JPH0613356B2 - 温度制御されたタンクコンテナ - Google Patents

温度制御されたタンクコンテナ

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JPH0613356B2
JPH0613356B2 JP62322657A JP32265787A JPH0613356B2 JP H0613356 B2 JPH0613356 B2 JP H0613356B2 JP 62322657 A JP62322657 A JP 62322657A JP 32265787 A JP32265787 A JP 32265787A JP H0613356 B2 JPH0613356 B2 JP H0613356B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は温度制御されたタンクコンテナに関する。
[従来の技術とその問題点] 温度制御されたタンクコンテナはドイツ特許明細書29
17364により公知である。
このタンクコンテナは次の要素よりなる。
コンテナ枠組に取り付けられたタンク。この場合、タン
クケーシングは、円筒状のシェルとその両端の2つの底
部材とからなり、シェルの頂部にはタンク附属品が設け
られている。
断熱ジャケット。この断熱ジャケットはタンクの全周面
を覆い、その一端には2つのポートホールが設けられて
おり、これによって温度制御媒体の流入と排出とを行な
う。
前記のタンクとジャケットとの間に配された仕切部材。
この仕切部材は温度制御媒体がタンクの周面全体に渡っ
て流れるように配されている。
上記の公知文献において重要な特徴として強調されてい
るところは、断熱ジャケットが直平行六面体のコンテナ
枠組の平面的な壁面に取り付けられていることである。
したがって、この壁面と円筒状のタンクとの間には三角
形状の大きな流路領域が構成される。したがって、温度
制御媒体の主たる部分はタンクと接触せずに流れること
になる。そして、このことは、温度制御媒体が流れるた
めの通り穴が横方向の隔壁においてタンクからかなり遠
い個所に設けられていることともあいまって不都合が一
層顕著となるのである。更に、上記の公知のタンクコン
テナにおいては、タンクと断熱ジャケットとの間の間隔
が温度制御媒体がタンクのほとんど軸方向にのみ流れる
ように仕切部材によって区分されている。これは、長い
距離に渡って層流を形成するためである。仕切部材の配
設の仕方にもよるが、この場合の流路の長さはタンクの
長さの2〜4倍以上とはならない。
このような事情により、タンクを冷却または加熱するた
めに温度制御媒体が使われる程度には制約がある。
上記のことを別にしても、前記の断熱ジャケットはコン
テナ枠組の平面的な面に沿って設けられるので、断熱材
と被覆材の必要量が極めて多くなり、それに相応してタ
ンクコンテナ全体の自重も大となる。
ドイツ特許明細書7120959により公知であるタン
クコンテナにおいては、互いに異なる直径方向の平面内
においてタンクと同軸に配されたリングの間に断熱ジャ
ケットを配設し、このように構成した間隔内に温度制御
媒体を流通させるものである。しかし、この場合にも、
タンク周囲における媒体の流路の全長は充分なものでは
ない。
この発明の目的は、タンク附属品を含むタンクの全体の
周囲を温度制御媒体が均一に流れることが可能でありか
つこの温度制御媒体を最適に利用することができる温度
制御されたタンクコンテナを提供するところにある。
[問題点を解決するための手段と作用] 上記の目的を達成するために、この発明のタンクコンテ
ナは次の構成要素よりなる。
コンテナの枠組に装着されたタンク。このタンクのケー
シングは円筒状のシェルと2つの底部材とからなる。シ
ェルの頂部にはタンク附属品が配されている。
断熱ジャケット。この断熱ジャケットはタンクのケーシ
ングの全周面を覆い、その場合に、ジャケットとタンク
周面との間において全周に渡ってほぼ一定の間隔を有し
ている。この断熱ジャケットの一端には2つのポートホ
ールが設けられており、これによって温度制御媒体の流
入と排出とを行なう。
タンクのケーシングとジャケットとの間に配された仕切
部材。この仕切部材は、直径方向の平面内においてタン
クのケーシングを包囲する複数の仕切リングと、タンク
の頂線の両側において互いに平行に延びる2つの仕切用
の細幅板とからなる。この仕切リングと仕切用細幅板と
は、前記仕切リングに設けた通り穴により、互いに連通
する複数の区画室を形成しており、その場合に、温度制
御媒体はタンクの全長に渡る一方向において、タンク附
属品を包囲する頂部流路内を流れ、反対方向において
は、タンクのケーシングのその他のすべての領域に渡っ
て、交互に上下に配された前記通り穴を通ることにより
得られる曲りくねった経路に沿って流れる。
このようにして、温度制御媒体は全体にほぼ均一な厚み
の層として通過する。この厚みは、実際には、数cmにす
ぎず、タンクと緊密に接触している。このように断熱ジ
ャケットとタンクとの間の距離が緊密に小さく、しか
も、流路が曲りくねっていので、温度制御媒体が継続的
に乱流状態となり、これによって、媒体の全質量がタン
ク表面における有効な熱交換に用いられる。このように
タンクが緊密に包囲されているので、この断熱ジャケッ
トには断熱材及び被覆材が少なくてすみ、その結果、こ
のタンクコンテナの全重量が軽くなる。
好ましい実施態様においては、この発明は、タンクが端
部リングを介してコンテナ枠組の端部分により支持され
る場合に適用される。この場合には、これらの端部リン
グはタンクと断熱ジャケットとの間の間隔を更に区分す
るために用いられる。この場合には次のようにすると有
利である。すなわち、頂部流路をオーバフローシステム
に導入し、温度制御媒体の流路内においてタンク附属品
を取り囲むオーバフローだめを、オーバフローした液体
がこの流路に入らないように設けることである。この発
明の他の変更列においては、前記の頂部流路を形成する
仕切用の細幅板が同時に断熱ジャケットまたはその内板
を締め付けるために用いることができる。
この発明においては、全体の構造を補強し、温度制御媒
体の通過のために充分に大きな流路断面を保証し、併せ
て、媒体の流れを円周方向に限定するための追加的な手
段を設けてもよい。
この発明の他のまたは代替できる特徴は、断熱ジャケッ
トの外側板と内側板との間に充分な間隔を保持し、併せ
て断熱ジャケットをタンクケーシング上に支持すること
を意図したものである。
[実施例] 以下に添付の図面に基づいてこの発明の好ましい実施例
を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、タンクは、円筒状のシ
ェル10と、その両端に取り付けた底部材11,12とから構
成されている。シェル10には互いに軸方向の間隔を配し
て設けた複数の補強リング13により囲繞されている。底
部材11,12は、コンテナの外側の枠組16の端部材15に、
端部リング14を介して取り付けられている。この枠組16
は直平行六面体状をなしている。このようにタンクを単
にその両端部によって枠組に取り付ける方法は米国特許
明細書4593832(日本特開昭58−19328
8)により公知である。シェル10の頂部にはマンホール
17とタンク附属品18とが設けられている。タンク附属品
18はオーバフローだめ19内に設けられている。第2図に
おいて20はあゆみ板を示す。
第3図の左半分は、第1図及び第2図のコンテナの左側
から見た端面図であって、底部材11を示している。ま
た、第3図の右半分は、第1図及び第2図を右側から見
た端面図であって、底部材12を示している。底部材11に
は2つの孔21,22が設けられており、これらの孔により
温度制御媒体供給システムに繋がっている。このような
供給システムは特にコンテナ船において一般的であり、
この温度制御媒体は、通常、流量が大であり、圧力差が
小さい場合に得られる冷却空気である。このような冷却
システムにおいては、前記の孔21,22は「ポートホー
ル」とも呼ばれている。この場合、下側のものは流入ポ
ートホールであり、上側のものは流出ポートホールであ
る。流出ポートホール22に対して負圧が働いて冷却媒体
の流れが生じる。第4図に示す縦断面図には、二重のT
形部材よりなる補強リング13が示されており、この補強
リング13はタンクケーシングの円筒状部分をなすタンク
シェル10に装着されている。補強リング13の外側フラン
ジは断熱ジャケットを支持している。この断熱ジャケッ
トの全体を23で示す。この断熱ジャケット23は内板24
と、外板25と、両者間に設けた断熱材26とから構成され
ている。外板25はC形部材のスペーサリング27により支
持されている。このリング27は補強リング13と同一の径
方向の円内に配されており、内板24を間に介してこの補
強リング13に当接している。補強リング13同士の間にお
いては、内板24が、波板の各波28及び/又は挿入された
スペーサ部材29により支持されている。
タンクシェル10と断熱ジャケット23の内板24との間に形
成される空間は、その高さが数cmしかない。この高さは
補強リング13の腹板により規定される。タンクシェル10
と断熱ジャケット23の内板24との間の空間は、第2図に
示すように、上部頂線の両側において、仕切用の細幅板
30により区分されている。これらの細幅板同士の間の間
隔は、円周方向において、オーバフローだめ19の幅とほ
ぼ等しい。
これらの仕切用の細幅板はタンクシェル10のいずれの端
部においても、底部材11,12と断熱ジャケット23の内板2
4との間の領域へと延びており、端部リング14のところ
で終了している。2つの仕切用の細幅板の間の領域にお
いて、補強リング13には通り穴32が設けられている。こ
れによって、タンクケーシングと断熱ジャケットとの間
において、タンクの頂線に沿った頂部流路34が形成され
ている。この頂部流路は一つの底部領域から他の底部領
域まで軸方向に延びている。第3図に示すように、オー
バフローだめ19の水平の底部分33は、前記の仕切用の細
幅板30がオーバフローだめ19の端壁に出会う位置よりも
外側に、すなわち下方に設けられている。したがってオ
ーバフローだめに集まる液体は頂部流路34に入ることが
妨げられる。
第1図及び第2図で見て左側端部の近くにおいては、頂
部流路34が2枚の細幅板36により形成されたくさび形の
区画室35と連続している。これらの細幅板36は、ジャケ
ット23の内板24とタンクの底部材11との間に挿入されて
いる。両細幅板は一点に集まるように傾斜しており、両
者の間には流出ポートホール22が配されている(第3図
はこれら2つの細幅板36の一方のみを示している)。頂
部流路34はこのくさび形の区画室35を介して流出ポート
ホール22と通じている。流出ポートホール22はジャケッ
ト23を通過するとともに、カラー(不図示)が設けられ
ている。このカラーはコンテナ船等の冷却システムと連
結するためのものである。
端部リング14と補強リング13とには、頂部流路34の外側
において、別の通り穴37…42が設けられている。これら
の通り穴37…42は、交互に、頂部流路の近く(その両側
における円周方向において)と、下方の底部領域とに設
けられている。第1図に示すように、左側の端部リング
14の通り穴37と補強リング13の通り穴39及び41とは、頂
部流路34の近くに配されており、補強リング13の通り穴
38及び40と右側の端部リング14の通り穴42(第3図にも
示されている)とは、タンクの底部の近くに設けられて
いる。第3図から明らかなとおり、タンクの底部材11と
ジャケット23の内板24との間においてくさび形の区画室
35の外側に形成された空間は、下方の流入ポートホール
21と通じている。この流入ポートホール21は、流出ポー
トホールの場合と同じく、ジャケットを通過するととも
に、その外側にカラー(不図示)が設けられており、こ
のカラーにより冷却システムと通じている。
以上のように、タンクケーシングと断熱ジャケットとの
間が、補強リング13、端部リング14、仕切用の細幅板30
および36などの種々の仕切部材により仕切られて多くの
区画室が形成されているが、これらの区画室は相互に通
り穴30-32及び37-42によって、冷媒の次のような移動を
許すように連通している。すなわち流入ポートホール21
から流入した冷媒は、まず左側(第1図で見て)のコン
テナ底部に沿って上方に移動し、通り穴37を通過して、
端部リング14と最初の補強リング13との間の領域におい
て下方に流れ、通り穴38を通過して、続く2つの補強リ
ング13の間に形成される次の区画室内を上方に移動し、
更に下方に移動し、次に上方に移動し、そして更に下方
に移動して、右側端部リング14の通り穴42を通過し、次
に、右側のタンク底部材12に沿って上方に移動し、端部
リング14に形成された右側の通り穴32(第2図に示す)
を通過して、頂部流路34に入る。頂部流路34において、
冷媒はオーバフローだめ19を通って軸方向の左方向に流
れる。この時、タンク附属品18とマンホール17とを囲繞
する。その後、冷媒は端部リング14に設けた左側の通り
穴32(第2図に示す)を通過して、くさび形の区画室35
に入り、流出ポートホール22に至る。
流入ポートホール21から右側の端部リング14の底部側に
設けた通り孔42までの間において、冷媒は、タンクの長
手方向の垂直面の右側及び左側に位置する2つの領域に
分散する。これらの両域においては、いずれも、第1図
の矢印に示すように、曲りくねって流れる。
第5図に示す断熱ジャケット23の取り付け方法と第4図
の方法との相違は、第5図においては、第4図の補強リ
ング13とスペーサリング27とが結合して一体の二重T形
部材のリングを構成しており、このリング43がタンクケ
ーシングの補強リングとして用いられている点である。
第5図においては、このリング43は2つのC形部材のリ
ングに孔を開けたものを背中合せにして組合せている。
この場合は温度制御媒体のための通り孔44(半通り穴と
してのみ図示されている)は腹板の全高さに渡って設け
ることも可能であり、したがって、周方向にはより幅の
狭いものに限定されてもよい。この場合にも断面は同じ
とする。この構成によって、2つの補強リングによって
形成される各区画室において温度制御媒体が円周方向に
できるだけ遠くに流れることになる。腹板全体の高さを
通り穴44のために用いるためには、断熱ジャケット23の
内板24を外方向に折りまげてリング43の脚部に固定す
る。この状態を第5図の左側に示す。これに対して、内
板24の他の個所はリング43の腹板の中間部分に固定され
ている。この状態を第5図の右半分に示す。
第6図にはスペーサ部材45の他の変更例を示す。このス
ペーサ45により、ジャケット23の外板25と内板24とが相
互に間隔を介した状態で保持され、また、タンクシェル
10に対しても間隔を介した状態で保持される。このスペ
ーサ部材45は2つのカップ形の断熱体46よりなる。これ
らの断熱体としては硬質ポリウレタン発泡体、木材、ま
たはポリエチレンを用いることができる。このスペーサ
部材の底部は内板24に当接し、先端部はタンクシェル10
と外板25とにそれぞれ当接する。共通のボルト47が2つ
のカップの底部と内板24の開口48を通過している。開口
48はボルトよりかなり大きな寸法であってもよい。ボル
ト47の2つの頭(例えばボルトの頭とナット)は2つの
カップの形状内に沈んでおり、そのためタンクシェルと
外板25のいずれとも接触しない。2つの断熱体46のカッ
プの先端と底部は中高に形成されており、これによって
タンク及びジャケットの内板と外板の円筒状の形状が縁
部または凹凸部によって害されないようにしている。
組立てる場合には、スペーサ部材45をまず内板24に取り
付ける。このとき、2つの断熱体46はボルト47により互
いに締め付けあう。このように装備した内板を、次に、
タンクケーシングの周りに延ばし広げる。このとき直径
方向内側の断熱体46の先端を接着剤などによりタンクケ
ーシングに固定してもよい。ボルト47と開口48との間に
遊びがあるので、内板24の緩和運動が可能となる。ポリ
ウレタン発泡体などの断熱材26を取り付けた後で、外板
25を断熱体46の上にかぶせる。
前記のスペーサ部材45を用いる場合には、第4図に示す
スペーサリング27は用いなくともよい。
第7図に詳細に図示するように、頂部流路を画している
仕切用の細幅板30にはその上端部においてフランジ49が
設けられている。ジャケット23の内板24をタンクの周り
に張りめぐらす際には、内板24に設けた壁部分50をこれ
らのフランジ49の一つにひっかけることができる。この
場合には、細幅板30は第7図に示すように直径方向に延
びてもよく、または、垂直方向に延びてもよい。
[発明の効果] この発明によれば、タンク附属品を含むタンクの全体の
周囲を温度制御媒体が均一に流れることが可能でありか
つこの温度制御媒体を最適に利用することができる温度
制御されたタンクコンテナを提供することができる。
[要約] 温度制御されるタンクコンテナは、タンクの全周面に渡
って、タンクとの間に均一の緊密な間隔を介して、断熱
ジャケット23が設けられている。タンクとジャケット23
との間の間隔は、補強リング13、端部リング14、及び頂
線の両側に延びる仕切用の細幅板30とにより、区画室に
区分されている。補強リング13と端部リング14とには通
り穴37…42が形成されており、これにより、区画室は相
互に連通しており、これにより、一端において供給され
かつ排出される温度制御媒体が曲りくねった経路に沿っ
てタンクの周りを全面的に流れ、かつ、タンク附属品18
を有する頂部流路を流れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、温度制御されたタンクコンテナの概略側面図
である。 第2図は、第1図のタンクコンテナを示す平面図であ
る。 第3図は、第1図及び第2図のタンクコンテナの端面図
である。 第4図は、タンクの一部と断熱ジャケットを示す縦断面
図である。 第5図は、断熱ジャケットの他の実施例とそれをタンク
に取り付ける方法を示す第4図と同様の縦断面図であ
る。 第6図は、タンクと断熱ジャケットの内板と外板との間
に挿入された他のスペーサ部材を示す第4図と同様の他
の縦断面図である。 第7図は、断熱ジャケットの内板の1つの装着方法を示
す詳細図である。 [符号の説明] 10……タンクシェル 11……底部材 12……底部材 13……仕切部材(仕切リング) 14……仕切部材(仕切リング) 16……コンテナの枠組 18……タンク附属品 21……ポートホール 22……ポートホール 23……断熱ジャケット 30……仕切部材(仕切用細幅板) 31……通り穴 32……通り穴 34……頂部流路 36……仕切部材(仕切用細幅板) 37-42……通り穴

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナの枠組(16)に取り付けられたタン
    クであって、このタンクのケーシングは円筒状のシェル
    (10)と2つの端部底部材(11,12)とからなり、このシェ
    ル(10)の頂部にはタンク附属品を有しているものと、 断熱ジャケット(23)であって、タンクケーシングをその
    全周に渡って包囲し、その一端部において上下方向に並
    んで配設した2つのポートホール(21,22)を有し、この
    ポートホールは温度制御媒体の流入及び流出のためのも
    のであるものと、 タンクケーシングと断熱ジャケット(23)との間に配され
    た仕切部材(13,14,30,36)であって、これにより温度制
    御媒体がタンクケーシングの全周に渡って流れるように
    なされるものと、 からなる温度制御されたタンクコンテナにおいて、 断熱ジャケット(23)がケーシングとの間に間隔を介して
    ケーシングを取り囲んでおり、この間隔が全周に渡って
    ほぼ一定であり、 前記仕切部材は、直径方向の平面内において前記タンク
    ケーシングを取り囲む複数の仕切リング(13,14)とタン
    クの頂線の両側において平行に延びる2つの仕切用細幅
    板(30,36)とからなり、前記仕切リング(13,14)と細幅板
    (30,36)とは複数の区画室を形成し、これらの区画室は
    前記仕切リング(13,14)に形成した通り穴(31,32,37…4
    2)により互いに連通しており、それにより、温度制御媒
    体が一方向において、タンク附属品(18)を取り囲む頂部
    流路(34)を通って、タンクの全長に沿って流れ、他の方
    向において、タンクケーシングのその他のすべての領域
    を通過する、交互に上下に配された前記通り穴を通るこ
    とにより得られる曲りくねった経路に沿って流れる、こ
    とを特徴とするコンテナ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のタンクコン
    テナにおいて、タンクの2つの底部材(11,12)に取り付
    けられた端部リング(14)により、タンクがコンテナ枠組
    (16)の端部材(15)に連結されており、前記端部リングが
    流路を規定する他の仕切部材であることを特徴とするコ
    ンテナ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載のコンテナに
    おいて、前記の頂部流路(34)が両端の端部リング(14)に
    形成した通り穴(32)を連通しており、一端においてくさ
    び形の区画室(35)に通じており、この区画室(35)には前
    記ポートホール(21,22)のうち上部側のもの(22)が設け
    られていることを特徴とするコンテナ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    1項に記載のコンテナにおいて、タンク附属品(18)を包
    囲するオーバフロだめ(19)が前記頂部流路(34)の中に設
    けられており、オーバフローだめの水平の底部分(33)
    は、前記頂部流路(34)を規定する仕切用の細幅板(30)が
    前記オーバフローだめ(19)に取り付けられた個所より下
    方に配設されていることを特徴とするコンテナ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか
    1項に記載のコンテナにおいて、前記の頂部流路(34)を
    規定する前記の仕切用の細幅板(30)の一つが、接線方向
    に延びる上部フランジ(49)を有しており、このフランジ
    が前記の断熱ジャケット(23)に当接していることを特徴
    とするコンテナ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    1項に記載のコンテナにおいて、前記断熱ジャケット(2
    3)が内板(24)、外板(25)、及び両者間に配された断熱材
    (26)とからなり、外板(25)がスペーサリング(27)により
    内板(24)に関して支持され、このスペーサリング(27)は
    仕切リング(13)と同一の直径方向の直線内に配されてい
    ることを特徴とするコンテナ。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載のコンテナに
    おいて、前記の内板(24)には波板(28)が設けられてお
    り、この波板がタンクケーシング(10…12)に関するスペ
    ーサ部材をなしていることを特徴とするコンテナ。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第6項または第7項に記載
    のコンテナにおいて、前記の仕切リングとスペーサリン
    グとが一体のリング(43)として形成されており、前記断
    熱ジャケット(23)の前記内板(24)がこの一体のリング(4
    3)の側面に取り付けられていることを特徴とするコンテ
    ナ。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項に記載のコンテナに
    おいて、通り穴(44)が前記一体のリング43のほぼ全高
    さに渡って延びており、前記断熱ジャケット(23)の内板
    (24)がこの通り穴(44)の領域において外方向に変形され
    ていることを特徴とするコンテナ。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれ
    かにに記載のコンテナにおいて、前記の断熱ジャケット
    (23)が内板(24)、外板(25)、及び両者間に配された断熱
    材(26)からなり、2つのカップ形の断熱体(46)からなる
    スペーサ部材(45)が用いられており、これら断熱体(46)
    の底部は内板(24)に当接しており、その先端部はタンク
    ケーシング(10…12)と外板(25)とにそれぞれ当接してお
    り、前記断熱体(46)は内板(46)の穴(48)を通過する共通
    の連結部材(47)により互いに締めつけられていることを
    特徴とするコンテナ。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項に記載のコンテ
    ナにおいて、直径方向の内側にある断熱体(46)はタンク
    ケーシング(10…12)に固定されており、前記の連結要素
    (47)は内板(24)の穴(48)をクリアランスをもって通過し
    ていることを特徴とするコンテナ。
JP62322657A 1986-12-19 1987-12-18 温度制御されたタンクコンテナ Expired - Lifetime JPH0613356B2 (ja)

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