JPH0612715Y2 - 休息用家具 - Google Patents

休息用家具

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JPH0612715Y2
JPH0612715Y2 JP1988132326U JP13232688U JPH0612715Y2 JP H0612715 Y2 JPH0612715 Y2 JP H0612715Y2 JP 1988132326 U JP1988132326 U JP 1988132326U JP 13232688 U JP13232688 U JP 13232688U JP H0612715 Y2 JPH0612715 Y2 JP H0612715Y2
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JP
Japan
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movable body
connecting member
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mattress
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JP1988132326U
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和幸 山口
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France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はベッド、ソファーあるいはソファーベッドな
どの休息用家具に関する。
(従来の技術) 一般に、上記ベッド、ソファーあるいはソファーベッド
などの休息用家具は、基体と、この基体に設けられた利
用者が着座したり横たわるための部分とから構成されて
いる。
従来、利用者が着座したり横たわるための部分は上記基
体に固定して設けられていた。そのため、その部分がた
とえばロッキングチェアーのように揺れ動く場合に比べ
て利用者の快適性が低いということがあった。
そこで、本件出願人は実願昭61−62726号や特開
昭61−81735号に示されるように利用者が着座し
たり、横たわる部分を基本に対して揺動自在に設けるよ
うにした休息用家具を提案した。これらの先行技術は基
体と、可動体とを有し、この可動体は上記基体に対して
ワイヤによって支持されている。したがって、上記可動
体は上記ワイヤを屈曲させながら揺動できるようになっ
ている。
ところで、上述した先行技術においては、可動体を基体
に対してワイヤによって揺動自在に連結している。しか
しながら、上記ワイヤはあらゆる方向に屈曲する。その
ため、このような支持構造をたとえばベッドに適用する
と、利用者が横たわる部分であるマットレスがあらゆる
方向に揺れ動くことになる。上記マットレスが利用者の
身体に対して直交する方向、つまり横方向に揺れ動く場
合は快適であるが、身体と同方向である縦方向や回転方
向に揺れ動くと、利用者は不快感を覚え、快適性が大き
く損なわれるということがあった。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来の休息用家具においては、可動体の揺
動方向がなんら規制されていなかったので、その可動体
は利用者が不快に感じる方向にも揺動してしまうという
ことがあった。
この考案は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、可動体の揺動方向を簡単な構造で確
実に規制することができるようにした休息用家具を提供
することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、基体と可動体と
を有し、この可動体は上端を上記基体に連結した連結部
材の下端に連結されて上記基体に揺動自在に設けられる
休息用家具において、上記連結部材に、厚さ方向に屈曲
するとともに幅方向にはほとんど屈曲することのない材
料で形成されて上記可動体の揺動方向を規制する帯状部
材を用い、複数の連結部材は、それらの幅方向を同じ方
向に向けるとともに長手方向一端が上記基体に立設され
た第1の部材に連結され他端が上記可動体の下面の第2
の部材に連結されていて、上記可動体は上記基体の上方
に配置され上記連結部材によって吊り下げられた構造と
した。このようにすることによって、上記可動体を上記
帯状部材の厚さ方向にだけ揺動させ、幅方向には揺動さ
せないようにした。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て説明する。第3図は休息用家具としてのベッドを示
し、このベッドは基体1を備えている。この基体1は矩
形状の枠体2と、この枠体2の四隅部にそれぞれ立設さ
れた逆L字状の第1の部材としての支持部材3(2つだ
け図示)とから形成されている。
上記基体1には可動体4が後述する連結部材5によって
揺動自在に連結されている。上記可動体4は上面にマッ
トレス6が載置された矩形状の載置板7と、この載置板
7の下面の長手方向両端部に上端を連結して垂設された
それぞれ一対の取付け棧8(一方のみ図示)と、各一対
の取付け棧8の下端に両端部を連結してマットレス6の
幅方向に沿って設けられた第2の部材としての一対の横
桟9(一方のみ図示)とから構成されている。つまり、
可動体4の上面は、上記マットレス6によって利用者が
横たわったり、腰掛けたりするための休息面となってい
る。
上記一対の横棧9は上記支持部材3の上端よりも下方に
位置し、これらの両端部と上記支持部材3の上端とがそ
れぞれ上記連結部材5によって連結されている。この連
結部材5は鋼板や柔軟な合成樹脂などの材料で作られた
所定の幅寸法を有する帯状部材からなり、第1図に示す
ように上端を上記支持部材3の上端に連結し、下端を上
記横棧9の端部に連結している。
すなわち、上記連結部材5の両端部はそれぞれ一対のL
字状金具11によって挟持されている。これらL字状金
具11の一端部はピン12をかしめることによって結合
され、他端部は上記支持部材3上端と横棧9の端部とに
それぞれねじ13によって固定されている。そして、各
連結部材5はその幅方向を上記マットレス6の幅方向に
直交させて取付けられている。
上記連結部材5は帯状部材からなることによってその厚
さ方向には容易に屈曲するが、厚さ方向と直交する幅方
向にはほとんど屈曲することがない。それによって、連
結部材5によって支持された可動体4は、第1図に矢印
Aで示す連結部材5の厚さ方向であるマットレス6の幅
方向には揺動するが、それ以外の方向にはほとんど揺動
することがないようになっている。
また、上記連結部材5の両端部を挟持したそれぞれ一対
のL字状金具11の一端はアール部14に形成されてい
る。これらのアール部14には、上記可動体4が所定の
角度以上で揺動することによって上記連結部材5の端部
がぶつかる。すると、上記可動体4は横方向から上方向
に変位しようとするから、それによって、可動体4の横
方向の揺動の振幅が減衰されることになる。
しかも、上記アール部14によって連結部材5の両端部
が折れ曲がるのが防止される。
このように構成されたベッドによれば、可動体4は帯状
部材からなる連結部材5によって基体1の支持部材3に
揺動自在に支持されている。したがって、利用者が可動
体4に載置されたマットレス6上に横たわった状態で上
記可動体4に外力を加えれば、この可動体4が上記連結
部材5を屈曲させながら揺れ動くので、利用者は快適に
休息することができる。
しかも、上記可動体4を支持部材3に連結した連結部材
5は帯状部材からなり、その厚さ方向がマットレス6の
幅方向と同じになっている。したがって、連結部材5は
その厚さ方向であるマットレス6の幅方向に屈曲し、他
の方向には屈曲しずらいので、上記マットレス6が幅方
向と直交する方向や回転方向に揺動して利用者に不快感
を与えることもない。
つまり、帯状部材からなる連結部材5は、上記可動体4
の揺動方向をマットレス6上に横たわった利用者が不快
に感じる方向に揺れるのを規制することができるから、
マットレス6を単に揺動させる場合に比べて快適性を大
幅に向上させることができる。
第4図乃至第6はこの考案をソファーに適用した実施例
を示す。つまり、第4図に示すソファーは基体21を備
えている。この基体21は平行に離間対向した一対の第
1の横部材22の長手方向両端にそれぞれ第1の縦部材
23が連結されてなる。それぞれの縦部材23には一対
の脚部材24が平行に離間対向して立設されている。こ
れら一対の脚部材24の上端には支持部材25が水平に
架設されている。上記脚部材24と支持部材25とで第
1の部材としての支持部材26を構成している。
上記基体21の長手方向両端に設けられた各支持部26
の支持部材25には、その両端に帯状部材からなる連結
部材27の上端がそれぞれ連結されている。各連結部材
27は上記脚部材24の長さ寸法よりも短く、その幅方
向を基体21の幅方向に沿わせて設けられている。そし
て、一対の支持部26の前後方向の各一対の連結部材2
7の下端には可動体28を構成する第2の部材としての
一対の第2の横部材29の両端が連結されている。一対
の第2の横部材29の両端はそれぞれ第2の縦部材31
によって連結されている。したがって、ほぼ矩形状に形
成された可動体28はその四隅部が幅方向を基体21の
幅方向に沿わせた上記連結部材27によって連結されて
いるから、基体21の幅方向と直交する前後方向にだけ
揺動自在となっている。
上記可動体28には休息面を形成する座部32と背部3
3とが取付けられている。すなわち、座部32は底面が
開口した箱状体34の表面にクッション材35を設けて
形成されている。また、背部33も座部32と同様底面
が開口した箱状体36の表面にクッション材37を設け
て形成されている。
上記座部32の幅寸法は基体21に設けられた一対の支
持部26の間隔よりも小さく形成され、その両端には肘
かけ体39が取着されている。この肘かけ体39は底面
が開口した箱状体41の表面にクッション材42を設
け、その内部に上記支持部26を収容している。
したがって、このような構成のソファーによれば、可動
体28の揺動方向が連結部材27によって前後方向だけ
に揺動し、左右方向や回転方向に揺れるのが規制される
から、座部12に座った利用者は快適な揺れを楽しむこ
とができる。
また、可動体28の揺動が前後方向だけであるから、支
持部26を収容した肘かけ体39の幅寸法を十分に小さ
くしても、その肘かけ体39の内面が支持部26にぶつ
かることがない。つまり、上記肘かけ体39の幅寸法の
設定範囲を拡大することができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は、基体に可動体を揺動自在
に連結する連結部材に、厚さ方向に屈曲するとともに幅
方向にはほとんど屈曲することのない材料で形成されて
上記可動体の揺動方向を規制する帯状部材を用い、複数
の連結部材は、それらの幅方向を同じ方向に向けるとと
もに長手方向一端が上記基体に連結され他端が上記可動
体に連結されていて、上記可動体は上記基体に上記連結
部材によって吊り下げられた構造とした。したがって、
上記可動体の揺動方向を所定方向だけに規制することが
できるから、快適性の向上やデザインの自由度の向上な
どを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すベッドにおける基体
と可動体との連結部分を拡大した側面図、第2図は同じ
く第1図のII−II線に沿う連結部材の断面図、第3図は
同じくベッドの側面図、第4図はこの考案の他の実施例
を示すソファーの一部断面した斜視図、第5図は同じく
縦断面図、第6図は同じく肘かけ体の部分の縦断面図で
ある。 1、21……基体、5、27……連結部材、4、28…
…可動体、6……マットレス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と上面に休息面が形成された可動体と
    を有し、この可動体は一端を上記基体に連結した複数の
    連結部材の他端に連結されて上記基体に揺動自在に設け
    られる休息用家具において、上記連結部材は、厚さ方向
    に屈曲するとともに幅方向にはほとんど屈曲することの
    ない材料で形成されて上記可動体の揺動方向を規制する
    帯状部材からなり、複数の連結部材は、それらの幅方向
    を同じ方向に向けるとともに長手方向一端が上記基体に
    立設された第1の部材に連結され他端が上記可動体の下
    面側の第2の部材に連結されていて、上記可動体は上記
    基体の上方に配置され上記連結部材によって吊り下げら
    れた構造であることを特徴とする休息用家具。
JP1988132326U 1988-10-12 1988-10-12 休息用家具 Expired - Lifetime JPH0612715Y2 (ja)

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JP1988132326U JPH0612715Y2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 休息用家具

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JP1988132326U JPH0612715Y2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 休息用家具

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JPH0252640U JPH0252640U (ja) 1990-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072660U (ja) * 1983-10-27 1985-05-22 ダイハツ工業株式会社 自動車の簡易ベツド装置
JPH0440543Y2 (ja) * 1986-06-17 1992-09-22

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