JPH06132693A - 配線板構造 - Google Patents

配線板構造

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JPH06132693A
JPH06132693A JP28280092A JP28280092A JPH06132693A JP H06132693 A JPH06132693 A JP H06132693A JP 28280092 A JP28280092 A JP 28280092A JP 28280092 A JP28280092 A JP 28280092A JP H06132693 A JPH06132693 A JP H06132693A
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layer
land
conductor layer
signal
conductor
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JP28280092A
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Inventor
Hitoshi Nokimura
均 除村
Hidenori Tanizawa
秀徳 谷沢
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は絶縁層にポリイミド樹脂を使用した
配線板構造に関し、ランドとシールド用導体層間の浮遊
容量を小さくし、信号線路の特性インピーダンスの変化
を低減して電気特性を改善することを目的とする。 【構成】 絶縁層18、19にビア50が形成されてお
り、ビア50には、平坦部51a,51bが形成されて
いる。平坦部51bの寸法D1 を、平坦部51aの寸法
0 よりも大きくしている。Ln+1 層ランド42は、L
n+1 層ライン27引き出し方向側以外では、ビア50の
平坦部51aまでに制限されて形成され、Ln+1 層ライ
ン27引き出し方向側では、上記ビア50の平坦部51
bから絶縁層19の上面19a上にかけて形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線板構造に係り、特
に、絶縁層にポリイミド樹脂を使用した配線板構造に関
する。
【0002】近年、電子装置の小型化、高速化に伴い、
機能を集約した回路モジュール(サブプリント板)を使
用することが多くなった。このような回路モジュールに
使用する配線板は、配線の微細化が可能で、高速信号に
適用可能であることが要求されている。この様な要求を
満たすものとして、現在、ポリイミド樹脂と銅配線を使
用した銅ポリイミド配線板が実用化されている。
【0003】上記銅ポリイミド配線板について、より電
気特性の良好なものが必要とされている。
【0004】
【従来の技術】図4は、従来の銅ポリイミド配線板構造
の一例の断面図を示す。また、図5は、図4のLn 層、
n+1 層部分の説明図で、図5(A)は、Ln 層、L
n+1 層部分の平面図を示し、図5(B)は、Ln 層、L
n+1 層部分の断面図を示す。
【0005】銅ポリイミド配線板は、一般的に、図4に
示すように、セラミック等の基板11上に、アース又は
電源層であるシールド用導体層のLn-1 層12、Ln+2
層15、信号導体層であるLn 層13、Ln+1 層14
が、ポリイミド樹脂の絶縁層16、17、20を介して
形成されている。
【0006】導体層間の絶縁層を厚くする必要がある配
線板では、図4に示すように、ポリイミド樹脂を2回に
分けて塗布することが一般的に行われる。信号導体層間
の接続は、絶縁層に形成されたビアとビア上下のランド
により行っている。図4では、絶縁層18、19にビア
28を形成し、ビア28の上下にLn+1 層ランド26、
n 層ランド25を形成し、ビア28の表面にランド2
6、25と接続された導体層を形成している。これによ
り、信号線であるLn+1 層ライン27とLn 層ライン2
4を接続している。
【0007】なお、アース又は電源層であるLn-1 層1
2、Ln+2 層15は、メッシュ導体22、23となって
おり、略方形のメッシュ開口部23aが形成されてい
る。
【0008】図5に示すように、ビア28は絶縁層18
に形成された径の小さいビア29と、絶縁層19に形成
されたビア29よりも径の大きいビア30とから形成さ
れている。
【0009】接続信頼性の要因により、接続用ランドで
あるLn 層ランド25、Ln+1 層ランド26は、共に、
ビア28の最大径(図5(B)のビア28最上部での
径)より大きな形状としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図4、図5
に示した従来の銅ポリイミド配線板では、接続信頼性の
確保のために、ビア28上下の接続用ランドであるLn
層ランド25、Ln+1 層ランド26は、ビア28の径よ
りも大きくする必要がある。
【0011】この構造においては、Ln-1 層12、L
n+2 層15に形成されたメッシュ導体22、23とラン
ド25、26の向かい合う面積(図5(A)の2本の2
点鎖線で囲まれた面積S0 )が広いため、ランド25、
26とメッシュ導体22、23間の浮遊容量が大きい。
このため、ビア28を含む信号線路の特性インピーダン
スが変化し、反射ノイズや信号伝播遅延時間等の電気特
性に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ランドとシールド用導体層間の浮遊容量が小さく、
信号線路の特性インピーダンスの変化を低減して電気特
性を改善することができる配線板構造を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、積層
された第1の絶縁層及び第2の絶縁層からなる絶縁層の
下面と上面とに形成された第1の信号導体層と第2の信
号導体層が、上記絶縁層に形成されたビアにより接続さ
れており、第3の絶縁層を介して上記第1の信号導体層
に対向する第1のシールド用導体層が形成され、第4の
絶縁層を介して上記第2の信号導体層に対向する第2の
シールド用導体層が形成された配線板構造において、第
1の絶縁層のビアの第2の絶縁層に接する面での大きさ
と第2の絶縁層のビアの第1絶縁層に接する面での大き
さとの差により、ビアの平坦部が形成されており、上記
平坦部は、第2の信号導体層の信号線引き出し方向側で
のビアの中心からビアの内面方向への寸法を、第2の信
号導体層の信号線引き出し方向側以外でのビアの中心か
らビアの内面方向への寸法よりも大きくし、第2の信号
導体層のランドは、第2の信号導体層の信号線引き出し
方向側以外では、上記ビアの平坦部までにとどめて形成
され、第2の信号導体層の信号線引き出し方向側では、
上記ビアの平坦部から第2の絶縁層が第2の信号層に接
する面上にかけて形成された構成とする。
【0014】請求項2の発明は、前記第2の信号導体層
のランドは、第2の信号導体層の信号線と接続する引き
出し部を、前記ビアの平坦部におけるランドの幅よりも
幅が小さく、第2の信号導体層の信号線の幅よりも幅が
大きいフィレットとした構成とする。
【0015】請求項3の発明は、第1のシールド用導体
層、及び前記第2のシールド用導体層はメッシュ導体と
し、前記第2の信号導体層のランドは、前記第2のシー
ルド用導体層のメッシュ導体の開口部に対向する位置に
配置し、第1の信号導体層のランドは、前記第1のシー
ルド用導体層の開口部に対向する位置に配置し、上記第
2の信号導体層のランドの引き出し部に対向する上記第
2のシールド用導体層のメッシュ導体に導体を除去した
導体ぬき部を形成し、上記第2の信号導体層のランドの
引き出し部分に対向する上記第1のメッシュ導体に導体
を除去した導体ぬき部を形成した構成とする。
【0016】
【作用】請求項1の発明の構成は、ランドと信号線との
接続信頼性を維持したまま、ランドとシールド用導体層
間の浮遊容量を低減する。このため、信号線路の特性イ
ンピーダンスの変化を低減して電気特性を改善すること
を可能とする。
【0017】請求項2の発明の構成は、ランドの引き出
し部分とシールド用導体層間の浮遊容量を低減するた
め、一層、信号線路の特性インピーダンスの変化を低減
する。
【0018】請求項3の発明の、ランドとシールド導体
層のメッシュ導体が対向しない構成は、ランドとメッシ
ュ導体間の浮遊容量を更に低減する。このため、一層、
信号線路の特性インピーダンスの変化を低減する。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の説明図を示し、
図1(A)はLn 層、Ln+1 層部分の平面図、図1
(B)はLn 層、Ln+1 層部分の断面図を示す。なお、
図1は、第1の絶縁層18、第2の絶縁層19と第1の
信号導体層であるLn 層13、第2の信号導体層である
n+1 層14の部分についての図であり、図1(B)の
n 層13、Ln+1 層14の上下にある、第3の絶縁層
16、第4の絶縁層20、第1のシールド用導体層1
2、第2のシールド用導体層15、及び基板11は、図
4と同様である。
【0020】図1に示すように、絶縁層17は第1の絶
縁層18及び第2の絶縁層19からなり第1の絶縁層1
8の下面に第1の信号導体層であるLn 層13が形成さ
れており、第2の絶縁層19の上面に第2の信号導体層
であるLn+1 層14が形成されている。
【0021】絶縁層17にはLn 層13とLn+1 層を接
続するためのビア50が形成されている。ビア50は、
絶縁層18に形成されたビア51と絶縁層19に形成さ
れたビア52とからなる。ビア51、52の形状は、平
面図では略方形で、断面図で示すように、側面を斜面と
している。
【0022】なお、ビア52の絶縁層18と接する面で
の大きさを、ビア51の絶縁層19と接する面での大き
さよりも大きくしており、これにより、ビア50の平坦
部51a、51bが形成されている。
【0023】平坦部51a、51bは、Ln+1 層14の
信号線であるLn+1 層ライン27の引き出し方向側の平
坦部51bの、ビア50の中心からビア50の内面方向
への寸法D1 を、Ln+1 層ライン27の引き出し方向側
以外の平坦部51aの、ビア50の中心からビア50の
内面方向への寸法D0 よりも大きくしている。
【0024】例えば、絶縁層17の厚さを10〜30μ
m、ビア52の上部の一辺を200〜250μmとする
場合、平坦部51aの寸法D0 を10〜40μmとする
のに対して、平坦部51bの寸法D1 は50〜100μ
mとする。
【0025】Ln+1 層14のランド42は、Ln+1 層ラ
イン27の引き出し方向側以外で、ビア50の平坦部5
1aに形成されたランド42aと、Ln+1 層ライン27
の引き出し方向で、平坦部51bからビア52の斜面を
介して絶縁層19の上面19aにかけて形成された引き
出し部42bとからなる。ランド42aの範囲は、平坦
部51aのみにとどめており、ビア52の上部にかから
ないように形成されている。
【0026】なお、ランド42は、ビア51の斜面、及
び底面に形成された導体を介してL n 層ランド41に接
続されている。Ln 層ランド41は、ビア51の上部の
大きさとほぼ等しい略方形で、Ln 層13の信号線であ
るLn 層ライン24に接続されている。
【0027】第1実施例では、Ln+1 層ランド42のう
ち、Ln+1 層14に形成された部分42c(図1(A)
の2点鎖線で囲まれた部分)の面積S1 を、図5(A)
に示す従来の配線構造での面積S0 に比べて大幅に小さ
くできる。また、Ln+1 層ランド42のうち、ビア50
の平坦部51a、51bに形成された部分は、従来の配
線構造での面積S0 に比べて小さく、かつ、Ln+1 層1
4よりも、上側のLn+ 2 層15のメッシュ導体23から
距離が離れている。
【0028】このため、従来の配線構造に比べ、Ln+1
層ランド42とメッシュ導体23との間の浮遊容量を2
/3以下に低減することができる。従って、ビア50を
含む信号線路の特性インピーダンスの変化を低減するこ
とができ、反射ノイズや信号伝播遅延時間の増加等を防
ぎ、電気特性を改善することができる。
【0029】なお、ビア50の平坦部51bの寸法S1
を平坦部51aの寸法S0 よりも大きくしている。この
ため、平坦部51aからビア52の斜面を介して絶縁層
19の上面19aにかけて形成されるランドの引き出し
部42bは、メッキの際にメッキ液のまわりこみが良く
なり、導体の厚さtが厚く安定した形で形成される。こ
のため、ランド42部分の接続信頼性を充分高くするこ
とができる。
【0030】図2は本発明の第2実施例の説明図を示
し、図2(A)はLn 層、Ln+1 層部分の平面図、図2
(B)はLn 層、Ln+1 層部分の断面図を示す。なお、
図2は、第1の絶縁層18、第2の絶縁層19と第1の
信号導体層であるLn 層13、第2の信号導体層である
n+1 層14の部分についての図である。
【0031】図2(B)のLn 層13、Ln+1 層14の
上下にある、第3の絶縁層16、第4の絶縁層20、第
1のシールド用導体層12、第2のシールド用導体層1
5、及び基板11は、図4と同様である。なお、図2に
おいて、図1と同一構成部分には同一符号を付し、適宜
説明を省略する。
【0032】絶縁層17にはLn 層13とLn+1 層14
を接続するためのビア50が形成されている。ビア50
は、絶縁層18に形成されたビア51と絶縁層19に形
成されたビア52とからなる。ビア51、52の形状
は、平面図では略方形で、断面図では、側面を斜面とし
ている。
【0033】なお、ビア52の絶縁層18と接する面で
の大きさを、ビア51の絶縁層19と接する面での大き
さよりも大きくしており、これにより、ビア50の平坦
部51a、51bが形成されている。
【0034】平坦部51a、51bは、Ln+1 層ライン
27の引き出し方向側の平坦部51bの、ビアの中心か
らビアの内面方向への寸法D1 を、Ln+1 層ライン27
の引き出し方向側以外の平坦部51aの、ビアの中心か
らビアの内面方向への寸法D 0 よりも大きくしている。
【0035】例えば、絶縁層17の厚さを10〜30μ
m、ビア52の上部の一辺を200〜250μmとする
場合、ビア平坦部51aの寸法D0 を10〜40μmと
するのに対して、ビア平坦部51bの寸法D1 は50〜
100μmとする。
【0036】Ln+1 層14のランド62は、ビア50の
平坦部51aと平坦部51bの端部に形成されたランド
62aと、Ln+1 層ライン27の引き出し方向で、平坦
部51bからビア52の斜面を介して絶縁層19の上面
19aにかけて形成されたL n+1 層ランドの引き出し部
であるフィレット62bとからなる。Ln+1 層ランドの
フィレット62bの幅W3 は、ランド62aの幅W1
りも小さく、Ln+1 層ラインの幅W2 よりも大きくして
いる。
【0037】なお、ランド62は、ビア51の斜面、及
び底面に形成された導体を介してL n 層ランド41に接
続されている。Ln 層ランド41は、ビア51の上部の
大きさとほぼ等しい略方形で、Ln 層ライン24に接続
されている。
【0038】第2実施例では、Ln+1 層ランドの引き出
し部であるフィレット62bの幅W 3 をランド62aの
幅W1 よりも小さくしている。このため、上側のLn+2
層15のメッシュ導体23と対向するフィレット62a
の面積、特に、Ln+1 層に形成された部分62cの面積
(図2(A)の2点鎖線で囲まれた部分の面積)S2
第1実施例よりも小さくなる。
【0039】このため、Ln+1 層ランド62とメッシュ
導体23との間の浮遊容量を、更に低減することがで
き、一層、信号線路の特性インピーダンスの変化を低減
し、反射ノイズ、信号伝播遅延時間等の電気特性の改善
をすることができる。
【0040】図3は本発明の第3実施例の説明図を示
す。図3は、ビア50が形成された部分の配線板を上部
から見た図である。なお、Ln 層13、Ln+1 層14の
上下にある、絶縁層16、20、シールド用導体層1
2、15、及び基板11は、図4と同様である。図3に
おいて、図1、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、適宜説明を省略する。
【0041】ビア50は第1実施例、第2実施例と同様
にして絶縁層18、19に形成されている。また、L
n+1 層ランド72は、第1実施例のランド42、又は第
2実施例のランド62と同様にして形成されている。即
ち、ランド72は、ビア50の平坦部に形成されたラン
ド72aとLn+1 層ライン27と接続する引出し部72
bとからなる。
【0042】また、ランド72はビア50の斜面、及び
底面に形成された導体を介して、L n 層ランド41に接
続されており、Ln 層ランド41には、Ln 層ライン2
4が接続されている。
【0043】Ln+1 層14の上側には、絶縁層20を介
してLn+2 層15にメッシュ導体23が形成されてお
り、Ln 層13の下側には、絶縁層16を介してLn-1
層12にメッシュ導体22が形成されている。
【0044】第3実施例では、図3に示すように、メッ
シュ導体22、23の開口部22a、23aに対向する
位置に、Ln 層ランド41及びLn+1 層ランド72を配
置している。また、Ln+1 層ランド72の引出し部72
bに対向するメッシュ導体23、及びメッシュ導体22
の導体を削除して、導体ぬき部23b、22bを形成し
ている。
【0045】このため、第3実施例では、Ln 層ランド
41、Ln+1 層ランド72と対向する位置にメッシュ導
体22、23の導体部が無く、Ln 層ランド41、L
n+1 層ランド72とメッシュ導体22、23間の浮遊容
量を低減することができる。従って、一層、信号線路の
特性インピーダンスの変化を低減し、反射ノイズ、信号
伝播遅延時間等の電気特性の改善をすることができる。
【0046】なお、上記の各実施例では、ビアとランド
の形状は、略方形としたが、これに限られず、円、楕
円、多角形等の形状で構成することもできる。また、信
号層は、2層に限られず、更に多く設けた構成としても
よい。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ランドと信号線との接続信頼性を維持したまま、ランド
とシールド用導体層間の浮遊容量を低減するため、信号
線路の特性インピーダンスの変化を低減して電気特性を
改善することができる等の特長をゆうする。
【0048】請求項2の発明によれば、ランドの引き出
し部とシールド用導体層間の浮遊容量を低減するため、
一層、信号線路の特性インピーダンスの変化を低減する
ことができる。
【0049】請求項3の発明によれば、ランドとシール
ド用導体層のメッシュ導体が対向せず、ランドとメッシ
ュ導体間の浮遊容量を更に低減するため、一層、信号線
路の特性インピーダンスの変化を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の説明図である。
【図2】本発明の第2実施例の説明図である。
【図3】本発明の第3実施例の説明図である。
【図4】従来の銅ポリイミド配線板構造の一例の断面図
である。
【図5】図4のLn 層、Ln+1 層部分の説明図である。
【符号の説明】
11 基板 12 Ln-1 層 13 Ln 層 14 Ln+1 層 15 Ln+2 層 16 絶縁層 17 絶縁層 18 第1の絶縁層 19 第2の絶縁層 20 絶縁層 22 Ln-1 層メッシュ導体 23 Ln+2 層メッシュ導体 22a,23a メッシュ開口部 22b,23b 導体ぬき部 24 Ln 層ライン 27 Ln+1 層ライン 41 Ln 層ランド 42 Ln+1 層ランド 42b Ln+1 層ランド引き出し部 50 ビア 51a,51b ビア平坦部 62 Ln+1 層ランド 62b Ln+1 層ランド引き出し部 72 Ln+1 層ランド 72b Ln+1 層ランド引き出し部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された第1の絶縁層(18)及び第
    2の絶縁層(19)からなる絶縁層(17)の下面と上
    面に形成された第1の信号導体層(13)と第2の信号
    導体層(14)が、上記絶縁層(17)に形成されたビ
    ア(50)により接続されており、第3の絶縁層(1
    6)を介して上記第1の信号導体層(13)に対向する
    第1のシールド用導体層(12)が形成され、第4の絶
    縁層(20)を介して上記第2の信号導体層(14)に
    対向する第2のシールド用導体層(15)が形成された
    配線板構造において、 上記第1の絶縁層(18)のビア(51)の上記第2の
    絶縁層(19)に接する面での大きさと上記第2の絶縁
    層(19)のビア(52)の上記第1絶縁層(18)に
    接する面での大きさとの差により、上記ビア(50)の
    平坦部(51a,51b)が形成されており、上記平坦
    部(51a,51b)は、上記第2の信号導体層(1
    4)の信号線(27)引き出し方向側での上記ビア(5
    0)の中心から上記ビア(50)の内面方向への寸法
    (D1 )を、上記第2の信号導体層(14)の信号線
    (27)引き出し方向側以外での上記ビア(50)の中
    心から上記ビア(50)の内面方向への寸法(D0 )よ
    りも大きくし、 上記第2の信号導体層(14)のランド(42)は、上
    記第2の信号導体層(14)の信号線(27)引き出し
    方向側以外では、上記ビア(50)の平坦部(51a)
    までにとどめられて形成され、上記第2の信号導体層
    (14)の信号線(27)引き出し方向側では、上記ビ
    ア(50)の平坦部(51b)から上記第2の絶縁層
    (19)が上記第2の信号層(14)に接する面(19
    a)上にかけて形成された構成としたことを特徴とする
    配線板構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の信号導体層(14)のランド
    (62)は、上記第2の信号導体層(14)の信号線
    (27)と接続する引き出し部を、前記ビア(50)の
    平坦部(51a,51b)におけるランド(62a)の
    幅W1 よりも幅が小さく、上記第2の信号導体層の信号
    線(27)の幅(W2 )よりも幅が大きい、幅(W3
    のフィレット(62b)としたことを特徴とする請求項
    1記載の配線板構造。
  3. 【請求項3】 前記第1のシールド用導体層(12)、
    及び前記第2のシールド用導体層(15)はメッシュ導
    体(22,23)とし、 前記第2の信号導体層(14)のランド(72)は、上
    記第2のシールド用導体層(15)のメッシュ導体(2
    3)の開口部(23a)に対向する位置に配置し、前記
    第1の信号導体層(13)のランド(41)は、上記第
    1のシールド用導体層(12)のメッシュ導体(22)
    の開口部(22a)に対向する位置に配置し、 上記第2の信号導体層(14)のランド(72)の引き
    出し部(72b)に対向する上記第2のシールド用導体
    層(15)のメッシュ導体(23)に導体を除去した導
    体ぬき部(23b)を形成し、上記第2の信号導体層
    (14)のランド(72)の引き出し部分(72b)に
    対向する上記第1のシールド用導体層(12)のメッシ
    ュ導体(22)に導体を除去した導体ぬき部(22b)
    を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の配線
    板構造。
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