JPH066007U - タイヤ滑り止め具の滑り止め体 - Google Patents

タイヤ滑り止め具の滑り止め体

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Publication number
JPH066007U
JPH066007U JP4138392U JP4138392U JPH066007U JP H066007 U JPH066007 U JP H066007U JP 4138392 U JP4138392 U JP 4138392U JP 4138392 U JP4138392 U JP 4138392U JP H066007 U JPH066007 U JP H066007U
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JP
Japan
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tire
slip
metal plate
skid
metal
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Pending
Application number
JP4138392U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一郎 内海
Original Assignee
内海 千賀子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 内海 千賀子 filed Critical 内海 千賀子
Priority to JP4138392U priority Critical patent/JPH066007U/ja
Publication of JPH066007U publication Critical patent/JPH066007U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】冬期車の走行中、制動性能、横滑り防止、尻振
りスリップ防止、登坂性能を向上したタイヤ滑り止め具
の滑り止め体の構成。 【構成】滑り止め体15の有するタイヤ滑り止め具であ
るが、その滑り止め体の構成は金属リング2と金属板3
の組合せで成り、その金属板がタイヤ面に直角になる様
直立して金属リングと組み合わされていることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
タイヤ滑り止め具の滑り止め体は、滑り止め部分の構成が金属リングと 金属板であり、その金属板は常にタイヤ面に対して直角になる様直立し 、金属リングと組みあわされていることを特徴とするタイヤ滑り止め具 の滑り止め体である。
【従来技術、及びその欠点】
冬期日本国内では長い間、車輌のタイヤの滑り防止にスパイクタイヤが 主として用いられていたが、道路の損耗や紛塵の発生などで社会問題化 して、平成3年3月末までで製造販売が中止された。 スパイクタイヤに代わって、スタッドレスタイヤが登場してきた。その の柔軟なゴム質により、雪路での密着性を有したり、氷盤路ではサイビ ングによる接地面積を増大して滑りを防止している。然かし乍ら、スタ ッドレスタイヤは、その柔軟なゴム質を用いている為、逆にゴム質の摩 耗度を高め、短期間に消耗して危険である。更に深いくぼみに落ち込ん だときや、勾配の急な坂道では不適である。 ゴム製ネットのタイヤ滑り止め具もあるが制動距離、登坂性能は劣る。 ゴムの耐摩耗性、劣化、金属部分との結合部分の強度などの点からして 製品寿命は短い。 旧来の金属リングよりなるタイヤ滑り止め具はスタッドレスタイヤやゴ ム製ネットのタイヤ滑り止め具より、制動距離、登板性能は優れている 。 然し乍ら金属リングの空洞構造や、リングの円形断面構造からして、未 だ充分と云えなく、乾燥路上の普通タイヤの制動性能より4〜5倍も劣 る。 現状では積雪地帯の完全なアイスバーンの急な坂道などどうしてもタイ ヤ滑り止め具の必要なケースはなくなるわけがない。
【考案の目的】
この考案は前述のタイヤ滑り止め具やスタッドレスタイヤに内在してい る欠点に鑑み、これを好適に解決すべく提案するものであり、従来のタ イヤ滑り止め具の滑り止め体より一層高性能な制動距離や登板性能、更 に走行中の横滑り防止、尻振りスリップ防止、車体の走行中の上下振動 の減少に成果を得ることを目的とする。
【問題を解決するための手段】
前期問題点を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本考案はタイ ヤ滑り止め具の滑り止め体の構成を金属リングと金属板の組合せで行な い、しかもその金属板がタイヤ面に直角に直立していることを特徴とし たタイヤ滑り止め具の滑り止め体である。これにより、従来の金属リン グからなるタイヤ滑り止め具より一層滑り止めが確実となり、走行時の 制動距離、登坂性能は格段と向上した。 本考案のタイヤ滑り止め体を有するタイヤ滑り止め具の滑り止め効果を 一層確実に向上するためにはタイヤ表面上にタイヤ滑り止め体を覆った とき、金属リングと金属板の組合せをダイヤモンドパターンにすること により達成することが出来る。これにより車の前進、後退の作動に於て 、一層制滑性能が向上するのみでなく、走行時の制動性能や登坂性能も 向上し、更に走行中の横滑り防止、尻振りスリップ防止、車体の上下振 動の僅少にも可成り成果がみられる。 本考案のタイヤ滑り止め体の効果の顕著性は次の理由によるものである 。金属リングは金属板の穴を通じて結ばれている。その金属板はタイヤ 面に対して直角に直立する様に結ばれているのである。従って対地面に 対しても、直角に直立しているのであり、これが滑り止め効果を果たし ている。更に重要なことは、金属板と金属リングの結びは金属板の穴に 金属リングを通じている構造になつており、この穴には金属板と金属リ ングの間に僅かな間隙がある。このため金属板は僅かな車の前進、後退 、横滑りで傾斜する。この傾斜により、地面と接触している金属板は金 属板の陵が当たりタイヤの滑り止めに、この鋭い金属板の陵が爪の役目 を果たし、一層効果を発揮するものである。 又、この金属板の対地接触面にスパイク状の突起物をいくつか構成する と尚一層優れた効果を発揮する。 いずれ両者の金属板の滑り止め効果は凍結面でも絶大なグリップ力を発 揮する。
【実施例】
本考案にかかるタイヤ滑り止め具の滑り止め体につき実施例をあげ、添 付図面を参照しながら以下説明する。 第1図は、ダイヤモンドパターンのタイヤ滑り止め具の概略図である。 締め付けワイヤー(6)側をタイヤ裏側にして係合金具(10)をもっ て締め付けワイヤーを結ぶ。 タイヤ表側はアウターチエーン(13)をタイヤ側面で揃えてから締め 付けチエーン(12)で締め付けチエーンを引っ張り乍ら、締め付けチ エーン用ロック金具(11)を通しロックする。締め付けチエーンの先 端のフック(5)はアウターチエーンに張り乍ら止める。 本図では滑り止め体は省略図で示している。 第2図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体(15)の構成の一部 を側面から示したものである。 金属リング(2)は金属板(3)の穴を通じて結ばれている。 第3図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体(15)の構成の一部 を上部から示したものである。 第4図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り体(15)の構成の一部の 横断面を示したものである。 第5図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体(15)をタイヤ (1)に装着したタイヤの接地面の一部を示した概略図である。ダイヤ モンドパターンで表したものである。 第6図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑りとめ体(15)の構成の中、締 め付けワイヤー(6)、或はアウターチエーン(13)と金属板(3)を 結ぶ固定金具(9)の斜視図である。 第7図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体(15)の構成の中、金 属板にスパイク(4)を設けた概略図である。
【考案の効果】
本考案による滑り止め体を有するタイヤ滑り止め具は車の走行時の制動距 離、登坂性能を格段と向上させ、尻振りスリップ防止、横滑り防止にも多 大の効果が得られた。車の前進、後退時のスリップ防止も効果を発揮する 。 更に凍結道路でも絶大なるグリップ力を発揮した。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイヤモンドパターンのタイヤ滑り止め具の概
略図 第2図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体(1
5)の一部を側面から示した。 第3図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑りとめ体の一部
を上部から示した。 第4図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体の一部
の断面図を示した。 第5図は本考案野タイヤ滑り止め具の滑り止め体をタイ
ヤに装着したタイヤの接地面の一部を示した概略図であ
る。ダイヤモンドパターンで表したものである。 第6図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体の構成
の中、締め付けワイヤー、或はアウターチエーンと金属
板を結ぶ固定金具の斜視図である。 第7図は本考案のタイヤ滑り止め具の滑り止め体の構成
の中、金属板にスパイクを設けた概略図である。
【符号の説明】
1.タイヤ 2.金属リング 3.金属板 4.スパイク 5.フツク 6.締め付けワイヤー 7.固定金具移動防止パイプ 8.締め付けワイヤーと固定金具移動防止パイプの固定
パイプ 9.固定金具 10.係合金具 11.締め付けチエーン用ロツク金具 12.締め付けチエーン 13.アウターチエーン 14.タイヤ溝 15.タイヤ滑り止め体 16.金属板の陵

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】タイヤ滑り止め具の滑り止め体に関するもの
    で、滑り止め部分の構成は金属リングと金属板であり、
    その金属板は常にタイヤ面に対して直角になる様直立
    し、金属リングと組みあわされていることを特徴とする
    タイヤ滑り止め具の滑り止め体。
JP4138392U 1992-05-01 1992-05-01 タイヤ滑り止め具の滑り止め体 Pending JPH066007U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138392U JPH066007U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 タイヤ滑り止め具の滑り止め体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138392U JPH066007U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 タイヤ滑り止め具の滑り止め体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066007U true JPH066007U (ja) 1994-01-25

Family

ID=12606874

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4138392U Pending JPH066007U (ja) 1992-05-01 1992-05-01 タイヤ滑り止め具の滑り止め体

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02147420A (ja) * 1988-10-05 1990-06-06 Eisen & Drahtwerk Erlau Ag タイヤチェーンのスタッドリンク及びタイヤチェーン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02147420A (ja) * 1988-10-05 1990-06-06 Eisen & Drahtwerk Erlau Ag タイヤチェーンのスタッドリンク及びタイヤチェーン

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