JP4704967B2 - ハーネス収容ケースの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のスライドドアに搭載される合成樹脂製のハーネス収容ケースの熱膨張収縮を吸収して取付部のストレスを軽減させるハーネス収容ケースの取付構造に関するものである。
図12〜図15は、従来のハーネス収容ケースの取付構造の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
図12の如く、このハーネス収容ケースの取付構造は、合成樹脂製のハーネス収容ケース51の各ブラケット52の長孔53を自動車のスライドドアの金属製のドアインナパネルに段付きボルト54(図14)で固定するものである。ドアインナパネル55(図14の取付側)には、段付きボルト54を螺挿するウェルドナット56(図14)が設けられている。
ハーネス収容ケース51はベース部57とカバー部58とで構成され、各ブラケット52はベース部57に一体に設けられている。カバー部58の中央部分に凹部開口59が設けられ、開口59内にベース部57の円形の基準固定孔60が設けられている。各ブラケット52の長孔53は基準固定孔60を中心に放射状に配置されている。ブラケット52以外にハーネス収容ケース51の前側下部に長孔61が設けられている。
ハーネス収容ケース51内にワイヤハーネス(図示せず)を湾曲状に収容した状態で、ドアインナパネル55に対して基準固定孔60が段なしのボルトで固定されると共に、各ブラケット52等の長孔53,61が段付きボルト54で固定される。
常温での取付時に段付きボルト54のねじなしの大径な軸部54aは図13(a),図14の如く長孔53の中央に位置する。取付後にハーネス収容ケース51が熱膨張した場合は、図13(b)の如く段付きボルト54の大径な軸部54aに対して長孔53が外向き(矢印の膨張方向)にスライド移動する。
取付後にハーネス収容ケース51が熱収縮した場合は、図13(c)の如く段付きボルト54の軸部54aに対して長孔53が内向き(矢印の収縮方向)にスライド移動する。これらによって、応力集中によるブラケット52等の破損等が防止される。
図15〜図16は、従来のハーネス収容ケースの取付構造の他の形態を示すものである(特許文献2参照)。
このハーネス収容ケースの取付構造は、合成樹脂製のハーネス収容ケース(ベース部のみを示す)71のブラケット72をゴム板製の弾性部材73を介して自動車のスライドドアの金属製のドアインナパネル(図示せず)にボルト(図示せず)で固定するものである。
ハーネス収容ケース71の後部のブラケット74には円形の基準固定孔75が設けられ、ハーネス収容ケース71の前側下部には長孔76が設けられている。図16の如く、ゴム板製の弾性部材73は合成樹脂製のベース部の周壁77とブラケット72との間にケース樹脂成形時に同時に固定される。
図15の如く、ワイヤハーネス78が、ハーネス収容ケース71の前端側のハーネス導出口79からスライドドア側に導出されると共に、下端の長形のハーネス導出口80から渡り空間を経て車両ボディ側(電源側)に水平方向揺動自在に配索され(ドア開閉時に揺動する)、車両ボディからスライドドアの各補機に常時給電が行われる。
ハーネス収容ケース71内でワイヤハーネス78は金属製の板ばね81で上向きに付勢されて、スライドドアの半開時のワイヤハーネス78の垂れ下がりが防止される(弛み吸収が行われる)。板ばね81の下側に位置するループ状の壁部82はワイヤハーネス78に対する屈曲規制壁として作用する。前記図12の例では凹部開口59の外側に環状の屈曲規制壁が設けられる。
図15の例では、ワイヤハーネス78の電線部分(保護チューブは含まない)をハーネス収容ケース71の前側の開口79から外部に導出させたが、一般的にワイヤハーネス78の電線部分をハーネス収容ケース71の上部や後側から外部に導出させる場合は、前側の開口79に続いて矩形筒状のハーネス挿通用のガイド壁(図示せず)がハーネス収容ケース71の外周壁77に沿って形成される(例えば特許文献3参照)。
特開2001−354085号公報(図4) 特開2003−230222号公報(図1〜図2) 特開2003−48495号公報(図1)
しかしながら、上記図12〜図14のハーネス収容ケース51の取付構造にあっては、長孔53,61にスライド係合する段付きボルト54を使用し、且つ段付きボルト54を確実に固定させるためのウェルドナット56が必要となって、コスト高になると共に、ウェルドナット56を用いない(用いられない)部位には適用できないという問題があった。
また、上記図15〜図16のハーネス収容ケース71の取付構造にあっては、ゴム板製の弾性部材73をハーネス収容ケース71やブラケット72に固定する作業に手間やコストがかかると共に、ゴム板製の弾性部材73が経時変化で脆くなりやすいという懸念があった。
また、ワイヤハーネス78をハーネス収容ケース71の外周壁77に沿って外部に導出させる場合に、矩形筒状のハーネス挿通用のガイド壁(図示せず)に加えて弾性部材73とブラケット72とを外向きに突出させるために、ハーネス収容ケース71の外観形状が肥大化するという懸念があった。これを解消しようと、ハーネス収容ケース71を小さくした場合には、ハーネス収容ケース内のハーネス収容空間が縮小され、ワイヤハーネス78の余長(弛み)吸収長さが減少してしまうという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、段付きボルトやウェルドナットを用いない部位にも適用できると共に、長期に渡って膨張収縮の吸収機能を確実に発揮することができ、しかも、ワイヤハーネスをケース外周に沿って導出させるハーネス収容ケースに省スペースで適用することができるハーネス収容ケースの取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネス収容ケースの取付構造は、合成樹脂製のベース部とカバー部とで構成され、該カバー部の外周側にハーネス挿通用のガイド部が形成されたハーネス収容ケースにおいて、前記ベース部の外周側に可撓性の屈曲部が形成され、該屈曲部の外側壁に接する当接部が前記カバー部の前記ガイド部側に形成され、少なくとも該屈曲部に続いて固定用のブラケットが形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ベース部の膨張収縮に伴って屈曲部が伸縮して膨張収縮を吸収する。これにより、ブラケットへのストレス(引張圧縮力)が軽減される。当接部を剛性とした場合、当接部は屈曲部の外側壁に当接して内側壁のみを内外方向に撓み自在とする。カバー部の収縮時に当接部が屈曲部を内向きに撓ませることで、カバー部の収縮が吸収される。当接部を可撓性とした場合は、カバー部の膨張収縮を当接部が吸収する。ベース部にワイヤハーネスが支持されるので、ベース部にブラケットがあればハーネス収容ケースを固定可能である。当接部はハーネスガイド部の一部をなすことが好ましい。屈曲部はハーネスガイド部の内側に配置される。屈曲部はケース内側のハーネス収容空間を外側のハーネスガイド部から区画してケース内壁として作用するものであることが好ましい。ブラケットは通常、複数箇所に配置される。
請求項2に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項1記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記カバー部の前記ガイド部に続いて固定用のブラケットが形成され、該ブラケットが前記ベース側の前記ブラケットに重合することを特徴とする。
上記構成により、ベース部側のブラケットとカバー部側のブラケットとで強固にハーネス収容ケースが取付側に固定される。カバー部の膨張収縮は前記剛性の当接壁と屈曲部との作用や可撓性の当接壁の作用で吸収されて、カバー部側のブラケットへのストレスが軽減される。
請求項3に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項1又は2記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記屈曲部が前記ベース部の周方向に連続して形成され、前記当接部が前記カバー部の周方向に連続して形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ベース部の膨張収縮が周方向の長い屈曲部によって均一に且つ確実に吸収され、カバー部の膨張収縮が周方向の当接部と屈曲部との上記作用で均一に吸収される。周方向の屈曲部と当接部によって大きな膨張収縮力に対応可能となる。周方向の屈曲部にブラケットが続けて設けられ、周方向の当接部に続くガイド部にブラケットが続けて設けられることで、各ブラケットの強度が高まる。
請求項4に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項2記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記カバー部の前記ブラケットが前記ガイド部から分断され、前記当接部が該ブラケットにおいてのみ形成され、前記屈曲部が前記ベース部の前記ブラケットにおいてのみ形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ベース部やカバー部の膨張収縮がブラケットにおいて集約的に吸収される。ベース部やカバー部の場所によって不均一な膨張収縮が起きても何ら関係なくブラケットと一体の屈曲部が場所ごとの膨張収縮を確実に吸収して(ブラケットは各所に複数配置される)、ブラケットへのストレスを確実に軽減させる。
請求項5に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項1〜4の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記屈曲部が略山型状に形成され、該屈曲部の内側壁が通常時にケース内側に傾倒し、ケース収縮時に起立することを特徴とする。
上記構成により、ケースの収縮時に屈曲部がケース内側のハーネス収容空間に進入しないから、ハーネス収容空間が広く確保される。屈曲部の内側壁はハーネス収容空間内のワイヤハーネスを外部へ飛び出さないように当接させる内周壁ないし壁部として作用する。略山型状の屈曲部の高さはハーネス収容空間の内幅にほぼ等しい程に大きいことが、歪み吸収量の増大と前記内周壁ないし壁部の作用を行わせる上で好ましい。
請求項6に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項1〜5の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記ガイド部において、前記ベース部側に壁部が突出形成され、前記カバー部側に、該壁部に係合する断面凹字状の壁部が形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ベース部側の壁部にカバー部側の断面凹字状の壁部が係合し、カバー部の膨張収縮がベース部側の壁部で受け止められて、カバー部側のブラケットへの膨張収縮力の伝播が抑止される。両壁部はベース部とカバー部との位置決め部としても作用する。前記屈曲部及び当接部と両壁部との相乗作用でカバー部側のブラケットへのストレスが一層軽減される。
請求項7に係るハーネス収容ケースの取付構造は、請求項1〜6の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造において、前記ガイド部に可撓性のハーネス止め片が配列されたことを特徴とする。
上記構成により、ハーネス止め片を内向きに撓ませてワイヤハーネスの電線部分がガイド部内に挿入され、ハーネス止め片は弾性復帰して電線部分の飛び出しを阻止する。ハーネス止め片は千鳥状に配置することが好ましい。電線部分は取付側の補機等に接続される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ハーネス収容ケースの屈曲部や当接部でハーネス収容ケースの膨張収縮を吸収することで、従来の高価な段付きボルトやウェルドナットを用いなくとも、ハーネス収容ケースを取付側に容易に低コストで取り付けることができる。ブラケットへのストレスを軽減してブラケットの破損等を確実に防止することができることは言うまでもない。また、合成樹脂製のハーネス収容ケースに一体に屈曲部や当接部を形成することができるから、従来のゴム製の吸収部に較べて長期に渡って膨張収縮の吸収機能を確実に発揮することができる。また、ケース外周のハーネスガイド部の外側ではなく内側に屈曲部を設けることで、屈曲部に続くブラケットのみが外部に突出し、従来のゴム製の吸収部を有するブラケットに較べて突出長さが減少し、ハーネス収容ケースの外観形状のコンパクト化や内側のハーネス収容空間の確保が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、ハーネス収容ケースをケース部とカバー部との両ブラケットで強固に取付側に固定することができ、ハーネス収容ケースの耐震性や耐衝撃性が向上する。
請求項3記載の発明によれば、ハーネス収容ケースの大きな膨張収縮力が周方向の長い屈曲部と当接部の作用で確実に吸収され、ブラケットへのストレスが大きく軽減される。また、周方向の屈曲部やガイド部に一体に続くブラケットによってハーネス収容ケースを強固に固定することができて、耐震性が耐衝撃性が高まる。
請求項4記載の発明によれば、周方向の屈曲部や当接部を設ける場合に較べて、ブラケットごとの屈曲部や当接部で済むから、ケース構造が小型化、軽量化、低コスト化される。
請求項5記載の発明によれば、ハーネス収容ケースの収縮時に屈曲部の内側壁がそれ以上内側に進入せずにハーネス収容空間が広く確保されるから、ハーネス収容空間内でのワイヤハーネスの弛み吸収が大きなストロークで確実に行われると共に、ハーネス収容ケースの小型化が可能となる。この作用は屈曲部を波型ではなく略山型に形成したことによっても促進される。
請求項6記載の発明によれば、ベース部側の壁部とカバー部側の断面凹字状の壁部との係合でカバー部側の膨張収縮力の伝播が防止されて、カバー側のブラケットへのストレスが一層確実に軽減される。
請求項7記載の発明によれば、ハーネスガイド部内にワイヤハーネスの電線部分を作業性良く挿通させることができる。
図1〜図3は、本発明に係るハーネス収容ケースの取付構造の第一の実施形態を示すものである。
このハーネス収容ケースの取付構造は、外周側にワイヤハーネスの電線部分を導出させるためのハーネス導出路2を有するハーネス収容ケース1(図1)において、ハーネス導出路2の近傍に可撓性の屈曲壁(屈曲部)3を形成し、屈曲壁3でハーネス収容ケース1の熱膨張収縮を吸収させるようにしたものである。
ハーネス収容ケース1は合成樹脂製の略半円状のベース部6(図2)とカバー部7(図2)とで構成されている。ベース部6の外周側に断面山型状の可撓性(弾性)の屈曲壁(屈曲部)3が周方向に連続して設けられ、カバー部7の外周側に、屈曲壁3の断面湾曲状ないし傾斜状の外側壁5に当接する断面湾曲状ないし傾斜状の当接壁(当接部)8が周方向に連続して設けられている。
図3の如く、屈曲壁3は、ベース部6の基板部9にぼぼ直交して一体に続く内側壁4と、内側壁4の頂部10から湾曲状ないし傾斜状に続く外側壁5とで構成されている。外側壁5は、固定用の円形の孔部11を有する長めの板状のブラケット12(カバー側のブラケット13よりも長い)に一体に続いている。内側壁4と外側壁8は共に板厚方向(内外方向)の可撓性(弾性)を有している。外側壁5は内側壁4よりもなだらかに傾斜している。
カバー部7の当接壁8は屈曲壁3の外側壁5と同じ角度で湾曲ないし傾斜している。当接壁8の一端はカバー部7の基板部14に交差して一体に続き、当接壁8の他端は、ハーネス導出路を成すハーネス挿通用のガイド壁(ガイド部)15の基板部16に続き、基板部16に直交してハーネスガイド壁15の外周壁17が突出形成され、基板部16は固定用の円形の孔部11を有する板状のブラケット13に同一平面で続いている。本例でブラケット12,13は所要箇所に各三つ配置されている。
ベース部6の長いブラケット12とカバー部の短いブラケット13とは板厚方向に重合し、ブラケット12,13の各孔部11が整合している。ベース部6のブラケット12の付け根側の基半部12a(図2)はカバー部7のハーネスガイド壁15の基板部16(図3)に重なって位置する。
ベース部6(正確にはブラケット12を除くベース部本体)はハーネスガイド壁15がない分、カバー部7よりも小さく形成されている。カバー部7のハーネスガイド壁15とブラケット13を除く部分をカバー部本体と呼称した場合、ベース部本体とカバー部本体とで収容ケース本体が構成される。
各ブラケット12,13はベース部6の基準固定孔18(図2)を中心に放射状に配置されている。基準固定孔18は環状のハーネス屈曲規制壁19の内側に設けられている。ハーネス収容ケース1の前端下部にも固定孔20が設けられている。ブラケット12,13の数や位置は適宜設定される(両ブラケット12,13は重なって配置される)。
ベース部6の屈曲壁3の頂部10(図3)はカバー部7の基板部14の内面に接し、屈曲壁3の内側壁4はハーネス収容ケース1の内側のハーネス収容空間21にワイヤハーネス(図示せず)を屈曲自在に収容するための周壁として機能し、屈曲壁3と当接壁8とで内側のハーネス収容空間21と外側のハーネス導出路2とが区分されている。
カバー部7の基板部14と同一平面に幅狭の可撓性のハーネス止め片22が突出形成され、外周壁17の内側面に直交して同様のハーネス止め片23が突出形成され、両ハーネス止め片22,23は千鳥状に交互に配置されている。ワイヤハーネスの電線部分24(図3)は各ハーネス止め片22,23を内向きに撓ませつつハーネスガイド壁内のハーネス導出路2に挿入(挿通)され、各ハーネス止め片22,23で電線部分24の飛び出しが防止される。
図4〜図5は、ベース部6の屈曲壁3とカバー部7の当接壁8とで成る歪み吸収部の作用を示すものである。
図4(a),図5(a)はハーネス収容ケース1の膨張時の状態、図4(b),図5(b)はハーネス収容ケース1の通常(中立)時の状態、図4(c),図5(c)はハーネス収容ケース1の収縮時の状態をそれぞれ示している。
図4(b)の通常時において、屈曲壁3の内側壁4は基板部9に対して直角よりも少し内向きに傾斜して鋭角的に交差している。外側壁5は内側壁4よりも緩い角度で傾斜している。内側壁4と基板部9との交点25は移動可能(可動点)で、外側壁5とブラケット12の付け根部との交点26は不動(固定点)である。可動点25と固定点26との距離をLで示す。カバー部7の外周壁17とハーネス止め片22の先端との隙間をSで示す。図5では屈曲壁3の固定点26、可動点25、頂点10の位置をそれぞれ示している。
図4(a)のハーネス収容ケース1の膨張時に、固定点26はそのままで可動点25がブラケット12に向けて外向きに移動し、距離L1がLよりも短くなり、且つカバー部7がベース部6と一体的に膨張して、隙間S1がSよりも小さくなる。これと同時に、図5(a)の如く屈曲壁3の頂点10が図5(b)の通常時よりもブラケット12側に向けて少し外向きに移動する。
図4(c)のハーネス収容ケース1の収縮時には、固定点26はそのままで可動点25が内向きに移動し、屈曲壁3の内側壁4が基板部9にほぼ直交し、距離L2がLよりも長くなり、且つカバー部7がベース部6と一体的に膨張して隙間S2がSよりも大きくなる。これと同時に、図5(c)の如く屈曲壁3の頂点10が図5(b)の通常時よりもブラケット側に少し移動する。
屈曲部3の内側壁4がケース内側のハーネス収容空間21内に入りこまないから、ハーネス収容空間21が広く確保されて、収容空間21内のワイヤハーネス(図示せず)の余長吸収量が大きく確保される。
屈曲壁3の高さ(頂点10の位置)はハーネス収容空間21の幅とほぼ等しい位に高く突出しており、これによって屈曲壁3の撓み量が大きくなり、ハーネス収容ケース1の膨張収縮量が大きくても(大きなハーネス収容ケース1に)対応可能となる。
屈曲壁3は頂点10を支点に内側壁4が大きく移動し、外側壁5は殆ど移動しないか小さく移動する。カバー部7の当接壁8は可撓性であることが好ましく、カバー部7の膨張に伴って屈曲壁3と当接壁8とが一体的に外向きに(ブラケット12に向けて)移動する。また、カバー部7の収縮に伴って当接壁8が屈曲部3の外側壁5と一体的に内向きに(ケース中心に向けて)移動する。当接壁8を不撓のものとした場合は、カバー部7の膨張収縮が吸収されにくくなってしまう。
図6は、カバー部7の膨張収縮をハーネスガイド壁152の外周壁(壁部)172でも受けるようにした実施形態を示すものである。図1〜図5と同様の構成部分には同じ符号を付して説明を省略する。
すなわち、ベース部6のブラケット12に板状の壁部27を直角に突設し、壁部27にカバー部7の断面凹字状の壁部(周壁)28を係合させることで、カバー部7の膨張収縮時に凹字状の壁部28がブラケット12の壁部27に当接して、カバー部7のブラケット13への膨張収縮力の伝わりを防いでいる。凹字状の壁部28は内側の壁部28aと外側の壁部28bと先端の連結壁とで構成され、内側に溝部28cを有している。
カバー部7の当接壁8は不撓性のものでもよい。当接壁8を可撓性とした場合は、凹字状の壁部28との相乗効果でブラケット13への膨張収縮力の伝わりを一層確実に防ぐことができる。凹字状の壁部28と壁部27はベース部6とカバー部7との位置決め部としても機能する。
外側の凹字状の壁部28と内側の板状の壁部27との間に隙間を設けた場合は、その隙間の範囲内でカバー部7の膨張収縮を吸収することができる。内側の壁部27を廃除して外側の凹字状の可撓性の壁部28によってカバー部7の膨張収縮を吸収させることも可能である。
図7(a)(b)は、ハーネス収容ケース1の外周側のハーネス導出路2をなすハーネスガイド壁15の他の形態を示すものである。
図7(a)の例は、カバー部7の外周に、周壁17(図3)に代わる可撓性のハーネス止め片29を複数並べて設け(図では一つのみを示す)、ハーネス止め片29を内向きに撓ませつつ矢印の如くワイヤハーネスの電線部分(図示せず)をハーネスガイド壁153のハーネス導出路2内に収容させるものである。カバー部7のブラケット13にもハーネス止め片を突設して、ハーネス止め片29を千鳥状に配列することも可能である。
図7(b)の例は、カバー部7の周壁17にフック状の壁部を設けてハーネスガイド壁154を構成し、フック状の壁部の可撓性のハーネス止め片30を矢印の如く内向きに撓ませつつワイヤハーネスの電線部分(図示せず)をハーネス導出路2内に収容させるものである。ハーネス止め片30を千鳥状に配列することも可能である。
図8は、ベース部6のブラケット12とカバー部7のブラケット13とを位置ずれなく係合させる構造例を示すものである。
すなわちカバー部7のブラケット13の孔部11の周縁にテーパ状のボス部31を設け、ベース部6のブラケット12の孔部11の周縁に、ボス部31を係合させるテーパ状の凹溝32を設けている。ベース部6にボス部31を設け、カバー部7に凹溝32を設けることも可能である。
上記図2において、ワイヤハーネスは電線部分を好ましくはコルゲートチューブ等の保護チューブで覆われた状態でベース部6内に湾曲状に装着され、ベース部6内の図示しない金属製の板ばね等の弾性部材で弛み吸収方向に付勢され、ベース部6にカバー部7が被着されて係止手段(図示せず)で固定され、ワイヤハーネスがベース部6とカバー部7との間(ハーネス収容空間21)に収容される。
その状態で自動車のスライドドア(図示しない取付側)のドアインナパネルにハーネス収容ケース1が垂直に搭載され、各ブラケット12,13の孔部11に段付きのない普通のボルト(図示せず)が挿通されて、ドアインナパネルの雌ねじ部にねじ締め固定される。雌ねじ部はタッピングされたねじ孔でも、別体のナットでもウェルドナットでもよい。
ハーネス収容ケース1の前端部から導出されたワイヤハーネスの電線部分は車両搭載前に予め外周側のハーネスガイド壁15内に挿通収容される。電線部分の挿通作業は可撓性のハーネス止め片22,23を電線部分で内向きに押すことで簡単に行うことができる。電線挿通後にハーネス止め片22,23は弾性復帰して電線部分の外れ出しを防止する。
ハーネス収容ケース1の長形の下部開口33(図1)から導出されたワイヤハーネス部分は渡り空間を経て車両ボディ側に配索される。板ばね等を用いずにワイヤハーネスの剛性(ばね性)を利用してワイヤハーネスをハーネス収容ケース1内に引き入れるようにすることも可能である。これらの基本構成は従来同様である。
ハーネス収容ケース1はスライドドアではなく車両ボディに水平に搭載することも可能である(特開2001−354085の図16参照)。この場合、ハーネス収容ケース1は小さ目に形成される。また、スライドドア以外の他のスライド構造体や、車両ボディ以外の固定構造体にハーネス収容ケース1を搭載することも可能である。
図9〜図11は、本発明に係るハーネス収容ケースの取付構造の第二の実施形態を示すものである。
上記第一の実施形態のハーネス収容ケース1が、ベース部6のほぼ全周に屈曲壁3を設け、カバー部7のほぼ全周に当接壁8を設けたのに対して、第二の実施形態のハーネス収容ケース1’(図9)は、ベース部6’(図10)のブラケット12’のみに可撓性の屈曲壁(屈曲部)3’を設け、カバー部7’(図10)のブラケット13’のみに当接壁(当接壁)8’を設けたことを特徴としている。
その他の構成や作用は第一の実施形態と同様であるので、第一の実施形態の図を引用して説明する。第一の実施形態と同様の構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図9〜図11の如く、ベース部6’の板状のブラケット12’とカバー部7’の板状のブラケット13’とが板厚方向に重なって配置され、各ブラケット12’,13’はケース外周側のハーネスガイド壁(ガイド部)15’とはスリット37で分断されている。ベース部6’のブラケット12’とカバー部7’のブラケット13’とはほぼ同じ長さで形成されている。各ブラケット12’,13’はベース部6’の基準固定孔18を中心に放射状に配置されている。各ブラケット12’,13’の数や配置は適宜設定される。
図10の如く、カバー部7’のブラケット13’の付け根側の半部13a’に対向してハーネス止め片22が設けられ、ブラケット13’の先端側の円形の孔部11から少し付け根側に離間した位置に壁部34が直角に突設され、ブラケット13’の付け根側の部分と壁部34とハーネス止め片22とで囲まれてハーネスガイド壁15’(ハーネス導出路2’)の一部が構成されている。ブラケット13’の付け根側の半部13a’には湾曲状ないし傾斜状の当接壁(当接部)8’が形成され、当接壁8’はカバー部7’の基板部14に一体に続いている。
図9,図11の如く、当接壁8’の内側にベース部6’のブラケット12’の付け根側の屈曲壁3’が接して位置する。屈曲壁3’は外側壁5’と内側壁4’とで略V字(山型)状に形成され、外側壁5’は内側壁4’よりも長く形成され、外側壁5’の外面に当接壁8’が当接して位置する。図10の如く、内側壁4’はベース部6’の基板部9にほぼ直交して一体に続いている。内側壁4’はベース部6’の外周壁35とほぼ同じ高さで突出し、外周壁35の一部を構成している。
カバー部7’のブラケット13’を除く外周部分には、基板部14の裏面側に内周壁36(図10,図11)が直交して一体に設けられ、内周壁36にハーネスガイド壁15’の基板部16’が直交してカバー部7’の基板部14と平行に一体に設けられ、基板部16’に直交して外周壁17’が一体に設けられ、内周壁36の外面と外周壁17’の内面とに可撓性のハーネス止め片22,23が千鳥状に互い違いに配設されている。
ブラケット13’には、付け根側からではなく中間の直交壁部34からハーネス止め片23を形成してもよい。また、内周壁36を廃除してベース部6’の外周壁35で兼用することも可能である。この場合、ハーネス止め片22は基板部14から延長形成される。
第二の実施形態のハーネス収容ケース1’が熱膨張収縮を起こした場合は、ベース部6’の各ブラケット12’の屈曲壁3’が伸縮してケース1’の膨張収縮を吸収する。屈曲壁3’と当接壁8’の作用は図4,図5におけると同様である。
図4(b)と同様に、屈曲壁3’は通常時においてハーネス収容空間21に向けて少し内向きに傾倒し、図4(c)と同様に、ケース収縮時に屈曲壁3’の内側壁4’が基板部9にほぼ直角になるまで移動する。当接壁8’は屈曲壁3’の外側壁5’に追従する。
また、図6におけると同様に、ベース部6’のブラケット12’に直交して壁部(図6の符号26)を設け、カバー部7’のブラケット13’に凹字状の壁部(図6の符号28)を設け、凹字状の壁部28の溝部28c内に壁部26を係合させて、位置決めと共に、カバー部7’の膨張収縮力を受け止めたり吸収させたりすることも可能である。
また、図7(a)におけると同様に、カバー部7’のブラケット13’側のハーネス止め片22(図10)をL字状に形成して(図7の符号29)、ブラケット13’の直交壁部34を廃除したり、図7(b)におけると同様に、ブラケット13’の壁部34と一体にフック状のハーネス止め片(図7の符号30)を設けたりすることも可能である。
また、図8におけると同様に、ベース部6’のブラケット12’とカバー部7’のブラケット13’との各孔部11の周縁をテーパ状のボス31と凹溝32とで係合させることも可能である。
第一の実施形態の屈曲壁3に較べて、第二の実施形態の屈曲壁3’はブラケット12’のみに設けられたから、膨張収縮の吸収力はやや劣るものの、全周に屈曲壁3や当接壁8がない分、構造が簡素化、低コスト化、軽量化されている。
第二の実施形態のブラケット13’における以外のハーネスガイド壁15’(ハーネス導出路2’)の形態は適宜設定可能である。ブラケット12’,13’の屈曲壁3’と当接壁8’とは外周側にハーネスガイド壁15’のないハーネス収容ケース(図示せず)にも適用可能である。
ハーネス収容ケース1’は第一の実施形態と同様にスライドドア等に搭載される。第一の実施形態のハーネス収容ケース1がカバー部7のハーネスガイド壁15と一体のブラケット13で強固に固定され、強い振動や衝撃のかかる部位に好適であるのに対し、第二の実施形態のハーネス収容ケース1’はハーネスガイド壁15’とは分断されたブラケット13’を用いたので、どちらかと言えば強い振動や衝撃のかからない部位に用いることが好ましい。
なお、上記各実施形態においては、ベース部6,6’とカバー部7,7’との両方にブラケット12,12’、13,13’を設けたが、ワイヤハーネスを支持するベース部6,6’のみにブラケット12,12’を設けることも可能である。この場合、カバー部7,7’の外周部の形態は例えば図3(c)のようにハーネスガイド壁15,15’のみとなる。
また、上記実施形態においては、屈曲壁3,3’を山型状に形成したが、山型状に代えて波形状に形成する(例えば山型状の屈曲壁3,3’を二つ連続して形成する)ことも可能ではある。但しその場合は、屈曲壁が長くなるでの、ハーネス収容ケース1,1’のコンパクト化やハーネス収容空間21のスペース確保には反する。
本発明に係るハーネス収容ケースの取付構造の第一の実施形態を示す斜視図である。 同じくハーネス収容ケースを構成するベース部とカバー部を示す分解斜視図である。 (a)はハーネス収容ケースの外周部分を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 (a)はケース膨張時の状態、(b)は通常時の状態、(c)はケース収縮時の状態をそれぞれ示す断面図である。 (a)はケース膨張時の屈曲部の位置、(b)は通常の屈曲部の位置、(c)はケース収縮時の屈曲部の位置をそれぞれ平面的に示す説明図である。 ハーネス収容ケースのハーネスガイド壁の一変形例を示す要部断面図である。 (a)(b)はハーネスガイド壁の他の変形例をそれぞれ示す要部断面図である。 ベース部とカバー部との各ブラケットの位置決めを示す要部断面図である。 本発明に係るハーネス収容ケースの取付構造の第二の実施形態を示す斜視図である。 同じくハーネス収容ケースを構成するベース部とカバー部を示す分解斜視図(円内は要部拡大図)である。 (a)はハーネス収容ケースの外周部分を示す平面図、(b)は(a)のC−C断面図である。 従来のハーネス収容ケースの取付構造の一形態を示す平面図である。 (a)は通常時、(b)はケース膨張時、(c)はケース収縮時のブラケットの状態をそれぞれ示す要部平面図である。 同じくブラケットを段付きボルトで固定した状態を示す断面図である。 従来のハーネス収容ケースの取付構造の他の形態を示す平面図である。 同じくブラケット部分を示す要部断面図である。
符号の説明
1,1’ ハーネス収容ケース
3,3’ 屈曲壁(屈曲部)
4,4’ 内側壁
5,5’ 外側壁
6,6’ ベース部
7,7’ カバー部
8,8’ 当接壁(当接部)
12,12’ ブラケット
13,13’ ブラケット
15,15’ ハーネスガイド壁(ガイド部)
22,23,29,30 ハーネス止め片
27 壁部
28 断面凹字状の壁部

Claims (7)

  1. 合成樹脂製のベース部とカバー部とで構成され、該カバー部の外周側にハーネス挿通用のガイド部が形成されたハーネス収容ケースにおいて、前記ベース部の外周側に可撓性の屈曲部が形成され、該屈曲部の外側壁に接する当接部が前記カバー部の前記ガイド部側に形成され、少なくとも該屈曲部に続いて固定用のブラケットが形成されたことを特徴とするハーネス収容ケースの取付構造。
  2. 前記カバー部の前記ガイド部に続いて固定用のブラケットが形成され、該ブラケットが前記ベース部側の前記ブラケットに重合することを特徴とする請求項1記載のハーネス収容ケースの取付構造。
  3. 前記屈曲部が前記ベース部の周方向に連続して形成され、前記当接部が前記カバー部の周方向に連続して形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネス収容ケースの取付構造。
  4. 前記カバー部の前記ブラケットが前記ガイド部から分断され、前記当接部が該ブラケットにおいてのみ形成され、前記屈曲部が前記ベース部の前記ブラケットにおいてのみ形成されたことを特徴とする請求項2記載のハーネス収容ケースの取付構造。
  5. 前記屈曲部が略山型状に形成され、該屈曲部の内側壁が通常時にケース内側に傾倒し、ケース収縮時に起立することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造。
  6. 前記ガイド部において、前記ベース部側に壁部が突出形成され、前記カバー部側に、該壁部に係合する断面凹字状の壁部が形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造。
  7. 前記ガイド部に可撓性のハーネス止め片が配列されたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のハーネス収容ケースの取付構造。
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