JPH0612967Y2 - タイヤ用滑止めネット - Google Patents

タイヤ用滑止めネット

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JPH0612967Y2
JPH0612967Y2 JP1985108405U JP10840585U JPH0612967Y2 JP H0612967 Y2 JPH0612967 Y2 JP H0612967Y2 JP 1985108405 U JP1985108405 U JP 1985108405U JP 10840585 U JP10840585 U JP 10840585U JP H0612967 Y2 JPH0612967 Y2 JP H0612967Y2
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JP
Japan
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intersection
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tire
bent
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JP1985108405U
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JPS6226204U (ja
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伸夫 天田
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Okamoto Industries Inc
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Okamoto Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は氷雪路用のタイヤ用滑止めネットに関する。
(従来技術) アイスバーン化した道路を自動車で走行する際に、スリ
ップ防止の為タイヤに装着する滑止めネットには、第4
図に示す様にスパイク金具(31)が装着されている。
このスパイク金具(31)は帯状の鋼板をコ型に折曲形成
して成り、且つ滑止めネット(A′)の各交差部(a)
に同ネットの裏側から嵌着すると共に、その両端部を共
に内側に折り曲げて上記交差部(a)周りに巻回して取
付固定するものであって、上記交差部(a)から突出し
たスパイク金具(31)は、走行中にアイスバーン化した
路面に食込んでタイヤのグリップを高めるものである。
しかし、上記したスパイク金具(31)は、走行中常にア
イスバーン化した路面や砂利若しくはアスファルト面と
強く接触しているので、表側の路面との接触面が摩耗し
易く、比較的短期間の内に表側の肉厚が薄くなってグリ
ップ効果が低下したり、金具(31)自体が脱落してしま
うことがあり、この金具を交換することもまた大変であ
った。
(技術的課題) 本考案の技術的課題はタイヤ滑止めネットに装着するス
パイク金具の耐摩耗性を高めることである。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決する為に講ずる手段
は、帯状鋼板をコ型に折曲形成してなるスパイク金具を
滑止めネット本体の交差部の裏側から巻回折曲して固着
したタイヤ用滑止めネットにおいて、上記スパイク金具
は、滑止めネット本内の交差部に巻回する際の折曲部と
なる部分を除いて、その両端の路面接触部を予め焼入れ
硬化してあることである。
(作用と効果) 本考案は以上の如き構成のものであるから、滑止めネッ
ト本体の交差部に固着したスパイク金具における路面接
触部の耐摩耗性が高まり、これによってスパイク金具の
減りが少なくなるので、良好なグリップ効果を長期にわ
たって維持することができ、且又、スパイク金具を交換
する間隔を従来より長くすることができるものである。
また、スパイク金具は、滑止めネット本体の交差部に巻
回する際の折曲部となる部分を除いて、その両端の路面
接触部を予め焼入れ硬化してあるので、該金具の折曲部
に、滑止めネット本体の交差部へ装着する際の折り曲げ
加工の曲げ応力によるひび割れを発生させることがな
い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は交差部(a)にスパイク金具(1)を装着した
滑止めネット(A)である。
上記スパイク金具(1)は350HV程度の硬度を有する幅
の狭い鋼板をコ型に折曲形成し、この状態のスパイク金
具(1)を上記滑止めネット(A)の交差部(a)にネ
ット(A)裏側から嵌着し、しかる後に、同金具(1)
の両端を共に内側に折り曲げて、第1図及び第2図に示
す如く、交差部(a)の周りに巻回して取付けるもので
ある。
而して、スパイク金具(1)の両端は上記の如く内側に
折り曲げられることによって交差部(a)の表面側に折
り込まれ、路面との接触部(1a)と成すものである。
そして、上記スパイク金具(1)は、同金具(1)を滑
り止めネット(A)に装着する前に、金具(1)両端に
おける(B)の範囲内に高周波焼入れを施し、この部分
(B)の焼入れ後の硬度を450HV以上まで高める。
また、上記焼入れ範囲(B)はスパイク金具(1)両端
の折曲部(1b)(1b)の手前まで、即ち、この折曲部
(1b)(1b)を除いた路面接触部(1a)のみとし、上記
折曲部(1b)(1b)の硬度を450HV以下に抑え、同折曲
部(1b)(1b)が金具(1)装着時の折り曲げ加工の際
にひび割れを起さない様にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のX−X線断面図、第2図は滑止めネッ
トの交差部を示す斜視図、第3図は滑り止めネットの全
体図、第4図は従来の滑止めネットをタイヤに装着した
状態を示す正面図である。 図中、A:滑り止ネット、B:焼入れ範囲、1:スパイ
ク金具、1a:路面接触部、1b:折曲部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状鋼板をコ型に折曲形成してなるスパイ
    ク金具を滑止めネット本体の交差部の裏側から巻回折曲
    して固着したタイヤ用滑止めネットにおいて、上記スパ
    イク金具は、滑止めネット本体の交差部に巻回する際の
    折曲部となる部分を除いて、その両端の路面接触部を予
    め焼入れ硬化してあることを特徴とするタイヤ用滑止め
    ネット。
JP1985108405U 1985-07-15 1985-07-15 タイヤ用滑止めネット Expired - Lifetime JPH0612967Y2 (ja)

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JPS6226204U JPS6226204U (ja) 1987-02-18
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JPS55102713A (en) * 1979-01-31 1980-08-06 Ichiro Kubota Cross chain of tire chain
JPS5914245U (ja) * 1982-07-19 1984-01-28 富士電機株式会社 ガスしや断器のしや断室
JPS6038801U (ja) * 1983-08-24 1985-03-18 オカモト株式会社 タイヤの滑止具

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JPS6226204U (ja) 1987-02-18

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