JPH05189832A - 光磁気ディスクドライブ装置 - Google Patents

光磁気ディスクドライブ装置

Info

Publication number
JPH05189832A
JPH05189832A JP11475991A JP11475991A JPH05189832A JP H05189832 A JPH05189832 A JP H05189832A JP 11475991 A JP11475991 A JP 11475991A JP 11475991 A JP11475991 A JP 11475991A JP H05189832 A JPH05189832 A JP H05189832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
magneto
optical disk
fan
disk drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11475991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ogawa
隆 小川
Yutaka Shio
豊 塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11475991A priority Critical patent/JPH05189832A/ja
Publication of JPH05189832A publication Critical patent/JPH05189832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスクドライブ装置内の温度上昇ま
たは光磁気ディスクの表裏面の温度差を検知し、温度上
昇や温度差をなくし、データの誤記録,誤消去等をなく
す。 【構成】 光磁気ディスク1の近傍に設けた温度センサ
12により、光磁気ディスクドライブ装置内の温度を常時
監視し、温度情報S1を温度検出器13へ出力する。温度
検出器は上記温度情報から特定の温度以上か否か判断
し、特定の温度以上のときコントローラ14へ温度異常信
号S2を出力する。コントローラは回転命令S3を回転駆
動装置15へ出力し、励磁電流iを磁界印加装置5の励磁
コイル9に流し、永久磁石6を回転させ、その回転軸7
に取付けたファン11で風流を発生し、発熱源からの熱を
外部(矢印A方向)へ逃し、温度の低下をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク面に平
行に対向配置された回転軸を中心に回転可能な永久磁石
と、該永久磁石に対して回転力を付与する励磁コイルと
でなる磁界印加装置を備えた光磁気ディスクドライブ装
置に関し、特に光磁気ディスク両面周囲の温度制御に係
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の永久磁石回転型の磁界印
加装置を備えた光磁気ディスクドライブ装置の概要構成
を示す斜視図である。
【0003】図に示すように光磁気ディスク1は、スピ
ンドルモータ2で回転駆動され、該光磁気ディスク1の
下面側に光ピックアップ3が配設され、シークモータ4
で移動される。ここで、光ピックアップ3はレーザ光源
3A,アクチュエータ部3B及び光収束用の対物レンズ
3Cからなり、レーザ光3Lは微小スポットに絞られ、
上記光磁気ディスク面に集光される。
【0004】また、上記光磁気ディスク1の上面に平行
に対向配置された磁界印加装置5は、永久磁石6,該永
久磁石の回転軸7,永久磁石6に回転力を付与する複数
(図面では3個)の励磁コア8に巻回された励磁コイル9
及び該励磁コア8を保持する支持部材10とでなり、上記
励磁コイル9に励磁電流iを流すことにより、永久磁石
に回転駆動力を与える。
【0005】また、光磁気ディスク面に印加するバイア
ス磁界の方向によって、データの記録,消去を行うが、
このバイアス磁界の方向を変えるのに、上記回転軸7を
中心に永久磁石6を回転させることによって行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図3に示す永
久磁石回転型の磁界印加装置を備えた光磁気ディスクド
ライブ装置では、光ピックアップ3のアクチュエータ3
B,光磁気ディスク1を回転するスピンドルモータ2,
光ピックアップ3を移動させるシークモータ4等の発熱
源があり、これらの発熱源による光磁気ディスクドライ
ブ装置内の温度上昇については、これまであまり考慮さ
れていなかった。
【0007】そのため、装置内温度が上昇しある特定の
温度以上になった場合、記録再生の制御装置の誤動作や
データの誤記録,末消去等の原因となり得る。また、光
磁気ディスク面の裏表で温度差が生じた場合(裏側に前
記発熱源が多数存在するため)、ときには光磁気ディス
クにそり(変形歪み)が生じる可能性があり、これによっ
て、レーザ光の焦点ぼけやフォーカス外れを生じ、その
結果、データの誤記録,末消去等の原因となる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、装置内
温度上昇または光磁気ディスクの表裏面の温度差を検知
し、温度上昇や温度差をなくし、データの誤記録,誤消
去等をなくすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光磁気ディス
ク面に平行に対向配置された回転軸を中心に回転可能な
永久磁石と、該永久磁石に対して回転力を付与する励磁
コイルとでなる磁界印加装置を備えた光磁気ディスクド
ライブ装置において、前記永久磁石の回転軸にファンを
設け、該ファンの回転に伴ない前記光磁気ディスク面に
対して風流を生じるようにしたことを特徴とする。
【0010】そして、光磁気ディスク面の片面、または
両面の近傍に温度センサを設け、該光磁気ディスク面の
周囲温度を検知し、特定の温度以上または温度差が所定
の値以上のときファンを回転させる。
【0011】
【作用】本発明によれば、光磁気ディスクドライブ装置
内の温度が特定の温度より上昇した場合や光磁気ディス
ク面の表裏面に温度差が所定の値以上となった場合、永
久磁石の回転軸に取付けたファンを回転させることによ
り風流を生ぜしめ、熱を外部へ逃げさせ、装置内の温度
の低下、光磁気ディスクの裏表面の温度差を解消をはか
るものである。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す
図であり、図中、11は永久磁石6の回転軸7に軸着され
たファン、12は光磁気ディスク1の上面近傍に設けられ
周囲温度を検出する温度センサ、13は該温度センサ12か
らの温度情報S1を得て、周囲温度が特定の温度以上の
場合、温度異常信号S2を出力する温度検出器、14はコ
ントローラで、上記温度異常信号S2によりファン11に
対する回転命令S3を出力する。15は該ファンの回転命
令S3で磁界印加装置5の励磁コイル9に励磁電流iを
供給する回転駆動装置である。その他、前記図3の同一
部分には同じ参照符号を付し、その説明は省略する。
【0013】上記構成による本実施例においては、温度
センサ12が光磁気ディスク1の周囲温度(光磁気ディス
クドライブ装置内温度に相当)を常時監視しており、そ
の温度情報S1が温度検出器13に入力される。該温度検
出器13は予め定められた装置内の特定の温度、つまり、
データの誤記録,誤消去等の発生が起る温度以上になる
と温度異常信号S2をコントローラ14へ出力する。コン
トローラ14はこの温度異常信号S2が入力されると、回
転駆動装置15に対し回転命令S3を出力し該回転駆動装
置15から磁界印加装置5の励磁コイル9に励磁電流iを
流す。
【0014】これにより、永久磁石6に対して回転力が
付与され、回転軸7の回転とともにファン11も回転し、
光磁気ディスク1の周囲に風流を生じさせる。この結
果、アクチュエータ3B,スピンドルモータ2,シーク
モータ4等の発熱源から熱を矢印A方向の外部(カート
リッジ挿入口方向)へ逃すため、光磁気ディスク1の周
囲温度は低くなり、データの記録,再生等が良い環境温
度下で動作を行なうことができる。
【0015】図2は、本発明の第2の実施例の構成を示
す図であり、図中、12A及び12Bは夫々光磁気ディスク
1の表面1A及び裏面1Bの近傍に設けられた温度セン
サ、16は該両温度センサ12A,12Bからの温度情報
1A,S1Bを入力とし、特定の温度と比較し温度異常信
号S′2を出力する温度比較器である。その他、前記図
1及び図3と同一部分には同じ参照符号を付し、その説
明を省略する。
【0016】本実施例は、光磁気ディスク1の表面1A
と裏面1Bの温度が温度センサ12A,12Bで常時監視さ
れ、これから温度情報S1A,S1Bとして温度比較器16に
入力される。該温度比較器16は光磁気ディスクの表面と
裏面の温度差を検出し、その温度差が特定の値以上であ
るか判断する。そして、特定の値以上になると温度差異
常信号S′2をコントローラ14へ出力し、以下、図1で
説明したと同様に回転駆動装置15,磁界印加装置5が動
作してファン11を回転し風流を生じさせることによって
熱を矢印A方向の外部へ逃す。つまり、光磁気ディスク
1の表面と裏面の温度差が減少する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光磁気ディ
スクドライブ装置は、磁界印加装置の永久磁石の回転軸
を利用してこれにファンを取付け、装置内の温度あるい
は光磁気ディスクの表面,裏面の温度差がある特定の温
度以上あるいは所定の値以上になったとき、ファンを回
転させて風流を生ぜしめ、熱を外部へ逃すようにした。
【0018】この結果、光磁気ディスク周囲温度を低下
させることによる装置内温度の上昇、光磁気ディスクの
表面,裏面の温度差に夫々起因する記録,再生の誤動
作,データの誤記録,末消去等を防ぐことができる。ま
た、光磁気ディスク面のそりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図3】従来の永久磁石回転型の磁界印加装置を備えた
光磁気ディスクドライブ装置の概要構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…光磁気ディスク、 1A,1B…表面,裏面、 2
…スピンドルモータ、3…光ピックアップ、 3A…レ
ーザ光源、 3B…アクチュエータ、 3C…対物レン
ズ、 3L…レーザ光、 4…スピンドルモータ、 5
…磁界印加装置、 6…永久磁石、 7…回転軸、 8
…励磁コア、 9…励磁コイル、 10…支持部材、 11
…ファン、 12,12A,12B…温度センサ、 13…温度
検出器、14…コントローラ、 15…回転駆動装置、 16
…温度比較器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスク面に平行に対向配置され
    た回転軸を中心に回転可能な永久磁石と、該永久磁石に
    対して回転力を付与する励磁コイルとでなる磁界印加装
    置を備えた光磁気ディスクドライブ装置において、 前記永久磁石の回転軸にファンを設け、該ファンの回転
    に伴ない前記光磁気ディスク面に対して風流を生じるよ
    うにしたことを特徴とする光磁気ディスクドライブ装
    置。
  2. 【請求項2】 光磁気ディスク面の片面、または両面の
    近傍に温度センサを設け、該光磁気ディスク面の周囲温
    度を検知し、特定の温度以上または温度差が所定の値以
    上のときファンを回転することを特徴とする請求項1記
    載の光磁気ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 光磁気ディスク面の片面近傍に設けた温
    度センサの出力は温度検出器により、また、光磁気ディ
    スク面の両面近傍に設けた各温度センサの出力は温度比
    較器により、夫々光磁気ディスク面の周囲温度が特定の
    温度以上また温度差が所定の値以上か否かを検知し、該
    検知出力によりコントローラは回転駆動装置を制御し、
    特定の温度以上または温度差が所定の値以上のときファ
    ンを回転させることを特徴とする請求項2記載の光磁気
    ディスクドライブ装置。
JP11475991A 1991-05-20 1991-05-20 光磁気ディスクドライブ装置 Pending JPH05189832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475991A JPH05189832A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 光磁気ディスクドライブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11475991A JPH05189832A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 光磁気ディスクドライブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05189832A true JPH05189832A (ja) 1993-07-30

Family

ID=14645978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11475991A Pending JPH05189832A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 光磁気ディスクドライブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05189832A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04245026A (ja) 光ディスク・ドライブを制御する装置、メディア・ライブラリ装置、光ディスク・ドライブの制御方法及びメディア・ライブラリ装置の制御方法
JPH02199690A (ja) 光ディスク装置
KR0132995B1 (ko) 광 디스크 드라이브와 광학 기억 장치에서의 오염정도를 감지하는 방법 및 장치
JPH05189832A (ja) 光磁気ディスクドライブ装置
JP2744311B2 (ja) 情報処理装置
EP0325871B1 (en) Memory unit
JPH04132059A (ja) 光磁気ディスク装置
JPS63146235A (ja) 光学式情報記録再生装置
JP2754065B2 (ja) 光方式記録再生装置の記録方法
JP2002298389A (ja) 振動検出装置および該振動検出装置を備えた光ディスク装置
JP2000222813A (ja) 情報記録及び/又は再生装置
JP3320099B2 (ja) 光磁気ディスク装置
JP2000339830A (ja) 光ディスク記録再生装置および撮像装置
JPH0423235A (ja) 光ディスク装置
JPH06243531A (ja) 光磁気ディスク装置
JPH11339371A (ja) 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置を有する撮像装置
JP2850880B2 (ja) 光ディスク装置における光ディスクのチルト検出方法および光ディスク装置
JPH05189952A (ja) ディスク駆動装置
JPH03256234A (ja) 光学的記録再生装置
JPH05266489A (ja) 情報処理装置
JPH06282934A (ja) 光ディスク装置
JPH0414622A (ja) 光学式情報記録再生装置
JPH04176022A (ja) 光ディスク駆動装置
JP2001167439A (ja) 光ディスク記録再生装置および撮像装置
JPH0384768A (ja) 光ディスク装置