JPH0613795Y2 - 吸着式自動ねじ締め機 - Google Patents
吸着式自動ねじ締め機Info
- Publication number
- JPH0613795Y2 JPH0613795Y2 JP1987027904U JP2790487U JPH0613795Y2 JP H0613795 Y2 JPH0613795 Y2 JP H0613795Y2 JP 1987027904 U JP1987027904 U JP 1987027904U JP 2790487 U JP2790487 U JP 2790487U JP H0613795 Y2 JPH0613795 Y2 JP H0613795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction pipe
- hole
- guide
- holding hole
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドライバビットを内挿する吸着パイプの先端に
比較的脚長の短いねじ、ボルト等のねじ部品を吸着保持
する自動ねじ締め機において、特に、これらねじ部品が
転倒することなく正確に吸着保持されるようにした吸着
式自動ねじ締め機に関するものである。
比較的脚長の短いねじ、ボルト等のねじ部品を吸着保持
する自動ねじ締め機において、特に、これらねじ部品が
転倒することなく正確に吸着保持されるようにした吸着
式自動ねじ締め機に関するものである。
従来からこのようなねじ部品をドライバビットの先端に
吸着保持するようにしたねじ締め機として、例えば実開
昭61−81881号公報に示すようなものがある。こ
れは第6図に示すような構成になっており、ノーズ120
の先端には対向して先端が互いに当接するように一対の
ジョー130が揺動可能に取付けてあり、ノーズ120の中心
線上にはドライバビット111を内挿する吸着パイプ112が
摺動可能に貫挿されている。この吸着パイプ112の前方
のジョー130にはエアーにより圧送されたねじ部品140を
保持する保持穴132が形成されている。そしてこの保持
穴132に保持されているねじ部品140を吸着パイプ112で
吸着してワーク(図示せず)に締付けるようになってい
る。
吸着保持するようにしたねじ締め機として、例えば実開
昭61−81881号公報に示すようなものがある。こ
れは第6図に示すような構成になっており、ノーズ120
の先端には対向して先端が互いに当接するように一対の
ジョー130が揺動可能に取付けてあり、ノーズ120の中心
線上にはドライバビット111を内挿する吸着パイプ112が
摺動可能に貫挿されている。この吸着パイプ112の前方
のジョー130にはエアーにより圧送されたねじ部品140を
保持する保持穴132が形成されている。そしてこの保持
穴132に保持されているねじ部品140を吸着パイプ112で
吸着してワーク(図示せず)に締付けるようになってい
る。
しかしながら、このような従来の装置は、頭部に対して
脚長が比較的長いねじ部品の供給においては問題がない
が、頭部径に対して脚長がほぼ同じ程度のねじ部品にお
いては、このねじ部品がエアーにより圧送されてくると
きにこのねじ部品が転倒したり、傾斜して保持されたり
して常時正確に保持されない等の問題がある。これはこ
の従来例に示した構成即ち、ドライバビットを内挿する
吸着パイプが進入可能な内径を有する保持穴がジョーに
は必要であることからであり、このような装置ではこの
ねじ部品を自動的に締付けることは全く不可能であっ
た。
脚長が比較的長いねじ部品の供給においては問題がない
が、頭部径に対して脚長がほぼ同じ程度のねじ部品にお
いては、このねじ部品がエアーにより圧送されてくると
きにこのねじ部品が転倒したり、傾斜して保持されたり
して常時正確に保持されない等の問題がある。これはこ
の従来例に示した構成即ち、ドライバビットを内挿する
吸着パイプが進入可能な内径を有する保持穴がジョーに
は必要であることからであり、このような装置ではこの
ねじ部品を自動的に締付けることは全く不可能であっ
た。
本考案は以上の問題点を解決するとともに動作の確実な
装置の提供を目的として案出されたドライバビットを回
転かつ摺動可能に内挿する吸着パイプを備えるととも
に、吸着パイプの先端側にねじ部品を受ける保持穴を持
つ摺動ブロックをその保持穴がドライバビットの中心線
と吸着パイプと平行に取付けられた供給パイプの中心線
との間で往復移動するように嵌装したガイドブロックを
備え、このガイドブロックの吸着パイプ側に吸着パイプ
が通過可能なガイド穴21を設け、さらに摺動ブロックの
保持穴内のねじ部品を前記吸着パイプの前方に位置さ
せ、保持穴内のねじ部品をドライバビットの先端に吸着
するように構成した吸着式自動ねじ締め機において、 ガイドブロックのガイド穴の延長上に位置して吸着パイ
ブが挿通可能な空隙を設けるとともに、摺動ブロックの
移動方向の長さを保持穴が供給パイプに一致する時摺動
ブロックが前記ガイド穴および空隙を遮断しない大きさ
としている。
装置の提供を目的として案出されたドライバビットを回
転かつ摺動可能に内挿する吸着パイプを備えるととも
に、吸着パイプの先端側にねじ部品を受ける保持穴を持
つ摺動ブロックをその保持穴がドライバビットの中心線
と吸着パイプと平行に取付けられた供給パイプの中心線
との間で往復移動するように嵌装したガイドブロックを
備え、このガイドブロックの吸着パイプ側に吸着パイプ
が通過可能なガイド穴21を設け、さらに摺動ブロックの
保持穴内のねじ部品を前記吸着パイプの前方に位置さ
せ、保持穴内のねじ部品をドライバビットの先端に吸着
するように構成した吸着式自動ねじ締め機において、 ガイドブロックのガイド穴の延長上に位置して吸着パイ
ブが挿通可能な空隙を設けるとともに、摺動ブロックの
移動方向の長さを保持穴が供給パイプに一致する時摺動
ブロックが前記ガイド穴および空隙を遮断しない大きさ
としている。
上記吸着式自動ねじ締め機では、摺動ブロックの保持穴
に供給パイプからねじ部品が供給されると、摺動ブロッ
クがその保持穴をガイドブロックのガイド穴の延長上に
位置させるように移動する。その後、吸着パイプとドラ
イバビットが前進し、ガイド穴を貫通して摺動ブロック
に当接して停止する。同時に、吸着パイプによりねじ部
品が吸着され、ドライバビットの先端に保持される。
に供給パイプからねじ部品が供給されると、摺動ブロッ
クがその保持穴をガイドブロックのガイド穴の延長上に
位置させるように移動する。その後、吸着パイプとドラ
イバビットが前進し、ガイド穴を貫通して摺動ブロック
に当接して停止する。同時に、吸着パイプによりねじ部
品が吸着され、ドライバビットの先端に保持される。
この状態で、吸着パイプおよびドライバビットが後退す
ると、摺動ブロックはその保持穴が供給パイプに一致す
る位置まで移動し、次回のねじ部品の供給を受ける。こ
の時、再度吸着パイプとドライバビットが前進して、ガ
イド穴およびその延長上の空隙を貫通して所定位置まで
達してねじ部品を正規の姿勢に保持して締付けることが
できる。
ると、摺動ブロックはその保持穴が供給パイプに一致す
る位置まで移動し、次回のねじ部品の供給を受ける。こ
の時、再度吸着パイプとドライバビットが前進して、ガ
イド穴およびその延長上の空隙を貫通して所定位置まで
達してねじ部品を正規の姿勢に保持して締付けることが
できる。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づき説
明する。第4図および第5図に置いて、1はベース2に
直立固定した第1、第2ブラケット3、4に両端が固定
されている一対のガイド棒である。このガイド棒1には
ドライバビット11を回転且つ摺動可能に内挿する吸着パ
イプ12を先端に取付けたドライバユニット10が取付部材
5を介して往復動可能に取付けられている。この取付部
材5にはベース2に固定したドライバ往復駆動源6が取
付けてあり、ドライバユニット10はこれにより往復動さ
れる構成である。7はこのドライバユニット10の移動位
置を調整する第1ストッパである。
明する。第4図および第5図に置いて、1はベース2に
直立固定した第1、第2ブラケット3、4に両端が固定
されている一対のガイド棒である。このガイド棒1には
ドライバビット11を回転且つ摺動可能に内挿する吸着パ
イプ12を先端に取付けたドライバユニット10が取付部材
5を介して往復動可能に取付けられている。この取付部
材5にはベース2に固定したドライバ往復駆動源6が取
付けてあり、ドライバユニット10はこれにより往復動さ
れる構成である。7はこのドライバユニット10の移動位
置を調整する第1ストッパである。
また、前記第1ブラケット3には部品保持装置を構成す
るガイド板8が固定してあり、第1図に示すように、こ
のガイド板8にはガイドブロック20が固定されている。
このガイドブロック20には前記ドライバビット11を内挿
する吸着パイプ12の先端が遊挿されたガイド穴21とこの
ガイド穴21の延長上に後記する摺動ブロック30の移動路
を挟んだ位置に前記吸着パイプが通過可能な空隙21aが
形成してあり、このガイド穴21と適当な間隔をあけたガ
イドブロック20の位置にはこれと平行に供給穴22が形成
されている。この供給穴22には作業サイクル毎にねじ部
品40をエアーを介して圧送する部品供給装置(図示せ
ず)に連結された供給ホース9を取付けた供給パイプ23
が連通している。
るガイド板8が固定してあり、第1図に示すように、こ
のガイド板8にはガイドブロック20が固定されている。
このガイドブロック20には前記ドライバビット11を内挿
する吸着パイプ12の先端が遊挿されたガイド穴21とこの
ガイド穴21の延長上に後記する摺動ブロック30の移動路
を挟んだ位置に前記吸着パイプが通過可能な空隙21aが
形成してあり、このガイド穴21と適当な間隔をあけたガ
イドブロック20の位置にはこれと平行に供給穴22が形成
されている。この供給穴22には作業サイクル毎にねじ部
品40をエアーを介して圧送する部品供給装置(図示せ
ず)に連結された供給ホース9を取付けた供給パイプ23
が連通している。
さらに、これら供給穴22の中心線とドライバット11の中
心線の延長線上のガイドブロック20にはこれらに直交す
る方向に往復動可能な摺動ブロック30が嵌装してあり、
この摺動ブロック30はガイドブロック20に固定された分
離ピストンシリンダ31により往復動される構成である。
この摺動ブロック30の移動方向の長さは、その保持穴32
が供給パイプ23に一致する時摺動ブロック30が前記ガイ
ド穴21および空隙21aを遮断しない大きさとなるように
構成されている。また、この摺動ブロック30には前記供
給穴22と吸着パイプ12に夫々の位置で交互に一致する保
持穴32が形成されている。この保持穴32の穴径は前記供
給穴22及び吸着パイプ12の穴径とほぼ同じであり、これ
はねじ部品40の直径にほぼ等しいかあるいは僅かだけ大
きく形成されている。保持穴32の先端部にはこれに直交
する方向から固定阻止部材33が交叉して植設してあり、
この固定阻止部材33との間に所望のねじ部品40の長さよ
りも長い間隔をあけた保持穴32内の位置にはねじ部品40
の逆流を阻止する可動阻止部材34が出没する摺動穴35が
前記固定阻止部材33と平行に突設されている。
心線の延長線上のガイドブロック20にはこれらに直交す
る方向に往復動可能な摺動ブロック30が嵌装してあり、
この摺動ブロック30はガイドブロック20に固定された分
離ピストンシリンダ31により往復動される構成である。
この摺動ブロック30の移動方向の長さは、その保持穴32
が供給パイプ23に一致する時摺動ブロック30が前記ガイ
ド穴21および空隙21aを遮断しない大きさとなるように
構成されている。また、この摺動ブロック30には前記供
給穴22と吸着パイプ12に夫々の位置で交互に一致する保
持穴32が形成されている。この保持穴32の穴径は前記供
給穴22及び吸着パイプ12の穴径とほぼ同じであり、これ
はねじ部品40の直径にほぼ等しいかあるいは僅かだけ大
きく形成されている。保持穴32の先端部にはこれに直交
する方向から固定阻止部材33が交叉して植設してあり、
この固定阻止部材33との間に所望のねじ部品40の長さよ
りも長い間隔をあけた保持穴32内の位置にはねじ部品40
の逆流を阻止する可動阻止部材34が出没する摺動穴35が
前記固定阻止部材33と平行に突設されている。
この摺動穴35には第3図に示すように、可動阻止部材34
が貫挿してあり、この可動阻止部材34は前記摺動ブロッ
ク30に固定した阻止部材可動ピストンシリンダ36により
駆動される構成である。また、摺動ブロック30を駆動す
る分離ピストンシリンダ31とは反対側の摺動ブロック30
の端面には第2ストッパ24が固定してあり、これはガイ
ドブロック20に固定されている阻止板25との間で摺動ブ
ロック30の後退を阻止するようになっている。一方、摺
動ブロック30の前進は前記阻止板25に位置調整自在に取
付けられた第3ストッパ26で阻止される構成である。
が貫挿してあり、この可動阻止部材34は前記摺動ブロッ
ク30に固定した阻止部材可動ピストンシリンダ36により
駆動される構成である。また、摺動ブロック30を駆動す
る分離ピストンシリンダ31とは反対側の摺動ブロック30
の端面には第2ストッパ24が固定してあり、これはガイ
ドブロック20に固定されている阻止板25との間で摺動ブ
ロック30の後退を阻止するようになっている。一方、摺
動ブロック30の前進は前記阻止板25に位置調整自在に取
付けられた第3ストッパ26で阻止される構成である。
次にこの実施例の動作を説明する。第1図に示すような
状態において、作業開始の信号が入ると、分離ピストン
シリンダ31が縮退し、摺動ブロック30は後退する。この
摺動ブロック30が所定位置まで後退し、保持穴32が供給
パイプ23に連通する供給穴22に一致すると、第2図に示
すように、エアーを介してねじ部品40が1個だけ圧送さ
れるからこのねじ部品40は保持穴32に入り、固定阻止部
材33でねじ部品40は停止する。この後、可動阻止部材34
が保持穴32内に入り、ねじ部品40の逆流を阻止する。こ
のようにして、ねじ部品40が保持穴32に入ると、前記分
離ピストンシリンダ31は伸長し、この摺動ブロック30は
前進して、保持穴32がドライバビット11の中心線と一致
する。これと同時に前記可動阻止部材34が阻止部材可動
ピストンシリンダ36の後退動作により保持穴32内から退
く。続いて、ドライバビット11を内挿する吸着パイプ12
には先端からのエアー吸引作用が行われるので、保持穴
32内に保持されているねじ部品40は吸着パイプ12内のド
ライバビット11の先端に吸着される。この後、分離ピス
トンシリンダ31は再び縮退し、摺動ブロック30も後退し
て前記供給パイプ23に連通している供給穴22に一致して
次のねじ部品40を受け入れ可能にする。一方、既に、吸
着パイプ12に吸着保持されているねじ部品40は第4図に
示すように、ドライバユニット10の前進により、吸着パ
イプ12がガイドブロック20のガイド穴21およびその延長
上の空隙21aを貫通して、ワーク41に当接する直前まで
前進する。この後、この吸着パイプ12は停止し、ドライ
バビット11は回転するので、ねじ部品40はワーク41に締
付けられる。
状態において、作業開始の信号が入ると、分離ピストン
シリンダ31が縮退し、摺動ブロック30は後退する。この
摺動ブロック30が所定位置まで後退し、保持穴32が供給
パイプ23に連通する供給穴22に一致すると、第2図に示
すように、エアーを介してねじ部品40が1個だけ圧送さ
れるからこのねじ部品40は保持穴32に入り、固定阻止部
材33でねじ部品40は停止する。この後、可動阻止部材34
が保持穴32内に入り、ねじ部品40の逆流を阻止する。こ
のようにして、ねじ部品40が保持穴32に入ると、前記分
離ピストンシリンダ31は伸長し、この摺動ブロック30は
前進して、保持穴32がドライバビット11の中心線と一致
する。これと同時に前記可動阻止部材34が阻止部材可動
ピストンシリンダ36の後退動作により保持穴32内から退
く。続いて、ドライバビット11を内挿する吸着パイプ12
には先端からのエアー吸引作用が行われるので、保持穴
32内に保持されているねじ部品40は吸着パイプ12内のド
ライバビット11の先端に吸着される。この後、分離ピス
トンシリンダ31は再び縮退し、摺動ブロック30も後退し
て前記供給パイプ23に連通している供給穴22に一致して
次のねじ部品40を受け入れ可能にする。一方、既に、吸
着パイプ12に吸着保持されているねじ部品40は第4図に
示すように、ドライバユニット10の前進により、吸着パ
イプ12がガイドブロック20のガイド穴21およびその延長
上の空隙21aを貫通して、ワーク41に当接する直前まで
前進する。この後、この吸着パイプ12は停止し、ドライ
バビット11は回転するので、ねじ部品40はワーク41に締
付けられる。
そして、このねじ締め作業が終了し、吸着パイプ12及び
ドライバビット11が元の位置へ復帰すると、前記分離ピ
ストンシリンダ31が伸長してねじ部品40を保持穴32に保
持した状態で第1図に示すように、摺動ブロック30が前
進するから、次のねじ部品40がこのドライバビット11の
中心線上へ供給されて以上の動作が繰返されるようにな
っている。
ドライバビット11が元の位置へ復帰すると、前記分離ピ
ストンシリンダ31が伸長してねじ部品40を保持穴32に保
持した状態で第1図に示すように、摺動ブロック30が前
進するから、次のねじ部品40がこのドライバビット11の
中心線上へ供給されて以上の動作が繰返されるようにな
っている。
尚、この実施例では、ねじ部品40の逆流を阻止するため
に可動阻止部材34を保持穴32に交叉させるようにしてい
るが、ねじ締め方向が下方にある場合は、この可動阻止
部材34を設ける必要はないものであり、しかもこの実施
例のねじ部品40は無頭ねじでも有頭ねじあるいはリベッ
トでもどれであってもよい。
に可動阻止部材34を保持穴32に交叉させるようにしてい
るが、ねじ締め方向が下方にある場合は、この可動阻止
部材34を設ける必要はないものであり、しかもこの実施
例のねじ部品40は無頭ねじでも有頭ねじあるいはリベッ
トでもどれであってもよい。
以上説明した実施例から明らかなように本考案は、ドラ
イバビットを回転かつ摺動可能に内挿する吸着パイプの
先端に、ねじ部品が通過する供給パイプからのねじ部品
を受ける保持穴を持つ摺動ブロックをその保持穴がドラ
イバビットの中心線と供給パイプの中心線との間で往復
移動するように嵌装したガイドブロックを備えるととも
に、このガイドブロックの吸着パイプ側に吸着パイプが
通過可能なガイド穴21を設け さらに、ガイドブロックにガイド穴の延長上に位置して
吸着パイブが挿通可能な空隙を設ける一方、摺動ブロッ
クの移動方向の長さを保持穴が供給パイプに一致する時
摺動ブロックが前記ガイド穴および空隙を遮断しない大
きさとしている。
イバビットを回転かつ摺動可能に内挿する吸着パイプの
先端に、ねじ部品が通過する供給パイプからのねじ部品
を受ける保持穴を持つ摺動ブロックをその保持穴がドラ
イバビットの中心線と供給パイプの中心線との間で往復
移動するように嵌装したガイドブロックを備えるととも
に、このガイドブロックの吸着パイプ側に吸着パイプが
通過可能なガイド穴21を設け さらに、ガイドブロックにガイド穴の延長上に位置して
吸着パイブが挿通可能な空隙を設ける一方、摺動ブロッ
クの移動方向の長さを保持穴が供給パイプに一致する時
摺動ブロックが前記ガイド穴および空隙を遮断しない大
きさとしている。
このため、頭部径に対して脚長がほぼ等しいねじ部品で
あっても、これを正規な姿勢で吸着パイプ内のドライバ
ビットの先端に保持できるばかりか、吸着パイプおよび
ドライバビットをねじ部品吸着後に所定位置まで移動さ
せて位置決めする必要がなく、摺動ブロックを次回のね
じ部品の供給に備えるべく移動させるとともに吸着パイ
プおよびドライバビットを前進させるだけで、所定の締
付け作業を行うことができる等の利点がある。
あっても、これを正規な姿勢で吸着パイプ内のドライバ
ビットの先端に保持できるばかりか、吸着パイプおよび
ドライバビットをねじ部品吸着後に所定位置まで移動さ
せて位置決めする必要がなく、摺動ブロックを次回のね
じ部品の供給に備えるべく移動させるとともに吸着パイ
プおよびドライバビットを前進させるだけで、所定の締
付け作業を行うことができる等の利点がある。
第1図は本考案を示す要部断平面図、第2図は動作状態
を示す第1図と同様の要部断平面図、第3図は可動阻止
部材を示す要部断側面図、第4図は本考案の一実施例を
示す正面図、第5図は第4図の平面図、第6図は従来例
を示す要部断面図である。 1はガイド棒、2はベース、 3は第1ブラケット、4は第2ブラケット、 5は取付部材、 6はドライバ往復駆動源、 7は第1ストッパ、8はガイド板、 9は供給ホース、 10はドライバユニット、11はドライバビット、 12は吸着パイプ、 20はガイドブロック、21はガイド穴、 22は供給穴、23は供給パイプ、 24は第2ストッパ、25は阻止板、 26は第3ストッパ、 30は摺動ブロック、 31は分離ピストンシリンダ、 32は保持穴、33は固定阻止部材、 34は可動阻止部材、35は摺動穴、 36は阻止部材可動ピストンシリンダ、 40はねじ部品、41はワーク、
を示す第1図と同様の要部断平面図、第3図は可動阻止
部材を示す要部断側面図、第4図は本考案の一実施例を
示す正面図、第5図は第4図の平面図、第6図は従来例
を示す要部断面図である。 1はガイド棒、2はベース、 3は第1ブラケット、4は第2ブラケット、 5は取付部材、 6はドライバ往復駆動源、 7は第1ストッパ、8はガイド板、 9は供給ホース、 10はドライバユニット、11はドライバビット、 12は吸着パイプ、 20はガイドブロック、21はガイド穴、 22は供給穴、23は供給パイプ、 24は第2ストッパ、25は阻止板、 26は第3ストッパ、 30は摺動ブロック、 31は分離ピストンシリンダ、 32は保持穴、33は固定阻止部材、 34は可動阻止部材、35は摺動穴、 36は阻止部材可動ピストンシリンダ、 40はねじ部品、41はワーク、
Claims (1)
- 【請求項1】ドライバビットを回転かつ摺動可能に内挿
する吸着パイプを備えるとともに、ねじ部品が通過する
供給パイプからのねじ部品を受ける保持穴を持つ摺動ブ
ロックをその保持穴がドライバビットの中心線と供給パ
イプの中心線との間で往復移動するように嵌装したガイ
ドブロックを備え、摺動ブロックの保持穴内のねじ部品
を前記吸着パイプの前方に位置させ、このガイドブロッ
クの吸着パイプ側に吸着パイプが通過可能なガイド穴21
を設け、保持穴内のねじ部品をドライバビットの先端に
吸着するように構成した吸着式自動ねじ締め機におい
て、 ガイドブロックにガイド穴の延長上に位置して吸着パイ
ブが挿通可能な空隙を設けるとともに、摺動ブロックの
移動方向の長さを保持穴が供給パイプに一致する時摺動
ブロックが前記ガイド穴および空隙を遮断しない大きさ
としたことを特徴とする吸着式自動ねじ締め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987027904U JPH0613795Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 吸着式自動ねじ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987027904U JPH0613795Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 吸着式自動ねじ締め機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133931U JPS63133931U (ja) | 1988-09-01 |
JPH0613795Y2 true JPH0613795Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=30830371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987027904U Expired - Lifetime JPH0613795Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 吸着式自動ねじ締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613795Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54140299A (en) * | 1978-04-24 | 1979-10-31 | Nitto Seiko Kk | Automatic screw feeder |
JPS59205243A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動ねじ締め機 |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP1987027904U patent/JPH0613795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63133931U (ja) | 1988-09-01 |
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