JP2767252B2 - パチンコ玉の払出装置 - Google Patents

パチンコ玉の払出装置

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JP2767252B2 JP63139958A JP13995888A JP2767252B2 JP 2767252 B2 JP2767252 B2 JP 2767252B2 JP 63139958 A JP63139958 A JP 63139958A JP 13995888 A JP13995888 A JP 13995888A JP 2767252 B2 JP2767252 B2 JP 2767252B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、パチンコ玉が連続して供給される供給通
路と、該供給通路の終端に臨設され、かつパチンコ玉の
外周面と係合する凹状の爪部を有する回転部材と、該回
転部材を回転せしめる駆動モータと、該駆動モータの回
転により払い出されたパチンコ玉が排出される排出通路
と、からなるパチンコ玉の払出装置に関するものであ
る。パチンコ玉の払出装置としては、パチンコ玉を弾発
して遊技する弾球遊技機における景品玉払出装置や、あ
るいは弾球遊技機において使用する遊技玉を貸し出す貸
玉払出装置等が考えられる。
【従来の技術】
従来、景品玉払出装置や貸玉払出装置等のパチンコ玉
の払出装置として、パチンコ玉が連続して供給される供
給通路と、該供給通路の終端に臨設され、かつパチンコ
玉の外周面と係合する凹状の爪部を有する回転部材(例
えばスプロケット)と、該回転部材を回転せしめる駆動
モータと、該駆動モータの回転により払い出されたパチ
ンコ玉が排出される排出通路と、からなる構成を有する
ものが知られていた。このような構成からなる払出装置
は、供給通路から連続して供給されるパチンコ玉を直接
回転部材としてのスプロケットの爪部で受け止め、駆動
モータが回転することによりパチンコ玉が爪部で押圧さ
れて排出通路に排出されるようになっていた。
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のパチンコ玉の払出装置は、供給通路で
待機しているパチンコ玉の玉圧が直接回転部材としての
スプロケットと爪部に掛かっているので、駆動モータに
大きな負荷がかかり、特に駆動モータが回転し始めると
きには、その負荷が最大となる。しかして、弾球遊技機
の景品玉払出装置及び玉貸装置の貸玉払出装置の動作回
数は、極めて繁雑に行われるので、上記のような従来の
パチンコ玉の払出装置を使用した場合には、短期間の使
用によって駆動モータが故障したり、あるいは払い出す
べき玉数が正確でなくなったりするという問題があっ
た。 この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、駆動モータ及び回転部材に掛
かる負荷をできるだけ少なくすることにより、長期間の
使用にも耐えうるパチンコ玉の払出装置を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明に係るパチ
ンコ玉の払出装置は、前記供給通路の終端に前記回転部
材の爪部が臨む玉載置部を形成し、該玉載置部には、侵
入したパチンコ玉の少なくとも下部1点が前記回転部材
の爪部と爪部との間の凹状の底部と接触しない位置で支
持される玉支持部が形成されているものである。もちろ
ん、玉載置部に、パチンコ玉の下部2点を支持する玉支
持部を形成しても良い。
【作用】
玉載置部に1つの玉支持部が形成されたものにおいて
は、供給通路で待機しているパチンコ玉の玉圧は、玉支
持部と回転部材の爪部とに分散されて掛かることにな
る。このため、回転部材及び駆動モータに掛かる負荷が
減少するため、回転部材の回転がスムーズに行われる。
また、玉載置部に2つの玉支持部が形成されたものにお
いては、パチンコ玉の玉圧は、2つの玉支持部に掛か
り、回転部材に直接玉圧が掛からないので、回転部材の
回転がさらにスムーズに行われると共に、駆動モータの
寿命が延びる。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。まず、実施例に係るパチンコ玉の払出装置が適
用されるパチンコ遊技機について第5図を参照して説明
する。この場合のパチンコ玉の払出装置は、景品玉払出
装置として使用される。図において、パチンコ遊技機1
の遊技盤2には、打玉を誘導する誘導レール3が植立さ
れ、該誘導レール3によって囲まれる範囲が遊技領域4
を構成している。遊技領域4のほぼ中央には、回転ドラ
ムを有する可変表示装値5が設けられ、その下方には、
開閉扉7を有する可変入賞球装置6が設けられている。
また、可変表示装置5の左右両側及び可変入賞球装置6
の上部には、始動入賞口8a〜8cが配設されている。更
に、可変入賞球装置6の左右両側及び下方部分には、打
玉を通常の入賞とする通常入賞口9a,9b,10a,10bが配置
されている。 しかして、打玉が始動入賞口8a〜8cに入賞することに
より可変表示装置5の回転ドラムが回転開始し、所定時
間経過後、あるいは遊技者によるストップスイッチの操
作により、その回転を停止し、その停止時の表示態様が
予め定められた組み合せであるときに可変入賞球装置6
の開閉扉7が一定時間(例えば、30秒)あるいは所定個
数(例えば、10個)入賞するまで開放状態を続け、開閉
扉7内に設けられたV入賞口に入賞すると再度上記した
開放状態を繰り返すようになっている。なお、上記した
各入賞口や入賞球装置に入賞した入賞玉によって払出さ
れる景品玉数は、すべて同一(例えば、13個)であって
もよいし、特定の入賞口への入賞によるものだけ異なる
ように設定しても良い。例えば、上記始動入賞口8a〜8c
に入賞した入賞玉によって払い出される景品玉数を7個
と設定し、他の入賞口への入賞玉によって払い出される
景品玉数を13個と設定し、始動入賞口8a〜8cに多数の入
賞玉が入賞するように釘調節することにより可変表示装
置5の動作回数を多くして遊技の興趣を盛り上げるよう
にすることができる。 また、遊技盤2の裏面には、第6図に示すような入賞
玉集合カバー体11が取り付けられている。この入賞玉集
合カバー体11は、前記入賞口や入賞球装置に入賞した入
賞玉を振分けて下方に誘導する誘導通路が形成されてい
る。特に前記始動入賞口8a〜8cに入賞した入賞玉を誘導
する誘導通路には、始動入賞玉検出器13a〜13cが配設さ
れており、この始動入賞玉検出器13a〜13cがONすること
により前記可変表示装置5が回転動作するようになって
いる。また、前記したように始動入賞口8a〜8cへの入賞
玉による景品玉数を少なく設定した場合には、始動入賞
玉検出器13a〜13cからの信号が後述する景品玉払出装置
29の払出動作を制御する払出制御回路(図示しない)に
送られるようになっている。また、入賞玉集合カバー体
11には、前記開閉扉7の開閉を制御するソレノイド12も
取り付けられている。 第5図に戻って、前記遊技盤2の遊技領域4の下方に
は、前記したいずれの入賞口、あるいは入賞球装置にも
入賞しなかった打玉を取り入れるアウト口14が形成され
ている。また、遊技領域4の外側であって、遊技盤2の
上部には、入賞個数、あるいは未払いの景品玉数を表示
する玉記憶表示器57が設けられている。 更に、パチンコ遊技機1の正面には、後述する景品玉
払出装置29から払い出された景品玉を貯留し、かつ発射
位置に打玉を誘導する打球供給皿15や、該打球供給皿15
に貯留しきれない余剰の景品玉を貯留する余剰玉受皿16
や、打玉の弾発力を調節する操作ハンドル17等の周知の
構成を有する。 次に、第7図を参照してパチンコ遊技機1の背面構造
について説明する。図において、パチンコ遊技機1の裏
面には、前記遊技盤2の裏面全体を覆うように機構板18
が配設されている。この機構板18は、周知のように、入
賞玉を1個づつ処理し、その入賞玉に対応して所定個数
の景品玉を払い出すための各種の機構が設けられるもの
である。しかして、図示の機構板18においては、その前
面側に前記入賞玉集合カバー体11から落下する入賞玉を
受け止めて一側に集合せしめる入賞玉集合樋19が形成さ
れている。この入賞玉集合樋19は、入賞玉を一列に整列
して流下させるようになっているが、その流下通路の途
中には、通過する入賞玉を検出する入賞玉検出器20が設
けられている。入賞玉検出器20からの信号は、図示しな
い払出制御回路に送られて、後述する景品玉払出装置29
の動作を制御する。 一方、機構板18の後面側には、その上部に図示しない
補給機構から補給される景品玉を貯留する景品玉タンク
21が設けられ、該景品玉タンクの下方に景品玉を整列さ
せて流下させる景品玉誘導樋22が設けられている。景品
玉誘導樋22の上流側には、貯留されている景品玉が少な
くなると揺動する景品玉不足感知板23が設けられ、この
景品玉不足感知板23の揺動動作により、その下方に位置
する景品玉不足検出器24がONして図示しない管理コンピ
ュータに補給指令信号を送り、景品玉タンク21に景品玉
が補給されるようになっている。景品玉誘導樋22の下流
には、景品玉の流下方向を180度変更すると共に、その
玉圧を弱めるカーブ樋25が接続されている。カーブ樋25
には、景品玉欠乏感知板26が配置されている。この景品
玉欠乏感知板26は、前記景品玉不足感知板23が作動した
にも拘らず景品玉が補給されない状態で景品玉が払い出
されたときに動作して、その下方に配置された景品玉欠
乏検出器27をOFFさせることにより後述する景品玉払出
装置29の駆動モータであるステッピングモータ41の動作
を停止させ、以って遊技を中断させるようにしたもので
ある。 カーブ樋25の下流側は、垂直状の供給樋28を構成し、
この供給樋28には、1回の払出動作によって払い出され
る景品玉数よりもやや多い数の景品玉が貯留されるよう
になっている。また、供給樋28の流下端には、この実施
例の要部である景品玉払出装置29が接続されている。な
お、供給樋28は、景品玉払出装置29の供給通路の一部を
構成している。 景品玉払出装置29は、主として供給通路31と、排出通
路34と、ステッピングモータ41と、回転部材としてのス
プロケット43とから構成されており、ステッピングモー
タ41の回転により所定個数の景品玉を払い出すようにな
っている。その構成については、後に詳述する。 景品玉払出装置29の下方には、該装置29から払い出さ
れた景品玉を誘導する景品玉排出樋48が設けられ、該景
品玉排出樋48の下端には、誘導開口49が開設されて前記
打球供給皿15と連通するようになっている。皿に、誘導
開口49の一側から景品玉が溢れるように構成され、その
溢れた余剰の景品玉を前記余剰玉受皿16に誘導する余剰
玉排出樋50が設けられている。この余剰玉排出樋50の一
側には、満タン検知板50が揺動自在に設けられており、
これが余剰玉排出樋50の貯留された余剰玉によって押圧
されたときには、図示しない玉送り供給装置の玉送り動
作が停止されて、遊技が中断されるようになっている。 更に、前記誘導開口49の溢れ口部分には、充満検知板
59が揺動自在に設けられ、前記満タン検知板58が作動し
た後も前記払出制御回路のカウンタ内に記憶された数値
に基いて景品玉払出装置29が動作し続けて景品玉が貯留
された場合に動作するようになっている。この充満検知
板59の後方には、充満検出器60が配置され、これが作動
することにより景品玉払出装置29のステッピングモータ
41の動作が停止され、それ以上の景品玉の払出を停止す
るようになっている。 また、パチンコ遊技機1の裏面には、前記操作ハンド
ル17に対応するように打玉を弾発するための打球発射駆
動部51が設けられている。 次に、第1図ないし第4図を参照して、この実施例の
要部である景品玉払出装置29の構成について詳細に説明
する。第1図ないし第3図は、第1実施例に係る景品玉
払出装置29を示し、第4図は、第2実施例に係る景品玉
払出装置29Aを示す。まず、第1図ないし第3図を参照
して第1実施例に係る景品玉払出装置29について説明す
る。景品玉払出装置29は、第3図に示すように、前記機
構板18に取り付ける取付板30と、駆動モータとしてのス
テッピングモータ41を取り付けるモータ取付板35によっ
て構成される。すなわち、モータ取付板35に穿設した止
着穴45a〜45dを取付板30に形成した止着部46a〜46dに対
応させ、ビス47で螺着することにより一体的に構成され
る。 ところで、取付板30には、前記供給樋28に連続する供
給通路31が形成され、該供給通路31の下流側に景品玉の
方向を後述する玉載置部37に向けて変化させる流路変更
部32が形成されている。流路変更部32のさらに下方に
は、供給通路31の最先端のパチンコ玉P1の下部1点を支
持する玉支持部39bが形成され、該玉支持部39bの下方
に、スプロケット43が収納されるスプロケット収納部33
が形成されている。また、スプロケット収納部33の一側
には、景品玉の排出通路34も形成されている。 一方、モータ取付板35の上部には、前記供給通路31を
流下してきたパチンコ玉を下方に向けてガイドするガイ
ド部36が突設され、このガイド部36の下方にパチンコ玉
1個が載置される玉載置部37が構成されている。玉載置
部37は、前記ガイド部36の下部側面に形成された玉受壁
38と、該玉受壁38の下方であって、前記玉支持部39bと
対応するように位置してパチンコ玉の他方の下部1点を
支持する玉支持部39aと、パチンコ玉の一方の下部1点
を支持する前記玉支持部39bとから構成されている。つ
まり、玉載置部37は、供給通路31で待機している景品玉
の玉圧を受け止める機能と、最先端のパチンコ玉の下部
を2点で支持する機能を有するものである。なお、モー
タ取付部35及び取付板30には、それぞれの玉支持部39a,
39bから排出通路34に向けて円弧状のガイドリブ40a,40b
が突設され、玉載置部37に載置されていたパチンコ玉が
排出通路34に排出されるまでの間、その流下をガイドす
るようになっている。 また、モータ取付板35の後面には、パルス信号がある
毎に所定角度回転するステッピングモータ41が取り付け
られ、そのモータ軸42は、モータ取付部35の前面に貫通
して位置し、その先端には、外周に複数の爪部44を有す
るスプロケット43が固着されている。スプロケット43の
爪部44は、パチンコ玉の外周面と係合するように凹状に
形成されており、その爪部44が前記玉支持部39a,39bの
間に挿入された位置配置となっている。このとき、第1
図に示されるように、爪部44の凹状の低部が玉支持部39
a,39bより低い位置となっているので、玉載置部37に載
置されているパチンコ玉は、玉支持部39a,39bで支持さ
れた状態となり、スプロケット43には、玉圧が掛からな
いようになっている。 以上、説明した第1実施例に係る景品玉払出装置29の
動作について説明すると、遊技者が操作ハンドル17を操
作させて打玉を遊技領域4に弾発し、その打玉が始動入
賞口8a〜8c以外の入賞口に入賞した場合には、該入賞玉
は、入賞玉集合カバー体11に誘導されて入賞玉集合樋19
に落下し、その後、入賞玉検出器20をONさせる。入賞玉
検出器20の検出信号は図示しない払出制御回路に送ら
れ、その制御回路内に含まれるカウンタに「+13」の値
が加算される。また、始動入賞口8a〜8cに入賞した入賞
玉によって始動入賞玉検出器13a〜13cがONすると、その
検出信号が払出制御回路に送られるようになっている。
そして、この検出信号があると、カウンタの値から「−
6」という減算処理がなされる。しかし、始動入賞口8a
〜8cに入賞した入賞玉は、始動入賞玉検出器13a〜13cを
ONした後、入賞玉集合樋19に落下して入賞玉検出器20も
ONさせるので、結局「−6+13」という計算がなされ
て、始動入賞口8a〜8cへの入賞玉によるカウンタ内の値
は「+7」ということになる。なお、カウンタに記憶さ
れている数値は、遊技盤2に設けられる玉記憶表示器57
に表示される。また、玉記憶表示器57に表示される数
は、入賞玉検出器20によって計数された入賞玉数であっ
てもよい。この場合には、全ての入賞口で均一の景品玉
数が払い出される形式のほうが好ましい。 なお、上記した制御回路は、カウンタの値が「0」に
なるまで景品玉払出装置29のステッピングモータ41にパ
ルス信号を送り続ける。ステッピングモータ41は、パル
ス信号がある毎に所定角度、この場合、パチンコ玉を1
個払い出すに必要な角度だけ回転し、払出制御回路から
送られるパルス信号がなくなるまで回転し続ける。しか
して、景品玉は、供給通路31から連続的に供給される
が、最先端のパチンコ玉P1は、玉載置部37を構成する玉
受壁38及び玉支持部39a,39bで支持され、これに連続す
る景品玉(供給樋28に貯留されている景品玉を含む)の
玉圧も玉載置部37で受け止められているので、スプロケ
ット43に玉圧が掛からず、スプロケット43の回転がスム
ーズに行われて爪部44で玉載置部37に載置されているパ
チンコ玉を押圧し、排出通路34から景品玉を払い出す。
なお、上記実施例においては、パルス信号によってステ
ッピングモータ41を所定角度づつ回転させて所定個数の
景品玉を払い出すように構成したが、より正確性を増す
ために、払い出される景品玉数を計数する計数手段を付
加し、この計数手段とステッピングモータ41とを関連付
けて構成しても良い。 以上のように、第1実施例に係る景品玉払出装置29
は、供給樋28及び供給通路31で待機している景品玉の玉
圧を玉受壁38及び玉支持部39a,39bに掛けてスプロケッ
ト43に直接掛からないようにしたので、スプロケット43
の回転がスムーズに行われると共に、ステッピングモー
タ41への負荷も大きく減少させることができるので、長
期間に亘ってステッピングモータ41の安定的な動作を確
保することができる。また、スプロケット43に玉圧が掛
からないので、ステッピングモータ41への電源の供給を
停止しても玉圧によってスプロケット43が空転すること
がなく、このため、急な停電等の事故が起こった場合で
も供給通路31に待機している景品玉が流失することがな
い。 次に、第4図を参照して、第2実施例に係る景品玉払
出装置29Aについて説明する。この第2実施例の景品玉
払出装置29Aが第1実施例の景品玉払出装置29と異なる
ところは、主として回転部材としてのスプロケットの形
状であるため、第4図において第1実施例と同じ構造の
ものには同一符合を付して示している。 これについて説明すると、第2実施例の景品玉払出装
置29Aにおけるスプロケット52は、第4図(a)に示す
ように爪部53で挟まれる凹状部が段差状の断面を有して
おり、この段差部の頂点がパチンコ玉P2の一方の下部1
点を支持する玉支持部54aとなっている。また、供給通
路31の終端には、スプロケット52の玉支持部54aと対応
する位置にパチンコ玉P2の他方の下部1点を支持する玉
支持部材54bが形成されている。すなわち、第2実施例
の景品玉払出装置29Aにおいては、スプロケット52に形
成された玉支持部54aと供給通路31の終端に形成された
玉支持部54bとで玉載置部37を構成していることにな
る。このため、供給樋28及び供給通路31で待機している
景品玉の玉圧は、スプロケット52と供給通路31の終端と
で分散して支持していることになり、従来の全玉圧をス
プロケットだけで受け止めていたものに比較して、スプ
ロケット52への負荷を弱めることができ、これがため、
スプロケット52の回転もスムーズとなり、ステッピング
モータ41に掛かる負荷も減少させることができる。 なお、スプロケット52の爪部53で押圧された景品玉
は、スプロケット52の回転方向前方に配置された変流部
55によってその流下方向を変えられて排出通路56に誘導
されるようになっている。なお、図示の実施例では、ス
プロケット52のモータ軸42の真上に玉載置部37が配置さ
れているので、前記第1実施例と同様に、ステッピング
モータ41への電源の供給を停止しても玉圧によってスプ
ロケット52が空転することがなく、このため、急な停電
等の事故が起こった場合でも供給通路31に待機している
景品玉が流失することがない。 以上、説明したように上記した2つの実施例において
は、いずれも供給通路31で待機している景品玉の玉圧を
スプロケット43、52だけで受け止めるのではなく、少な
くとも供給通路31の終端に形成された玉載置部37の玉支
持部39a,39b又は54bで分散して受けるようにしたので、
スプロケット43、52の回転がスムーズとなり、駆動モー
タであるステッピングモータ41に掛かる負荷を減少させ
て長期間の使用に耐えることができる。 なお、上記した実施例においては、パチンコ玉の払出
装置として、いずれも景品玉払出装置を例示したが、玉
貸装置の貸玉払出装置であってもよい。また、駆動モー
タとしてステッピングモータを例示したが、これも通常
のモータであってもよい。この場合には、払い出される
パチンコ玉を計数する手段、あるいは計時手段が付加さ
れることになる。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係るパチンコ玉の払出装置は、供給通路で待機してい
るパチンコ玉の玉圧を回転部材だけで受け止めるのでは
なく、供給通路の終端に形成された玉載置部の玉支持部
で少なくともパチンコ玉の下部1点を分散して受けるよ
うにしたので、回転部材の回転がスムーズとなり、駆動
モータに掛かる負荷を減少させて長期間の使用に耐える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この発明の第1実施例に係る景
品玉払出装置を示し、第1図は、縦断面図、第2図は、
景品玉払出装置の動作を示す背面から見た断面図、第3
図は、景品玉払出装置の分解斜視図、第4図は、第2実
施例に係る景品玉払出装置を示し、(a)は、縦断面
図、(b)は横断面図、第5図は、景品玉払出装置が適
用されるパチンコ遊技機の正面図、第6図は、遊技盤の
裏面に固定される入賞玉集合カバー体の背面図、第7図
は、パチンコ遊技機の背面図である。 28……供給樋(供給通路) 29,29A……景品玉払出装置(払出装置) 31……供給通路 34,56……排出通路 37……玉載置部 39a,39b……玉支持部 41……ステッピングモータ(駆動モータ) 43,52……スプロケット(回転部材) 44,53……爪部 (54a),54b……玉支持部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉が連続して供給される供給通路
    と、該供給通路の終端に臨設され、かつパチンコ玉の外
    周面と係合する爪部を有する回転部材と、該回転部材を
    回転せしめる駆動モータと、該駆動モータの回転により
    払い出されたパチンコ玉が排出される排出通路と、から
    なるパチンコ玉の払出装置において、 前記供給通路の終端に前記回転部材の爪部が臨む玉載置
    部を形成し、該玉載置部には、侵入したパチンコ玉の少
    なくとも下部1点が前記回転部材の爪部と爪部との間の
    凹状の底部と接触しない位置で支持される玉支持部が形
    成されていることを特徴とするパチンコ玉の払出装置。
  2. 【請求項2】前記玉支持部から前記排出通路に向けてガ
    イドリブを設け、前記玉載置部に載置されていたパチン
    コ玉が排出通路に排出されるまでの間、パチンコ玉が前
    記回転部材の爪部と爪部との間の凹状の底部と接触しな
    いように前記ガイドリブに案内支持されることを特徴と
    する請求項1記載のパチンコ玉の払出装置。
JP63139958A 1988-06-07 1988-06-07 パチンコ玉の払出装置 Expired - Lifetime JP2767252B2 (ja)

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