JPH06139451A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents
自動販売機の商品収納装置Info
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- JPH06139451A JPH06139451A JP31272592A JP31272592A JPH06139451A JP H06139451 A JPH06139451 A JP H06139451A JP 31272592 A JP31272592 A JP 31272592A JP 31272592 A JP31272592 A JP 31272592A JP H06139451 A JPH06139451 A JP H06139451A
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- opening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品の払出し機能を損なうことなく、充填作
業を容易にする自動販売機の商品収納装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ストッパ21で商品Aの鉛直軸4線廻りの移
動を規制しておいて、スパイラル部材3を回転させるこ
とにより、最下位の商品Aから払い出すようにした、い
わゆるスパイラル型の自動販売機の商品収納装置におい
て、ストッパ21を、商品Aの移動を規制する規制位置
と規制を解く非規制位置との間で移動自在に構成すると
共に、開閉扉7の閉塞時にストッパ21を規制位置に移
動させ、開閉扉7の開放時にストッパ21を非規制位置
に移動させる連動手段8を備えた。
業を容易にする自動販売機の商品収納装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ストッパ21で商品Aの鉛直軸4線廻りの移
動を規制しておいて、スパイラル部材3を回転させるこ
とにより、最下位の商品Aから払い出すようにした、い
わゆるスパイラル型の自動販売機の商品収納装置におい
て、ストッパ21を、商品Aの移動を規制する規制位置
と規制を解く非規制位置との間で移動自在に構成すると
共に、開閉扉7の閉塞時にストッパ21を規制位置に移
動させ、開閉扉7の開放時にストッパ21を非規制位置
に移動させる連動手段8を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイスクリームやカッ
プ麺などの自動販売機に組み込まれる、いわゆるスパイ
ラル型の商品収納装置に関するものである。
プ麺などの自動販売機に組み込まれる、いわゆるスパイ
ラル型の商品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の商品収納装置とし
て、例えば実公昭62−45270号公報に記載のもの
が知られている。この商品収納装置は、前面に商品充填
用の開閉扉を設けた商品収納コラム内に、スパイラル部
材が一方の側壁寄りに偏らせて配設されている。商品
は、スパイラル部材の上下の各間隙に前後2列で挿填さ
れるようにして収納される。後方奥側に挿填された商品
は一方の側壁により垂直軸廻りの移動が規制され、前方
手前側に挿填された商品は他方の側壁から延びるストッ
パにより垂直軸廻りの移動が規制されて、スパイラル部
材の回転に伴いゆっくり下降される。ストッパは、スパ
イラル部材に沿わせた上下に長い部材で構成されてお
り、端部を側壁に固定された上下一対の支持部材に回動
可能に取り付けられている。また、支持部材の支軸には
巻ばねが巻回されており、ストッパはこの巻ばねにより
スパイラル部材側に付勢されている。
て、例えば実公昭62−45270号公報に記載のもの
が知られている。この商品収納装置は、前面に商品充填
用の開閉扉を設けた商品収納コラム内に、スパイラル部
材が一方の側壁寄りに偏らせて配設されている。商品
は、スパイラル部材の上下の各間隙に前後2列で挿填さ
れるようにして収納される。後方奥側に挿填された商品
は一方の側壁により垂直軸廻りの移動が規制され、前方
手前側に挿填された商品は他方の側壁から延びるストッ
パにより垂直軸廻りの移動が規制されて、スパイラル部
材の回転に伴いゆっくり下降される。ストッパは、スパ
イラル部材に沿わせた上下に長い部材で構成されてお
り、端部を側壁に固定された上下一対の支持部材に回動
可能に取り付けられている。また、支持部材の支軸には
巻ばねが巻回されており、ストッパはこの巻ばねにより
スパイラル部材側に付勢されている。
【0003】商品をスパイラル部材の間隙に挿填する場
合には、奥側の商品をすべて挿填した後、手前側の商品
を挿填する。すなわち、奥側の商品は、ストッパに抗し
てスパイラル部材の垂直軸を巻くように迂回させて挿填
スペースに押し込まれ、手前側の商品は、ストッパに突
き当てるようにして挿填スペースにセットされる。
合には、奥側の商品をすべて挿填した後、手前側の商品
を挿填する。すなわち、奥側の商品は、ストッパに抗し
てスパイラル部材の垂直軸を巻くように迂回させて挿填
スペースに押し込まれ、手前側の商品は、ストッパに突
き当てるようにして挿填スペースにセットされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の商品
収納装置では、奥側の挿填スペースに商品を挿填すると
きにストッパが巻ばねの付勢力で揺動するため、必ず奥
側の挿填スペースから商品を挿填しないと、手前側の挿
填スペースに挿填した商品がストッパに弾かれてスパイ
ラル部材から抜け落ちてしまう。したがって、作業者
は、奥側に商品をすべて挿填した後、手前側に商品を挿
填しなければならず、上下方向に1往復する手順で挿填
作業を行う必要があった。もっとも、この場合は、商品
が完全に売り切れた状態であり、実際には下部に商品が
残っていて、上部に商品を補充する場合が一般的であ
る。したがって、通常の挿填作業では、手前側に挿填し
た商品が落ちないように注意を払いながら、あるいは手
前側に残っている商品をいったん取り出してからの作業
となり、挿填作業が煩雑になる問題があった。
収納装置では、奥側の挿填スペースに商品を挿填すると
きにストッパが巻ばねの付勢力で揺動するため、必ず奥
側の挿填スペースから商品を挿填しないと、手前側の挿
填スペースに挿填した商品がストッパに弾かれてスパイ
ラル部材から抜け落ちてしまう。したがって、作業者
は、奥側に商品をすべて挿填した後、手前側に商品を挿
填しなければならず、上下方向に1往復する手順で挿填
作業を行う必要があった。もっとも、この場合は、商品
が完全に売り切れた状態であり、実際には下部に商品が
残っていて、上部に商品を補充する場合が一般的であ
る。したがって、通常の挿填作業では、手前側に挿填し
た商品が落ちないように注意を払いながら、あるいは手
前側に残っている商品をいったん取り出してからの作業
となり、挿填作業が煩雑になる問題があった。
【0005】また、奥側の挿填スペースに商品を挿填す
る場合には、毎回、ストッパに抗してこれを広げるよう
に、さらにその先まで商品を押し込む必要があり、挿填
作業がやり難いものとなっていた。しかも、商品を誤挿
填した場合には、ストッパを一方の手で広げておいて商
品を取り出さなければならず、いずれにあっても商品の
充填に関し構造的に作業性が悪いものとなっていた。
る場合には、毎回、ストッパに抗してこれを広げるよう
に、さらにその先まで商品を押し込む必要があり、挿填
作業がやり難いものとなっていた。しかも、商品を誤挿
填した場合には、ストッパを一方の手で広げておいて商
品を取り出さなければならず、いずれにあっても商品の
充填に関し構造的に作業性が悪いものとなっていた。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、商品の払出し機能を損なうことなく、
充填作業を容易にする自動販売機の商品収納装置を提供
することをその目的としている。
れたものであり、商品の払出し機能を損なうことなく、
充填作業を容易にする自動販売機の商品収納装置を提供
することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、商品充填用の開閉扉を有する商品収納コラム
と、商品収納コラム内に収納されて鉛直軸線廻りに回転
するスパイラル部材と、スパイラル部材の上下方向の各
間隙に挿填した商品の鉛直軸線廻りの移動を規制するス
トッパとを備え、ストッパで商品の移動を規制しておい
て、スパイラル部材を回転させることにより、最下位の
商品から払い出すようにした自動販売機の商品収納装置
において、ストッパを、商品の移動を規制する規制位置
と規制を解く非規制位置との間で移動自在に構成すると
共に、、開閉扉の閉塞時にストッパを規制位置に移動さ
せ、開閉扉の開放時にストッパを非規制位置に移動させ
る連動手段を備えたことを特徴とする。
発明は、商品充填用の開閉扉を有する商品収納コラム
と、商品収納コラム内に収納されて鉛直軸線廻りに回転
するスパイラル部材と、スパイラル部材の上下方向の各
間隙に挿填した商品の鉛直軸線廻りの移動を規制するス
トッパとを備え、ストッパで商品の移動を規制しておい
て、スパイラル部材を回転させることにより、最下位の
商品から払い出すようにした自動販売機の商品収納装置
において、ストッパを、商品の移動を規制する規制位置
と規制を解く非規制位置との間で移動自在に構成すると
共に、、開閉扉の閉塞時にストッパを規制位置に移動さ
せ、開閉扉の開放時にストッパを非規制位置に移動させ
る連動手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】スパイラル部材の上下方向の各間隙に挿填した
商品を鉛直軸線廻りに移動規制した状態で、スパイラル
部材を回転させると、商品は下降してゆき、その最下位
の商品から1個ずつ払い出されてゆく。一方、商品を商
品収納コラム内に充填する場合には、商品収納コラムの
開閉扉を開くことにより連動手段を介してストッパを非
規制位置に移動させ、この状態で商品をスパイラル部材
の上下方向の各間隙に挿填する。この挿填が完了し、開
閉扉を閉じると、連動手段を介してストッパが規制位置
に移動され、挿填した商品が鉛直軸線廻りに移動を規制
された状態になる。
商品を鉛直軸線廻りに移動規制した状態で、スパイラル
部材を回転させると、商品は下降してゆき、その最下位
の商品から1個ずつ払い出されてゆく。一方、商品を商
品収納コラム内に充填する場合には、商品収納コラムの
開閉扉を開くことにより連動手段を介してストッパを非
規制位置に移動させ、この状態で商品をスパイラル部材
の上下方向の各間隙に挿填する。この挿填が完了し、開
閉扉を閉じると、連動手段を介してストッパが規制位置
に移動され、挿填した商品が鉛直軸線廻りに移動を規制
された状態になる。
【0009】このように、ストッパを規制位置と非規制
位置との間で移動させることにより、商品を挿填する場
合にストッパが邪魔になることがなく、商品を円滑に挿
填することができ、かつ挿填後には商品の鉛直軸線廻り
の移動を無理なく規制することができる。また、連動手
段により、上記ストッパの移動を開閉扉の開閉に連動さ
せるようにしているので、商品の充填に必要不可欠な開
閉扉の開閉により、ストッパの移動を自動的に行うこと
ができる。
位置との間で移動させることにより、商品を挿填する場
合にストッパが邪魔になることがなく、商品を円滑に挿
填することができ、かつ挿填後には商品の鉛直軸線廻り
の移動を無理なく規制することができる。また、連動手
段により、上記ストッパの移動を開閉扉の開閉に連動さ
せるようにしているので、商品の充填に必要不可欠な開
閉扉の開閉により、ストッパの移動を自動的に行うこと
ができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る自動販売機のスパイラル型商品収納装置につい
て説明する。この商品収納装置は、アイスクリームなど
の冷凍食品やカップ麺などの商品を収納すると共に、こ
の商品を1個ずつ自動販売するものである。図1はこの
商品収納装置の裁断平面図であり、図2は商品収納装置
の裁断正面図である。両図に示すように、この商品収納
装置1は、筐体である商品収納コラム2内に、スパイラ
ル部材3を収容して構成されており、スパイラル部材3
は、商品収納コラム2内に垂下した垂直軸4に、上下の
一対の支持ロッド5,5を介して回転可能に取り付けら
れている。垂直軸4は、商品収納コラム2の上面に載置
した減速機付きのモータ6に連結されており、スパイラ
ル部材3はこのモータ6により、図1に示す矢印方向に
微速で回転される。
例に係る自動販売機のスパイラル型商品収納装置につい
て説明する。この商品収納装置は、アイスクリームなど
の冷凍食品やカップ麺などの商品を収納すると共に、こ
の商品を1個ずつ自動販売するものである。図1はこの
商品収納装置の裁断平面図であり、図2は商品収納装置
の裁断正面図である。両図に示すように、この商品収納
装置1は、筐体である商品収納コラム2内に、スパイラ
ル部材3を収容して構成されており、スパイラル部材3
は、商品収納コラム2内に垂下した垂直軸4に、上下の
一対の支持ロッド5,5を介して回転可能に取り付けら
れている。垂直軸4は、商品収納コラム2の上面に載置
した減速機付きのモータ6に連結されており、スパイラ
ル部材3はこのモータ6により、図1に示す矢印方向に
微速で回転される。
【0011】一方、商品Aは、商品収納コラム2の前面
に開閉自在に設けられた開閉扉7を開放した状態で、ス
パイラル部材3の上下方向の各間隙に1個ずつ挿填され
る。この挿填は、開閉扉7側から見て手前左側の挿填ス
ペースに上下に1列、奥右側の挿填スペースに上下に1
列の計2列で行われ、図2に示すように、商品Aは上下
方向に互い違いの状態で充填される。なお、スパイラル
部材3は、商品収納コラム2の内部において、幾分、右
側壁2a寄りに偏って配設されており、奥側に挿填され
る商品Aは、左側の空間から垂直軸4を回り込むように
して挿填される。
に開閉自在に設けられた開閉扉7を開放した状態で、ス
パイラル部材3の上下方向の各間隙に1個ずつ挿填され
る。この挿填は、開閉扉7側から見て手前左側の挿填ス
ペースに上下に1列、奥右側の挿填スペースに上下に1
列の計2列で行われ、図2に示すように、商品Aは上下
方向に互い違いの状態で充填される。なお、スパイラル
部材3は、商品収納コラム2の内部において、幾分、右
側壁2a寄りに偏って配設されており、奥側に挿填され
る商品Aは、左側の空間から垂直軸4を回り込むように
して挿填される。
【0012】この状態で、商品Aの販売指令に従ってス
パイラル部材3が回転されると、手前側の挿填スペース
の最下位にある商品Aと、奥側の挿填スペースの最下位
にある商品Aとが、互い違いに1個ずつ商品収納コラム
2の下方に払い出される。この場合、商品Aがスパイラ
ル部材3に挿填されたまま、スパイラル部材3といっし
ょに回転してしまうと、商品Aは下降しなくなり、その
払い出しが不可能になってしまう。そこで、商品収納コ
ラム2の内部には、商品Aの垂直軸4廻りの移動を規制
する各種の規制部材が設けられている。
パイラル部材3が回転されると、手前側の挿填スペース
の最下位にある商品Aと、奥側の挿填スペースの最下位
にある商品Aとが、互い違いに1個ずつ商品収納コラム
2の下方に払い出される。この場合、商品Aがスパイラ
ル部材3に挿填されたまま、スパイラル部材3といっし
ょに回転してしまうと、商品Aは下降しなくなり、その
払い出しが不可能になってしまう。そこで、商品収納コ
ラム2の内部には、商品Aの垂直軸4廻りの移動を規制
する各種の規制部材が設けられている。
【0013】商品収納コラム2内の手前側に充填される
商品Aは、商品収納コラム2の左側壁2bに取り付けら
れスパイラル部材3側に斜めに延びる第1ストッパ21
と、開閉扉7の中間位置から斜めに突出した第1突設片
22とにより、両側から挟み込まれるようにその移動が
規制される。一方、奥側に充填される商品Aは、商品収
納コラム2の後壁2cに取り付けられスパイラル部材3
側に斜めに延びる第2ストッパ23と、右側壁2aの壁
面および右側壁2aから突出した第2突設片24とによ
り、両側から挟み込まれるようにその移動が規制され
る。
商品Aは、商品収納コラム2の左側壁2bに取り付けら
れスパイラル部材3側に斜めに延びる第1ストッパ21
と、開閉扉7の中間位置から斜めに突出した第1突設片
22とにより、両側から挟み込まれるようにその移動が
規制される。一方、奥側に充填される商品Aは、商品収
納コラム2の後壁2cに取り付けられスパイラル部材3
側に斜めに延びる第2ストッパ23と、右側壁2aの壁
面および右側壁2aから突出した第2突設片24とによ
り、両側から挟み込まれるようにその移動が規制され
る。
【0014】図3に示すように、第1ストッパ21は、
スパイラル部材3に沿わせて設けた上下方向に長い板材
で構成されており、基部を左側壁2bに固定された上下
一対の支持部材25に回動自在に取り付けられている。
また、各支持部材25の支軸26には巻ばね27が巻回
されており、第1ストッパ21はこの巻ばね27により
スパイラル部材3側に付勢され、常時は先端がスパイラ
ル部材3に当接している。
スパイラル部材3に沿わせて設けた上下方向に長い板材
で構成されており、基部を左側壁2bに固定された上下
一対の支持部材25に回動自在に取り付けられている。
また、各支持部材25の支軸26には巻ばね27が巻回
されており、第1ストッパ21はこの巻ばね27により
スパイラル部材3側に付勢され、常時は先端がスパイラ
ル部材3に当接している。
【0015】同様に、第2ストッパ23は、スパイラル
部材3に沿わせて設けた上下方向に長い板材で構成され
ており、基部を後壁2cに固定された上下一対の支持部
材28に回動自在に取り付けられると共に、各支持部材
28の支軸29に巻回された巻ばね30によりスパイラ
ル部材3側に付勢されている。そして、この第1および
第2両ストッパ21,23は、連動機構(連動手段)8
により、開閉扉7の開閉に連動して、商品Aの移動を規
制する規制位置と規制を解く非規制位置との間で移動さ
れるようになっている。
部材3に沿わせて設けた上下方向に長い板材で構成され
ており、基部を後壁2cに固定された上下一対の支持部
材28に回動自在に取り付けられると共に、各支持部材
28の支軸29に巻回された巻ばね30によりスパイラ
ル部材3側に付勢されている。そして、この第1および
第2両ストッパ21,23は、連動機構(連動手段)8
により、開閉扉7の開閉に連動して、商品Aの移動を規
制する規制位置と規制を解く非規制位置との間で移動さ
れるようになっている。
【0016】なお、図1および図2中において、符号9
は、右側壁2aの下端部に固定された垂直軸4の下端側
の軸受けであり、符号10は、商品Aの売り切れを検出
するレバースイッチであり、符号11は、スパイラル部
材3を所定の回転角度(この場合は180度)回転させ
る、モータ6駆動用のキャリアスイッチである。
は、右側壁2aの下端部に固定された垂直軸4の下端側
の軸受けであり、符号10は、商品Aの売り切れを検出
するレバースイッチであり、符号11は、スパイラル部
材3を所定の回転角度(この場合は180度)回転させ
る、モータ6駆動用のキャリアスイッチである。
【0017】図3および図4に示すように、連動機構8
は、商品収納コラム2の上端部空間に配設された基板3
1と、基板31上に取り付けられたほぼ四角形の第1板
カム32およびほぼ二等辺三角形の第2板カム33と、
第1板カム32に連結された連結アーム34とで構成さ
れている。連結アーム34は、一端が開閉扉7のヒンジ
側に回動自在に連結され、他端が第1板カム32の一の
隅部に回動自在に連結されている。
は、商品収納コラム2の上端部空間に配設された基板3
1と、基板31上に取り付けられたほぼ四角形の第1板
カム32およびほぼ二等辺三角形の第2板カム33と、
第1板カム32に連結された連結アーム34とで構成さ
れている。連結アーム34は、一端が開閉扉7のヒンジ
側に回動自在に連結され、他端が第1板カム32の一の
隅部に回動自在に連結されている。
【0018】第1板カム32は、連結アーム34が取り
付けられた隅部に対向する隅部の部分で、回動軸35に
より基板31に回動自在に支持され、第2板カム33側
の隅部に突設したピン36により第2板カム33に当接
されている。また、このピン36に対向する第1板カム
32の角部は、基板31に形成された開口31aから基
板31上に臨んだ第1ストッパ21の上部突起21aに
係合されるようになっている。これにより、図3(a)
に示すように、開閉扉7が閉じると、第1板カム32が
反時計方向に回動され、第1ストッパ21が巻ばね27
の付勢力により開口31aの右端に、すなわち商品Aの
移動を規制する規制位置に移動される。逆に、図3
(b)に示すように、開閉扉7が開くと、第1板カム3
2が時計方向に回動され、第1ストッパ21が巻ばね2
7に抗して開口31aの左端に、すなわち商品Aの移動
規制を解除する非規制位置に移動される。
付けられた隅部に対向する隅部の部分で、回動軸35に
より基板31に回動自在に支持され、第2板カム33側
の隅部に突設したピン36により第2板カム33に当接
されている。また、このピン36に対向する第1板カム
32の角部は、基板31に形成された開口31aから基
板31上に臨んだ第1ストッパ21の上部突起21aに
係合されるようになっている。これにより、図3(a)
に示すように、開閉扉7が閉じると、第1板カム32が
反時計方向に回動され、第1ストッパ21が巻ばね27
の付勢力により開口31aの右端に、すなわち商品Aの
移動を規制する規制位置に移動される。逆に、図3
(b)に示すように、開閉扉7が開くと、第1板カム3
2が時計方向に回動され、第1ストッパ21が巻ばね2
7に抗して開口31aの左端に、すなわち商品Aの移動
規制を解除する非規制位置に移動される。
【0019】第2カム板33は、頂角を構成する隅部の
部分で、回動軸37により第1板カム32から第2スト
ッパ23側に逃げた基板31の端部に回動自在に支持さ
れ、二等辺の一方の辺で第1板カム32のピン36に当
接され、他方の辺で第2ストッパ23に当接されてい
る。これにより、図3(a)に示すように、開閉扉7が
閉じて第1板カム32が回動されると、第2カム33が
時計方向に回動され、第2ストッパ23が巻ばね30の
付勢力によりスパイラル部材3側に、すなわち商品Aの
移動を規制する規制位置に移動される。逆に、図3
(b)に示すように、開閉扉7が開き第1板カム32が
回動されると、第2カム33が反時計方向に回動され、
第2ストッパ23が巻ばね30に抗して後壁2c側に、
すなわち商品Aの移動規制を解除する非規制位置に移動
される。
部分で、回動軸37により第1板カム32から第2スト
ッパ23側に逃げた基板31の端部に回動自在に支持さ
れ、二等辺の一方の辺で第1板カム32のピン36に当
接され、他方の辺で第2ストッパ23に当接されてい
る。これにより、図3(a)に示すように、開閉扉7が
閉じて第1板カム32が回動されると、第2カム33が
時計方向に回動され、第2ストッパ23が巻ばね30の
付勢力によりスパイラル部材3側に、すなわち商品Aの
移動を規制する規制位置に移動される。逆に、図3
(b)に示すように、開閉扉7が開き第1板カム32が
回動されると、第2カム33が反時計方向に回動され、
第2ストッパ23が巻ばね30に抗して後壁2c側に、
すなわち商品Aの移動規制を解除する非規制位置に移動
される。
【0020】この場合、第1ストッパ21の巻ばね27
に比して第2ストッパ23の巻ばね30が、ばね力(付
勢力)の強いもので構成されており、一方で、第1板カ
ム32の回動軸35とピン36とを結ぶ線と、第2板カ
ム33の回動軸37とピン36−第2板カム33の当接
点とを結ぶ線とのなす内角θが、開閉扉7の開放時にお
いて鈍角から鋭角に変わる「死点越え」が為されるよう
になっている(図3(b)参照)。これにより、開閉扉
7は、全開状態が自動的に保持されると共に、全開位置
から幾分閉じ始めると、「死点越え」が解けて、主に第
2ストッパ23の巻ばね30の付勢力により自動的に閉
塞されるようになっている。
に比して第2ストッパ23の巻ばね30が、ばね力(付
勢力)の強いもので構成されており、一方で、第1板カ
ム32の回動軸35とピン36とを結ぶ線と、第2板カ
ム33の回動軸37とピン36−第2板カム33の当接
点とを結ぶ線とのなす内角θが、開閉扉7の開放時にお
いて鈍角から鋭角に変わる「死点越え」が為されるよう
になっている(図3(b)参照)。これにより、開閉扉
7は、全開状態が自動的に保持されると共に、全開位置
から幾分閉じ始めると、「死点越え」が解けて、主に第
2ストッパ23の巻ばね30の付勢力により自動的に閉
塞されるようになっている。
【0021】もっとも、図4の変形例に示すように、ピ
ン36と第2板カム33との当接点に山形の突出部33
aを形成するようにすれば、特に第1ストッパ21の巻
ばね27に対し第2ストッパ23の巻ばね30を強くし
なくても、両巻ばね27,30の付勢力により、開閉扉
7の全開保持と自動閉塞が可能になる。
ン36と第2板カム33との当接点に山形の突出部33
aを形成するようにすれば、特に第1ストッパ21の巻
ばね27に対し第2ストッパ23の巻ばね30を強くし
なくても、両巻ばね27,30の付勢力により、開閉扉
7の全開保持と自動閉塞が可能になる。
【0022】ここで、商品収納コラム2内への商品Aの
充填作業を簡単に説明する。作業者が開閉扉7を全開す
ると、開閉扉7は開いた位置で不動に保持され、また、
連動機構8により、第1、第2両ストッパ21,23が
非規制位置に移動される。この状態では、商品収納コラ
ム2内の左側の空間に障害物が無くなり、作業者は、垂
直軸4を回り込むようにして奥側の挿填スペースに、ま
たこれに対向させるようにして手前側の挿填スペース
に、商品Aの充填が可能になる。スパイラル部材3のす
べての間隙に商品Aを挿填して、商品Aの充填作業が完
了したら、開閉扉7を閉める。開閉扉7を閉め始めると
両巻ばね27,30の付勢力により開閉扉7は自動的に
閉塞され、同時に、連動機構8により第1、第2両スト
ッパ21,23が規制位置、すなわちスパイラル部材3
側に移動され、商品Aの垂直軸4廻りの移動が規制され
る。この状態で、販売指令に基づいてスパイラル部材3
を180度回転させると、最下位の商品Aが商品収納コ
ラム2外に払い出される。
充填作業を簡単に説明する。作業者が開閉扉7を全開す
ると、開閉扉7は開いた位置で不動に保持され、また、
連動機構8により、第1、第2両ストッパ21,23が
非規制位置に移動される。この状態では、商品収納コラ
ム2内の左側の空間に障害物が無くなり、作業者は、垂
直軸4を回り込むようにして奥側の挿填スペースに、ま
たこれに対向させるようにして手前側の挿填スペース
に、商品Aの充填が可能になる。スパイラル部材3のす
べての間隙に商品Aを挿填して、商品Aの充填作業が完
了したら、開閉扉7を閉める。開閉扉7を閉め始めると
両巻ばね27,30の付勢力により開閉扉7は自動的に
閉塞され、同時に、連動機構8により第1、第2両スト
ッパ21,23が規制位置、すなわちスパイラル部材3
側に移動され、商品Aの垂直軸4廻りの移動が規制され
る。この状態で、販売指令に基づいてスパイラル部材3
を180度回転させると、最下位の商品Aが商品収納コ
ラム2外に払い出される。
【0023】以上のように、本実施例によれば、第1、
第2両ストッパ21,23を規制位置と非規制位置との
間で移動できるようになっているので、商品Aを挿填す
る際に両ストッパ21,23が邪魔にならず、商品Aを
円滑に充填でき、かつ、第1ストッパ21による手前側
の商品Aの落下の心配がないので、挿填の手順が制限さ
れることがない。したがって、商品収納ラック2内に商
品Aが残っていると否とに係わらず、充填作業を極めて
容易に行うことができると共に、商品Aの誤挿填に対し
ても容易に対処することができる。また、商品収納コラ
ム2の手前側に充填される商品Aに対して第1ストッパ
21を、奥側に充填される商品Aに対して第2ストッパ
23をそれぞれ設けるようにしているので、商品Aの保
持を安定させるべくスパイラル部材3の径を大きく形成
した場合であっても、各商品Aの移動規制を確実に行う
ことができる。これにより、隣接する手前側の商品Aと
奥側の商品Aとの干渉を防止でき、商品Aの詰まりを確
実に防止することができる。
第2両ストッパ21,23を規制位置と非規制位置との
間で移動できるようになっているので、商品Aを挿填す
る際に両ストッパ21,23が邪魔にならず、商品Aを
円滑に充填でき、かつ、第1ストッパ21による手前側
の商品Aの落下の心配がないので、挿填の手順が制限さ
れることがない。したがって、商品収納ラック2内に商
品Aが残っていると否とに係わらず、充填作業を極めて
容易に行うことができると共に、商品Aの誤挿填に対し
ても容易に対処することができる。また、商品収納コラ
ム2の手前側に充填される商品Aに対して第1ストッパ
21を、奥側に充填される商品Aに対して第2ストッパ
23をそれぞれ設けるようにしているので、商品Aの保
持を安定させるべくスパイラル部材3の径を大きく形成
した場合であっても、各商品Aの移動規制を確実に行う
ことができる。これにより、隣接する手前側の商品Aと
奥側の商品Aとの干渉を防止でき、商品Aの詰まりを確
実に防止することができる。
【0024】さらに、上記の第1、第2両ストッパ2
1,23の移動を、連動機構8により開閉扉7の開閉に
連動させて行うようにしているので、開閉扉7を開閉す
ることにより、商品Aの充填と販売動作に対応させて、
商品Aを充填し易い状態と、商品Aの垂直軸4廻りの移
動を規制する状態とを自動的につくることができる。し
かも、連動機構8の第2板カム33の部分に「死点越
え」の機構を取り入れるようにしているので、開閉扉7
を全開状態で不動に保持できると共に、全開から少し閉
じるようにすることで自動的に閉塞することができ、よ
り一層、商品の充填作業を容易なものとすることができ
る。
1,23の移動を、連動機構8により開閉扉7の開閉に
連動させて行うようにしているので、開閉扉7を開閉す
ることにより、商品Aの充填と販売動作に対応させて、
商品Aを充填し易い状態と、商品Aの垂直軸4廻りの移
動を規制する状態とを自動的につくることができる。し
かも、連動機構8の第2板カム33の部分に「死点越
え」の機構を取り入れるようにしているので、開閉扉7
を全開状態で不動に保持できると共に、全開から少し閉
じるようにすることで自動的に閉塞することができ、よ
り一層、商品の充填作業を容易なものとすることができ
る。
【0025】なお、本実施例では、第1、第2両ストッ
パを開閉扉と連動させるようにしているが、第1ストッ
パのみ連動させるようにしてもよい。また、連動手段は
上記のようにカム機構による他、リンク機構などで構成
するようにしてもよい。さらに、連動手段を、開閉扉の
開閉によりON−OFFするスイッチと、第1、第2両
ストッパを移動させるモータなどを用いた電動式のもの
で構成してもよい。またさらに、第1、第2両ストッパ
を第1、第2両板カムにより、確動的に移動できる(確
動カムにする)ようにすれば、各巻ばねを省略すること
ができる。
パを開閉扉と連動させるようにしているが、第1ストッ
パのみ連動させるようにしてもよい。また、連動手段は
上記のようにカム機構による他、リンク機構などで構成
するようにしてもよい。さらに、連動手段を、開閉扉の
開閉によりON−OFFするスイッチと、第1、第2両
ストッパを移動させるモータなどを用いた電動式のもの
で構成してもよい。またさらに、第1、第2両ストッパ
を第1、第2両板カムにより、確動的に移動できる(確
動カムにする)ようにすれば、各巻ばねを省略すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機の商品
収納装置によれば、連動機構により、ストッパの規制位
置と非規制位置との間の移動を、開閉扉の開閉に連動さ
せるようにしているので、ストッパの移動を簡単かつ自
動的に行うことができ、また、この移動により、商品の
挿填が円滑になり、商品の充填作業の作業性を向上する
ことができる効果を有する。
収納装置によれば、連動機構により、ストッパの規制位
置と非規制位置との間の移動を、開閉扉の開閉に連動さ
せるようにしているので、ストッパの移動を簡単かつ自
動的に行うことができ、また、この移動により、商品の
挿填が円滑になり、商品の充填作業の作業性を向上する
ことができる効果を有する。
【図1】実施例のスパイラル型商品収納装置の裁断平面
図である。
図である。
【図2】実施例のスパイラル型商品収納装置の裁断正面
図である。
図である。
【図3】開閉扉の開閉に伴う連動機構廻りの動きを表し
た平面図である。
た平面図である。
【図4】連動機構を構成する板カム廻りの変形例の拡大
平面図である。
平面図である。
1 商品収納装置 2 商品収納コラム 3 スパイラル部材 4 垂直軸 7 開閉扉 8 連動機構 21 第1ストッパ A 商品
Claims (1)
- 【請求項1】 商品充填用の開閉扉を有する商品収納コ
ラムと、当該商品収納コラム内に収納されて鉛直軸線廻
りに回転するスパイラル部材と、当該スパイラル部材の
上下方向の各間隙に挿填した商品の鉛直軸線廻りの移動
を規制するストッパとを備え、当該ストッパで商品の移
動を規制しておいて、当該スパイラル部材を回転させる
ことにより、最下位の商品から払い出すようにした自動
販売機の商品収納装置において、 前記ストッパを、商品の移動を規制する規制位置と規制
を解く非規制位置との間で移動自在に構成すると共
に、、当該開閉扉の閉塞時に当該ストッパを規制位置に
移動させ、当該開閉扉の開放時に当該ストッパを非規制
位置に移動させる連動手段を備えたことを特徴とする自
動販売機の商品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31272592A JP3258729B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 自動販売機の商品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31272592A JP3258729B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 自動販売機の商品収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139451A true JPH06139451A (ja) | 1994-05-20 |
JP3258729B2 JP3258729B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18032674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31272592A Expired - Fee Related JP3258729B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 自動販売機の商品収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3258729B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP31272592A patent/JP3258729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3258729B2 (ja) | 2002-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011113 |
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