JPH06131559A - 商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の商品を商品容器内に容易に投入するこ
とのできる商品収納装置を提供する。 【構成】 商品を補充する際、商品入りの商品箱１５を
商品容器１０内にセットし、商品箱１５からシャッタ１
６を抜き取ることにより、商品箱１５の商品放出口１５
ａが開放され、商品箱１５の商品Ａが商品容器１０側に
充填される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は缶またはビン入り飲料用
の自動販売機等に用いられる商品収納装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、上
下方向に延びる複数の商品通路内に商品を積み重ねて収
納し、商品通路の下端から一個ずつ落下搬出するように
したサ−ペンタイン式のものが主流であるが、最近では
インドアタイプの自動販売機として、実願平 ３−１０
５６１６号に記載されたようなものも提案されている。

【０００３】この自動販売機は、図９に示すように上面
を開閉自在となした自動販売機本体１の内部に、上面に
商品投入用の開口部を有する商品容器２と、商品容器２
の一側面に配置された上下一対のスプロケット３，４
と、各スプロケット３，４に取付けられた無端状のチェ
−ン５と、チェ−ン５に取付けられた複数の押上部材６
と、下方のスプロケット４にベルト７を介して連結され
たチェ−ン駆動用のモ−タ８とからなる商品収納装置を
備え、商品容器２内に収納した商品Ａを各押上部材６に
よって上昇させ、自動販売機本体１の前面に設けた商品
取出口１ａに順次搬出するようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記商
品収納装置において商品を補充する場合には、作業者が
商品Ａを２〜３個ずつ手に持って商品容器２内に投入し
ているため、作業効率が悪く、商品の補充に多大な手間
を要するという問題点があった。

【０００５】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、多数の商品を商品容
器内に容易に投入することのできる商品収納装置を提供
することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項１では、上面に商品投入用の開口部
を有する商品容器と、該商品容器の一側面に沿って上下
方向に回動する無端状部材と、該無端状部材に取付けら
れた複数の押上部材とを備え、商品容器内に収納した商
品を各押上部材によって順次上昇させ商品容器の外部に
搬出する商品収納装置において、多数の商品を収納可能
な商品箱を前記商品容器内に出し入れ自在に設けるとと
もに、該商品箱には内部の商品を商品容器側に放出する
開閉自在な商品放出口を設けている。

【０００７】また、請求項２では、上面に商品投入用の
開口部を有する商品容器と、該商品容器の一側面に沿っ
て上下方向に回動する無端状部材と、該無端状部材に取
付けられた複数の押上部材とを備え、商品容器内に収納
した商品を各押上部材によって順次上昇させ商品容器の
外部に搬出する商品収納装置において、前記商品容器の
上部に前記開口部に向かって商品を移動させる下り傾斜
の投入ガイドを設けている。

【０００８】また、請求項３では、前記投入ガイドの商
品移動面に所定の正常姿勢以外の姿勢で移動する商品を
落ち込ませる商品停止溝を設けている。

【０００９】

【作用】請求項１の商品収納装置によれば、商品を補充
する際、商品入りの商品箱を商品容器内にセットし、商
品箱の商品放出口を開放することにより、商品箱の商品
が商品容器側に充填される。

【００１０】また、請求項２の商品収納装置によれば、
商品を補充する際、商品容器の上部に設けた投入ガイド
上に多数の商品を放出することにより、投入ガイドの傾
斜によって投入ガイド上の商品が商品容器に向かって移
動し、商品容器内に順次落下する。

【００１１】また、請求項３の商品収納装置によれば、
請求項２の作用を有するとともに、投入ガイド上を移動
する商品のうち所定の正常姿勢以外の商品が商品停止溝
内に落ち込んで停止させられることから、不良姿勢の商
品が商品容器内に落下することはない。

【００１２】

【実施例１】図１乃至図３は本発明の第１の実施例を示
すものである。この商品収納装置は従来例と同様の自動
販売機本体内に設けられ、上面に商品投入用の開口部を
有する商品容器１０と、商品容器１０の前面に取付けら
れた上下一対のスプロケット２０，２１と、各スプロケ
ット２０，２１に巻き掛けられたチェ−ン３０と、チェ
−ン３０に取付けられた計８個の押上部材４０と、一方
のスプロケット２１を回転駆動するモ−タ５０と、チェ
−ン３０に張力を付与する緊張装置６０とから構成され
ている。

【００１３】商品容器１０は、図２に示すように前面及
び上面を開口し、商品投入口をなす上面の開口部１０ａ
から商品Ａをバラ積みに収納できるようになっている。
商品容器１０の内部には前下りに傾斜した底板１１が上
げ底状に取付けられ、底板１１の前端には後記する押上
部材４０の通過を許容する切り欠き１１ａが形成されて
いる。また、商品容器１０内の両側面には押上部材４０
を案内するガイドレ−ル１２が設けられている。このガ
イドレ−ル１２はやや前傾して商品容器１０の前面を上
下に延びる二枚の対向板１２ａ，１２ｂからなり、押上
部材４０のロ−ラを各対向板１２ａ，１２ｂ間に移動さ
せるようになっている。ガイドレ−ル１２の上端には前
下りに延びる案内板１３が取付けられ、この案内板１３
には押上部材４０の通過を許容する切り欠き１３ａが形
成されている。また、商品容器１０の上面前部は天板１
４によって覆われてり、商品容器１０内には天板１４の
後方の開口部１０ａを通じて出し入れ可能な商品箱１５
が設けられている。この商品箱１５は前面及び底面を開
口して商品放出口１５ａを形成するとともに、商品放出
口１５ａをシャッタ１６で閉塞することにより、内部に
多数の商品Ａを収納できるようになっている。商品容器
１０の内面には商品箱１５の両側面及び背面と嵌合する
嵌合溝１０ｅが形成され、この嵌合溝１０ｅに商品箱１
５を挿入することにより、商品箱１５が商品容器１０内
にセットされる。また、商品箱１５の上面には商品箱１
５を出し入れするための把手１５ｂが取付けられてい
る。シャッタ１６は可撓性の部材によって形成され、商
品箱１５の前面開口縁から底面開口縁に亘って連続的に
形成された溝１５ｃにシャッタ１６を嵌合してスライド
させることにより、商品放出口１５ａが開閉するように
なっている。また、シャッタ１６の上部には指掛け用の
孔１６ａが設けられている。

【００１４】各スプロケット２０，２１はその回転軸２
０ａ，２１ａの中央に取付けられ、各回転軸２０ａ，２
１ａの両端は商品容器１０の両側面に設けた孔１０ｂ，
１０ｃに回転自在に挿入されている。

【００１５】チェ−ン３０は外リンクと内リンクとをピ
ンによって交互に連結した周知の構造からなるが、各押
上部材４０の取付部分に対応する左右の外リンク３１は
他のものと形状が異なっている。つまり、この外リンク
３１は押上部材４０側に突出するＬ字形の取付片３１ａ
を一体に形成してなり、取付片３１ａにはねじ挿通用の
孔３１ｂが形成されている。

【００１６】各押上部材４０はチェ−ン３０の外周に互
いに等間隔で取付けられており、図３に示す如く略三角
形状の両端片を直角に折り曲げて側面部４０ａを形成す
るとともに、各側面部４０ａよりも延出した前上がりの
先端片４０ｂを有し、各側面部４０ａにはロ−ラ４１が
それぞれ上下に取付られている。各ロ−ラ４１は左右の
側面部４０ａを互いに貫通するピン４２を軸として回動
自在に支持されており、上方のピン４２はチェ−ン３０
との連結金具４３を連通している。連結金具４３は両端
が押上部材４０に向かって延びるコ字形をなし、その両
端にはピン４２を挿通する孔４３ａが形成されている。
また、各ピン４２は押上部材４０を貫通した後、その先
端に抜止用のＥリング４４が嵌着される。一方、連結金
具４３の左右二箇所にはねじ孔４３ｂが穿設され、チェ
−ン３０の左右外リンク３１の孔３１ｂにねじ４５を通
してねじ孔４３ｂに締結することにより、押上部材４０
がピン４２を軸として回動自在に取付けられている。

【００１７】モ−タ５０は底板１１の下方に配置され、
その回転軸５０ａは図１に示すように下方のスプロケッ
ト２１に取付けられたプ−リ５１にベルト５２を介して
連結されている。

【００１８】緊張装置６０は、チェ−ン３０を押圧する
スプロケット６１と、スプロケット６１を支持するア−
ム６２とからなり、ア−ム６２は図示しないスプリング
等によってチェ−ン押圧方向に付勢されている。また、
ア−ム６２の支軸６２ａは商品容器１０の両側面に設け
た孔１０ｄに挿入されている。

【００１９】以上のように構成された商品収納装置は、
図示を省略したが自動販売機本体の幅方向に複数設けら
れ、それぞれ異なった種類の商品を収納できるようにな
っている。即ち、図示しない商品選択ボタンの押圧によ
り、対応する商品収納装置のモ−タ５０が作動し、チェ
−ン３０が図１の反時計回りに回動する。これにより、
押上部材４０がガイドレ−ル１２に案内されながら商品
容器１０内を上昇し、各押上部材４０によって商品容器
１０の商品Ａが一個ずつ押し上げられる。その際、駆動
ユニット５０は一回の販売要求に対して商品一個分だけ
回転動作するようになっており、この動作により最上位
の押上部材４０が案内板１３の切り欠き１３ａを通過し
て商品容器１０の外側に移動する。これにより、この押
上部材４０上で待機していた商品Ａが図１に示すように
案内板１３上に転移し、案内板１３上を転動して図示し
ない商品取出口に搬出される。また、押上部材４０が商
品容器１０の外側に移動すると、押上部材４０はガイド
レ−ル１２から解放されて上下に反転するとともに、自
重によりピン４２を軸として下方へ旋回し、図１に示す
ようにチェ−ン３０から垂下した状態となって下降す
る。

【００２０】また、この商品収納装置において商品を補
充する際には、商品容器１０から空の商品箱１５を取外
すとともに、別途用意された商品入りの商品箱１５をセ
ットし、商品箱１５からシャッタ１６を抜き取る。これ
により、商品箱１５の商品放出口１５ａが開放され、商
品箱１５の商品Ａが商品容器１０側に充填される。

【００２１】このように、本実施例の商品収納装置によ
れば、商品容器１０内に開口部１０ａを通じて出し入れ
可能な商品箱１５を設けたので、多数の商品Ａを収納し
た商品箱１５を商品容器１０内にセットし、商品箱１５
のシャッタ１６を開いて内部の商品Ａを商品容器１０側
に放出することにより、商品Ａの補充作業を極めて容易
に行うことができる。

【００２２】

【実施例２】図４乃至図８は本発明の第２の実施例を示
すものである。この商品収納装置は従来例と同様の自動
販売機本体内に設けられ、前記第１の実施例と同様、上
面に商品投入用の開口部を有する商品容器１０と、商品
容器１０の前面に取付けられた上下一対のスプロケット
２０，２１と、各スプロケット２０，２１に巻き掛けら
れたチェ−ン３０と、チェ−ン３０に取付けられた計８
個の押上部材４０と、一方のスプロケット２１を回転駆
動するモ−タ５０と、チェ−ン３０に張力を付与する緊
張装置６０とから構成されている。

【００２３】商品容器１０は、図５に示すように前面及
び上面を開口し、商品投入口をなす上面の開口部１０ａ
から商品Ａをバラ積みに収納できるようになっている。
商品容器１０の内部には前下りに傾斜した底板１１が上
げ底状に取付けられ、底板１１の前端には後記する押上
部材４０の通過を許容する切り欠き１１ａが形成されて
いる。また、商品容器１０内の両側面には押上部材４０
を案内するガイドレ−ル１２が設けられている。このガ
イドレ−ル１２はやや前傾して商品容器１０の前面を上
下に延びる二枚の対向板１２ａ，１２ｂからなり、押上
部材４０のロ−ラを各対向板１２ａ，１２ｂ間に移動さ
せるようになっている。ガイドレ−ル１２の上端には前
下りに延びる案内板１３が取付けられ、この案内板１３
には押上部材４０の通過を許容する切り欠き１３ａが形
成されている。また、商品容器１０の上面前部は天板１
４によって覆われており、天板１４の上面には商品Ａの
投入を補助する投入ガイド１７が設けられている。投入
ガイド１７は略平板状に形成されたガイド板１８からな
り、ガイド板１８の両側部には商品Ａの落下を阻止する
垂直壁１８ａが形成され、ガイド板１８の先端にはやや
上向きの舌片１８ｂが形成されている。天板１４の上面
にはガイド板１８を支持する支持板１８ｃが取付けら
れ、ガイド板１８はその略中央を軸ピン１８ｄを介して
支持板１８ｃに回動自在に取付けられている。即ち、ガ
イド板１８を軸ピン１８ｄを中心に商品容器１０の後方
に向かって回転させることにより、ガイド板１８が商品
容器１０の開口部１０ａに向かって下り傾斜をなすよう
になっている。また、ガイド板１８の下面側にはガイド
板１８を前記傾斜状態で保持するストッパ１９が設けら
れている。このストッパ１９は、両端をガイド板１８の
上昇側に回動自在に支持された偏心ロッド１９ａと、天
板１４の上面に取付けられたガイド板１９ｂとからな
り、偏心ロッド１９ａの屈曲した中央部がガイド板１９
ｂの長孔１９ｃに挿入されている。即ち、ガイド板１８
を起こすと偏心ロッド１９ａの中央部が長孔１９ｃに沿
って移動するとともに、ガイド板１８が前記傾斜位置ま
で回転した時点で偏心ロッド１９ａが垂直状態で長孔１
９ｃに係止し、ガイド板１８が傾斜状態で保持される。
また、ガイド板１８を水平状態に戻すときには係止ロッ
ド１９ａを長孔１９ｃの反対側へ移動させればよい。

【００２４】各スプロケット２０，２１はその回転軸２
０ａ，２１ａの中央に取付けられ、各回転軸２０ａ，２
１ａの両端は商品容器１０の両側面に設けた孔１０ｂ，
１０ｃに回転自在に挿入されている。

【００２５】チェ−ン３０は外リンクと内リンクとをピ
ンによって交互に連結した周知の構造からなるが、各押
上部材４０の取付部分に対応する左右の外リンク３１は
他のものと形状が異なっている。つまり、この外リンク
３１は押上部材４０側に突出するＬ字形の取付片３１ａ
を一体に形成してなり、取付片３１ａにはねじ挿通用の
孔３１ｂが形成されている。

【００２６】各押上部材４０はチェ−ン３０の外周に互
いに等間隔で取付けられており、図３に示す如く略三角
形状の両端片を直角に折り曲げて側面部４０ａを形成す
るとともに、各側面部４０ａよりも延出した前上がりの
先端片４０ｂを有し、各側面部４０ａにはロ−ラ４１が
それぞれ上下に取付られている。各ロ−ラ４１は左右の
側面部４０ａを互いに貫通するピン４２を軸として回動
自在に支持されており、上方のピン４２はチェ−ン３０
との連結金具４３を連通している。連結金具４３は両端
が押上部材４０に向かって延びるコ字形をなし、その両
端にはピン４２を挿通する孔４３ａが形成されている。
また、各ピン４２は押上部材４０を貫通した後、その先
端に抜止用のＥリング４４が嵌着される。一方、連結金
具４３の左右二箇所にはねじ孔４３ｂが穿設され、チェ
−ン３０の左右外リンク３１の孔３１ｂにねじ４５を通
してねじ孔４３ｂに締結することにより、押上部材４０
がピン４２を軸として回動自在に取付けられている。

【００２７】モ−タ５０は底板１１の下方に配置され、
その回転軸５０ａは図１に示すように下方のスプロケッ
ト２１に取付けられたプ−リ５１にベルト５２を介して
連結されている。

【００２８】緊張装置６０は、チェ−ン３０を押圧する
スプロケット６１と、スプロケット６１を支持するア−
ム６２とからなり、ア−ム６２は図示しないスプリング
等によってチェ−ン押圧方向に付勢されている。また、
ア−ム６２の支軸６２ａは商品容器１０の両側面に設け
た孔１０ｄに挿入されている。

【００２９】以上のように構成された商品収納装置は、
図示を省略したが自動販売機本体の幅方向に複数設けら
れ、それぞれ異なった種類の商品を収納できるようにな
っている。即ち、図示しない商品選択ボタンの押圧によ
り、対応する商品収納装置のモ−タ５０が作動し、チェ
−ン３０が図１の反時計回りに回動する。これにより、
押上部材４０がガイドレ−ル１２に案内されながら商品
容器１０内を上昇し、各押上部材４０によって商品容器
１０の商品Ａが一個ずつ押し上げられる。その際、駆動
ユニット５０は一回の販売要求に対して商品一個分だけ
回転動作するようになっており、この動作により最上位
の押上部材４０が案内板１３の切り欠き１３ａを通過し
て商品容器１０の外側に移動する。これにより、この押
上部材４０上で待機していた商品Ａが図１に示すように
案内板１３上に転移し、案内板１３上を転動して図示し
ない商品取出口に搬出される。また、押上部材４０が商
品容器１０の外側に移動すると、押上部材４０はガイド
レ−ル１２から解放されて上下に反転するとともに、自
重によりピン４２を軸として下方へ旋回し、図１に示す
ようにチェ−ン３０から垂下した状態となって下降す
る。

【００３０】また、この商品収納装置において商品を補
充する際には、商品容器１０の投入ガイド１７を傾斜状
態に保持し、包装箱等に入った多数の商品Ａを投入ガイ
ド１７上に放出することにより、商品Ａが投入ガイド１
７上を転動し、商品容器１０内に順次落下する。また、
他の投入方法としては、図７に示すように投入ガイド１
７を水平にした状態で商品Ａを投入ガイド１７上に並
べ、この後に投入ガイド１７を傾斜させることにより、
投入ガイド１７上の商品Ａを商品容器１０内に落下させ
るようにしてもよい。この場合、水平状態で商品Ａを並
べたときにガイド板１８の舌片１８ｂが先頭の商品Ａの
ストッパとなるため、並べている最中に商品Ａが商品容
器１０内に落下することはない。

【００３１】このように、本実施例の商品収納装置によ
れば、商品容器１０の上部に開口部１０ａに向かって下
り傾斜をなす投入ガイド１７を設けたので、この投入ガ
イド１７上に商品Ａを転動させて商品容器１０内に落下
させることにより、商品補充作業を極めて容易に行うこ
とができる。

【００３２】また、図８は前記投入ガイド１７のガイド
板１８に不良姿勢の商品Ａを停止させる商品停止溝１８
ｅを設けたものである。この商品停止溝１８ｅはガイド
板１８の略中央に凹設され、図中実線で示すように縦向
き姿勢の商品Ａのみを落ち込ませる大きさに形成されて
いる。即ち、図中一点鎖線で示すように横向きの正常姿
勢で転動する商品Ａは商品停止溝１８ｅ上を通過するこ
とができるが、実線で示すような縦向きの不良姿勢の商
品Ａは商品停止溝１８ｅ内に落ち込み、商品停止溝１８
ｅ内の段差に係止して商品停止溝１８ｅ内で停止させら
れるため、商品容器１０内に落下することはない。従っ
て、商品容器１０内には商品Ａが常に正常な姿勢で落下
するので、収納した商品Ａの乱れによる搬出不良の発生
を確実に防止することができる。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１及び２の
商品収納装置によれば、多数の商品を商品容器内に極め
て容易に投入することができるので、商品補充作業に要
する手間を大幅に軽減することができる。

【００３４】また、請求項２の商品収納装置によれば、
請求項２の効果を達成し得るとともに、商品容器内に商
品を常に正常な姿勢で落下させることができるので、収
納した商品の乱れによる搬出不良の発生を確実に防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例を示す商品収納装置の要
部側面断面図

【図２】商品容器の斜視図

【図３】押上部材の取付構造を示す分解斜視図

【図４】本発明の第２の実施例を示す商品収納装置の要
部側面断面図

【図５】商品容器の斜視図

【図６】押上部材の取付構造を示す分解斜視図

【図７】他の投入方法を示す投入ガイドの側面図

【図８】商品停止溝を設けた投入ガイドの斜視図

【図９】従来の商品収納装置を備えた自動販売機の側面
断面図

【符号の説明】

１０…商品容器、１０ａ…開口部、１５…商品箱、１５
ａ…商品放出口、１７…投入ガイド、１８ｅ…商品停止
溝、３０…チェ−ン、４０…押上部材、Ａ…商品。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 上面に商品投入用の開口部を有する商品
   容器と、該商品容器の一側面に沿って上下方向に回動す
   る無端状部材と、該無端状部材に取付けられた複数の押
   上部材とを備え、商品容器内に収納した商品を各押上部
   材によって順次上昇させ商品容器の外部に搬出する商品
   収納装置において、 多数の商品を収納可能な商品箱を前記商品容器内に出し
   入れ自在に設けるとともに、該商品箱には内部の商品を
   商品容器側に放出する開閉自在な商品放出口を設けたこ
   とを特徴とする商品収納装置。
2. 【請求項２】 上面に商品投入用の開口部を有する商品
   容器と、該商品容器の一側面に沿って上下方向に回動す
   る無端状部材と、該無端状部材に取付けられた複数の押
   上部材とを備え、商品容器内に収納した商品を各押上部
   材によって順次上昇させ商品容器の外部に搬出する商品
   収納装置において、 前記商品容器の上部に前記開口部に向かって商品を移動
   させる下り傾斜の投入ガイドを設けたことを特徴とする
   商品収納装置。
3. 【請求項３】 前記投入ガイドの商品移動面に所定の正
   常姿勢以外の姿勢で移動する商品を落ち込ませる商品停
   止溝を設けたことを特徴とする請求項２記載の商品収納
   装置。