JPH0613593U - リクライニング装置の駆動機構 - Google Patents

リクライニング装置の駆動機構

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JPH0613593U
JPH0613593U JP5915092U JP5915092U JPH0613593U JP H0613593 U JPH0613593 U JP H0613593U JP 5915092 U JP5915092 U JP 5915092U JP 5915092 U JP5915092 U JP 5915092U JP H0613593 U JPH0613593 U JP H0613593U
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JP
Japan
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worm
gear
drive mechanism
motor
reclining device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5915092U
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English (en)
Inventor
祐司 薮谷
浩之 黒田
光治 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
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Publication date
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Publication of JPH0613593U publication Critical patent/JPH0613593U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リクライニング装置の駆動機構のコンパクト
化を図る。 【構成】 モータ本体15の回転を第1ウォーム17、
第1ウォーム17に噛合するハスバ歯車18及びこれと
同軸の小径の平歯車19と、この平歯車19に噛合する
大径の平歯車20及びこれと同軸のネジ歯車21と、こ
のネジ歯車21に噛合するネジ歯車22を介して第2ウ
ォーム23を回転させ、第2ウォーム23に上下2個の
ハスバ歯車25,26を噛合させ、これらと同軸の2個
のピニオンギヤ27,28をベースブラケット2に固定
した内歯歯車29に噛合させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシートバックの傾斜角度を調整するリクライニング装置の駆動機構に 関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のリクライニング装置は、シートバックに取付けたブラケットにモータ の回転力を駆動機構を介して伝達し、シートバックをシートクッションの基端部 を中心として前後に回動させ、シートバックの傾斜角を任意の角度に設定するよ うにしている。
【0003】 従来の駆動機構としては、モータの軸に嵌着した第1ウォームをウォームギヤ に噛合し、このウォームギヤと同軸の第2ウォームをこれと軸が直交するウオー ムギヤに噛合し、このウオームギヤと同軸の第3ウォームをシートクッション側 に回転自在に支承されるギヤに噛合したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のリクライニング装置の駆動機構にあっては、第 3ウォームでのロック時(停止時)のリクライニング部の強度を確保するために 第3ウォームの歯厚を大きくしなければならないので機構が大型になり、しかも 第3ウォームがギヤに外接しているためにそのスペースが必要になるので、スペ ース効率が悪い。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、モータの回転を減速ギヤ列を介してウォーム に伝達し、このウォームの回転を2個のピニオンギヤを介してシートクッション 側に固定された内歯歯車に伝達するようにした。
【0006】
【作用】
モータの回転力でウォームを回転し、このウォームの回転によってシートクッ ション側に固定した内歯歯車に噛み合う2個のピニオンギヤを回転させて内歯歯 車を回転させるので、歯厚を小さくできて、駆動機構のコンパクト化を図れる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係る駆動機構を備えたリクライニング装置を適用したシートの側面図、図2は 同リクライニング装置の駆動機構の側面図、図3は同駆動機構の平面図、図4は 同駆動機構の分解平面図、図5は同駆動機構の要部分解斜視図、図6は同駆動機 構の要部斜視図である。
【0008】 リクライニング装置は、シートクッション1の側面にベースブラケット2を取 付け、このベースブラケット2にボルト3及びナット4(図4参照)で支持した 駆動機構5を介してシートバック6を回動可能に取付けている。
【0009】 駆動機構5は、ベースブラケット2に回転できないように嵌挿したボルト3に 、シートバック結合用サブブラケット10と、このサブブラケット10にリクラ イニング作動規制用及び位相合せ用ピン11を介して連結されるシートバック結 合用サブブラケット12と、このサブブラケット12にボルト13(又はピン) で取付けられるモータ14とを回転可能に装着している。
【0010】 モータ14はモータ本体15及びこのモータ本体15に取付けたギヤケース1 6からなり、ギヤケース16内には、図6に示すように、モータ本体15の回転 軸に形成した第1ウォーム17と、この第1ウォーム17に噛合するハスバ歯車 18と、このハスバ歯車18と同軸の小径の平歯車19と、この平歯車19に噛 合する大径の平歯車20と、この平歯車20と同軸のネジ歯車21と、このネジ 歯車21に噛合するネジ歯車22と、これらの減速ギヤ列を介してモータ本体1 5の回転が伝達されるネジ歯車22と同軸の第2ウォーム23とを収納している 。
【0011】 そして、この第2ウォーム23に上下2個のハスバ歯車(ウオームホイール) 25,26を噛合させ、これらのハスバ歯車25,26と同軸の2個のピニオン ギヤ27,28をベースブラケット2に固定した内歯歯車29に噛合させている 。
【0012】 2個のピニオンギヤ27,28は、図4及び図5に示すように一端部を軸受3 1及び弾性ブッシュ32を介してサブブラケット10にそれぞれ回転自在に支持 され、他端部を軸受33及び弾性ブッシュ34を介してサブブラケット11にそ れぞれ回転自在に支持されている。2個のピニオンギヤ27,28の噛み合い軸 芯は内歯歯車29に対して弾性ブッシュ32,34を介することで偏芯させて配 置し、ピニオンギヤ27,28と内歯歯車29との噛み合い時のガタを防止して いる。
【0013】 また、内歯歯車29は図4に示すようにボルト36(又はピン)によってホル ダ37を介してベースブラケット2に固定している。
【0014】 以上のように構成したリクライニング装置の駆動機構5において、モータ本体 15を駆動することにより第1ウォーム17の回転がハスバ歯車18に一次減速 されて伝達され、更に平歯車19及び平歯車20で二次減速されてネジ歯車21 ,ネジ歯車22を介して第2ウォーム23に伝達される。
【0015】 そして、この第2ウォーム23が回転することによって2個のハスバ歯車25 ,26を介して2個のピニオンギヤ27,28が回転し、内歯歯車29が歯数差 分の減速を伴って回転するが、内歯歯車29がベースブラケット2に固定されて いるので、モータ本体15の回転によって2個のピニオンギヤ27,28が内歯 歯車29に噛み合いながらサブブラケット10,12及びモータ14等が一体と なって回転してシートバック6が回動して傾斜角が変化する。
【0016】 このようにモータの回転をウォームに伝達して2個のピニオンギヤを回転させ 、この2個のピニオンギヤが内接する内歯歯車を回転させることで、歯厚を小さ くできてコンパクト化を図れるとともに、ロック時の強度を確保することができ る。
【0017】 また、モータの回転力の伝達効率は、一般に平歯車間では0.8、ウォームと ハスバ歯車間では0.5とされているところ、3段のウォームを用いた従来例の 場合の伝達効率は0.125(0.5×0.5×0.5)となるのに対し、上記 実施例の伝達効率は0.16(0.5×0.8×0.8×0.5)となり、伝達 効率も向上する。
【0018】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、モータの回転を減速ギヤ列を介してウ ォームに伝達し、このウォームの回転を2個のピニオンギヤを介してシートクッ ション側に固定された内歯歯車に伝達するようにしたので、駆動機構のコンパク ト化を図ることができ、スペース効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る駆動機構を備えたリクライニング
装置を適用したシートの側面図
【図2】同リクライニング装置の駆動機構の側面図
【図3】同駆動機構の平面図
【図4】同駆動機構の分解平面図
【図5】同駆動機構の要部分解斜視図
【図6】同駆動機構の要部斜視図
【符号の説明】
1…シートクッション、2…ベースブラケット、3…ボ
ルト、5…駆動機構、10,12…サブブラケット、1
4…モータ、15…モータ本体、16…ギヤケース、1
7…第1ウォーム、18,25,26…ハスバ歯車、1
9,20…平歯車、21,22…ネジ歯車、27,28
…ピニオンギヤ、29…内歯歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動力によってシートクッショ
    ンに対するシートバックの傾斜角度を調節するようにし
    たリクライニング装置において、前記モータの回転を減
    速ギヤ列を介してウォームに伝達し、このウォームの回
    転を2個のピニオンギヤを介して前記シートクッション
    側に固定された内歯歯車に伝達することを特徴とするリ
    クライニング装置の駆動機構。
JP5915092U 1992-07-31 1992-07-31 リクライニング装置の駆動機構 Withdrawn JPH0613593U (ja)

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JP5915092U JPH0613593U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 リクライニング装置の駆動機構

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JP5915092U JPH0613593U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 リクライニング装置の駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPH0613593U true JPH0613593U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13105034

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JP5915092U Withdrawn JPH0613593U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 リクライニング装置の駆動機構

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JP (1) JPH0613593U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4725154B2 (ja) * 2005-03-25 2011-07-13 アイシン精機株式会社 パワーシート
KR101361954B1 (ko) * 2012-12-24 2014-02-12 주식회사다스 차량용 시트의 폴딩 구현을 위한 리클라이너 모터 각도 제어 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4725154B2 (ja) * 2005-03-25 2011-07-13 アイシン精機株式会社 パワーシート
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003