JPH06135674A - 巻上げ装置 - Google Patents
巻上げ装置Info
- Publication number
- JPH06135674A JPH06135674A JP5077607A JP7760793A JPH06135674A JP H06135674 A JPH06135674 A JP H06135674A JP 5077607 A JP5077607 A JP 5077607A JP 7760793 A JP7760793 A JP 7760793A JP H06135674 A JPH06135674 A JP H06135674A
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- JP
- Japan
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- trunnion
- slot
- bridging member
- bridging
- hoisting device
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000011824 nuclear material Substances 0.000 description 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C1/00—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
- B66C1/10—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
- B66C1/105—Lifting beam permitting to depose a load through an opening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C1/00—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
- B66C1/10—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
- B66C1/62—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means comprising article-engaging members of a shape complementary to that of the articles to be handled
- B66C1/66—Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means comprising article-engaging members of a shape complementary to that of the articles to be handled for engaging holes, recesses, or abutments on articles specially provided for facilitating handling thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 持上げられるべき物体のトラニオンまたは同
効部材と係合する巻上げ装置。 【構成】 装置は、夫々のトラニオンの上に下降するよ
うに少なくとも1つの開放スロット38を各々の下端に
有している少なくとも2つの実質的に剛性の懸吊部材1
4を有するビームと、トラニオンの下方で夫々の前記開
放スロット38を架橋させる夫々の着脱自在な部材44
とを含んでおり、着脱自在な部材44は、ビームが巻上
げられるときにトラニオンを支持するように開放スロッ
ト38と係合し得る。 【効果】 装置が比較的剛性であるため、持ち上げられ
るべき物体を懸吊部材に着脱する操作を作業員一人で行
なうことが可能である。
効部材と係合する巻上げ装置。 【構成】 装置は、夫々のトラニオンの上に下降するよ
うに少なくとも1つの開放スロット38を各々の下端に
有している少なくとも2つの実質的に剛性の懸吊部材1
4を有するビームと、トラニオンの下方で夫々の前記開
放スロット38を架橋させる夫々の着脱自在な部材44
とを含んでおり、着脱自在な部材44は、ビームが巻上
げられるときにトラニオンを支持するように開放スロッ
ト38と係合し得る。 【効果】 装置が比較的剛性であるため、持ち上げられ
るべき物体を懸吊部材に着脱する操作を作業員一人で行
なうことが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、持上げられるべき物体
のトラニオンまたは同効部材と係合する巻上げ装置に関
する。より詳細には本発明は、核物質収容容器の運送に
使用される巻上げ装置に関するが、この用途に限定はさ
れない。
のトラニオンまたは同効部材と係合する巻上げ装置に関
する。より詳細には本発明は、核物質収容容器の運送に
使用される巻上げ装置に関するが、この用途に限定はさ
れない。
【0002】
【従来の技術】慣用の巻上げ装置は一般に、その末端の
各々から懸吊されたサイドアームを有するビームを含ん
でおり、サイドアームをビームに連結するために通常は
シャックルが使用されている。シャックル継手は極めて
自在な部材であり、従って、一方のサイドアームの位置
的調整がビーム構造を介して伝達され他方のサイドアー
ムの対応する調整を行なうという操作は容易に得られな
い。
各々から懸吊されたサイドアームを有するビームを含ん
でおり、サイドアームをビームに連結するために通常は
シャックルが使用されている。シャックル継手は極めて
自在な部材であり、従って、一方のサイドアームの位置
的調整がビーム構造を介して伝達され他方のサイドアー
ムの対応する調整を行なうという操作は容易に得られな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、持上げられるべき物体のトラニオン
または同効部材と係合する巻上げ装置を提供する。本発
明装置は、夫々のトラニオンの上に下降するように少な
くとも1つの開放スロットを各々の下端に有している少
なくとも2つの実質的に剛性の懸吊部材を有するビーム
と、トラニオンの下方で夫々の前記スロットを架橋させ
る夫々の着脱自在な部材とを含んでおり、着脱自在な部
材は、ビームが巻上げられるときにトラニオンを支持す
るようにスロットと係合し得る。
の手段】本発明は、持上げられるべき物体のトラニオン
または同効部材と係合する巻上げ装置を提供する。本発
明装置は、夫々のトラニオンの上に下降するように少な
くとも1つの開放スロットを各々の下端に有している少
なくとも2つの実質的に剛性の懸吊部材を有するビーム
と、トラニオンの下方で夫々の前記スロットを架橋させ
る夫々の着脱自在な部材とを含んでおり、着脱自在な部
材は、ビームが巻上げられるときにトラニオンを支持す
るようにスロットと係合し得る。
【0004】好ましくは、懸吊部材の各々がピン継手に
よってビームから支持されており、懸吊部材の回動が実
質的にビームによって制限されている。
よってビームから支持されており、懸吊部材の回動が実
質的にビームによって制限されている。
【0005】望ましくは、スロットが夫々の懸吊部材に
対して長手方向に延びている 好ましくは、スロットがその下端の近傍に架橋部材と係
合する対向ショルダを規定している。
対して長手方向に延びている 好ましくは、スロットがその下端の近傍に架橋部材と係
合する対向ショルダを規定している。
【0006】また、架橋部材が夫々の懸吊部材において
回動機構に枢着されており、回動機構が、架橋部材をス
ロットに近い末端位置とスロットから遠い末端位置との
間で移動させるべく機能するのが有利である。
回動機構に枢着されており、回動機構が、架橋部材をス
ロットに近い末端位置とスロットから遠い末端位置との
間で移動させるべく機能するのが有利である。
【0007】更に、架橋部材の末端位置が、回動機構に
作用する架橋部材の重量によって維持されるのが有利で
ある。
作用する架橋部材の重量によって維持されるのが有利で
ある。
【0008】望ましくは、回動機構と係合し得るラッチ
手段が、装置の巻上げ中にスロット内に係合した架橋部
材を付加的に維持する。
手段が、装置の巻上げ中にスロット内に係合した架橋部
材を付加的に維持する。
【0009】
【実施例】添付図面に示す非限定実施例に基づいて本発
明をより詳細に以下に説明する。
明をより詳細に以下に説明する。
【0010】図1及び図2を参照すると、巻上げ装置1
0は、対向して設けられたサイドアーム14の形態の2
つの等しい懸吊部材を有する架橋ビーム12を含んでい
る。ビーム12は平行な細長い2つのプレート18、2
0を含み、プレート18、20は夫々の両端で、各サイ
ドアーム14の両側に密接的に配置された夫々のスペー
サプレート22、24によって離間した状態に維持され
ている。サイドアーム14の各々は、スペーサプレート
22、24内に各末端が保持されたピン30によって支
持されている。サイドアーム14の幅は、ピン30を軸
とするサイドアームの回動がプレート18、20によっ
て実質的に制限されるような値である。ピン33によっ
てプレート18と20との間に固着された巻上げ構造3
2は、慣用のクレーンフックまたは同効部材(図示せ
ず)を受容するように形成された部分35を有してい
る。
0は、対向して設けられたサイドアーム14の形態の2
つの等しい懸吊部材を有する架橋ビーム12を含んでい
る。ビーム12は平行な細長い2つのプレート18、2
0を含み、プレート18、20は夫々の両端で、各サイ
ドアーム14の両側に密接的に配置された夫々のスペー
サプレート22、24によって離間した状態に維持され
ている。サイドアーム14の各々は、スペーサプレート
22、24内に各末端が保持されたピン30によって支
持されている。サイドアーム14の幅は、ピン30を軸
とするサイドアームの回動がプレート18、20によっ
て実質的に制限されるような値である。ピン33によっ
てプレート18と20との間に固着された巻上げ構造3
2は、慣用のクレーンフックまたは同効部材(図示せ
ず)を受容するように形成された部分35を有してい
る。
【0011】サイドアーム14の各々は、長手方向開放
スロット38を規定する下位部分36を有している。ス
ロット38の下端は、対向するショルダ40、42を規
定するように形成されており、スロット38の上端は、
持上げられるべき物体の夫々のトラニオンまたは同効部
材(図示せず)を受容するように形成されている。夫々
の着脱自在な架橋部材44(1つだけ図示)は、スロッ
ト38を架橋するようにショルダ40、42に配置され
得る。架橋部材44は、ビーム12が巻上げられるとき
にトラニオンを受容しトラニオンの下面を支持するよう
に形成されている。架橋部材44の各々は、ショルダ4
0、42に接近するかまたは該ショルダから離間するよ
うに夫々の回動機構50によって移動され得る。
スロット38を規定する下位部分36を有している。ス
ロット38の下端は、対向するショルダ40、42を規
定するように形成されており、スロット38の上端は、
持上げられるべき物体の夫々のトラニオンまたは同効部
材(図示せず)を受容するように形成されている。夫々
の着脱自在な架橋部材44(1つだけ図示)は、スロッ
ト38を架橋するようにショルダ40、42に配置され
得る。架橋部材44は、ビーム12が巻上げられるとき
にトラニオンを受容しトラニオンの下面を支持するよう
に形成されている。架橋部材44の各々は、ショルダ4
0、42に接近するかまたは該ショルダから離間するよ
うに夫々の回動機構50によって移動され得る。
【0012】次に図3を参照すると、架橋部材44はス
ロット38の内部に配置され、ショルダ40、42に載
置されている。2つのサイドプレート58、60はスロ
ット38の両側で下位部分36から垂直に夫々延びてお
り、サイドプレート58、60の各々は外側に延びるハ
ンドル62、64を夫々備えている。
ロット38の内部に配置され、ショルダ40、42に載
置されている。2つのサイドプレート58、60はスロ
ット38の両側で下位部分36から垂直に夫々延びてお
り、サイドプレート58、60の各々は外側に延びるハ
ンドル62、64を夫々備えている。
【0013】架橋部材44は回動機構を介して、(図示
のごとく)ショルダ40、42に載置された「閉鎖」位
置からショルダ40、42から離間した「開放」位置ま
での移動、及びその逆の移動を行なうことが可能であ
る。回動機構50は、架橋部材44の両側に1つずつ備
えられ且つ架橋部材44を回動アーム70、72に夫々
連結する2つのペグ66、68を有している。回動アー
ム70、72の各々は、夫々の回動軸78、80に夫々
接続された第2のペグ74、76を有しており、回動軸
78、80の反対側の末端はサイドプレート58、60
に夫々接続されている。
のごとく)ショルダ40、42に載置された「閉鎖」位
置からショルダ40、42から離間した「開放」位置ま
での移動、及びその逆の移動を行なうことが可能であ
る。回動機構50は、架橋部材44の両側に1つずつ備
えられ且つ架橋部材44を回動アーム70、72に夫々
連結する2つのペグ66、68を有している。回動アー
ム70、72の各々は、夫々の回動軸78、80に夫々
接続された第2のペグ74、76を有しており、回動軸
78、80の反対側の末端はサイドプレート58、60
に夫々接続されている。
【0014】回動ハンドル82は回動アーム70、72
の間に連結されており且つこれらのアームから突出し
て、部分81、83を形成している。回動機構50は、
「開放」位置及び「閉鎖」位置の架橋部材44の末端位
置が回動機構50に作用する架橋部材44のの重量によ
って維持されるような釣合を有している。
の間に連結されており且つこれらのアームから突出し
て、部分81、83を形成している。回動機構50は、
「開放」位置及び「閉鎖」位置の架橋部材44の末端位
置が回動機構50に作用する架橋部材44のの重量によ
って維持されるような釣合を有している。
【0015】図5に示す「閉鎖」位置においては、架橋
部材44が、回動ハンドル82と係合し得るラッチデバ
イス71によってショルダ40、42に付加的に保持さ
れている。ラッチデバイス71は、離間した2つのラッ
チアーム84、86を有しており、該アームの各々は、
回動ハンドル82の突出した末端部分81、83と夫々
係合する凹部85と、面取りコーナ89の付いた凸状下
端部87とを有している。下端部87は、「開放」位置
から押上げられた回動ハンドル82と係合し、ラッチア
ーム84、86を後方に偏移させ、図5に示すように該
アームが重力によって復帰して回動ハンドル82をラッ
チするように構成されている。
部材44が、回動ハンドル82と係合し得るラッチデバ
イス71によってショルダ40、42に付加的に保持さ
れている。ラッチデバイス71は、離間した2つのラッ
チアーム84、86を有しており、該アームの各々は、
回動ハンドル82の突出した末端部分81、83と夫々
係合する凹部85と、面取りコーナ89の付いた凸状下
端部87とを有している。下端部87は、「開放」位置
から押上げられた回動ハンドル82と係合し、ラッチア
ーム84、86を後方に偏移させ、図5に示すように該
アームが重力によって復帰して回動ハンドル82をラッ
チするように構成されている。
【0016】ラッチアーム84、86は、ラッチハンド
ル88によって互いに連結され、夫々のペグ90、92
によってサイドプレート58、60に連結されている。
ル88によって互いに連結され、夫々のペグ90、92
によってサイドプレート58、60に連結されている。
【0017】図4は、架橋部材44がショルダ42から
離間した「開放」位置に配置され回動ハンドル82が最
も下降した位置に配置されているときの巻上げトラニオ
ン94に載置されたサイドアーム14の下位部分36を
示している。回動ハンドル82を矢印Xの方向に押上げ
ると、回動アーム70がペグ74を軸として回動し、こ
れにより、架橋部材44を「閉鎖」位置まで移動させ
る。閉鎖位置で部材44はショルダ40、42に載置さ
れている(図5に示す)。
離間した「開放」位置に配置され回動ハンドル82が最
も下降した位置に配置されているときの巻上げトラニオ
ン94に載置されたサイドアーム14の下位部分36を
示している。回動ハンドル82を矢印Xの方向に押上げ
ると、回動アーム70がペグ74を軸として回動し、こ
れにより、架橋部材44を「閉鎖」位置まで移動させ
る。閉鎖位置で部材44はショルダ40、42に載置さ
れている(図5に示す)。
【0018】図5において、ピボットハンドル82は最
も上昇した位置まで押上げられており、(図示しない)
ビーム12の昇降中に架橋部材44が閉鎖位置から離脱
するという事故を防止するために、ラッチアーム84の
ラッチ用凹部85に係合している。架橋部材44を「開
放」位置に移動させるために、ラッチハンドル88を矢
印Yの方向に押上げ、ペグ90を軸としてラッチアーム
84を回動させる。ラッチ用凹部85が回動ハンドル8
2から離脱し、回動ハンドル82を矢印Zの方向に引下
げると架橋部材44が「開放」位置に移動する。
も上昇した位置まで押上げられており、(図示しない)
ビーム12の昇降中に架橋部材44が閉鎖位置から離脱
するという事故を防止するために、ラッチアーム84の
ラッチ用凹部85に係合している。架橋部材44を「開
放」位置に移動させるために、ラッチハンドル88を矢
印Yの方向に押上げ、ペグ90を軸としてラッチアーム
84を回動させる。ラッチ用凹部85が回動ハンドル8
2から離脱し、回動ハンドル82を矢印Zの方向に引下
げると架橋部材44が「開放」位置に移動する。
【0019】巻上げ装置10の作動中は、巻上げ構造3
2に取り付けられた(図示しない)天井走行クレーンか
ら懸吊されたフックによってビーム12を巻上げる。双
方の架橋部材44が「開放」位置に配置されている。サ
イドアーム14のスロット38が容器のような持上げら
れるべき物体の巻上げトラニオン94にほぼ位置合され
るまで、天井走行クレーンによって巻上げ装置10を移
動させる。天井走行クレーンによって巻上げ装置10を
下降させるときには、スロット38が夫々の巻上げトラ
ニオン94の上に下降するように、1人の作業員がハン
ドル62、64によって一方のサイドアーム14位置を
調整し得る。巻上げ装置10が比較的剛性の構造を有す
るので、上記の位置調整は巻上げ装置10によって伝達
され、従って、一方のスロット38の閉鎖上端が対応す
る巻上げトラニオン94に当接するまで装置10を巻下
ろしたときに他方のサイドアーム14のスロット38も
対応する巻上げトラニオン94の上に下降する。作業員
は図4及び図5に関して上述したように回動ハンドル8
2を操作することによって第1の架橋部材44を「閉
鎖」位置に移動させる。作業員は次に、他方のサイドア
ーム14に移り、第2の架橋部材44及び夫々の回動ハ
ンドル82に対して上記手順を繰り返す。
2に取り付けられた(図示しない)天井走行クレーンか
ら懸吊されたフックによってビーム12を巻上げる。双
方の架橋部材44が「開放」位置に配置されている。サ
イドアーム14のスロット38が容器のような持上げら
れるべき物体の巻上げトラニオン94にほぼ位置合され
るまで、天井走行クレーンによって巻上げ装置10を移
動させる。天井走行クレーンによって巻上げ装置10を
下降させるときには、スロット38が夫々の巻上げトラ
ニオン94の上に下降するように、1人の作業員がハン
ドル62、64によって一方のサイドアーム14位置を
調整し得る。巻上げ装置10が比較的剛性の構造を有す
るので、上記の位置調整は巻上げ装置10によって伝達
され、従って、一方のスロット38の閉鎖上端が対応す
る巻上げトラニオン94に当接するまで装置10を巻下
ろしたときに他方のサイドアーム14のスロット38も
対応する巻上げトラニオン94の上に下降する。作業員
は図4及び図5に関して上述したように回動ハンドル8
2を操作することによって第1の架橋部材44を「閉
鎖」位置に移動させる。作業員は次に、他方のサイドア
ーム14に移り、第2の架橋部材44及び夫々の回動ハ
ンドル82に対して上記手順を繰り返す。
【0020】次に、天井走行クレーンによって装置10
を巻上げて所望の位置に移動させる。このとき、容器の
トラニオン94は架橋部材44と係合して該架橋部材に
支持されており、巻上げ装置10が上昇するときに容器
の重量が架橋部材44を介してスロット38のショルダ
40、42に伝達される。
を巻上げて所望の位置に移動させる。このとき、容器の
トラニオン94は架橋部材44と係合して該架橋部材に
支持されており、巻上げ装置10が上昇するときに容器
の重量が架橋部材44を介してスロット38のショルダ
40、42に伝達される。
【0021】容器が所望位置に到着すると、スロット3
8の閉鎖末端が夫々の巻上げトラニオン94に再び当接
するように天井走行クレーンによって装置10を巻下ろ
す。作業員は次に一方のサイドアーム14に移り、ラッ
チハンドル88を操作して回動ハンドル82をラッチア
ーム84、86から離脱させ、回動ハンドル82を操作
して架橋部材44を「開放」位置に移動させる。作業員
は次に他方のサイドアーム14に移り、夫々の架橋部材
44を「開放」位置に移動させるために上記手順を繰り
返す。装置10は天井走行クレーンによって再び巻上げ
られ、運送を要する別の容器の上方で再び位置決めされ
る。
8の閉鎖末端が夫々の巻上げトラニオン94に再び当接
するように天井走行クレーンによって装置10を巻下ろ
す。作業員は次に一方のサイドアーム14に移り、ラッ
チハンドル88を操作して回動ハンドル82をラッチア
ーム84、86から離脱させ、回動ハンドル82を操作
して架橋部材44を「開放」位置に移動させる。作業員
は次に他方のサイドアーム14に移り、夫々の架橋部材
44を「開放」位置に移動させるために上記手順を繰り
返す。装置10は天井走行クレーンによって再び巻上げ
られ、運送を要する別の容器の上方で再び位置決めされ
る。
【0022】自在形シャックル継手を使用する従来技術
の巻上げ装置と対照的に、本発明の巻上げ装置は比較的
剛性であるため、持上げられるべき物体にサイドアーム
を着脱させる操作を作業員一人で行なうことが可能であ
る。
の巻上げ装置と対照的に、本発明の巻上げ装置は比較的
剛性であるため、持上げられるべき物体にサイドアーム
を着脱させる操作を作業員一人で行なうことが可能であ
る。
【0023】2つの懸吊アームとトラニオンと係合する
2つのスロットとを有する巻上げ装置に関して説明した
が、装置が3つ以上の懸吊部材及び/または3つ以上の
トラニオンと係合する3つ以上のスロットを有してもよ
いことは理解されよう。
2つのスロットとを有する巻上げ装置に関して説明した
が、装置が3つ以上の懸吊部材及び/または3つ以上の
トラニオンと係合する3つ以上のスロットを有してもよ
いことは理解されよう。
【図1】巻上げ装置の斜視図である。
【図2】図1の巻上げ装置の一部分の拡大分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1の矢印Aの方向からみた拡大立面図であ
る。
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿った縮小断面図である。
【図5】部材の位置が変化した図4と同様の図である。
10 巻上げ装置 12 架橋ビーム 14 サイドアーム 22、24 スペーサプレート 40、42 ショルダ 44 架橋部材 50 回動機構 58、60 サイドプレート 66、68 ペグ 71 ラッチデバイス 70、72 回動アーム 74、76 第2ペグ 78、80 回動軸 82 回動ハンドル 84、86 ラッチアーム 90、92 ペグ 94 トラニオン
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デユーイ・ウイン・デイビーズ イギリス国、エム・33・2・エヌ・ビー、 チエシヤー、セール、アウルトン・アベニ ユー・45 (72)発明者 デイビツド・ジヨン・スタツブス イギリス国、オー・エツクス・13・5・エ イ・デイー、オクソン、アビンドン、サウ スムーア、ノアウツド・アベニユー・16
Claims (8)
- 【請求項1】 持上げられるべき物体のトラニオンまた
は同効部材と係合する巻上げ装置であって、装置が、夫
々のトラニオンの上に下降するように少なくとも1つの
開放スロットを各々の下端に有している少なくとも2つ
の実質的に剛性の懸吊部材を有するビームと、トラニオ
ンの下方で夫々の前記スロットを架橋させる夫々の着脱
自在な部材とを含んでおり、着脱自在な部材は、ビーム
が巻上げられるときにトラニオンを支持するようにスロ
ットと係合し得ることを特徴とする巻上げ装置。 - 【請求項2】 懸吊部材の各々がピン継手によってビー
ムから支持されており、懸吊部材の回動が実質的にビー
ムによって制限されていることを特徴とする請求項1に
記載の装置。 - 【請求項3】 スロットが夫々の懸吊部材に対して長手
方向に延びていることを特徴とする請求項1または2に
記載の装置。 - 【請求項4】 スロットがその下端の近傍に架橋部材と
係合する対向ショルダを規定していることを特徴とする
請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 架橋部材が夫々の懸吊部材において回動
機構に枢着されており、回動機構が、架橋部材をスロッ
トに近い末端位置とスロットから遠い末端位置との間で
移動させるべく機能することを特徴とする請求項1から
4のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項6】 架橋部材の末端位置が、回動機構に作用
する架橋部材の重量によって維持されることを特徴とす
る請求項4または5に記載の装置。 - 【請求項7】 回動機構と係合し得るラッチ手段が、装
置の巻上げ中にスロット内に係合した架橋部材を付加的
に維持することを特徴とする請求項3から6のいずれか
一項に記載の装置。 - 【請求項8】 実質的に添付の図1から図5に基づいて
本文中に記載された持上げられるべき物体のトラニオン
または同効部材と係合する巻上げ装置。
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- 1993-03-11 JP JP5077607A patent/JPH06135674A/ja active Pending
- 1993-03-11 KR KR1019930003589A patent/KR930019542A/ko not_active Application Discontinuation
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