JPH0613614U - 起伏式ベッド - Google Patents

起伏式ベッド

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JPH0613614U
JPH0613614U JP5869092U JP5869092U JPH0613614U JP H0613614 U JPH0613614 U JP H0613614U JP 5869092 U JP5869092 U JP 5869092U JP 5869092 U JP5869092 U JP 5869092U JP H0613614 U JPH0613614 U JP H0613614U
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JP
Japan
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floor plate
back floor
attached
roller
base frame
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Pending
Application number
JP5869092U
Other languages
English (en)
Inventor
敬一 小田
久泰 杉山
Original Assignee
株式会社コムラ製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コムラ製作所 filed Critical 株式会社コムラ製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背部床板を鉛直状に起立させても不意に倒れ
る危険がなく、分解組立が容易な起伏式ベッドを提供す
る。 【構成】 ベッド基枠2に、背部床板5を枢結部材を介
して水平軸心A廻りに揺動可能かつ着脱自在として取付
ける。ベッド基枠2に押上アーム41を揺動可能に枢着す
る。背部床板5に、背部床板5が傾斜状態にて、押上ア
ーム41先端のローラ43が転動可能に係合するチャンネル
型ガイドレール45を取付ける。背部床板5が水平状態に
て、ローラ43に対応するガイドレール45の一部に切欠部
46を形成して、ローラ43を離脱可能に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は起伏式ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の起伏式ベッドは、ベッド基枠に背部床板を揺動可能に枢着し、ベッド基 枠に揺動可能に枢着された押上アームの先端ローラを、背部床板の裏面(下面) に押し当てて、流体シリンダ等にて押上アームを揺動させ、背部床板を起立させ る構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような構造の起伏式ベッドでは、背部床板を鉛直状に起立させる と、不意に背部床板が前方へ倒れてしまう危険性があった。しかも、梱包や運搬 のために、背部床板をベッド基枠から取外して分解することができず、取り扱い が非常に面倒であった。
【0004】 そこで、本考案は従来のこのような問題点を解決する起伏式ベッドを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、ベッド基枠に、背部床板を枢結部材を 介して水平軸心廻りに揺動可能かつ着脱自在として取付け、さらに、該ベッド基 枠に押上アームを揺動可能に枢着し、上記背部床板に、該背部床板が傾斜状態に て、上記押上アーム先端のローラが転動可能に係合するチャンネル型ガイドレー ルを取付けると共に、該背部床板が水平状態にて上記ローラに対応する上記ガイ ドレールの一部に切欠部を形成して、該ローラを離脱可能に構成したものである 。
【0006】
【作用】
背部床板が傾斜状態にある場合、ローラがガイドレールに係合して外れなくな るので、背部床板が鉛直状に起立した状態となっても、背部床板が前方に不意に 倒れることがない。
【0007】 背部床板が水平状態にある場合、枢結部材を外して背部床板を持ち上げれば、 ガイドレールからローラを離脱させて、背部床板をベッド基枠から簡単かつ迅速 に取外すことができる。また、逆にすれば、背部床板をベッド基枠に取付けて容 易に組立てることができる。
【0008】
【実施例】
以下実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0009】 図1と図2は本考案に係る起伏式ベッドの一実施例を示している。この図1と 図2に於て、1は中空角パイプ等からなるフレームであって、このフレーム1は 矩形状のベッド基枠2と、脚部3…とからなる。
【0010】 4は、背部床板5,中間部床板6及び足部床板7からなる床板部材で、各床板 5,6,7は、蝶番等のヒンジ部材8…,9…にて、折畳み展開自在に連結され る。
【0011】 各床板5,6,7は、パイプ材等からなる矩形状枠部10,11,12を有し、各枠 部10,11,12にはネット13…等が張設される。
【0012】 ベッド基枠2の左右の長辺部14,14には、一対の枢結部材15,15を介して、背 部床板5が水平軸心A,A廻りに揺動可能かつ着脱自在として取付けられる。
【0013】 枢結部材15は、図3に示すように、枢結部材15の取付片16の貫孔を介して、蝶 ボルト17を長辺部14のネジ孔に螺着して取付けられ、背部床板5の枠部10に挿通 ・溶着された枢支軸18の端部は、枢結部材15の軸受19を介して回動自在に連結さ れる。
【0014】 また、図1,図2及び図4に示すように、長辺部14,14の略中央部には、中間 部床板6を支持する回転自在な一対の支持ローラ20,20が、固着片21,21を介し て取付けされる。
【0015】 さらに、図1,図2及び図5に示すように、長辺部14,14の一端部には受支レ ール22,22が夫々取付けられ、足部床板7が、支持部材23を介して受支レール22 ,22に支持される。
【0016】 支持部材23は、枢支部24廻りに揺動可能として足部床板7の左右に取付られた 一対の揺動支持板25,25と、揺動支持板25,25の先端に長尺のシャフト26を介し て回転自在に枢着された一対の走行ローラ27,27からなる。28は支持部材23の揺 動を規制するストッパで、揺動支持板25に突出する。
【0017】 受支レール22の内竪壁部29には、図5と図6に示すように、シャフト26を掛止 可能な傾斜状凹部30…が複数形成される。
【0018】 これにより、図1に於て、背部床板5,中間部床板6及び足部床板7を、仮想 線と実線で示すような状態に折畳・展開させることができる。即ち、背部床板5 が仮想線のごとく軸心A,A廻りに揺動すれば、中間部床板6が支持ローラ20, 20上を滑りながら傾動して背部床板5側へ移動し、ヒンジ部材8…側の背部床板 5端縁部及び中間部床板6端縁部が沈み込む。
【0019】 同時に、走行ローラ27,27が受支レール22,22を転動して、足部床板7が傾動 しつつ中間部床板6側へ移動し、ヒンジ部材9…側の中間部床板6端縁部及び足 部床板7端縁部が浮き上がった状態となる。
【0020】 この場合、図6の実線に示すように、走行ローラ27は、内竪壁部29の平坦部31 の間にて受支レール22を転動する。ここで、足部床板7及び支持部材23を持ち上 げて、所望の凹部30に、仮想線の如くシャフト26を掛止させれば、(背部床板5 の揺動とは別に)足部床板7及び中間部床板6をさらに大きく傾けて、自由に好 みの屈折角度に設定することができる。
【0021】 しかして、図7と図8に示すように、ベッド基枠2の下面には、背部床板5に 対応させて偏平箱型のカバー32が付設され、カバー32の底部には駆動モータ33が 固着される。
【0022】 この駆動モータ33に保持片34を介して支持された一方の軸受35と、カバー32の 底部に支持された他方の軸受36にて、スクリューシャフト37が回転自在に枢着さ れ、さらに、駆動モータ33の回転軸とスクリューシャフト37は、カップリング等 を介して連結される。
【0023】 スクリューシャフト37には螺進退自在にナット部材38が螺着される。このナッ ト部材38には、一対のL字型連結リンク39,39の一端部が揺動可能に枢着され、 連結リンク39,39の他端部は枢結軸40を介して、一対のへの字型押上アーム41, 41の中間部(屈折部)に揺動可能に枢結される。
【0024】 押上アーム41,41の先端部には、連結軸42を介して回転自在に、一対のローラ 43,43が枢着され、押上アーム41,41の基端部は、ベッド基枠2のカバー32の端 縁部に、支持軸44を介して揺動可能に枢着される。
【0025】 そして、図7と図9に示すように、背部床板5には、ローラ43,43が転動可能 に係合するチャンネル型ガイドレール45が取付けられ、ガイドレール45の一部( 図例ではガイドレール45の突片部47,47の先端部近傍)には切欠部46が形成され る。
【0026】 この切欠部46の位置は、図7に実線で示す如く背部床板5を水平状に伏せた状 態───以下、水平状態という───において、ローラ43,43の位置に対応する ように配置される。
【0027】 従って、水平状態では、蝶ボルト17(図3参照)を外して背部床板5を持ち上 げれば、ガイドレール45からローラ43,43を離脱させて、床板部材4をベッド基 枠2から簡単に取外すことができる。また、逆にすれば、床板部材4をベッド基 枠2に取付けて簡単に組立ることができる。
【0028】 この水平状態から、駆動モータ33を回転させて、矢印B方向にナット部材38を 螺進させれば、連結リンク39,39により押上アーム41,41が上方へ揺動し、同時 に、押上アーム41,41の先端のローラ43,43がガイドレール45の上壁部48を転動 しながら背部床板5を押上げて、仮想線の如く起立させた状態にすることができ る。
【0029】 そして、水平状態から背部床板5が僅かに起き上がった以降の状態───以下 、傾斜状態という───では、ローラ43,43が、切欠部46から突片部47,47側に 移動して、上壁部48及び突片部47,47にて挟持された状態となってローラ43,43 が外れなくなる。
【0030】 従って、背部床板5の揺動角度αが90°近くになっても、背部床板5が不意に 前方(矢印E方向)へ倒れることがない。
【0031】 また、背部床板5を起立させた状態から、駆動モータ33を逆に回転させ、矢印 B方向と反対方向にナット部材38を螺退させれば、背部床板5を水平状態に戻す ことができる。このときの枢結軸40及び連結軸42の軌跡を符号C,Dで示す。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載するような著大な効果を奏 する。
【0033】 背部床板5が傾斜状態にある場合、ローラ43がガイドレール45に係合して外れ なくなるので、背部床板5の揺動角度αが90°近くになっても、背部床板5が不 意に前方に倒れることがなく安全である。
【0034】 背部床板5が水平状態にある場合、枢結部材15を外して背部床板5を持ち上げ れば、ガイドレール45からローラ43を離脱させて、背部床板5をベッド基枠2か ら簡単かつ迅速に取外すことができる。また、逆にすれば、背部床板5をベッド 基枠2に取付けて容易に組立ることができる。
【0035】 従って、分解して別個に(つまり軽量化及びコンパクト化して)梱包や輸送搬 入を行えるようになり、作業の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】ベッド基枠の要部断面図である。
【図4】ベッド基枠の要部断面図である。
【図5】ベッド基枠の要部断面図である。
【図6】受支レールの断面側面図である。
【図7】カバー近傍の要部断面側面図である。
【図8】カバー近傍の要部平面図である。
【図9】ローラとガイドレールの係合状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
2 ベッド基枠 5 背部床板 15 枢結部材 41 押上アーム 43 ローラ 45 ガイドレール 46 切欠部 A 水平軸心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド基枠2に、背部床板5を枢結部材
    15を介して水平軸心A廻りに揺動可能かつ着脱自在とし
    て取付け、さらに、該ベッド基枠2に押上アーム41を揺
    動可能に枢着し、上記背部床板5に、該背部床板5が傾
    斜状態にて、上記押上アーム41先端のローラ43が転動可
    能に係合するチャンネル型ガイドレール45を取付けると
    共に、該背部床板5が水平状態にて、上記ローラ43に対
    応する上記ガイドレール45の一部に切欠部46を形成し
    て、該ローラ43を離脱可能に構成したことを特徴とする
    起伏式ベッド。
JP5869092U 1992-07-28 1992-07-28 起伏式ベッド Pending JPH0613614U (ja)

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JP5869092U JPH0613614U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 起伏式ベッド

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JPH0613614U true JPH0613614U (ja) 1994-02-22

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JP5869092U Pending JPH0613614U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 起伏式ベッド

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