JPH0613328U - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ

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Publication number
JPH0613328U
JPH0613328U JP5060092U JP5060092U JPH0613328U JP H0613328 U JPH0613328 U JP H0613328U JP 5060092 U JP5060092 U JP 5060092U JP 5060092 U JP5060092 U JP 5060092U JP H0613328 U JPH0613328 U JP H0613328U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
protector
arc
accommodating space
elastic member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5060092U
Other languages
English (en)
Inventor
重吉 長澤
常夫 鈴木
和典 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd, Yazaki Corp filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP5060092U priority Critical patent/JPH0613328U/ja
Publication of JPH0613328U publication Critical patent/JPH0613328U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、内部においてワイヤハーネスのた
るみを該ワイヤハーネスに無理な力を加えないで吸収す
るようにしたものである。 【構成】 屈曲したワイヤハーネス収容空間Sを形成す
るプロテクタXの内側部分8に弾性部材Cを設け、弾性
部材CがワイヤハーネスWを外側へ変位させつつ内側方
向への移動を許容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスのたるみを吸収するようにしたプロテクタに関する ものである。
【0002】
【従来技術】
図9において(実開平2−87197号)、aはプロテクタ本体、bは蓋体で あり、プロテクタ本体a内には長手方向に貫通したワイヤハーネス収容空間cが 形成され、中間の膨出部a1 内においてワイヤハーネスの巻取部材dが回動自在 に設けられている。巻取部材dには直径方向に貫通して巻取溝d1 が形成されて おり、巻取部材dはスプリングe(図11参照)により巻取溝d1 が長手方向の ワイヤハーネス収容空間cと交叉する状態に付勢されている。
【0003】 上記構成において、先づ、巻取部材dがスプリングeに抗して強制回動される ことにより巻取溝d1 がワイヤハーネス収容空間cの延長方向に一致した状態に おいてワイヤハーネスwが巻取溝d1 を通った状態でワイヤハーネス収容空間c 内に収容され(図10)、次に、巻取部材dの強制回動を解除することによりス プリングeにより巻取部材dが回動し、巻取溝d1 がワイヤハーネスwを屈曲さ せることによりワイヤハーネスの作業代分のたるみを吸収している(図11)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術にあっては、たるみを吸収する際においてワイヤハーネスを極端 に屈曲させるので、ワイヤハーネスの断線事故を起こすおそれがある。 本考案は上記した点に着目して為されたものであり、ワイヤハーネスに無理な 力を加えないでプロテクタ内においてワイヤハーネスのたるみを吸収するように したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、本考案においては、屈曲したワイヤハーネス収容 空間を形成するプロテクタの内側部分に弾性部材を設け、該弾性部材がワイヤハ ーネスを外側方向へ変位させつつ内側方向への移動を許容する構成を採用した。
【0006】
【作用】
プロテクタ内において弾性部材により外側方向へ変位されているワイヤハーネ スが、引張り力が加えられると該弾性部材に抗して内側方向へ移動する。
【0007】
【実施例】
図1において、Aは合成樹脂製のプロテクタ本体、Bは合成樹脂製の蓋体であ り、これらの結合によりプロテクタXを構成する。 プロテクタ本体Aは弧状外側板1に対して一対の半環状側板2,3が連設され ることにより、内部に弧状に屈曲したワイヤハーネス収容空間Sを構成しており (図3,4参照)、ワイヤハーネス収容空間Sは一側において延長方向の開口A 1 を有し、他側において壁板7により遮蔽されると共に半環状側板2において側 方への開口A2 を有し、開口A1 ,A2 間において壁板2,3間に開放部A3 を 有する。半環状側板2の耳片5と前記壁板7にはパネルに対する係止片6が突設 され、開放部A3 に臨んで側板2,3には係止片4が設けられている。
【0008】 蓋体Bは弧状内側板8の外周面に片持ちの弧状弾性片Cを連設して構成されて おり、弧状内側板8の端部両側において係止片4に対する係止突起9を有し、図 3の如くにワイヤハーネス収容空間S内にワイヤハーネスWを収容すると共に開 口A1 ,A2 から外部へ導出させた状態のプロテクタ本体Aに前記開放部A3 部 分を覆うようにして蓋板Bを当接させ、係止突起9を係止片4に係合させて結合 する。
【0009】 図3は、ワイヤハーネスWを収容したプロテクタXをインストルメントパネル P1 に固定し、開口A1 から引き出したワイヤハーネスWの端部におけるスイッ チSWをスイッチパネルP2 に取り付けた状態を示しており、弧状内側板8にお ける弧状弾性片CがワイヤハーネスWを屈曲形状のワイヤハーネス収容空間Sの 外側方向へ付勢して変位させることによりたるみを吸収している。
【0010】 図4は、修理のためにスイッチSWをスイッチパネルP2 から取り外してワイ ヤハーネスWを引き出した状態を示しており、ワイヤハーネスWは弧状弾性片C を内側へ変位させつつ内側方向へ移動している。 図5の実施例においては、蓋体B′を構成する弧状内側板8′に収容切欠部8 a′が並設されると共に独立した弧状弾性片C′の基部に係合切欠部C1 ′が形 成され、弧状弾性片C′を収容切欠部8a′内に位置させた状態で係合切欠部C 1 ′を弧状内側板8′に係合させることにより弧状内側板8′に対して弧状弾性 片C′が連設されている。
【0011】 図6の実施例においては、プロテクタ本体A′と蓋体B′内において直角状に 屈曲したワイヤハーネス収容空間S′が形成され、内側部材である蓋体B″に設 けられた弧状弾性片CがワイヤハーネスWを外側部材であるプロテクタ本体A′ 方向に付勢してたるみを吸収している。なお、弧状弾性片C,C′に代えてゴム 材、発泡材等の弾性部材を用いることも可能である。
【0012】 図7の実施例においては、プロテクタ本体A″は弧状収容部Pに案内筒部Qを 連設した形状であって、外周壁板10の一側に側壁板11が設けられ、側壁板1 1と外周壁板10の延長方向に開口A1 ″,A2 ″を有し、側壁板11に対向し て開放部A3 ″を有する。
【0013】 側壁板11に形成された開口A1 ″の周囲には、一部に切欠部12aを有する 弧状内側板12が立設され、弧状内側板12の周囲に弧状弾性片Cがうず巻状に 連設されている。弧状内側板12と外周壁板10間において屈曲したワイヤハー ネスの収容空間S″が形成される。
【0014】 上記構成において、開口A1 ″より挿入されたワイヤハーネスWは切欠部12 aより弧状内側板12の周囲を弧状弾性片Cに支持されながら一周して開口A2 ″より引き出されるもので、弧状弾性片CがワイヤハーネスWのたるみを吸収し ている。
【0015】 DはインストルメントパネルP1 に設けた支持ケースであり、プロテクタ本体 A″の上記外周壁板10に沿った形状を有し、その外周面に沿って形成された起 立条片13にロック孔14が設けられている。 ワイヤハーネスWを装着した状態のプロテクタ本体A″は、その外周壁板10 を支持ケースDの外側に嵌合するようにして組み合わせ、開放部A3 ″側に設け た可撓ロック片15をロック孔14に係合させてインストルメントパネルP1 に 固定する(図8参照)。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記した如くに、屈曲したワイヤハーネス収容空間を形成するプロテ クタの内側部分に弾性部材を設け、該弾性部材がワイヤハーネスを外側方向へ変 位させつつ内側方向への移動を許容するものであるから、プロテクタ内において ワイヤハーネスに無理な力を加えずにたるみを吸収することができ、点検時等に おいてワイヤハーネスを容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるプロテクタの分解斜視図であ
る。
【図2】同上における蓋体の側面図である。
【図3】同上の使用状態の一部破断側面図である。
【図4】図3の状態からワイヤハーネスを引き出した状
態図である。
【図5】蓋体の他の実施例について一部を分離した斜視
図である。
【図6】本考案の他の実施例の断面図である。
【図7】本考案の他の実施例の斜視図である。
【図8】図7における支持ケースの正面図である。
【図9】従来例の分解斜視図である。
【図10】同上のワイヤハーネスを組み入れ状態図であ
る。
【図11】同上の使用状態図である。
【符号の説明】
X プロテクタ S,S′,S″ ワイヤハーネス収容空間 W ワイヤハーネス C,C′ 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 水田 和典 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株式 会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲したワイヤハーネス収容空間を形成
    するプロテクタの内側部分に弾性部材を設け、該弾性部
    材がワイヤハーネスを外側方向へ変位させつつ内側方向
    への移動を許容することを特徴とするワイヤハーネス用
    プロテクタ。
JP5060092U 1992-07-20 1992-07-20 ワイヤハーネス用プロテクタ Withdrawn JPH0613328U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060092U JPH0613328U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ワイヤハーネス用プロテクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060092U JPH0613328U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ワイヤハーネス用プロテクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613328U true JPH0613328U (ja) 1994-02-18

Family

ID=12863465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060092U Withdrawn JPH0613328U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ワイヤハーネス用プロテクタ

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JP (1) JPH0613328U (ja)

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