JPH06128154A - 食品組成物 - Google Patents
食品組成物Info
- Publication number
- JPH06128154A JPH06128154A JP5011801A JP1180193A JPH06128154A JP H06128154 A JPH06128154 A JP H06128154A JP 5011801 A JP5011801 A JP 5011801A JP 1180193 A JP1180193 A JP 1180193A JP H06128154 A JPH06128154 A JP H06128154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linolenic acid
- food composition
- dihomo
- acid
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/41—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
- A61K31/425—Thiazoles
- A61K31/429—Thiazoles condensed with heterocyclic ring systems
- A61K31/43—Compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula, e.g. penicillins, penems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/54—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one sulfur as the ring hetero atoms, e.g. sulthiame
- A61K31/542—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one sulfur as the ring hetero atoms, e.g. sulthiame ortho- or peri-condensed with heterocyclic ring systems
- A61K31/545—Compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins, cefaclor, or cephalexine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K33/00—Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
- A61K33/24—Heavy metals; Compounds thereof
- A61K33/30—Zinc; Compounds thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/18—Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/04—Anorexiants; Antiobesity agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Abstract
(57)【要約】
【目的】 湿疹および月経異常を治療するための食品組
成物を提供する。 【構成】 1−系列プロスタグランジン/2−系列プロ
スタグランジンのバランスを失うことによって引き起こ
される湿疹または月経異常の治療に使用するための食品
組成物であり、該組成物の有効成分がγ−リノレン酸も
しくはその生理的官能性誘導体および/またはジホモ−
γ−リノレン酸もしくはその生理的官能性誘導体からな
ることを特徴とする食品組成物。
成物を提供する。 【構成】 1−系列プロスタグランジン/2−系列プロ
スタグランジンのバランスを失うことによって引き起こ
される湿疹または月経異常の治療に使用するための食品
組成物であり、該組成物の有効成分がγ−リノレン酸も
しくはその生理的官能性誘導体および/またはジホモ−
γ−リノレン酸もしくはその生理的官能性誘導体からな
ることを特徴とする食品組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてヒト医療分野に
おける各種疾患および異常の治療用食品組成物に関す
る。
おける各種疾患および異常の治療用食品組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、プロスタグランジン (PG) 前駆
物質を医薬に用いることにかなりの興味がもたれるよう
になってきた。天然のプロスタグランジン、たとえばP
GE1およびPGE2を患者に投与することは種々の理
由で実際的ではない。したがって、リノール酸 (9, 12
−オクタデカジエン酸) 、γ−リノレン酸 (6, 9, 12
−オクタデカトリエン酸) およびジホモ−γ−リノレン
酸 (5, 8, 11−アイコサトリエン酸) を含めたプロス
タグランジン前駆体の使用に関心が寄せられるようにな
った。これらの化合物は生体内で以下に示すような経路
により変換されるものと考えられる。
物質を医薬に用いることにかなりの興味がもたれるよう
になってきた。天然のプロスタグランジン、たとえばP
GE1およびPGE2を患者に投与することは種々の理
由で実際的ではない。したがって、リノール酸 (9, 12
−オクタデカジエン酸) 、γ−リノレン酸 (6, 9, 12
−オクタデカトリエン酸) およびジホモ−γ−リノレン
酸 (5, 8, 11−アイコサトリエン酸) を含めたプロス
タグランジン前駆体の使用に関心が寄せられるようにな
った。これらの化合物は生体内で以下に示すような経路
により変換されるものと考えられる。
【0003】 この一般分野における先行技術には、以下の特許および
文献がある。 (i) John Williams ; 米国特許第3,993,775号(1976
年11月23日) および第4,058,594号 (1977年11月15日)
: この特許はγ−リノレン酸もしくはジホモ−γ−リ
ノレン酸またはその官能性誘導体を、1日用量5mgない
し3g投与することにより、臓器もしくは組織移植を受
けた患者または多発性硬化症患者に免疫抑制効果を付与
する方法に関する。
文献がある。 (i) John Williams ; 米国特許第3,993,775号(1976
年11月23日) および第4,058,594号 (1977年11月15日)
: この特許はγ−リノレン酸もしくはジホモ−γ−リ
ノレン酸またはその官能性誘導体を、1日用量5mgない
し3g投与することにより、臓器もしくは組織移植を受
けた患者または多発性硬化症患者に免疫抑制効果を付与
する方法に関する。
【0004】(ii) 英国特許第1,082,624号 (1967年9月
6日、Calmic Limited) : この特許はγ−リノレン酸が
脈管系疾患の治療に有効であることを開示している。 (iii) McCormack, NeilおよびSim ; The Lancet, 308
、1977年9月3日:リノール酸およびγ−リノレン酸
の混合物をトリグリセライドとして含有する油脂を用い
た慢性関節リウマチの治療の予備的研究。 (iv) Sim およびMcCraw ; Thrombosis Research 10、38
5-397 (1977) : ヒト以外の霊長類およびヒトの血小板
機能に対するイン・ビトロおよびイン・ビボでのγ−リ
ノレン酸およびジホモ−γ−リノレン酸のエステルの活
性についての記載。
6日、Calmic Limited) : この特許はγ−リノレン酸が
脈管系疾患の治療に有効であることを開示している。 (iii) McCormack, NeilおよびSim ; The Lancet, 308
、1977年9月3日:リノール酸およびγ−リノレン酸
の混合物をトリグリセライドとして含有する油脂を用い
た慢性関節リウマチの治療の予備的研究。 (iv) Sim およびMcCraw ; Thrombosis Research 10、38
5-397 (1977) : ヒト以外の霊長類およびヒトの血小板
機能に対するイン・ビトロおよびイン・ビボでのγ−リ
ノレン酸およびジホモ−γ−リノレン酸のエステルの活
性についての記載。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はγ−リノレン
酸およびジホモ−γ−リノレン酸の治療上の新しい用途
を見出し、完成させたものである。以下にその適用を順
次示す。湿疹 :1系列のプラスタグランジンの前駆体の投与が適
用できるもうひとつの分野として、湿疹の治療がある。
酸およびジホモ−γ−リノレン酸の治療上の新しい用途
を見出し、完成させたものである。以下にその適用を順
次示す。湿疹 :1系列のプラスタグランジンの前駆体の投与が適
用できるもうひとつの分野として、湿疹の治療がある。
【0006】この治療の生理学的基盤の詳細は不明であ
るが、湿疹はプロスタグランジン前駆体代謝における欠
陥によるものであって、それが個人差により各種の表出
をするものと考えている。この関係の実験的証明につい
ては、本発明の動物医薬としての応用の項でも述べる。月経異常 :月経異常は珍しくない。通常は臨床的治療を
要しないとしても、苦痛であり、不快でもある場合が多
い。この異常には、長期出血 (9日以上も続くことがあ
り、子宮内挿入避妊具を用いている場合に多い) 、過量
出血 (これも子宮内挿入避妊具を用いている場合に多
い) 、いわゆる生理痛、過剰水分貯留を伴う月経前浮
腫、月経周期異常がある。
るが、湿疹はプロスタグランジン前駆体代謝における欠
陥によるものであって、それが個人差により各種の表出
をするものと考えている。この関係の実験的証明につい
ては、本発明の動物医薬としての応用の項でも述べる。月経異常 :月経異常は珍しくない。通常は臨床的治療を
要しないとしても、苦痛であり、不快でもある場合が多
い。この異常には、長期出血 (9日以上も続くことがあ
り、子宮内挿入避妊具を用いている場合に多い) 、過量
出血 (これも子宮内挿入避妊具を用いている場合に多
い) 、いわゆる生理痛、過剰水分貯留を伴う月経前浮
腫、月経周期異常がある。
【0007】本発明は、γ−リノレン酸および/もしく
はジホモ−γ−リノレン酸またはその誘導体を含む物質
を投与すると、驚くべきことに、上述の月経異常のすべ
てまたは一部が著しく減弱することを発見したものであ
る。本発明者によって実施された試験では、月経時に長
期出血を示していた婦人が本発明の治療により、期間が
3ないし5日に減少することが明らかにされた。さら
に、この試験により、出血量、生理痛、月経前浮腫の減
少および月経周期の安定化が達成されることもわかっ
た。
はジホモ−γ−リノレン酸またはその誘導体を含む物質
を投与すると、驚くべきことに、上述の月経異常のすべ
てまたは一部が著しく減弱することを発見したものであ
る。本発明者によって実施された試験では、月経時に長
期出血を示していた婦人が本発明の治療により、期間が
3ないし5日に減少することが明らかにされた。さら
に、この試験により、出血量、生理痛、月経前浮腫の減
少および月経周期の安定化が達成されることもわかっ
た。
【0008】この効果の生理学的説明は十分にはできて
いない。理論的根拠によって本発明が限定されるもので
はないが、この種の月経異常は肥満を伴っている場合が
多く、少なくとも一部の異常は必須脂肪酸の欠乏による
ものと考えられる。
いない。理論的根拠によって本発明が限定されるもので
はないが、この種の月経異常は肥満を伴っている場合が
多く、少なくとも一部の異常は必須脂肪酸の欠乏による
ものと考えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、γ−リノレン
酸もしくはその生理的官能性誘導体および/またはジホ
モ−γ−リノレン酸もしくはその生理的官能性誘導体を
含有し、その単独もしくは食品として許容されるビーク
ルとの配合物である食品組成物を提供するものである。
酸もしくはその生理的官能性誘導体および/またはジホ
モ−γ−リノレン酸もしくはその生理的官能性誘導体を
含有し、その単独もしくは食品として許容されるビーク
ルとの配合物である食品組成物を提供するものである。
【0010】また、γ−リノレン酸もしくは他の酸また
は誘導体との両者を配合した組成物とすることが望まし
くない場合には、活性成分を適当な相対量で別個に服用
できるような、あるいは2成分を一緒に、他の1成分を
別個に服用できるような包装形態とすることもできる。
この種の包装物も本発明の範囲に包含される。γ−リノレン酸および他の酸の用量 :成人 (体重約75k
g) の好ましい1日用量は、γ−リノレン酸として0.05
から0.1ないし1、2、5または10gまで、またその生
理的官能性誘導体の等量 (γ−リノレン酸として) であ
る。1日0.1ないし1.0gの量が通常量である。γ−リ
ノレン酸の代わりにまたはそれに加えて、ジホモ−γ−
リノレン酸またはその生理的官能性誘導体を使用でき
る。その用量はγ−リノレン酸の場合と等モル量になる
ように計算する。この用量を1回に投与してもよいし、
適宜2、3または4回に分割して投与してもよい。
は誘導体との両者を配合した組成物とすることが望まし
くない場合には、活性成分を適当な相対量で別個に服用
できるような、あるいは2成分を一緒に、他の1成分を
別個に服用できるような包装形態とすることもできる。
この種の包装物も本発明の範囲に包含される。γ−リノレン酸および他の酸の用量 :成人 (体重約75k
g) の好ましい1日用量は、γ−リノレン酸として0.05
から0.1ないし1、2、5または10gまで、またその生
理的官能性誘導体の等量 (γ−リノレン酸として) であ
る。1日0.1ないし1.0gの量が通常量である。γ−リ
ノレン酸の代わりにまたはそれに加えて、ジホモ−γ−
リノレン酸またはその生理的官能性誘導体を使用でき
る。その用量はγ−リノレン酸の場合と等モル量になる
ように計算する。この用量を1回に投与してもよいし、
適宜2、3または4回に分割して投与してもよい。
【0011】γ−リノレン酸および他の酸の形態および
原料:本発明の目的に使用できる便利なγ−リノレン酸
およびジホモ−γ−リノレン酸の生理的官能性誘導体に
は、酸のC1 −C4 アルキル (たとえばメチルおよびエ
チル) エステルおよびグリセライドがある。所望によ
り、本発明の食品組成物は天然もしくは合成γ−リノレ
ン酸 (またはその生理的官能性誘導体) および/または
ジホモ−γ−リノレン酸 (またはその生理的官能性誘導
体) を、許容される食品に配合して製造することもでき
る。しかしながら一般には、γ−リノレン酸は、γ−リ
ノレン酸含量の高い市販の油脂の形で組成物中に加える
のが便利である。
原料:本発明の目的に使用できる便利なγ−リノレン酸
およびジホモ−γ−リノレン酸の生理的官能性誘導体に
は、酸のC1 −C4 アルキル (たとえばメチルおよびエ
チル) エステルおよびグリセライドがある。所望によ
り、本発明の食品組成物は天然もしくは合成γ−リノレ
ン酸 (またはその生理的官能性誘導体) および/または
ジホモ−γ−リノレン酸 (またはその生理的官能性誘導
体) を、許容される食品に配合して製造することもでき
る。しかしながら一般には、γ−リノレン酸は、γ−リ
ノレン酸含量の高い市販の油脂の形で組成物中に加える
のが便利である。
【0012】現在のところ、高γ−リノレン酸含量の天
然産の油脂はあまり知られていない(かなりの量のジホ
モ−γ−リノレン酸を含む天然原料は知られていない)
。現在利用できる油脂原料にはOenothera biennis L.
およびOenothera lamarckianaのようなEvening Primros
e (待宵草属植物) の種子がある。その油脂抽出物は、
γ−リノレン酸およびリノール酸をグリセライドの形
で、他のグリセライドとともに含有する。γ−リノレン
酸の他の原料としてはBorago officinalis (紫草科植
物) のようなBorago種植物もある。これは現在のところ
エーカーあたりの収量は低いが、Oenothera の油脂より
もγ−リノレン酸含量は高い。最近の発酵で培養できる
菌の研究から、菌起源の油脂も将来考えられる。
然産の油脂はあまり知られていない(かなりの量のジホ
モ−γ−リノレン酸を含む天然原料は知られていない)
。現在利用できる油脂原料にはOenothera biennis L.
およびOenothera lamarckianaのようなEvening Primros
e (待宵草属植物) の種子がある。その油脂抽出物は、
γ−リノレン酸およびリノール酸をグリセライドの形
で、他のグリセライドとともに含有する。γ−リノレン
酸の他の原料としてはBorago officinalis (紫草科植
物) のようなBorago種植物もある。これは現在のところ
エーカーあたりの収量は低いが、Oenothera の油脂より
もγ−リノレン酸含量は高い。最近の発酵で培養できる
菌の研究から、菌起源の油脂も将来考えられる。
【0013】上述の種子からの油脂抽出物はそのまま用
いることもできるし、また所望により分別して、γ−リ
ノレン酸とリノール酸のトリグリセライドを唯一の脂肪
酸成分として含有し、大部分がγ−リノレン酸成分であ
る油状組成物を得ることもできる。種子油脂抽出物はジ
ホモ−γ−リノレン酸またはその生理的官能性誘導体の
安定化作用を有するように思われる。
いることもできるし、また所望により分別して、γ−リ
ノレン酸とリノール酸のトリグリセライドを唯一の脂肪
酸成分として含有し、大部分がγ−リノレン酸成分であ
る油状組成物を得ることもできる。種子油脂抽出物はジ
ホモ−γ−リノレン酸またはその生理的官能性誘導体の
安定化作用を有するように思われる。
【0014】精神分裂病における特殊用法:重篤な患者
では、本発明の組成物の規則的な投与に加えて通常のト
ランキライザーを投与することが望ましいが、これは患
者が極度の興奮、不眠、幻覚を起こした場合に限られ
る。本発明の大きな利点は、これまで広範に用いられて
きた精神分裂病の化学療法剤はトランキライザー活性を
有し、その結果この種の薬剤を治療に用いるとしばしば
患者に望ましくない強度の鎮静をもたらした点にある。
しかも、この種の薬剤は70%もの患者で、運動をコント
ロールする脳の部位に不可逆性の障害を起こすことが知
られている。本発明の薬剤を使用した場合にはこのよう
な欠点は回避され、きわめて有用である。
では、本発明の組成物の規則的な投与に加えて通常のト
ランキライザーを投与することが望ましいが、これは患
者が極度の興奮、不眠、幻覚を起こした場合に限られ
る。本発明の大きな利点は、これまで広範に用いられて
きた精神分裂病の化学療法剤はトランキライザー活性を
有し、その結果この種の薬剤を治療に用いるとしばしば
患者に望ましくない強度の鎮静をもたらした点にある。
しかも、この種の薬剤は70%もの患者で、運動をコント
ロールする脳の部位に不可逆性の障害を起こすことが知
られている。本発明の薬剤を使用した場合にはこのよう
な欠点は回避され、きわめて有用である。
【0015】本発明組成物には、たとえばα−トコフェ
ロールのような保存剤を加えることも有利である。この
目的でのα−トコフェロールの濃度は約0.1%が適当な
ことがわかっている。単位投与量中の活性成分の絶対量
は、採用された投与割合および方法に対して適当な用量
を越えるものであってはならないが、一方、所望の投与
割合を少ない投与量で達成できるものであることが望ま
しい。投与割合はまた、所望の正確な薬理活性によって
決定される。
ロールのような保存剤を加えることも有利である。この
目的でのα−トコフェロールの濃度は約0.1%が適当な
ことがわかっている。単位投与量中の活性成分の絶対量
は、採用された投与割合および方法に対して適当な用量
を越えるものであってはならないが、一方、所望の投与
割合を少ない投与量で達成できるものであることが望ま
しい。投与割合はまた、所望の正確な薬理活性によって
決定される。
【0016】次に本発明の食品組成物を以下の実施例に
より例示する。例 Oenethera biennis L. の種子からの油脂抽出物の単位用
量を、所望によりジホモ−γ−リノレン酸メチルエステ
ルを、公知の方法で製造された軟ゼラチンカプセルに封
入して本発明の食品組成物を製造した。
より例示する。例 Oenethera biennis L. の種子からの油脂抽出物の単位用
量を、所望によりジホモ−γ−リノレン酸メチルエステ
ルを、公知の方法で製造された軟ゼラチンカプセルに封
入して本発明の食品組成物を製造した。
【0017】この油脂は、種子から、慣用の抽出方法の
ひとつに従い、たとえば冷加圧、種子を部分的に蒸煮し
たのちのスクリュー加圧または溶媒抽出法により抽出さ
れる。この油脂の代表的サンプルを分別すると、メチル
エステルの形の油状物を97.0%の収率で得ることがで
き、その相対比は パルミチン酸エステル 6.15 ステアリン酸エステル 1.6 オレイン酸エステル 10.15 リノール酸エステル 72.6 γ−リノレン酸エステル 8.9 である。
ひとつに従い、たとえば冷加圧、種子を部分的に蒸煮し
たのちのスクリュー加圧または溶媒抽出法により抽出さ
れる。この油脂の代表的サンプルを分別すると、メチル
エステルの形の油状物を97.0%の収率で得ることがで
き、その相対比は パルミチン酸エステル 6.15 ステアリン酸エステル 1.6 オレイン酸エステル 10.15 リノール酸エステル 72.6 γ−リノレン酸エステル 8.9 である。
【0018】この油脂に保存剤としてα−トコフェロー
ルを濃度0.1%になるように加える。上述の方法で製造
された油脂抽出物を含有し、下記の活性成分 (油脂抽出
物0.5g中γ−リノレン酸約0.045g) 含有量を有する
ゼラチンカプセルを常法により製造した。 食品例1. 100、200または300mg のDGLAをトリグリ
セリド、遊離脂肪酸、エチルエステルまたは塩として含
有する1日当り1−6回摂取するための軟質ゼラチンカ
プセル。 食品例2.0.1、1または2重量%のDGLAまたはG
LAを含有するホイップ、顆粒、クリーム、オイル、ト
ローチまたは他の食品。
ルを濃度0.1%になるように加える。上述の方法で製造
された油脂抽出物を含有し、下記の活性成分 (油脂抽出
物0.5g中γ−リノレン酸約0.045g) 含有量を有する
ゼラチンカプセルを常法により製造した。 食品例1. 100、200または300mg のDGLAをトリグリ
セリド、遊離脂肪酸、エチルエステルまたは塩として含
有する1日当り1−6回摂取するための軟質ゼラチンカ
プセル。 食品例2.0.1、1または2重量%のDGLAまたはG
LAを含有するホイップ、顆粒、クリーム、オイル、ト
ローチまたは他の食品。
【0019】以下、本発明の食品組成物の薬理効果を疾
患ごとに述べる。 例1. 湿疹の治療。 ヨーロッパの9か所の治療センターで、アトピー性疾患
の治療を行なった。すなわち、 154名の患者に1日当り
340mg のγ−リノレン酸含有カプセルを投与し、一方、
132名の患者には擬薬を投与した。投与を3か月間行な
い、投与後の湿疹による "かゆみ" の症状の程度と治療
開示前の程度を "かゆみ" 表示用スケール上にそれぞれ
マークした。なお、 "かゆみ" 表示用スケールとして
は、 100点で表示するものを用いた。結果を下記表1に
示す。 表1から、γ−リノレン酸投与群は擬薬投与群に比較し
てアトピー性湿疹が著しく軽減したことが明らかであ
り、かつ湿疹の治療上十分満足すべき程度である。な
お、上記表1のマークの変化の欄において、−記号は
"かゆみ"が軽減したことを示す。また、有意性の欄は、
マークの変化の値をウイルコクソン(Wilcoxon)の解析法
に従って統計学的に処理した結果を示し、p値が小さい
程、有意性大である。 例2. 月経異常の治療。
患ごとに述べる。 例1. 湿疹の治療。 ヨーロッパの9か所の治療センターで、アトピー性疾患
の治療を行なった。すなわち、 154名の患者に1日当り
340mg のγ−リノレン酸含有カプセルを投与し、一方、
132名の患者には擬薬を投与した。投与を3か月間行な
い、投与後の湿疹による "かゆみ" の症状の程度と治療
開示前の程度を "かゆみ" 表示用スケール上にそれぞれ
マークした。なお、 "かゆみ" 表示用スケールとして
は、 100点で表示するものを用いた。結果を下記表1に
示す。 表1から、γ−リノレン酸投与群は擬薬投与群に比較し
てアトピー性湿疹が著しく軽減したことが明らかであ
り、かつ湿疹の治療上十分満足すべき程度である。な
お、上記表1のマークの変化の欄において、−記号は
"かゆみ"が軽減したことを示す。また、有意性の欄は、
マークの変化の値をウイルコクソン(Wilcoxon)の解析法
に従って統計学的に処理した結果を示し、p値が小さい
程、有意性大である。 例2. 月経異常の治療。
【0020】月経前乳房痛を訴える月経前症候群の患者
188名について試験を行なった。患者を97名と91名の群
に分け、97名の群には月見草油(Evening primrose oil)
500mgを含むカプセルを1日8個投与した。γ−リノレ
ン酸の全含有量は340mg であった。一方、91名の群には
擬薬のカプセルを投与した。この試験については、医者
も患者にも知らされていなかった。試験開始前および3
か月の投与後に患者は痛み表示用のスケール上に、痛み
の程度をそれぞれマークした。このスケールは長さ100m
m の直線を等間隔に区分して0から20のマークを入れた
ものであり、最下段は "痛みなし" 、最上段は "極度な
痛み" を意味する。試験開始前のマークに対する試験終
了後のマークの変化を下記表2に示す。 上記表2において、γ−リノレン酸投与群のマークの変
化における−記号は乳房痛が軽減し、病状が改善された
ことを示す。一方、擬薬投与群の+記号は乳房痛が悪化
していることを示す。
188名について試験を行なった。患者を97名と91名の群
に分け、97名の群には月見草油(Evening primrose oil)
500mgを含むカプセルを1日8個投与した。γ−リノレ
ン酸の全含有量は340mg であった。一方、91名の群には
擬薬のカプセルを投与した。この試験については、医者
も患者にも知らされていなかった。試験開始前および3
か月の投与後に患者は痛み表示用のスケール上に、痛み
の程度をそれぞれマークした。このスケールは長さ100m
m の直線を等間隔に区分して0から20のマークを入れた
ものであり、最下段は "痛みなし" 、最上段は "極度な
痛み" を意味する。試験開始前のマークに対する試験終
了後のマークの変化を下記表2に示す。 上記表2において、γ−リノレン酸投与群のマークの変
化における−記号は乳房痛が軽減し、病状が改善された
ことを示す。一方、擬薬投与群の+記号は乳房痛が悪化
していることを示す。
【0021】かかる結果から、擬薬投与群において少な
くとも症状の改善は見られず、一方、γ−リノレン酸投
与によって月経前乳房痛が著しく改善されることが明ら
かである。なお、表2中、有意性の欄については、表1
と同様のことが云える。 例3. 月経異常の治療。
くとも症状の改善は見られず、一方、γ−リノレン酸投
与によって月経前乳房痛が著しく改善されることが明ら
かである。なお、表2中、有意性の欄については、表1
と同様のことが云える。 例3. 月経異常の治療。
【0022】月経前症候群の婦人203名について検討し
た。例2と同様のγ−リノレン酸含有カプセルおよび擬
薬を3か月投与した。例2と同様に、試験開始前および
終了後にスケール上に痛みの程度をそれぞれマークし
た。結果を下記表3に示す。なお有意性は、例1の場合
と同様にウイルコクソンの分析法による統計学的処理の
結果である。
た。例2と同様のγ−リノレン酸含有カプセルおよび擬
薬を3か月投与した。例2と同様に、試験開始前および
終了後にスケール上に痛みの程度をそれぞれマークし
た。結果を下記表3に示す。なお有意性は、例1の場合
と同様にウイルコクソンの分析法による統計学的処理の
結果である。
【0023】 上記表から明らかなとおり、γ−リノレン酸投与群は擬
薬投与群に比較して20倍以上の有意性を示し、症状が著
しく改善されたことを示している。
薬投与群に比較して20倍以上の有意性を示し、症状が著
しく改善されたことを示している。
【0024】例2および3の結果から月経異常に対する
γ−リノレン酸の有効性は明白である。 例4. 月経異常の治療。 妊娠可能な年令の婦人15名よりなる群について検討し
た。うち4名は子宮内挿入避妊具を用いており、その全
例が、出血過多を伴う長期出血、8ないし12日を訴えて
いた。また5例がうつ状態、生理痛および水分貯留の月
経前症状を有していた。
γ−リノレン酸の有効性は明白である。 例4. 月経異常の治療。 妊娠可能な年令の婦人15名よりなる群について検討し
た。うち4名は子宮内挿入避妊具を用いており、その全
例が、出血過多を伴う長期出血、8ないし12日を訴えて
いた。また5例がうつ状態、生理痛および水分貯留の月
経前症状を有していた。
【0025】Oenothera 油脂1日6×0.6mlカプセルを
数カ月にわたって投与した結果、出血期間は3ないし5
日に短縮し、同時に出血量も減少した。月経前症状を有
する婦人の症状は軽快し、1例では完全に症状が消失
し、治験の終るまでその状態で3周期を経過した。
数カ月にわたって投与した結果、出血期間は3ないし5
日に短縮し、同時に出血量も減少した。月経前症状を有
する婦人の症状は軽快し、1例では完全に症状が消失
し、治験の終るまでその状態で3周期を経過した。
【0026】
【発明の効果】本発明の食品組成物を日常的に摂取する
ことにより、1−系列プロスタグランジン/2−系列プ
ロスタグランジンのバランスを失うことによって引き起
こされる湿疹および月経異常を治療できる。
ことにより、1−系列プロスタグランジン/2−系列プ
ロスタグランジンのバランスを失うことによって引き起
こされる湿疹および月経異常を治療できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/29 (31)優先権主張番号 41761/78 (32)優先日 1978年10月24日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)
Claims (2)
- 【請求項1】 1−系列プロスタグランジン/2−系列
プロスタグランジンのバランスを失うことによって引き
起こされる湿疹または月経異常の治療に使用するための
食品組成物であり、該組成物の有効成分がγ−リノレン
酸もしくはその生理的官能性誘導体および/またはジホ
モ−γ−リノレン酸もしくはその生理的官能性誘導体か
らなることを特徴とする食品組成物。 - 【請求項2】 前記月経異常が月経前症候群、過量出血
または長期出血である請求項1記載の食品組成物。
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB264278 | 1978-01-23 | ||
GB2642/78 | 1978-01-23 | ||
GB15481/78 | 1978-04-19 | ||
GB1548178 | 1978-04-19 | ||
GB33682/78 | 1978-08-17 | ||
GB7833682 | 1978-08-17 | ||
GB7841761 | 1978-10-24 | ||
GB41761/78 | 1978-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128154A true JPH06128154A (ja) | 1994-05-10 |
JPH0832230B2 JPH0832230B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=27447237
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP649479A Granted JPS54117035A (en) | 1978-01-23 | 1979-01-23 | Medical and food composition |
JP5011801A Expired - Lifetime JPH0832230B2 (ja) | 1978-01-23 | 1993-01-27 | 食品組成物 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP649479A Granted JPS54117035A (en) | 1978-01-23 | 1979-01-23 | Medical and food composition |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0003407B1 (ja) |
JP (2) | JPS54117035A (ja) |
AU (1) | AU524655B2 (ja) |
CA (1) | CA1117012A (ja) |
DE (1) | DE2961102D1 (ja) |
IE (1) | IE47777B1 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006085687A1 (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-17 | Suntory Limited | ジホモ−γ−リノレン酸(DGLA)を有効成分として含んで成る組成物 |
JP2006219454A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Suntory Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
JP2006306813A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Suntory Ltd | 肥満細胞増殖抑制剤 |
JP2006306812A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Suntory Ltd | 好酸球浸潤抑制剤 |
WO2008153220A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Suntory Holdings Limited | 血管疾患の予防又は治療剤 |
JP2012082226A (ja) * | 2012-01-25 | 2012-04-26 | Suntory Holdings Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
JP2014169324A (ja) * | 2014-06-10 | 2014-09-18 | Suntory Holdings Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
JP2017516823A (ja) * | 2014-06-04 | 2017-06-22 | ディグニティ サイエンシス リミテッド | Dglaを含む薬学的組成物及びその使用 |
US10544088B2 (en) | 2013-11-15 | 2020-01-28 | Ds Biopharma Limited | Pharmaceutically acceptable salts of fatty acids |
US10918614B2 (en) | 2009-04-29 | 2021-02-16 | Ds Biopharma Limited | Topical compositions comprising polyunsaturated fatty acids |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE31836E (en) * | 1979-05-18 | 1985-02-19 | Efamol Limited | Pharmaceutical and dietary composition |
IE49783B1 (en) * | 1979-05-18 | 1985-12-11 | Efamol Ltd | Pharmaceutical and dietary composition comprising epsilon-linolenic acids |
IE51145B1 (en) * | 1980-03-07 | 1986-10-15 | Efamol Ltd | Pharmaceutical and dietary compositions |
IE53332B1 (en) * | 1980-03-14 | 1988-10-26 | Efamol Ltd | Pharmaceutical compositions |
FR2514346A2 (fr) * | 1980-09-24 | 1983-04-15 | Roussel Uclaf | Nouvelle composition lipidique utilisable en dietetique, reanimation et therapeutique |
US4386072A (en) * | 1981-06-26 | 1983-05-31 | Horrobin David F | Treatment of disorders of inflammation and immunity and disorders associated with smooth muscle spasm and compositions therefor |
US5324748A (en) * | 1981-07-14 | 1994-06-28 | Efamol Limited | Method for enhancement of 1-series PG production |
AU556817B2 (en) * | 1982-02-03 | 1986-11-20 | Efamol Limited | Topical application of a lithium salt and dihomo-alpha- linolenic acid |
EP0093516B1 (en) * | 1982-04-29 | 1986-10-01 | Efamol Limited | Pharmaceutical composition |
GB8302708D0 (en) * | 1983-02-01 | 1983-03-02 | Efamol Ltd | Pharmaceutical and dietary composition |
GB8420771D0 (en) * | 1984-08-15 | 1984-09-19 | Efamol Ltd | Treatment of skin disorders |
GB8425006D0 (en) * | 1984-10-03 | 1984-11-07 | Efamol Ltd | Composition of copper/fatty acids |
GB8516906D0 (en) * | 1985-07-04 | 1985-08-07 | Efamol Ltd | Pharmaceutical & dietary composition |
GB8517436D0 (en) * | 1985-07-10 | 1985-08-14 | Efamol Ltd | Treatment of horses |
GB8524275D0 (en) * | 1985-10-02 | 1985-11-06 | Efamol Ltd | Pharmaceutical & dietary compositions |
GB8524276D0 (en) * | 1985-10-02 | 1985-11-06 | Efamol Ltd | Pharmaceutical & dietary compositions |
SE8505569D0 (sv) * | 1985-11-25 | 1985-11-25 | Aco Laekemedel Ab | Enteralt preparat |
GB8621816D0 (en) * | 1986-09-10 | 1986-10-15 | Efamol Ltd | Therapeutic composition |
US6586443B1 (en) * | 1986-10-07 | 2003-07-01 | Bernard Bihari | Method of treating multiple sclerosis |
US4851431A (en) * | 1986-11-26 | 1989-07-25 | Bar Ilan University | Physiologically active and nutritional composition |
AU616502B2 (en) * | 1988-04-22 | 1991-10-31 | Medvet Science Pty. Ltd. | Treatment of inflammatory disorders in humans |
GB9001121D0 (en) | 1990-01-18 | 1990-03-21 | Efamol Holdings | Efa compositions and therapy |
JP3177686B2 (ja) * | 1991-11-18 | 2001-06-18 | マルハ株式会社 | 月経困難症予防または治療剤と月経困難症予防機能性食品 |
AU693312B2 (en) * | 1995-01-18 | 1998-06-25 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Remedy for dermatitis |
DE19611953A1 (de) * | 1996-03-26 | 1997-10-02 | Beiersdorf Ag | Verwendung von ungesättigten Monocarbonsäuren gegen Superinfektionen |
JPH10231495A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-09-02 | Jiyanifu Tec:Kk | 抗肥満および内臓蓄積脂肪低減化機能を有する物質、およびその用途 |
GB9712420D0 (en) * | 1997-06-13 | 1997-08-13 | Mars Uk Ltd | Food |
US6331567B1 (en) | 1997-06-13 | 2001-12-18 | Mars Uk Limited | Edible composition containing zinc and linoleic acid |
US6149932A (en) * | 1998-03-24 | 2000-11-21 | Stabar Enterprises, Inc. | Dietary supplement for preventing or reducing shedding of hair |
AU2005242170B2 (en) * | 2000-06-26 | 2008-12-18 | The Procter & Gamble Company | Compositions and methods for body weight management |
US7025984B1 (en) * | 2000-06-26 | 2006-04-11 | The Procter & Gamble Company | Compositions and methods for body weight management |
US20040044079A1 (en) * | 2002-09-04 | 2004-03-04 | The Iams Company | Methods and compositions for weight control |
JP2015205846A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 出光興産株式会社 | レプチン分泌促進剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0369886A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-26 | Teihiyuu Kk | コンクリート管とその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2272684A1 (en) * | 1975-01-07 | 1975-12-26 | Ito Shojiro | Antibiotic-unsaturated acid compsns. - having a synergistic effect against gram positive and negative bacteria |
-
1979
- 1979-01-15 IE IE62/79A patent/IE47777B1/en unknown
- 1979-01-17 EP EP79300079A patent/EP0003407B1/en not_active Expired
- 1979-01-17 DE DE7979300079T patent/DE2961102D1/de not_active Expired
- 1979-01-19 CA CA000319956A patent/CA1117012A/en not_active Expired
- 1979-01-22 AU AU43551/79A patent/AU524655B2/en not_active Expired
- 1979-01-23 JP JP649479A patent/JPS54117035A/ja active Granted
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011801A patent/JPH0832230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0369886A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-26 | Teihiyuu Kk | コンクリート管とその製造方法 |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10342773B2 (en) | 2005-02-14 | 2019-07-09 | Suntory Holdings Limited | Composition containing dihomo-γ-linolenic acid (DGLA) as the active ingredient |
JP2006219454A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Suntory Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
US9006287B2 (en) | 2005-02-14 | 2015-04-14 | Suntory Holdings Limited | Composition comprising dihomo-γ-linolenic acid (DGLA) as active ingredient |
WO2006085687A1 (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-17 | Suntory Limited | ジホモ−γ−リノレン酸(DGLA)を有効成分として含んで成る組成物 |
US9943495B2 (en) | 2005-02-14 | 2018-04-17 | Suntory Holdings Limited | Composition containing dihomo-γ-linolenic acid (DGLA) as the active ingredient |
JP2006306813A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Suntory Ltd | 肥満細胞増殖抑制剤 |
JP2006306812A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Suntory Ltd | 好酸球浸潤抑制剤 |
WO2008153220A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Suntory Holdings Limited | 血管疾患の予防又は治療剤 |
US10918614B2 (en) | 2009-04-29 | 2021-02-16 | Ds Biopharma Limited | Topical compositions comprising polyunsaturated fatty acids |
JP2012082226A (ja) * | 2012-01-25 | 2012-04-26 | Suntory Holdings Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
US10544088B2 (en) | 2013-11-15 | 2020-01-28 | Ds Biopharma Limited | Pharmaceutically acceptable salts of fatty acids |
US10537543B2 (en) | 2014-06-04 | 2020-01-21 | Ds Biopharma Limited | Pharmaceutical compositions comprising DGLA and use of same |
JP2017516823A (ja) * | 2014-06-04 | 2017-06-22 | ディグニティ サイエンシス リミテッド | Dglaを含む薬学的組成物及びその使用 |
JP2020090508A (ja) * | 2014-06-04 | 2020-06-11 | ディーエス バイオファーマ リミテッド | Dglaを含む薬学的組成物及びその使用 |
US10849870B2 (en) | 2014-06-04 | 2020-12-01 | Ds Biopharma Limited | Pharmaceutical compositions comprising DGLA and use of same |
US11478442B2 (en) | 2014-06-04 | 2022-10-25 | Ds Biopharma Limited | Pharmaceutical compositions comprising DGLA and use of same |
JP2014169324A (ja) * | 2014-06-10 | 2014-09-18 | Suntory Holdings Ltd | 皮膚疾患経口治療または予防剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2961102D1 (en) | 1981-12-10 |
AU4355179A (en) | 1979-08-02 |
JPS54117035A (en) | 1979-09-11 |
IE790062L (en) | 1979-07-23 |
CA1117012A (en) | 1982-01-26 |
IE47777B1 (en) | 1984-06-13 |
AU524655B2 (en) | 1982-09-30 |
EP0003407A1 (en) | 1979-08-08 |
JPH0832230B2 (ja) | 1996-03-29 |
EP0003407B1 (en) | 1981-09-30 |
JPH0369886B2 (ja) | 1991-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06128154A (ja) | 食品組成物 | |
EP0347056B1 (en) | Essential fatty acid compositions | |
US5618558A (en) | Fatty acid treatment | |
US5888541A (en) | Fatty acid treatment | |
US5198468A (en) | Essential fatty acid composition | |
JP3008213B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JPS6296422A (ja) | 子宮内膜増殖症予防または治療用組成物の製造方法およびその来成物を用いる前記増殖症の予防または治療方法 | |
EP0296751B1 (en) | Essential fatty acid compositions | |
AU598853B2 (en) | Therapeutic composition comprising gamma-linolenic acid and calcium | |
EP0246734B1 (en) | Iron-containing composition and method for treatment of cancer | |
US5516801A (en) | Fatty acid treatment for ectopic calcium deposition | |
EP0201159B1 (en) | Pharmaceutical and dietary compositions containing linolenic acids for the treatment of benign prostatic hypertrophy | |
EP0585027B1 (en) | Use of fatty acids for treating abnormal tissue calcification | |
JPH0399013A (ja) | 脂肪酸による治療 | |
GB2238476A (en) | Therapeutic aquatic animal and garlic products | |
JPS63230631A (ja) | 必須脂肪酸の使用方法および消化性潰瘍の治療または予防方法 | |
JP3816545B2 (ja) | 人工透析患者の皮膚そう痒症治療組成物及び副甲状腺機能亢進症治療組成物 | |
JPH01156922A (ja) | 悩疾患治療用薬剤の製造方法と治療用化合物 | |
RU2351350C1 (ru) | Набор "предстар", его применение и способ предупреждения преждевременного старения организма | |
NZ239126A (en) | The use of essential fatty acids to treat schizophrenia and associated tardive dyskinesia |