JP3815743B2 - パチンコ玉払出装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、回転体の回転によりパチンコ玉を払い出すようにしたパチンコ玉払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ玉払出装置の公知例として、例えば特開平4−58972号公報に記載されたものがある。このものは、図3に示すように、真っ直ぐ下方に延びる玉流下路4の下部側方に、鉛直軸5を中心に回転するリードスクリュー6を設け、このリードスクリュー6をモータ7により減速歯車機構8を介して回転させることによって、パチンコ玉Pを1個ずつ排出させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来構成のものでは、リードスクリュー6の外周面に形成された螺旋状の玉受け凸部9の上側面で、玉流下路4内に待機している多量のパチンコ玉Pの全荷重を直接受け止めるようになっている。この結果、リードスクリュー6の玉受け凸部9の上側面に加わる玉圧が相当に大きくなってしまい、これが原因でリードスクリュー6の回転抵抗も相当に大きくなってしまう。このため、リードスクリュー6を駆動するモータ7は、トルクの大きな大型のモータを用いる必要があると共に、回転伝達経路中に減速歯車機構8を介在させる必要があり、装置全体が大型化するばかりか、製造コストも高くなるという欠点がある。
【0004】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、装置全体のコンパクト化・低コスト化を実現することができるパチンコ玉払出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のパチンコ玉払出装置は、モータと、このモータにより水平回転される円筒カムと、この円筒カムに対してパチンコ玉を一列に整列させて流下させる玉流下路とを備え、前記玉流下路の出口部分は、前記パチンコ玉を前記円筒カムの外周面に対して横方向から供給するように屈曲され、前記円筒カムの側方には、前記玉流下路の出口から下方に延びる樋状の玉排出ガイドが設けられ、前記円筒カムは、外周面に螺旋溝と螺旋凸部が形成され、この螺旋凸部の外周面が前記玉流下路の出口に対向したときに該螺旋凸部の外周面で該玉流下路の出口のパチンコ玉を受け支えて該玉流下路の出口からのパチンコ玉の落下を阻止し、前記螺旋溝が該玉流下路の出口に対向したときに該玉流下路の出口のパチンコ玉を1個だけ前記螺旋溝内に入り込ませて前記玉排出ガイド内に入り込ませ、該円筒カムの回転に応じて該玉排出ガイド内のパチンコ玉を該円筒カムの螺旋凸部の上側面で受け支えながら該パチンコ玉を該玉排出ガイドに沿って自重により下方に移動させ、該パチンコ玉が前記円筒カムの下端から落下する前に前記螺旋凸部の外周面が該玉流下路の出口に対向して該玉流下路の出口からの後続のパチンコ玉の落下を阻止する状態となるように構成されている。
【0006】
この場合、請求項2のように、前記円筒カムの下端近傍に、落下するパチンコ玉を検出する玉検出手段を設け、この玉検出手段の検出信号に基づいて前記モータの回転を制御するように構成しても良い。
【0007】
また、請求項3のように、前記円筒カムの外周面に、前記螺旋溝と前記螺旋凸部を2個ずつ形成し、該円筒カムが半回転するごとにパチンコ玉が1個ずつ落下するように構成しても良い。
【0008】
更に、請求項4のように、前記モータを、回転軸を下向きにした状態で前記円筒カムの真上に配置し、該モータの回転軸に前記円筒カムを連結するようにしても良い。
【0009】
【作用】
上記請求項1の構成によれば、図1に示すように、玉流下路の出口部分が円筒カムの外周面に向けて屈曲され、パチンコ玉が円筒カムの外周面に対して横方向から供給される。この円筒カムの外周面には螺旋溝と螺旋凸部が形成され、図1(a)に示すように、螺旋凸部の外周面が玉流下路の出口に対向したときに該螺旋凸部の外周面で該出口のパチンコ玉を受け支えて該玉流下路の出口からの後続のパチンコ玉の落下を阻止する。その後、図1(b)に示すように、螺旋溝が該玉流下路の出口に対向したときに該玉流下路の出口のパチンコ玉を1個だけ前記螺旋溝内に入り込ませて玉排出ガイド内に入り込ませ、図1(c),(d)に示すように、該円筒カムの回転に応じて該玉排出ガイド内のパチンコ玉を該円筒カムの螺旋凸部の上側面で受け支えながら該パチンコ玉を該玉排出ガイドに沿って自重により下方に移動させる。この際、該パチンコ玉が円筒カムの下端から落下するまでに、図1(c),(d)に示すように、螺旋凸部の外周面が該玉流下路の出口に対向して該玉流下路の出口からの後続のパチンコ玉の落下を阻止した状態となり、この状態で、最下のパチンコ玉のみが円筒カムの回転に応じて玉排出ガイドに沿って自重により下方に移動し、最終的に、図1(e)に示すように、円筒カムの下端から落下する。
【0010】
この場合、玉流下路内に待機している多量のパチンコ玉の荷重によって円筒カムに加わる玉圧は、螺旋凸部の外周面に横方向から作用するため、従来(図3)のように玉流下路内に待機している多量のパチンコ玉の全荷重を螺旋状の玉受け凸部の上側面で直接受け止める場合と比較して、円筒カムに加わる玉圧が著しく小さくなり、円筒カムの回転抵抗が従来よりも大幅に小さくなる。しかも、円筒カムの螺旋溝にパチンコ玉が入り込んだときに加わる玉圧が円筒カムの回転方向に近い方向に作用し(つまり玉圧の分力が円筒カムの回転方向に一致し)、この玉圧が円筒カムの回転駆動に必要なモータのトルクを低下させる役割を果たす。
【0011】
また、請求項2では、円筒カムの下端近傍に設けられた玉検出手段により、円筒カムから落下するパチンコ玉を検出し、その検出信号に基づいてモータ(円筒カム)の回転を制御する。つまり、所定個数のパチンコ玉を排出する場合には、玉検出手段が所定個数のパチンコ玉の落下を検出するまでモータ(円筒カム)を回転させる。これにより、パチンコ玉の排出動作の信頼性が高められる。
【0012】
更に、請求項3では、円筒カムの外周面に、螺旋溝と螺旋凸部が2個ずつ形成され、該円筒カムが半回転するごとにパチンコ玉が1個ずつ落下する。従って、パチンコ玉をN個排出する場合には円筒カムをN/2回転させれば良い。
【0013】
また、モータを小型化できる点に着目し、請求項4では、モータを、回転軸を下向きにした状態で円筒カムの真上に配置し、該モータの回転軸に円筒カムを連結している。この構成では、玉流下路の屈曲する出口部分の上方のスペースを利用してモータを配置することができると共に、このモータの回転軸に減速歯車機構を介さずに円筒カムを直接連結するので、装置全体のコンパクト化と部品点数削減が図られる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。まず、図2(パチンコ機の背面図)に基づいてパチンコ機全体の概略構成を説明する。パチンコ機の機枠11の前面には遊技盤12が装着され、この遊技盤12には、センター役物13や各種の入賞口(図示せず)が設けられている。また、機枠11の前面下部には、発射装置14の操作ハンドル(図示せず)や玉受皿(図示せず)が設けられている。
【0015】
一方、機枠11の後面上部には、賞球用のパチンコ玉を貯溜する賞球タンク15や、この賞球タンク15内のパチンコ玉を整列状態で流下させるタンクレール16が設けられている。また、機枠11の後面右側部中央には、タンクレール16から玉流下路17を通して流下するパチンコ玉が供給されるパチンコ玉払出装置18が設けられ、発射玉の入賞に応じてこのパチンコ玉払出装置18から後述するようにして所定個数のパチンコ玉(賞球)が排出される。排出されたパチンコ玉は、玉排出路19を通して玉受皿(図示せず)内に受け溜められる。
【0016】
次に、パチンコ玉払出装置18の構成を図1に基づいて詳細に説明する。玉流下路17は、パチンコ玉を一列に整列させた状態で流下させるように構成され、その出口17a部分(下端部分)が右方向に屈曲されている。この玉流下路17の屈曲する出口17a部分の上方のスペースを利用してモータ20が配置されている。このモータ20は、例えばステッピングモータから構成され、その回転軸21を下向きにした状態で支持プレート22に取り付けられている。このモータ20の回転軸21には円筒カム23が嵌着固定され、この円筒カム23の左側方には、玉流下路17の出口17aから下方に延びる玉排出ガイド26が設けられている。この玉排出ガイド26は、円筒カム23側(右側面)を開放する樋状に形成され、円筒カム23の回転によりパチンコ玉Pが玉排出ガイド26と円筒カム23との間を1個ずつ通過できるようになっている。
【0017】
この実施例では、円筒カム23の外周面に、螺旋溝24と螺旋凸部25が2個ずつ形成され、各螺旋溝24(螺旋凸部25)の上端の位置が下端の位置よりも180°(半回転)だけ反回転方向にずらされることで、円筒カム23が半回転するごとにパチンコ玉Pが1個ずつ円筒カム23から落下するようになっている。つまり、図1(a)に示すように、螺旋凸部25の外周面が玉流下路17の出口17aに対向したときに、螺旋凸部27の外周面で出口17aのパチンコ玉Pを受け支えて該玉流下路17の出口からの後続のパチンコ玉P’の落下を阻止する。その後、図1(b)に示すように、螺旋溝24が出口17aに対向したときに、玉流下路17の出口17aのパチンコ玉Pが1個だけ螺旋溝24内に入り込んで玉排出ガイド26内に入り込んだ状態になる。この状態では、玉流下路17の出口17aから玉排出ガイド26内に入り込んだパチンコ玉Pが螺旋凸部25の上側面で受けられた状態となり、この状態を維持しながら、円筒カム23の回転に応じて図1(c),(d)に示すように、該パチンコ玉Pが自重により玉排出ガイド26に沿って下方に移動する。この際、該パチンコ玉Pから円筒カム23に加えられる玉圧は、図1(b)に矢印Fで示すように、円筒カム23の回転方向に近い方向に作用し、この玉圧が円筒カム23の回転に必要なモータ20のトルクを低下させる役割を果たす。
【0018】
そして、玉排出ガイド26に沿って下方に移動するパチンコ玉Pが円筒カム23から落下するまでに、図1(c),(d)に示すように、螺旋凸部25の外周面が玉流下路17の出口17aに対向して該玉流下路17の出口17aからの後続のパチンコ玉P’の落下を阻止した状態となる。この後は、図1(d)に示すように、最下のパチンコ玉Pのみが円筒カム23の回転に応じて自重により玉排出ガイド26に沿って下方に移動し、最終的に、図1(e)に示すように、円筒カム23の下端から落下する。
【0019】
一方、図1(a)に示すように、円筒カム23の下端近傍には、円筒カム23から落下するパチンコ玉Pを検出する玉検出手段として、発光ダイオード等の投光素子27とフォトトランジスタ等の受光素子28(光センサ)とが対向して設けられている。そして、円筒カム23から落下するパチンコ玉Pが投光素子27と受光素子28との間を通過するごとに、受光素子28から検出信号が制御回路29に出力される。
【0020】
前述したように、通常は、円筒カム23が半回転するごとにパチンコ玉Pが1個ずつ落下するが、何等かの原因で玉流下路17内の玉流れが悪くなると、円筒カム23が半回転してもパチンコ玉Pが落下しないことがある。そこで、この実施例では、制御回路29は、受光素子28の検出信号に基づいてパチンコ玉Pが落下したか否かを判定し、落下していなければ、円筒カム23をもう半回転させるように制御する。つまり、パチンコ玉を所定個数排出する場合には、受光素子28の検出信号が所定回数出力されるまで、円筒カム23を回転させ続けることになる。これにより、パチンコ玉Pの排出動作の信頼性が高められ、遊技客に不利益を与えないようにすることができる。
【0021】
しかしながら、本発明は、円筒カム23の回転数(モータ20の回転数)によってパチンコ玉の排出数を制御する構成としても良く、この場合でも本発明の所期の目的は十分に達成することができる。
【0022】
以上説明した実施例によれば、玉流下路17内に待機している多量のパチンコ玉P’の荷重によって円筒カム23に加わる玉圧は、螺旋凸部25の外周面に横方向から作用するため、従来(図3)のように玉流下路4内に待機している多量のパチンコ玉の全荷重を螺旋状の玉受け凸部9の上側面で直接受け止める場合と比較して、円筒カム23に加わる玉圧が著しく小さくなり、円筒カム23の回転抵抗が従来よりも大幅に小さくなる。しかも、図1(b)に示すように円筒カム23の螺旋溝24にパチンコ玉Pが入り込んだときに加わる玉圧は、矢印Fで示すように、円筒カム23の回転方向に近い方向に作用し(つまり玉圧の分力が円筒カム23の回転方向に一致し)、この玉圧が円筒カム23の回転駆動に必要なモータ20のトルクを低下させる役割を果たす。
【0023】
従って、この実施例では、円筒カム23の回転抵抗が小さい上に、玉圧を円筒カム23を回転させる駆動力として有効に利用することができて、円筒カム23の回転駆動に必要なモータ20のトルクを従来よりも大幅に低下させることができる。このため、円筒カム23を駆動するモータ20を従来よりも大幅に小型化できると共に、モータ20の回転軸21に減速歯車機構を介さずに円筒カム23を直接連結することができ、装置全体のコンパクト化・部品点数削減を実現することができ、低コスト化の要求も満たすことができる。
【0024】
また、上記実施例では、円筒カム23の外周面に、螺旋溝24と螺旋凸部25が2個ずつ形成し、該円筒カム23が半回転するごとにパチンコ玉Pを1個ずつ落下させるようにしたので、円筒カム23の回転動作により所定個数のパチンコ玉を速やかに排出することができる。しかしながら、本発明は、螺旋溝と螺旋凸部を1個ずつ形成した構成(つまり円筒カムの1回転当たりパチンコ玉を1個だけ排出する構成)としても良く、勿論、螺旋溝と螺旋凸部を3個以上ずつ形成した構成としても良いことは言うまでもない。例えば、螺旋溝と螺旋凸部を3個ずつ形成した場合には、円筒カムが1/3回転するごとにパチンコ玉を1個ずつ落下させる構成とすれば良い。
【0025】
また、上記実施例では、モータ20を小型化できる点に着目し、玉流下路17の屈曲する出口18a部分の上方のスペースを利用してモータ20を配置し、このモータ20の回転軸21に減速歯車機構を介さずに円筒カム23を直接連結するようにしたので、モータ20,玉流下路17,円筒カム23及び玉排出ガイド26をコンパクトなケース30内に合理的な配置で組み込んだ構成とすることができる。しかしながら、本発明は、この構成に限定されず、円筒カム23の下方にモータを配置した構成としても良い(この場合には玉排出路がモータを避けて屈曲した構成となる)。また、モータ20と円筒カム23との間に減速歯車機構を介在させる構成としても良く、この場合でも、本発明の所期の目的は十分に達成することができる。
【0026】
また、上記実施例では、円筒カム23に対して1本の玉流下路17からパチンコ玉を供給するようにしたが、2本の玉流下路を設け、2本の玉流下路からパチンコ玉を供給するようにしても良い。つまり、螺旋溝24が2本あれば、2本の玉流下路を設けることが可能であり、螺旋溝24が3本以上あれば、3本以上の玉流下路を設けることが可能である。
【0027】
また、上記実施例では、円筒カム23から落下するパチンコ玉Pを検出する玉検出手段として、投光素子27と受光素子28からなる透過型の光センサを用いたが、反射型の光センサを用いたり、近接スイッチ等、他の検出手段を用いるようにしても良い。
【0028】
その他、本発明は、モータ20として、ステッピングモータに代えて、サーボモータやギアードモータ等を用いても良く、また、本発明のパチンコ玉払出装置を玉貸機に組み込んで使用したり、パチンコ機の背面における配置場所を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1のパチンコ玉払出装置によれば、玉流下路内に待機している多量のパチンコ玉の荷重によって円筒カムに加わる玉圧が螺旋凸部の外周面に横方向から作用するため、円筒カムに加わる玉圧を著しく小さくすることができると共に、玉圧を円筒カムを回転させる駆動力として有効に利用することができて、円筒カムの回転抵抗を従来よりも大幅に小さくすることができ、円筒カムを駆動するモータを小型化することができる。
【0030】
また、請求項2では、円筒カムから落下するパチンコ玉を玉検出手段により検出して、その出力信号に基づいてモータ(円筒カム)の回転を制御するので、パチンコ玉の排出を確認しながらモータ(円筒カム)を回転させることができて、パチンコ玉の排出動作の信頼性を高めることができ、遊技客に不利益を与えないようにすることができる。
【0031】
更に、請求項3では、円筒カムの外周面に、螺旋溝と螺旋凸部を2個ずつ形成して、該円筒カムが半回転するごとにパチンコ玉を1個ずつ落下させるようにしたので、円筒カムの回転動作により所定個数のパチンコ玉を速やかに排出することができる。
【0032】
また、モータを小型化できる点に着目し、請求項4では、玉流下路の屈曲する出口部分の上方のスペースを利用してモータを配置すると共に、このモータの回転軸に減速歯車機構を介さずに円筒カムを直接連結するようにしたので、装置全体のコンパクト化と部品点数削減を併せて図ることができて、低コスト化の要求を十分に満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例におけるパチンコ玉払出装置の縦断面図、(b)〜(e)はパチンコ玉払出装置の作動を説明するために異なる状態で示す縦断面図
【図2】パチンコ機の背面図
【図3】従来のパチンコ玉払出装置の縦断面図
【符号の説明】
15…賞球タンク、16…タンクレール、17…玉流下路、17a…出口、18…パチンコ玉払出装置、20…モータ、21…回転軸、23…円筒カム、24…螺旋溝、25…螺旋凸部、26…玉排出ガイド、27…投光素子、28…受光素子(玉検出手段)、29…制御回路、30…ケース。
Claims (4)
- モータと、このモータにより水平回転される円筒カムと、この円筒カムに対してパチンコ玉を一列に整列させた状態で流下させる玉流下路とを備え、
前記玉流下路の出口部分は、前記パチンコ玉を前記円筒カムの外周面に対して横方向から供給するように屈曲され、
前記円筒カムの側方には、前記玉流下路の出口から下方に延びる樋状の玉排出ガイドが設けられ、
前記円筒カムは、外周面に螺旋溝と螺旋凸部が形成され、この螺旋凸部の外周面が前記玉流下路の出口に対向したときに該螺旋凸部の外周面で該玉流下路の出口のパチンコ玉を受け支えて該玉流下路の出口からの後続のパチンコ玉の落下を阻止し、前記螺旋溝が該玉流下路の出口に対向したときに該玉流下路の出口のパチンコ玉を1個だけ前記螺旋溝内に入り込ませて前記玉排出ガイド内に入り込ませ、該円筒カムの回転に応じて該玉排出ガイド内のパチンコ玉を該円筒カムの螺旋凸部の上側面で受け支えながら該パチンコ玉を該玉排出ガイドに沿って自重により下方に移動させ、該パチンコ玉が前記円筒カムの下端から落下する前に前記螺旋凸部の外周面が該玉流下路の出口に対向して該玉流下路の出口からの後続のパチンコ玉の落下を阻止する状態となるように構成されていることを特徴とするパチンコ玉払出装置。 - 前記円筒カムの下端近傍に、落下するパチンコ玉を検出する玉検出手段を設け、この玉検出手段の検出信号に基づいて前記モータの回転を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ玉払出装置。
- 前記円筒カムの外周面に、前記螺旋溝と前記螺旋凸部が2個ずつ形成され、該円筒カムが半回転するごとにパチンコ玉が1個ずつ落下するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ玉払出装置。
- 前記モータは回転軸を下向きにした状態で前記円筒カムの真上に配置され、該モータの回転軸に前記円筒カムが連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパチンコ玉払出装置。
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