JPH0612735A - 無記録部検出装置 - Google Patents

無記録部検出装置

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JPH0612735A
JPH0612735A JP4270766A JP27076692A JPH0612735A JP H0612735 A JPH0612735 A JP H0612735A JP 4270766 A JP4270766 A JP 4270766A JP 27076692 A JP27076692 A JP 27076692A JP H0612735 A JPH0612735 A JP H0612735A
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JP
Japan
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JP4270766A
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English (en)
Inventor
Yuuki Abe
佑紀 阿部
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カレント方向とその逆方向の無記録部検出ま
での遅れ時間をなくした無記録部検出装置を提供する。 【構成】 磁気テープ各進行方向毎に平行な複数のトラ
ックパターンを有する磁気テープの録音再生システムに
おける無記録部検出装置であって、カレント方向のトラ
ックから記録情報を再生する磁気ヘッドの出力のエンベ
ロープを検出するエンベロープ検出回路17と、カレン
ト方向と逆方向のトラックから記録情報を再生する磁気
ヘッドの出力のエンベロープを検出するエンベロープ検
出回路18と、エンベロープ検出回路17および18の
出力の有無をそれぞれ各別に判別する判別手段141と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルコンパクトカセ
ットテープレコーダなどに利用できる無記録部検出装置
に関し、さらに詳細には磁気テープの各進行方向(正進
行方向および逆進行方向)毎に平行な複数トラックパタ
ーンを有する磁気テープ録音再生システムにおける無記
録部検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】正進行方向および逆進行方向毎に平行な
多トラックパターンを有する磁気テープ録音再生システ
ムにおける無記録部検出は、カレント方向(正進行方
向)における無記録部の検出とその逆方向(逆進行方
向)におけるテープ無記録部の検出には磁気テープ進行
方向を逆転させて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の無記録部
検出方法では、カレント方向およびその逆方向における
磁気テープの無記録部を検出するために、磁気テープの
進行方向を逆転させなければならなかったため、無記録
部検出時において磁気テープ走行方向切替のためにメカ
ニズムの切替に要する時間等の遅れが存在し、無記録部
検出までに時間がかかるという問題点があった。
【0004】本発明は、カレント方向とその逆方向の無
記録部検出までの遅れ時間をなくした無記録部検出装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無記録部検出装
置は、磁気テープ各進行方向毎に平行な複数のトラック
パターンを有する磁気テープの録音再生システムにおけ
る無記録部検出装置であって、カレント方向のトラック
から記録情報を再生する磁気ヘッドの出力の有無を検出
する第1検出手段と、カレント方向と逆方向のトラック
から記録情報を再生する磁気ヘッドの出力の有無を検出
する第2検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、第1検出手段はカレント方向のトラ
ックから記録情報を再生する磁気ヘッドの出力のエンベ
ロープを検出する第1エンベロープ検出手段と第1エン
ベロープ検出手段からの検出出力の有無を判別する第1
判別手段と含み、かつ第2検出手段はカレント方向と逆
方向のトラックから記録情報を再生する磁気ヘッドの出
力のエンベロープを検出する第2エンベロープ検出手段
と第2エンベロープ検出手段からの検出出力の有無を判
別する第2判別手段とを含んでもよい。
【0007】
【作用】本発明の無記録部検出装置によれば、カレント
方向に磁気テープを駆動しているときに、第1検出手段
によってカレント方向のトラックにおける無記録部が検
出され、同時に第2検出別手段によってカレント方向と
逆方向のトラックにおける無記録部が検出される。した
がって、カレント方向トラックにおける無記録部とカレ
ント方向と逆方向のトラックにおける無記録部が同時に
検出され、カレント方向のトラックにおける無記録部の
検出とカレント方向と逆方向のトラックにおける無記録
部の検出のために、磁気テープの走行方向を切替える必
要は無くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例を適用した磁気テープ録音再生装置
の構成を示すブロック図である。
【0009】ライン入力端子から入力されたアナログ信
号はローパスフィルタ1を介してA/D変換器2に供給
され、デジタルデータに変換される。A/D変換器2に
よって変換されたデジタルデータはデジタル信号処理回
路3へ入力され、デジタル信号処理回路3においてエラ
ー訂正コード付加、インタリーブ、変調などの信号処理
が行われて、信号処理されたデジタルデータはデジタル
部記録増幅器7へ送出され、デジタル部記録増幅器7に
おいて増幅される。増幅出力はデジタルマルチ記録ヘッ
ド8に供給する。この供給を受けてデジタルマルチ記録
ヘッド8によって増幅出力が磁気テープ22上の各トラ
ックに記録される。
【0010】磁気テープ22に記録されたデジタルデー
タは磁気テープ22の各々のトラックからデジタルマル
チ再生ヘッド5によって検出され、デジタル部ヘッド増
幅器4へ送出される。デジタル部ヘッド増幅器4からの
増幅出力は時分割されてデジタル信号処理回路3へ送出
され、デジタル信号処理回路3において記録時の逆の処
理、即ち復調、エラー訂正、デインターリーブなどの信
号処理が行われて、デジタル音声信号としてD/A変換
器10に供給し、D/A変換器10によってアナログ信
号に変換される。デジタル音声信号はデジタルオーディ
オインタフェース6にも送出される。
【0011】D/A変換器10において変換されたアナ
ログ信号はローパスフィルタ9に送出されて帯域制限さ
れて出力される。また。デジタルオーディオインタフェ
ース6からデジタルオーディオインタフェース出力信号
Txとして出力される。
【0012】磁気テープ22に記録されたアナログ信号
は磁気テープ22のアナログトラックからアナログ再生
ヘッド13によって検出され、アナログ再生増幅器12
へ送出され、アナログ再生増幅器12において増幅され
る。アナログ増幅器12からの出力はアナログ信号処理
回路11でデコードされ、ライン出力端子へ送出され
る。
【0013】サーボ制御回路19はキースイッチ15の
操作により設定される各動作、録音、再生、早送り、巻
戻し、サーチなどに応じて、マイクロコンピュータ14
の制御のもとにモータ20、21を駆動制御する。さら
に、キースイッチ15の操作により設定される各動作の
表示や磁気テープ22内に記録されている時間情報の表
示などをマイクロコンピュータ14の制御に基づいて、
表示器16に表示させる。
【0014】本実施例においては上記のほかに、デジタ
ル部ヘッド増幅器4からの出力が供給されるエンベロー
プ検出回路17と、アナログ再生増幅器12からの出力
が供給されるエンベロープ検出回路18とを備え、エン
ベロープ検出回路17および18の出力をマイクロコン
ピュータ14に供給して、エンベロープ検出回路17、
18と協働してマイクロコンピュータ14によって無記
録部を検出する。
【0015】ここで、マイクロコンピュータ14は機能
的に、エンベロープ検出回路17および18からの出力
に基づいてその有無を判別する判別手段141と、判別
手段141によってエンベロープ出力無しと判別された
ときにおける磁気テープ端部からの位置情報および前記
出力無しと判別したときに続いてエンベロープ出力あり
と判別されたときにおける磁気テープ端部からの位置情
報を受けて、位置情報をエンベロープ出力の有無情報と
共に相互に対応させて、マイクロコンピュータ14と協
働する内臓の図示しない記憶手段に格納させる位置情報
格納制御手段142とを備えている。
【0016】上記のように構成した本実施例において、
デジタルデータが記録された磁気テープ22を再生し
て、無記録部検出動作が行われているときについて説明
する。カレント方向に駆動され、デジタル部のマルチヘ
ッドが使用されている場合とする。
【0017】再生動作によって、デジタルマルチ再生ヘ
ッド5によって磁気テープ22から再生された信号は、
デジタル部ヘッド増幅器4によって増幅され、各トラッ
ク別に時分割で出力され、デジタル信号処理部3および
エンベロープ検出回路17に入力される。エンベロープ
検出回路17に入力された信号は、そのエンベロープが
検出され、検出出力がマイクロコンピュータ14に送出
されて、マイクロコンピュータ14において信号の有無
が判別される。
【0018】同時にアナログ再生ヘッド13により再生
された信号はアナログ再生増幅器12によって増幅さ
れ、アナログ信号処理回路11とエンベロープ検出回路
18とに入力される。エンベロープ検出回路18に入力
された信号は、そのエンベロープが検出され、検出出力
がマイクロコンピュータ14に送出されて、マイクロコ
ンピュータ14において信号の有無が判別される。ここ
で、エンベロープ検出回路18に入力された信号はカレ
ント方向と逆方向のトラック上に記録された信号の再生
信号であり、この信号の有無がエンベロープ検出回路1
8と協働してマイクロコンピュータ14によって検出さ
れることになる。
【0019】いま、磁気テープ22はデジタル信号が記
録されている磁気テープであるとする。さらに磁気テー
プ22においてカレント方向にのみ信号が記録されてい
る場合を図2(a)に示す。符号24は情報が記録され
ている部分を示している。図2(a)の場合にはエンベ
ロープ検出回路17からの出力を受けてエンベロープ出
力ありと判別され、エンベロープ検出回路18からの出
力を受けてエンベロープ出力なしと判別されて、カレン
ト方向のトラックにおける無記録部の検出と同時にカレ
ント方向と逆方向のトラックは無記録であると判別され
る。
【0020】また、磁気テープ22にカレント方向のト
ラックおよびカレント方向と逆方向のトラックにデジタ
ル信号が記録されている場合を図2(b)に示す。図2
(b)の場合にはエンベロープ検出回路17からの出力
を受けてエンベロープ出力ありと判別され、エンベロー
プ検出回路18からの出力を受けてエンベロープ出力あ
りと判別されて、カレント方向に記録情報がありと判別
され、同時にカレント方向と逆の方向にも記録情報があ
ると判別される。
【0021】なお、上記において、カレント方向におい
てデジタル信号の再生を行っていると仮定している。し
たがって、デジタル信号の記録済み領域にテープの位置
を示す情報、例えば磁気テープ22の端部を基準にした
時間情報などが記録されている。この時間情報から、カ
レント方向と逆方向のトラックの無記録部の絶対位置が
マイクロコンピュータ14によって演算され、協働する
記憶手段に格納される。この結果、格納された情報から
カレント方向のトラックにおける無記録部分の位置マッ
プを作成することができる。同様に、カレント方向と逆
の方向のトラックにおける無記録部分の位置マップも記
憶手段に格納された情報から作成することもできること
になる。
【0022】なお、上記において、カレント方向のトラ
ックに対するヘッドがデジタルマルチ再生ヘッド5であ
り、カレント方向と逆方向のトラックに対するヘッドが
アナログ再生ヘッド13である場合を例示したが、この
組合せはこれに限る必要はない。また、カレント方向の
トラックに記録されたデジタル信号をアナログ再生ヘッ
ドで検出しても、同様にカレント方向のトラックの無記
録部とその逆方向のトラックの無記録部とが同時に検出
できる。
【0023】また、磁気テープ22に例えば磁気テープ
22の端部からの時間情報などが記録されていない場合
でも、磁気テープリールの回転数情報を検出し、回転数
情報を位置情報に変換して記憶手段に格納することによ
って、記憶手段に格納された情報から無記録部の位置マ
ップを作成することができる。
【0024】次に本実施例の変形例について説明する。
図3は本発明の一実施例例の変形例における主要部の構
成を示すブロック図である。本変形例は、磁気テープ2
2はアナログ信号が記録されている磁気テープである場
合である。
【0025】本変形例では、デジタルマルチ再生ヘッド
5からの出力を受けるデジタル部ヘッド増幅器4を、デ
ジタル部ヘッド増幅器41とデジタル部ヘッド増幅器4
1の出力を時分割で出力するマルチプレクサ42とデジ
タル部ヘッド増幅器41の各トラックからの出力を加算
する加算器43とから構成し、加算出力をエンベロープ
検出回路17に送出するように構成してある。
【0026】ここで、例えばカレント方向のトラックに
おける記録信号をアナログ再生ヘッド13によって再生
し、カレント方向と逆方向のトラックにおける記録信号
をデジタルマルチ再生ヘッド5によって再生していると
する。この場合、アナログトラックパターンに合致する
トラック、例えば左右チャンネルに対するトラックから
の再生出力がデジタルマルチ再生ヘッド5によって再生
され、増幅器41によって増幅されて、増幅出力は加算
器43において加算されて、加算出力のエンベロープが
検出されて、検出出力の有無が判別され、カレント方向
のトラックの無記録部と同時にカレント方向と逆方向の
トラックの無記録部が検出されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、カレ
ント方向に磁気テープを駆動しているときに、第1検出
手段によってカレント方向のトラックにおける無記録部
を検出し、同時に第2検出別手段によってカレント方向
と逆方向のトラックにおける無記録部を検出するように
したため、カレント方向トラックにおける無記録部とカ
レント方向と逆方向のトラックにおける無記録部が同時
に検出できて、カレント方向のトラックにおける無記録
部の検出とカレント方向と逆方向のトラックにおける無
記録部の検出のために、磁気テープの走行方向を切替え
る必要は無くなって、検出が早く行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の作用の説明に供する磁気テ
ープとヘッドとの関係を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施例の変形例における主要部の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 デジタル部ヘッド増幅器 5 デジタルマルチ再生ヘッド 12 アナログ再生増幅器 13 アナログ再生ヘッド 14 マイクロコンピュータ 17および18 エンベロープ検出回路 14 マイクロコンピュータ 141 判別手段 142 位置情報格納制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ各進行方向毎に平行な複数の
    トラックパターンを有する磁気テープの録音再生システ
    ムにおける無記録部検出装置であって、カレント方向の
    トラックから記録情報を再生する磁気ヘッドの出力の有
    無を検出する第1検出手段と、カレント方向と逆方向の
    トラックから記録情報を再生する磁気ヘッドの出力の有
    無を検出する第2検出手段とを備えたことを特徴とする
    無記録部検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無記録部検出回路におい
    て、第1検出手段はカレント方向のトラックから記録情
    報を再生する磁気ヘッドの出力のエンベロープを検出す
    る第1エンベロープ検出手段と第1エンベロープ検出手
    段からの検出出力の有無を判別する第1判別手段とを含
    み、かつ第2検出手段はカレント方向と逆方向のトラッ
    クから記録情報を再生する磁気ヘッドの出力のエンベロ
    ープを検出する第2エンベロープ検出手段と第2エンベ
    ロープ検出手段からの検出出力の有無を判別する第2判
    別手段とを含むことを特徴とする無記録部検出装置。
JP4270766A 1992-09-16 1992-09-16 無記録部検出装置 Pending JPH0612735A (ja)

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JP4270766A JPH0612735A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 無記録部検出装置

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JPH0612735A true JPH0612735A (ja) 1994-01-21

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