JPH05189952A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH05189952A
JPH05189952A JP7973991A JP7973991A JPH05189952A JP H05189952 A JPH05189952 A JP H05189952A JP 7973991 A JP7973991 A JP 7973991A JP 7973991 A JP7973991 A JP 7973991A JP H05189952 A JPH05189952 A JP H05189952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
disk
heater
recording disk
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP7973991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Aota
喜明 青田
Akihiko Okamoto
明彦 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7973991A priority Critical patent/JPH05189952A/ja
Publication of JPH05189952A publication Critical patent/JPH05189952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録用ディスクの上下面での温度差を抑え
て、記録用ディスクの反りを防止する。 【構成】 ディスクカートリッジ1内の記録用ディスク
2の下面側に設置された光ヘッド7やスピンドルモータ
4等の発熱源に対応させて、記録用ディスク2の上面側
にヒータ12を設置し、このヒータ12を発熱させることに
よって、記録用ディスク2の上下面での温度差を小さく
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク,光磁気デ
ィスク等の光学的記録媒体である記録用ディスクに対し
てデータの記録/再生を行うディスク駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク駆動装置では、カート
リッジに収納された記録用ディスクを回転させるスピン
ドルモータ,記録再生用の光ヘッドの光源として用いら
れる半導体レーザ,光ヘッドを記録用ディスクの半径方
向に移動させるシークモータ,光ヘッドの対物レンズを
精度よく微動させるためのアクチュエータ等、多数の熱
源となる部材が収納されており、一般的には上記の部材
が記録用ディスクの下方に集中的に配置された構成にな
っている。
【0003】このため前記記録用ディスクの下側面は前
記部材の発熱の影響で温度が上昇して、ディスク上下面
において温度差を生じ、この温度差によって記録用ディ
スクに反りが発生し易くなる。この反りは、記録/再生
動作に影響を与え、正確な読み出しや書き込みができな
くなる原因となる。
【0004】そこで上記の反りをなくすため、特開平2
−50537号公報では、情報記録媒体内の空間部間を連通
させるようにして、空気流を発生させて温湿度等に差が
生じないようにし、情報記録媒体の反りを防止する構成
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の特開平2
−50537号公報では、サンドイッチ構造の情報記録媒体
内部における空気の膨張による基盤(記録用ディスク)の
ふくらみを防止する効果はあるものの、駆動装置内での
各部材の発熱が原因する、記録用ディスク上下面の温度
差で生じる反りを防止することができないという問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、記録用ディスクの上下面
での温度差を抑え、記録用ディスクの反りを防止できる
ディスク駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、記録用ディスクに対してデータの記録/
再生を行うディスク駆動装置において、前記記録用ディ
スクの両面での温度差をなくすためのヒータを、記録用
ディスクの一面に対向設置したことを特徴とする。
【0008】また前記記録用ディスクの周辺部に、この
周辺部の温度を検出する温度センサを少なくとも1個設
けたことを特徴とする。
【0009】また前記記録用ディスクの一面の周辺部に
第1温度センサを設け、さらに記録用ディスクの他面の
周辺部に第2温度センサを設け、前記第1温度センサと
第2温度センサとで検出された温度の差が所定値以上の
時に前記ヒータを駆動させる手段を備えたことを特徴と
する。
【0010】また前記記録用ディスクとして光磁気ディ
スクを用い、前記ヒータとして補助バイアス磁界を発生
させる磁気ヘッドを用いたことを特徴とする。
【0011】さらに前記記録ヘッドを、記録,消去時に
は補助バイアス磁界を発生するように動作させ、記録,
消去時以外は上述したヒータを駆動させる手段でヒータ
として動作させることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の手段によれば、ヒータを発熱させること
によって記録用ディスクの両面の温度差を小さくするこ
とができるので、記録用ディスクの反りが防止される。
【0013】また記録用ディスクの周辺部の少なくとも
1箇所に温度センサを設置したり、さらに記録用ディス
クの両面にそれぞれ温度センサを設置して、所定の温
度,温度差になった時に前記ヒータを発熱させることに
よって、記録用ディスクの両面の温度差を、より確実に
なくすことができる。
【0014】また光磁気ディスクに対しては、補助バイ
アス磁界を発生させる磁気ヘッドをヒータとして利用す
ることにより、構造を複雑にせずに、上記の作用と同様
にしてディスク両面の温度差をなくせる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明の第1実施例の一部を断面し
た構成図であり、1は光ディスク,光磁気ディスク等の
記録用ディスク2を収納したディスクカートリッジ、3
はディスクカートリッジ1の開口部1aに移動可能に設
けられたシャッタ、4は記録用ディクス2のハブ5に嵌
合するターンテーブル6を有するスピンドルモータ、7
は対物レンズ8を微動させるアクチュエータ9が搭載さ
れた光ヘッド、10は光ヘッド7をシーク方向(ディスク
径方向)に移動させるためのシークモータ、11はディス
クカートリッジ1に対するローディングガイドをする移
動可能なトレイ、12は記録用ディスク2の上方のトレイ
11の一部に設けられ、ニクロム線等が内蔵されたヒータ
である。
【0017】同図はディスクカートリッジ1のローディ
ング状態を示しており、トレイ11によりディスクカート
リッジ1はローディングガイドされて、記録用ディスク
2のハブ5がターンテーブル6でチャッキングされ、シ
ャッタ3が開かれて光ヘッド7がアクセスしている。こ
の状態でトレイ11は、ヒータ12を記録用ディスク2の上
面に近接する所定の位置に保持している。
【0018】記録/再生動作により、記録用ディスク2
の下方の上述した各部材で発熱が生じて昇温しても、記
録用ディスク2の上方でヒータ12がオンされて、発熱し
ているので、記録用ディスク2の上下面での温度差を小
さくでき、記録用ディスク2の反り発生を抑制できる。
【0019】図2は本発明の第2実施例の要部を示す説
明図であり、第2実施例と第1実施例との差違は、記録
用ディスク2上方のヒータ12近傍のトレイ11に第1温度
センサ20を設け、また記録用ディスク2の下方の光ヘッ
ド7に第2温度センサ21を設けて、両温度センサ20,21
で検出された温度データを温度比較器22へ出力し、温度
比較器22での比較結果に基づいて制御部23によってヒー
タ駆動回路24をコントロールするようにした構成にあ
る。
【0020】上記の第2実施例では、両温度センサ20,
21によって検出された温度データを受けた温度比較器22
は、温度の差が予め設定された所定値以上になると、制
御部23へ信号を送る。制御部23は、ヒータ駆動回路24を
オンし、温度差が所定値以下になるまでヒータ12を発熱
させる。従って、記録用デイスク2の上下面における温
度差は、常に一定範囲に保たれることになり、またヒー
タ12で温められ過ぎることがなくなる。
【0021】なお上記の実施例では、第1温度センサ20
と第2温度センサ21の2個の温度センサを設けたが、記
録用ディスク2の周辺部を検知してヒータ12の発熱をコ
ントロールすればよいので、温度センサは少なくとも1
個設ければよい。
【0022】図3は本発明の第3実施例の一部を断面し
た構成図であり、この第3実施例と第1実施例との差違
は、光磁気ディスク駆動装置に関するものであって、記
録用ディスク2として光磁気ディスクを用い、さらに上
記実施例のヒータ12と同位置にヒータ兼補助バイアス磁
界発生用の磁気ヘッド30を設けた点である。
【0023】前記磁気ヘッド30は、銅線をコイル状にし
て、磁界と熱を発生できる構成にしてある。そして、磁
気ヘッド30に対して記録,消去時には電流を多く流し、
公知の補助バイアス磁界を発生させ、また再生時に少電
流を流して発熱させるようにする。
【0024】従って、第3実施例の光磁気ディスク駆動
装置では、特別なヒータを設置することなく、第1,第
2実施例と同様に記録用ディスク2の上下面での温度差
をなくすことができる。前記磁気ヘッド30に第2実施例
における温度センサ20,21と制御系22,23,24を用い
て、必要時のみヒータとして用るようにすると効果的で
ある。
【0025】尚、上記の実施例では、記録用ディスク2
の下方における熱源の昇温より生じる、記録用ディスク
2の上下面での温度差の対応を説明したが、記録用ディ
スク2の上方に設置される磁気ヘッドやプリント基板で
の発熱による記録用ディスク2の上下面で生じる温度差
には、ヒータ12や磁気ヘッド30を、上記の実施例とは逆
側に設置することで同様に対応できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒータ、あるいは磁気ヘッドを発熱させることによっ
て、記録用ディスクの両面での温度差をなくすことがで
き、温度差によって生じる記録用ディスクの反りを防止
できるので、記録用ディスクに対する正確な読み出し/
書き込みが行える信頼性の高いディスク駆動装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置の第1実施例の構成
図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3実施例の構成図である。
【符号の説明】
1…ディスクカードリッジ、 2…記録用ディスク、
4…スピンドルモータ、7…光ヘッド、 9…アクチュ
エータ、 10…シークモータ、 11…トレイ、12…ヒー
タ、 20…第1温度センサ、 21…第2温度センサ、
22…温度比較器、 23…制御部、 24…ヒータ駆動回
路、 30…磁気ヘッド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用ディスクに対してデータの記録/
    再生を行うディスク駆動装置において、前記記録用ディ
    スクの両面での温度差をなくすためのヒータを、記録用
    ディスクの一面に対向設置したことを特徴とするディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記記録用ディスクの周辺部に、この周
    辺部の温度を検出する温度センサを少なくとも1個設け
    たことを特徴とする請求項1のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 記録用ディスクの一面の周辺部に第1温
    度センサを設け、さらに記録用ディスクの他面の周辺部
    に第2温度センサを設け、前記第1温度センサと第2温
    度センサとで検出された温度の差が所定値以上の時に前
    記ヒータを駆動させる手段を備えたことを特徴とする請
    求項1のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記記録用ディスクとして光磁気ディス
    クを用い、前記ヒータとして補助バイアス磁界を発生さ
    せる磁気ヘッドを用いたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2又は請求項3のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドを、記録,消去時には補
    助バイアス磁界を発生するように動作させ、記録,消去
    時以外は請求項3のヒータを駆動させる手段でヒータと
    して動作させることを特徴とする請求項4のディスク駆
    動装置。
JP7973991A 1991-04-12 1991-04-12 ディスク駆動装置 Pending JPH05189952A (ja)

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JP7973991A JPH05189952A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ディスク駆動装置

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JP7973991A JPH05189952A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ディスク駆動装置

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JPH05189952A true JPH05189952A (ja) 1993-07-30

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JP7973991A Pending JPH05189952A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ディスク駆動装置

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