JPH0613538U - プラスチックケース - Google Patents

プラスチックケース

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Publication number
JPH0613538U
JPH0613538U JP5946892U JP5946892U JPH0613538U JP H0613538 U JPH0613538 U JP H0613538U JP 5946892 U JP5946892 U JP 5946892U JP 5946892 U JP5946892 U JP 5946892U JP H0613538 U JPH0613538 U JP H0613538U
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
lid
case
cover plate
closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5946892U
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English (en)
Inventor
義典 本橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP5946892U priority Critical patent/JPH0613538U/ja
Publication of JPH0613538U publication Critical patent/JPH0613538U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口部から収納物品の操作部が操作し易く、
しかも付属品の出し入れなどが容易にできるプラスチッ
クケースを提供する。 【構成】 プラスチックケースは、ケース本体1と、ケ
ース本体1に対して開閉自在の蓋体2からなる。ケース
本体1と蓋体2の合わせ面6,7に、収納リセス5と連
通する開口部8を設ける。開口部8の一端縁10に、開
口部8を閉じる蓋板9の一端をヒンジ11により連設す
る。蓋板9の他端に、開口部8の他端縁13の内側面と
係止する係止凸状部12を形成して、開口部8を蓋板9
により開閉自在とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、音響機器、通信機器、計測機器、光学機器などの各種物品を収納す るプラスチックケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、音響機器、通信機器、計測機器、光学機器などの各種物品を収納するプ ラスチックケースとしては、実公昭62−7133号公報に記載されているもの などがある。 この従来のプラスチックケースは、本体と蓋体の合わせ面に、開閉自在の蓋板 を備えた開口部を有しており、この開口部から、ケースに物品を収納したままで 、その操作部を操作したり、一部の付属品の出し入れができるようになっている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のプラスチックケースにおいては、開口部の一端縁に蓋板 の一端をヒンジにより連設し、開口部の他端側で蓋板の他端を係止する構成とな っているので、蓋板の係止機構を設ける分だけ開口部が狭められることになり、 これがこの種ケースの合わせ面に設ける開口部の開口幅を制約している。
【0004】 すなわち、図4に示すように、ケースの本体aと、本体aに開閉自在の蓋体b の合わせ面に収納リセスに連通する開口部cを設け、この開口部cの一端側に蓋 板dをヒンジeにより開閉自在に連設し、開口部cの他端側には蓋板dの開閉端 側の係止凸部fを係止する係止凹部gを設けているが、この係止凹部gは蓋板d の開閉方向と直交するように設けなければならないので、係止凹部gを設ける壁 面hは必然的に開口部cを狭めることになり、開口部cの開口幅が制約されるの である。 図中、i,iは蓋板dの当接面、jは手掛け凹部である。
【0005】 本考案は、この種のプラスチックケースにおける上記のような問題点を解消し ようとするものであって、開口部を何ら狭めることなく開閉自在の蓋板を備える ことにより、ケース本体と蓋体の合わせ面に、収納リセスと連通する開口幅の大 きい開口部を設けて、開口部から収納物品の操作部が操作し易く、しかも付属品 の出し入れなどが容易にできるプラスチックケースを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するための技術的手段として次のように構成した。 すなわち、ケース本体と、ケース本体に対して開閉自在の蓋体からなり、内部 に収納リセスを有するプラスチックケースにおいて、ケース本体と蓋体の合わせ 面に、収納リセスと連通する開口部を設け、この開口部の一端縁に、開口部を閉 じる蓋板の一端をヒンジ構造により連設し、蓋板の他端に、開口部の他端縁の内 側面と係止する係止凸状部を形成して、開口部を蓋板により開閉自在としたプラ スチックケースとしたものである。
【0007】
【作用】
本考案に係るプラスチックケースにおいては、ケース本体と蓋体の合わせ面に 設けた開口部の一端縁に、蓋板の一端がヒンジ構造により連結され、蓋板の他端 に、開口部の他端縁の内側面と係止する係止凸状部が形成されているので、蓋板 を閉じた状態に保持する係止機構は、開口部の開口幅を何ら狭めることなく設け るられる。
【0008】
【実施例】
図1ないし図3には、本考案に係るプラスチックケースが例示されている。 1はケース本体、2は蓋体であって、ケース本体1に対して蓋体2はヒンジ構 造によって開閉自在となっている。ケース本体1および蓋体2は、熱可塑性合成 樹脂をブロー成形して中空二重壁構造(図には中空部を図示せず)に構成したも のであり、ヒンジ構造はブロー成形時に圧縮薄肉化されたもの、または別体のヒ ンジ部材をケースの合わせ面に取付けた構造のものである。3はハンドル、4は ラッチである。ケース本体1および蓋体2の内部には、物品を収納する収納リセ ス5が形成されている。 プラスチックケースを構成する熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレ ン、ポリアミド、ABS樹脂、ポリ塩化ビニルなど、ブロー成形可能な材料が用 いられる。
【0009】 プラスチックケースのケース本体1および蓋体2の合わせ面6,7には、その 一部を切欠した開口部8が設けられている。この開口部8は収納リセス5と連通 している。上記開口部8は、ケース本体1の合わせ面6から蓋体2の合わせ面7 を越えて蓋体2の正面にかけて開口されている。9は蓋板であり、その一端は、 開口部8の一端縁10に上述のヒンジと同様なヒンジ11により連設されていて 、開口部8は蓋板9により開閉自在となっている。そして、蓋板9の他端には係 止凸状部12が形成されており、この係止凸状部12を開口部8の他端縁13の 内側面側に形成された係止凹部14に係止することにより、蓋板9が閉じた状態 に保持されるようになっている。15は蓋板9を開く際に手を掛けるための手掛 け凹部である。 開口部8の上下縁には、閉じた状態の蓋板9が当接する当接面16,16が形 成されている。この当接面16,16は幅の狭い段部である。 開口部8を閉じた蓋板9は、その上下端部が当接面16,16に支持され、か つ係止凸状部12が開口部8の他端縁13の内側面側に形成された係止段部14 に弾発状態をもって係止されるので、蓋板9は開口部8を閉じた状態に確実に保 持される。 17はコード類の引出し孔であり、蓋板9を開け、コード類(図示せず)を取 出し、コード類を引出した状態で蓋板9を閉じることができる。 蓋板9を閉じた状態に保持する係止凸状部12を係止する前記係止段部14は 、必ずしもその形状でなくてもよく、係止凸状部12を係止する凹部または係止 凸状部12を単に開口部8の他端縁13の内側面に係止させる構成などであって もよい。
【0010】 以上のように構成された本考案のものにおいては、ケース本体1と蓋体2の合 わせ面6,7に設けた開口部8の一端縁10に、蓋板9の一端がヒンジ11によ り連設され、蓋板9の他端に、開口部8の他端縁13の内側面と係止する係止凸 状部12が形成されているので、蓋板9を閉じた状態に保持する係止機構は、開 口部8の開口幅を何ら狭めることなく設けられる。 これに対して、図4に示した構成のものでは、蓋板dを閉じた状態に保持する ための係止凹部gは蓋板dの開閉方向と直交するように設けなければならないと ころから、壁面hが必要で開口部cを狭めることになり、開口部cの開口幅が制 約されるのである。 したがって、本考案に係るものは、ケース本体1と蓋体2の合わせ面6,7に 、収納リセス5と連通する開口幅の大きい開口部8を設けることができるので、 開口部8からの収納物品の操作部の操作がし易く、しかも付属品の出し入れなど が容易にできる。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、開口部を何ら狭めることなく開閉自在の蓋板を備えることに より、ケース本体と蓋体の合わせ面に、収納リセスと連通する開口幅の大きい開 口部を設けて、開口部から収納物品の操作部が操作し易く、しかも付属品の出し 入れなどが容易なプラスチックケースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るプラスチックケースの全
体斜視図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】本考案の実施例に係るプラスチックケースの要
部拡大斜視図である。
【図4】課題を説明するためのプラスチックケースの要
部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 蓋体 6,7 合わせ面 8 開口部 9 蓋板 11 ヒンジ 12 係止凸状部 13 開口部8の他端縁 14 係止凹部 16,16 当接面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、ケース本体に対して開閉
    自在の蓋体からなり、内部に収納リセスを有するプラス
    チックケースにおいて、ケース本体と蓋体の合わせ面
    に、収納リセスと連通する開口部を設け、この開口部の
    一端縁に、開口部を閉じる蓋板の一端をヒンジ構造によ
    り連設し、蓋板の他端に、開口部の他端縁の内側面と係
    止する係止凸状部を形成して、開口部を蓋板により開閉
    自在としたことを特徴とするプラスチックケース。
JP5946892U 1992-07-30 1992-07-30 プラスチックケース Pending JPH0613538U (ja)

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JP5946892U JPH0613538U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 プラスチックケース

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JP5946892U JPH0613538U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 プラスチックケース

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JPH0613538U true JPH0613538U (ja) 1994-02-22

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ID=13114175

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JP5946892U Pending JPH0613538U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 プラスチックケース

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