JPH0612856A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH0612856A
JPH0612856A JP19297192A JP19297192A JPH0612856A JP H0612856 A JPH0612856 A JP H0612856A JP 19297192 A JP19297192 A JP 19297192A JP 19297192 A JP19297192 A JP 19297192A JP H0612856 A JPH0612856 A JP H0612856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
optical disk
peltier element
optical
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19297192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Karai
賢 唐井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP19297192A priority Critical patent/JPH0612856A/ja
Publication of JPH0612856A publication Critical patent/JPH0612856A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク周辺の温度を常に適正な温度に保
つように制御することにより、光ディスクの物理的変化
による不具合を防止でき、良好な記録もしくは再生が行
える光ディスク装置を提供する。 【構成】 制御回路10からペルチェ素子駆動回路9へ
駆動指令が出力されると、温度センサ7によって箱6内
の温度が測定され、その測定温度がペルチェ素子駆動回
路9へ入力される。測定温度が基準範囲外である場合
は、ペルチェ素子8へ通電して箱6の内部を冷却もしく
は加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に係
り、特に、光ディスク周囲の温度を一定に制御する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを媒体にした情報の記録再生
方式は、通常、レーザを用いて直径1μm程度のビーム
スポットを光ディスク上に形成し、光ディスクの記録膜
上を局部的に温度上昇させることにより記録箇所を物理
的に変化させて、符号化された情報信号を記録する、い
わゆる熱記録と呼ばれるものである。例えば、光ディス
クとして光磁気ディスクを用いる場合は、記録膜の記録
箇所の温度を局部的にキュリー点温度(200℃程度)
まで上昇させ、それと同時に、記録膜に磁界を与えて記
録箇所の磁化方向を変えることにより情報を記録する。
【0003】従来の光ディスク装置(光磁気ディスク装
置)の概略構成図を図2に示す。ディスクカートリッジ
1に格納された光磁気ディスク2は、スピンドルモータ
3によって回転駆動される。この光磁気ディスク2を挟
んで、下方には光ビームを照射する光学ヘッド4が、上
方には外部磁界を印加する磁気ヘッド5が配設されてい
る。この構成により、光磁気ディスク2へ磁気ヘッド5
から磁界を印加しつつ、光学ヘッド4から光ビームを照
射して記録箇所の磁化方向を変え、パターンすなわち符
号化信号を記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような装置にあっ
ては、例えば、パーソナルコンピュータに内蔵されるな
ど、環境温度の高い場所に装置が設置された場合には、
光ディスクの周囲の温度が上昇することがある。使用す
る記録媒体が光磁気ディスクの場合では、記録時にディ
スクが60℃近くまで上昇すると、記録条件が変化する
ことにより、記録された情報信号のS/Nが悪くなるこ
とがある。また、温度が高くなるにつれて、ディスク基
板の複屈折が増大するので、再生信号の劣化が大きくな
ってしまう。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、光ディスク周辺の温度を常に適正な
温度に保つように制御することにより、従来よりも良好
な記録もしくは再生が行える光ディスク装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、光ディスクに光ビームを照射して情報信
号を記録もしくは再生する光ディスク装置において、熱
電により冷却もしくは発熱する素子を有し、この素子の
冷却もしくは発熱動作によって光ディスクの周囲温度が
所定の基準温度になるように制御する温度制御手段を備
えたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、光ディスク周囲の温度が異
常に上昇もしくは下降した場合であっても、温度制御手
段によって熱電冷却もしくは加熱されることにより、適
正温度が維持される。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本実施例による光ディスク装
置(光磁気ディスク装置)の概略構成図である。なお、
前記図2に示した従来例の装置と同様の機能を有するも
のには、同一の符号を記している。装置内には、カート
リッジ1に格納された光ディスク2と、これを回転駆動
するスピンドルモータ3と、光ディスク2に光ビームを
照射する光学ヘッド4及び磁界を印加する磁気ヘッド5
が配設されている。
【0009】さらに、光ディスク2及びそれを格納した
カートリッジ1を覆う箱6が設けられ、この箱6には、
箱内部の温度を検出する温度センサ7と、箱の内部を冷
却もしくは加熱するために熱電冷却もしくは発熱するペ
ルチェ素子8が取り付けられている。温度センサ7及び
ペルチェ素子8はペルチェ素子駆動回路9に接続され、
ペルチェ素子駆動回路9は制御回路10と接続されてい
る。ペルチェ素子駆動回路9には、光ディスク2が正常
に機能する温度の範囲を基準温度として予め設定してお
く。一方、光学ヘッド4及び磁気ヘッド5は、リニアア
クチュエータ(図示せず)の駆動によって光ディスク2
の半径方向に移動するので、それを妨げないように、箱
6に穴6a,6bを設けている。そして、光学ヘッド4
と磁気ヘッド5のそれぞれに平板11a,11bを一体
的に装着し、この平板11a,11bによって穴6a,
6bを塞ぎ、箱6の内部の気密を保つようにした。
【0010】上記の構成により、制御回路10からペル
チェ素子駆動回路9へ駆動指令が出力されると、温度セ
ンサ7によって箱6の内部の温度が測定され、その測定
温度がペルチェ素子駆動回路9へ入力される。ペルチエ
素子駆動回路9では、測定温度と予め設定しておいた基
準温度とを比較し、測定温度が基準温度よりも高い場合
は、冷却動作をするためにペルチェ素子8へ通電する。
一方、基準温度よりも低い場合は、ペルチェ素子8へ冷
却時とは逆方向に通電して発熱動作させ、箱6の内部を
加熱する。これにより、箱6は恒温室となり、内部温度
すなわち光ディスク2の周囲温度は、常時、一定の範囲
内に維持されるので、光ディスク2に物理的な障害が発
生するのを防止でき、再生時の信号が劣化することな
く、良好なS/Nの状態で記録もしくは再生が行える。
【0011】以上、本発明の一実施例について説明した
が、上記構成に限られるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、温度センサ7やペルチェ素子8の配
置箇所や数は、箱6の大きさや、装置の設置場所等に応
じて適正に決めればよい。さらに、加熱及び冷却用の素
子としては、上記のようなペルチェ素子8に限らず、他
の熱電冷却素子であってもよいし、加熱用と冷却用の別
々の素子を用い、箱6の内部の気流等を考慮して、それ
ぞれ適切な箇所に配設してもよい。光ディスク2を密閉
保護する箱6の大きさは、小さくはカートリッジ1程度
の大きさでもよく、また、大きくは装置の筐体を箱6と
して活用し、光ディスク2のみならず、光学系や他の回
路類の温度変化も防止するようにしてもよい。箱6の穴
6a,6bを塞ぐ平板11a,11bは硬質のものに限
らず、例えば、アコーディオン状に伸縮自在なラバー部
材によって箱6と光学ヘッド4、磁気ヘッド5を連結す
るものであってもよい。
【0012】また、上記実施例では、箱6の内部温度を
温度センサ7によって測定し、その測定温度に応じてペ
ルチェ素子8を駆動するようにしたが、箱6内の温度の
上昇もしくは低下の程度を予め測定しておき、それに基
いてペルチェ素子8の駆動タイミングをパターン化し
て、例えば、装置の電源投入後、所定時間が経過すれば
冷却もしくは発熱動作するようにしてもよい。一方、加
熱及び冷却は、装置の使用時に限るものではなく、装置
の設置環境に応じて、停止時にもバッテリ電源などによ
って動作させ、例えば、装置が他の機器に内蔵されてい
る場合に、高温による光ディスク2の変化を防止するた
めに冷却したり、冬期に、装置内部で結露することのな
いように加熱することに用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路類や
装置の外部からの影響を受けることなく、光ディスクの
周囲の温度が適正に保たれるので、装置の設置場所や使
用状況に拘らず、光ディスクを良好な状態で使用するこ
とができる。これにより、光ディスクの温度変化による
不具合が防止でき、良好な状態で記録もしくは再生が行
える。また、従来は発熱量を抑えるために、装置に搭載
する光学系やサーボ系等の回路の規模や性能が制限され
ていたが、本発明では、光ディスクを密閉保護して冷却
できるので、目的に応じた適正な規模、性能の回路を用
いて装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光ディスク装置の構成
図である。
【図2】従来の光ディスク装置の構成図である。
【符号の説明】
2 光ディスク 4 光学ヘッド 6 箱 7 温度センサ 8 ペルチェ素子 9 ペルチェ素子駆動回路 10 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに光ビームを照射して情報信
    号を記録もしくは再生する光ディスク装置において、熱
    電により冷却もしくは発熱する素子を有し、該素子の冷
    却もしくは発熱動作によって該光ディスクの周囲温度が
    所定の基準温度になるように制御する温度制御手段を備
    えたことを特徴とする光ディスク装置。
JP19297192A 1992-06-26 1992-06-26 光ディスク装置 Withdrawn JPH0612856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19297192A JPH0612856A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19297192A JPH0612856A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612856A true JPH0612856A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16300095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19297192A Withdrawn JPH0612856A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612856A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5827424A (en) * 1996-09-26 1998-10-27 International Business Machines Corporation Contaminant reduction system for disk drives
US7526188B2 (en) 2003-08-12 2009-04-28 Sony Corporation Disc recording and/or reproducing apparatus for use in an image pickup device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5827424A (en) * 1996-09-26 1998-10-27 International Business Machines Corporation Contaminant reduction system for disk drives
US7526188B2 (en) 2003-08-12 2009-04-28 Sony Corporation Disc recording and/or reproducing apparatus for use in an image pickup device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100722335B1 (ko) 디스크 장치 및 정보처리 장치
JPH0469858A (ja) ディスクカートリッジ並びに記録及び/又は再生装置
JPH02199690A (ja) 光ディスク装置
JPH10269502A (ja) 磁気記録方法および磁気ディスク装置
JPH02185784A (ja) 光ディスク装置
JPH0612856A (ja) 光ディスク装置
JP2002100179A (ja) 磁気ディスク装置
JP3019232B2 (ja) 光磁気ディスク装置
JP2007265493A (ja) 磁気ヘッドスライダの製造方法、ヘッド・ジンバル・アセンブリの製造方法、及び磁気ヘッドスライダ
JP2773189B2 (ja) 光ディスク装置
JPH03256234A (ja) 光学的記録再生装置
JP3116450B2 (ja) 光磁気記録用磁界発生機構
JPS581869A (ja) 磁気デイスク装置
JPH04325935A (ja) 光学式記録再生装置
KR100203831B1 (ko) 광자기 디스크 드라이브 시스템
JP3433933B2 (ja) 光磁気ディスクの温度制御方法及び温度検出方法
JPH0536047A (ja) 磁気デイスク装置の製造方法
JP3015476B2 (ja) 光磁気記録方法及び光磁気記録媒体
JPH02240848A (ja) 光ディスク装置
JP2001250371A (ja) 磁気記録ドライブ装置
JPH05189949A (ja) 光ディスクドライブ装置
JPH0782646B2 (ja) 光学的情報記録装置
JPH03269892A (ja) 光メモリ用ドライブ装置
JPH05189952A (ja) ディスク駆動装置
JPH07182721A (ja) 光磁気ディスクの磁界変調ヘッド及び光磁気ディスクの温度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831