計などのプラント設計の各過程に
おいては、データベースに格納されているデータを参照
して、様々な図面が作成され、各設計部署間で情報伝達
に使用されている。また、同じ図面でも設計変更に伴っ
て修正版が作成される場合もある。このように、各設計
部署間の情報伝達は、3次元の数値データである設計デ
ータを図面という設計者が認識しやすい形態で利用する
ことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大規模プラントの設計
図面枚数は、数千枚と大量である。また、設計変更、仕
様変更も比較的多いため、同じ図面でも修正版が何度も
作成され、図面枚数は増加する傾向にある。データベー
スを参照して図面を作成した後に、何らかの原因で設計
変更した場合には、図面の内容とデータベースの内容に
不整合が発生する。設計変更時には、設計変更により影
響を受ける設計部署に対して文書の形で情報が伝達され
るが、もし、設計者が設計変更されている事実を認識し
ないままに、設計を進めた場合、設計不良を起こす原因
にもなりえる。そのため、設計者が持っている設計図面
の内容が最新の設計データに基づいて作成されている
か、予め確認しておくことは設計の信頼性を高める上で
も重要なことである。本発明の目的は、任意の設計図面
と最新の設計データベースの整合性を自動的にチェック
して、不整合データが有った場合には、そのデータの設
計変更に関する情報を提示し、設計不良などの不具合を
防止するに好適な設計情報提示装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、機器、
配管などのプラント構成要素の形状、配置情報、各プラ
ント構成要素間の接続情報などの設計データベースと、
計画図、配置図、製作図などの各種設計図面のデータベ
ースと、設計変更に関する情報を格納したデータベース
と、設計図面データベースと設計データベースの整合性
をチェックする手段と、設計変更に関するデータベース
を検索する手段と、設計図面を表示すると共に不整合デ
ータが有った場合には不整合データの存在を提示し、か
つ、不整合データに関する設計変更情報を提示する手段
を有することによって、達成される。
【0005】
【作用】本発明によれば、オペレータが指定した設計図
面と最新の設計データベースの内容の整合性を自動的に
チェックでき、設計図面と最新の設計データとの間に不
整合データが存在した場合、その存在を容易に認識でき
る。また、その原因である設計変更の内容、理由、状況
が容易に把握できる。これにより、設計変更の存在を認
識しないで設計を行うことによる設計不良を防止できる
と共に、設計の効率および信頼性を向上させることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例を詳細に説
明する。図1は、本発明の第一実施例のブロック図であ
る。1は、設計図面のデータを格納するデータベース
(以降、図面D/Bと略す。)であり、2は、プラント
の設計データを格納するデータベース(以降、設計D/
Bと略す。)であり、3は、プラントの設計変更に関す
る情報を格納するデータベース(以降、設計変更D/B
と略す。)である。4は、図面D/Bからオペレータの
指定する設計図面を検索する設計図面検索部であり、5
は、オペレータの指定した設計図面のデータと、設計D
/Bに格納されているデータとを比較し、整合性をチェ
ックする整合性チェック部であり、6は、整合性チェッ
ク部で検出した不整合データに関する設計変更情報を設
計変更D/Bから検索する設計変更情報検索部である。
7は、設計図面検索部4、整合性チェック部5、設計変
更情報検索部6の出力に基づき、表示装置8に対してオ
ペレータの指定した設計図面の表示、不整合データの表
示、設計変更情報の表示などの制御を行う入出力制御部
である。9は入力装置である。
【0007】図2は、設計図面検索部4の処理フローで
ある。本実施例では、オペレータは、入力装置9から設
計図面を識別するための情報を入力する。一般に、設計
図面は、図面固有の図面番号、レビジョン番号などで識
別しており、オペレータはそれらのデータを入力する。
また、プラント名、建屋名、図面種別などの組み合わせ
でも識別可能であり、それらの情報を入力しても良い。
ステップ101では、オペレータの要求している図面を
図面D/B1から検索する。図面D/B1については、
後で詳細に述べるが、図面に表示されている機器、配管
などのプラント構成要素の設計データと、図面としての
2次元の線分情報から構成されている。ステップ102
では、検索結果を入出力制御部7に出力する。図3は、
整合性チェック部5の処理フローである。ステップ10
3では、要求された設計図面のデータに含まれる設計デ
ータと、設計D/B2中の設計データとを比較する。比
較する内容としては、各プラント構成要素の形状、配置
位置、材質、サイズなどの項目である。ステップ104
では、設計図面に表示されている全ての機器、配管など
に対して整合性をチェックし、不整合データが有るかな
いかを判断する。不整合データがなかった場合には、ス
テップ105で不整合データのない旨の出力を入出力制
御部7に出力する。もし、不整合データが有った場合に
は、ステップ106において、不整合データに関する図
面部分の表示色を他の領域と変えて表示する旨の命令を
入出力制御部7に出力する。ステップ107では、設計
変更情報検索部6に対して、不整合データの情報を出力
する。図4は、設計変更情報検索部6の処理フローであ
る。ステップ108では、不整合データに関する設計変
更情報をデータベース3から検索し、ステップ109で
は、その検索結果を入出力制御部7に出力する。図5
は、入出力制御部7の処理フローである。ステップ11
0において、オペレータの入力を待つ。オペレータの入
力方法としては、キーボード、マウスなど何でもよい。
ステップ111では入力の内容を判定する。もし、オペ
レータの要求が設計図面の表示であった場合には、ステ
ップ112で要求図面の検索命令を設計図面検索部4に
出力する。そして、ステップ113において検索された
図面を表示する。ステップ114では不整合データが有
るかないかを判定する。もし、その図面データに不整合
データが含まれていた場合には、ステップ115で、図
3のステップ107に基づき、不整合データに関する図
面部分の表示色を変える。また、オペレータの要求が設
計変更情報の表示要求であった場合には、ステップ11
6で設計変更情報検索部6の検索結果を表示する。
【0008】次に、図面データについて説明する。3次
元データの集合である図面D/B1から図面に表示すべ
き機器、配管などのデータを抽出し、そのデータに基づ
いて設計図面は作成される。図6に、図面D/B1の構
成を示す。図面D/B1は、図面毎に(1)図面番号、
レビジョン番号、プラント名称、建屋名称などの図面を
識別するためのデータ、(2)各図面に表示している機
器、配管などのプラント構成要素に関する3次元設計デ
ータ、(3)図面を表す2次元の線分データと文字デー
タより構成されている。(2)のデータは、設計D/B
2から抽出したデータであり、図面作成時の設計D/B
2の状態を反映している。図3のステップ103におい
ては、図面データに含まれている上記(2)の設計デー
タと、最新の設計D/B2を比較している。また、図5
のステップ113において表示する図面は、図面データ
に含まれている上記(3)の2次元の線分、文字データ
を利用している。
【0009】次に、設計変更D/B3を説明する。設計
図面は、要求仕様を満足する設計が完了した時点などに
作成され、関連部署に配布される。その後に、何らかの
原因で設計変更が必要になった場合には、一般には、そ
の設計を担当している部署に対して、設計変更依頼を文
書の形で提出する。設計変更の理由としては、(1)顧
客からの要求、(2)配管応力解析などの設計評価の結
果、仕様を満足しないことが確認された場合の設計変
更、(3)設計不良にともなう設計変更、(4)上流側
の設計変更の影響波及による変更などがある。設計変更
D/B3は、その設計変更依頼においてやりとりされる
情報を格納しておくものである。具体的には、機器、配
管の形状、名称、材質、配置位置などのプラント構成要
素の設計データの変更内容、設計変更理由、プラントの
仕様変更に関する情報、設計変更の依頼日時、実施日
時、設計変更に関連した部署や人に関する情報、設計変
更依頼文書No.などが含まれている。
【0010】図7は、図5のステップ115における表
示画面の例である。ステップ115では表示色を変える
ように説明しているが、図7では線の太さを変えて表現
している。また、右上には図面データと設計データの整
合性チェックの結果、3つの機器などが設計変更された
ことを示している。さらに、機器X,配管ABC,配管
DEFの3つのプラント構成要素が図面出力後に設計変
更されたことが表示色の変化(図7では、線の太さの違
い)により容易に認識できる。図8は、図5のステップ
116における表示例である。この例では、設計変更D
/B3から機器X,配管ABC,配管DEFに関する設
計変更情報を検索、表示している。機器Xに関しては、
配置位置が(100,200,300)から(100,
250,300)に変更されたことが認識できる。さら
に、顧客の設計変更要求に基づく変更であること、設計
変更を依頼した部署、依頼日時、設計依頼書類の識別N
o.、設計変更を実施した日時などが表示されている。
これにより、設計変更内容の概略が認識できる。さら
に、設計変更書類No.を参考に、設計変更依頼書類を
入手することにより、変更内容の詳細を知ることができ
る。以上図8では、設計変更情報の提示方法としては、
変更内容、設計変更理由、依頼書類No.などを整理し
て表示する例を示したが、設計変更依頼書類自体を表示
するようにしても良い。その場合には、設計変更時に設
計変更依頼部署と設計担当部署の間でやりとりされる設
計変更依頼書類を画像データとして設計変更D/B3に
格納しておき、設計変更情報を検索すると同時に、設計
変更依頼書類も検索し、表示するように制御する。これ
により、詳細な設計変更情報を容易に入手できるように
なる。
【0011】図9は、本発明の第二実施例のブロック図
である。図1と同じ番号は、第一実施例と同じものであ
る。本実施例では、第一実施例における不整合データの
存在をオペレータに提示するところが異なっている。こ
こでは、データの整合性チェックを特に行わず、図面D
/B1の検索による図面表示と、設計D/B2のデータ
参照による新規図面作成表示を連続して行う。これは、
2つの図面を重ね表示することにより、もし表示がずれ
ていた場合には、その部分が設計変更されていると認識
できるということを利用している。図9の10は、設計
D/B2に格納されている最新の設計データを用いて、
オペレータが指定した設計図面と同じ作図範囲の図面を
新たに作成する図面作成部である。11は、設計図面検
索部4で検索した設計図面と、図面作成部10で作成し
た図面の表示色を変えて出力する入出力制御部である。
【0012】図10は、図9の第二実施例における図面
作成部10の処理フローである。ステップ201におい
て、オペレータの要求している図面の作図範囲を認識す
る。ステップ202では、設計データベースの最新デー
タを用いて、検索した図面の作図範囲と同じ範囲の図面
を新たに作成する。図11は、図9の第二実施例におけ
る入出力制御部部11の概略処理フローである。ステッ
プ203ではオペレータの入力を取り込む。ステップ2
04では入力の内容を判定する。オペレータの要求が図
面の表示要求であった場合には、ステップ205で図面
の検索命令を設計図面検索部4に出力する。ステップ2
06では、設計図面検索部4で検索した図面を表示色C
OL1で表示する。そして、ステップ207において、
表示した図面と同じ作図範囲の図面を作成する旨の命令
を図面作成部10に出力する。ステップ208では、図
面作成部10で作成した図面を表示色COL2で表示す
る。もし、オペレータの要求が設計変更情報の表示であ
った場合には、ステップ209で設計変更情報検索部6
の検索結果を表示する。なお、ステップ208におい
て、表示色col1で表示した図面の上に表示色col
2で上書きする場合に、完全に重なっている場所は表示
色col2のみがオペレータに見えるように表示を制御
している。つまり、設計変更されていない場合には全て
col2で表示されるが、設計変更があった場合にはc
ol1の表示が残ることになり、不整合データの存在を
認識することができる。
【0013】図12は、ステップ208で図面を表示し
た状態を表す表示画面例である。この例では、機器Xの
配置位置が変更になり、それに伴って配管ABC,配管
DEFのルートが変更になっている。設計D/B2の最
新データを用いて図面を作成し、表示色col1で表示
した後に、図面D/B1から検索した図面を表示色co
l2で上書き表示することにより、設計変更された部分
のみが表示色col1の表示として残る。図12では、
色の違いを線の太さで表している。その後、オペレータ
が表示色col1(太線部)の領域を、マウスでピック
するなどの入力操作で図8に示すような設計変更情報を
表示する。第二実施例においては、不整合データの存在
を認識させると同時に、最新の設計情報を図面に反映し
て表示できるという特徴を有している。また、第二実施
例では、設計図面の表示を優先している。そのため、機
器Xが初期の設計から削除されるような設計変更の場合
には、表示画面上に機器Xが表示色col2で表示され
る。
【0014】そこで、設計D/B2の最新データを用い
た表示色col1の図面と、図面D/B1から検索した
表示色col2の図面の表示順番をオペレータが任意に
設定できるように制御しても良い。図面の表示順番を図
11の実施例と逆に設定することで、機器Xが削除され
たことが容易に認識できる。この場合の処理フローを図
13に示す。図13は、図11の処理フローを改良した
ものである。ステップ300において、表示の優先度を
オペレータが設定する。これは、図面表示を優先する
か、最新設計データを優先するかを指定することであ
る。ステップ301では、オペレータの要求する図面を
検索する旨の命令を設計図面検索部4に出力する。ステ
ップ302では、表示の優先度をを判定する。そして、
図面を優先する場合には、図11の処理フローと同じよ
うにステップ303、ステップ304で図面を表示す
る。つまり、ステップ303では、設計データベースの
最新のデータを用いて作成した要求図面の作図範囲と同
じ範囲の図面を表示色col1で表示する。ステップ3
04では、要求された図面を表示色col2でステップ
304において表示した図面に上書きする。また、最新
設計データを優先する場合には、ステップ306、ステ
ップ307で表示順番を変えて表示する。つまり、ステ
ップ306では、要求された図面を表示色col2で表
示する。ステップ307では、設計データベースの最新
のデータを用いて作成した要求図面の作図範囲と同じ範
囲の図面を表示色col1で表示する。その後、ステッ
プ305でオペレータの入力を待ち、ステップ308に
おいてオペレータの要求が表示の優先度の変更であった
場合には、ステップ310で優先度を変更し、ステップ
302に戻り、再表示する。オペレータの要求が他の図
面表示であった場合にはステップ301に戻る。オペレ
ータの要求が設計変更情報の表示であった場合には、ス
テップ309で設計変更情報を表示する。また、以上の
実施例では不整合データに係る部分の表示色を変更する
ものとして、また、線の太さを変更するものとして説明
してきたが、この外に、例えば、線の種類(実線、破線
など)を変更しても良い。さらに、点滅表示を採用して
も良く、不整合データの存在をオペレータに対して判り
易く提示できれば、どのような表示制御を行っても良
い。
【0015】図14は、本発明の第三実施例のブロック
図である。本実施例では、図面データと設計データの整
合性チェックではなく、設計データ同士の整合性チェッ
クを採用している。例えば、設計者全員の使用するオリ
ジナルの設計データベースの一部あるいは全部を、個人
用にコピーして複製データベースを作成し、それを用い
て設計を行うような設計方法を用いていた場合には、複
製データベースの信頼性が重要となる。そのため、時
々、複製データベースとオリジナルのデータベースの整
合性をチェックする必要がある。21は、オリジナルの
設計データベースであり、最新の設計データが格納され
ている。22は、複製データベースであり、任意の時点
においてオリジナルの設計データベースからコピーなど
により作成されるものである。23は、データベース2
1とデータベース22のデータを比較する整合性チェッ
ク部である。3は、設計変更に関するデータベース、6
は設計変更情報を検索する設計変更情報検索部であり、
第一実施例と同じである。24は入出力制御部である。
【0016】図15は、整合性チェック部23の処理フ
ローである。ステップ401では、オペレータの指定し
た設計データに関する整合性チェックを行い、ステップ
402では、不整合データに関する設計変更情報の検索
命令を設計変更情報検索部6に出力する。図16は、入
出力制御部24の処理フローである。ステップ403で
は、オペレータの指定した設計データを認識する。ステ
ップ404では、整合性チェック部23に対して、デー
タベース21とデータベース22の整合性をチェックす
る命令を出力する。ステップ404で不整合データの有
無を判定し、もし、不整合データが有った場合には、ス
テップ406で設計変更情報検索部6で検索した設計変
更情報を表示する。第三実施例では、オリジナルの設計
データとそれの複製データとの間に不整合が存在した場
合には、その存在を容易に認識できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、設計図面と最新の設計
データとの間に不整合データが存在した場合、あるいは
オリジナルの設計データとそれの複製データとの間に不
整合が存在した場合には、その存在を容易に認識でき
る。また、その原因である設計変更の内容、理由、状況
が容易に把握できる。これにより、設計変更の存在を認
識しないで設計を行うことによる設計不良を防止できる
と共に、設計の効率および信頼性を向上させる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のブロック図
【図2】第一実施例の設計図面検索部の処理フロー
【図3】第一実施例の整合性チェック部の処理フロー
【図4】第一実施例の設計変更情報検索部の処理フロー
【図5】第一実施例の入出力制御部の処理フロー
【図6】設計データベースの構成
【図7】第一実施例における表示画面例
【図8】第一実施例における表示画面例
【図9】本発明の第二実施例のブロック図
【図10】第二実施例における図面作成部の処理フロー
【図11】第二実施例における入出力制御部の処理フロ
【図12】第二実施例における表示画面例
【図13】第二実施例における入出力制御部の他の処理
フロー
【図14】本発明の第三実施例のブロック図
【図15】第三実施例における整合性チェック部の処理
フロー
【図16】第三実施例における入出力制御部の処理フロ
【符号の説明】
1 設計図面データベース 2 設計データベース 3 設計変更データベース 4 設計図面検索部 5 整合性チェック部 6 設計変更情報検索部 7 入出力制御部 8 表示装置 9 入力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の種類のデータを格納する第1のデ
    ータベースと、第2の種類のデータを格納する第2のデ
    ータベースと、第1および第2のデータベースのデータ
    の設計変更に関する情報を格納する第3のデータベース
    を有する設計情報提示装置であって、オペレータの指示
    に基づき第1と第2のデータベースの間の整合性をチェ
    ックし、不整合データが有った場合には、第3のデータ
    ベースから当該設計データの変更に関する情報を検索し
    て提示することを特徴とする設計情報提示装置。
  2. 【請求項2】 設計データを格納する第1のデータベー
    スと、前記設計データを用いて作成した設計図面の図面
    データを格納する第2のデータベースと、前記設計デー
    タの変更に関する情報を格納する第3のデータベースを
    有する設計情報提示装置であって、オペレータが指定し
    た設計図面に関する図面データを第2のデータベースか
    ら検索して表示すると共に、検索した図面データと第1
    のデータベースに格納されている設計データとの間の整
    合性をチェックし、不整合データが有った場合には、不
    整合データの存在を表す情報を提示し、かつ、不整合デ
    ータに関する設計変更情報を第3のデータベースより検
    索して提示することを特徴とする設計情報提示装置。
  3. 【請求項3】 設計データを格納する第1のデータベー
    スと、前記設計データを用いて作成した設計図面の図面
    データを格納する第2のデータベースと、前記設計デー
    タの変更に関する情報を格納する第3のデータベース
    と、オペレータが指定した設計図面に関する図面データ
    を第2のデータベースから検索する設計図面検索手段
    と、検索した設計図面データと前記第1のデータベース
    に格納されているデータの整合性をチェックする整合性
    チェック手段と、該整合性チェック手段の出力に基づい
    て第3のデータベースから設計変更情報を検索する設計
    変更情報検索手段と、入力手段と、表示手段と、オペレ
    ータが指定した設計図面の表示に際し、前記整合性チェ
    ック手段で検出された不整合データに関連する図面内の
    領域の表示色を他の領域と異なるように制御し、かつ、
    オペレータの要求に応じてあるいは自動的に設計変更情
    報検索手段で検索した不整合データに関連する設計変更
    情報を表示するように制御する入出力制御手段を有する
    ことを特徴とする設計情報提示装置。
  4. 【請求項4】 設計データを格納する第1のデータベー
    スと、前記設計データを用いて作成した設計図面の図面
    データを格納する第2のデータベースと、前記設計デー
    タの変更に関する情報を格納する第3のデータベース
    と、オペレータが指定した設計図面に関する図面データ
    を第2のデータベースから検索する設計図面検索手段
    と、第1のデータベースに格納されている設計データを
    用いてオペレータが指定した設計図面と同じ作図項目の
    図面を作成する図面作成手段と、第3のデータベースか
    ら設計変更情報を検索する設計変更情報検索手段と、入
    力手段と、表示手段と、図面検索手段で検索した図面の
    表示色と図面作成手段で作成した図面の表示色を異なら
    せ、かつ、同時に重ねて表示し、オペレータの要求に応
    じてあるいは自動的に設計変更情報検索手段で検索した
    設計変更情報を表示するように制御する入出力制御手段
    を有することを特徴とする設計情報提示装置。
  5. 【請求項5】 設計データを格納する第1のデータベー
    スと、任意の時点における第1のデータベースの一部あ
    るいは全てを複製して格納する第2のデータベースと、
    各設計データの設計変更に関する情報を格納する第3の
    データベースを有する設計情報提示装置であって、オペ
    レータの指示に基づき第1と第2のデータベースの間の
    整合性をチェックし、不整合データが有った場合には、
    第3のデータベースから当該設計データの変更に関する
    情報を検索して提示することを特徴とする設計情報提示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
    て、第3のデータベースに格納する設計変更に関する情
    報として、機器、配管の形状、名称、材質、配置位置な
    どプラントを構成する各要素の設計変更内容に関する情
    報、設計変更の理由、プラントの仕様変更に関する情
    報、設計変更を指示、実施した日時に関する情報、設計
    変更を指示、実施した部署あるいは人に関する情報を含
    むことを特徴とする設計情報提示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、第3のデータベースに格納する設計変更に関する情
    報として、設計変更時において設計変更要求部署と設計
    担当部署の間でやりとりする設計変更依頼書類を画像デ
    ータとして格納しておき、オペレータの要求した設計図
    面の図面データと第1のデータベースに格納されている
    設計データの間に不整合が有った場合に、その不整合デ
    ータに関係する設計変更依頼書類を表示することを特徴
    とする設計情報提示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030009883A (ko) * 2001-07-24 2003-02-05 한국항공우주산업 주식회사 전장설계자료 관리 시스템
JP2007219776A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Hitachi Ltd 受注生産品図面作成システムおよび受注生産品図面作成方法
JP2017227960A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 株式会社Yslソリューション 図面管理装置及び図面管理システム

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