JPH10171890A - 見積り資料作成装置 - Google Patents

見積り資料作成装置

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Publication number
JPH10171890A
JPH10171890A JP33772196A JP33772196A JPH10171890A JP H10171890 A JPH10171890 A JP H10171890A JP 33772196 A JP33772196 A JP 33772196A JP 33772196 A JP33772196 A JP 33772196A JP H10171890 A JPH10171890 A JP H10171890A
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JP
Japan
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data
estimate
document
keyword
man
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Application number
JP33772196A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Minemura
信明 峯村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 見積り資料の作成の作業効率を向上させる。 【解決手段】 ドキュメント作成手段29は、編集して
仕様書や手順書を作成するためのキーワード情報を含む
複数のドキュメントデ−タを作成しドキュメントデータ
ファイル18ヘ保存し、見積りドラフト版作成手段28
は、フォーマットデータベース10から所望のフォーマ
ットデータを抽出し、対応するドキュメントデータをド
キュメントデータファイル18から抽出し、抽出された
ドキュメントデータのキーワード情報を順次検索して部
品名および部品数をフォーマットデータへ入力して見積
り資料データの基本となるキーワード情報を有する見積
りドラフトデータを作成し見積りドラフトデータファイ
ルへ保存して、ドキュメント(仕様書)の作成と共に、
ドキュメントに基づき見積りのドラフトデータを一緒に
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見積り書や仕様書
あるいは手順書であるドキュメント等の見積り資料を作
成する見積り資料作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、見積り資料作成等はOA化が進ん
でおり、構成する部品の値段や、人件費等の単価等はデ
ータベースを用いて計算処理がされている。
【0003】図25は、従来の見積り資料作成装置の一
例を示したものである。
【0004】図において、見積り資料作成装置1は、モ
ニタ2とキーボード3とプリンタ4とを接続して構成し
ている。
【0005】見積り資料作成装置1は、モニタ2にマン
マシン画面を表示する表示手段5とと、キーボード3か
らの入力を送る入力手段6と、情報をプリンタ4に出力
する出力手段7と、見積り資料を作成、編集する見積り
編集手段8、この見積り編集手段8にて作成するデータ
の工数に単価を積算して計算処理を行う見積りデータ計
算手段9と、見積り編集手段8によって使用される見積
り資料を保存するフォーマットデータベース10と、見
積りにおいて使用される各部品の名称と値段を保存する
部品価格のデータベース11と、見積り計算時に使われ
る人件費の単価データベース13と、見積り編集手段8
によって作成された見積り資料データを保存する見積り
資料データファイル17を備えている。
【0006】見積り資料には様々なものがあるが、図2
6を参照して本例では製品を製造した時における見積り
書の作成を説明する。
【0007】見積り書の作成にあたっては、製造するも
のの仕様、あるいは作業の手順を決め、仕様書あるいは
手順書を作成し、作成された仕様書、手順書の内容に応
じて見積もり作業が行われる。まず、仕様書、手順書等
のドキュメントが机上もしくはOA機器にて作成される
(101)。
【0008】そして、仕様書あるいは手順書から製品の
構成部品の抽出(102)がされ、設計費、製造費など
の人件費の工数の見積り(103)を人間が行い、これ
を見積り資料作成装置1に入力して計算させて見積り書
を作成する。
【0009】次に、見積り資料作成装置1において見積
りを作成する流れを図26および図27に基づき説明す
る。
【0010】まず、オペレータがモニタ2とキーボード
3を通して見積り資料作成装置1を操作し見積り書を作
成する。具体的には、オペレータがキーボード3から入
力手段6を介して入力し見積り編集手段8を操作して、
所望の見積りフォーマットをフォーマットデータベース
10の中から選択し、見積り資料データファイル17へ
保存する(104)。見積り資料データは表示手段5を
介してモニタ2に表示され、オペレータはこれを見なが
らキーボード3による操作を行う。
【0011】見積り資料データとしての見積りフォーマ
ットは、図27の左上段に示し、この図では、見積りフ
ォーマット12に対して後述する入力された状態も含め
ている。この見積りフォーマット12へ品名には製品の
名称が入力される。見積りフォーマット12の部品費に
はこの製品を構成する部品の値段とその総計が入力され
る。さらに、部品名には構成する部品の各種類の名称、
価格にはこの部品の値段、個数にはこの部品の使用個
数、計にはこの部品の値段の合計(値段×個数)が入力
される。合計には各部品の計を総計した値が入力され
る。
【0012】見積りフォーマット12の設計費には設計
に要すると考えられる人件費が入力される。さらに、工
数には必要と考えられる作業時間数、単価には1時間当
たりの人件費、合計は工数×単価の値が入力される。
【0013】見積りフォーマット12の製造費には製品
の製造に要すると考えられる人件費が入力される。さら
に、工数には必要と考えられる作業時間数、単価には1
時間当たりの人件費、合計は工数×単価の値が入力され
る。また、試験費には製品の試験に要すると考えられる
人件費が入力される。工数には必要と考えられる作業時
間数、単価には1時間当たりの人件費、合計は工数×単
価の値が入力される。
【0014】次に、オペレータが見積り資料データとし
ての見積りフォーマット12に見積る製品あるいは作業
に必要となる部品、各人件費の工数をひとつずつ指定さ
れた欄に作成された仕様書等を参照してキーボード3か
らインプットする(105)。これにより、見積り編集
手段8が見積りフォーマット12としての見積り資料デ
ータにインプットし、インプットされた情報の内、指定
された欄にインプットされたデータを見積り計算の対象
と判定して、見積りデータ計算手段9にこれらのデータ
を受け渡す。見積りデータ計算手段9はこれらのデータ
に基づき、所定の計算式に基づいて見積り計算する。
【0015】すなわち、インプットされた情報が、部品
か工数か判定する(106)。この場合、見積りフォー
マット12の位置(カラム)から部品か工数かの判定を
する。この判定で工数であった場合は、工数に単価を積
算してその項目の見積り値を取り出す(108)。この
とき、単価データベース13から単価を検索して計算に
用いる。図27の例では見積りフォーマット12の設計
費の枠に工数100Hとインプットすると、単価データ
ベース13から設計費の単価が読み込まれる。
【0016】単価データベース13は、図27のように
設計、製造、試験ごとに単価の値が格納されているの
で、この中から設計単価5000を読み込む。この値を
見積り資料データの単価欄に書き込む。次に、設計費の
合計は100×5000=500,000と積算して、
合計欄に書き込む。この場合、単価は担当者によらない
が工数は作成者により値の見積りが異なるため、人件費
は作成者によって異なった値となる。
【0017】インプットした情報が部品名と個数であっ
た場合は、インプットした部品名から部品価格データベ
ース11を検索して、この部品名があるか調べる(10
7)。この結果、無い場合は、部品費の価格が不明にな
るので、「部品名がデータベースにありません」とエラ
ーメッセージを出力する(109)。有る場合、部品価
格データベース11の該当項目の価格を呼び込んで見積
り資料データの価格欄に書き込み、個数と掛け合わせて
小計を算出する。図27の例では、部品名欄にCRT−
101がインプットされると自動的にこの部品名を部品
価格データベース11から検索して、CRT−101に
対応する価格30,000が読み込み、価格欄に書き込
む。
【0018】また、個数1がインプットされると価格と
積算して30,000×1=30,000と小計を求め
て小計欄に書き込む。また合計値等も更新する(11
0)。見積り資料データファイル17に書き込んだ値は
表示手段5を通してモニタ2に表示更新する(11
1)。
【0019】ここで、インプット作業が終了すると、見
積り書データが完成する(113〜114)。終了しな
い場合、105の処理へ戻り処理が繰り返される。完成
した見積り書データが出力手段7へ渡されプリンタ4か
ら出力される(115)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図25乃至
図27で説明した従来の見積り資料作成装置1は、機械
的な処理がされているものの、入力作業が依然多く、煩
雑な手間と時間を要し、不正確な見積りがされるおそれ
もあるという問題があった。
【0021】第一に、見積り資料作成装置1による作業
では、見積りフォーマット12に従って仕様書等を参照
しつつ作成者が順次、部品であれば価格等入力しなけれ
ばならず、さらに、入力毎に確認も不可欠であった。こ
のために作業量が多く、多大な時間を要していた。
【0022】第二に、見積り書等は仕様書等を基本に作
成されるが、作成者の裁量に依存して入力する部分が多
く、見積り漏れや作成者によって見積り内容のばらつき
が生じるおそれが多分にあった。
【0023】第三に、見積り書を作成後、ユーザとの打
合せで仕様書の内容が変更等されたとき見積り書の変更
も人手に頼らざるを得ず大変な作業となっており、見積
り書と仕様書との内容に不一致が生じるおそれがあっ
た。
【0024】第四に、従来、見積り資料としての仕様書
と見積り書とは、全く別の処理とされており、これが重
複した非能率の手間を生じさせ、以上の第一から第三の
問題を生じる要因ともなっていた。
【0025】そこで、本発明は、効率的で迅速正確な見
積り資料を作成する見積り資料作成装置を提供すること
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対話
処理によって編集して仕様書や手順書を作成するための
キーワード情報を含む複数のドキュメントデ−タを作成
しドキュメントデータファイルヘ保存するドキュメント
データ作成手段と、対話処理によって複数のフォーマッ
トを保存するフォーマットデータベースから所望のフォ
ーマットデータを抽出し、対応するドキュメントデータ
をドキュメントデータファイルから抽出し、抽出された
ドキュメントデータのキーワード情報を順次検索して部
品名および部品数をフォーマットデータへ入力して見積
り資料データの基本となるキーワード情報を有する見積
りドラフトデータを作成し見積りドラフトデータファイ
ルへ保存する見積りドラフト版作成手段と、対話処理に
よって見積りドラフトデータファイルから見積りドラフ
トデータを取出し表示装置へ表示させ所要のデータを入
力する一方、所要の計算要求をして入力される計算デー
タに基づいて順次編集して見積り計算書データとしての
見積り資料データを作成して見積り資料データファイル
へ保存する見積り編集手段と、所要の計算要求がある
と、各部品の価格を保存する部品価格データベースおよ
び各作業項目の人件費の単価を保存する単価データベー
スを参照して要求されたデータを取出して所要の計算を
実行して得られる計算データを見積り編集手段へ出力す
る見積りデータ計算手段とを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、ドキュメントデータによって作
成された複数の見積りドラフトデータを保存する見積り
ドラフトデータファイルから選択された見積りドラフト
データに基づいて見積り資料データが作成抽出される。
これにより、従来のドキュメントデ−タと見積りのため
のデータの作成をいうオペレータの重複した入力作業が
大幅に削減され迅速に見積り資料ができる。また、ドキ
ュメントデータと見積り資料とを関連づけたので漏れが
少なく、かつ、オペレータによってバラツキのない正確
な見積り資料が作成できる。
【0027】請求項2の発明は、請求項1記載の見積り
資料作成装置において、見積りドキュメントデータのキ
ーワード情報に基づいて工数データベースを参照して機
種と項目のインデックスをキーにして工数を抽出し計算
して得られる工数を見積りドキュメントデータに書込む
工数見積り手段を設けるようにしたものである。この手
段によれば、工数見積り手段によって人件費が算出され
見積り資料に入力される。これによって、従来オペレー
タの裁量による人件費の入力が不要となり、作業量の削
減と正確な見積り資料が作成できる。
【0028】請求項3の発明は、対話処理によって複数
のフォーマットを保存するフォーマットデータデータベ
ースから所望のフォーマットを選択して表示させ対話処
理により所要のデータを入力する一方、所要の計算要求
によって、入力された計算データに基づいて順次編集し
見積り資料データを作成する見積り編集手段と、所要の
計算要求があると各部品の価格を保存する部品価格デー
タベースおよび各項目の人件費の単価を保存する単価デ
ータベースを参照して必要なデータを取出して所要の計
算を実行し得られる計算データを見積り編集手段へ出力
する見積りデータ計算手段と、ドキュメントデータのキ
ーワード検索情報を保存する項目キーワードデータベー
スと、キーワード検索情報に対応する見積り計算データ
を保存する見積り計算データファイルと、キーワード検
索情報に対応するドキュメントデータを保存するドキュ
メントデータファイルと、対話処理により項目キーワー
ドデータベースからキーワード検索情報を一覧表示さ
せ、選択されたキーワード検索情報によって見積り計算
データファイルとドキュメントデータファイルとから対
応する見積り計算データおよびドキュメントデータを検
索抽出する見積り資料検索手段とからなる見積り資料参
照手段とを設けるようにしたものである。この手段によ
れば、キーワード情報によって見積り書データとドキュ
メントデータとを関連づけて保存し、キーワード情報に
基づいて所望の見積り書データあるいはドキュメントデ
ータが検索抽出される。これにより、過去の作成済の各
データを利用したり、参照することが容易にでき見積り
資料の作成が能率的にできる。
【0029】請求項4の発明は、請求項1記載の見積り
資料作成装置において、見積り資料データファイルに保
存されるキーワード情報を有する見積り資料データから
対話処理により選択された項目または部品をキーワード
情報としてドキュメントデータファイルを検索して対応
するドキュメントデータを抽出して表示させるドキュメ
ント検索手段を設けるようにしたものである。この手段
によれば、見積り資料データとドキュメントデータとが
キーワード情報で関連づけられ項目をキーワードとして
対応するドキュメントデータが検索抽出される。これに
よって見積り資料データの作成時に対応するドキュメン
トデータが容易に抽出されるので、両者の対応の確認が
容易にできる。
【0030】請求項5の発明は、請求項1記載の見積り
資料作成装置において、対話処理により見積り資料デー
タファイルから見積り資料データを取込む一方、見積り
ドラフトデータファイルから見積りドラフトデータを取
込み、両者のキーワード情報を比較して変更部分につい
てドキュメントデーファイルのドキュメントデータの該
当箇所に変更識別データを付加する見積り修正箇所フィ
ードバック手段を設けるようにしたものである。この手
段によれば、見積りドラフトデータと見積り資料データ
との比較がされ見積り資料データが変更されたとき対応
するドキュメントデータの対応箇所に識別データが付加
される。これによって、ドキュメントデータについて変
更箇所があることが認識でき、見積り資料データとドキ
ュメントデータとの関連づけが正確に判る。
【0031】請求項6の発明は、請求項2記載の見積り
資料作成装置において、工数見積り手段からの機種イン
デックス番号をキーにして工数値の算出要求があると、
機種インデックス番号毎に工数を保存するデフォルト値
データベースから該当する工数を抽出して工数値を計算
し工数見積り手段へ通知するデフォルト値計算手段を設
けるようにしたものである。この手段によれば、人件費
の入力項目で新しい項目があった場合も、空欄としてオ
ペレータが資料を参照して入力することなく、予め定め
たデフォルト値が入力されて見積りドラフトデータが完
成される。これによって、見積り資料データの作成作業
が効率的に行える。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0033】図1は、本発明の第1実施の形態を示す見
積り資料作成装置の構成図である。
【0034】図1において、従来技術を示す図25と同
一符号は、同一部分または相当部分を示し、図1は、図
25に見積りドラフト版作成手段28とドキュメント作
成手段29とを追設し、ドキュメント(仕様書)の作成
と共に、ドキュメントに基づき見積りのドラフトデータ
を一緒に作成し、見積り書の作成の作業効率を向上させ
る点に特徴を有する。
【0035】ドキュメント作成手段29は、対話処理に
よって編集して仕様書や手順書を作成するためのキーワ
ード情報を含む複数のドキュメントデ−タを作成しドキ
ュメントデータファイル18ヘ保存するものである。見
積りドラフト版作成手段28は、対話処理によって複数
のフォーマットを保存するフォーマットデータベース1
0から所望のフォーマットデータを抽出し、対応するド
キュメントデータをドキュメントデータファイル18か
ら抽出し、抽出されたドキュメントデータのキーワード
情報を順次検索して部品名および部品数をフォーマット
データへ入力して見積り資料データの基本となるキーワ
ード情報を有する見積りドラフトデータを作成し見積り
ドラフトデータファイル27へ保存するものである。
【0036】次に、第1実施の形態の処理を図2を基に
説明する。
【0037】オペレータが見積り資料作成装置1におい
て、モニタ2およびキーボード3との対話処理を行い、
ドキュメントの作成、編集、変更などの作業を行う。こ
の作業はドキュメント編集手段14により行われ、この
ドキュメント編集手段14の機能は一般のワードプロセ
ッサーと同じでドキュメントを作成する。作成されたド
キュメントがドキュメントデータファイル18へ保存さ
れる(150)。この時点で作成されたドキュメントが
オペレータの要求により、出力手段7を介してプリンタ
4から出力される(151)。
【0038】次に、作成したドキュメントから見積りの
作成作業を行う。
【0039】オペレータがドキュメント編集手段14に
より、ドキュメントデータファイル18のデータの中で
見積り資料作成に必要なキーワードを選択し、見積り資
料作成のための検索機能で検索するようにチェックする
(152)。このチェックの方法はドラッグして反転さ
せる。チェックするキーワードとしては製品名、担当
名、構成要素の部品名およびこの部品の個数、製品のパ
ッケージされた機能名あるいは作業名、性能や規模等を
表す各種パラメータなど見積りに関わるものを選択す
る。
【0040】この場合に、個数や性能や規模等を表す各
種パラメータは該当する部品や機能名あるいは作業名と
関連させる。
【0041】すなわち、ドキュメントデータファイル1
8のデータは、図5に示すように、キーワード情報18
bとドキュメントデータ18aからなり、ページ、行、
カラムを座標として文字データを配置することによって
構成され、キーワード情報18bはキーワード、ペー
ジ、行、カラムは実際のドキュメントのページ、行、力
ラムと対応しており、表示あるいは出力時にはこれらの
配置に従って文字が表示あるいは出力される。
【0042】ドキュメントデータ18aはキーワードを
チェックした時、このキーワードのページ、行、先頭の
カラムの情報をキーワード情報に記録する。これらのキ
ーワードは部品や機能名あるいは作業名である。
【0043】キーワードのチェックを行う際にそのキー
ワードの説明文の範囲をキーホード3の操作によって指
定することができる。この指定された指定範囲のデータ
もキーワード情報に記録される。図5に示す例では「プ
ラント診断画面」のキーワードの先頭位置が5ページ、
6行、10カラムにあり、説明文の指定範囲が6行〜7
行であることがキーワード情報18bに記録している。
同様にキーワード「診断入力点」はドキュメントデータ
18aの5ページ、14行、10カラムにあり、説明文
の指定範囲が14行〜21行であり、キーワードの「診
断用モニタ(FG−A)」は5ページ、27行、17カ
ラムにあり、説明文の指定範囲が27行〜50行である
ことをキーワード情報18bに記録している。
【0044】説明文の指定範囲が2つ以上のキーワード
で重複する指定はできない。説明文の指定範囲を指定し
た後に部品の個数、製品のパッケージされた機能名ある
いは作業名、性能や規模等を表す各種パラメータをチェ
ックする。キーワードの説明の指定範囲内でチェックし
た文字列はこのキーワードに関する情報とみなす。
【0045】図5の例では「プラント診断画面」のキー
ワードの説明範囲内の「10枚」の文字列はこのキーワ
ードのパラメータであることを認識する。同様にキーワ
ードの「診断入力点」の説明文の指定範囲内の「50
点」は、このキーワードのパラメータであることを認識
する。さらに、キーワードの「診断用モニタ(FG−
A)」説明文の指定範囲内の「6台」もこのキーワード
のパラメータであることを認識する。
【0046】次に、図3に示すドキュメントデータであ
る仕様書18Aの一例について説明すると製品名(プラ
ント監視装置−A)、監視性能において入力点およびそ
の点数、1画面表示速度、また、ハードウエアの構成部
品とその個数がドラッグされて選択されている。
【0047】続いて、本装置の見積り作成機能をオペレ
ータが要求する(153)と見積りドラフト版作成手段
28が動作し、まず、フォーマットデータベース10か
ら見積りのフォーマットを読み込む(154)。
【0048】次に、ドキュメントデータファイル18の
データをキーワード検索手段16により検索する(15
5)。この場合前述したように検索用にチェックしたキ
ーワードを一つづつピックアップする。検索は図5のキ
ーワ−ド情報を検索することによって行われ、検索され
たキ−ワ−ドが部品を表すものかどうかが判定される
(156)。この判定では部品価格データベース11を
検索して該当するものがあれば、部品名とみなし、部品
名の場合に、キーワード情報の指定範囲を検索してこの
範囲内にドラッグされた文字列を探して行われる。
【0049】この文字列があれば、これを部品の個数と
みなし、部品とみなしたものは見積りドラフトデータフ
ァイル27Aの部品欄に書き込む。この欄は部品名、価
格、個数、合計額からなり、部品名と個数とが書き込ま
れる(158)。前述の判定でキーワードが部品名でな
かった場合、機能または作業であるとみなし(本例では
機能)、キーワード情報の指定範囲を検索してこの範囲
内にドラッグされた文字列を探して行われる。
【0050】文字列があれば、キーワードのパラメータ
情報とみなし、見積りフォーマットの設計費、製造費、
試験費などの項目にキーワードとパラメータ情報とをそ
れぞれ書き込む(157)。
【0051】入力点およびその点数、1画面表示速度、
緊急時自助表示機能等の項目は、それぞれ、設計費、製
造費、試験賀の欄に追加する。この処理をドキュメント
のキーワードが全て検索し終わるまで繰りかえす。キー
ワードが残っていれば処理155の作業に戻り、キーワ
ードが残っていなければ検索およびフォーマットへの書
き込みが終了される(159)。これにより、仕様書1
8Aと見積りのフォーマットから見積りドラフトデータ
ファイル27Aが作成され見積りドラフトデータファイ
ル27に保存される。そして、ドキュメント作成作業、
見積りドラフト作成作業が終了する(160)。
【0052】続いて、オペレータが見積り編集作業に入
る(161)。オペレータは従来技術で説明したように
同装置のモニタ2とキーボード3を介して見積り編集手
段8を操作して見積り書データを作成する。まず、図3
に示すように既に作成してある見積りドラフトデータフ
ァイル27が呼び込まれる。この場合に、従来のドキュ
メントを参照して構成部品の抽出作業や機能項目の抽出
と入力などの作業が不要になる。
【0053】次に、見積り編集手段8と見積りデータ計
算手段9とは、部品価格データベース11によって部品
費の欄の部品名から価格を抽出して、個数データとから
その部品の合計額を計算し、見積りドラフトデータへ書
き込む。これにより図4に示すように、見積りドラフト
データファイル27Bが作成される。このとき、仮に部
品価格データベース11にない部品名がある場合、この
部分だけ価格、合計額を空白にして、集計から外し、オ
ペレータが後にキーボード3から編集する。
【0054】このように第1実施の形態によれば、仕様
書等のドキュメントの作成と並行して見積りのドラフト
版を作成することができ、見積り資料作成の作業時間を
削減することができる。
【0055】図6は、本発明の第2実施の形態を示す見
積り資料作成装置の構成図である。
【0056】図6において、従来技術を示す図25と同
一符号は、同一部分または相当部分を示し、第2実施の
形態は、工数見積り手段19を追設し、工数見積り手段
19によって見積りドラフトデータに工数の見積りの書
込み処理をさせて人手による工数の見積りの入力を不要
とした点に特徴を有する。
【0057】工数見積り手段19は、図7に示すよう
に、工数検索手段20と工数積算手段21と機種キーワ
ードデータベース22と項目キーワードデータベース2
3と工数データベース24と特記データベース25と工
数データファイル26とから構成されている。
【0058】工数検索手段20は、機種キーワードデー
タベース22と項目キーワードデータベース23から機
種、工数項目を基に工数データベース24および特記デ
ータベース25の該当データのインデックスを検索す
る。工数積算手段21は、得られたインデックスを基に
工数データベース24と特記データベース25とからデ
ータを読み込み工数値を計算し、計算された値が工数デ
ータファイル26へ保存されキーワード検索手段16に
送る。
【0059】まず、図2に示すフローチャートによる処
理155でドキュメントのキーワードを検索し、処理1
56で部品か機能(パラメータ情報)か判定され、機能
または作業(本例では機能)であった場合、図8に示す
フローチャートの処理を実行する。
【0060】ここで、キーワードのパラメータ情報が検
索される。すなわち、図5に示すドキュメントデータフ
ァイル18のキーワード情報18bから該当キーワード
の指定範囲を読みとり、この範囲を検索してドラッグさ
れた文字列を探し、検索された文字列がパラメータ情報
として用いられる(199)。
【0061】次に、図7に示す工数検索手段20におい
て、ドキュメントデータファイル18から既に読み込ま
れている機種名を基に機種キーワードデータベース22
からインデックスNo.を読み込む。図9に示す例では
仕様書の機種名“プラント監視装置−A”に対応するイ
ンデックスNo.として10が読み込まれる(20
0)。
【0062】次に、現在読み込んでいる機能のキーワー
ドを基に項目キーワードデータベース23からインデッ
クスNo.を読み込む。図9に示す例では“入力点”、
“1画面表示速度”、“緊急時自動表示機能”、などの
キーワードからインデックスNo.1,2を読み込む
(201)。この時、項目キーワードデータベース23
に該当するインデックスNo.があるか判断する(20
2)。この判断で、無い場合は工数計算は行わず見積り
ドラフトデータの機能項目にキーワードを書き込み終了
する(209)。上記判断で該当するキーワードがある
場合は項目キーワードデータベース23には特記データ
のインデックスもあるので、特記事項のインデックスN
o.があるか無いか判定する(203)。この判定で特
記事項のインデックスNo.がある場合はインデックス
No.を読み込む。例えば、“入力点“の20、“1画
面表示速度”の30を読み込む(204)。
【0063】以上の機種、項目、特記のインデックスN
o.を基に工数データベース24を検索して設計、製
造、試験における工数を読み込む(205)。なお、特
記事項のインデックスNo.がない場合、機種、項目を
基に工数データベース24を検索して設計、製造、試験
における工数を読み込む(208)。特記データベース
25は工数計算が条件等で変わる場合、パラメータ情報
により変化する場合、その計算条件や式を指定するデー
タベースである。特記インデックスNo.がある場合は
特記データの指定に従って求めた他を工数とする(20
6)。
【0064】本例において、“入力点“はパラメータが
300であり、機種、項目、特記インデックスNo.
が、10,1,20である。工数データベース24の検
索結果は設計工数、製造工数、試験工数がそれぞれ10
H,1H,2Hである。
【0065】特記データはパラメータの個数倍になるこ
とになっているので300を掛けて3000H,300
H,600Hとなる。特記インデックスNo.がない場
合は機種、項目インデックスNo.から工数データベー
ス24を検索して得られたデータを工数とする(20
6)。
【0066】最後に得られた工数データを図10に示す
見積りドラフトデータファイル27Bの工数欄に書き込
む(207)。図9および図10に設計費の項目と工数
を書き込んだ例を示している。
【0067】このように第2実施の形態によれば、ドキ
ュメントの作成と同時に部品費、人件費共に書き込まれ
ている見積り書を自動作成することが可能になる。
【0068】図11は、本発明の第3実施の形態を示す
見積り資料作成装置の構成図である。
【0069】図11において、従来技術を示す図25と
同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第3実施
の形態は、見積り資料参照手段30を追設し、見積り書
データとドキュメントデータとを検索抽出可能とした点
に特徴を有する。
【0070】見積り資料参照手段30は、図12に示す
ように、見積り資料を検索して表示する見積り資料検索
手段31とこれによって参照される項目キーワードデー
タベース32と見積り計算書データ33と設計ドキュメ
ントデータ34とから構成している。
【0071】まず、見積り資料参照手段30の処理を、
図13に基づいて説明すると、見積り編集手段8により
見積りが作成されているときにキーボード3によって本
機能が起動される(300,301)。これにより、図
15に示すようにモニタ2に過去の見積りの一覧が表示
される(302)。本例では機種、項目、作成のキーワ
ードを基に表示するが表示する順序は機種毎、項目毎、
日付の新しい順、古い順等など選択可能とする。なお、
表示される情報は項目キーワードデータベース32にデ
ータベースとして登録され、見積り資料検索手段31に
よって機種、項目、作成のキーワードを読み取り、モニ
タ2に表示される。
【0072】次に、図15に示す画面を見てオペレータ
は一覧の中から所望の項目をキーボード3により選択す
ると、見積り資料検索手段31によって選択されたキー
ボード3の情報が入力される(303)。これにより、
見積り資料検索手段31は選択した項目のデータを項目
キーワードデータベース32から読み取る(304)。
【0073】本例では、図14に示す項目キーワードデ
ータベース32から見積り書とドキュメントの図番、ペ
ージの情報が読み取られる。
【0074】次に、見積り資料検索手段31は読み取っ
た情報から該当する見積り書のページとドキュメントの
ページを検索してモニタ2に表示する(305、30
6)。見積り書データ33とドキュメントデータ34
は、図番およびページごとに情報を格納することにより
検索、読み取り、表示は可能である。
【0075】このように第3実施の形態によれば、見積
り作成時の参考情報の検索が容易になり、工数見積り作
成作業の効率化を図ることができる。
【0076】図16は、本発明の第4実施の形態を示す
見積り資料作成装置の構成図である。
【0077】図16において、第1実施の形態を示す図
1と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第4
実施の形態は、ドキュメント検索手段35を追設し、ド
キュメントデータを検索抽出が容易にできるようにした
点に特徴を有する。
【0078】ここで、ドキュメント検索手段35は、見
積り資料データから対話処理により選択された項目また
は部品をキーワード情報としてドキュメントデータファ
イルを検索して対応するドキュメントデータを抽出して
表示させるものである。
【0079】まず、ドキュメント検索手段35の処理を
図17に基づいて説明すると、オペレータがモニタ2に
見積り資料データを表示しながら、キーボード3からド
キュメント表示機能を選択する(250)。次に、表示
された見積り資料の各項目名あるいは部品名の一つをキ
ーボード3により選択する(251)。
【0080】これにより、ドキュメント検索手段35に
よってドキュメントデータファイル18が検索され、ド
キュメントデータファイル18のキーワード情報に該当
するドキュメントデータの部所が検索抽出される(25
2)。この時検索できなかったときは検索不能であるこ
とをモニタ2にて表示し(254、253)、次のキー
ワードの選択をする。検索されたとき、キーワード情報
のページデータを読み込み、モニタ2に表示する(25
5)。
【0081】このように第4実施の形態によれば、見積
り資料データの各項目をキーにしてドキュメントを参照
することができる。これにより、見積りとドキュメント
の対応を容易に認識できるようになると共に担当者以外
の人が見積りをチェックする場合にも、作業の効率化を
図ることができる。
【0082】図18は、本発明の第5実施の形態を示す
見積り資料作成装置の構成図である。
【0083】図18において、第1実施の形態を示す図
1と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第5
実施の形態は、見積り修正箇所フィードバック手段37
を追設し、見積りが修正されたときドキュメントデータ
にその旨のデータを付加するようにした点に特徴を有す
る。
【0084】見積り修正箇所フィードバック手段37
は、図19に示すように見積り変更箇所比較手段38と
キーワード検索手段39とドキュメント修正手段40か
ら構成されている。
【0085】ここで、見積り変更箇所比較手段38は見
積りドラフトデータと見積り資料データとを比較して変
更箇所を抽出するものである。キーワード検索手段39
はドキュメントデータファイル18のキーワード情報か
ら該当するキーワードの位置を読みとるものである。ド
キュメント修正手段40はドキュメントデータにフィー
ドバックするものである。
【0086】まず、第1実施の形態と同様にオペレータ
がドキュメント作成手段29によってドキュメントデー
タを作成し、見積りドラフト版作成手段28によって見
積りドラフトデータファイル27を作成し、見積り編集
手段8によって編集して見積り資料を作成する。
【0087】上記作業で、オペレータが部品、部品数、
工数項目、機能などを変更することが可能である。変更
した場合、これに対応してドキュメントも修正する必要
が生じる。このとき、図20に示す処理がされオペレー
タが見積り編集手段8によって見積り修正箇所フィード
バック手段37を要求する(300)。この要求によ
り、見積り修正箇所フィードバック手段37の見積り変
更箇所比較手段38が見積りドラフトデータと見積り資
料データを読み込み、見積り計算に関わるキーワードと
パラメータ、部品数を比較する(301)。
【0088】具体的には、見積りドラフトデータと見積
り資料データはそれぞれ対応して図5および図21に示
すようにキーワードおよびパラメータ、部品数のデータ
の一覧情報を格納したキーワード情報18b、17bを
持っている。このキーワード情報が比較される。この場
合に、見積り編集手段8にてキーワードが追加された場
合(302)、ドキュメント修正手段40はドキュメン
トデータファイル18をアクセスして、ドキュメントデ
ータの先頭にページを追加して、追加されたキーワード
を書き込む(303)。
【0089】また、見積り編集手段8によってキーワー
ドが削除された場合(304)、キーワード検索手段3
9は削除されたキーワードからドキュメントデータファ
イル18のキーワード情報を検索してキーワードのペー
ジ、行、カラムの情報を読みとり、ドキュメント修正手
段40に渡す。ドキュメント修正手段40は検索された
ドキュメント内のキーワードを網掛け文字にする。本例
では網掛けを削除とする(305)。
【0090】また、見積り編集手段8によつてパラメー
タ情報または部品数の変更がされた場合(306)、キ
ーワード検索手段39は変更されたパラメータ情報また
は部品数のキーワードからドキュメントデータファイル
18のキーワード情報から検索してキーワードのペー
ジ、行、カラムの情報を読みとり、ドキュメント修正手
段40に渡す。ドキュメント修正手段40はキーワード
とドキュメントの指定範囲内のパラメータ情報または部
品数を赤字にする。パラメータ情報または部品数は変更
後の値に書き換える。本例では赤字表示を変更とする
(307)。次の箇所のピックアップ処理に戻り変更箇
所をすべて処理するまで繰り返す(301〜307)。
【0091】このように第5実施の形態によれば、ドキ
ュメントに見積り資料を変更した箇所が変更情報有りと
して記載されるので、ドキュメントを修正する際に変更
箇所を漏れなく認識することができる。
【0092】図22は、本発明の第6実施の形態を示す
見積り資料作成装置の構成図である。
【0093】図22において、第2実施の形態を示す図
6と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第6
実施の形態は、デフォルト値計算手段42を追設し、見
積りに新規な項目がある場合にも、予め定めたデフォル
ト値を入力して見積り書データを完成させるようにした
点に特徴を有する。
【0094】デフォルト値計算手段42は、図23に示
すように、デフォルト値検索手段43とデフォルト値デ
ータベース44から構成されており、デフォルト値検索
手段43はデフォルト値データベース44からデフォル
ト値を検索して読み出すものである。
【0095】まず、第2実施の形態と同様に図8の処理
202において、工数検索手段20が機種キーワードデ
ータベース22を検索して該当するものがなかった場
合、第6実施の形態では、工数検索手段20はデフォル
ト値計算手段42のデフォルト値検索手段43に機種イ
ンデックスNo.を渡す。デフォルト値検索手段43は
機種インデックスNo.を基にデフォルト値データベー
ス44から、設計工数、製造工数、試験工数の値を読み
込み、工数見積り手段19に渡す。工数見積り手段19
はこの値をキーワード検索手段16に渡すことにより見
積りドラフト版に記入される。
【0096】デフォルト値データベース44は、図24
に示すように、機種インデックスNo.ごとに設計工
数、製造工数、試験工数が設定されており、機種インデ
ックスNo.が10の場合、設計工数20H、製造工数
30H、試験工数15Hである。更に機種インデックス
No.に該当するものがない場合、デフォルトの設計工
数、製造工数、試験工数が読み込まれる。
【0097】このように第6実施の形態によれば、人件
費の入力項目で新しい項目があった場合も、空欄として
オペレータが資料を参照して入力することなく、予め定
めたデフォルト値が入力されて見積りドラフトデータが
完成される。これによって、見積り資料デ−タの作成作
業が効率的に行える。
【0098】なお、本発明は、次のようにして実施でき
る。
【0099】本発明の第1実施の形態において、ドキュ
メントデータの中から見積り資料作成に必要なキーワー
ドを選択し、見積り資料作成のための検索機能で検索す
る際のチェック方法はドラッグして反転させる他に、あ
る記号〔例えば(a)など〕で囲んだものをキーワード
として認識する方法が考えられる。この場合(a)で挟
まれた文字の部分をキーワードとして認識するようにし
てもよい。
【0100】また、第5実施の形態では、キーワードが
削除された場合はドキュメントデータの該当キーワード
を網掛けにし、変更された場合は、ドキュメントデータ
の該当キーワードを赤字にするとしているが、この他に
削除時はキーワードを太字にする。変更キーワードを波
線で囲む方法も考えられる。また、見積り編集手段にて
パラメータ情報または部品数が変更になった場合(同じ
キーワードでパラメータ情報または部品数が異なる場
合)、ドキュメントデータ上の該当パラメータ情報また
は部品数を変更することにしているが、変更せず、文字
列を赤くする方法も考えられる。この場合、ドキュメン
トを書換えることはなくなる。また、変更前の文字列に
並べて、変更後の文字列を書込み、両方共赤くする方法
も考えられる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ドキュメントデータによって作成された複数の見
積りドラフトデータを保存する見積りドラフトデータフ
ァイルから選択された見積りドラフトデータに基づいて
見積り資料データを作成するので、従来のドキュメント
デ−タと見積りのためのデータの作成をいうオペレータ
の重複した入力作業が大幅に削減でき、迅速に見積り資
料ができ、また、ドキュメントデータと見積り資料とを
関連づけたので漏れが少なく、かつ、オペレータによっ
てバラツキのない正確な見積り資料が作成できる。
【0102】請求項2の発明によれば、工数見積り手段
によって人件費が算出され見積り資料に入力するので、
従来オペレータの裁量による人件費の入力を不要とし、
作業量の削減と正確な見積り資料が作成できる。
【0103】請求項3の発明によれば、キーワード情報
によって見積り書データとドキュメントデータとを関連
づけて保存し、キーワード情報に基づいて所望の見積り
書データあるいはドキュメントデータを検索抽出するの
で、過去の作成済の各データを利用したり、参照するこ
とが容易にでき見積り資料の作成が能率的にできる。
【0104】請求項4の発明によれば、見積り資料デー
タとドキュメントデータとがキーワード情報で関連づけ
られ項目をキーワードとして対応するドキュメントデー
タを検索抽出するので、見積り資料データの作成時に対
応するドキュメントデータが容易に抽出されるので、両
者の対応の確認が容易にできる。
【0105】請求項5の発明によれば、見積りドラフト
データと見積り資料データとを比較して見積り資料デー
タが変更されたとき対応するドキュメントデータの対応
箇所に識別データを付加するので、ドキュメントデータ
について変更箇所があることが認識でき、見積り資料デ
ータとドキュメントデータとの関連づけが正確に判る。
【0106】請求項6の発明によれば、人件費の入力項
目で新しい項目があった場合も、予め定めたデフォルト
値を入力して見積りドラフトデータを完成するので、従
来のように、空欄としてオペレータが資料を参照して入
力することなく見積り資料デ−タの作成作業が効率的に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す見積り資料作成
装置の構成図である。
【図2】図1の見積り資料作成装置の処理を示すフロー
チャートである。
【図3】図1の見積り資料作成装置の作用を示す第1説
明図である。
【図4】図1の見積り資料作成装置の作用を示す第2説
明図である。
【図5】図1に備えるドキュメントデータファイルの構
成図である。
【図6】本発明の第2実施の形態を示す見積り資料作成
装置の構成図である。
【図7】図6の見積り資料作成装置に備える工数見積り
手段の構成図である。
【図8】図7の工数見積り手段の処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】図7の工数見積り手段の作用を示す第1説明図
である。
【図10】図7の工数見積り手段の作用を示す第2説明
図である。
【図11】本発明の第3実施の形態を示す見積り資料作
成装置の構成図である。
【図12】図11の見積り資料作成装置に備える見積り
資料参照手段の構成図である。
【図13】図12の見積り資料参照手段の処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】図12の見積り資料参照手段の作用を示す第
1説明図である。
【図15】図12の見積り資料参照手段の作用を示す第
2説明図である。
【図16】本発明の第4実施の形態を示す見積り資料作
成装置の構成図である。
【図17】図16の見積り資料作成装置に備えるドキュ
メント検索手段の処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第5実施の形態を示す見積り資料作
成装置の構成図である。
【図19】図18の見積り資料作成装置に備える見積り
修正箇所フィードバック手段を示す構成図である。
【図20】図19の見積り修正箇所フィードバック手段
の処理を示すフローチャートである。
【図21】図18の見積り資料作成装置に備える見積り
資料データファイルの構成図である。
【図22】本発明の第6実施の形態を示す見積り資料作
成装置の構成図である。
【図23】図22の見積り資料作成装置に備えるデフォ
ルト値計算手段を示す構成図である。
【図24】図23に備えるデフォルト値データベースを
示す構成図である。
【図25】従来の見積り資料作成装置を示す構成図であ
る。
【図26】図25の見積り資料作成装置の処理を示すフ
ローチャートである。
【図27】図25の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 見積り資料作成装置 8 見積り編集手段 9 見積りデータ計算手段 10 フォーマットデータベース 11 部品価格データベース 13 単価データベース 14 ドキュメント編集手段 15 見積り作成手段 16 キーワード検索手段 17 見積り資料データファイル 18 ドキュメントデータファイル 19 工数見積り手段 20 工数検索手段 21 工数積算手段 22 機種キーワードデータベース 23 項目キーワードデータベース 24 工数データベース 25 特記データベース 28 見積りドラフト版作成手段 29 ドキュメント作成手段 30 見積り資料参照手段 31 見積り資料検索手段 32 項目キーワードデータベース 35 ドキュメント検索手段 37 見積り修正箇所フィードバック手段 38 見積り変更箇所比較手段 39 キーワード検索手段 40 ドキュメント修正手段 42 デフォルト値計算手段 43 デフォルト値検索手段 44 デフォルト値データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話処理によって編集して仕様書や手順
    書を作成するためのキーワード情報を含む複数のドキュ
    メントデ−タを作成しドキュメントデータファイルヘ保
    存するドキュメントデータ作成手段と、 対話処理によって複数のフォーマットを保存するフォー
    マットデータベースから所望のフォーマットデータを抽
    出し、対応するドキュメントデータを前記ドキュメント
    データファイルから抽出し、前記抽出されたドキュメン
    トデータのキーワード情報を順次検索して部品名および
    部品数を前記フォーマットデータへ入力して見積り資料
    データの基本となるキーワード情報を有する見積りドラ
    フトデータを作成し見積りドラフトデータファイルへ保
    存する見積りドラフト版作成手段と、 対話処理によって前記見積りドラフトデータファイルか
    ら見積りドラフトデータを取出し表示装置へ表示させ所
    要のデータを入力する一方、所要の計算要求をして入力
    される計算データに基づいて順次編集して見積り計算書
    データとしての見積り資料データを作成して見積り資料
    データファイルへ保存する見積り編集手段と、 前記所要の計算要求があると、各部品の価格を保存する
    部品価格データベースおよび各作業項目の人件費の単価
    を保存する単価データベースを参照して要求されたデー
    タを取出して所要の計算を実行して得られる計算データ
    を前記見積り編集手段へ出力する見積りデータ計算手段
    とを備えることを特徴とする見積り資料作成装置。
  2. 【請求項2】 前記見積りドキュメントデータのキーワ
    ード情報に基づいて工数データベースを参照して機種と
    項目のインデックスをキーにして工数を抽出し計算して
    得られる工数を前記見積りドキュメントデータに書込む
    工数見積り手段を設けることを特徴とする請求項1記載
    の見積り資料作成装置。
  3. 【請求項3】 対話処理によって複数のフォーマットを
    保存するフォーマットデータデータベースから所望のフ
    ォーマットを選択して表示させ対話処理により所要のデ
    ータを入力する一方、所要の計算要求によって、入力さ
    れた計算データに基づいて順次編集し見積り資料データ
    を作成する見積り編集手段と、 前記所要の計算要求があると各部品の価格を保存する部
    品価格データベースおよび各項目の人件費の単価を保存
    する単価データベースを参照して必要なデータを取出し
    て所要の計算を実行し得られる計算データを前記見積り
    編集手段へ出力する見積りデータ計算手段と、 前記ドキュメントデータのキーワード検索情報を保存す
    る項目キーワードデータベースと、前記キーワード検索
    情報に対応する見積り計算データを保存する見積り計算
    データファイルと、前記キーワード検索情報に対応する
    ドキュメントデータを保存するドキュメントデータファ
    イルと、対話処理により前記項目キーワードデータベー
    スからキーワード検索情報を一覧表示させ、選択された
    キーワード検索情報によって前記見積り計算データファ
    イルと前記ドキュメントデータファイルとから対応する
    見積り計算データおよびドキュメントデータを検索抽出
    する見積り資料検索手段とからなる見積り資料参照手段
    とを備えることを特徴とする見積り資料作成装置。
  4. 【請求項4】 前記見積り資料データファイルに保存さ
    れるキーワード情報を有する見積り資料データから対話
    処理により選択された項目または部品をキーワード情報
    として前記ドキュメントデータファイルを検索して対応
    するドキュメントデータを抽出して表示させるドキュメ
    ント検索手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    見積り資料作成装置。
  5. 【請求項5】 対話処理により前記見積り資料データフ
    ァイルから見積り資料データを取込む一方、前記見積り
    ドラフトデータファイルから見積りドラフトデータを取
    込み、両者のキーワード情報を比較して変更部分につい
    て前記ドキュメントデーファイルのドキュメントデータ
    の該当箇所に変更識別データを付加する見積り修正箇所
    フィードバック手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の見積り資料作成装置。
  6. 【請求項6】 前記工数見積り手段からの機種インデッ
    クス番号をキーにして工数値の算出要求があると、機種
    インデックス番号毎に工数を保存するデフォルト値デー
    タベースから該当する工数を抽出して工数値を計算し前
    記工数見積り手段へ通知するデフォルト値計算手段を備
    えることを特徴とする請求項2記載の見積り資料作成装
    置。
JP33772196A 1996-12-04 1996-12-04 見積り資料作成装置 Pending JPH10171890A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002061638A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-08 Hitachi,Ltd. Dispositif de traitement de l'information et procede d'aide a la conception
JP2013200598A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報処理様式構築装置、情報処理様式構築方法、及び情報処理様式構築プログラム
WO2017135445A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 三菱電機株式会社 負荷工数見積装置、負荷工数見積方法、及び、プログラム
JP2018014067A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 武司 島村 受託制御開発・設計サービス

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