JPH06129291A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPH06129291A
JPH06129291A JP27307892A JP27307892A JPH06129291A JP H06129291 A JPH06129291 A JP H06129291A JP 27307892 A JP27307892 A JP 27307892A JP 27307892 A JP27307892 A JP 27307892A JP H06129291 A JPH06129291 A JP H06129291A
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JP
Japan
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oil
idle speed
lubricating oil
strainer
oil level
Prior art date
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Pending
Application number
JP27307892A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hoshino
明良 星野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の傾斜状態や加減速状態が長時間にわた
る場合でも、オイルストレーナからのエアの吸い込みを
確実に防止する。 【構成】 オイルパンに貯溜された潤滑油の油面の変動
を検知する油面変動検知手段11と、この油面変動検知
手段11からの情報に基づきオイルストレーナからエア
が吸い込まれるおそれがあると判定した場合はエンジン
のアイドル回転数を通常よりも高めに設定するアイドル
回転数増加判定手段21と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルパン内の潤滑油
の油面変動に起因するオイルストレーナからのエアの吸
い込みをエンジンの回転数制御によって防止する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】オイルパン内に配置されたオイルストレ
ーナからのエアの吸い込みを防止する技術の一つとし
て、トヨタ技術公開集(発行番号3824)が知られて
いる。この技術は、クランクシャフトのカウンタウエイ
トに、オイルをストレーナ側に送り出すフィンが設けら
れている。したがって、車両の登板時等にエンジンの傾
斜によって潤滑油がオイルパンの一方に片寄った場合で
も、クランクシャフトに設けられたフィンによってスト
レーナに潤滑油を送り出すことができ、ストレーナから
のエアの吸い込みを防止することができる。
【0003】また、オイルストレーナからのエアの吸い
込みを防止する別の技術として、図10に示すオイルパ
ンの構造が知られている。図10に示すように、オイル
パン91内のオイルストレーナ92が配置されるオイル
溜め部93には、バッフルプレート94が設けられてい
る。バッフルプレート94は、オイルパン1内での潤滑
油95の油面95aの大幅な変動を抑制するものであ
り、これにより車両の急加減速等によってオイル溜め部
93の潤滑油95が一時的にストレーナ92と反対方向
に片寄るのが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術には解決すべき問題が残されている。
【0005】(1)上記のトヨタ技術公開集のように、
クランクシャフトのカウンタウエイトにフィンを設ける
構成の場合は、エンジン回転数が低いと潤滑油のオイル
ストレーナ側への送り出し量が少なく、オイルストレー
ナからのエアの吸い込みを確実に防止することができな
い。
【0006】(2)図10のように、オイルパン内にバ
ッフルプレートを配置する構成の場合は、潤滑油の一時
的な片寄りは防止できるが、車両の傾斜状態や加速、減
速が長く続く場合は、潤滑油の片寄りを阻止できなくな
る。したがって、この場合も潤滑油の油面からオイルス
トレーナが露出することになり、オイルストレーナから
のエアの吸い込みを確実に防止することができない。
【0007】本発明は、上記の問題に着目し、車両の傾
斜状態や加減速状態が長時間にわたる場合でも、オイル
ストレーナからのエアの吸い込みを確実に防止すること
が可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る内燃機関の制御装置は、オイルパンに貯
溜された潤滑油の油面の変動を検知する油面変動検知手
段と、該油面変動検知手段からの情報に基づき前記オイ
ルストレーナからエアが吸い込まれるおそれがあると判
定した場合はエンジンのアイドル回転数を通常よりも高
めに設定するアイドル回転数増加判定手段と、を備えた
ものから成る。
【0009】
【作用】このように構成された内燃機関の制御装置にお
いては、潤滑油の油面からオイルストレーナが露出する
ような運転状態になると、油面変動検知手段によって潤
滑油の油面が大幅に変動した旨が検知される。潤滑油の
油面が大幅に変動した場合は、油面変動検知手段からの
信号に基づき、オイルストレーナからエアが吸い込まれ
るおそれがあるとアイドル回転数増加判定手段によって
判定され、エンジンのアイドル回転数が通常よりも高め
に設定される。
【0010】エンジンのアイドル時にはクランクシャフ
トによる潤滑油のかき上げ効果が小さく、車両の登板等
によってエンジンが傾斜した状態では潤滑油がオイルス
トレーナ側に戻されにくいが、アイドル回転数増加判定
手段によってエンジンのアイドル回転数を強制的に高め
ることにより、潤滑油のかき上げ効果が高められ、オイ
ルパン内での潤滑油の著しい片寄りが防止される。した
がって、車両の傾斜状態や加減速状態が長時間にわたる
状態でもオイルストレーナが潤滑油の油面から露出する
ことはなくなり、オイルストレーナからのエアの吸い込
みが確実に防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る内燃機関の制御装置の望
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
【0012】第1実施例 図1ないし図4は、本発明の第1実施例を示している。
図2において、1は車両に搭載される内燃機関のクラン
クシャフトを示している。クランクシャフト1には、オ
イルポンプ2が連結されている。オイルポンプ2は、オ
イルパン3に貯溜された潤滑油4をオイルストレーナ5
を介して汲み上げるようになっている。オイルストレー
ナ5は、オイルパン3のうち最もへこんだオイル溜め部
3aに配置されている。
【0013】車両が平坦な路面を走行する場合は、潤滑
油4はオイル溜め部3aに位置している。車両の登板時
等は、エンジンが傾斜した状態となるので、潤滑油4は
オイル溜め部3aから浅底部3bに移動する。オイル溜
め部3aのオイルストレーナ5が配置される近傍には、
潤滑油4の油面4aの変動を検知する油面検知手段とし
てのオイルレベルセンサ11が配置されている。
【0014】エンジン回転数は、図示されない電子制御
装置(ECU)によって制御されている。電子制御装置
には、図1に示すように、アイドル回転数増加判定手段
21か形成されている。アイドル回転数増加判定手段2
1は、電子制御装置に格納されたプログラムから構成さ
れている。アイドル回転数増加判定手段21は、図3に
示す制御処理を行うようになっている。
【0015】アイドル回転数増加判定手段21には、油
面変動検知手段としてのオイルレベルセンサ11からの
信号が入力されている。本実施例では、アイドル回転数
増加判定手段21には、オイルレベルセンサ11の他
に、水温センサ13、車速センサ14、アイドル運転検
知リレー15からの信号が入力されている。オイルレベ
ルセンサ11は、上述したようにオイルパン3に貯溜さ
れた潤滑油4の油面4aの著しい変動を検知するもので
あり、油面4aからオイルストレーナ5が露出する状態
まで油面4aが変動した場合にオン動作するようになっ
ている。
【0016】水温センサ13は冷却水の温度を検知する
ものであるが、本実施例では冷却水温から潤滑油4の温
度を間接的に検知し、潤滑油4の粘度を推定するために
用いられる。潤滑油4の粘度を判定するのは、低温で潤
滑油4の粘度が高い場合は、オイルレベルセンサ11か
らの信号のみでは正確に車両の傾斜状態が判定できない
ためである。
【0017】車速センサ14は、車両の走行速度を検知
するものであり、オイルレベルセンサ11の誤検知を防
止するために用いられる。車速が一定値以上の場合は、
車両の傾斜による油面4aの変動なのか、加減速、旋回
による油面4aの変動なのか判別がつきにくいので、本
実施例では車速が一定値以下の場合のみ、車速センサ1
4からの信号に基づき制御を行うようになっている。
【0018】アイドル運転検知リレー15は、エンジン
のアイドリング状態を検知するものであり、アイドリン
グ状態時のみ動作するようになっている。アイドル回転
数増加判定手段21には、アイドル運転検知リレー15
のオン接点による信号が入力されるようになっている。
アイドル状態を検知するのは、クランクシャフト1の回
転による潤滑油4のかきあげ効果が小さいアイドル時の
みオイルストレーナ5側への潤滑油4の移動が必要とな
るからである。
【0019】アイドル回転数増加判定手段21は、油面
変動検知手段であるオイルレベルセンサ11からの情報
に基づきオイルストレーナ5からエアが吸い込まれるお
それがあると判定した場合は、エンジンのアイドル回転
数を通常よりも高めに設定する機能を有している。アイ
ドル回転数増加判定手段21は、本実施例では電子制御
装置に格納されたプログラムから構成されているが、専
用の制御回路を用いた構成にしてもよい。
【0020】アイドル回転数増加判定手段21からの信
号は、アイドル回転数制御バルブ(ISCV)31に出
力されるようになっている。アイドル回転数制御バルブ
31は、アイドル回転数増加判定手段21からの出力信
号に基づき開度が大に制御されるようになっており、こ
れによって、エンジンのアイドル回転数は通常よりも所
定の回転数だけ高く設定される。
【0021】つぎに、第1実施例における作用について
図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0022】図3は、アイドル回転数増加判定手段21
における制御の処理手順を示している。図3において、
ステップ51にて制御処理が開始され、ステップ52で
水温センサ13からの信号に基づき冷却水温が一定範囲
内にあるか否かが判断される。ここでは、冷却水温から
オイルパン3内の潤滑油4の粘度の高低が間接的に判定
される。ステップ52で冷却水温が一定範囲内にないと
判断された場合は、ステップ57に進む。
【0023】ステップ52において冷却水温が一定範囲
内であると判断された場合は、ステップ53に進み、車
速センサ14からの信号に基づき車速が一定値以下か否
かが判断される。ここで、車速が一定値以下でないと判
断された場合は、ステップ57に進む。ステップ53に
おいて車速が一定値以下であると判断された場合は、ス
テップ54に進む。
【0024】ステップ54では、アイドル運転検知リレ
ー15からの信号に基づきエンジンがアイドル状態であ
るか否かが判断される。ここで、アイドル状態でないと
判断された場合は、ステップ57に進む。ステップ54
において、アイドル状態であると判断された場合は、ス
テップ55に進み、オイルレベルセンサ11がオンであ
るか否かが判断されるとともに、このオンの状態が一定
時間継続しているか否かが判断される。
【0025】つまり、ステップ55ではオイルレベルセ
ンサ11からの信号に基づきオイルパン3内の潤滑油4
の油面4aの位置が所定の範囲外にあるか否かが判断さ
れるとともに、油面4aが範囲外となる状態が一定時間
継続しているか否かが判断される。ステップ55におい
て、この条件が満足されていないと判断された場合はス
テップ57に進む。ステップ55において条件を満足し
ていると判断された場合は、ステップ56に進む。
【0026】アイドル回転数増加判定手段21は、図3
のステップ52、53、54、55の条件がすべて満足
されている場合は、オイルパン3内の潤滑油4の油面4
aの変動によってオイルストレーナ5からエアが吸い込
まれるおそれがあると判断し、ステップ56において、
アイドル回転数を高める旨の信号をアイドル回転数制御
バルブ31に出力する。これにより、アイドル回転数制
御バルブ31の開度が大に制御され、アイドル回転数が
規定量だけ高められる。
【0027】アイドル回転数が高められると、クランク
シャフト1の回転によるオイルパン3内の潤滑油4のか
き上げ量が増加し、残底部3bに移動した潤滑油4をオ
イルストレーナ5が位置するオイル溜め部3aに移動さ
せることができる。これによって、油面4aから露出す
るオイルストレーナ5が潤滑油4によって覆われること
になり、オイルストレーナ5からのエアの吸い込みが防
止される。
【0028】なお、アイドル回転数をどれだけ高めるか
は、エンジンの仕様(主にオイルパンの形状による油溜
りの量と、クランクシャフト等の回転部材の形状など)
によって異なる。たとえば、あるエンジンにおいては、
図4に示すようにエンジン回転数を200rpm上昇さ
せることにより、残底部3b側に片寄った潤滑油4の一
部4bをオイルストレーナ5が配置されるオイル溜め部
3b側に400cc移動させることが可能となる。
【0029】アイドル回転数増加判定手段21は、ステ
ップ52〜ステップ55までの条件が一つでも満足され
ていない場合は、アイドル回転数制御バルブ31に信号
は出力しない。これにより、ステップ57においてアイ
ドル回転数制御バルブ31の開度はそのままにされ、ア
イドル回転数は通常の値に設定される。ステップ56お
よびステップ57の処理が終了すると、ステップ58に
進み、処理のリターンが行なわれる。
【0030】なお、ステップ52〜ステップ55のすべ
ての条件を満足する場合として、オイルパン3内の潤滑
油4が単に減少した場合も考えられるが、この場合はオ
イルレベルセンサ11からの信号に基づいてオイルレベ
ル警告灯(図示略)が常時点灯することになるので、搭
乗者は潤滑油4の減少を視認でき、潤滑油4の補給が可
能となる。また、潤滑油4が減少した場合であっても、
図3の制御処理を行うことに対しては何ら問題はない。
【0031】オイルレベルセンサ11、水温センサ1
3、車速センサ14、アイドル運転検知リレー15は、
一般の車両にも設けられていることから、潤滑油4の片
寄りを検知するのにこれらのセンサ等を新たに設ける必
要はない。したがって、本実施例では、電子制御装置に
格納されるプログラムの変更のみで、オイルストレーナ
5からのエアの吸い込みを防止することが可能となる。
【0032】第2実施例 図5ないし図9は、本発明の第2実施例を示している。
第2実施例が第1実施例と異なるところは、油面変動検
知手段の構成のみであり、その他の部分は第1実施例に
準じるので、準じる部分に第1実施例と同一の符号を付
すことにより準じる部分の説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ説明する。
【0033】第1実施例では、オイルパン3内の潤滑油
4の油面4aの変動を検知するのにオイルレベルセンサ
11を用いたが、本実施例では図6に示すように、油面
変動検知手段として振り子式の加速度センサ(Gセン
サ)41が用いられている。加速度センサ41は、錘部
41a、吊り糸41b、接点41cを有している。錘部
41aは吊り糸41bによって揺動自在に吊り下げられ
ている。
【0034】錘部41aは、車両42が停止中には支点
41dの真下に位置しているが、車両42の加速時には
横方向に移動し、接点41cと接触するようになってい
る。錘部41aの接点41Cとが接触した状態では、加
速度センサ41からアイドル回転数増加判定手段31に
信号が出力されるようになっている。また、図7に示す
ように、車両42が登板中でエンジンが傾いている状態
では、錘部41aが接点41cと接触し、加速度センサ
41からアイドル回転数増加判定手段31に信号が出力
されるようになっている。
【0035】このように構成された第2実施例において
は、図8のステップ61で加速度センサ41がオンであ
るか否かが判断されるとともに、このオンの状態が一定
時間継続しているか否かが判断される。つまり、ステッ
プ61では加速度センサ41からの信号に基づきオイル
パン3内の潤滑油4の油面4aの位置が所定の範囲外に
あるか否かが判断されるとともに、油面4aが範囲外と
なる状態が一定時間継続しているか否かが判断される。
【0036】アイドル回転数増加判定手段21は、図8
のステップ52、53、54、61の条件がすべて満足
されている場合は、オイルパン3内の潤滑油4の油面4
aの変動によってオイルストレーナ5からエアが吸い込
まれるおそれがあると判断し、ステップ56において、
アイドル回転数を高める旨の信号をアイドル回転数制御
バルブ31に出力する。これにより、アイドル回転数制
御バルブ31の開度が大に制御され、アイドル回転数が
規定量だけ高められる。
【0037】なお、アイドル回転数、加速度センサ41
によって検知される傾斜角、クランクシャフト1の回転
によるオイルストレーナ5側への潤滑油の戻し量の間に
は、ある程度の相関関係がある。したがって、図9に示
すように、加速度センサ41の出力値の大きさに基づい
てアイドル回転数の増加量および潤滑油4の戻し量を可
変することも可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、つぎの効果が得られ
る。
【0039】油面変動検知手段からの情報に基づき、オ
イルストレーナからエアが吸い込まれるおそれがあると
アイドル回転数増加判定手段が判定した場合は、アイド
ル回転数増加判定手段によってエンジンのアイドル回転
数を通常よりも高めに設定するようにしたので、クラン
クシャフトの回転によるオイルパン内の潤滑油のかき上
げ効果を高めることができる。
【0040】これにより、オイルパン内の一方に片寄っ
た潤滑油の一部をオイルストレーナ側に連続して移動さ
せることが可能となり、潤滑油によってオイルストレー
ナを覆うことができる。したがって、車両の傾斜状態や
加減速状態が長時間にわたる場合でも、オイルストレー
ナからのエアの吸い込みを確実に防止することができ
る。
【0041】車両の非傾斜状態や非加減速状態では、ア
イドル回転数は通常通り低い値に設定されるので、燃費
の悪化も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内燃機関の制御装置
のブロック図である。
【図2】図1の装置によってアイドル回転数が可変され
るクランクシャフト近傍の断面図である。
【図3】図1のアイドル回転数増加判定手段における制
御の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図2のオイルパン内の潤滑油が一方に片寄った
場合のクランクシャフトによる潤滑油の移動状態を示す
断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る内燃機関の制御装置
のブロック図である。
【図6】車両に取付けられた加速度センサの停止時およ
び加速時の作動状態を示す側面図である。
【図7】車両に取付けられた加速度センサの車両傾斜時
の作動状態を示す側面図である。
【図8】図5のアイドル回転数増加判定手段における制
御の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図5の装置における加速センサの出力値に対す
るアイドル回転数増加量および潤滑油の戻し量の変化を
示す特性図である。
【図10】従来の内燃機関におけるオイルパンの構造の
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 クランクシャフト 3 オイルパン 4 潤滑油 4a 油面 5 オイルストレーナ 11 油面変動検知手段としてのオイルレベルセンサ 21 アイドル回転数増加判定手段 31 アイドル回転数制御バルブ 41 油面変動検知手段としての加速度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/08 315 8011−3G 45/00 322 B 7536−3G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルパンに貯溜された潤滑油の油面の
    変動を検知する油面変動検知手段と、該油面変動検知手
    段からの情報に基づき前記オイルストレーナからエアが
    吸い込まれるおそれがあると判定した場合はエンジンの
    アイドル回転数を通常よりも高めに設定するアイドル回
    転数増加判定手段と、を備えたことを特徴とする内燃機
    関の制御装置。
JP27307892A 1992-10-12 1992-10-12 内燃機関の制御装置 Pending JPH06129291A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27307892A JPH06129291A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 内燃機関の制御装置

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JP27307892A JPH06129291A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 内燃機関の制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177450A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Toyota Motor Corp オイルポンプの制御装置
CN115335590A (zh) * 2020-03-24 2022-11-11 五十铃自动车株式会社 油量检测装置以及车辆

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