JPH06135973A - ポリエポキシシラン及び放射線硬化性ポリエポキシシリコーン組成物 - Google Patents

ポリエポキシシラン及び放射線硬化性ポリエポキシシリコーン組成物

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JPH06135973A
JPH06135973A JP5154020A JP15402093A JPH06135973A JP H06135973 A JPH06135973 A JP H06135973A JP 5154020 A JP5154020 A JP 5154020A JP 15402093 A JP15402093 A JP 15402093A JP H06135973 A JPH06135973 A JP H06135973A
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Richard P Eckberg
リチャード・ポール・エックバーグ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエポキシシランおよびポリエポキシシリ
ル末端シリコーンの合成。 【構成】 オレフィンエポキシド及びポリ(H)シラン
の反応によって得られるポリエポキシシラン組成物は触
媒量のオニウム触媒の存在下にUV光線に暴露すると架
橋する。一実施態様においては、オレフィン含有エポキ
シ単量体2モルを一般式R2 SiH2 のビス(H)含有
シランと反応させる。この方法を成功裡に実施するに
は、RhCl3 ・xH2 O がR2 SiH2 へのオレフ
ィンエポキシド2モルのヒドロシリル付加反応の触媒と
して作用し得ることが重要である。得られるジエポキシ
シランは反応性単量体であり、ヨードニウム光触媒の存
在下で紫外線に暴露することによって光重合を生起す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエポキシシラン、特にオ
ニウム塩触媒の存在下で紫外線に暴露すると硬化し得る
ポリエポキシシランに関するものである。エポキシシリ
コーン重合体及びエポキシシロキサン単量体は、たとえ
ばJ.Amer.Chem.Soc.,81,2632
(1959)掲載のE.P.Plueddemann及
びG.Fangerの報文、及びR.J.Koshar
らの米国特許第4,313,988号明細書に記載され
るごとく、4−ビニルシクロヘキセンオキシド(VCH
O)及びアリルグリシジルエーテル(AGE)のような
オレフィンエポキシド単量体を白金触媒の存在下で適切
なSiH−官能性前駆体にヒドロシリル付加させること
によって容易に製造される。さらに、ある種のロジウム
型ヒドロシリル化触媒は、高度にオルガノ官能化された
エポキシシリコーン油及び樹脂の合成において、それら
が望ましくない副反応に対しては触媒作用を示さないと
いう理由で、有用であることも知られている。
【0002】前記引用した文献はいずれもケイ素原子に
結合されたモノエポキシ官能基のみをもちかつ1個又は
それ以上のSi−O結合をもつエポキシシラン又はエポ
キシシロキサンの合成を教示するものである。かゝる物
質は式: [式中、x≧1であり、そしてEは一般式:
【0003】
【化6】
【0004】(式中、Rはアリール、アルキル、シクロ
アルキル、エーテル又は1ないし約20個の炭素原子を
もつ他の炭化水素基である)をもつ]によって表わすこ
とができる。代表的なエポキシドの例は次式:
【0005】
【化7】
【0006】のものを包含する。これらの物質の既知の
処法に通常使用されている白金触媒はEx SiR
4-x (式中、x>1でありそしてEは前記定義したとお
りである)のようなポリエポキシアルキルシランの合成
には有効ではない。白金触媒は通常=SiH2 又は−S
iH3 種へのオレフィン1モルのみの付加反応を促進
し、このことはポリエポキシシラン又はポリエポキシシ
リル誘導体が現在まで知られていないという事実を説明
し得る。
【0007】
【発明の概要】本発明は、オレフィンエポキシド及びポ
リ(H)シランの反応によって形成されるポリエポキシ
シラン組成物が触媒量のオニウム触媒の存在下で紫外線
(UV光線)に暴露されると架橋するとの知見に基づく
ものである。一具体例として、デセンをMeHSiCl
2 に付加させ、ついでMe(C1021)SiCl2 をM
e(C1021)SiH2 に還元し、そして最後にこのシ
ラン中間体にオクテン2モルを付加させる多段階付加に
よるシラ炭化水素、特にCH3 Si(C1021)(C8
172 、の合成が実証された。RhCl3 ・x H2
をR2 SiH2 へのオレフィン2モルのヒドロシリル付
加反応の触媒として使用し得ることがこの方法の遂行に
とって重要である。R2 SiH2 へのオレフィンエポキ
シド2モルの同様の付加反応によって製造されるジエポ
キシシランは反応性単量体であり、これらの単量体はオ
ニウム光触媒の存在下で紫外線に暴露すると光重合を惹
起する。
【0008】本発明によれば、一般式Ex SiR
4-x (式中、x>1であり、各Eは独立的に一般式:
【0009】
【化8】
【0010】のエポキシドの群から選ばれ、各Rは独立
的に水素及び1ないし約20個の炭素原子をもつ炭化水
素基からなる群から選ばれる)をもつポリエポキシシラ
ンが提供される。好ましくは、Eは式:
【0011】
【化9】
【0012】(式中、Rは1ないし約10個の炭素原子
をもつアルキレン基、より好ましくはエチレン基であ
る)の基を表わす。このポリエポキシシラン組成物はエ
ポキシド単量体及びシランを触媒量のロジウム触媒の存
在下でヒドロシリル化反応させることによって製造され
る。別の実施態様においては、放射線硬化性ポリエポキ
シシリル末端シロキサン系は式:
【0013】
【化10】
【0014】(式中、x=2又は3であり、R′及びR
は独立的に水素又は1ないし約20個の炭素原子をもつ
炭化水素基から選ばれ、そしてyは約100までの数、
好ましくは約25ないし約75の範囲の数である)をも
つ。これらの系は触媒量のオニウム塩の存在下で放射線
(すなわち紫外線又はE−ビーム)によって硬化し得
る。
【0015】
【発明の詳細な開示】本発明はポリエポキシシランの合
成及びポリエポキシシリコーンの調製にかゝる物質の使
用を意図するものである。本発明に従えば、式: Ex SiR4-x [式中、x>1であり、Eは独立的に一般式:
【0016】
【化11】
【0017】(式中、各Rは独立的に水素及び1ないし
約20個の炭素原子をもつ炭化水素基からなる群から選
ばれる)のエポキシドの群から選ばれる]をもつエポキ
シシランが提供される。好ましくは、Eは式:
【0018】
【化12】
【0019】(式中、一態様においては、Rは1ないし
約10個の炭素原子をもつアルキレン基、好ましくはエ
チレン基である)の基を表わす。ポリエポキシシランは
オレフィンエポキシドのようなエポキシド単量体及びシ
ランを触媒量のロジウム触媒の存在下にヒドロシリル化
反応させることによって製造し得る。オレフィンエポキ
シドは4−ビニルシクロヘキセンオキシド(VCHO)
及びアリルグリシジルエーテル(AGE)のような単量
体を包含する。
【0020】本発明の一実施態様によれば、触媒はRh
Cl3 ・xH2 O(式中、xは2ないし約4である)で
ある。この触媒の製造に関する詳細はこゝに参考文献と
して引用する米国特許第4,946,818号明細書に
示されている。ポリエポキシシランに加えて、ポリエポ
キシシリル末端シロキサンのような誘導体組成物を製造
し得る。かゝる組成物は一般式:
【0021】
【化13】
【0022】(式中、xは2又は3であり、R及びR′
は1ないし約20個の炭素原子をもつ炭化水素基であ
り、そしてyは約100までの数、好ましくは約25な
いし約75の範囲である)をもつ。好ましくはRは基−
CH3 である。R′は好ましくは基−CH2 CH2 −で
ある。R″はフェニル基又はC4 ないしC20アルキル
基、好ましくはヘキシル基である。
【0023】当業者が本発明をより容易に実施し得る一
助として、以下に実施例を挙げて本発明を例証するが、
これらは何等本発明を限定するものではない。実施例I ジフェニルシラン46g(0.25モル)及びトルエン
108gを500ccのフラスコ中に秤量し、この溶液
に0.02gのRhCl3 ・xH2 Oをメタノール溶液
として導入した。この反応混合物を114℃まで加熱
し、ついで4−ビニルシクロヘキセンオキシド(VCH
O)70g(0.56モル)を65分かゝって滴加し
た。VCHOの供給後、全反応混合物を114℃で3時
間保持した。この反応混合物のFTIR分析は、ジフェ
ニルシランは完全には消費されていないが、SiHの実
質的な喪失が生じたことを示した。ついで、VCHOの
別量10g(0.8モル)と第一段階に匹敵するRhC
3 ・xH2 Oの第二の装入量とを添加し、ついで11
4℃で2.5時間保持した(撹拌下で)。この時点では
SiHは検出されなかった。この生成物溶液中にMeN
(C18372 安定剤0.01gを秤量添加し、ついで
真空下、134℃で1時間ストリッピング処理して溶剤
及び過剰のVCHOを除去した。かくして、96g(理
論値の90%)の極めて粘稠な粘着性の生成物が単離さ
れた。この残渣は70℃では良好な流動性を示し、室温
では過冷液体のごとき挙動を示した。完全に特性値を確
認してはいないが、この生成物の赤外線スペクトルはつ
ぎの構造式:
【0024】
【化14】
【0025】に合致する。この生成物の屈折率、n25 D
は、Ph2 SiH2 出発物質のn25 D =1.580に対
して1.5702であった。実施例II トルエン108g及びRhCl3 ・xH2 O0.03g
を装入した容量500ccのフラスコ中に、実施例Iと
同様にPh2 SiH2 46g(0.25モル)を分散さ
せ、この反応混合物にアリルグリシジルエーテル(AG
E)64g(0.56モル)を102℃で30分かゝっ
て添加した。AGEの添加後、潜在的発熱反応が生起し
て反応混合物の温度は数分で120℃まで上昇した。発
熱がおさまった1時間後に、少量の未反応SiHが検出
されたが、それは新たな三酸化ロジウム水和物及び別量
6gのアリルグリシジルエーテルの添加によって消費さ
れた。懸濁微粒子状物質(おそらくはロジウム金属)を
濾過し、ついで生成物溶液を150℃で真空ストリッピ
ング(前述のごとく)して228センチストークスの粘
度、n25 D =1.5500をもつ油状生成物82gを得
た。この物質の赤外線スペクトルはつぎの構造式:
【0026】
【化15】
【0027】に合致した。ついで、これら二つの物質の
紫外線硬化性を評価した。実施例I、Ph2 SiE2
は75℃で1%の(4−オクチルオキシフェニル)フェ
ニルヨ−ドニウムヘキサフルオルアンチモネート(OP
PIヨードニウム触媒)と混和性であることが判明した
が、この触媒を配合した化合物は<50℃で塗布するに
は粘稠過ぎるものであった。ついで、この触媒配合化合
物の塩化メチレン中の50重量%溶液を製造しそしてこ
の溶液の4ミル厚みの塗膜(乾燥して〜2ミル)をポリ
エチレンクラフト支持体に手で施した。この塗膜をつい
でRPCのQC1202型UVプロセッサー中で集束U
V光に暴露してこの液状塗膜を非粘着性、非移行性、完
全硬化固体に転化するに必要な最低のUV光束を確保さ
せた。これらの試料が熱UVランプの下を通過しつつあ
る間に低沸点の塩化メチレンが蒸発により除去された。
実施例IIの低粘度AGE誘導体は塗布を容易にするため
に溶剤ビヒクルを必要とせず、そしてUV硬化分析はP
2 Si(GE)2 がそのPh2 SiE 2 同族体と同様
に1重量%のOPPIヨードニウム触媒と混和性である
ことを立証した。UV硬化試験の結果を次表に示す。
【0028】PEK上、2ミル、R2 SiE2 ;1%O
PPIヨードニウム触媒
【0029】
【化16】
【0030】エポキシシリコーン重合体のUV硬化フィ
ルムの物理的性質を改善するためには、硬化フィルムの
架橋密度を、約50個又はそれ以上の−SiR2 O−基
が線状又は予備架橋されたエポキシシリコーン油上の反
応性エポキシ基の存在部位間に残存するような程度ま
で、減ずることが必要である(Radtech′90N
orth America Conference P
roceedings,Chicago,pp358−
370のEckbergらの報文参照)。しかしなが
ら、そのようにすると、硬化及び/又は極性ヨードニウ
ム触媒の溶解度を著しく減ずる。
【0031】本発明に従えば、これらのポリエポキシシ
ランの誘導体とみなし得るポリエポキシシリル末端線状
ジメチルシリコーン系は良好な硬化フィルムの性質と速
やかなUV硬化反応及び改善された触媒の相容性とを同
時にもたらすものと考えられる。かゝる重合体は該シリ
コーン分子の各末端部に2個又はそれ以上の極性エポキ
シ基を集結させ、したがって式:
【0032】
【化17】
【0033】(式中、x=2又は3であり、R及びR′
は1ないし約20個の炭素原子をもつ炭化水素基であ
り、yは約100までの整数であり、そしてR″は前記
定義したとおりである)をもつであろう。特定の一実施
態様においては、該重合体は式:
【0034】
【化18】
【0035】(式中、x=2又は3であり、y>50で
あり、そしてRは好ましくはCH3 である)をもち得
る。かゝる特殊な重合体の合成はつぎの様式で遂行され
得たものと理論上考えられる。
【0036】
【化19】
【0037】(式中、Rはアルキル又は芳香族基であ
る。)実際上、R″はフェニル基又は4個又はそれ以上
の炭素原子をもつアルキル基に限定されるものと考えら
れる。ポリエポキシシリル末端シリコーンの製造のため
の別の可能な方法はつぎの反応式で表わされるものであ
る。
【0038】
【化20】
【0039】つぎの実施例は前記した方法に従って合成
されかつ特性値を確定された種々のポリエポキシシラン
を示すものである。実施例 III 比較用の物質としてモノエポキシトリエチルシランを製
造した。容量100ccのフラスコにトリエチルシラン
12g(0.103モル)及び0.5ccのエタノール
中の分散物としてのRhCl3 水和物0.02gを装入
した。この混合物をトルエン30gで処理し、ついで1
13℃まで加熱しそして4−ビニルシクロヘキセンオキ
シド17g(VCHO:0.137モル)を滴加しなが
ら還流した。VCHOを添加し終わった後、反応混合物
を還流状態に2時間保持した。この時点ではSiHはI
R分析によって検出し得なかった。この生成物からトル
エンを溜去させると流動性液体20.2g(収率81
%)が残留した。この生成物の赤外線スペクトルは構造
式Et3 Si(E)(式中、Etはエチル基であり、そ
してEは−CH2 CH2 −シクロヘキセンオキシドであ
る)に合致した。その屈折率nD 25は1.4735(E
3 SiHのnD =1.4123に対して)であった。
【0040】実施例 IV ジエポキシジエチルシランの製造 ジエチルシラン30g(0.34モル)をエタノール1
cc中に分散されたRhCl3 水和物0.04gととも
にトルエン300g中に分散させた。この溶液を還流条
件(97℃、該シランの沸点が56℃であるため)まで
加熱し、ついで120gのVCHO(0.97モル、4
0%過剰)を60分かけて滴加した。この添加中に、還
流温度は徐々に110℃まで上昇した。還流を4時間保
持すると反応性SiHのすべてが失われたことがIRス
ペクトル分析によって判明した。溶剤を真空下80℃で
除去して粘度3000センチポイズの粘稠液体生成物9
1gを得た。この物質のIRスペクトルは標題の生成物
に一致したが、同時に、おそらくは加水分解及びエタノ
ールとSiHとの反応の結果、若干のシロキサンも形成
されたことを示した。この生成物の屈折率は、Et2
iH2 の屈折率1.392に対して、1.4885であ
った。
【0041】実施例 V ジエチルジグリシジルエーテルシランの製造 ジエチルシラン22g(0.25モル)を三塩化ロジウ
ム水和物0.04g(エタノール1cc中の溶液とし
て)とともにトルエン200g中に分散させた。この混
合物を実施例 IV におけると同様に95℃の還流条件ま
で加熱し、そこでアリルグリシジルエーテル(AGE)
70g(0.61モル、20%過剰)を添加した。この
AGEの添加中に還流温度は100℃まで上昇した。こ
のバッチを還流条件に一晩保持するとSiH含量は極め
て小さい赤外線吸収ピークにまで減少した。トルエン及
び過剰のAGEは120℃で数時間、強力な窒素流を掃
射することによって除去した。この生成物は20センチ
ストークスの粘度及び屈折率nD 25=1.4670をも
つ流動性液体であり、その赤外線スペクトルは標題の生
成物に一致し、さらに検出し得る割合のシロキサンの生
成を伴っていた。
【0042】実施例VI ジヘキシルジエポキシシランの製造 ヘキシルシラン(C6 13)SiH3 60g(0.52
モル)を三塩化ロジウム水和物0.06g(エタノール
1cc中)とともにトルエン600g中に溶解した。こ
の溶液を100℃に加熱し、ついでVCHO128g
(1.03モル)を1時間かゝって添加し、その後10
5℃で3時間保持した。この溶液のFTIRスペクトル
をロジウム触媒を除く混合物のすべての成分からなる空
試験溶液のFTIRスペクトルと比較し、そしてこの反
応混合物のSiH吸収は空試験溶液のそれの1/3程度
であったこと、すなわち中間体生成物(ヘキシル)Si
H(E)2 が形成されていたこと、を認めた。こゝでn
−ヘキセン33g(0.4モル)を得られた溶液に50
分かゝってゆっくり添加した。この時点でSiHは検出
できなかった。トルエンを120℃で強力な窒素流を掃
射することにより除去して、粘度800センチポイズを
もつ液状生成物200gを得た。この生成物の屈折率n
D 25は出発物質シランのnD 25=1.4129と比較し
て1.4730であった。前記の実施例において認めら
れたごとく、生成物の赤外線スペクトルに基づいて若干
のシロキサン不純物の存在が認められた。
【0043】実施例 VII ジフェニルビス(5,6−エポキシヘキシル)シランの
製造 ジフェニルシラン27.6g(0.15モル)を三塩化
ロジウム水和物0.02g(エタノール0.5cc中の
溶液として)とともにトルエン100g中に分散させ、
ついでこの溶液を100℃まで加熱し、そこで1,2−
エポキシ−5−ヘキセン32g(0.32モル)を滴加
した。100−110℃で2時間保持した後、IR分析
はSiHが完全に消費されたことを示した。溶剤を溜去
して、残渣45gを15センチストークスの粘度及びn
D 25=1.5532の屈折率をもつ流動性液状生成物と
して得た。この生成物の赤外線分光分析は標題の化合物
の構造に合致し、またシロキサン副生物の存在も認めら
れた。
【0044】これらの物質はいずれも同様の方法で、す
なわち少なくとも2個のSiに結合された水素(Si−
H)(たゞし、単官能性トリエチルシランを使用した実
施例IIIを除外して)を含む種々のシラン単量体に2モ
ルのオレフィンエポキシ単量体をRhCl3 触媒を用い
て付加反応させる方法で、製造された。各実施例につい
て示した構造を第I表に示す。
【0045】 第I表 実施例 構 造 屈 折 率 I Ph2 SiE2 1.5702 II Ph2 Si(GE)2 1.5500 III Et3 SiE 1.4735 IV Et2 SiE2 1.4885 V Et2 Si(GE)2 1.4670 VI (Hex)2 SiE2 1.4730 VII Ph2 Si(HexE)2 1.5532 たゞし、第I表中、
【0046】
【化21】
【0047】上記反応生成物の本質をより明確に理解す
るために、上記したエポキシ生成物及びシラン前駆体の
特定の例についてSi29NMR分析を行った。これらの
物質のスペクトルは標題の生成物及び有意量の加水分解
生成物の生成の事実に合致した。シクロヘキシルエポキ
シ誘導体のNMRスペクトルは該スペクトル中に多重ピ
ークをもたらす環式エポキシ基のエンド−及びエキソ−
異性体の存在によって複雑化される。これらの結果を第
II表に示す。
【0048】 第II表 物 質 Si29吸収ピーク 相対強度 実施例 I -6 ppm(多重線) 74 -10 ppm (多重線) 21 -20.5,-22.0 ppm 5 実施例 II -5,-7 ppm (多重線) 71 -10 ppm (多重線) 22 -19.6,-20.9 ppm 7 実施例 III -7.1 ppm 92 +17 ppm 8 実施例 IV +8ppm (多重線) 45 +18ppm(多重線) 44 -19.5,-22.1 ppm 11 実施例 V +6 ppm(多重線) 44 +16 ppm (多重線) 40 -20,-21.8 ppm 16 実施例 VI -15 ppm ( 多重線) 77 +16 ppm 5 -22.1,-24 ppm 18 実施例 VII -4,-6 ppm (多重線) 61 -10 ppm (多重線) 28 -19.5,-21 ppm 11 Et3 SiH +0.3 ppm 100 Et2 SiH2 -22.8 ppm 100 HexSiH3 -59.6 ppm 100 Ph2 SiH2 -33.2 ppm 100 上記第II表において、これら実験反応生成物のSi29
MRのピークの各々についての上段の記録はポリエポキ
シシラン反応生成物に帰属される領域である。NMRデ
ータのみに基づけば、エポキシシランの形成はEt3
iHとVCHOとの付加物の場合にもっとも円滑に進行
した。この場合における不要ピークはEt3 Si(OE
t)+Et3 SiOSi(Et)2 E“M”−含有単量
体に因るものである。他の反応生成物は有意量のポリシ
ロキサン(約20 ppmにおけるNMRピークによって示
される)、たとえばME DME 及びME x E2を包含
するより複雑なものであった。ポリエポキシシランの収
率はヘキシルシラン誘導体についての約77%からジエ
チルシラン誘導体についての50%より若干低い値まで
の範囲であった。これらの結果は理想よりも低いが、か
ゝる複雑な反応生成物の存在はRhCl3 ・xH2 O触
媒とともに導入されたエタノールが存在する点からみて
驚くべきことではない。反応溶剤を厳密に乾燥するため
の試みはなされなかった。というのは、かゝる方法は通
常慣例的な製造法の実施にはなじまないからである。こ
れらの反応生成物の元素分析は決定的なものではなかっ
た。すなわち、各場合において、シロキサンが生成物中
に存在したというNMRに基づく結論を支持する、理論
%値よりも少ない炭素量及び理論%値よりも多いSi量
が測定された。
【0049】実験反応生成物の純度に関係なく、これら
の組成物のUV硬化活性は良好である。すべての生成物
は1重量%の(4−オクチルオキシフェニル)フェニル
ヨードニウムヘキサフルオルアンチモネート光触媒と混
和性であることが確認された。ポリエチレン−クラフト
基体に塗布された2ミル厚の被覆をUV光に暴露し、そ
してそれを不粘着性かつ非移行性塗膜に硬化するに要す
る最低UV線束を求めた。すべての実験組成物について
のUV硬化の評価結果を次表に示す。
【0050】 実施例No. 硬化に要する最低UV線束 I 25mJ/cm2 II 206 III (単量体:2000mJ/cm2 に暴露後 に粘着性フィルムが認められた。) IV 17 V 190 VI 56 VII 184 *RPC中圧水銀灯 これらの硬化結果は、もっとも速やかな硬化はエポキシ
基が有機系及びシリコーン系に類似するVCHOから誘
導される組成物について得られることを示している。ま
た、ヘキシル基又はフェニル基含有ジエポキシシランと
比較して、ジエチルシラン誘導体中のより低い嵩高性の
エチル基はこれらの条件下でより速やかな硬化を助長す
る。
【0051】オレフィンエポキシド2モルとポリ(H)
シランとの反応によって得られる組成物は、触媒量の相
容性ヨードニウム光触媒の存在下で紫外線に暴露する
際、不粘着性かつ非移行性の保護被膜に効率的に光架橋
され得る。単官能性エポキシトリエチルシランは4−ビ
ニルシクロヘキセンオキシドのような他のモノシクロヘ
キシルエポキシド単量体と同様の挙動を示す。実施例 I
IIのモノエポキシトリエチルシランはそれ単独では硬化
が遅いが、チバ・ガイギー社からCY−179として販
売されているジエポキシ単量体と自由に混和しそしてこ
の物質に対して良好な反応性希釈剤として作用する。C
Y−179中に分散された実施例 IIIのシラン物質10
重量%は被覆剤粘度を400センチストークスから20
0センチストークスまで低下させ、そして驚くべきこと
にUV硬化反応(前記のごとく2ミルのフィルム厚み、
ヨードニウム塩1%使用)を300mJ/cm2 の所要
UV線束から180mJ/cm2 に加速する。これは、
単官能性希釈剤が通常UV硬化被覆材系の硬化反応を減
速する点からみて、予想外の挙動である。
【0052】以上、現時点で本発明の好ましい実施態様
と考えられる事項について詳述したが、本発明の技術思
想を逸脱することなしに種々の変更をなし得ることは当
業者には自明のことであり、したがって特許請求の範囲
においてはかゝる変更及び修正を本発明の技術に属する
ものとして包含するものとする。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシド単量体及びシランを触媒量の
    ロジウム触媒の存在下でヒドロシリル化反応させること
    によって製造される、一般式: Ex SiR4-x (式中、x>1であり、各Eは独立的に一般式: 【化1】 のエポキシドの群から選んだ基であり、そして各Rは独
    立的に水素及び1ないし約20個の炭素原子をもつ炭化
    水素基からなる群から選ばれる)のポリエポキシシラ
    ン。
  2. 【請求項2】 Eが次式: 【化2】 からなるエポキシド単量体の群から選ばれる請求項1記
    載のポリエポキシシラン。
  3. 【請求項3】 Eが式: 【化3】 (式中、各Rは1ないし約8個の炭素原子をもつアルキ
    レン基である)の基を表わす請求項1記載のポリエポキ
    シシラン。
  4. 【請求項4】 Eがビニルシクロヘキセンオキシド、プ
    ロピルグリシジルエーテル又は5,6−エポキシヘキサ
    ンの基である請求項1記載のポリエポキシシラン。
  5. 【請求項5】 一般式: 【化4】 (式中、R及びR′は1ないし約20個の炭素原子をも
    つ炭化水素基であり、xは2又は3であり、そしてyは
    約100までの整数である)をもつポリエポキシシリル
    末端シロキサン組成物。
  6. 【請求項6】 yが約25ないし約75の範囲の整数で
    ある請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 該シランがエポキシド単量体及びシラン
    を触媒量のロジウム触媒の存在下でヒドロシリル化反応
    させることによって製造される請求項5記載の組成物。
  8. 【請求項8】 一般式: 【化5】 (式中、xは2又は3であり、そしてyは>約50であ
    る)をもつ請求項5記載の組成物。
  9. 【請求項9】 2モルまでのオレフィンエポキシドとポ
    リ(H)シランとをロジウム触媒の存在下で反応させる
    ことによって得られる組成物と相容性オニウム型カチオ
    ン系光触媒とを含有してなる紫外線硬化性ポリエポキシ
    シラン。
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