JPH0613362U - コイル基板 - Google Patents
コイル基板Info
- Publication number
- JPH0613362U JPH0613362U JP5530192U JP5530192U JPH0613362U JP H0613362 U JPH0613362 U JP H0613362U JP 5530192 U JP5530192 U JP 5530192U JP 5530192 U JP5530192 U JP 5530192U JP H0613362 U JPH0613362 U JP H0613362U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- thickness
- lead frame
- frame
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 面対向型モータなどに適用可能なフラットコ
イルを保持するコイル基板厚さを大幅に縮小化させる。 【構成】 結線パターン状に加工されたリードフレーム
Aに、半硬化樹脂からなるコイル枠体Bを積層し、両者
を加熱処理により一体成形する。コイル枠体B上にはフ
ラットコイルCを実装し、リードフレーム側からコイル
枠体を通して折り曲げた結線パターン部分の折り曲げ部
分2’をコイルCの電極側に半田付けで接続する。 【効果】 リードフレームAは、例えば銅合金、洋白等
の材料を用いて厚さ0.05〜0.1mmの箔状とし、一
方、半硬化樹脂からなるコイル枠体Bは、厚さ0.1〜
0.2mm薄膜状に形成可能なことから、全体として厚さ
0.3mm以下の薄型コイル基板を得ることができる。
イルを保持するコイル基板厚さを大幅に縮小化させる。 【構成】 結線パターン状に加工されたリードフレーム
Aに、半硬化樹脂からなるコイル枠体Bを積層し、両者
を加熱処理により一体成形する。コイル枠体B上にはフ
ラットコイルCを実装し、リードフレーム側からコイル
枠体を通して折り曲げた結線パターン部分の折り曲げ部
分2’をコイルCの電極側に半田付けで接続する。 【効果】 リードフレームAは、例えば銅合金、洋白等
の材料を用いて厚さ0.05〜0.1mmの箔状とし、一
方、半硬化樹脂からなるコイル枠体Bは、厚さ0.1〜
0.2mm薄膜状に形成可能なことから、全体として厚さ
0.3mm以下の薄型コイル基板を得ることができる。
Description
【0001】
本考案は、面対向型モータなどに適用可能な、銅箔を巻回して所定の厚さにス ライスして形成するか、又は平角線を巻回してなるフラットコイルを保持するコ イル基板に関する。
【0002】
従来、アキシャルフラックスモータに使われている立体配線基板として、結線 パターンをインサート成形したり、射出成形体表面に回路パターンを形成した立 体配線基板が、MID(モールデッド・インターコネクション・デバイス)、M CB(モールデッド・サーキッド・ボード)の名称で市販され、多用されている 。
【0003】
上記の射出成形立体配線基板は、樹脂の射出成形によって基板とするので、基 板の最低厚みは1.0〜1.5mmとなってしまい、それ以下の厚さの基板は得ら れない。 また、樹脂上へのCuメッキ、あるいはエッチング工法を用いるので、製造工 程が複雑であり、コストが高い。 更にはコイル基板のパターンとフラットコイルとの電気接続も容易に可能では ない。
【0004】
本考案は、上記問題を解消するためになされたものであって、従来の射出成形 立体配線基板に較べ、基板厚さを大幅に縮小化できるコイル基板を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のコイル基板は、半硬化樹脂からなるコイル枠体に、結線パターン状に 加工されたリードフレームが積層され、両者が熱処理にて一体成形された薄型基 板の所定位置にフラットコイルが配設されている構成に要旨がある。
【0006】
上記構成によれば、結線パターンのリードフレームは、例えば銅合金、洋白等 の材料を用いて厚さ0.05〜0.1mmの箔状とし、一方、半硬化樹脂からなる コイル枠体(プリプレグ)は、厚さ0.1〜0.2mmの薄膜状に形成できること から、厚さ0.3mm以下の基板の製作が可能となる。また、前記した電気接続も 容易に可能となる。
【0007】
図1〜図8に、本考案の一実施例によるコイル基板の製作工程を示す。 図1は、配線パターン状に加工されたリードフレームAの平面図である。この リードフレームAは後記するコイル相互の配線に用いられるもので、例えば、銅 系合金、洋白等の材料(厚さ0.05〜0.1mm)が使用される。同図中、1は 結線パターン部分、2はコイル接続用端子部分、3は結線パターン部を支える保 持部分である。
【0008】 図2は、コイル枠体Bの平面図である。このコイル枠体Bはガラスクロス、紙 、ポリエステル織布等を基材とし、これにフェノール、エポキシ等の樹脂を含浸 させたプリプレグ(厚さ0.1〜0.2mm)が用いられ、そのプリプレグを所定 の形状に打ち抜く(外形打ち抜き、コイル内形部打ち抜き)ことによって得られ る。同図中、4はコイル用切欠部分、5は端子用切欠部分である。
【0009】 次に、図3に示すように、前記リードフレームAの上に半硬化状態のコイル枠 体Bを定位置に重ね合わせ、加温プレスにより、両者を一体化する。 このあと、図4において、斜線で示した保持部分3を切断除去し、更に図5に 示すように、パターン不要部分を切断除去する。
【0010】 次に、図5において、リードフレームの結線パターン部分1の先端およびコイ ル接続用端子部分2をコイル枠体Bの切欠部分4,5を通して折り曲げる。図6 は折り曲げ後の状態であり、同図中、1’,2’は折り曲げ部分を示す。
【0011】 次に、図8に示したフラットコイルCを、図7に示すように、コイル枠体Bの 上に実装し、前記コイル接続用端子部分2の折り曲げ部分2’および結線パター ン部分1の折り曲げ部分1’をコイルC側の電極に半田付けにて接続する。
【0012】 図9に、コイルを実装したコイル枠体の概略的側面を示す。なお、コイルCは 、図10に示すように、リードフレームAの上に実装してもよい。 上記コイルの実装後、鉄板ヨーク(図示しない)を積層し、モータ・ステータ を完成する。 図11は、前述した製作工程をフローシートで示したものである。
【0013】
以上に述べたように、本考案によれば、結線パターン状に加工されたリードフ レームと、半硬化樹脂のコイル枠体とを積層し、両者を熱処理にて一体成形する 構造としているので、従来の射出成形配線基板に較べ、厚さを大幅に縮小化した コイル基板が得られる。
【図1】本考案の一実施例に用いたリードフレームの平
面図である。
面図である。
【図2】コイル枠体の平面図である。
【図3】リードフレーム上にコイル枠体を積層した状態
の平面図である。
の平面図である。
【図4】図3におけるパターン不要の保持部分を切断除
去した状態の平面図である。
去した状態の平面図である。
【図5】図4におけるパターン不要の保持部分を切断除
去した状態の平面図である。
去した状態の平面図である。
【図6】図5における結線パターンの先端部分および接
続用端子部分を折り曲げた状態を示す平面図である。
続用端子部分を折り曲げた状態を示す平面図である。
【図7】コイル枠体上にフラットコイルを実装した状態
の平面図である。
の平面図である。
【図8】フラットコイルの斜視図である。
【図9】フラットコイル実装後のコイル基板の概略的側
面図である。
面図である。
【図10】フラットコイルをリードフレーム側に実装し
た場合のコイル基板の概略的側面図である。
た場合のコイル基板の概略的側面図である。
【図11】コイル基板の製作工程を示すフローシートで
ある。
ある。
A リードフレーム 1 結線パターン部分 2 コイル接続用端子部分 3 保持部分 B コイル枠体 4 コイル用切欠部分 5 端子用切欠部分 1’ 結線パターン部分の折り曲げ部分 2’ コイル接続用端子部分の折り曲げ部分 C フラットコイル
Claims (1)
- 【請求項1】 半硬化樹脂からなるコイル枠体に、結線
パターン状に加工されたリードフレームが積層され、両
者が熱処理にて一体成形された薄型基板の所定位置にフ
ラットコイルが配設されていることを特徴とするコイル
基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5530192U JPH0613362U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | コイル基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5530192U JPH0613362U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | コイル基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613362U true JPH0613362U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=12994752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5530192U Pending JPH0613362U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | コイル基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613362U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013354A1 (fr) * | 2000-08-03 | 2002-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Moteur sans balai et son procede de fabrication |
WO2002069477A1 (fr) * | 2001-02-28 | 2002-09-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Substrat d'excitation de machine electrique rotative |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP5530192U patent/JPH0613362U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013354A1 (fr) * | 2000-08-03 | 2002-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Moteur sans balai et son procede de fabrication |
WO2002069477A1 (fr) * | 2001-02-28 | 2002-09-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Substrat d'excitation de machine electrique rotative |
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