JPH0613281Y2 - ユニツトハウス - Google Patents

ユニツトハウス

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JPH0613281Y2
JPH0613281Y2 JP6162987U JP6162987U JPH0613281Y2 JP H0613281 Y2 JPH0613281 Y2 JP H0613281Y2 JP 6162987 U JP6162987 U JP 6162987U JP 6162987 U JP6162987 U JP 6162987U JP H0613281 Y2 JPH0613281 Y2 JP H0613281Y2
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JP
Japan
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unit
draining
receiving member
house
base
Prior art date
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Application number
JP6162987U
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English (en)
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JPS63169602U (ja
Inventor
靜夫 大橋
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば作業現場などの簡易居住設備として
利用されるユニットハウスの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、ユニットハウス工法を用いる建築物では、通
常、工場で組み立てられたハウスのユニットを現場に持
ち運んで基礎コンクリート上に積載施行するとともに、
基礎コンクリートと下階ユニット及び下階ユニットと上
階ユニットの土台部の雨仕舞は、現場にて防水工事を行
なっている。
従来、この種の土台部の水切り構造としては、例えば実
開昭60−121007号公報に開示されているような
構成を有するものが周知である。
しかしながら、このような従来の水切り構造では、第4
図に示すように、まず、基礎1上に載設した土台粱2の
外側面2aに、縦胴縁3を前記基礎1の外側面1aより
外側に突出するように取着し、次いで、この縦胴縁3の
下端縁部に水切り板4の取付片部4aを釘5で固定する
とともに、この水切り板4の水切り片部4bで前記基礎
1の上面外周を覆った後、前記縦胴縁3に外装材6を組
付けるなどの工程により行なわれているのが現状であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、上記した従来のものでは、現場での水切り施
工が非常に面倒で、手間の掛る作業を必要とするばかり
でなく、このような水切り構造のものをユニットハウス
工法に採用するには、予め工場でユニット本体の土台粱
に水切り板を取付けて置かねばならないことから、ユニ
ット本体の下部に水切り板の水切り片部を突出させたま
まの状態で現場まで持ち運ぶことになり、これによっ
て、ユニットの輸送時に水切り板を破損させる虞れが大
きいといった問題があった。
この考案は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、水切り施工が簡便に容易に行な
え、しかも、ユニットの輸送時の破損を確実に防止する
ことができるようにしたユニットハウスを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するために、この考案は、基礎上
に積載されるユニット本体の土台粱の周側面に装着され
る水切り装置を備え、かつこの水切り装置は、前記ユニ
ット本体の土台粱の外周側面に固定される受け部材と、
この受け部材に着脱自在に嵌合される水切り板部材とか
らなる構成としたものである。
〔作用〕
すなわち、この考案は、上記の構成とすることによっ
て、ユニット本体の土台粱の周側面に装着される水切り
装置を受け部材と、この受け部材に着脱自在に嵌合され
る水切り板部材とで分離形成するようにしてなることか
ら、受け部材を予め工場でユニットの土台粱の周側面に
取付け、水切り板部材を別体に切り離して輸送すれば、
組付け状態においてユニットの下部に突出する水切り板
部材の破損を確実に防止することができるとともに、現
場での施工時には、受け部材に水切り板部材を単に嵌着
するだけで良いため、水切り施工が簡便に容易に行なう
ことができ、しかも、受け部材を水平面の定規としても
利用することができることから、外装張り作業の短縮化
を図ることが可能になる。
〔実施例〕
以下、この考案を図示の一実施例を参照しながら説明す
る。
第1図は、この考案に係るユニットハウスの現場での建
付け状態を示すもので、図中10は基礎となるコンクリ
ート部である。このコンクリート部10上には、ユニッ
トハウス11が積載され、このユニットハウス11は、
2戸のユニット本体12、12を2階建式に施工してな
る構成を有している。
そして、上記ユニットハウス11を構成するハウスユニ
ット本体12の下端周縁部には、水切り装置13が装着
され、この水切り装置13は、第2図及び第3図に示す
ような構成となっている。
すなわち、上記水切り装置13は、第2図に示すよう
に、上階としてのハウスユニット本体12の底部を形成
する土台粱121の外周側面にビス14により固定され
た断面コ字形チャンネル材からなる受け部材15と水切
り板部材16とに分離して構成され、この水切り板部材
16は、垂直な取付片部17と、この取付片部17の下
端から一体的に延出して階下のハウスユニット本体12
の外周側面の土台粱121及び小屋梁122にスペーサ
123を介してタッピングスクリュ124により外装張
りされた外壁材125の上部外側面側を覆うように向け
斜め下方に突出するように屈曲させた水切り片部18と
からなっているとともに、前記取付片部17の裏面側に
突出させた逆止爪部17aを、前記受け部材15内に形
成した係止片部15aに差し込んで嵌合させることによ
り着脱自在に取付けられるようになっているもので、こ
れによって、上下階の互いのハウスユニット本体12、
12間の防水工事を施してなるものである。なお、図中
19は前記水切り装置13を構成する水切り板部材16
の水切り片部18と階下のハウスユニット本体12の外
壁材125との間に充填したシーリング材である。
一方、第3図に示すように、下階のハウスユニット本体
12と基礎コンクリート部10との間の防水工事もまた
同様に、基礎コンクリート部10上にモルタル層20を
敷設して、その上に下階となるユニット本体12を載置
し、次いで、このユニット本体12の土台粱121の外
周側面にビス14により固定された受け部材15に水切
り板部材16を嵌着して、この水切り板部材16の水切
り片部18で前記基礎コンクリート部10の上部外側面
側を覆うようにすることにより行なうようになっている
ものである。
ところで、上記したユニットハウス11の施工は、下階
のユニット本体12から上階のユニット本体12へと順
に行なわれ、このとき、前記外装材125は、前記水切
り装置13の受け部材15上に載置されて各々のユニッ
ト本体12の外周側面の土台粱121及び小屋梁122
にスペーサ123を介してタッピングスクリュ124に
より外装張りされるもので、これによって、前記受け部
材15は、外装材125の水平レベルを出す定規として
利用することにより、外装張り作業の短縮化を可能にし
得るようになっているものである。
なお、この考案は、上記の実施例には限定されないもの
であり、この考案の要旨を変えない範囲で種々変更実施
可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、基
礎上に積載されるユニット本体の土台粱の周側面に装着
される水切り装置を備え、かつこの水切り装置は、前記
ユニット本体の土台粱の外周側面に固定される受け部材
と、この受け部材に着脱自在の嵌合される水切り板部材
とからなる構成としてなることから、受け部材を予め工
場でユニットの土台粱の周側面に取付け、水切り板部材
を別体に切り離して輸送すれば、組付け状態においてユ
ニットの下部に突出する水切り板部材の破損を確実に防
止することができるとともに、現場での施工時には、受
け部材に水切り板部材を単に嵌着するだけで良いため、
水切り施工が簡便に容易に行なうことができ、しかも、
受け部材を水平面の定規としても利用することができる
から、外装張り作業の短縮化を図ることができるという
すぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るユニットハウスの一実施例を概
略的に示す斜視図、第2図は第1図A部における要部拡
大断面図、第3図は第1図B部における要部拡大断面
図、第4図は従来の建築物の土台部の水切り構造を示す
概略的断面図である。 10……基礎(コンクリート部)、 11……ユニットハウス、 12……ユニット本体、 121……土台粱、 122……小屋梁、 125……外装材、 13……水切り装置、 14……ビス、 15……受け部材、 16……水切り板部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎上に積載されるユニット本体の土台粱
    の外周側面に装着される水切り装置を備え、かつこの水
    切り装置は、前記ユニット本体の土台粱の周側面に固定
    される受け部材と、この受け部材に着脱自在に嵌合され
    る水切り板部材とから構成したことを特徴とするユニッ
    トハウス。
JP6162987U 1987-04-23 1987-04-23 ユニツトハウス Expired - Lifetime JPH0613281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162987U JPH0613281Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ユニツトハウス

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JP6162987U JPH0613281Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ユニツトハウス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169602U JPS63169602U (ja) 1988-11-04
JPH0613281Y2 true JPH0613281Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=30895141

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JP6162987U Expired - Lifetime JPH0613281Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 ユニツトハウス

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JP7128086B2 (ja) * 2018-10-31 2022-08-30 積水化学工業株式会社 外壁パネル取付構造

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JPS63169602U (ja) 1988-11-04

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