JP3226522B2 - パチンコ球排出装置 - Google Patents

パチンコ球排出装置

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JP3226522B2
JP3226522B2 JP2001041722A JP2001041722A JP3226522B2 JP 3226522 B2 JP3226522 B2 JP 3226522B2 JP 2001041722 A JP2001041722 A JP 2001041722A JP 2001041722 A JP2001041722 A JP 2001041722A JP 3226522 B2 JP3226522 B2 JP 3226522B2
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禎美 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば球貸機や賞球排
出装置に好適するパチンコ球排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパチンコ球排出装置の一例とし
て、特開平3−111071号公報に記載された構成が
ある。この構成では、球タンクからのパチンコ球を供給
する球供給路を上下方向に延びるように設けると共に、
この球供給路の途中に歯部を突出させたスプロケット
(球受部材)を回動可能に設け、更に、このスプロケッ
トの回動を許容及び阻止するソレノイドを設けている。
この構成では、スプロケットの回動が許容されたとき
に、パチンコ球が球供給路内を上から下へ自然落下して
排出され、一方、ソレノイドによりスプロケットの回動
が阻止されたときに、パチンコ球の落下がスプロケット
の歯部によって止められて、パチンコ球の排出が停止さ
れるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、スプロケットの回動軸に多数のパチンコ球
の荷重即ち大きな力が作用する構成であるので、パチン
コ球の排出時にステッピングモータが大きな回動トルク
を出力しなければならないという不具合がある。このた
め、ステッピングモータを大形化する、或いは、減速装
置を設ける等の対策が必要となり、構成全体の製造コス
トが高くなるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、モータ等の駆動
装置の構成を小形化でき、構成全体の製造コストを安く
し得るパチンコ球排出装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
球排出装置は、回動可能に設けられた第1の球受部材お
よび第2の球受部材と、前記第1の球受部材および前記
第2の球受部材に外周側からパチンコ球を供給する第1
の球供給路および第2の球供給路と、前記第1の球受部
材および前記第2の球受部材を回動駆動することに基づ
いて前記第1の球受部材および前記第2の球受部材から
パチンコ球を交互に排出する駆動軸を有する駆動手段と
を備え、前記駆動手段の駆動軸が上下方向に延びている
ところに特徴を有している。
【0006】
【実施例】以下、本発明を賞球排出装置に適用した一実
施例につき図面を参照しながら説明する。まず、パチン
コ機全体の背面側を示す図2において、機本体1の背面
側上部には、多数のパチンコ球(賞球)2を貯留する球
供給源である例えば球タンク3が配設されている。この
球タンク3内へは、図示しないパチンコ球供給機構から
パチンコ球2が供給されるように構成されている。
【0007】上記球タンク3の下部には球流下通路4が
配設されており、球タンク3の底部から流出したパチン
コ球2が上記球流下通路4内を流下する。この球流下通
路4の内部は、リブにより前後に二つの通路に別れる構
成となっている。そして、球流下通路4の右端部下方に
は、下端側が右・左に別れる二つの分岐流下通路5、6
が配設されており、上記球流下通路4内の一方の通路が
分岐流下通路5に連通し、他方の通路が分岐流下通路6
に連通している。これら分岐流下通路5、6の下部に、
賞球排出装置7が配設されている。この賞球排出装置7
から排出されたパチンコ球2は、球排出口側である例え
ば球流下通路8内を流下した後、機本体1の前面側の下
部に設けられた球受皿(図示しない)内へ貯留されるよ
うに構成されている。
【0008】さて、上記賞球排出装置7について、図1
及び図3ないし図8を参照して説明する。まず、図3は
賞球排出装置7の上面図であり、図4は賞球排出装置7
の下面図であり、図1は賞球排出装置7の図3中I −I
線に沿う縦断面図であり、図5は賞球排出装置7の図3
中V −V 線に沿う縦断面図であり、図6は賞球排出装置
7の図1中VI−VI線に沿う横断面図である。このうちの
図1に示すように、賞球排出装置7のケース9内におけ
る右部及び左部には、第1の球供給路10及び第2の球
供給路11が上下方向に延びるように設けられている。
これら第1の球供給路10及び第2の球供給路11の各
上端開口部10a及び11aは、図3にも示すように、
ケース9の上面部に開口している。この場合、第1の球
供給路10の上端開口部10aが上記一方の分岐流下通
路5の下端部に連通し、第2の球供給路11の上端開口
部11aが上記他方の分岐流下通路6の下端部に連通し
ている。
【0009】そして、第1の球供給路10の下端部はケ
ース9のほぼ中央部分で内側に向けて(図1中左向き
に)円弧状に曲がっており、これにより、第1の球供給
路10の下端開口部10bが横向き(図1中左向き)に
開口している。また、第2の球供給路11の下端部は、
上記第1の球供給路10の下端部よりも一段下の位置
で、内側に向けて(図1中右向きに)円弧状に曲がって
おり、これにより、第2の球供給路11の下端開口部1
1bが横向き(図1中右向き)に開口している。この場
合、第1の球供給路10の下端開口部10bと、第2の
球供給路11の下端開口部11bとは、一段ずれた状態
でほぼ対向配置されている。
【0010】また、第1の球供給路10の下端開口部1
0bと、第2の球供給路11の下端開口部11bとの間
には、回動部材12が水平方向に、即ち、回動軸13を
回動中心として回動可能に設けられている。この回動部
材12は、例えばプラスチックで一体成形されており、
図7にも示すように、上部スプロケット14と、この上
部スプロケット14の下部に設けられた円板状の隔壁部
15と、この隔壁部15の下部に設けられた下部スプロ
ケット16と、上部スプロケット14の上面中心部及び
下部スプロケット16の下面中心部に上下方向に延びる
ように突設された回動軸13とを有する構成となってい
る。この場合、上部スプロケット14が第1の球受部材
を構成し、下部スプロケット16が第2の球受部材を構
成している。
【0011】そして、上部スプロケット14及び下部ス
プロケット16の各外周部には、それぞれ2個の球受凹
部14a及び16aが均等に設けられている。更に、上
部スプロケット14と下部スプロケット16とは、回転
位相が90度ずれた状態で回動するように一体化されて
いる。尚、上部スプロケット14及び下部スプロケット
16の各外周部におけるほぼ扇形をなす突出部14b、
16bの外周面部の形状は、図6において、矢印Aで示
す回転方向の先端側半部の外周面部14cの曲率半径R
1が回転方向の基端側半部の外周面部14dの曲率半径
R2よりも大きくなるように設定されている。具体的に
は、R1が12mmに設定され、R2が10mmに設定
されている。このような形状に構成することにより、図
6に示すように、第1及び第2の球供給路10、11か
ら供給されたパチンコ球2が各スプロケット14、16
の突出部14b、16bの外周面部に当接した状態で
は、パチンコ球2の荷重が回動部材12を矢印A方向
(正回転方向)へ回転させる回転力として作用するよう
になっている。
【0012】また、図1に示すように、上記回動部材1
2の上方には、例えばステッピングモータ17が配設さ
れており、このステッピングモータ17の回転軸17a
が回動部材12の回動軸13の上端部に連結されてい
る。上記ステッピングモータ17は、回動部材12(上
部スプロケット14及び下部スプロケット16)を90
度ずつ回動駆動することが可能なモータである。ここ
で、回動部材12の回動軸13の上端部には円板18が
取付け固定されており、この円板18の外周縁部には4
個のスリット18a(図8参照)が等間隔に(90度ず
つの間隔で)形成されている。そして、図5に示すよう
に、上記円板18の右端部には、その外周縁部を挟むよ
うに光センサ19が配設されている。この光センサ19
は、例えばフォトインタラプタから構成されており、円
板18のスリット18aを検出したとき、その検出信号
を出力するように構成されている。上記光センサ19か
ら検出信号が出力される時点で、ステッピングモータ1
7を回動停止させて回動部材12を停止させるようにし
て回動させれば、回動部材12を90度ずつ回動させる
ことが可能である。この場合、光センサ19が回転セン
サを構成している。
【0013】一方、図5に示すように、ケース9内にお
ける下半部側の左部及び右部には、第1の球排出路20
及び第2の球排出路21が上下方向に延びるように設け
られている。このうちの第1の球排出路20の上端開口
部20aは、図6にも示すように、回転部材12の上部
スプロケット14の外周部に対向するように横向き(図
5及び図6中右向き)に開口しており、上部スプロケッ
ト14の球受凹部14aから排出されたパチンコ球2を
受けるように構成されている。そして、第2の球排出路
21の上端開口部21aは、回転部材12の下部スプロ
ケット16の外周部に対向するように横向き(図5中左
向き)に開口しており、下部スプロケット16の球受凹
部16aから排出されたパチンコ球2を受けるように構
成されている。また、第1の球排出路20及び第2の球
排出路21の各下端部20b及び21bは、図4に示す
ように、ケース9の下面部に開口している。
【0014】尚、上記第1の球排出路20及び第2の球
排出路21の各下端部20b及び21bから排出された
パチンコ球2は、前記球流下通路8内へ排出されるよう
に構成されている。また、図6に示すように、回動部材
12即ち上部スプロケット14及び下部スプロケット1
6の外周は、上記球供給路10、11の各下端開口部1
0b、11b及び上記球排出路20、21の各上端開口
部20a、21a部分を除いて、円筒部材22により囲
繞されるように構成されている。更に、図5に示すよう
に、上部スプロケット14の上側は上カバー部材23に
より覆われると共に、下部スプロケット16の下側は下
カバー部材24により覆われる構成となっている。
【0015】ここで、上カバー部材23の下面部には、
例えば突条をなすガイド凸部25が図5及び図6に示す
ように下方に向けて突設されている。この場合、上部ス
プロケット14が回動しながら、その球受凹部14aか
らパチンコ球2が排出されるときに、該パチンコ球2が
上記ガイド凸部25に当たることにより、外側即ち排出
側へ確実に案内されるようになり、該パチンコ球2がス
ムーズに排出されるようになっている。同様にして、下
カバー部材24の上面部にも、例えば突条をなすガイド
凸部26が図5及び図6に示すように上方に向けて突設
されている。この場合も、下部スプロケット16が回動
しながら、その球受凹部16aからパチンコ球2が排出
されるときに、該パチンコ球2が上記ガイド凸部26に
当たることにより、外側即ち排出側へ確実に案内される
ようになり、該パチンコ球2がスムーズに排出されるよ
うになっている。
【0016】一方、電気的構成を示す図9において、制
御回路27は、マイクロコンピュータを含んで構成され
ており、パチンコ機の運転全般及び賞球排出装置7の運
転を制御する制御プログラムを有している。この制御回
路27は、パチンコ球2が図示しない入賞口に入賞した
ことを検知する入賞検知回路28からの入賞検知信号、
前記光センサ19からの検知信号、遊技者が操作する発
射ハンドルによりオンオフ作動する発射スイッチ29か
らのスイッチ信号を受けるように構成されている。ま
た、制御回路27は、前記ステッピングモータ17を駆
動回路30を介して駆動制御すると共に、パチンコ球2
を図示しない遊技盤の遊技部へ向けて発射する(打ち出
す)ための発射モータ31を駆動回路32を介して駆動
制御するように構成されている。
【0017】次に、上記構成の作用を説明する。賞球排
出装置7がパチンコ球2の排出を行なっていない場合、
回動部材12は例えば図6に示す位置で停止している。
この場合、上部スプロケット14は、一方の球受凹部1
4a内にパチンコ球2が入っており、他方の球受凹部1
4a内にはパチンコ球2が入っていない。そして、第1
の球供給路10からのパチンコ球2が上部スプロケット
14の突出部14bの外周面に当接している。また、下
部スプロケット16は、第2の球供給路11からのパチ
ンコ球2が一方の球受凹部16a内に入って供給された
状態であると共に、他方の球受凹部16a内からパチン
コ球2が排出された状態、即ち、他方の球受凹部16a
内にはパチンコ球2が入っていない。このとき、第1の
球供給路10内及び第2の球供給路11内には、パチン
コ球2が隙間なく上下方向に並んで貯留されている。
【0018】上記状態で、遊技部内へ打ち出されたパチ
ンコ球2が入賞すると、賞球排出装置7により賞球とし
て例えば15個のパチンコ球2を排出するように制御さ
れる。具体的には、ステッピングモータ17を通電駆動
して、回動部材12を図6中矢印A方向へ90度回転さ
せる。これにより、上部スプロケット14が90度回動
してパチンコ球2が入っている球受凹部14aが第1の
球排出路20の上部開口部20aに対応する位置まで回
動するようになり、もって、球受凹部14aからパチン
コ球2が第1の球排出路20内へ排出される。このと
き、上カバー部材23のガイド凸部25によりパチンコ
球2が案内されて確実に排出されるようになっている。
そして、同時に、上部スプロケット14のうちのパチン
コ球2が入っていない球受凹部14aが第1の球供給路
10の下部開口部10bに対応するようになり、もっ
て、第1の球供給路10からパチンコ球2が上記球受凹
部14a内に供給されて貯留されるようになっている。
【0019】また、このとき、下部スプロケット16も
90度回動するが、パチンコ球2が入っている球受凹部
16aは第2の球排出路21の上部開口部21aに対応
する位置まで回動しないので、球受凹部16a内にパチ
ンコ球2が貯留(保留)されたままである。そして、こ
のとき、第2の球供給路11からのパチンコ球2は下部
スプロケット16の突出部16bの外周面に当接するよ
うになる。従って、図6に示す状態から、回動部材12
を90度回転させると、1個のパチンコ球2が排出され
るのである。
【0020】続いて、上記状態(上記1個のパチンコ球
2が排出された状態)で、ステッピングモータ17を通
電駆動して、回動部材12を更に90度回転させると、
下部スプロケット16が90度回動してパチンコ球2が
入っている球受凹部16aが第2の球排出路21の上部
開口部21aに対応するようになり、もって、球受凹部
16aからパチンコ球2が第2の球排出路21内へ排出
される。このとき、下カバー部材24のガイド凸部26
により上記パチンコ球2が案内されて確実に排出される
ようになっている。そして、同時に、下部スプロケット
16のうちのパチンコ球2が入っていない球受凹部16
aが第2の球供給路11の下部開口部11bに対応する
ようになり、もって、第2の球供給路11からパチンコ
球2が上記球受凹部16a内に供給されて貯留される。
【0021】そして、このとき、上部スプロケット14
も90度回動するが、パチンコ球2が入っている球受凹
部14aは第1の球排出路20の上部開口部20aに対
応しないので、球受凹部14a内にパチンコ球2が貯留
(保留)されたままである。そして、このとき、第1の
球供給路10からのパチンコ球2は上部スプロケット1
4の突出部14bの外周面に当接するようになる。従っ
て、上記状態から、回動部材12を90度回転させる
と、1個のパチンコ球2が排出されるのである。以下、
回動部材12を90度回動させる毎に、上述した排出動
作が繰り返し行われ、上部スプロケット14及び下部ス
プロケット16から交互にパチンコ球2が1個ずつ排出
される。従って、回動部材12を90度ずつ15回回動
させると、15個のパチンコ球2が排出されるのであ
る。尚、回動部材12を90度ずつ回動させる制御を行
なうに当たっては、円板18のスリット18aを光セン
サ19により検出したときに、その検出信号に基づいて
ステッピングモータ17の回動を停止させるように構成
されている。
【0022】このような構成の本実施例によれば、上部
スプロケット14及び下部スプロケット16(回動部材
12)を、回転位相が90度ずれた状態で一体に水平方
向に回動するように設け、第1及び第2の球供給路1
0、11によりパチンコ球2を上部スプロケット14及
び下部スプロケット16の各球受凹部14a、16aへ
それぞれ外周側から供給するように構成し、そして、ス
テッピングモータ17により上部スプロケット14及び
下部スプロケット16(回動部材12)を90度ずつ回
動駆動することにより、上部スプロケット14及び下部
スプロケット16の各球受凹部14a、16aから交互
にパチンコ球2を1個ずつ外周側へ排出する構成とし
た。これにより、上記実施例では、第1及び第2の球供
給路10、11からのパチンコ球2が、上部スプロケッ
ト14及び下部スプロケット16の各球受凹部14a、
16aへ外周側から供給されると共に、上部スプロケッ
ト14及び下部スプロケット16の各突出部14b、1
6bの外周面に外周側から当たる構成となるので、上部
スプロケット14及び下部スプロケット16(回動部材
12)の回動軸13に作用する力を大幅に小さくするこ
とができる。このため、ステッピングモータ17の回動
トルクを小さくし得ると共に、減速装置を使用しなくて
も小形のステッピングモータを使用することができ、製
造コストを安くし得、また、全体の構成を小形化するこ
とができる。
【0023】また、上記実施例では、上部スプロケット
14及び下部スプロケット16には、従来構成とは異な
り、自然落下したパチンコ球が当たる歯部を形成する必
要がないので、上部スプロケット14及び下部スプロケ
ット16(回動部材12)の耐久性及び強度をそれほど
高くする必要もなくなり、製造コストを安くすることが
できる。
【0024】更に、上記実施例の場合、上部スプロケッ
ト14及び下部スプロケット16の各外周面部の形状
を、第1及び第2の球供給路10、11からのパチンコ
球2が当接したときに、パチンコ球2の荷重が上部スプ
ロケット14及び下部スプロケット16を正回転方向へ
回転させる回転力として作用させるように構成した。具
体的には、上部スプロケット14及び下部スプロケット
16の各突出部14b、16bの外周面部の形状を、図
6に示すように、矢印Aで示す回転方向の先端側半部の
外周面部14cの曲率半径R1が回転方向の基端側半部
の外周面部14dの曲率半径R2よりも大きくなるよう
に構成したので、ステッピングモータ17の回動トルク
を更に小さくすることができ、より一層小形のモータを
使用することができる。
【0025】一方、上記実施例では、上部スプロケット
14の上側を覆う上カバー部材23に、上部スプロケッ
ト14の球受凹部14aからパチンコ球2がスムーズに
排出されるように案内する第1のガイド凸部25を設け
ると共に、下部スプロケット16の下側を覆う下カバー
部材24に、下部スプロケット16の球受凹部16aか
らパチンコ球2がスムーズに排出されるように案内する
第2のガイド凸部26を設ける構成としたので、上部ス
プロケット14及び下部スプロケット16からパチンコ
球2を確実に排出することができ、動作の信頼を極めて
高くすることができる。
【0026】尚、上記実施例では、ガイド凸部25、2
6を上カバー部材23及び下カバー部材24にそれぞれ
設ける構成としたが、これに限られるものではなく、例
えば上部スプロケット14及び下部スプロケット16
(回動部材12)を囲む円筒部材22の側壁に設ける構
成としても良い。また、上記実施例では、回動部材12
を一体成形物で構成したが、これに代えて、各スプロケ
ット等をばらばらの部品として形成し、これらの部品を
連結して一体化するように構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、回動トルクの小さい小形のモータを使用することが
でき、低コスト化及び構成の小形化を計ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、図3中I −I
線に沿う縦断面図
【図2】パチンコ機の背面図
【図3】賞球排出装置の上面図
【図4】賞球排出装置の下面図
【図5】図3中V −V 線に沿う縦断面図
【図6】図1中VI−VI線に沿う縦断面図
【図7】回動部材の斜視図
【図8】円板の上面図
【図9】ブロック図
【符号の説明】
1は機本体、2はパチンコ球、3は球タンク(球供給
源)、4は球流下通路、7は賞球排出装置、8は球流下
通路(排出口側)、10は第1の球供給路、11は第2
の球供給路、12は回動部材、13は回動軸、14は上
部スプロケット(第1の球受部材)、16は下部スプロ
ケット(第2の球受部材)、17はステッピングモー
タ、18は円板、19は光センサ(回転センサ)、20
は第1の球排出路、21は第2の球排出路、23は上カ
バー部材、24は下カバー部材、25、26はガイド凸
部、27は制御回路、28は入賞検知回路を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に設けられた第1の球受部材お
    よび第2の球受部材と、 前記第1の球受部材および前記第2の球受部材に外周側
    からパチンコ球を供給する第1の球供給路および第2の
    球供給路と、 前記第1の球受部材および前記第2の球受部材を回動駆
    動することに基づいて前記第1の球受部材および前記第
    2の球受部材からパチンコ球を交互に排出する駆動軸を
    有する駆動手段とを備え、 前記駆動手段の駆動軸は、上下方向に延びるものである
    ことを特徴とするパチンコ球排出装置。
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