JPH11235248A - シートのリクライニング機構 - Google Patents
シートのリクライニング機構Info
- Publication number
- JPH11235248A JPH11235248A JP10299414A JP29941498A JPH11235248A JP H11235248 A JPH11235248 A JP H11235248A JP 10299414 A JP10299414 A JP 10299414A JP 29941498 A JP29941498 A JP 29941498A JP H11235248 A JPH11235248 A JP H11235248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- mounting bracket
- seat
- reclining mechanism
- stub shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2213—Gear wheel driven mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2205/00—General mechanical or structural details
- B60N2205/50—Interlocking shaft arrangements transmitting movement between hinge mechanisms on both sides of a seat
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、シートのバック部分とベー
ス部材との間に実質上相対回転を発生させないシートの
リクライニング機構を提供することである。 【解決手段】 従来のシートは、通常、シートのバック
部分が調整可能に傾斜される機構を含んでいる。これら
の機構はオペレータの不快の原因となるシートの部品間
に受け入れがたい相対運動を発生することが知られてい
る。本発明は本発明はシートアセンブリのバック部分に
より画成された一対の離間した伸長部分の間のギア連結
を含んだリクライニング機構を提供する。伸長部分はそ
れぞれギアアセンブリを画成する一対のスタブシャフト
に係合している。各スタブシャフトは六角形状ソケット
を画成し、シャフト部材により相互連結されている。シ
ャフト部材は各ソケットに係合する球面六角形ヘッド部
分を画成しており、シートアセンブリの側部と各スタブ
シャフトとの間の所定量の横方向と不整列を吸収する。
ス部材との間に実質上相対回転を発生させないシートの
リクライニング機構を提供することである。 【解決手段】 従来のシートは、通常、シートのバック
部分が調整可能に傾斜される機構を含んでいる。これら
の機構はオペレータの不快の原因となるシートの部品間
に受け入れがたい相対運動を発生することが知られてい
る。本発明は本発明はシートアセンブリのバック部分に
より画成された一対の離間した伸長部分の間のギア連結
を含んだリクライニング機構を提供する。伸長部分はそ
れぞれギアアセンブリを画成する一対のスタブシャフト
に係合している。各スタブシャフトは六角形状ソケット
を画成し、シャフト部材により相互連結されている。シ
ャフト部材は各ソケットに係合する球面六角形ヘッド部
分を画成しており、シートアセンブリの側部と各スタブ
シャフトとの間の所定量の横方向と不整列を吸収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にシートアセ
ンブリのバック部分(背部分)のリクライニング機構に
関し、特に、シートのバック部分と該バック部分が取り
付けられるシートのベース部分との間の相対運動を実質
上許容しないリクライニング機構に関する。
ンブリのバック部分(背部分)のリクライニング機構に
関し、特に、シートのバック部分と該バック部分が取り
付けられるシートのベース部分との間の相対運動を実質
上許容しないリクライニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械が作動される地形の性質上、機
械のオペレータに快適な乗り心地を提供しないことは建
設機械の作動上よく知られている。このことは特に大型
機械に当てはまる。
械のオペレータに快適な乗り心地を提供しないことは建
設機械の作動上よく知られている。このことは特に大型
機械に当てはまる。
【0003】大型機械においては、オペレータと地面と
の間の距離が大きくなり、地面の荒れた状態が地面とオ
ペレータとの間の距離により増幅されるからである。こ
れはオペレータに不快な乗り心地を提供するばかりでな
く、オペレータが疲れやすくなる。
の間の距離が大きくなり、地面の荒れた状態が地面とオ
ペレータとの間の距離により増幅されるからである。こ
れはオペレータに不快な乗り心地を提供するばかりでな
く、オペレータが疲れやすくなる。
【0004】この状況に対処するために、これらの機械
のオペレータステーション即ち運転室について数多くの
改良がなされている。改良の1つの領域はシートアセン
ブリである。多くのシートアセンブリは異なるサイズの
オペレータを収容するために数多くの調整機構を具備し
ている。
のオペレータステーション即ち運転室について数多くの
改良がなされている。改良の1つの領域はシートアセン
ブリである。多くのシートアセンブリは異なるサイズの
オペレータを収容するために数多くの調整機構を具備し
ている。
【0005】これらの調整機構の1つは、オペレータを
より良く支持し、オペレータの背中部分の快適性を与え
るために、シートのバック部分がベース部分に対して傾
斜することに依存している。
より良く支持し、オペレータの背中部分の快適性を与え
るために、シートのバック部分がベース部分に対して傾
斜することに依存している。
【0006】受入れ可能な調整範囲を提供するという点
において非常に良く機能するいくつかのタイプのリクラ
イニング機構が知られている。しかし、これらの機構の
多くは取付構造中に多くの量の固有の相対運動即ち“遊
び”を有している。この相対運動もまた荒れた地形上を
機械が走行するときに増幅され、不快の源として知られ
ている。
において非常に良く機能するいくつかのタイプのリクラ
イニング機構が知られている。しかし、これらの機構の
多くは取付構造中に多くの量の固有の相対運動即ち“遊
び”を有している。この相対運動もまた荒れた地形上を
機械が走行するときに増幅され、不快の源として知られ
ている。
【0007】代表的なリクライニング機構は、シートバ
ックとシートベースとの間に相対回転を許容するため
に、シートバックの一部分と噛み合う複数のギアを有し
ている。ロック爪がギアの1つに係合してギアの回転を
防止し、これによりシートのバック部分の位置を固定す
る。
ックとシートベースとの間に相対回転を許容するため
に、シートバックの一部分と噛み合う複数のギアを有し
ている。ロック爪がギアの1つに係合してギアの回転を
防止し、これによりシートのバック部分の位置を固定す
る。
【0008】この機構はバック部分の一方の側をロック
するには良く作動するが、1つのロック機構が両側をロ
ックし且つシートバックの両側に対して機械的ストップ
を提供するには問題がある。
するには良く作動するが、1つのロック機構が両側をロ
ックし且つシートバックの両側に対して機械的ストップ
を提供するには問題がある。
【0009】これを達成するためには、動かなくなるこ
と(binding) を発生させずにリクライニング機構のギア
とシートバックとの間の噛み合わせを保証するために、
非常に過大な位置付けするための対策が製造及び組み立
て中に取られなければならない。
と(binding) を発生させずにリクライニング機構のギア
とシートバックとの間の噛み合わせを保証するために、
非常に過大な位置付けするための対策が製造及び組み立
て中に取られなければならない。
【0010】これらの製造及び組み立てについての対策
は高価でありシートのコスト上昇の原因となるばかりで
なく、適切な作動を保証するために組み立てプロセスの
間に数多くの部品を適切に位置付けして、その位置を調
整するのに非常に多くの時間を必要とする。
は高価でありシートのコスト上昇の原因となるばかりで
なく、適切な作動を保証するために組み立てプロセスの
間に数多くの部品を適切に位置付けして、その位置を調
整するのに非常に多くの時間を必要とする。
【0011】本発明は上述した問題の1つあるいはそれ
以上を克服せんとするものである。
以上を克服せんとするものである。
【0012】
【発明の開示】本発明の1つの側面によると、ベース部
材と、このベース部材の両側に取り付けられた第1及び
第2取付ブラケットとを含んだシートのリクライニング
機構が提供される。
材と、このベース部材の両側に取り付けられた第1及び
第2取付ブラケットとを含んだシートのリクライニング
機構が提供される。
【0013】シートのバック部分(背部分)は取付ブラ
ケットの間で、これらの取付ブラケットに回動可能に取
り付けられる。バック部分はその下部部分に一対の伸長
部分を画成している。これらの伸長部分の先端には複数
の歯が形成されており、伸長部分は各取付ブラケットに
隣接するように位置付けされて互いに離間して配置され
ている。
ケットの間で、これらの取付ブラケットに回動可能に取
り付けられる。バック部分はその下部部分に一対の伸長
部分を画成している。これらの伸長部分の先端には複数
の歯が形成されており、伸長部分は各取付ブラケットに
隣接するように位置付けされて互いに離間して配置され
ている。
【0014】六角形状のソケットを有する第1ギアアセ
ンブリが設けられている。第1ギアアセンブリは、バッ
ク部分により画成された伸長部分の一方の上に形成され
たギアと噛み合い係合するように第1取付ブラケットに
回転可能に取り付けられている。
ンブリが設けられている。第1ギアアセンブリは、バッ
ク部分により画成された伸長部分の一方の上に形成され
たギアと噛み合い係合するように第1取付ブラケットに
回転可能に取り付けられている。
【0015】六角形状のソケットを有する第2ギアアセ
ンブリが設けられている。第2ギアアセンブリは、バッ
ク部分により画成された伸長部分の他方の上に形成され
たギアと噛み合い係合するように第2取付ブラケットに
回転可能に取り付けられている。
ンブリが設けられている。第2ギアアセンブリは、バッ
ク部分により画成された伸長部分の他方の上に形成され
たギアと噛み合い係合するように第2取付ブラケットに
回転可能に取り付けられている。
【0016】それぞれ球面六角ヘッドを画成した第1及
び第2端部部分を有するシャフト部材が、第1及び第2
ギアアセンブリにより画成された各ソケット中に受け入
れられるように適合している。シャフト部材は各ギアア
センブリの間の回転を選択的に伝達するか、あるいは各
ギアアセンブリの位置、よってシートのバック部分の位
置をロックする。
び第2端部部分を有するシャフト部材が、第1及び第2
ギアアセンブリにより画成された各ソケット中に受け入
れられるように適合している。シャフト部材は各ギアア
センブリの間の回転を選択的に伝達するか、あるいは各
ギアアセンブリの位置、よってシートのバック部分の位
置をロックする。
【0017】本発明の他の側面によると、シートのバッ
ク部分のリクライニング機構が提供される。リクライニ
ング機構はベース部分と、ベース部分の両側に取り付け
られた第1及び第2取付ブラケットとを含んでいる。
ク部分のリクライニング機構が提供される。リクライニ
ング機構はベース部分と、ベース部分の両側に取り付け
られた第1及び第2取付ブラケットとを含んでいる。
【0018】一対の伸長部分がバック部分により画成さ
れており、各伸長部分はその先端部分に形成された複数
の歯を有している。伸長部分は各取付ブラケットに隣接
するように互いに離間して配置されている。
れており、各伸長部分はその先端部分に形成された複数
の歯を有している。伸長部分は各取付ブラケットに隣接
するように互いに離間して配置されている。
【0019】第1端部部分に六角形状のソケットを画成
したスタブシャフトを有する第1ギアアセンブリが設け
られている。ロックギアがスタブシャフト上に取り付け
られ、第1取付ブラケットの第1の側に位置付けされて
いる。
したスタブシャフトを有する第1ギアアセンブリが設け
られている。ロックギアがスタブシャフト上に取り付け
られ、第1取付ブラケットの第1の側に位置付けされて
いる。
【0020】位置付けギアがスタブシャフトに取り付け
られ、バック部分により画成された伸長部分の一方に噛
み合い係合するように取付ブラケットの第2の側に位置
付けされている。
られ、バック部分により画成された伸長部分の一方に噛
み合い係合するように取付ブラケットの第2の側に位置
付けされている。
【0021】第1端部部分に六角形状のソケットを画成
したスタブシャフトを有する第2ギアアセンブリが設け
られている。位置付けギアが、バック部分により画成さ
れた伸長部分の他方と噛み合い係合するように第2取付
ブラケットの第1の側に取り付けられている。
したスタブシャフトを有する第2ギアアセンブリが設け
られている。位置付けギアが、バック部分により画成さ
れた伸長部分の他方と噛み合い係合するように第2取付
ブラケットの第1の側に取り付けられている。
【0022】それぞれ第1及び第2ギアアセンブリによ
り画成された各六角形状ソケットに係合するように適合
した、球面六角ヘッドを画成した第1及び第2端部部分
を有するシャフト部材が設けられている。
り画成された各六角形状ソケットに係合するように適合
した、球面六角ヘッドを画成した第1及び第2端部部分
を有するシャフト部材が設けられている。
【0023】シャフト部材は、取付ブラケット間の所定
量の横方向の不整合を収容するために、各ギアアセンブ
リに対する所定量の軸方向の移動を収容するように適合
している。
量の横方向の不整合を収容するために、各ギアアセンブ
リに対する所定量の軸方向の移動を収容するように適合
している。
【0024】上述したリクライニング機構によると、シ
ートのバック部分はシートバックの両側の一連の噛み合
ったギアを介して位置付けされロックされる。これは非
常に積極的で強固な構造を提供し、リクライニング機構
の片側のギアに係合するロック装置を必要とするだけで
ある。
ートのバック部分はシートバックの両側の一連の噛み合
ったギアを介して位置付けされロックされる。これは非
常に積極的で強固な構造を提供し、リクライニング機構
の片側のギアに係合するロック装置を必要とするだけで
ある。
【0025】シャフト部材がバック部分の両側に関連し
た第1及び第2ギアアセンブリを連結する。これはバッ
ク部分と各ギアアセンブリとの間のスムーズな相対回転
を許容しながら、バック部分の両側の支持を提供する。
た第1及び第2ギアアセンブリを連結する。これはバッ
ク部分と各ギアアセンブリとの間のスムーズな相対回転
を許容しながら、バック部分の両側の支持を提供する。
【0026】加えるに、ギアアセンブリの一方をロック
するのに応じて、それはバック部分の両側の位置を積極
的にロックする。シャフトは各ギアアセンブリに形成さ
れた六角形状ソケットと相互作用する球面ヘッドを両端
部に有しているので、構成部品の製造あるいは組み立て
中に発生する2つの取付ブラケットの間の相当な程度の
横方向の不整列を許容する。
するのに応じて、それはバック部分の両側の位置を積極
的にロックする。シャフトは各ギアアセンブリに形成さ
れた六角形状ソケットと相互作用する球面ヘッドを両端
部に有しているので、構成部品の製造あるいは組み立て
中に発生する2つの取付ブラケットの間の相当な程度の
横方向の不整列を許容する。
【0027】
【発明を実施するための最良の形態】図面を参照する
と、リクライニング機構15によりベース部材14に調
整可能に取り付けられたバック部分(背部分)12を有
するシートアセンブリ10が示されている。
と、リクライニング機構15によりベース部材14に調
整可能に取り付けられたバック部分(背部分)12を有
するシートアセンブリ10が示されている。
【0028】ベース部材14は概略平面状のプレート部
材であり、シートクッション(図示せず)を支持してい
る。バック部分12はベース部材14に取り付けられた
一対の取付ブラケット16,18の間に取り付けられ
る。
材であり、シートクッション(図示せず)を支持してい
る。バック部分12はベース部材14に取り付けられた
一対の取付ブラケット16,18の間に取り付けられ
る。
【0029】第1取付ブラケット16はベース部材14
の第1側部20に取り付けられ、第2取付ブラケット1
8は取付部材14の第2側部22に取り付けられる。各
取付ブラケットはそれぞれボア26(図4)を画成した
上方に伸長するフランジ24を画成している。
の第1側部20に取り付けられ、第2取付ブラケット1
8は取付部材14の第2側部22に取り付けられる。各
取付ブラケットはそれぞれボア26(図4)を画成した
上方に伸長するフランジ24を画成している。
【0030】各ボア26は各取付ブラケット16,18
にバック部分12を回動可能に取り付けるために、バッ
ク部分12から伸長しているスピンドル28を受け入れ
るようになっている。
にバック部分12を回動可能に取り付けるために、バッ
ク部分12から伸長しているスピンドル28を受け入れ
るようになっている。
【0031】バック部分12は、各取付ブラケット1
6,18の内側のごく近辺に配置されるように、バック
部分12の下部領域に沿って互いに離間した一対の下方
向を向いた伸長部分30,32を画成している。各伸長
部分30,32は複数のギアの歯34を画成している。
6,18の内側のごく近辺に配置されるように、バック
部分12の下部領域に沿って互いに離間した一対の下方
向を向いた伸長部分30,32を画成している。各伸長
部分30,32は複数のギアの歯34を画成している。
【0032】第1ギアアセンブリ36が第1取付ブラケ
ット16に回転可能に取り付けられ、後で詳細に説明す
るように、バック部分12の動きを制御するために伸長
部分30に係合している。
ット16に回転可能に取り付けられ、後で詳細に説明す
るように、バック部分12の動きを制御するために伸長
部分30に係合している。
【0033】図4に最も良く示されるように、第1ギア
アセンブリ36はヘッド部分41を画成した第1端部部
分40を有するスタブシャフト38を含んでいる。六角
形状ソケット42がヘッド部分41に画成され、ヘッド
部分41の外表面に開口している。
アセンブリ36はヘッド部分41を画成した第1端部部
分40を有するスタブシャフト38を含んでいる。六角
形状ソケット42がヘッド部分41に画成され、ヘッド
部分41の外表面に開口している。
【0034】スタブシャフト38は、スタブシャフト3
8を第1取付ブラケット16に回転可能に取り付けるた
めに、第1取付ブラケット16の下部部分に沿って画成
されたボア46中に受け入れられる概略円筒状軸受部分
44を画成している。
8を第1取付ブラケット16に回転可能に取り付けるた
めに、第1取付ブラケット16の下部部分に沿って画成
されたボア46中に受け入れられる概略円筒状軸受部分
44を画成している。
【0035】スタブシャフト38の第2端部部分48に
はネジが切られており、例えばナット50のようなネジ
付締結具を受け入れるために、第1取付ブラケット16
から外側に伸長している。
はネジが切られており、例えばナット50のようなネジ
付締結具を受け入れるために、第1取付ブラケット16
から外側に伸長している。
【0036】テーパ状ハブ部分52が軸受部分44とス
タブシャフト38の第2端部48との間のスタブシャフ
ト38上に画成されている。テーパ状ハブ部分52はそ
の断面が概略長方形状をしており、軸受部分44が第1
取付ブラケット16のボア46中に配置されてスタブシ
ャフト38が位置付けされたとき、第1取付ブラケット
16の第1側部、即ち外側54に位置付けされる。テー
パ状ハブ部分52はわずかな角度で半径方向内側に向い
ており、第1取付ブラケット16に一番近いハブ部分か
ら軸方向外側に伸長している。
タブシャフト38の第2端部48との間のスタブシャフ
ト38上に画成されている。テーパ状ハブ部分52はそ
の断面が概略長方形状をしており、軸受部分44が第1
取付ブラケット16のボア46中に配置されてスタブシ
ャフト38が位置付けされたとき、第1取付ブラケット
16の第1側部、即ち外側54に位置付けされる。テー
パ状ハブ部分52はわずかな角度で半径方向内側に向い
ており、第1取付ブラケット16に一番近いハブ部分か
ら軸方向外側に伸長している。
【0037】第1ギア即ちロックギア56が、スタブシ
ャフト38により画成されたテーパ状ハブ部分52に対
応した形状のテーパ状レセプタクル58を画成してい
る。ロックギア56はハブ部分52上に位置して、ロッ
クギア56とスタブシャフト38との間の如何なる相対
運動も防止するために、スタブシャフト38と線接触す
るように保たれている。この取付位置においては、ロッ
クギア56は第1取付ブラケット16の第1側部54の
近傍に位置付けされている。
ャフト38により画成されたテーパ状ハブ部分52に対
応した形状のテーパ状レセプタクル58を画成してい
る。ロックギア56はハブ部分52上に位置して、ロッ
クギア56とスタブシャフト38との間の如何なる相対
運動も防止するために、スタブシャフト38と線接触す
るように保たれている。この取付位置においては、ロッ
クギア56は第1取付ブラケット16の第1側部54の
近傍に位置付けされている。
【0038】図3及び図4に最も良く示されるように、
ロックギア56の側部60は円弧状溝62を有してい
る。溝62は所定距離離間して配置され、ロックギア5
6の所定の部分に位置付けされた第1及び第2端部部分
64及び66を有している。
ロックギア56の側部60は円弧状溝62を有してい
る。溝62は所定距離離間して配置され、ロックギア5
6の所定の部分に位置付けされた第1及び第2端部部分
64及び66を有している。
【0039】溝62は第1取付ブラケット16にネジ締
結される締め付けネジ68のヘッドを受け入れるように
適合している。溝62は、締め付けネジ68のヘッドが
ロックギア56の回転の全領域に渡り溝62中に収容さ
れるように、ロックギア56の軸周りに配置されてい
る。
結される締め付けネジ68のヘッドを受け入れるように
適合している。溝62は、締め付けネジ68のヘッドが
ロックギア56の回転の全領域に渡り溝62中に収容さ
れるように、ロックギア56の軸周りに配置されてい
る。
【0040】締め付けネジ68のヘッドと溝62の端部
64,66との間の接触が、ロックギア56の回転及び
シートのバック部分52の動きに対する停止手段を画成
する。
64,66との間の接触が、ロックギア56の回転及び
シートのバック部分52の動きに対する停止手段を画成
する。
【0041】第2ギア即ち位置付けギア76が、第1取
付ブラケット16の第2側部、即ち内側80上の第1ギ
アアセンブリ36のスタブシャフト38のシャンク部分
(柄部分)78上に取り付けられている。
付ブラケット16の第2側部、即ち内側80上の第1ギ
アアセンブリ36のスタブシャフト38のシャンク部分
(柄部分)78上に取り付けられている。
【0042】位置付けギア76は伸長部分30上に画成
されたギアの歯34と噛み合っている。位置付けギア7
6はスタブシャフト38のヘッド41と第1取付ブラケ
ット16との間に位置付けされている。
されたギアの歯34と噛み合っている。位置付けギア7
6はスタブシャフト38のヘッド41と第1取付ブラケ
ット16との間に位置付けされている。
【0043】第2ギアアセンブリ82も第1ギアアセン
ブリ36のスタブシャフト38の機能に類似した第2ス
タブシャフト84を含んでいる。スタブ84はヘッド部
分88を画成した第1端部部分86を有している。
ブリ36のスタブシャフト38の機能に類似した第2ス
タブシャフト84を含んでいる。スタブ84はヘッド部
分88を画成した第1端部部分86を有している。
【0044】六角形状ソケット90がヘッド部分88に
形成され、ヘッド部分88の外表面に開口している。ス
タブシャフト84は、スタブシャフト38を第1取付ブ
ラケット16に取り付けるのと同様な方法で、第2取付
ブラケット18中に画成されたボア(図示せず)中に回
転可能に受け入れられる。
形成され、ヘッド部分88の外表面に開口している。ス
タブシャフト84は、スタブシャフト38を第1取付ブ
ラケット16に取り付けるのと同様な方法で、第2取付
ブラケット18中に画成されたボア(図示せず)中に回
転可能に受け入れられる。
【0045】スタブシャフト84の第2端部部分96
は、後に詳細説明される方法でスタブシャフト84を第
2取付ブラケット18に取り付けるために、例えばナッ
ト98のようなネジ付締結具を受け入れる複数のネジを
画成している。
は、後に詳細説明される方法でスタブシャフト84を第
2取付ブラケット18に取り付けるために、例えばナッ
ト98のようなネジ付締結具を受け入れる複数のネジを
画成している。
【0046】第2位置付けギア100が第2スタブシャ
フト84に取り付けられ、第2取付ブラケット18の第
1側部、即ち内側104上に位置付けされている。第2
位置付けギア100はバック部分12により画成された
伸長部分32上に形成されたギア34と噛み合ってい
る。
フト84に取り付けられ、第2取付ブラケット18の第
1側部、即ち内側104上に位置付けされている。第2
位置付けギア100はバック部分12により画成された
伸長部分32上に形成されたギア34と噛み合ってい
る。
【0047】シャフト部材106はそれぞれ球面六角ヘ
ッドを画成した第1及び第2端部部分108及び110
を有している。各端部部分108及び110は、それぞ
れスタブシャフト38及び84により画成された六角形
状ソケット42及び90中に受け入れられる。
ッドを画成した第1及び第2端部部分108及び110
を有している。各端部部分108及び110は、それぞ
れスタブシャフト38及び84により画成された六角形
状ソケット42及び90中に受け入れられる。
【0048】各球面六角ヘッドは、各スタブシャフト3
8及び84に対する限定された軸方向の相対運動を収容
するためにクラウン形状をしている。両端部の形状が六
角形状をしているので、1つのスタブシャフトから他の
スタブシャフトに非常に小さなバックラッシュで、ある
いは全然バックラッシュなしに回転が伝えられる。
8及び84に対する限定された軸方向の相対運動を収容
するためにクラウン形状をしている。両端部の形状が六
角形状をしているので、1つのスタブシャフトから他の
スタブシャフトに非常に小さなバックラッシュで、ある
いは全然バックラッシュなしに回転が伝えられる。
【0049】図3に最も良く示されているように、ロッ
ク爪112が位置114で第1取付ブラケット16に回
動可能に取り付けられている。ロック爪112は1つの
歯118を画成した係合部分116を有している。
ク爪112が位置114で第1取付ブラケット16に回
動可能に取り付けられている。ロック爪112は1つの
歯118を画成した係合部分116を有している。
【0050】ロック爪112はまた、回動取付部分11
4に対して係合部分116からオフセットした解放部材
120を画成している。解放部材120の回転運動が係
合部分116の同様な運動を引き起こす。
4に対して係合部分116からオフセットした解放部材
120を画成している。解放部材120の回転運動が係
合部分116の同様な運動を引き起こす。
【0051】ロック爪112は第1ギアアセンブリ36
のロックギア56に整列して取り付けられている。係合
部分116の歯118は、ロックギア56上に画成され
た隣接する歯に接触するような形状をしている。
のロックギア56に整列して取り付けられている。係合
部分116の歯118は、ロックギア56上に画成され
た隣接する歯に接触するような形状をしている。
【0052】ロック爪112はバネ部材122によりロ
ックギア56に係合する第1位置方向に付勢されてい
る。歯118の角度は、部品の磨耗が発生しても当接部
品間でのバックラッシュがほとんどないように、ロック
ギア56の隣接する2つの歯に接触するような角度であ
る。
ックギア56に係合する第1位置方向に付勢されてい
る。歯118の角度は、部品の磨耗が発生しても当接部
品間でのバックラッシュがほとんどないように、ロック
ギア56の隣接する2つの歯に接触するような角度であ
る。
【0053】ロック爪112の解放部材120がオペレ
ータにより係合され回転されると、歯118はロックギ
ア56との係合が解除されるように回転される。これが
発生すると、ロックギア112及び各シャフトアセンブ
リ上の両方の位置付けギアが自由回転するようになる。
ータにより係合され回転されると、歯118はロックギ
ア56との係合が解除されるように回転される。これが
発生すると、ロックギア112及び各シャフトアセンブ
リ上の両方の位置付けギアが自由回転するようになる。
【0054】これにより、バック部分12がベース部材
14に対して傾斜されるのを許容し、個々のオペレータ
の好みに応じて選択された位置を達成する。
14に対して傾斜されるのを許容し、個々のオペレータ
の好みに応じて選択された位置を達成する。
【0055】
【産業上の利用可能性】リクライニング機構15の作動
中に、通常シートアセンブリ10のベース部材14上に
座っているオペレータが、一方の手でロック爪112の
解放部材120を掴んでわずかばかり回転する。
中に、通常シートアセンブリ10のベース部材14上に
座っているオペレータが、一方の手でロック爪112の
解放部材120を掴んでわずかばかり回転する。
【0056】この回転により、ロック爪112の係合部
分116はロックギア56との係合が外れるように移動
される。これにより、シャフト部材106を介した相互
連結のために、ロックギア56と両方の位置付けギア7
6及び100が共に回転可能となる。
分116はロックギア56との係合が外れるように移動
される。これにより、シャフト部材106を介した相互
連結のために、ロックギア56と両方の位置付けギア7
6及び100が共に回転可能となる。
【0057】位置付けギア76及び100はバック部分
12の各伸長部分30及び32に係合しているので、バ
ック部分12は各取付ブラケット16及び18の回動取
付部分28周りに回動可能となる。
12の各伸長部分30及び32に係合しているので、バ
ック部分12は各取付ブラケット16及び18の回動取
付部分28周りに回動可能となる。
【0058】バック部分12の回転限界は、ロックギア
56中に画成された溝62中に位置付けされる締め付け
ネジ68の形のストップ部材により制御される。オペレ
ータがバック部分12の望ましい角度を見つけたなら、
ロック爪112が解放されて係合部分116がスプリン
グ122の付勢力によりロックギア56に再び強制的に
接触させられる。
56中に画成された溝62中に位置付けされる締め付け
ネジ68の形のストップ部材により制御される。オペレ
ータがバック部分12の望ましい角度を見つけたなら、
ロック爪112が解放されて係合部分116がスプリン
グ122の付勢力によりロックギア56に再び強制的に
接触させられる。
【0059】ロック爪112の係合部分116上の歯1
18は、ロックギア56の隣接する2つの歯にのみ同時
に接触するように形状付けられているので、2つの部材
の間のバックラッシュ即ち相対運動が防止される。
18は、ロックギア56の隣接する2つの歯にのみ同時
に接触するように形状付けられているので、2つの部材
の間のバックラッシュ即ち相対運動が防止される。
【0060】同様に、ロックギア56はテーパ状ハブ部
分52で第1スタブシャフト38に取り付けられている
ので、2つの部品の間に線接触が発生する。この取付方
法により、2つの部品の間に如何なる磨耗が発生しよう
ともバックラッシュなしに回転が伝達される。
分52で第1スタブシャフト38に取り付けられている
ので、2つの部品の間に線接触が発生する。この取付方
法により、2つの部品の間に如何なる磨耗が発生しよう
ともバックラッシュなしに回転が伝達される。
【0061】更に、第1及び第2ギアアセンブリ36及
び82の間の回転の伝達は、シャフト部材106と各ス
タブシャフト38及び82中に画成されたソケット4
2,90との間の六角ヘッド連結を介して達成される。
六角ヘッド連結のために、位置付けギアの間の回転の伝
達中においてもバックラッシュは実質上発生しない。
び82の間の回転の伝達は、シャフト部材106と各ス
タブシャフト38及び82中に画成されたソケット4
2,90との間の六角ヘッド連結を介して達成される。
六角ヘッド連結のために、位置付けギアの間の回転の伝
達中においてもバックラッシュは実質上発生しない。
【0062】その結果、リクライニング機構の全作動範
囲を通して、その両側が積極的に固定され非常に安定し
た、調整可能なバック部分12の取付構造が得られる。
この構造はオペレータの居心地を顕著に向上する。
囲を通して、その両側が積極的に固定され非常に安定し
た、調整可能なバック部分12の取付構造が得られる。
この構造はオペレータの居心地を顕著に向上する。
【0063】本発明により提供される他の利益は、シー
トアセンブリの製造の容易性と組み立ての容易性であ
る。シャフト部材106が球面状あるいはクラウン形状
六角ヘッドを具備しているので、シャフト部材106は
各ギアアセンブリ36及び82に対して所定量軸方向に
移動可能である。
トアセンブリの製造の容易性と組み立ての容易性であ
る。シャフト部材106が球面状あるいはクラウン形状
六角ヘッドを具備しているので、シャフト部材106は
各ギアアセンブリ36及び82に対して所定量軸方向に
移動可能である。
【0064】これは、数多くのシート部品の製造プロセ
スの結果発生する、第1及び第2取付ブラケットの間の
如何なる横方向の整列をも、シャフト部材106が吸収
することを許容する。製造公差が高精度に制御される必
要がないので、製造コスト及びシートの組み立てに要求
される時間が顕著に減少される。
スの結果発生する、第1及び第2取付ブラケットの間の
如何なる横方向の整列をも、シャフト部材106が吸収
することを許容する。製造公差が高精度に制御される必
要がないので、製造コスト及びシートの組み立てに要求
される時間が顕著に減少される。
【0065】本発明の他の側面、目的及び利益は、添付
図面、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究する
ことにより得ることができる。
図面、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究する
ことにより得ることができる。
【図1】本発明の原理を具備したシートアセンブリの一
部分の背面図である。
部分の背面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
10 シートアセンブリ 12 バック部分 14 ベース部材 15 リクライニング機構 16 第1取付ブラケット 18 第2取付ブラケット 36 第1ギアアセンブリ 38 スタブシャフト 56 ロックギア 76 位置付けギア 82 第2ギアアセンブリ 100 第2位置付けギア 112 ロック爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビジャイ・ラマサミ アメリカ合衆国、61614イリノイ、ピオー リア、エヌ・ユニバーシティ6500、ナンバ ー308 (72)発明者 ダニエル・イー・ヘイワード アメリカ合衆国、61523イリノイ、チリコ ス、エヌ・リージェンシー・パーク・プレ イス16207
Claims (15)
- 【請求項1】 シートのリクライニング機構であって、 ベース部材と;ベース部材の第1側部に取り付けられた
第1取付ブラケットと;ベース部材の第2側部に取り付
けられた第2取付ブラケットと;第1及び第2取付ブラ
ケットの間に位置して、第1及び第2取付ブラケットに
回動可能に取り付けられたシートのバック部分と;それ
ぞれその先端部分に複数のギアの歯を有し、互いに離間
して各取付ブラケットに隣接して配置された、バック部
分により画成された一対の伸長部分と;バック部分によ
り画成された前記伸長部分の一方の上に画成されたギア
に噛み合うように第1取付ブラケットに回転可能に取り
付けられた、六角形状ソケットを有する第1ギアアセン
ブリと;バック部分により画成された前記伸長部分の他
方の上に画成されたギアに噛み合うように第2取付ブラ
ケットに回転可能に取り付けられた、六角形状ソケット
を有する第2ギアアセンブリと;選択的に各ギアアセン
ブリの間で回転を伝達するかあるいは各ギアアセンブリ
の位置をロックするために、第1及び第2ギアアセンブ
リにより画成された各ソケットに受け入れられるように
適合した球面六角ヘッドをそれぞれ画成した第1及び第
2端部部分を有するシャフト部材と;を具備したことを
特徴とするシートのリクライニング機構。 - 【請求項2】 第1及び第2取付ブラケットの各々はボ
アを画成しており、前記ボアは各ギアアセンブリを取付
ブラケットに対して相対回転可能なように取り付けるの
に適合している請求項1記載のシートのリクライニング
機構。 - 【請求項3】 第1ギアアセンブリは第1ギア及び第2
ギアを有しており、前記第1ギアは第1取付ブラケット
の第1側部に位置しており、前記第2ギアは第1取付ブ
ラケットの前記第1ギアと反対側の第2側部に位置して
いる請求項2記載のシートのリクライニング機構。 - 【請求項4】 第2ギアアセンブリは第2取付ブラケッ
トの第1側部に取り付けられたギアを有している請求項
2記載のシートのリクライニング機構。 - 【請求項5】 第1ギアアセンブリは六角形状ソケット
を画成した第1端部部分と、軸受部分と、ネジ付第2端
部部分を有するスタブシャフトと、スタブシャフトの第
1端部部分と取付ブラケットの間に位置付けされた前記
第2ギアと、取付ブラケットとスタブシャフトの第2端
部部分にネジ係合された締結具との間に位置付けされた
前記第1ギアを含んでおり、前記スタブシャフトは軸受
部分が第1取付ブラケットにより画成されたボア中に位
置付けされるように、第1取付ブラケットに取り付けら
れている請求項3記載のシートのリクライニング機構。 - 【請求項6】 第1ギアアセンブリの第1ギアはロック
ギアであり、第2ギアは位置付けギアである請求項3記
載のシートのリクライニング機構。 - 【請求項7】 スタブシャフトは概略長方形状のテーパ
状ハブ部分を含んでおり、第1ギアは概略長方形状のテ
ーパ状レセプタクルを有しており、前記ハブ部分は第1
ギアのレセプタクルに受け入れられるように適合して両
者の間の相対運動を実質上発生させずに第1ギアをスタ
ブシャフトに取り付ける請求項5記載のシートのリクラ
イニング機構。 - 【請求項8】 第2ギアアセンブリは六角形状ソケット
を画成した第1端部部分と、軸受部分と、ネジ付第2端
部部分を有する第2スタブシャフトと、第2スタブシャ
フトの第1端部部分と第2取付ブラケットの間に位置付
けされた前記ギアと、第2スタブシャフトの第2端部部
分にネジ係合された締結具とを含んでおり、前記第2ス
タブシャフトは軸受部分が第2取付ブラケットにより画
成されたボア中に位置付けされるように、第2取付ブラ
ケットに取り付けられている請求項4記載のシートのリ
クライニング機構。 - 【請求項9】 第1取付ブラケットにロック爪が取り付
けられており、前記ロック爪は第1ギアに係合するよう
に適合した係合部分と、係合部分から離れた解放部材を
有しており、前記ロック爪は係合部分が第1ギアに係合
してその回転を防止する第1位置と、係合部分が第1ギ
アとの接触から離れる方向に回転されて第1及び第2ギ
アアセンブリの回転とシートのバック部分の角度付けを
許容する第2位置との間で作動可能である請求項2記載
のシートのリクライニング機構。 - 【請求項10】 シャフト部材により画成された球面六
角ヘッドは、第1及び第2取付ブラケットの横方向不整
列を吸収するために、15°〜25°の範囲内に入る第
1及び第2ギアアセンブリの間の軸方向の不整列を吸収
するクラウンを画成している請求項1記載のシートのリ
クライニング機構。 - 【請求項11】 ロックギアは更に、第1取付ブラケッ
トに面する側に所定距離離間して位置付けされた第1及
び第2端部部分を有する円弧状溝を画成しており、前記
円弧状溝は、第1取付ブラケットに取り付けられたスト
ップ部材を受け入れるように適合しており、ストップ部
材と各第1及び第2端部部分との接触が第1及び第2ギ
アアセンブリの回転の限界を決定し、故にシートのバッ
ク部分の最大回動位置を決定する請求項6記載のシート
のリクライニング機構。 - 【請求項12】 シートのバック部分のリクライニング
機構であって、 ベース部分と;ベース部分の両側に取り付けられた第1
及び第2取付ブラケットと;それぞれその先端部に形成
された複数のギアの歯を有し、各取付ブラケットに隣接
して互いに離間して配置された、バック部分により画成
された一対の伸長部分と;第1端部部分上に六角形状ソ
ケットを画成したスタブシャフトと、スタブシャフト上
に取り付けられ第1取付ブラケットの第1側部に位置付
けされたロックギアと、スタブシャフト上に取り付けら
れてバック部分により画成された伸長部分の1つと噛み
合い係合するように、第1取付ブラケットの第2側部に
位置付けされた位置付けギアとを有する第1ギアアセン
ブリと;第1端部部分上に六角形状ソケットを画成した
スタブシャフトと、バック部分により画成された他方の
伸長部分に噛み合い係合するように、第2取付ブラケッ
トの第1側部に取り付けられた位置付けギアとを有する
第2ギアアセンブリと;それぞれ球面六角ヘッドを画成
し、第1及び第2ギアアセンブリにより画成された六角
形状ソケットに係合するように適合した第1及び第2端
部部分を有するシャフト部材とを具備し;前記シャフト
部材は取付ブラケットの間の所定量の横方向の不整列を
吸収するために、各ギアアセンブリに対する所定量の軸
方向の動きを吸収するように適合していることを特徴と
するシートのバック部分のリクライニング機構。 - 【請求項13】 ロック爪が第1取付ブラケット上に取
り付けられていて、ロック爪がロックギアに係合してロ
ックギア、第1及び第2ギアアセンブリ及びバック部分
の回転を防止する第1位置と、ロック爪がロックギアと
の係合から離れる方向に移動されてロックギア、第1及
び第2ギアアセンブリ及びバック部分の回転を許容する
第2位置との間で移動可能である請求項12記載のシー
トのバック部分のリクライニング機構。 - 【請求項14】 ロックギアは第1取付ブラケットに隣
接した面上に円弧状溝を画成しており、前記円弧状溝は
互いに所定距離離間した端部部分を有し、第1取付ブラ
ケットから伸長したストップ部材を受け入れるように適
合しており、円弧状溝の端部部分とストップ部材との間
の接触はシートのバック部分の移動の限界を画成する請
求項12記載のシートのバック部分のリクライニング機
構。 - 【請求項15】 第1ギアアセンブリのスタブシャフト
は概略長方形状を有するテーパ状ハブ部分を画成してお
り、ロックギアは概略長方形状を有するテーパ状レセプ
タクルを画成しており、前記テーパ状ハブ部分はロック
ギアの前記テーパ状レセプタクルに受け入れられるよう
に適合して、実質上相対運動を発生させずに、ロックギ
アをスタブシャフトに取り付ける請求項12記載のシー
トのバック部分のリクライニング機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/974969 | 1997-11-20 | ||
US08/974,969 US5967611A (en) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | Reclining mechanism for a seat assembly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11235248A true JPH11235248A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=25522569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10299414A Pending JPH11235248A (ja) | 1997-11-20 | 1998-10-21 | シートのリクライニング機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5967611A (ja) |
EP (1) | EP0917984A3 (ja) |
JP (1) | JPH11235248A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770136B1 (ko) | 2006-04-18 | 2007-10-24 | 주식회사다스 | 자동차용 시트백의 리클라이닝장치 |
JP2011130984A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Kawaguchi Giken Inc | 物干装置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2358132B (en) | 2000-01-14 | 2003-12-31 | Autoliv Dev | A recliner mechanism for a vehicle seat |
US6712429B2 (en) * | 2002-06-07 | 2004-03-30 | Intier Automotive Inc. | Lost motion dual disc seat recliner assembly |
KR100461104B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2004-12-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 프론트시트의 리클라이너 잠금장치 |
US20070182228A1 (en) * | 2006-01-09 | 2007-08-09 | Elio Paul A | Tube recliner mechanism and seat |
JP5332170B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2013-11-06 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートリクライニング装置 |
JP5470740B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2014-04-16 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートリクライニング装置 |
DE102010005471B4 (de) * | 2010-01-20 | 2019-08-29 | Adient Luxembourg Holding S.À R.L. | Beschlagsystem für einen Fahrzeugsitz |
US10562417B2 (en) * | 2017-03-28 | 2020-02-18 | Ford Global Technologies, Llc | Reclining seat assembly having tension reacting member |
DE102018203306A1 (de) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Sitzbaugruppe mit einer an einem Beschlag gelenkig gelagerten Übertragungswelle |
KR102348183B1 (ko) * | 2020-04-09 | 2022-01-06 | 황종성 | 엉덩이 및 허리 하중 경감형 의자 |
DE102021212191A1 (de) | 2021-10-28 | 2023-05-04 | Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Verstellbaugruppe für einen Fahrzeugsitz |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1091220A (en) * | 1964-11-17 | 1967-11-15 | Keiper Fritz | Improvements in or relating to seats |
DE2552787C3 (de) * | 1975-11-25 | 1979-10-25 | Keiper Automobiltechnik Gmbh & Co Kg, 5630 Remscheid | Gelenkbeschlag für Sitze, insbesondere Fahrzeugsitze |
JPS5755107A (en) * | 1980-09-20 | 1982-04-01 | Toyo Kogyo Co | Reclining apparatus of seat |
JPS5893254U (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | 両側リクライニング装置 |
US4457557A (en) * | 1981-12-30 | 1984-07-03 | Toshiaki Une | Reclining device for use in a vehicle |
JPS612809A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-08 | アイシン精機株式会社 | 傾角調整装置 |
US4657303A (en) * | 1985-11-04 | 1987-04-14 | Canadian A.S.E. Limited | Incremental adjustment device for seat assemblies |
DE3628587A1 (de) * | 1986-08-22 | 1988-04-28 | Opel Adam Ag | Ruecksitz fuer kraftfahrzeuge |
JPH0612711Y2 (ja) * | 1989-05-08 | 1994-04-06 | シロキ工業株式会社 | シート |
US5277672A (en) * | 1989-06-30 | 1994-01-11 | Ets. Cousin Freres | Clearance take up device for so-called continuous epicycloidal train articulations, and its mounting mode |
US5205609A (en) * | 1991-02-05 | 1993-04-27 | Bertrand Faure Ltd. | Eccentric gear backlash take-up mechanism for seat latches |
FR2674195B1 (fr) * | 1991-03-19 | 1993-12-17 | Faure Automobile Bertrand | Mecanisme a train hypocyclouidal pour siege de vehicule comportant un frein anti-reversible a couple differentiel. |
JP3289355B2 (ja) * | 1993-01-20 | 2002-06-04 | アイシン精機株式会社 | シートリクライニング装置 |
DE4340696C1 (de) * | 1993-11-30 | 1995-06-29 | Keiper Recaro Gmbh Co | Rückenlehnenverstellvorrichtung für Sitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
DE4436101C5 (de) * | 1993-11-30 | 2008-12-11 | Keiper Gmbh & Co.Kg | Lehneneinstellbeschlag für Sitze mit verstellbarer Rückenlehne, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
CA2161068C (en) * | 1994-10-21 | 2007-04-24 | David L. Robinson | Seat recliner for reducing chucking |
US5590932A (en) * | 1994-11-07 | 1997-01-07 | Fisher Dynamics Corporation | Anti-chuck seat recliner |
JP3080138B2 (ja) * | 1995-11-08 | 2000-08-21 | 池田物産株式会社 | 両側リクライニング装置 |
US5685610A (en) * | 1996-04-08 | 1997-11-11 | Tachi-S Co., Ltd. | Reclining device for seat |
-
1997
- 1997-11-20 US US08/974,969 patent/US5967611A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-10-12 EP EP98308264A patent/EP0917984A3/en not_active Withdrawn
- 1998-10-21 JP JP10299414A patent/JPH11235248A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770136B1 (ko) | 2006-04-18 | 2007-10-24 | 주식회사다스 | 자동차용 시트백의 리클라이닝장치 |
JP2011130984A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Kawaguchi Giken Inc | 物干装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5967611A (en) | 1999-10-19 |
EP0917984A3 (en) | 2000-03-22 |
EP0917984A2 (en) | 1999-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11235248A (ja) | シートのリクライニング機構 | |
US5295730A (en) | Double enveloping worm and gear seat recliner | |
US6283886B1 (en) | Drive for adjustment devices in motor vehicles | |
US5524970A (en) | Rotary recliner | |
JP4436026B2 (ja) | プラスチックハウジングを有する直線駆動型リクライニング装置 | |
US4836606A (en) | Seat with adjustable back rest | |
JPH0470172B2 (ja) | ||
JPH0640519Y2 (ja) | リクライニング装置 | |
JPH0368682B2 (ja) | ||
JPH0515426A (ja) | シートリクライニング装置 | |
US4384743A (en) | Adjustable stop assembly for limiting the recline angle of a seat back | |
JP3694346B2 (ja) | 調節自在のアームレスト | |
US5556165A (en) | Infinitely adjustable linear actuator for vehicle seat | |
US20050176553A1 (en) | Gear unit fitting for a vehicle seat | |
JP4275961B2 (ja) | リクライニング装置 | |
US6086155A (en) | Rotary seat adjustment mechanism | |
KR101422816B1 (ko) | 자동차 시트용 리클라이닝 장치 | |
JP2500194Y2 (ja) | 車両用シ―トリクライニング装置 | |
AU598083B2 (en) | Reclining angle adjustment device | |
JPH0242511Y2 (ja) | ||
JPH0529141Y2 (ja) | ||
JP2672360B2 (ja) | 両側リクライニング装置の連動機構 | |
GB2163810A (en) | Manual seat recliner with positive locking mechanism | |
RU2811111C2 (ru) | Электромоторный блок регулировки для регулировки наклона поддерживающей части предмета мебели для сидения, содержащей электромоторный блок регулировки, и мебель для сидения | |
JPH0212908Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080408 |