JPH06134114A - パチンコ機の景品球払出装置 - Google Patents

パチンコ機の景品球払出装置

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JPH06134114A
JPH06134114A JP9246293A JP9246293A JPH06134114A JP H06134114 A JPH06134114 A JP H06134114A JP 9246293 A JP9246293 A JP 9246293A JP 9246293 A JP9246293 A JP 9246293A JP H06134114 A JPH06134114 A JP H06134114A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寿命の長いパチンコ機の景品球払出装置を提
供する。 【構成】 景品球払出装置20を、球が2列になって流
下する球供給樋24a,24bと、該2列の球供給樋2
4a,24bの下端中央にそれぞれの回転中心軸38
a,38bが設けられ且つ互いに内側方向に半ピッチず
つずれて回転するスプロケット40a,40bと、該両
スプロケット40a,40bの間の下方に形成され且つ
両スプロケット40a,40bによって運ばれた球を交
互に1列になって流下させる球排出樋28と、該球排出
樋28の上流部に設けられ且つ流下する球を検出する計
数用検知スイッチ27と、前記排出指令信号に基づいて
前記スプロケットを回転せしめるステッピングモータ
と、から構成した。 【効果】 スプロケット40a,40bやステッピング
モータへの過重な負荷を軽減し、寿命の長いパチンコ機
の景品球払出装置20を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、払出指令信号に基づい
て所定数の球を払い出すパチンコ機の景品球払出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、入賞球の発生に基づく景品球払出
指令信号、あるいは遊技球の貸出操作に基づく球払出指
令信号に基づいて、各払出指令信号毎に予め定められた
個数の球を1個ずつ計数しながら払い出す形式の景品球
払出装置が多数提案されているが、これらの景品球払出
装置の多くは、球を受け入れる凹部が外周に形成された
スプロケット、あるいは球を受け入れる凹部が螺旋状に
形成されたスクリューをモータで回転駆動せしめる構造
となっており、しかも、スプロケットの刃先又はスクリ
ューの螺旋状刃先だけが球が列状となって並ぶ球供給樋
内に臨み、スプロケット又はスクリューの回転軸は、球
供給樋の中心から外れた位置に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、球供給樋内
及びその上流側に並ぶ球の圧力がスプロケットの刃先又
はスクリューの螺旋状刃先に直接かかるため、駆動開始
時あるいは駆動終了時にスプロケットやスクリュー、あ
るいはモータに過重な加重がかかり、景品球払出装置が
短期間に故障し易いという欠点があった。本発明は、上
記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、寿命の長いパチンコ機の景品球払出装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、払出指令信号に基づいて所
定数の球を払い出すパチンコ機の景品球払出装置におい
て、該景品球払出装置は、球が2列になって流下する球
供給樋と、該2列の球供給樋の下端中央にそれぞれの回
転中心軸が設けられ且つ互いに内側方向に半ピッチずつ
ずれて回転するスプロケットと、該両スプロケットの間
の下方に形成され且つ両スプロケットによって運ばれた
球を交互に1列になって流下させる球排出樋と、該球排
出樋の上流部に設けられ且つ流下する球を検出する計数
用検知スイッチと、前記排出指令信号に基づいて前記ス
プロケットを回転せしめるモータと、からなることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】2列の球供給樋を流下してきた球は、払出指令
信号に基づくモータの駆動により回転する各スプロケッ
トによって内側に交互に運ばれ、球排出樋を1列になっ
て流下する。そして、1列になって流下する球排出樋の
上流部に設けられる計数用検知スイッチによって排出さ
れる球が検出されるが、その計数値が前記払出指令信号
に対応して設定された数値になったときに、モータに駆
動停止信号が送られ、スプロケットの回転が停止され、
払出動作が終了する。しかして、本発明においては、ス
プロケットの回転中心軸が球供給樋の下端中心に位置し
ているので、球供給樋及びその上流側に位置する球の圧
力がスプロケットの回転中心軸にかかりスプロケットに
偏心加重がかからないため、駆動開始時や駆動終了時に
おけるスプロケットやモータへの過重な負荷を軽減し、
寿命の長いパチンコ機の景品球払出装置を提供すること
ができる。また、球供給樋から球排出樋への球の移動を
半ピッチずれた状態で回転するスプロケットにより強制
的に且つ確実に交互に行うので、計数用検知スイッチで
の計数動作の確実性が確保されることに加えてスプロケ
ット下流側での排出球の玉詰まり現象を確実に防止する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図12を参照して、本実施例に係
る景品球払出装置20が適用されるパチンコ機1の構成
について説明する。図12は、パチンコ機1の背面概略
図である。周知のように、パチンコ機1の背面には、機
構板2が配置され、該機構板2に本実施例の要部を構成
する景品球払出装置20が設けられている。ところで、
機構板2には、パチンコ機1の遊技において発生した入
賞球に対応した景品球を払い出すための各種の機構が設
けられている。即ち、機構板2の後面側には、その最上
部に所定量の景品球を貯留する景品球タンク3が設けら
れ、該景品球タンク3の下方に景品球タンク3から流下
する景品球を2列に整列する景品球誘導レール4が傾斜
状に設けられている。
【0007】景品球誘導レール4の末端には、本実施例
の要部を構成する景品球払出装置20が接続され、後述
する入賞球検知スイッチ12からの入賞信号に基づいて
所定個数の景品球を払い出すようになっている。図12
に示す景品球払出装置20は、図10に示す第2実施例
に係る景品球払出装置20である。景品球払出装置20
の詳細な構造については、後に詳述する。景品球払出装
置20から払い出された景品球は、景品球排出通路5を
流下して上皿連通口8からパチンコ機1の前面に設けら
れる上皿(図示しない)に払い出される。また、上皿が
景品球で満杯となったときには、上皿連通口8の側方に
連通する排出下段通路9を流下して下皿連通口10から
パチンコ機1の前面に設けられる下皿(図示しない)に
払い出される。なお、景品球払出装置20は、全体とし
て予めセット化されており、このセット化された景品球
払出装置20が機構板2に対して着脱自在に装着できる
ようになっている。
【0008】また、上記した景品球排出通路5の側方に
は、玉抜き通路6が並列的に形成され、景品球排出通路
5と玉抜き通路6との上部の接続部には、切換弁7が設
けられている。この切換弁7は、玉抜き処理時に切り換
えられて景品球払出装置20から払い出される球を玉抜
き通路6に導き、玉抜き通路6の末端からパチンコ機1
の外部に放出される。
【0009】一方、機構板2の前面側の下部には、パチ
ンコ遊技で発生した入賞球を集合せしめる入賞球集合樋
11が傾斜状に設けられ、該入賞球集合樋11の途中に
流下する入賞球を検出する入賞球検知スイッチ12が設
けられている。この入賞球検知スイッチ12の検知信号
は、後述するターミナル基板15内に設けられる払出制
御回路の記憶領域に行ったん記憶され、その記憶値に基
づいて前記景品球払出装置20が駆動制御されるように
なっている。
【0010】更に、機構板2には、その中央に正方形状
の窓開口13が開設されているが、この窓開口13は、
周知のようにパチンコ機1の遊技盤の中央に設けられる
役物等の後方突出部を後方に逃がすためのものであると
共に、図示するように遊技動作を制御する遊技制御回路
基板14が遊技盤の後面側に取り付けられる場合には、
その遊技制御回路基板14も窓開口13の内部に配置さ
れる。また、機構板2の一側上部には、ターミナル基板
15が設けられている。このターミナル基板15は、よ
く知られているように、外部からパチンコ機1に電源を
供給する電源端子等が設けられていると共に、本実施例
においては、景品球払出装置20の動作を制御する払出
制御回路も形成されている。
【0011】次に図1乃至図9を参照して、本実施例の
要部を構成する景品球払出装置20について説明する。
図1は、景品球払出装置20の要部を示す概略図であ
り、図2は、景品球払出装置20の斜視図であり、図3
は、景品球払出装置20の分解斜視図であり、図4は、
景品球払出装置20の正面図であり、図5は、景品球払
出装置20の背面図であり、図6は、景品球払出装置2
0の左側面図であり、図7は、景品球払出装置20の右
側面図であり、図8は、景品球払出装置20の平面図で
あり、図9は、景品球払出装置20の底面図である。な
お、本実施例における景品球払出装置20を前記機構板
2に取り付けた状態でパチンコ機1の背面から見た場合
には、図7の右側面図のように見えるものである。
【0012】以下、図3の分解斜視図を中心にして景品
球払出装置20の構造について説明し、他の図面は、そ
の都度明示しながら進める。図3において、景品球払出
装置20は、逆L字状のケース本体21の前面(正面図
を基準として)にケース蓋22を閉塞することにより内
部が中空のケースに集約して構成されるものであり、そ
の逆L字状の上部前方が前記景品球誘導レール4と接続
される誘導レール接続部23を構成している。誘導レー
ル接続部23は、図4に示すように、2列に形成される
前記景品球誘導レール4に対応すべく次に説明する球供
給樋24a,24bの上端が臨んでいる。なお、ケース
本体21の左側面(機構板2に当接する側)は、後方へ
延設される取付片21aを有し、該取付片21aの上下
に穿設される取付穴21bによって景品球払出装置20
全体が機構板2に取り付けられるようになっている。
【0013】ところで、前記ケース本体21の内部中空
部には、その左右両側に球供給樋24a,24bが形成
され、該球供給樋24a,24bの下端に後に説明する
スプロケット40a,40bが配置されるスプロケット
収納部が形成され、そのスプロケット収納部に対応する
ケース本体21の側面位置に操作窓部25a,25bが
形成されている。この操作窓部25a,25bは、スプ
ロケット部分で球詰まりが生じたときにピンを差し込ん
でスプロケット40a,40bを正逆回転して球詰まり
状態を解消する等の操作を行うために形成されるもので
ある。なお、この玉詰まり状態の解消は、一部がケース
本体21より外側に突出する歯車39a,39bを直接
手で強制的に回転せしめても実行することができる。ま
た、前記スプロケット収納部の下方であってケース本体
21の中央部には、球排出樋28が直線状に形成され、
該球排出樋28の上端に検知スイッチ取付部26が形成
されている。この検知スイッチ取付部26は、後方から
通過型近接スイッチによって構成される計数用検知スイ
ッチ27を貫通させて支持するように構成されている。
また、スプロケット収納部の後面には、スプロケット4
0a,40bの回転中心軸38a,38bの一端を回転
自在に軸受する軸受ボス29a,29bが突設形成され
ている。
【0014】一方、ケース本体21の前面を被覆するケ
ース蓋22には、前記スプロケット収納部に対応する位
置に連通穴30a,30bが形成されている。この連通
穴30a,30bは、スプロケット40a,40bをス
プロケット収納部に後方から収納する際に貫通させるも
のであるため、その直径は、スプロケット40a,40
bの直径よりも大きく形成されている。また、ケース蓋
22の前面には、後述するステッピングモータ41を取
り付けるためのモータ取付板32が止着される取付ボス
31が複数個突設されている。
【0015】この取付ボス31に取り付けられるモータ
取付板32は、変形六角形状の板材で構成され、そのほ
ぼ中央に貫通穴33が開設されている。この貫通穴33
は、ステッピングモータ41のモータ軸に直結される一
方の回転中心軸38bに固着される歯車39bを貫通す
る大きさとなっている。また、モータ取付板32には、
前記取付ボス31に対応する位置に止着ビス34が螺着
されてモータ取付板32をケース蓋22に止着してお
り、モータ取付板32の中央左右にステッピングモータ
41を固着するためのモータ取付穴35が穿設されてい
る。モータ取付板32の後面には、その上部右側に間隔
保持ボス37が突設されると共に、他方の回転中心軸3
8aの他端を軸支する軸受部(図示しない)も形成され
ている。
【0016】ところで、ケース蓋22とモータ取付板3
2との間には、取付ボス31及び間隔保持ボス37によ
って所定の間隔が形成されるが、この間隔内には、回転
中心軸38a,38bに固着される歯車39a,39b
が配置される。即ち、回転中心軸38a,38bは、そ
の前面部に同じ歯数を有する歯車39a,39bが固着
され、その後方部に同一形状のスプロケット40a,4
0bが固着されている。しかして、一方(左側)の回転
中心軸38aは、その一端を前記軸受ボス29aで軸受
支持され、他端をモータ取付板32の後面に形成される
図示しない軸受部に軸受支持され、他方(右側)の回転
中心軸38bは、その一端を前記軸受ボス29bで軸受
支持され、他端をステッピングモータ41のモータ軸に
直結される。
【0017】このように回転中心軸38a,38bが軸
受支持された状態においては、スプロケット40a,4
0bは、前記スプロケット収納部に配置され、歯車39
a,39bは、ケース蓋22とモータ取付板32との間
の間隔内に位置し且つ互いに噛合した状態となってい
る。ただし、歯車39a,39bを噛合させた状態にお
いては、スプロケット40a,40bの凹部と凸部とが
対面した状態、即ち、スプロケット40a,40bが半
ピッチずれた状態に設定する。また、他方の回転中心軸
38bが固着されるステッピングモータ41の後面左右
には、取付片42が設けられ、該取付片42を前記モー
タ取付穴35に一致させてビス36で螺着することによ
り、ステッピングモータ41がモータ取付板32に固定
される。なお、スプロケット40a,40bは、パチン
コ球を受け入れる凹部が複数個(図示では4個)形成さ
れた十文字形状となっている。
【0018】しかして、上記のように構成される景品球
払出装置20においては、景品球誘導レール4によって
2列に整列された球が球供給樋24a,24bに連続し
て供給され、図1に示すように、先頭の球がスプロケッ
ト40a,40bに当接した状態で停止する。この停止
状態においては、スプロケット40a,40bの回転中
心軸38a,38bが球供給樋24a,24bの下端中
心に位置しているので、球供給樋24a,24b及びそ
の上流側に位置する球の圧力がスプロケット40a,4
0bの回転中心軸38a,38bにかかりスプロケット
40a,40bに偏心加重がかからないため、駆動開始
時や駆動終了時におけるスプロケット40a,40bや
ステッピングモータ41への過重な負荷を軽減し、寿命
の長いパチンコ機の景品球払出装置20を提供すること
ができる。
【0019】次いで、払出指令信号が導出されるとステ
ッピングモータ41が反時計方向に回転を開始し、この
ため、ステッピングモータ41のモータ軸に直結される
スプロケット40bも反時計方向に回転するが、他方の
スプロケット40aは、歯車39a,39bの噛合によ
り時計方向に同一速度で回転する。即ち、スプロケット
40a,40bは、互いに内側方向に球を移動させる。
そして、この球の移動の際、スプリケット40a,40
bが半ピッチずつずれて回転するので、図1に示すよう
に、一方のスプロケット40aの凹部に受け入れられて
移動する球が他方のスプロケット40bの凸部の先端に
近接した状態で案内され、その解放位置に達したときに
丁度球排出樋28の上端に設けられる計数用検知スイッ
チ27を通過し、球排出樋28を正確に一列になって流
下する。つまり、球供給樋24a,24bから球排出樋
28への球の移動を半ピッチずれた状態で回転するスプ
ロケット40a,40bにより強制的に且つ確実に交互
に行うので、計数用検知スイッチ27での計数動作の確
実性が確保されることに加えてスプロケット40a,4
0bの下流側での排出球の玉詰まり現象を確実に防止す
ることができる。
【0020】上記のようにしてスプロケット40a,4
0bの回転により移動された球が所定個数計数用検知ス
イッチ27を通過したときには、ステッピングモータ4
1の駆動が停止され、球の払出動作を終了する。なお、
払出指令信号としては、入賞に基づく景品球払出指令信
号(1種類だけでなく複数種類ある場合もある)ばかり
でなく、プリペイドカード又は現金の投入により遊技球
を貸し出す遊技球払出指令信号等であってもよい。
【0021】ところで、払出指令信号があれば無条件で
ステッピングモータ41を駆動して球を払い出すかとい
えば、そうではなく、一般的にスプロケット40a,4
0bの上流側の任意の位置に球がなくなったことを検出
する球欠乏検知スイッチがONしたとき等には、払出指
令信号があってもステッピングモータ41の駆動を禁止
するようになっている。このような球欠乏検知スイッチ
を上記した構造を有する景品球払出装置20に一体的に
設けた実施例(以下、第2実施例という)を図10に示
す。図10は、第2実施例に係る景品球払出装置20の
一部分解斜視図である。図において、本実施例における
景品球払出装置20は、その内部構造は、前述した景品
球払出装置20と同じであり、異なる点は、ケース本体
21の上部表面であって前記景品球誘導レール4の2列
の流下路の真上の位置にフラットタイプの近接スイッチ
で構成される球欠乏検知スイッチ52a,52bを収納
する長方形状のスイッチ収納部50a,50bを設けた
点である。しかして、スイッチ収納部50a,50bに
は、球欠乏検知スイッチ52a,52bを収納した状態
でその配線を外側に導くための配線用切欠51a,51
bが形成されると共に、その上面をカバー53a,53
bで被覆してビス54で止めるようになっている。この
ように、球欠乏検知スイッチ52a,52bを景品球払
出装置20と一体的に構成することにより、景品球払出
装置20を機構板2に取り付けるだけで、景品球払出装
置20に関係する電気的部品の装着固定を簡略化するこ
とができる。
【0022】なお、上記した実施例におけるスプロケッ
ト40a,40bの形状は、十文字形状のものを示した
が、図11に示すように歯先が尖って回転方向と逆方向
に流れる、いわゆる巴形のスプロケット60a,60b
形状でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、スプロケットの回転中心軸が球
供給樋の下端中心に位置しているので、球供給樋及びそ
の上流側に位置する球の圧力がスプロケットの回転中心
軸にかかりスプロケットに偏心加重がかからないので、
駆動開始時や駆動終了時におけるスプロケットやモータ
への過重な負荷を軽減し、寿命の長いパチンコ機の景品
球払出装置を提供することができる。また、球供給樋か
ら球排出樋への球の移動を半ピッチずれた状態で回転す
るスプロケットにより強制的に且つ確実に交互に行うの
で、計数用検知スイッチでの計数動作の確実性が確保さ
れることに加えてスプロケット下流側での排出球の玉詰
まり現象を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る景品球払出装置の要部を示す
概略図である。
【図2】景品球払出装置の斜視図である。
【図3】景品球払出装置の分解斜視図である。
【図4】景品球払出装置の正面図である。
【図5】景品球払出装置の背面図である。
【図6】景品球払出装置の左側面図である。
【図7】景品球払出装置の右側面図である。
【図8】景品球払出装置の平面図である。
【図9】景品球払出装置の底面図である。
【図10】第2実施例に係る景品球払出装置の一部分解
斜視図である。
【図11】スプロケット形状の異なる例を示す景品球払
出装置の要部を示す概略図である。
【図12】実施例に係る景品球払出装置が適用されるパ
チンコ機の背面概略図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 機構板 20 景品球払出装置 24a,24b 球供給樋 26 検知スイッチ取付部 27 計数用検知スイッチ 28 球排出樋 38a,38b 回転中心軸 39a,39b 歯車 40a,40b スプロケット 41 ステッピングモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 払出指令信号に基づいて所定数の球を払
    い出すパチンコ機の景品球払出装置において、 該景品球払出装置は、球が2列になって流下する球供給
    樋と、該2列の球供給樋の下端中央にそれぞれの回転中
    心軸が設けられ且つ互いに内側方向に半ピッチずつずれ
    て回転するスプロケットと、該両スプロケットの間の下
    方に形成され且つ両スプロケットによって運ばれた球を
    交互に1列になって流下させる球排出樋と、該球排出樋
    の上流部に設けられ且つ流下する球を検出する計数用検
    知スイッチと、前記排出指令信号に基づいて前記スプロ
    ケットを回転せしめるモータと、からなることを特徴と
    するパチンコ機の景品球払出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325913A (ja) * 2006-05-10 2007-12-20 Nidec Copal Electronics Corp 賞球ユニット
JP4499854B2 (ja) * 1999-09-28 2010-07-07 株式会社浅間製作所 玉計数払出装置

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