JPH0613902Y2 - 推進用ヒュ−ム管 - Google Patents

推進用ヒュ−ム管

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JPH0613902Y2
JPH0613902Y2 JP1988128617U JP12861788U JPH0613902Y2 JP H0613902 Y2 JPH0613902 Y2 JP H0613902Y2 JP 1988128617 U JP1988128617 U JP 1988128617U JP 12861788 U JP12861788 U JP 12861788U JP H0613902 Y2 JPH0613902 Y2 JP H0613902Y2
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JP
Japan
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joint
injection
fume
propulsion
steel collar
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JP1988128617U
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JPH0250498U (ja
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一夫 藤村
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一夫 藤村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は推進用ヒューム管に関するもので、更に詳しく
は、推進用ヒューム管の軸線方向端部同士を連結して設
置した後に於ける漏水を防止する推進用ヒューム管に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種推進用ヒューム管aにおける漏水防止対策
としては特願昭58−141616号があり、これは第4図に示
したように、鋼管カラーbで覆われる接合部cの止水リ
ングdを装着する溝e間に注入部fを設けこの注入部f
からグラウト材を注入する構造である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、鋼管カラーと、該鋼管カラーが嵌着される凹部
間の付着が悪くなると、この部分から漏水が生ずる。
そして、特に推進用ヒューム管を埋設した後にこの漏水
を修理することは不可能である。
そこで、本考案は上記問題点に鑑みて案出されたもの
で、継手部分からの漏水を防止可能な推進用ヒューム管
の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案の推進用ヒューム管にお
いては、ヒューム管の軸線方向一方端部には鋼製カラー
の内径より小さい外径の第1の接合部を設け、他方端部
には鋼製カラーの肉厚分削設した第2の接合部を設け、
この第2の接合部に同幅延設した鋼製カラーを固定し、
前記第1の接合部には複数個の溝を設けると共に該溝間
に管壁を貫通する注入部を設け、かつ前記溝に止水リン
グを配置したものにおいて、 第2の接合部には漏水時ヒューム管の内側からグラウト
材を注入して漏水を止めるため、注入溝を設けると共に
該注入溝位置に、管壁を貫通させて、鋼製カラー内面と
該接合部間にグラウト材が注入可能な注入部を設けたこ
とを特徴としている。
また、前記第2の接合部には、注入部の代わりに、漏水
時所定手段で貫通孔を穿設することを特徴としている。
〔作用〕
上記構成の推進用ヒューム管では、一方ヒューム管の第
1の接合部に他方ヒューム管の鋼製カラーを挿着し、第
1の接合部からの漏水が生じた場合には管の内方から注
入部にポリウレタン樹脂等のグラウト材を注入して漏水
を止める。
他方、施工の前後において、鋼製カラーと第2の接合部
の接合箇所から漏水が発生した場合は、前記第2の接合
部の注入部から注入溝にグラウト材を注入して漏水を止
めるか、所定の孔開け手段で注入溝まで貫通孔を穿設
し、この貫通孔からグラウト材を注入して漏水を止め
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施態様をあらわした第1図〜第3図
に基づいて説明する。
ヒューム管1の軸線方向一方端部2には第1の接合部3
が設けてあり、この第1の接合部3は鋼製カラー14の内
径よりやや小さい外径に形成され、該第1の接合部3に
は止水リング8を装着する溝4が複数個設けてある。
また、該溝4間には、グラウト材(図示省略)注入のた
めに、ヒューム管1の管壁を貫通する筒状の注入部5が
設けてある。
この注入部5下端にはキャップ6が螺着してあり、また
注入部5の下端周辺は、キャップ6が容易に取り外し可
能に凹部7が設けてある。
ヒューム管1の軸線方向他方端部9には、鋼製カラー14
の肉厚分程度削設した第2の接合部10が設けてあり、同
幅延設した鋼管カラー14が固着されている。
また、該第2の接合部10には、漏水時ヒューム管1の内
側からグラウト材を注入して漏水を止めるため、環状の
注入溝11を設けられている。
また、前記注入溝11位置にはヒューム管1の管壁を貫通
させて、鋼製カラー14内面と第2の接合部10間にグラウ
ト材が注入可能な注入部5が設けられている。
さらに、第2の接合部10には、第2の実施例をあらわし
た第3図のように、前記注入部5の代わりに、ドリル12
を用いて漏水時所定手段で注入溝11に通ずる貫通孔13を
穿設し、グラウト材が注入可能にされている。
〔考案の効果〕
上記構成の本考案によれば、第2の接合部のコンクリー
ト面と鋼製カラー内面間から漏水が生じた場合には、ヒ
ューム管の内側から、注入部若しくは貫通孔にグラウト
材を注入し、この部分からの漏水を完全に防止できる。
すなわち、ヒューム管の第2の接合部と鋼製カラーは一
体となっているため、この部分に剥離が生じた場合に漏
水が生ずるが、この時注入部又は貫通孔より注入された
グラウト材は、環状の注入溝より剥離の生じた接合部と
鋼製カラー間に充填すると、水と反応して固まり漏水が
防止できる。
特に、ヒューム管を埋設後には、従来のように補修ヒュ
ーム管を堀り起こすことなく、ヒューム管の内方から補
修できるため補修作業が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のヒューム管の断面図、第2図は要部の
断面図、第3図は第2図の実施例の要部断面図、第4図
は従来例のヒューム管の断面図である。 図中、1はヒューム管、3は第1の接合部、4は溝、5
は注入部、7は凹部、8は止水リング、10は第2の接合
部、13は貫通孔、14は鋼製カラーである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒューム管の軸線方向一方端部には鋼製カ
    ラーの内径より小さい外径の第1の接合部を設け、他方
    端部には鋼製カラーの肉厚分削設した第2の接合部を設
    け、この第2の接合部に同幅延設した鋼製カラーを固定
    し、前記第1の接合部には複数個の溝を設けると共に該
    溝間に管壁を貫通する注入部を設け、かつ前記溝に止水
    リングを配置したものにおいて、 第2の接合部には漏水時ヒューム管の内側からグラウト
    材を注入して漏水を止めるため、注入溝を設けると共に
    該注入溝位置に、管壁を貫通させて、鋼製カラー内面と
    該接合部間にグラウト材が注入可能な注入部を設けたこ
    とを特徴とする推進用ヒューム管。
  2. 【請求項2】第2の接合部には、注入部の代わりに、漏
    水時所定手段で貫通孔を穿設することを特徴とする請求
    項1に記載の推進用ヒューム管。
JP1988128617U 1988-09-30 1988-09-30 推進用ヒュ−ム管 Expired - Lifetime JPH0613902Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034592A (ja) * 1983-08-02 1985-02-22 藤村 一夫 推進用ヒュ−ム管
JPS6252195A (ja) * 1985-09-02 1987-03-06 三井東圧化学株式会社 植物の育成方法

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