JPH06134670A - 超砥粒砥石の自動ドレッシング方法 - Google Patents

超砥粒砥石の自動ドレッシング方法

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JPH06134670A
JPH06134670A JP30965392A JP30965392A JPH06134670A JP H06134670 A JPH06134670 A JP H06134670A JP 30965392 A JP30965392 A JP 30965392A JP 30965392 A JP30965392 A JP 30965392A JP H06134670 A JPH06134670 A JP H06134670A
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dressing
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truing
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Fumitoshi Terasaki
文敏 寺崎
Sadami Kondo
定巳 近藤
Shihou Katsumata
志芳 勝又
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Okuma Corp
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Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超砥粒砥石の成形(ツルーイング)に加え
て、研削加工能率の向上と自動連続加工を可能とする適
切な目立て(ドレッシング)を自動で行う方法を提供す
る。 【構成】 ツルーイング・ドレッシング装置21の回転
軸23にツルーイング用ダイヤモンドホイール24とド
レス砥石25を並べて取付け、ダイヤモンドホイールで
超砥粒砥石11をツルーイングしたときの総切込量より
演算により砥石11の径を求めて先に記憶する砥石径を
更新する。そして更新した砥石径とドレス砥石25の径
からドレッシング座標を求めてドレッシングを行い、こ
のドレッシング時の総切込量より演算により新しいドレ
ス砥石径を求めて記憶を更新し、予め記憶するドレス砥
石最小径と更新したドレス砥石径とを比較して、最小径
より小さいときCRT又はランプ等によりドレス砥石交
換時期を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤモンド,CBN等
超砥粒砥石の自動ドレッシングの方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンド,CBN等の超砥粒砥石を
用いて研削加工を行う場合、超砥粒砥石は砥粒自体の硬
度が高く、これに対応して結合力の強い結合剤が用いら
れる。このため自成発刃作用は起こらず、適切な研削状
態を得るためには砥石の成形(ツルーイング)に加えて
目立て(ドレッシング)を行う必要がある。このツルー
イングとドレッシングは別個に行うのが理想的である
が、専用のドレッシング用砥石(以下ドレス砥石と呼
ぶ)は摩耗が激しいため、その寸法管理を正確に行わな
いと自動でドレシングができない等の理由で未だドレッ
シングだけは手動操作に頼ることが多い。
【0003】従って従来のダイヤモンドホイールを用い
るロータリツルア装置による自動ツルーイング・ドレッ
シング方法は、図6のフローチャート及び図5のブロッ
ク線図に示すように、ステップS1において、ツルーイ
ング・ドレッシングプログラムの起動を行い、ステップ
S2において、ダイヤ原点記憶部101に保存するダイ
ヤモンドホイールの原点をプログラム指令部102に読
み込み、ステップS3において、砥石径記憶部103に
保存する超砥粒砥石(以下単に砥石と呼ぶ)の径を読み
込んで演算により砥石台のツルーイング・ドレッシング
座標値を求め、ステップS5において、求めた座標値に
砥石台を位置決めして、ステップS6において、数回切
込みを行ってツルーイング・ドレッシングを行う。次い
でステップS7において、砥石径演算部104でツルー
イング・ドレッシング時の総切込量より演算により新し
い砥石径を求めて砥石径記憶部103の砥石径を更新す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた一
個のダイヤモンドホイールでツルーイング・ドレッシン
グを行う方法は、適切なドレッシングを行うことが困難
で、ツルーイング・ドレッシング直後の研削条件をある
程度下げて研削加工を行わねばならないという問題を有
している。本発明は従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、ツルーイングとは別個にドレッシングを自動で行う
方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における超砥粒砥石の自動ドレッシング方法
は、ツルーイング用砥石と同軸又は所定量離れた位置に
配設されたドレス砥石によりツルーイングとは別個に研
削用超砥粒砥石のドレッシングを自動で行う方法であっ
て、ツルーイング後の前記超砥粒砥石の径を前記ツルー
イング時の総切込量より演算により求めて予め記憶され
ている超砥粒砥石径を更新し、更新した前記超砥粒砥石
の径と予め記憶されているドレス砥石径より演算により
砥石台のドレッシング座標値を求めてドレッシングを行
い、前記ドレッシング時の総切込量より演算により新し
いドレス砥石径を求めて予め記憶されているドレス砥石
径を更新し、更新した前記ドレス砥石径と予め記憶され
ているドレス砥石最小径とを比較して更新したドレス砥
石径が前記最小径より小さいとき取替時期の表示を行う
ものである。
【0006】
【作用】回転数及び回転方向が可変の回転軸にドレス砥
石と並べて設けたダイヤモンドホイールにより研削用砥
石の表面をツルーイングしたあと、このときの総切込量
より演算により研削用砥石の径を求めて先に記憶する砥
石径を更新する。次に更新した研削用砥石径と記憶する
ドレス砥石径からドレッシング座標値を求めてドレッシ
ングを行い、このときの総切込量から演算により新しい
ドレス砥石径を求めて、記憶する砥石径を更新する。そ
して更新したドレス砥石径と予め記憶するドレス径最小
値とを比較して、ドレス砥石径が最小値より小さくなっ
たとき、CRT又はランプ等によりドレス砥石の取替時
期が来たのを知らせる表示を行う。
【0007】
【実施例】以下本実施例について図面を参照して説明す
る。図1のNC円筒研削盤において、ベッド1上前側に
設けられたZ軸方向の案内上にテーブル2が移動可能に
載置されており、テーブル2はNC装置6により制御さ
れるZ軸サーボモータ3によりボールねじ4を介して移
動位置決めされる。一方、ベッド1上後側にはX軸方向
の案内が設けられており、このX軸案内上に砥石台5が
移動可能に載置されており、砥石台5はNC制御のX軸
サーボモータ7によりボールねじ8を介して移動位置決
めされる。砥石台5に砥石軸9が回転可能に支持されて
おり、砥石軸9の左端に砥石11(超砥粒砥石)が着脱
可能に取付けられている。
【0008】テーブル2上左側には主軸台12が固着さ
れており、テーブル2上右側にはZ軸方向の案内13が
設けられている。このZ軸案内13上にクランプ機構1
0を有する心押台14が移動可能に載置されており、心
押台14はサーボモータ15によりボールねじ16を介
して移動位置決めされる。主軸台12の図示しない主軸
の先端にセンタ17が、また心押台14の心押軸18の
先端にセンタ19が着脱可能にそれぞれ嵌着されてい
る。主軸台12の砥石側端面にツルーイング・ドレッシ
ング装置21が取付けられており、ツルーイング・ドレ
ッシング装置21はNC制御で回転数及び回転方向が制
御されるモータ22により駆動される回転軸23を有
し、この回転軸23にツルーイング用のダイヤモンドホ
イール24とドレッシング用のドレス砥石25が並んで
取付けられている。
【0009】図2は自動ツルーイング・ドレッシング用
の制御回路を表すブロック線図で、ダイヤ原点記憶部3
1は、ツルーイング用のダイヤモンドホイール24の原
点を保存する部分。プログラム指令部32は、プログラ
ムに従って指令を行う部分。砥石径記憶部33は、研削
用砥石11の径を保存する部分。砥石径演算部34は、
ツルーイングによって変わる砥石径を演算により求める
部分で、以上の31〜34は従来と異なるものではな
い。ドレス砥石径記憶部35は、ドレス砥石25の径を
保存する部分。ドレス砥石径演算部36は、ドレッシン
グにより変わる砥石径を演算により求める部分。ドレス
砥石最小径記憶部37は、ドレス砥石径の使用限界の最
小径を保存する部分。ドレス砥石径比較部38は、ドレ
ス砥石径と最小径とを比較して、ドレス砥石径が最小径
より小さくなったとき、CRT又はランプ等により交換
時期を表示する信号を出力する部分である。
【0010】続いて本実施例の作用について図3のフロ
ーチャートに従って説明する。ステップS8において、
ツルーイング・ドレッシングプログラムの起動を行い、
ステップS9において、ダイヤ原点を読み込み、ステッ
プS10において、砥石径を読み込む。次いでステップ
S11において、ツルーイング座標を演算により求め、
ステップS12において、砥石台をツルーイング位置に
位置決めし、ステップS13において、ツルーイングを
実行し、ステップS14において、研削用砥石径を更新
する。以上のステップS8〜ステップS14は従来の技
術と殆ど異なるところはない。次いでステップS15に
おいて、ドレス原点を読み込む。ドレス原点とは図4に
示すように機械原点(ワークの回転中心)からドレス砥
石軸心までのX軸距離DOFであり、ダイヤ原点と同じ
である。
【0011】ステップS16において、砥石径記憶部3
3より研削用砥石11の径を読み込み、ステップS17
において、ドレス砥石径記憶部35よりドレス砥石25
の径を読み込む。次いでステップS18において、ドレ
ッシング座標(ドレス砥石の座標)DXを演算DX=X
a−(DOF+TOF)により求める。但しXaは砥石
台5の機械座標、TOFはドレス砥石径で、DX=0の
とき砥石11とドレス砥石25が接触する。ステップS
19において、砥石台5及びテーブル2の位置をドレッ
シング位置に位置決めして、ドレッシングが行われる。
このドレッシングを切込量Δαをn回切込むことにより
行うと、ドレス砥石径TOFはΔα×nだけ小さくな
る。
【0012】ステップS20において、この小さくなっ
たドレス径とドレス砥石最小径記憶部37に保存する使
用限界の最小径とを比較して未だ使用可能かが確認さ
れ、NOの場合にはステップS22において、CRT又
はランプ等によりドレス砥石交換表示が出て、手動によ
り交換が行われる。次いでステップS23において、ド
レス砥石径記憶部35に交換した新しい砥石径を入力し
て更新する。またステップS21においてYESの場合
には、ステップS23において、ドレス砥石径記憶部3
5にドレッシングにより小さくなったドレス砥石径を入
力して更新する。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。自動運転中に超砥粒砥
石のツルーイングに加えてドレッシングを行うようにし
たので、従来の一個のダイヤモンドツールでツルーイン
グとドレッシングを行う場合のように、ドレッサー後に
研削条件を下げる必要がなくなり、超砥粒砥石を用いた
研削加工の高能率化と自動連続加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の自動ツルーイング・ドレッシング装
置を有するNC研削盤の上視図である。
【図2】本実施例の自動ツルーイング・ドレッシング用
制御回路のブロック線図である。
【図3】本実施例の作用を表すフローチャート図であ
る。
【図4】本実施例の作用の説明図である。
【図5】従来の技術のツルーイング・ドレッシング用制
御回路のブロック線図である。
【図6】従来の技術の作用を表すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 5 砥石台 6 NC装置 11 超砥粒砥石 12 主軸台 14 心押台 21 ツルーイング
・ドレッシング装置 25 ドレス砥石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツルーイング用砥石と同軸又は所定量離
    れた位置に配設されたドレス砥石によりツルーイングと
    は別個に研削用超砥粒砥石のドレッシングを自動で行う
    方法であって、ツルーイング後の前記超砥粒砥石の径を
    前記ツルーイング時の総切込量より演算により求めて予
    め記憶されている超砥粒砥石径を更新し、更新した前記
    超砥粒砥石の径と予め記憶されているドレス砥石径より
    演算により砥石台のドレッシング座標値を求めてドレッ
    シングを行い、前記ドレッシング時の総切込量より演算
    により新しいドレス砥石径を求めて予め記憶されている
    ドレス砥石径を更新し、更新した前記ドレス砥石径と予
    め記憶されているドレス砥石最小径とを比較して更新し
    たドレス砥石径が前記最小径より小さいとき取替時期の
    表示を行うことを特徴とする超砥粒砥石の自動ドレッシ
    ング方法。
JP30965392A 1992-10-23 1992-10-23 超砥粒砥石の自動ドレッシング方法 Expired - Lifetime JP2646056B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018024050A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 光洋機械工業株式会社 ドレス方法およびワークの研削方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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