JPH0369886A - コンクリート管とその製造方法 - Google Patents

コンクリート管とその製造方法

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JPH0369886A
JPH0369886A JP20375589A JP20375589A JPH0369886A JP H0369886 A JPH0369886 A JP H0369886A JP 20375589 A JP20375589 A JP 20375589A JP 20375589 A JP20375589 A JP 20375589A JP H0369886 A JPH0369886 A JP H0369886A
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JP
Japan
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concrete
socket
pipe
concrete pipe
formwork
Prior art date
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JP20375589A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Seto
博 瀬戸
Tatsumi Ikeda
池田 達美
Masanobu Oshima
大嶋 正信
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TEIHIYUU KK
CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
TEIHIYUU KK
CI Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下水道管路等に使用されるコンクリート管と
そのコンクリート管の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 一般に、コンクリート管の製造方法として、遠心力製管
機に載置された鋼製の筒状型枠を、回転させながら、こ
の型枠内にコンクリートを投入し、遠心力でコンクリー
トを締め固めて成型する方法が知られている。
この製造方法によるコンクリート管は、JIS−A−5
303(遠心力鉄筋コンクリート管)に規格されており
、B形管と呼ばれる管軸方向の一端にソケット形状の受
口を有し、他端にこの受口の形状に嵌合可能な挿口が形
成されているコンクリート管を成型する場合、型枠の両
端に段部を設けるとともに受口側には内型枠を装着して
製造を行なっている。
このコンクリート管は、主に下水管路として使用され、
管路を構成する管と管との継手部分は、完全な密閉構造
とされている。
従来、この継手構造は、コンクリート管に形成されてい
る受口と挿口とをゴムガスケットを介して接続している
〔発明が解決しようとする課!り しかしながら、上述した従来のコンクリート管の製造方
法では、コンクリートを投入し、遠心力を働かせ、管を
成型する際に、受口側の袋状に形成される内外型枠内に
コンクリートが完全に流れない場合があり、型枠を取り
外した後に管の受口がソケット状に成型されておらず、
モルタル等にて補修しなければならないという欠点があ
る。しかも、この補修作業は手作業であるため、熟練を
要し、さらにこの受口を真円に形成させることが困難で
あるという問題がある。
上述のような問題点を改善するために、型枠の受口部の
内径寸法を予め数ミリメートル小さく仕上げ、コンクリ
ート管を成型した後、別工程の「ソケット研磨」にて受
口部を研磨することで所定の寸法に仕上げ、製品とする
コンクリート管の製造方法も従来あったが、製造工程が
多く煩雑であるという問題があった。
このようなコンクリート管の製造方法にて製作されたコ
ンクリート管では、受口と挿口の表面が平滑に形成され
にくく、そのために継手部分での密閉性に問題があり、
ゴムガスケットを用いても、その程度は水圧にして1 
k g / c tn”程である。また、この管を埋設
した際に、その土地の不等性下等によって管路が変曲し
た場合、管の継手部分の密閉性がさらに低下し、漏水や
侵入水の原因となるという問題がある。さらに、このコ
ンクリート管の成型時に、管の受口の内周面が真円に形
成されない場合、管と管との継手部分に段差が生じてし
まい、管内を流れる汚水等の流れを阻害してしまうとい
う問題がある。
そこで、本発明は上記各問題点を解消するために、受口
と挿口Cよる継手部分の密閉性を向上させるとともに、
少なくとも受口の接続面を平滑に形成して継手部分の管
路内の段差を小さくし、汚水等の流れを円滑にすること
のできるコンクリート管と、このコンクリート管を容易
に得ることのできるコンクリート管の製造方法を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
次に上記の目的を達成するための手段を、実施例に対応
する第1図乃至第3図を参照して説明する。
この発明のコンクリート管1は、管体を形成する板状の
接合部材本体の内周面に放射状に突出したリブ片6.7
を有する合成樹脂製の接合部材4.5を、コンクリート
管本体内に埋没させた状態で、少なくとも受口2の周壁
に設けたことを特徴としている。
また、本発明のコンクリート管の製造方法は、管体を形
成する板状の接合部材本体の内周面に放射状に突出した
リブ片6.7を有する合成樹脂製の接合部材4.5を、
コンクリート管成型用型枠10の少なくとも受口側成型
部に仮装着し、該型枠lO内にコンクリートを投入し、
前記リブ片6.7をコンクリートに埋没させた状態で該
コンクリートを締め固めることにより、前記接合部材4
.5をコンクリート管端の少なくとも受口2に設けたこ
とを特徴としている。
また、前記コンクリートを締め固める方法では、遠心力
製管機20によって行なうことができる。
〔作  用〕
リプ片6.7が複数突設された合成樹脂製の接合部材4
.5をコンクリート管成型用型枠10の少なくとも受口
側成型部に仮装着する。型枠10内には、所要量のコン
クリートが投入され、前記リブ片をコンクリートに埋没
した状態で、遠心力製管機20によって、該コンクリー
トが締め固められる。そ゛して、コンクリート管lは、
少なくとも受口2の周壁に前記接合部材4.5が設けら
れて成型される。
(実施例) 第1図は本発明によるコンクリート管の−実施例を示す
側断面図、第2図は同実施例によるコンクリート管の受
口の正断面図、第3図は同実施例によるコンクリート管
の挿口の正断面図である。
本発明のコンクリート管1は、第1図に示すように、一
端にソケット形状の受口2が形成され、他端に、この受
口2の形状に嵌合可能な挿口3が形成さりている。そし
て、受口2と挿口3とをそれぞれ接続して管路を構成し
、下水道管路等として地中に埋設するようになっている
このコンクリート管1は、管路を構成する際の継手部と
なる受口2と挿口3に合成樹脂製の接合部材4.5がそ
れぞれ設けられている。
まず、受口側の接合部材4は、第4図に示すように、略
円雌台形の管体で、大径開口部の周縁部分には、外方向
へ突出した7ランノ部4aが形成され、小径開口部の周
縁部分には、内方向へ突出した7ランク部4bが形成さ
れている。この受口側接合部材4の内周面は、平滑に形
成され、また、管体の外周面には、放射状に外方向へ突
出している複数のリブ片6が形成されている。これらリ
ブ片6は、第2図の断面図に示すように、各先端に断面
円形の突部が形成されている。そして、この受口側接合
部材4は、第1図に示すように、コンクリート管1の受
口2の内周壁面に、リブ片6を埋没させた状態でコンク
リート管1に設けられ、一方の継手部を形成するように
なっている。
一方5挿口側接合部材5は、第5図に示すように、円筒
状の管体で、一方の開口周縁には、外方向へ延出した7
ランノ部5aが形成され、他方の開口縁部には、内方向
に延出したフランジ部5bが形成されている。これら7
ランノ部5a、5bの壁面と、管体の内周面には、前述
したリブ片6と同形状のリブ片7が内方向に向って突出
して複数形成されている。また、外周面は平滑に形成さ
れている。そして、この挿口側接合部材5は、第1図に
示すように、コンクリート管lの挿口3の外周壁面に、
リブ片7を埋没させた状態でコンクリート管1に設けら
れ、他方の継手部を形成するようになっている。
次にこれら接合部材を用いたコンクリート管の製造方法
について説明する。
まず、コンクリート管製造用型枠10の受口側成型部と
なる内型枠11の外周に、受口側接合部材4を仮に装着
する。また、外型枠12の挿口側成形部の内周面に挿口
側接合部材5を仮装着する。
そして、外型枠12に内型枠11を組み付け、第7図に
示すように遠心力製管機2oに載置する。
次に型枠10を回転させながら、型枠lo内に所要量の
コンクリートを投入する。
コンクリートは遠心力によって型枠10の内周面に略均
等な厚さで拡がる。
そして、受口2側では、内外型枠11.12内に流れ込
み、ソケット状の受口2を形成する。このとき、コンク
リートは、受口側接合部材4の複数のリプ片6によって
、内外型枠11.12の内方にスムーズに流れ込む。
また、挿口3側も前述した受口2側と同様に、挿口側接
合部材5によってコンクリートがスムーズにリブ片7に
沿って流れ、挿口3を成形する。
型枠10はさらに回転を続け、コンクリートを遠心力に
よって締め固めて成形する。
コンクリートが固まった後、内外型枠!1゜12を取り
外すが、受口2及び挿口3側の接合部材4.5は型枠1
1.12から離れ、コンクリート管lの受口2内面及び
挿口3外周面となり、受口2及び挿口3に接合部材4,
5が設けられたコンクリート管1が完成する。
本実施例では、コンクリート管の受口と挿口に接合部材
をそれぞれ設けた例について述べたが、少なくとも受口
に接合部材を設ければよく、この場合では、コンクリー
トで成形された挿口と受口に設けられた接合部材に連結
させる。このコンクリート管においても、基管による継
手部の密閉度は十分に得られる。
また、本実施例では、コンクリート管の製造方法におい
て、遠心力製管機を用いて製造する例について述べたが
、内外型枠内に振動機を用いてコンクリートを投入する
製造法でもよい。
さらに、本実施例では、接合部材の開口縁部にフランジ
を設けて形成させた例について述べたが、第8図、第9
図に示すように特にフランジが形成されていない受口及
び挿口側の接合部材8゜9でも同様の効果を得られる。
従って、このようなコンクリート管の製造方法によれば
、コンクリート管の受口及び挿口の表面がコンクリート
ではなく、合成樹脂製の接合部材となって、いるため、
互いを接続し、管路を構成する際に、その接続部分(1
1手部分)は十分な密閉性を保つことができる。この密
閉の程度は水圧にして5〜7 k g / c rn”
に向上される。
また、コンクリート管の受口及び挿口は、ともに真円の
接合部材が設けられるため、補修を必要としない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるコンクリート管は、少
なくとも受口に接合部材を設けたことで、受口の内周面
が平滑となり、管路を構成する際の受口と挿口の継手部
分の段差が小さくなり、管路内の汚水等の流れが円滑に
なるという効果がある。また、受口と挿口による継手部
分が確実かつ強固に固定できるため、この継手部分の密
閉性が向上するという効果がある。
また、本発明によるコンクリート管の製造方法では、型
枠に装着される接合部材のリブ片によって、コンクリー
トが該リブ片に沿い、スムーズに流れ込むため、ソケッ
ト状の受口や挿口が完全に成型され、補修作業が不必要
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンクリート管の一実施例を示す
側断面図、第2図は第1図における■−■線断面図、第
3図は第1図におけるm−■線断面図、第4図は受口側
接合部材の側断面図、第5図は挿口側接合部材の側断面
図、第6図はコンクリート管成型用の型枠の側断面図、
第7図は遠心力製管機の概略正面図、第8図及び第9図
は他の実施例による受口側及び挿口側接合部材の側断面
図である。 !・−コンクリート管、2・−受口側、4−接合部材(
受口側接合部材)、 5−接合部材(挿口側接合部材)、 6.7・−リブ片、 10−・・コンクリート成型用型枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、管体を形成する板状の接合部材本体の内周面に放射
    状に突出したリブ片を持つ合成樹脂製の接合部材を、コ
    ンクリート管本体内に埋没させた状態で、少なくとも受
    口の周壁に設けたことを特徴とするコンクリート管。 2、管体を形成する板状の接合部材本体の内周面に放射
    状に突出したリブ片を持つ合成樹脂製の接合部材を、コ
    ンクリート管成型用型枠の少なくとも受口側成型部に仮
    装着し、該型枠内にコンクリートを投入し、前記リブ片
    をコンクリートに埋没させた状態で該コンクリートを締
    め固めることにより、前記接合部材をコンクリート管端
    の少なくとも受口に設けたことを特徴とするコンクリー
    ト管の製造方法。 3、前記コンクリートを締め固める方法は、遠心力製管
    機によって行なうことを特徴とする請求項2記載のコン
    クリート管の製造方法。
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